JP3380289B2 - マルチパック - Google Patents

マルチパック

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JP3380289B2
JP3380289B2 JP13890093A JP13890093A JP3380289B2 JP 3380289 B2 JP3380289 B2 JP 3380289B2 JP 13890093 A JP13890093 A JP 13890093A JP 13890093 A JP13890093 A JP 13890093A JP 3380289 B2 JP3380289 B2 JP 3380289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内容物を充填したカッ
プ容器を複数個まとめ、これらを板紙製の蓋材で連結し
て販売形態としたマルチパックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヨーグルト、プリン、ゼリー等の
デザート食品はその食べやすさを考慮して1食分を個々
のカップ容器に入れた形態とされることが多く、さらに
まとめ買いの便宜を図るために、複数個のカップ容器を
台紙上に載置しこれらを一度にシュリンク包装してなる
所謂マルチパックが広く利用されている。ところで、こ
のようにシュリンク包装されたマルチパックは、カップ
容器と蓋材を別々に形成する工程、カップ容器と蓋材を
シールして個々のカップ容器を形成する工程、これらを
2〜3個まとめて台紙上に置く工程、さらにシュリンク
包装する工程により製造されており、このため包装作業
に時間がかかり、また廃棄する際にもカップ容器のみな
らず、蓋材、台紙、シュリンク包装等多くのゴミが出る
という問題があった。そこで、最近では、複数個のカッ
プ容器を連結する大きさをした板紙製の蓋材を使用し、
内容物を充填したそれぞれのカップ容器の開口フランジ
部に蓋材をシールして取り付けることにより、1枚の蓋
材により複数個のカップ容器に蓋をすると同時にこれら
を互いに連結するようにしたマルチパックが提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べた如き1枚の蓋材で複数個のカップ容器を連
結したマルチパックは、包装材料が削減できる上に製造
効率が良いという利点はあるものの、個々にばらしたり
蓋材をカップ容器から剥したりするのが難しいという問
題点を有している。特に、蓋材をカップ容器のフランジ
部から剥す際に蓋材の紙層が層間剥離を起こして剥せな
くなるという問題点がある。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、個々にば
らすのが容易であり、しかもばらした後のカップ容器か
ら蓋材を確実に剥すことのできるマルチパックを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のマルチパックは、少なくとも内面に熱可塑
性樹脂を被覆してなる加工紙又は熱可塑性樹脂で形成さ
れ且つ外向きの開口フランジ部を備えた複数個のカップ
容器と、内面に熱可塑性樹脂が被覆された加工紙からな
り且つ天面領域と側壁領域の境界に折曲げ用の罫線とカ
ップ容器の開口フランジ部に対応する円弧状の切込とを
連続して形成してなる1枚の蓋材とで構成され、複数個
のカップ容器を連結する状態で各カップ容器の開口フラ
ンジ部に対して蓋材をその天面領域の内面側でヒートシ
ールしてから側壁領域を罫線で折り曲げてなるマルチパ
ックにおいて、前記蓋材における紙層と熱可塑性樹脂層
の間に強化フィルム層を積層するとともに、各カップ容
器を連結する部分となる蓋材の連結領域に蓋材を横断す
る切取り用ミシン目を設け、その切取り用ミシン目の部
分で破断された蓋材の引き剥がし時に円弧状の切込の端
部から蓋材が切れないように方向規制をするため、切取
り用ミシン目の一部に破断時にタブを形成する張出部分
を設けるか或いは印刷等により蓋材に引き剥がし方向の
指示を設けたことを特徴としている。
【0006】そして、蓋材の外面に印刷を行う場合に
は、前記蓋材における紙層の外面に耐熱性のUVインキ
により絵柄を印刷し、さらにその絵柄を覆うようにして
耐熱性のOPニスを全面に印刷するものである。
【0007】上述の構成からなる本発明のマルチパック
では、蓋材の連結領域に設けたミシン目がマルチパック
を個々の蓋付きカップ容器に分離するときの破断部分と
して機能する。そして、破断された蓋材をカップ容器か
ら引き剥がす際に、タブを摘んで引き剥がすか或いは指
示に従って引き剥がすことにより、円弧状の切込の端部
から切れないようにして蓋材を引き剥がすことができ
る。また、蓋材に積層した強化フィルム層が蓋材をカッ
プ容器のフランジ部から剥す時に紙層の層間剥離を防止
する役目を果たす。また、蓋材の外面に耐熱性のUVイ
ンキにより絵柄を印刷し、さらにその絵柄を覆うように
して耐熱性のOPニスを全面に印刷して装飾を施した場
合、蓋材のヒートシール時において蓋材表面におけるバ
ブリング現象の発生が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例としてのマルチパ
ックを示す斜視図で、同図に示されるように、このマル
チパック1は3個のカップ容器2が1枚の蓋材3によっ
て蓋をされると同時に連結された形態をしている。
【0010】カップ容器2は少なくとも内面に熱可塑性
樹脂を被覆してなる加工紙で形成された紙カップか、或
いは熱可塑性樹脂を成形して形成されたカップ状の成形
品であり、その開口に外向きのフランジ部を備えたもの
が使用されている。紙カップを形成する加工紙として
は、内面側から順に熱可塑性樹脂層/紙層/熱可塑性樹
脂層、熱可塑性樹脂層/紙層などの積層構成をしたもの
を挙げることができ、カップ状の樹脂成形品としては、
熱可塑性樹脂単層のものや熱可塑性樹脂多層のものを挙
げることができる。なお、熱可塑性樹脂の具体例として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエ
ステルなどがある。
【0011】一方、蓋材3は内面に熱可塑性樹脂が被覆
された加工紙を図3に示す展開形状に打ち抜いたもの
で、本実施例では図2に示す層構成の加工紙Sが使用さ
れている。すなわち、この加工紙Sはカップ原紙(25
0〜300g/m2 )からなる紙層31の内面に、ポリ
エチレン(20μm)からなる接着層32、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(12μm)からなる強化フ
ィルム層33、ポリエチレン(40μm)からなる熱可
塑性樹脂層34を順次積層し、さらに装飾を施すため、
紙層31の外面に耐熱性を有するUVインキにより絵柄
35を印刷し、その上から耐熱性のあるOPニス36を
全面に印刷して形成したものである。なお、紙層31に
はコート層付のカップ原紙を用いてもよい。また、紙層
31と熱可塑性樹脂層34の間に積層する強化フィルム
層33としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム
の他にナイロンフィルム、高密度ポリエチレンフィルム
等を使用することができる。
【0012】上記の加工紙Sから打ち抜かれた蓋材3
は、図3の展開図に示されるように、天面領域37の両
サイドに側壁領域38を有している。この側壁領域38
は蓋材3により各カップ容器2を連結した後で図1の如
く折り曲げてマルチパック1に強度を持たせる部分であ
り、このように折り曲げるために、蓋材3には原反から
打ち抜く時に直線状のミシン目罫線aとカップ容器2の
フランジ部より若干大きな円弧状の切込bがミシン目罫
線aの間に形成されている。
【0013】さらに、各カップ容器2を連結する部分と
なる蓋材の連結領域39には天面領域37と側壁領域3
8に渡って切取り用ミシン目4が設けられている。そし
て、天面領域37における右側の切取り用ミシン目4は
上下のミシン目罫線aに隣接して逆向きの円弧状をした
張出部分4a,4bを、左側の切取り用ミシン目4は上
方のミシン目罫線aに隣接して1つの円弧状をした張出
部分4cをそれぞれ形成するように設けられており、し
かもこれらの張出部分4a,4b,4cは蓋材3をカッ
プ容器2にシールした時にフランジ部の外側となるサイ
ズで天面領域37の連結領域39に設けられている。ま
た、切取り用ミシン目4は、天面領域37では粗く(例
えば、切れ刃部分5mm、つなぎ部分2mm)設けら
れ、側壁領域38では細かく(例えば、切れ刃部分2m
m、つなぎ部分2mm)設けられており、これにより天
面領域37で切れやすくするとともにマルチパック1の
連結強度を保つようにしている。なお、本実施例では各
張出部分4a,4b,4cにおけるつなぎ部分の数を3
つとしたが、切り取りやすくするために2つ或いは1つ
にしてもよい。
【0014】上記のマルチパック1を作製するに際して
は、図4に示すように、内容物を充填したカップ容器2
を1列に3個並べ、天面領域37の部分が各カップ容器
2のフランジ部21を覆うように蓋材3を載置した状態
とし、リング状のシールヘッドによりヒートシールする
か、或いは必要に応じて平板状のシールヘッドにより予
備シールした後でリング状のシールヘッドによりヒート
シールする。この場合、蓋材3における円弧状の切込b
がそれぞれ各カップ容器2におけるフランジ部21の外
周より若干外側に位置するように各カップ容器2の間隔
を決めておく必要がある。この位置決めを行うため、3
つの円形孔のあるリテーナにカップ容器2を保持させて
蓋材3のヒートシールを行うようにするとよい。これに
より蓋材3は各カップ容器2のフランジ部21に沿って
密着した状態でシールされると同時に3つのカップ容器
2を連結することになる。しかる後、蓋材3の側壁領域
38をミシン目罫線aに沿って内側に折り曲げ、ホット
メルト接着剤によりその内面を各カップ容器2の側面上
部に接着することで図1に示すマルチパック1が形成さ
れる。
【0015】上記のようにシールヘッドにより蓋材3の
ヒートシールを行う場合、蓋材3を構成する加工紙Sの
紙層31に含まれている水分が蒸発して逃げようとす
る。このため、例えば加工紙Sにおける紙層31の外面
にフィルムを積層していると水蒸気がこのフィルムを押
し上げて所謂バブリング現象を起こし、蓋材3の表面に
凹凸が生じることになるが、本実施例では上記の如く外
面に耐熱性のUVインキにより絵柄35を印刷し、さら
にその絵柄35を覆うようにして耐熱性のOPニス36
を全面に印刷してなる加工紙Sにより蓋材3を形成して
いるので、ヒートシール時に発生する水蒸気がこのUV
インキの絵柄35とOPニス36を透過し、表面が平坦
な状態を保ったままで蓋材3のヒートシールが行われ
る。
【0016】上記のマルチパック1はそのまま販売され
てもよく或いはシュリンク包装して販売されてもよい。
そして、購入後に開封するに際して蓋材3の切取り用ミ
シン目4の部分でバラバラにされる。このようにマルチ
パック1をバラバラにすると、それぞれのカップ容器2
の上に付いた蓋材3の天面領域37の端にタブが形成さ
れる。すなわち、右側のカップ容器2には張出部分4b
により、真ん中のカップ容器2には張出部分4aによ
り、左側のカップ容器2には張出部分4cによりそれぞ
れタブが形成される。したがって、このタブを摘んで蓋
材3をカップ容器2から引き剥すことができる。このよ
うにタブがあることにより引き剥し時において方向規制
が行われ、蓋材3における円弧状の切込bの端部から蓋
材3が切れるのが防止できる。また、切取り用ミシン目
4を真っ直ぐに設けておき、破断時にこのようなタブを
形成しない場合、切込bの端部から蓋材3が切れない
ように印刷等により引き剥し方向を指示しておくように
する。そして、蓋材3には前記の如く強化フィルム層3
3が積層されているので、蓋材3をカップ容器2のフラ
ンジ部21から剥す時に紙層31が層間剥離を起こすこ
とがなく、カップ容器2のフランジ部21から蓋材3全
体を綺麗に剥離することができる。
【0017】上記した如き破断時にタブを形成する張出
部分は、連結するカップ容器の数に応じて蓋材の切取り
用ミシン目の一部に設ければよいものである。例えば、
カップ容器の数が2個の場合では、図5に示すように、
切取り用ミシン目4を蓋材3の中央を横断するようにそ
の天面領域37と側壁領域38に渡って設け、上下のミ
シン目罫線aに隣接して互いに逆向きとなる張出部分4
d,4eを天面領域37でこの切取り用ミシン目4に形
成すればよい。このように張出部分4d,4eを形成し
ておくことにより、マルチパックを切取り用ミシン目4
で破断した時に両方のカップ容器2にそれぞれタブが形
成される。
【0018】また、縦横に2個ずつ連結する場合は、図
6に示すような蓋材3を使用するとよい。この蓋材3
は、4個のカップ容器を覆う四角形状の天面領域37と
その周囲の各辺に連設された4つの側壁領域38とから
なり、天面領域37と各側壁領域38の境界部分にはそ
れぞれ直線状のミシン目罫線aと2つの円弧状の切込b
が設けられている。そして、蓋材3の中央を縦断及び横
断するように2本の切取り用ミシン目4,5が天面領域
37と側壁領域38に渡って十字状に設けられており、
天面領域37における縦方向の切取り用ミシン目4は上
下のミシン目罫線aに隣接して同じ向きの張出部分4
f、4gを形成し、さらにこれらと逆向きの張出部分4
h,4iを横方向の切取り用ミシン目5に近接して形成
するように設けられている。このように張出部分4f〜
4iを形成しておくことにより、マルチパックを切取り
用ミシン目4,5で破断してバラバラにした時に4個の
カップ容器2にそれぞれタブが形成される。
【0019】図7に示す蓋材3は、図3に示す蓋材3の
変形例であって、一方の側壁領域38の幅を大きくする
とともに、この側壁領域38における切取り用ミシン目
4と交差する端縁に三角状の切欠部分38aを設けるこ
とにより店頭等におけるディスプレイ効果を狙ったもの
ある。なお、このような切欠部分38aは、蓋材3のヒ
ートシール時に使用するリテーナに位置決めピンを立設
しておき、このピンに切欠部分38aを係合させること
でカップ容器に対する蓋材の位置決めを行うのにも使用
することができる。
【0020】
【0021】なお、上述したそれぞれの蓋材において、
切取り用ミシン目の最外端の切れ刃部分を側壁領域の端
縁に交差させるようにすることが好ましい。このように
することで、最外端の切れ刃部分がノッチの役目を果た
し、切取り用ミシン目の破断開始が一層容易に行えるよ
うになる。
【0022】また、本発明のマルチパックに用いる蓋材
に関しては、これを構成する素材の曲げ強度や収納する
内容物の重量等を勘案し、天面領域の両サイドに延設し
た側壁領域を片方省略することも可能である。また、図
7で説明したように、一方の側壁領域の幅を大きくして
ディスプレイ効果を持たせるなど、各側壁領域の幅を変
えるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチパ
ックは、複数個のカップ容器を連結する部分となる蓋材
の連結領域に該蓋材を横断する切取り用ミシン目を設け
たことにより、個々の蓋付きカップ容器にばらすのが容
易に行え、しかも蓋材における紙層と熱可塑性樹脂層の
間に強化フィルム層を積層するとともに、切取り用ミシ
ン目の部分で破断された蓋材の引き剥がし時に円弧状の
切込の端部から蓋材が切れないように方向規制するた
め、切取り用ミシン目の一部に破断時にタブを形成する
張出部分を設けるか或いは印刷等により蓋材に引き剥が
し方向の指示を設けたことにより、ばらした後のカップ
容器から蓋材を確実に剥すことができる。
【0024】また、紙層の外面に耐熱性のUVインキに
より絵柄を印刷し、さらにその絵柄を覆うようにして耐
熱性のOPニスを全面に印刷して装飾を施した蓋材を用
いることにより、蓋材のヒートシール時において蓋材表
面におけるバブリング現象の発生が防止されるので、表
面が平坦なままの蓋材を備えたマルチパックを作製する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのマルチパックを示す
斜視図である。
【図2】蓋材の一部拡大断面図である。
【図3】図1に示すマルチパックを構成する蓋材の展開
図である。
【図4】カップ容器のフランジ部に蓋材をシールする状
態を示す説明図である。
【図5】2個のカップ容器を連結するマルチパックに使
用される蓋材の一例を示す展開図である。
【図6】4個のカップ容器を連結するマルチパックに使
用される蓋材の一例を示す展開図である。
【図7】図3に示す蓋材の変形例を示す展開図である。
【符号の説明】
1 マルチパック 2 カップ容器 21 フランジ部 3 蓋材 4 切取り用ミシン目 S 加工紙 31 紙層 33 強化フィルム層 34 熱可塑性樹脂層 35 絵柄 36 OPニス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも内面に熱可塑性樹脂を被覆し
    てなる加工紙又は熱可塑性樹脂で形成され且つ外向きの
    開口フランジ部を備えた複数個のカップ容器と、内面に
    熱可塑性樹脂が被覆された加工紙からなり且つ天面領域
    と側壁領域の境界に折曲げ用の罫線とカップ容器の開口
    フランジ部に対応する円弧状の切込とを連続して形成し
    てなる1枚の蓋材とで構成され、複数個のカップ容器を
    連結する状態で各カップ容器の開口フランジ部に対して
    蓋材をその天面領域の内面側でヒートシールしてから側
    壁領域を罫線で折り曲げてなるマルチパックにおいて、
    前記蓋材における紙層と熱可塑性樹脂層の間に強化フィ
    ルム層を積層するとともに、各カップ容器を連結する部
    分となる蓋材の連結領域に蓋材を横断する切取り用ミシ
    ン目を設け、その切取り用ミシン目の部分で破断された
    蓋材の引き剥がし時に円弧状の切込の端部から蓋材が切
    れないように方向規制をするため、切取り用ミシン目の
    一部に破断時にタブを形成する張出部分を設けたことを
    特徴とするマルチパック。
  2. 【請求項2】 材における紙層の外面に耐熱性のUV
    インキにより絵柄を印刷し、さらにその絵柄を覆うよう
    にして耐熱性のOPニスを全面に印刷したことを特徴と
    する請求項1記載のマルチパック。
  3. 【請求項3】 少なくとも内面に熱可塑性樹脂を被覆し
    てなる加工紙又は熱可塑性樹脂で形成され且つ外向きの
    開口フランジ部を備えた複数個のカップ容器と、内面に
    熱可塑性樹脂が被覆された加工紙からなり且つ天面領域
    と側壁領域の境界に折曲げ用の罫線とカップ容器の開口
    フランジ部に対応する円弧状の切込とを連続して形成し
    てなる1枚の蓋材とで構成され、複数個のカップ容器を
    連結する状態で各カップ容器の開口フランジ部に対して
    蓋材をその天面領域の内面側でヒートシールしてから側
    壁領域を罫線で折り曲げてなるマルチパックにおいて、
    前記蓋材における紙層と熱可塑性樹脂層の間に強化フィ
    ルム層を積層するとともに、各カップ容器を連結する部
    分となる蓋材の連結領域に蓋材を横断する切取り用ミシ
    ン目を設け、その切取り用ミシン目の部分で破断された
    蓋材の引き剥がし時に円弧状の切込の端部から蓋材が切
    れないように方向規制をするため、印刷等により蓋材に
    引き剥がし方向の指示を設けたことを特徴とするマルチ
    パック。
  4. 【請求項4】 蓋材における紙層の外面に耐熱性のUV
    インキにより絵柄を印刷し、さらにその絵柄を覆うよう
    にして耐熱性のOPニスを全面に印刷したことを特徴と
    する請求項3に記載のマルチパック。
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