JP2017071437A - 食品包装容器の蓋 - Google Patents

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文弘 末益
Fumihiro Suemasu
文弘 末益
金居 雅晴
Masaharu Kanai
雅晴 金居
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Abstract

【課題】衛生的であり、輸送時に剥がれにくく、傷がつきにくく、中身を食べるときに剥がしやすく、安価である食品容器の蓋を提供する
【解決手段】PETフィルムと、アルミニウム箔と、シーラントフィルムと、により構成されるラミネートフィルムよりなる食品包装容器の蓋であって、前記食品包装容器の蓋は、外周部において前記容器本体と一部重なるように予め折り曲げられている折り曲げ部を有し、前記食品包装容器の蓋を容器本体に密着させることにより、容器の中身を密封することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本願は、食品包装容器に係り、より詳しくは、食品包装容器の蓋に関する。
食品包装容器として、容器本体にフィルム状の蓋を密着させた容器が、多く利用されるようになってきた。
蓋に要求される要件は、衛生的であることの他に、外観がきれいであること、輸送時に剥がれにくく、傷がつきにくいこと、また、中身を食べるときに剥がしやすいこと、安価であること等が挙げられる。
従来のフィルム状の蓋は、例えば厚み30μmのアルミニウム箔の片側にポリエチレンフィルムを貼り、ポリエチレンフィルムの外側に容器本体と密着させるためにシール材を塗布し、アルミニウム箔の他側にはOPニスを塗布することが行われてきた。
また、剥がしやすくするために、特許文献1には、開封用タブを設けた蓋材が開示されているが、開封用タブがあっても開封しずらいものが発生することがあった。また、蓋材の強度・保形性のためにアルミニウム箔を薄くできなかった。
アルミニウム箔は、ガスバリヤー性、防湿性、遮光性に優れているものの、高価であるという欠点がある。
特開2014−84128
本発明の目的は、衛生的であり、外観がきれいであり、輸送時に剥がれにくく、傷がつきにくく、中身を食べるときに剥がしやすく、安価である食品容器の蓋を提供することにある。
本発明による食品包装容器の蓋は、PETフィルムと、アルミニウム箔と、シーラントフィルムと、より構成されるラミネートフィルムであって、前記食品包装容器の蓋は、外周部において前記容器本体と一部重なるように予め折り曲げられている折り曲げ部を有し、前記シーラントフィルムを容器本体に密着させることにより、容器の中身を密封することを特徴とする。
前記シーラントフィルムは、ヒートシール材であることを特徴とする。
前記折り曲げ部のシーラントフィルムは前記容器本体と密着しないことを特徴とする。
前記シーラントフィルムは、容器本体の開口部周りのフランジの天面部にのみ密着され、前記シーラントフィルムの容器本体への密着部の外周部は、容器本体の開口部周りのフランジの外周部にまでは延長されないことを特徴とする。
前記シーラントフィルムの容器本体への密着部の外周部は、容器本体の開口部周りのフランジの外周部から0.1mm乃至2mm離れていることを特徴とする。
透明、あるいは半透明の前記PETフィルムの前記アルミニウム箔側の面に印刷が施されることを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、安価であるが丈夫であり、外観がきれいであって、中身を食べるときに剥がしやすい食品包装容器の蓋が提供される。
本発明の実施形態によれば、蓋本体部がお予め折り曲げられている折り曲げ部を有するので、剛性・保形性が確保され、生産装置内において搬送する際に引っかかることがない。
本発明の実施形態によれば、折り曲げ部のシーラントフィルムは容器本体と接着されないこと、及び折り曲げ部は指で引っ掛けることができることにより、中身を食べるときに蓋を剥がしやすくなる。
本発明の実施形態によれば、シーラントフィルムの容器本体への密着部の外周部は、容器本体の開口部周りのフランジの外周部にまでは延長されないので、中身を食べるときに蓋を剥がしやすくなる。
本発明の実施形態による容器本体とフィルム状の蓋を示す断面図である。 本発明の実施形態による食品包装容器の蓋の一例を容器本体側から見た平面図である。
以下、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による容器本体とフィルム状の蓋を示す断面図である。
図1を参照すると、容器本体10にかぶせる、PETフィルム30と、アルミニウム箔20と、シーラントフィルム40と、により構成されるラミネートフィルムよりなる食品包装容器の蓋を形成する。
ここで、各構成物の厚み、寸法は、説明のため誇張して表した。
ここで、PETフィルム30は、最外部にあるので、万一輸送時に傷がついたとしても中身の密封に支障をきたしにくい。
透明、あるいは半透明のPETフィルム30のアルミニウム箔20側の面には印刷が施されても良い。印刷により、きれいな外観が得られ、また、印刷が内面側に施されることにより、印刷への傷も防止できる。
PETフィルム30は、5乃至15μmの厚さであることが好ましい。
アルミニウム箔20は、ガスバリヤー性、防湿性、遮光性のための構成物である。
安価に仕上げるためにアルミニウム箔20は、例えば、18乃至25μmの厚みであることが好ましく、この厚みは、容器本体10の開口部の口径に対応して決定する。
前記食品包装容器の蓋は外周部において容器本体10と一部重なるように予め折り曲げられている折り曲げ部50を有する。
通常ラミネートフィルムは弾力性があり、生産装置内において搬送する際に引っかかる等の問題がある。しかし、折り曲げ部50があることにより剛性・保形性が確保でき、生産装置内における搬送が容易になる。
また、折り曲げ部50があることにより、シーラントフィルム40を加熱、加圧する際の剛性も確保できる。
シーラントフィルム40は、前記食品包装容器の蓋の全面に貼られているが、シーラントフィルム40を加熱、加圧する際、折り曲げ部50のシーラントフィルム40は、容器本体10に向けて加圧されないので、容器本体10に密着しない。
即ち、シーラントフィルム40の内、容器本体10に密着するのは、図1に示した密着部60の部分だけである。
折り曲げ部50のシーラントフィルム40の容器本体10への密着が無いこと、及び折り曲げ部50は指で引っ掛けることができることにより、中身を食べるときに蓋を剥がしやすくなる。
シーラントフィルム40は、ヒートシール材であって、熱が加えられると共に一定の圧力が加えられることによって、容器本体10に収納された内容物を容器本体10内に密封する。
図1に示したように、シーラントフィルム40の密着部60は、容器本体10の開口部周りのフランジの天面に接着される。
シーラントフィルム40の容器本体への密着部60の外周部は、容器本体10の開口部周りのフランジの外周部にまでは延長されない。図中の「A」で示される寸法は、例えば、0.1mm乃至2mmである。
前記「A」が存在することにより、中身を食べるときに蓋を剥がしやすくなる。
また、図1中の「B」は、例えば、1.5mm以上であり、密閉を確保する。
また、蓋を剥がした後、蓋を再び被せることにより、前記食品包装容器の蓋と容器本体10は密着しないものの、一般的な蓋としての機能は果たせる。
図2は、本発明の実施形態による食品包装容器の蓋の一例を容器本体10側から見た平面図である。
図2の例では、食品包装容器の蓋の平面図において、各構成物が同芯状の円により表わされているが、他の形状、例えば、楕円形、三角形、四角形であっても良い。
10 容器本体
20 アルミニウム箔
30 PETフィルム
40 シーラントフィルム
50 折り曲げ部
60 密着部

Claims (6)

  1. PETフィルムと、アルミニウム箔と、シーラントフィルムと、により構成されるラミネートフィルムよりなる食品包装容器の蓋であって、
    前記食品包装容器の蓋は、外周部において容器本体と一部重なるように予め折り曲げられている折り曲げ部を有し、
    前記シーラントフィルムを前記容器本体に密着させることにより、容器の中身を密封することを特徴とする食品包装容器の蓋。
  2. 前記シーラントフィルムは、ヒートシール材であることを特徴とする請求項1に記載の食品包装容器の蓋。
  3. 前記折り曲げ部のシーラントフィルムは前記容器本体と密着しないことを特徴とする請求項1に記載の食品包装容器の蓋。
  4. 前記シーラントフィルムは、容器本体の開口部周りのフランジの天面部にのみ密着され、前記シーラントフィルムの容器本体への密着部の外周部は、前記容器本体の開口部周りのフランジの外周部にまでは延長されないことを特徴とする請求項1に記載の食品包装容器の蓋。
  5. 前記シーラントフィルムの前記容器本体との密着部の外周部は、容器本体の開口部周りのフランジの外周部から0.1mm乃至2mm離れていることを特徴とする請求項4に記載の食品包装容器の蓋。
  6. 透明、あるいは半透明の前記PETフィルムの前記アルミニウム箔側の面に印刷が施されることを特徴とする請求項1に記載の食品包装容器の蓋。
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