JP5090652B2 - 吊り治具 - Google Patents

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本発明は、屋根パネル等の吊り対象物の縁部に引っ掛けられて、該吊り対象物をクレーン等で吊り上げるのに用いられる吊り治具に関する。
例えば、野地板の下面に垂木を取り付けた屋根パネルをクレーンにより吊り上げて建物に設置するような場合などに用いられる吊り治具として、従来より種々のものが提供されており、そのなかには、建物に傾斜状態に設置された屋根パネルの軒先側の縁部に引っ掛けられている吊り治具が、吊りワイヤーの緩みによって外れてしまわないようになっているもの、即ち、外れ阻止機構部が備えられたものも提供されている。
特開2002−242440
しかしながら、従来の吊り治具では、外れ阻止機構部が、ネジ孔とボルトを用いたネジ式のものからなっているのが一般的であり、吊り対象物に対する脱着に手間を要するという問題があった。
また、一般に、吊上げは、一つの吊り対象物の縁部における複数箇所に吊り治具を引っ掛けて行われるが、吊り対象物の縁部の形態が、吊り治具を引っ掛ける箇所によって異なっているときは、それぞれの箇所に吊り治具を引っ掛けることができるように、複数種類の吊り治具を使用しなければならず、吊り治具の管理が容易ではないという問題もある。
更に、吊り対象物が屋根パネルであるような場合に、建物の高所に設置した屋根パネルの軒先側に外れ阻止状態に取り付いている吊り治具を、足場なしで屋根側から取り外す作業は、危険を伴うものであった。
本発明は、上記のような従来の問題点に鑑み、外れ阻止機構部が備えられたものでありながら吊り対象物に対する脱着を容易に行え、また、吊り対象物の縁部の形態が吊り治具を付ける箇所によって異なっていても簡素な構造の1種類で対応でき、また、吊り対象物が屋根パネルであって建物への設置後軒先側に位置するような場合であっても足場無しで安全に外すことができる吊り治具を提供することを課題とする。
上記の課題は、吊り対象物の縁部に引っ掛けられて、該吊り対象物を吊るのに用いられる吊り治具であって、
吊り手段を連結する吊り連結部と、吊り対象物に外し可能に引っ掛けられる引掛け部と、吊り対象物への引掛け状態において吊り対象物から外れるのを阻止する外れ阻止機構部とが備えられ、
該外れ阻止機構部は、外れ阻止位置と引掛け許容位置とに回転位置を変更できるように設けられた外れ阻止カムと、該外れ阻止カムを引掛け許容位置の側から外れ阻止位置の側に向けて回転方向に付勢する付勢手段とを備え、
該付勢手段の付勢力で外れ阻止カムにより外れ阻止状態が形成され、外れ阻止カムを付勢手段の付勢力に抗して引掛け許容位置の側に向けて回転変位させることにより引掛け許容状態が形成されるようになされていることを特徴とする吊り治具によって解決される(第1発明)。
この吊り治具では、外れ阻止カムと付勢手段とによる外れ阻止機構部が備えられているので、吊り対象物の縁部への取付けは、外れ阻止カムを付勢手段の付勢力に抗して引掛け許容位置の側に向けて回転変位させ、引掛け部を吊り対象物の縁部に引っ掛けた状態にした後、外れ阻止カムを付勢手段の付勢力によって復帰方向に回転させればよく、それにより外れ阻止状態となって吊り対象物に取り付き、また、吊り対象物からの取外しは、外れ阻止カムを付勢手段の付勢力に抗して引掛け許容位置の側に向けて回転変位させた状態にすれば、引掛け部を吊り対象物の縁部から外すことができて、外れ阻止機構部を備えたものでありながら、外れ阻止カムに対して付勢手段による付勢力に抗した回転操作を行うだけの簡単な操作で吊り治具を吊り対象物に対して容易に脱着することができる。
第1発明において、前記引掛け部とは形態の異なる第2の引掛け部が備えられ、前記外れ阻止カムと前記付勢手段により、該第2引掛け部における外れ阻止状態と引掛け許容状態とが形成されるようになされているとよい(第2発明)。
この吊り治具では、第2の引掛け部を含む複数の引掛け部が備えられているので、吊り対象物の縁部の形態が吊り治具を付ける箇所によって異なっていても、1種類の吊り治具で対応することができ、吊り治具の管理を容易に行うことができる。
しかも、第2引掛け部における外れ阻止状態と引掛け許容状態とが、上記の引掛け部、即ち第1の引掛け部における外れ阻止状態と引掛け許容状態と形成する外れ阻止カムと前記付勢手段によって形成されるようになされているので、吊り治具を構成部品点数の少ない構造簡素なものにすることができる。
上記の第1,第2発明において、吊り対象物が、傾斜状態に設置される屋根パネルからなり、
前記引掛け部が該屋根パネルの傾斜方向下側の縁部に引っ掛け可能で、外れ阻止カムが引掛け状態において屋根パネルの上面側に位置し、該外れ阻止カムと付勢手段により外れ阻止状態が形成されるようになされており、
前記外れ阻止カムを引掛け許容位置を越えた外し用位置においてロックするロック機構が備えられ、外れ阻止カムに回転操作レバー部が設けられると共に、該操作レバー部に回転操作用の索条が連結され、該索条を、傾斜状態に設置されたパネルの傾斜方向上側から付勢手段による付勢力に抗して引っ張ることで外れ阻止カムが外し用位置においてロック機構によりロックされ、該ロック状態で索条を緩めると、自重とパネルの傾斜を利用してパネルから外れるようになされているとよい。
この吊り治具では、該吊り治具が、建物に設置した屋根パネルの軒先側に取り付いている場合は、屋根の棟側から索条を引っ張って外れ阻止カムをロック機構でロックすることにより、外れ阻止カムが外し用位置に保持され、該ロック状態で索条を緩めると、吊り治具の自重と屋根パネルの傾斜を利用して屋根パネルから外れるので、吊り治具を屋根パネルから足場無しで容易かつ安全に外すことができる。
第3発明の吊り治具において、外れ阻止カムに遊転ローラーが設けられ、外れ阻止カムが外し用位置でロック機構によりロックされると、自重により、該遊転ローラーがパネルの上面部に当接するようになされている場合(第4発明)は、建物に設置した屋根パネルの軒先側に取り付いている吊り治具を遊転ローラーの作用で軒先からスムーズに外すことができる。
本発明の吊り治具は、以上のとおりのものであるから、外れ阻止機構部が備えられたものでありながら吊り対象物に対する脱着を容易に行える。また、吊り対象物の縁部の形態が吊り治具を付ける箇所によって異なっていても簡素な構造の1種類で対応できる。更に、吊り対象物が屋根パネルであって建物への設置後軒先側に位置するような場合であっても足場無しで安全に外すことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す実施形態の吊り治具1は、図8(イ)に示すような寄せ棟屋根21を構成する屋根パネル22を吊り対象物とするものであり、屋根パネル22は、図8(ロ)に示すように、野地板23の下面に垂木24が取り付けられた三角形状のものからなっており、垂木24…を避けた野地板23の部分2箇所と、野地板23と垂木24との重なり部分1箇所の合計3箇所の縁部のそれぞれに吊り治具1…を引っ掛けて吊る必要のある構造になっている。
そのため、吊り治具1において、図1及び図2に示すように、治具本体2には、野地板23の部分を引っ掛ける第1引掛け部3と、野地板23と垂木24の重なり部分を引っ掛ける第2引掛け部9とが備えられ、第2引掛け部9には野地板23と垂木24の重なり部分に安定良く引っ掛けられるように垂木24と係合する爪部9aが備えられている。
また、治具本体2にはアーム状の把持部26が備えられると共に、該把持部26の先端部には吊り連結部4が備えられ、該吊り連結部4の孔4aを利用して吊り用のワイヤーを連結することができるようになされている。
そして、該治具本体2には、外れ阻止機構部5を構成するものとして、外れ阻止カム6が治具本体2の把持部26の基端側に回転可能に枢着8されており、該外れ阻止カム6は、図2(イ)実線で示す外れ阻止位置と、図2(イ)に仮想線で示す引掛け許容位置とに回転位置を変更することができるようになされていて、付勢手段としてのバネ7がその付勢力によって、該外れ阻止カム6を引掛け許容位置の側から外れ阻止位置の側に向けて回転方向に付勢し、外れ阻止カム6を外れ阻止位置の側で待機させるようになされている。
この外れ阻止カム6には、カム本体部6aから操作レバー部6bが延長状態に設けられており、外れ阻止カム6が外れ阻止位置の側に位置するときに操作レバー部6bが治具本体2の把持部26から離れた状態となり、該操作レバー部6bと把持部26とを掴んで操作レバー部6bを枢着部8を中心として把持部26の側に寄せることにより、外れ阻止カム6が引掛け許容位置の側に回転変位をするようになされている。
そして、外れ阻止カム6を、図2(ロ)に示すように、引掛け許容位置を越えた外し用位置においてロックするロック機構10が備えられている。該ロック機構10は、外れ阻止カム6の操作レバー部6bの先端寄りの位置に設けられたロック孔13を、治具本体2の把持部26の先端寄りの位置に設けられたロック片11に係合させてロックするようになされている。
即ち、ロック片11は、図3(イ)に示すように、治具本体2の把持部26に設けられた孔26aに貫通状態に通され、該孔26aを挟む一方の側に受入れ傾斜部11b付きのロック用爪部11aが備えられると共に、孔26aを挟むもう一方の側をロック解除操作部11cとしている。
そして、該ロック解除操作部11cと把持部26との間に圧縮コイルバネ12が介設され、図3(イ)(ロ)に示すように、外れ阻止カム6の操作レバー部6bを把持部26の側に寄せ込むと、該操作レバー部6bが傾斜部11bを利用してロック用爪部11aをバネ12の付勢力に抗して外方に開かせ、該ロック用爪部11aが外れ阻止カム6の操作レバー部6bのロック孔13に一致すると、バネ12の付勢力でロック孔13内に突出し、ロック状態が形成されるようになされている。また、図3(ハ)に示すように、該ロック状態において、ロック解除操作部11cをバネ12の付勢力に抗して内向きに押すと、ロック用爪部11aが操作レバー部6bのロック孔13から抜出され、ロック状態が解除されるようになされている。
また、外れ阻止カム6の操作レバー部6bの先端側には、索条としての紐14が連結されており、該紐14を引っ張ることで、外れ阻止カム6が外れ阻止位置の側から外し用位置まで回転変位し、外れ阻止カム6がロック機構10でロックされるようになされている。
また、外れ阻止カム6のカム本体部6aには、図1及び図2に示すように、遊転ローラー15が取り付けられ、該遊転ローラー15は、外れ阻止カム6が、図2(イ)に示すように外れ阻止位置の側や引掛け許容位置の側に位置している状態から、図2(ロ)に示すように外し用位置に位置すると第1引掛け部3の側に張り出し状態に進出するようになされている。
屋根パネル22の吊上げは、上記の吊り治具1を3つ屋根パネル22に取り付けて行われるが、そのうちの2つの吊り治具1の取付けは、図4(イ)に示すように、吊り治具1の操作レバー部6bを把持部26の側に握り寄せて外れ阻止カム6を引掛け許容位置に位置させ、その状態で第1引掛け部3を屋根パネル22の野地板23の軒先側となる部分に引っ掛けた後、手を離すと、図4(ロ)に示すように、外れ阻止カム6はバネ7の付勢力によって外れ阻止位置の側に回転し、カム本体部6aが野地板23の上面部を押さえ込んだ状態となり、吊り治具1は屋根パネル22に対して外れ阻止状態となる。
また、残る1つの吊り治具1の取付けは、図6(イ)に示すように、同じく吊り治具1の操作レバー部6bと把持部26とを握り寄せて外れ阻止カム6を引掛け許容位置に位置させ、その状態で第2引掛け部9を屋根パネル22の野地板23と垂木24との重なる棟側部分に引っ掛けた後、手を離すと、図6(ロ)に示すように、外れ阻止カム6がバネ7の付勢力によって外れ阻止位置の側に回転し、カム本体部6aが野地板23の上面部を押さえ込んだ状態となり、吊り治具1は屋根パネル22に対して外れ阻止状態となる。
こうして屋根パネル22に取り付けられた各吊り治具1の吊り連結部4に、図4(ハ)及び図6(ハ)に示すように、吊り手段としての吊りワイヤー25を連結し、該吊りワイヤー25を図示しないクレーン等で引き上げていけば、屋根パネル22は吊り状態となって、建物の所定の設置位置に搬送していくことができる。
その後、屋根パネル22を建物に傾斜した載置状態となったことによって吊りワイヤー25が緩んでも、屋根パネル22の軒先側に第1引掛け部3を引っ掛けて取り付けられている吊り治具1は、外れ阻止カム6のカム本体部6aがバネ7の付勢力によって野地板23の上面部を押さえ込んだ状態となっていることにより、軒先側から外れて落下ししまうことはないし、もちろん、屋根パネル22の棟側に第2引掛け部9を引っ掛けて取り付けられている吊り治具1についても、外れ阻止カム6のカム本体部6aがバネ7の付勢力によって野地板23の上面部を押さえ込んだ状態となっていることにより、棟側から外れてしまうこともない。
そして、屋根パネル22から軒先側の吊り治具1を外すときは、図5(ニ)に示すように、予め棟側に延ばしておいた紐14を棟側から引っ張ることによって、外れ阻止カム6を外し用位置に位置させ、ロック機構10にロックさせる。これにより、野地板23の上面側を押さえ込んでいた外れ阻止カム6のカム本体部6aが退避すると共に、吊り治具1の自重により、遊転ローラー15が野地板23の上面部に当接し、吊り治具1は、その自重と屋根パネル22の傾斜を利用して遊転ローラー15を回転させながら屋根パネル22から外れて、図5(ホ)に示すように、紐14により軒下に吊り下げ状態となり、その状態から図5(ヘ)に示すように紐14を屋根側に引いていけば、吊り治具1を屋根上に回収することができ、吊り治具1を屋根パネル22の軒先側から足場無しで安全に回収することができる。
また、屋根パネル22の棟側に取り付けられていた吊り治具1は、図7(ニ)に示すように、吊り治具1の操作レバー部6bを把持部26の側に握り寄せて外れ阻止カム6を引掛け許容位置に位置させ、その状態で、図7(ホ)に示すように、第2引掛け部9を屋根パネル22の野地板23と垂木24の重なり部分から外すようにすればよい。
このように上記の吊り治具1では、外れ阻止機構部として、外れ阻止カムとバネとによるものを備えているので、外れ阻止カム6に対してバネ7による付勢力に抗した回転操作を行うだけの簡単な操作で吊り治具1を屋根パネル22に対して容易に脱着することができる。
また、一つの吊り治具1に、屋根パネル22の野地板23の部分の縁部に引っ掛ける第1引掛け部3と、野地板23と垂木24の重なり部分の縁部に引っ掛ける第2引掛け部9とが備えられているので、各縁部への引っ掛けを1種類の吊り治具1で行うことができ、しかも、第2引掛け部9における外れ阻止状態と引掛け許容状態とが、第1引掛け部3における外れ阻止状態と引掛け許容状態と形成する外れ阻止カム6とバネ7によって形成されるようになされているので、吊り治具1を構成部品点数の少ない構造簡素なものにすることができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、一つの吊り治具1に、形態の異なる第1、第2の2つの引掛け部3,9を備えさせた場合を示したが、引掛け部は1つであってもよいし、形態の異なる3種類以上で3つ以上の引掛け部が備えられたものであってもよいし、2種類で3つ以上の引掛け部が備えられたものであってもよい。
また、上記の実施形態では、吊り対象物が屋根パネルである場合を示したが、吊り対象物に制限はなく、吊り対象物を引っ掛けることができる縁部を備えた各種吊り対象物であってよく、吊り治具に備えられる引掛け部は吊り対象物の縁部の形態に応じた各種形態をしていてよい。
また、外れ阻止カムや付勢手段の具体的形態に制限はないし、第1、第2発明の吊り治具では、ロック機構や索条等は必須の構成部材ではない。
図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ、実施形態の吊り治具を示す斜視図である。 図(イ)は吊り治具の外れ阻止カムの操作レバー部が外れ阻止位置にある場合と引掛け許容位置にある場合を示す正面図、図(ロ)は同操作レバー部が外し用位置でロックされている状態を示す正面図である。 図(イ)〜図(ハ)はロック機構とその作動状態を示す断面正面図である。 図(イ)〜図(ハ)は、図5(ニ)〜(ヘ)と共に、屋根パネルの軒先側の縁部に対する吊り治具の脱着方法を順次に示す正面図である。 図(ニ)〜図(ヘ)は、図4(イ)〜(ハ)と共に、屋根パネルの軒先側の縁部に対する吊り治具の脱着方法を順次に示す正面図である。 図(イ)〜図(ハ)は、図7(ニ)(ホ)と共に、屋根パネルの棟側の縁部に対する吊り治具の脱着方法を順次に示す正面図である。 図(ニ)及び図(ホ)は、図6(イ)〜(ハ)と共に、屋根パネルの棟側の縁部に対する吊り治具の脱着方法を順次に示す正面図である。 図(イ)は寄せ棟屋根の平面図、図(ロ)は該屋根を構成する屋根パネルの平面図である。
符号の説明
1…吊り治具
3…第1引掛け部(引掛け部)
4…吊り連結部
5…外れ阻止機構部
6…外れ阻止カム
6b…操作レバー部
7…バネ(付勢手段)
9…第2引掛け部
10…ロック機構
14…紐(索条)
15…遊転ローラー
22…屋根パネル(吊り対象物)
25…吊りワイヤー(吊り手段)

Claims (2)

  1. 屋根パネルの傾斜方向下側の縁部に引っ掛けられて、該屋根パネルを吊るのに用いられる吊り治具であって、
    吊り手段を連結する吊り連結部と、屋根パネルの傾斜方向下側の縁部に外し可能に引っ掛けられる引掛け部と、屋根パネル引掛け状態において屋根パネルから外れるのを阻止する外れ阻止機構部とが備えられ、
    該外れ阻止機構部は、前記引掛け部が屋根パネルの傾斜方向下側の縁部に引っ掛けられた状態において屋根パネルの上面側に位置し、外れ阻止位置と引掛け許容位置とに回転位置を変更できるように設けられた外れ阻止カムと、該外れ阻止カムを引掛け許容位置の側から外れ阻止位置の側に向けて回転方向に付勢する付勢手段とを備え、
    該付勢手段の付勢力により、外れ阻止カムに、屋根パネルの縁部の上面部を押さえ込ませ、屋根パネルの縁部を、引掛け部との協働により表裏両側から挟み込ませて外れ阻止状態形成するようになされていると共に、
    外れ阻止カムを付勢手段の付勢力に抗して引掛け許容位置の側に向けて回転変位させることにより引掛け許容状態が形成されるようになされており、
    前記外れ阻止カムを引掛け許容位置を越えた外し用位置においてロックするロック機構が備えられ、外れ阻止カムに回転操作レバー部が設けられると共に、該操作レバー部に回転操作用の索条が連結され、該索条を、傾斜状態に設置された屋根パネルの上面側の傾斜方向上側から付勢手段による付勢力に抗して引っ張ることで外れ阻止カムが外し用位置においてロック機構によりロックされ、該ロック状態で索条を緩めると、自重とパネルの傾斜を利用してパネルから外れるようになっていることを特徴とする吊り治具。
  2. 前記外れ阻止カムに遊転ローラーが設けられ、外れ阻止カムが外し用位置でロック機構によりロックされると、自重により、該遊転ローラーがパネルの上面部に当接し、該遊転ローラーを回転させながら屋根パネルから外れるようになされている請求項に記載の吊り治具。
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