JP5089873B2 - セメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法及びそのセメント組成物用微粒子シリカスラリー - Google Patents

セメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法及びそのセメント組成物用微粒子シリカスラリー Download PDF

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Description

本発明は、例えば、セメント組成物や、セメントペースト、モルタル、及びコンクリートに用いられる混和剤、コンクリート構造物や岩盤のクラックへ充填する充填材、並びに、地盤改良に用いる注入材等に使用する、非晶質シリカを主成分とするシリカフューム含有のセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法及びそのセメント組成物用微粒子シリカスラリーに関する。
従来から、シリカフュームなどの非晶質シリカを主成分とする微粉末は、主に粉末状でセメント組成物の混和材として使用されているが、その粉末が超微粉末故にいくつかの課題がある。
例えば、作業面では嵩比重が大きいために輸送や計量等の取り扱いにくい場合があり、使用面ではセメントなどの材料と混合する際、均一に混合するのが難しい場合があり、また、健康面からその取り扱いが難しい場合があった。
これらを解決する手段としては、事前に粉末を顆粒にする方法(特許文献1参照)や、分散剤を併用してスラリーにする方法や、あらかじめ粉体を水に分散させスラリーとして使用する方法が提案され(特許文献2、特許文献3、及び特許文献4参照)、さらにそのスラリーを低粘性化する方法も提案されている(特許文献5参照)。
一方、シリカフュームは、超微粉末であるが、実際には、顆粒化している製品はもちろん、粉末の製品でも生成時の一次粒子間の癒着による凝集やその後の静電気や湿分による一次粒子の凝集により、一部の粒子は、実際には、数μm〜数百μmの2次粒子となっている(非特許文献1、非特許文献2参照)。
シリカフュームを、水又は分散剤を併用した水に混合しスラリーとした場合、一部は一次粒子の状態で分散するが、凝集が強固な粒子は一次粒子に分散することなく、二次粒子のままであり、また、濃度、pH、及び分散剤の種類などのスラリーの状態によっては、一度分散した一次粒子もスラリー中で二次粒子となる場合もある。
その解決策として、スラリーに剪断力を与えて分散する方法が提案されている(特許文献6参照)が、処理後のスラリーの粒度が具体的に書かれているものは無く、粉砕効果は不明瞭となっている。
また、このような粉砕機では数ミクロン程度の二次粒子までの分散は可能だが、ほぼ完全に2μm以下に処理することは難しいといわれている。
従ってこの様な方法によりシリカフュームスラリーを製造した場合、長期的にはスラリー内で粒子径の大きい二次粒子の沈降が起こり、スラリーの安定性はもとより、沈降した粒子により使用上トラブルを起こすことが懸念されている。
特開2001−253741号公報 特開昭61−117143号公報 特開昭62−180741号公報 特開平02−145417号公報 特開平07−257950号公報 特開平01−141006号公報 最新・コンクリート混和剤の技術と応用、P210〜212、シーエムシー出版 シリカフュームを用いたコンクリートの設計・施工指針(案)、P63〜66、土木学会
本発明は、例えば、セメント組成物や、セメントペースト、モルタル、及びコンクリートに用いられる混和剤、及びコンクリート構造物や岩盤のクラックへ充填する充填材、並びに、地盤改良に使用される注入材等に使用されるシリカフュームについて鋭意検討した結果、特定の湿式粉砕することにより、スラリー中で粒子の沈降や凝集のない性能の優れたセメント組成物用微粒子シリカスラリーが提供できることを知見し完成したものである。
本発明は、シリカフュームを含有した、シリカフュームの濃度が20〜65%である原料シリカスラリーを、ローターの回転数が400RPM以上、ローターの周速が3m/S以上である媒体攪拌式湿式粉砕機を用いて湿式粉砕してなる、pHが3〜9であるセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法であり、シリカフュームを含有した、シリカフュームの濃度が20〜65%である原料シリカスラリーを、ローターの回転数が1176〜2353RPMであり、ローターの周速が10〜35m/Sであり、媒体攪拌式湿式粉砕機として粉砕媒体を有する流通管型粉砕機を用いて湿式粉砕してなる、pHが3〜9であるセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法であり、粉砕媒体の平均粒径が2mm以下であり、シリカフュームが、SiO 2 を80%以上含有してなり、かつ、その非一次粒子の最大粒径が1μm以下の非晶質シリカである請求項1又は請求項2のうちのいずれか一項に記載のセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法であり、得られたセメント組成物用微粒子シリカスラリーにおいて、微粒子スラリー中のシリカフュームの粒度は、その80%以上が1.0μm以下であり、かつ、最大粒子径が2.0μm以下であるセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法である。
本発明の製造方法によって、スラリー中で粒子の沈降や凝集もない性能の優れたセメント組成物用微粒子シリカスラリーが得られる。
得られたセメント組成物用微粒子シリカスラリーは、特定の粒径以下の微粒子シリカスラリーであり、セメントと併用した場合、シリカフュームを粉体で使用した場合や、単に水に分散した場合に比べ、流動性や強度発現性が向上する。
また、注入材として使用する場合には、優れた浸透性が得られる。
本発明における部や%は特に規定しない限り質量基準で示す。
本発明で使用するシリカフューム(以下、SFという)は、金属シリコンやフェロシリコン、又はジルコニアを製造する過程で電気炉から発生する副産物であり、非晶質のシリカ質を主成分とした超微粉末であれば特に限定されるものではない。
SFの組成としては、全成分中のSiO2成分が80%以上が好ましく、85%以上がより好ましい。SiO2成分が80%未満では凝集性が強くなり、スラリー化が困難になる場合がある。
さらに、SFの粒子径は、最大粒径が1.0μm以下が好ましく、0.8μm以下がより好ましい。1.0μmを超えると品質が安定しない場合があり、流動性や強度発現性の向上が得られない場合がある。
SFは、通常、顆粒化している製品はもちろん、粉末の製品でも凝集により一部の粒子は数μm〜数百μmの二次粒子となっているため、粉砕、特に、湿式粉砕することが好ましい。
本発明では、SFを溶媒で分散して原料シリカスラリーとし、粉砕媒体を用いて湿式粉砕して、SFを含有するセメント組成物用微粒子シリカスラリー(以下、微粒子スラリーという)を調製する。
SFを分散する溶媒は、通常、水であるが、エタノールなどのアルコールで数%程度まで置き換えることも可能である。
溶媒の使用量は、SF100部に対して、55〜400部程度が好ましい。
本発明の微粒子スラリーでは、水のみの粉砕でも微粒子化が可能であるが、濃度が高い場合には、原料シリカスラリーの圧送性を良くするため、また、粉砕後、微粒子スラリーの安定性を保つために、粘性を低下させるpH調整剤又は分散剤を併用することが好ましい。
pH調整剤としては、硫酸、塩酸、硝酸、及びリン酸等の無機酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、及びグルコン酸又はこれらのナトリウム塩やカリウム塩等の有機酸類等が挙げられ、その中でも有機酸類が好ましい。
pH調整剤の使用量は、SF100部に対して、2.0部以下が好ましく、1.0部以下がより好ましい。
また、分散剤としては、リグニンスルホン酸塩、オキシカルボン酸塩、ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリカルボン酸塩、芳香族アミノスルホン酸塩、及びセルロース誘導体等のいずれの分散剤も使用可能である。
分散剤の使用量は、SF100部に対して、0.3〜2.0部が好ましい。
本発明で使用する湿式粉砕する装置としては、媒体攪拌式粉砕機が好ましい。
媒体攪拌式粉砕機とは、容器内にボールなどの粉砕媒体を入れ、容器内に設置されている攪拌機構(以下、ローターという)によって、粉砕媒体に力を伝達して粉砕を行なう粉砕機であって、攪拌槽型粉砕機、流通管型粉砕機、環状粉砕機、及び塔式粉砕機などに分類される。
攪拌粉砕機の中で、攪拌槽型粉砕機としては、三井鉱山社製商品名「アトライター」やアイメックス社製商品名「サンドグラインダー」などがあり、流通管型粉砕機としては、ウイリー・アー・バッコーフェンAG社製商品名「ダイノーミル」、アイメックス社製商品名「ウルトラビスコミル」、コトブキ技研工業社製商品名「スーパーアペックスミル」、ターボ工業社製商品名「OBミル」、三井鉱山社製商品名「SCミル」、及びアシザワ・ファインテック社製商品名「スターミル」などがあり、環状粉砕機としては、三菱重工業社製商品名「ダイヤモンドファインミル」やドライスヴェルケGmbH社製商品名「パールミル」などがある。
これらのうち、粉砕性能に優れている流通管型粉砕機が好ましい
攪拌粉砕機において、使用する粉砕媒体は特に制限されるものではないが、その平均粒子径は、2mm以下が好ましく、0.01〜2.0mmがより好ましく、0.05〜1.0mmがもっとも好ましい。2.0mmを超えると微粉化が難しく粉砕効率が劣る場合がある。
また、粉砕媒体の容器内の充填量は特に制限されるものではないが、容器の容積の50〜95容積%が好ましく、70〜90容積%がより好ましい。この範囲外では粉砕効率が低下する場合がある。
粉砕媒体の材質は特に限定されるものではなく、通常、アルミナなどのアルミナセラミックス、ジルコニア、窒化珪素、及び炭化珪素が使用される。
使用する攪拌粉砕機の粉砕媒体を攪拌するローターの能力は、種類によって異なるが、回転数では400RPM以上が好ましく、400〜4,500RPMがより好ましく、1,500〜3,500RPMがもっとも好ましい。400RPM未満では粉砕効果が得られない場合がある。
また、ローターの周速は、3〜35m/Sが好ましく、10〜30m/Sがより好ましい。3m/S未満では粉砕効果が低下し、2μm以上のSFの粒子が残ることがあり、35m/S超えると粉砕効率は変わらず経済的に好ましくない。
本発明では、微粒子スラリー中のSFの粒度は、その80%以上が1.0μm以下が好ましく、かつ、最大粒子径は2.0μm以下が好ましい。
微粒子スラリー中のSFの粒度は、その80%以上が1.0μm以下であることが好ましい。1.0μmを超えた粒子が多くなると沈降が起こり、微粒子スラリーの安定化が難しい場合がある。
また、微粒子スラリー中のSFの最大粒子径は、2.0μm以下が好ましい。2.0μmを超えると微粒子スラリーの安定化が難しい場合がある。
原料シリカスラリー中のSFの濃度は、20〜65%が好ましく、30〜50%がより好ましい。20%未満では、水量が多くなるため、生産効率が低下し、コストがかかり、輸送面からも経済的ではなく、また、65%を超えると、スラリーの粘性が大きくなり、粉砕時の微粒子化の効率が悪くなるだけではなく、原料シリカスラリーの圧送や粉砕時に閉塞のトラブルが起こる場合がある。
微粒子スラリーのpHは、3〜9が好ましい。pHが3未満では酸性が強く使用する機器等を腐食する恐れがあり、pH9を超えると粒子が凝集しスラリーの粘度が大きくなったりゲル化する場合がある。
以下、実施例、比較例をあげてさらに詳細に内容を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実験例1
SFと水を等量混合して、硫酸を併用してpH5〜6となるようにし、ハンドミキサーで5分間攪拌し、原料シリカスラリーを調製した。原料シリカスラリー中のSFの粒度分布を図1に示す。
調製した原料シリカスラリーを、ホースポンプを用い、媒体攪拌式湿式粉砕機、コトブキ工業社社製商品名「スーパーアペックスミル」に輸送し、ジルコニア製で、平均粒径0.5mmの粉砕媒体を、媒体攪拌式湿式粉砕機の容器の80%充填し、表1に示すローターの回転数で湿式粉砕を行い、微粒子シリカスラリーを作製した。微粒子スラリー中のSFの濃度は50%であった。微粒子スラリー中のSFの粒度分布を図2に示す。
作製した直後の微粒子シリカスラリーの粘度、pH、並びに、粒度1μm以下と、粒度1μmを超える粒度1μm上の割合、及び最大粒径の粒度分布を測定した。結果を表1に併記する。
<使用材料>
SF :市販品、SiO293%、非一次粒子の最大径0.8μmの非晶質シリカ、密度2.29g/cm3、BET比表面積19m2/g、平均粒子径67.0μm
水 :水道水
<測定方法>
粘度 :微粒子スラリーをB型回転粘度計を用いて、20℃、ローター回転数20RPMで測定
pH :微粒子スラリーをHORIBA社製pHメーターD−51を用い測定
粒度分布 :微粒子スラリーをHORIBA社製レーザー回折/散乱式粒度分布測定機商品名「LA−910W」を用い測定。測定の前処理として超音波による分散はせず。
Figure 0005089873
実験例2
表2に示すローターの周速で湿式粉砕を行ったこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表2に併記する。
Figure 0005089873
実験例3
ローターの回転数を2,000RPM、ローターの周速16.7m/Sとし、表3に示すジルコニア製の粉砕媒体を用いたこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表3に併記する。
Figure 0005089873
実験例4
ローターの回転数を2,000RPM、ローターの周速16.7m/Sとし、表4に示すSF濃度の原料シリカスラリーを用いたこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表4に併記する。
Figure 0005089873
実験例5
ローターの回転数を2,000RPM、ローターの周速16.7m/Sとし、原料シリカスラリーのpHを表5のとおりとし、粘度とpHを測定したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表5に併記する。
Figure 0005089873
実験例6
ローターの回転数を2,000RPM、ローターの周速16.7m/Sとし、原料シリカスラリーのpHを8、原料シリカスラリー中のSFの濃度を50%としたこと以外は実験例1と同様に行い微粒子スラリーを調製した。微粒子スラリーのpHは であった。
調製したSFの濃度を50%の微粒子スラリー200kg、セメント1,000kg、細骨材1,250kg、高強度混和材20kg、高性能AE減水剤16.8kg、及び微粒子スラリー中の水と減水剤を含んだ全水量を230kgとし、水と、セメント、高強度混和材、及びSFからなる結合材の比である水結合材比を20.5%としてモルタルを作製し、そのフローと圧縮強度を測定した。結果を表6に併記する。
<使用材料>
セメント :普通ポルトランドセメント
細骨材 :フェロニッケルスラグ細骨材
高強度混和材:無水セッコウ系市販品
高性能AE減水剤:ポリカルボン酸系、市販品
<測定方法>
フロー :JIS R 5201に準拠
圧縮強度 :JIS R 5201に準拠、材齢28日で測定
Figure 0005089873
本発明により、微粒子シリカスラリーをセメントペースト、グラウト、モルタル及びコンクリートに用いられる混和剤、及びコンクリート構造物や岩盤のクラックへ充填する充填材又は地盤改良に使用される注入材など土木分野などで幅広く適用できる。
図1は、原料シリカスラリー中のSFの粒度分布測定結果である。 図2は、微粒子スラリー中のSFの粒度分布測定結果である。

Claims (3)

  1. シリカフュームを含有した、シリカフュームの濃度が20〜65%である原料シリカスラリーを、ローターの回転数が400RPM以上、ローターの周速が3m/S以上である媒体攪拌式湿式粉砕機を用いて湿式粉砕してなる、pHが3〜9であるセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法。
  2. シリカフュームを含有した、シリカフュームの濃度が20〜65%である原料シリカスラリーを、ローターの回転数が1176〜2353RPMであり、ローターの周速が10〜35m/Sであり、媒体攪拌式湿式粉砕機として粉砕媒体を有する流通管型粉砕機を用いて湿式粉砕してなる、pHが3〜9であるセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法。
  3. 粉砕媒体の平均粒径が2mm以下であり、シリカフュームが、SiO 2 を80%以上含有してなり、かつ、その非一次粒子の最大粒径が1μm以下の非晶質シリカである請求項1又は請求項2のうちのいずれか一項に記載のセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法であり、得られたセメント組成物用微粒子シリカスラリーにおいて、微粒子スラリー中のシリカフュームの粒度は、その80%以上が1.0μm以下であり、かつ、最大粒子径が2.0μm以下であるセメント組成物用微粒子シリカスラリーの製造方法。
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