JP5089759B2 - 冷凍装置 - Google Patents
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実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る冷凍装置の冷媒回路図である。
図1に示す本実施の形態の冷凍装置は、熱源機として設けられた複数の室外機1a、1bと、利用側機器として設けられた室内機2とを備えている。各室外機1a、1bには、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機3a、3bと、各圧縮機3a、3bから吐出される冷媒を凝縮する凝縮器4a、4bとが搭載されている。室内機2には、各室外機1a、1bから流出される冷媒を減圧する複数の膨張弁(減圧手段)5と、各膨張弁5で減圧された冷媒を蒸発させる複数の蒸発器6が搭載されている。なお、室外機1bは、図示していないが、複数設けられているものとする。
安定した通常運転時では、冷凍装置の冷媒は、各室外機1a、1bと室内機2との間で循環し、蒸発と凝縮の状態変化を繰り返すことによって、2次冷媒(例えば、室内空気)が冷却される。より具体的には、各圧縮機3a、3bに吸引された低圧ガス冷媒は圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって各圧縮機3a、3bからそれぞれ吐出され、各凝縮器4a、4bへ流入する。そして、各凝縮器4a、4bに流入した高温高圧のガス冷媒は、各凝縮器4a、4bにより外気に放熱し凝縮する。
一般的に、冷凍装置には受液器の下流側にエコノマイザが設置されている。受液器から流出した液冷媒を分岐し、減圧することで低温冷媒とし、エコノマイザで冷媒回路の液冷媒と熱交換を行う。これにより、冷媒回路の液冷媒は過冷却液となり、室外機と室内機を接続する液側渡り配管において外気から吸熱した場合でも、液状態を維持できる。さらに、液側渡り配管の冷媒を分岐させることで、液側渡り配管を流通する冷媒流量を減少させ、圧力損失を低減している。これにより、圧力低下による気液二相変化もまた回避できる。また、圧縮機の吸入側にインジェクションを行うことにより、圧縮機の吐出冷媒温度の抑制もまた可能にしている。
図4は実施の形態3に係る冷凍装置の冷媒回路図である。
図4に示す本実施の形態の冷凍装置は、実施の形態1と同様に、熱源機として設けられた複数の室外機1a、1bと、利用側機器として設けられた室内機2とを備えている。各室外機1a、1bには、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機3a、3bと、各圧縮機3a、3bから吐出される冷媒を凝縮する凝縮器4a、4bと、各凝縮器4a、4bで凝縮された冷媒を一時的に貯留する受液器10a、10bとが搭載されている。各凝縮器4a、4bから各受液器10までの間に、各凝縮器4a、4bで凝縮された全冷媒を一旦合流させる第2の合流点13と、第3の渡り配管15を流通した後に、再び各受液器10へ分流させる冷媒分配器からなる第1の分流点14とが設けられている。なお、室外機1bは、前述したように、複数設けられているものとする。
安定した通常運転時では、冷凍装置の冷媒は、各室外機1a、1bと室内機2との間で循環し、蒸発と凝縮の状態変化を繰り返すことによって、2次冷媒(例えば、室内空気)が冷却される。より具体的には、各圧縮機3a、3bに吸引された低圧ガス冷媒は圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって各圧縮機3a、3bからそれぞれ吐出され、各凝縮器4a、4bへ流入する。各凝縮器4a、4bに流入した高温高圧のガス冷媒は、各凝縮器4a、4bにより外気に放熱し凝縮する。
図5は実施の形態4に係る冷凍装置の冷媒回路図である。
図5に示す本実施の形態の冷凍装置は、熱源機として設けられた複数の室外機1c、1dと、利用側機器として設けられた室内機2とを備えている。複数の室外機1c、1dのうち特定の室外機1cには、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機3cと、圧縮機3cから吐出される冷媒を凝縮する凝縮器4cと、冷媒を一時的に貯留する受液器10cとが搭載されている。特定の室外機1c以外の他の室外機1dには、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機3dと、圧縮機3dから吐出される冷媒を凝縮する凝縮器4dとが搭載されている。なお、受液器10cは、本装置の冷媒回路内の全冷媒を貯留可能な容量を有し、他の室外機1dは、図示していないが複数設けられているものとする。
この場合、過冷却度検知手段20dは、他の室外機1dの台数に関わらず一つで良いためコストが抑えられ、また、各室外機1c、1dにおいて過冷却度を確保する運転とならないため、凝縮器4cの風量を過剰に低下させることを回避でき、さらなる効率的な運転を可能とする。
図6は実施の形態5に係る冷凍装置の冷媒回路図である。なお、図5で説明した実施の形態4と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
図6において、他の室外機1dは、前述したように複数設けられており、凝縮器4dと第2の合流点17dとの間に設けられた受液器10d(第2の受液器)と、凝縮器4dと受液器10dとの間の冷媒配管及び受液器10dと第2の合流点17dとの間の冷媒配管とに連結されたバイパス管22dと、バイパス管22dに設置された電磁弁23d(第1の電磁弁)と、受液器10dの下流側とバイパス管22dとの間の冷媒配管に設置された電磁弁24d(第2の電磁弁)とを備えている。
図10は実施の形態6に係る冷凍装置の冷媒回路図である。なお、図中に示す電磁弁27e、27f及びサイトグラス28は、本実施の形態には無いものとして説明し、他の実施の形態で述べる。
図10に示す本実施の形態の冷凍装置は、熱源機として設けられた複数の室外機1e、1fと、利用側機器として設けられた室内機2とを備えている。複数の室外機1e、1fのうち特定の室外機1eには、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機3eと、圧縮機3eから吐出される冷媒を凝縮する凝縮器4eと、冷媒を一時的に貯留する受液器10e(第1の受液器)とが搭載されている。また、特定の室外機1eは、凝縮器4eと受液器10eとの間の冷媒配管及び受液器10eと第1の合流点18との間の冷媒配管とに連結されたバイパス管22eと、バイパス管22eに設置された電磁弁23e(第1の電磁弁)と、受液器10eの下流側とバイパス管22eとの間の冷媒配管に設置された電磁弁24e(第2の電磁弁)と、受液器10eと圧縮機3eの吸入側との間に設けられた冷媒排出管25eと、冷媒排出管25eに設置された電磁弁26e(第3の電磁弁)と、凝縮器4eと受液器10eとの間の冷媒配管に設置された過冷却度検知手段20eとを備えている。
図14は実施の形態7に係る冷凍装置の冷媒回路図である。
図14に示す本実施の形態の冷凍装置は、熱源機として設けられた複数の室外機1a、1bと、利用側機器として設けられた室内機2とを備えている。各室外機1a、1bには、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機3a、3bと、各圧縮機3a、3bから吐出される冷媒を凝縮する凝縮器4a、4bと、各凝縮器4a、4bで凝縮される冷媒を一時的に貯留する受液器10a、10bとが搭載されている。室内機2には、各室外機1a、1bから流出される冷媒を減圧する膨張弁(減圧手段)5と、膨張弁5で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器6とが搭載されている。
安定した通常運転時では、冷凍装置の冷媒は、各室外機1a、1bと室内機2との間で循環し、蒸発と凝縮の状態変化を繰り返すことによって二次冷媒(例えば、室内空気)が冷却される。より具体的には、各圧縮機3a、3bに吸引された低圧ガス冷媒は圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって各圧縮機3a、3bからそれぞれ吐出され、各凝縮器4a、4bへ流入する。各凝縮器4a、4bに流入した高温高圧のガス冷媒は、各凝縮器4a、4bにより外気に放熱し凝縮する。
5 膨張弁、6 蒸発器、7、16、18 第1の合流点、8 第1の渡り配管、9 第2の渡り配管、10−10f 受液器、11、21c、電磁弁、12 制御装置、
20d−20f 過冷却度検知手段、23d−23f 電磁弁、24d−24f 電磁弁、26d−26f 電磁弁、27d−27f 電磁弁、13、17d−17f 第2の合流点、14 第1の分流点、15 第3の渡り配管、25d−25f 冷媒排出管、
28 サイトグラス、29 インジェクション配管、30 膨張弁、31 エコノマイザ。
Claims (5)
- 冷媒を圧縮して吐出する圧縮機、及び前記圧縮機から吐出される冷媒を凝縮する凝縮器をそれぞれ有する複数の室外機と、
前記凝縮器から流出される冷媒を減圧する減圧手段、及び前記減圧手段で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器を有する室内機と、
前記複数の室外機にそれぞれ設けられた複数の受液器と、
前記受液器から流出される冷媒が全て合流する第1の合流点と、
前記第1の合流点と前記室内機とを接続する第1の渡り配管と、
前記室内機と前記複数の室外機とを接続する第2の渡り配管と、
前記複数の室外機の凝縮器から流出される冷媒が全て合流する第2の合流点と、
前記第2の合流点で合流した冷媒を再度複数に分流し、前記複数の受液器に貯留させるための第1の分流点と
を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 前記第1の分流点は、分流後の冷媒配管を水平に設置するための冷媒分配器で構成されていることを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
- 一端が前記第1の渡り配管に接続され、他端が前記第2の渡り配管に接続されたインジェクション配管と、
前記インジェクション配管を流通する冷媒を減圧する減圧手段とを備え、
前記インジェクション配管は、前記第1の渡り配管に対して熱交換可能に接触して配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷凍装置。 - 前記減圧手段は、前記複数の室外機の同数だけ並列に設置されていることを特徴とする請求項3記載の冷凍装置。
- 前記インジェクション配管は、一端が前記第1の渡り配管に接続され、他端が前記複数の室外機の各圧縮機の吸入側配管に分流して接続されていることを特徴とする請求項3又は4記載の冷凍装置。
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