JP5087220B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、使い捨て紙おむつ等の吸収性物品に関する。
従来、使い捨て紙おむつ等に代表される吸収性物品は、透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に腹側部から背側部にかけて介装される吸収体とを有する。
そして、使い捨て紙おむつを着用する場合には、例えば、使い捨て紙おむつを人体の股にあて、その使い捨て紙おむつにおける背側部のウイングに設けられたテープファスナを、おむつの腹側部に設けられたターゲットテープに止着すればよい。
その使い捨て紙おむつのウイングを弾性的な伸縮性を有する伸縮性シートにより形成することによって、使い捨て紙おむつを人体の胴回りに締め付けるようにフィットさせ、所定の着用位置からのずれ下がりを防止する使い捨て紙おむつが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3640356号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、伸縮性を有するプラスチックフィルムに不織布が貼り合わされた伸縮性シートの資材コストが高いため、使い捨て紙おむつの製造コストが増大してしまうという問題があった。
また、使い捨て紙おむつの胴回りへのフィット性は向上するものの、姿勢を変える際や呼吸時などに腹や腰への締め付けがきつく感じることがあるという問題があった。
本発明の目的は、より好適に着用することができる吸収性物品を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に腹側部から背側部にかけて介装される吸収体と、を備え、前記背側部の両側方に延出した一対のサイドフラップと、前記サイドフラップに設けられたファスニング部材を係止させるために前記腹側部の前記裏面シートに設けられた被着部と、を有する吸収性物品において、
前記サイドフラップに設けられ、当該サイドフラップの延出方向と交差する方向に沿う複数条の第1スリットと、
前記背側部における前記サイドフラップと前記吸収体の間と、前記腹側部における当該腹側部の両側端部と前記被着部の間とにあって、前記背側部の背側延出部における腰回り側と、前記腹側部の腹側延出部における腰回り側に形成され、前記サイドフラップの延出方向と交差する方向に沿う複数条の第2スリットと、
前記背側部における前記サイドフラップと前記吸収体の間と、前記腹側部における当該腹側部の両側端部と前記被着部の間とにあって、前記第2スリットよりも各々前記背側部の背側延出部における脚回り側及び前記腹側部の腹側延出部における脚回り側に沿って形成され、前記サイドフラップの延出方向と交差する方向に沿う複数条の第3スリットと、を備え、
前記第3スリットは、前記第2スリットより長さが短く形成され、
前記サイドフラップ、前記背側部、及び前記腹側部は、前記第1スリット、前記第2スリット、及び前記第3スリットの変形に応じて前記サイドフラップの延出方向への伸縮が可能に構成され、
着用時において、人体の腰骨の近傍で、前記腹側部に前記サイドフラップと前記背側部を重ねた際に、前記背側部の前記第2スリット及び前記第3スリットと、前記腹側部の前記第2スリット及び前記第3スリットとが重なることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品において、
前記第1スリットの両端部をそれぞれ囲うように、略C字形状の切り込み部が形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の吸収性物品において、
前記サイドフラップは、当該吸収性物品の着用時に人体の腰回り側に位置する第1フラップ部と、人体の脚回り側に位置する第2フラップ部と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、吸収性物品におけるサイドフラップと、吸収性物品の背側部におけるサイドフラップと吸収体の間と、吸収性物品の腹側部における当該腹側部の両側端部と被着部の間とに、サイドフラップの延出方向と交差する方向に沿う複数条の第1スリット、第2スリット、及び第3スリットがそれぞれ形成されている。
そして、そのスリット(第1スリット、第2スリット及び第3スリット)が形成されているサイドフラップ、背側部、及び腹側部は、これらのスリットの変形に応じてサイドフラップの延出方向へ伸縮することができるので、吸収性物品のサイドフラップのファスニング部材を被着部に係止するようにして、その吸収性物品を人体に着用した際に、姿勢を変えたり呼吸したりすることなどによって人体の腹が膨らんだ場合に、その膨らみに応じてサイドフラップや背側部や腹側部がサイドフラップの延出方向へ伸びることによって、その締め付けが軽減される。また、膨らんだ腹が元に戻ると、サイドフラップや背側部や腹側部はその原形を回復するように縮み、人体にフィットする。
具体的に、スリットはスリットの長手方向と交差する方向に開口を広げるように開くことができるので、スリットである開口が施された部分は、そのスリットの開口が開かれることによってサイドフラップの延出方向に伸びることができる。また、スリットである開口が施された部分は、そのスリットの開口が閉じられるように復元されるようにして、その原形を回復するように縮むことができる。従って、吸収性物品は、複数条のスリットの変形に応じて伸縮することによって、好適に人体にフィットするので、好適に着用することが可能になる。
よって、この吸収性物品は、装着感に優れ、より好適に着用することができるものである。
また、第3スリットは、第2スリットより長さが短く形成されているので、背側部と腹側部における腰回り近傍より、背側部と腹側部における脚回り近傍の方が伸縮程度が小さくなっている。
また、着用時において、人体の腰骨の近傍で、前記腹側部に前記サイドフラップと前記背側部を重ねた際に、前記背側部の前記第2スリット及び前記第3スリットと、前記腹側部の前記第2スリット及び前記第3スリットとが重なるため、吸収性物品の人体側と外部側との通気性が向上し、吸収性物品内のムレを低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、吸収性物品における第1スリットに対し、その第1スリットの両端部をそれぞれ囲うように略C字形状の切り込み部が形成されているので、その第1スリットの開口が第1スリットの長手方向に沿って、第1スリットの端部から長く引き裂かれることを低減することができる。
つまり、略C字形状の切り込み部が、第1スリットの長手方向の延長線上である両端部側に形成されていると、第1スリットがその第1スリットに沿って引き裂かれてしまった場合に、切り込み部の部分でその裂ける勢いが分散されて軽減されることとなって、その破れが止まるので、サイドフラップや、背側部や腹側部の損傷を抑えることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、吸収性物品におけるサイドフラップは、吸収性物品の着用時に人体の腰回り側に位置する第1フラップ部と、人体の脚回り側に位置する第2フラップ部と、を有するので、吸収性物品を人体により好適に装着することが可能になる。
つまり、第1フラップ部によって、吸収性物品を人体の腰回り側に締め付け、第2フラップ部によって、吸収性物品を人体の脚周り側に締め付けることができる。
特に、第2フラップ部を人体の腰周り側に引き上げるように被着部に取り付け、第1フラップ部を人体の脚周り側に引き下げるように被着部に取り付けることによって、吸収性物品を人体によりフィットさせ装着することができるので、吸収性物品をより好適に着用することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施の形態では、吸収性物品として、特に、成人用の使い捨て紙おむつを一例として、以下で説明する。
図1は、本実施の形態における使い捨て紙おむつを展開した斜視図である。また、図2は、使い捨て紙おむつの装着時の状態に組立てた斜視図であり、図3は、平面展開図である。
図1〜図3に示すように、吸収性物品である使い捨て紙おむつ(以下、紙おむつという。)1は、紙おむつ本体10と、この紙おむつ本体10を人体に装着するための止着部としてのサイドフラップ20、20と、サイドフラップ20を係止させるための被着部30とを備えている。
紙おむつ本体10は、人体との接触面側に設けられる透液性の不織布等からなる表面シート10aと、装着時に外部側に設けられる不透液性の裏面シート10bと、表面シート10aと裏面シート10bとの間に介装される吸収体12と、表面シート10a側の吸収体12の両側部に、紙おむつ本体10の長手方向に沿って備えられるギャザーシート13、13と、このギャザーシート13、13よりも紙おむつ本体10の幅方向の内側の吸収体12上に、紙おむつ本体10の長手方向に沿うように備えられる突出部14、14と、により主に構成される。
ここで、内側とは、紙おむつ10の幅方向の中央側をいい、外側とは、紙おむつ10の幅方向の中央から離れる側をいう。
紙おむつ本体10は、人体の股部を腹側から背側にかけて覆うように、一方の端部に腹側部15が形成され、他方の端部に背側部16が形成されている。また、腹側部15と背側部16との間が股下部17となっている。股下部17の両縁部は、内側に凹むように形成され、装着された際に着用者の脚の周りを囲む脚開口部18、18となっている。
そして、紙おむつ本体10の腹側部15の端部151と、背側部16の端部161とは、紙おむつ1が装着された際に、胴周りを形成するようになっている。
特に、胴周りを形成する部分として、腹側部15において股下部17よりも両外側に延出した腹側延出部152、152と、背側部16において股下部17よりも両外側に延出した背側延出部162、162と、が形成されている。
また、背側部16の長手方向の縁部164の中央部には、糸ゴム等の弾性部材164aが幅方向に沿って設けられ、この弾性部材164aにより平面ギャザー165が形成され、着用者の胴周りにフィットするように伸縮自在な構成となっている。
また、背側部16の背側延出部162、162の側縁部163、163には、それぞれ外側に向かって、紙おむつ1の幅方向に突出したサイドフラップ20、20が設けられている。
また、腹側部15の端部151における裏面シート10bには、被着部30が設けられている。
サイドフラップ20、20は、例えば、不織布等、その素材自体は伸縮性を有さないシート材で形成されており、背側部16の延出部162、162の左右側方に延出するように備えられている。そして、左右それぞれのサイドフラップ20、20の自由端部側には、凸状に突出する第1ファスナ21a、21bと、第2ファスナ22a、22bとが設けられている。第1ファスナ21a、21b、第2ファスナ22a、22bには、それぞれ面ファスナのオス材の係止要素であるファスニング部材としてのファスニングテープ23が備えられている。
そして、この4つのファスニングテープ23、23、23、23が、腹側部15の裏面シート10b上に備えられているメス材の係止要素である被着部30に係止するようになっていて、背側端部側の第1ファスナ21a、21bは胴周りを締め付け、股下部17側の第2ファスナ22a、22bは脚周りを締め付け可能な構造となっている。
また、サイドフラップ20には、サイドフラップ20の延出方向(紙おむつ1の幅方向)と交差する方向に沿う複数条の筋部であるスリット2・・・が形成されている。なお、スリット2・・・は、サイドフラップ20に切り込みが形成されてなる細い隙間(間隙、細隙)である。
スリット2・・・は、図3、図4(a)に示すように、サイドフラップ20の延出方向と交差する方向に沿って、所定の間隔をあけてスリット2がその長手方向に連なるように複数配置される列を成すとともに、そのスリット2・・・の列が複数列、サイドフラップ20の延出方向に配列されるように形成されている。
また、サイドフラップ20の延出方向に配列される複数のスリット列は、スリット2と、スリット2間の非開口部とが、交互に繰り返されるように、複数のスリット列が配列されている。
なお、スリット2のサイドフラップ20の延出方向と交差する方向に沿う開口部の長さLは1mm〜30mm、スリット列方向のスリット間の長さAは0.5mm〜30mm、スリット列の配列間の長さB(ピッチ長B)は0.5mm〜30mmであることが好ましい。
そして、サイドフラップ20に、そのサイドフラップ20の延出方向(紙おむつ1の幅方向)に引き広げられる作用力が付与されると、図4(b)に示すように、各スリット2の開口が開くことによって、サイドフラップ20がその作用力の方向に伸びることとなる。一方、その作用力が付与されなくなくと、スリット2の開口が閉じられてサイドフラップ20はその原形を回復するように縮む。
つまり、サイドフラップ20自体は伸縮しないものの、スリット2の変形に応じて、サイドフラップ20はその延出方向であって、スリット2の長手方向と交差する方向への伸縮が可能になっている。
なお、スリット2の長さLを長く形成するほど、スリット2の開口が大きく開くので、サイドフラップ20はより長く伸びることが可能になる。また、スリット列の配列間の長さBであるピッチ長Bを短くする程、単位長さあたりのスリット2の開口量が増えるので、サイドフラップ20はより長く伸びることが可能になる。
なお、スリット2は、サイドフラップ20を構成するシート材の繊維の配向方向と交差する方向に、その切り込みを形成することが好ましい。つまり、この紙おむつ1の場合、紙おむつ1のサイドフラップ20における繊維の配向方向が、サイドフラップ20の延出方向となっていることが好ましい。
例えば、サイドフラップ20における繊維の配向方向に沿ってスリット2を形成した場合に、そのスリット2に沿ってサイドフラップ20を引き裂く際の引裂強度は1.0kgであり、一方、サイドフラップ20における繊維の配向方向と直交する方向に沿ってスリット2を形成した際に、そのスリット2に沿ってサイドフラップ20を引き裂く際の引裂強度は2.5kgである。つまり、サイドフラップ20における繊維の配向方向と直交する方向に沿ってスリット2を形成した方が2.5倍の引裂強度を有する。
従って、サイドフラップ20における繊維の配向方向と交差する方向にスリット2を形成することによって、スリット2の開口部が開閉されることが繰り返される場合であってもサイドフラップ2を裂け難くすることができ、繰り返し使用に耐えうるサイドフラップとすることができる。
吸収体12は、紙おむつ1の使用時に、体液としての尿等の水様成分を吸収するものであり、綿やパルプ等の吸収性素材や、繊維或いはフィルム等のシート状基材と、高吸水性樹脂とを組み合わせて形成される。吸収体12は、腹側部15から背側部16に亘る長さに形成されている。また、吸収体12の幅方向の長さは、股下部17の形状に合わせて中央部12aが狭く、長手方向の腹側端部12b、背側端部12cは、腹側部15の腹側延出部152、背側部16の背側延出部162の形状に合わせて、中央部12aよりも幅が広く形成されている。
ギャザーシート13、13は、表面シート10a側であって吸収体12の中央部12aを挟む幅方向の両側部に、腹側部15の長手方向の縁部154から背側部16の長手方向の縁部164に亘ってそれぞれ備えられている。
このギャザーシート13、13の幅方向外側の部分は、図5に示すように、裏面シート10bの表面シート10a側の面に固着されており、吸収体12の側方で表面シート10a側に周り込むようにして表面シート10aの上面に固着されている。そして、このギャザーシート13の幅方向内側の部分は、表面シート10aに固定されておらず自由部131となっている。
ここで、ギャザーシート13が裏面シート10bおよび表面シート10aと固定される部分を固定部132といい、固定部132と自由部131との境目を基端部133とする。
ギャザーシート13は、図5に示すように、股下部17における基端部133において幅方向外側に折り返される第1折り返し部13aと、基端部133と自由部131の先端の自由端部134との間の中間位置よりも自由端部134側において、幅方向内側に折り返される第2折り返し部13bとが形成されている。
従って、この第1折り返し部13aと第2折り返し部13bとで、断面略く字状及び逆く字状に立ち上がった立体ギャザーが形成される。尚、第1折り返し部13aは、股下部17においては、基端部133にて形成されるのが望ましいが、これに限られず、第2折り返し部13bは、基端部133と自由端部134の間の中間位置よりも自由端部134寄りであれば、何処であってもよい。
ギャザーシート13の自由部131には、ギャザーシート13の長手方向に沿って、複数の糸ゴム(弾性部材)13cが略平行に備えられている。本実施の形態では、図5に示すように、第2折り返し部13bに一本と、自由端部134に一本と、第2折り返し部13bと自由端部134の間の自由端部134寄りに一本、計三本ずつ糸ゴム13cが設けられている。そして、この糸ゴム13cにより立体ギャザーシート13は、着用者の体型に合わせて伸縮自在に変形し、着用者にフィットしやすい構造となっている。
また、第2折り返し部13bに糸ゴム13cが設けられることにより、第2折り返し部13bと自由端部134との間に、平らに近い面が吸収体12側に傾倒して形成されるので、体液がギャザーシート13を越えて漏れ出すのを阻止する効果を高めることができる。
また、ギャザーシート13の長手方向の先端部(腹側先端部135、背側先端部136)においては、自由部131の外側に折り返された第1折り返し部13aと、内側に折り返された第2折り返し部13bとが、例えば、ホットメルト等のヒートシールにより固着されている。
また、ギャザーシート13の基端部133は、図1、図6に示すように、吸収体12の腹側端部12b、背側端部12c上において、幅方向外側に向かって湾曲した凹部形状となっており、ギャザーシート13の自由部131の幅方向の長さは、股下部17の幅方向の長さよりも大きくなっている。これにより、図1、図3に示すように、ギャザーシート13と表面シート10aとの間にポケット部100、100、100、100が、腹側部15、背側部16とにそれぞれ2つずつ、計4つ形成されている。従って、例えば、紙おむつ1の着用時に、不液透過性の立体ギャザーシート13で遮断された体液が、不液透過性の立体ギャザーシート13の長手方向に沿って移動すると、移動した体液は、腹側部15或いは背側部16のポケット部100に到達して一旦貯留された後、徐々にポケット部100の下方の吸収体12に吸収されることとなって、横漏れ防止の効果を更に向上させることができる。また、ポケット部100は、腹側延出部152及び背側延出部162の面積に対して、10〜80%の大きさに形成されている。ここで、上記範囲に形成されている理由は、10%より小さい場合には、ポケット部100における体液吸収の効果が小さくなるからであり、80%より大きい場合には、腹側延出部152及び背側延出部162の横或いは後方から漏れてしまう可能性があるからである。
また、固定部132において、ギャザーシート13、13と裏面シート10bとの間には、脚開口部18、18の両縁部から腹側部15の腹側延出部152、152、及び背側部16の背側延出部162、162にかけて、脚開口部18、18の両側縁部の湾曲形状に合わせて糸ゴム等の弾性部材13dがそれぞれ設けられ、この弾性部材13dにより平面ギャザー137、137が形成されている。
これにより、着用者の脚周りに伸縮自在にフィットし、横漏れを防止するようになっている。この平面ギャザー137、137の長さは、例えば、300〜600mmとなっている。尚、本実施の形態では、図3、図5に示すように、弾性部材13dとしての糸ゴムが、左右それぞれ3本ずつ備えられている。
また、図1、図3、図6に示すように、背側部16において、不液透過性の不織布等からなるバックギャザーシート19の幅方向の端部19a、19bが左右のギャザーシート13、13の間を掛け渡すように固着されている。そして、このバックギャザーシート19の長手方向背側端部19cが、裏面シート10bに固着され、縁部164において平面ギャザー165を形成している。
また、バックギャザーシート19の長手方向腹側端部19dは、固定されておらず、表面シート10a上を一部覆う様に延出しており、その先端部分に糸ゴムが幅方向に沿って設けられ、伸縮可能に形成されている。そして、このバックギャザーシート19と、表面シート10aとの間の隙間に、後ポケット部200が形成されることとなって、後漏れを防止する機能を果たしている。
突出部14、14は、吸収体12上面に、ギャザーシート13、13よりも幅方向内側で長手方向に沿って設けられている。この突出部14、14には、紙おむつ本体10の表面シート10a上に配置され、図7に示すように、体液を吸収するインナーパッドPの側部を固定させることができる。尚、図7は、紙おむつ1の表面シート10a上にインナーパッドPをセットしたことを仮定した断面図である。
この突出部14、14は、表面シート10aを長手方向に沿って二つ折りにした部分を固着させることにより表面シート10aの一部を突出させて形成される。
この突出部14、14の長手方向端部141、142は、突出部14、14が内側に倒れるように表面シート10a上に固着されている。
また、突出部14の基端部144から先端部145までの突出した部分は、5〜50mmの長さであって、インナーパッドPを固定した際、突出部14、14が過度に覆い被さって体液の吸収性を妨げることがないようになっている。また、突出部14の基端部144から先端部145までの突出部分の長さは、5〜50mmに形成されているが、更に、ギャザーシート13の基端部133と自由端部134の間の長さよりも小さく形成されており、ギャザーシート13による横漏れ防止機能を阻止しないようになっている。
また、左右の突出部14、14の幅方向の間隔は、100〜300mmであるように形成されている。一般的にインナーパッドPと呼ばれる吸収性物品の幅方向の長さが、100〜300mmであるため、突出部14、14の幅方向の間隔も、インナーパッドPの幅方向の長さと略同じ長さに形成されている。また、突出部14、14の幅方向の間隔は、広く用いられているインナーパッドPとの関係により、より好ましくは160〜200mmに形成されているものとする。
また、この突出部14、14の先端部分には糸ゴム14aが設けられている。
この糸ゴム14aの弾性率は、250%以下であり、弾性力は20gf以下であるように突出部14に備えられている。従って、突出部14、14の間にインナーパッドPを装着した場合に、上面からインナーパッドPを固定させることができる。ここで、糸ゴム14aの弾性率は250%以下で、弾性力が20gf以下であるのは、それより大きい場合には、糸ゴム14aの弾性力によって吸収体12が収縮してしまうこととなって、装着した場合に吸収体12の一部が重なるなどして吸収を妨げしまうからである。
尚、インナーパッドPに面ファスナの一方の係止部材を設け、突出部14の内面143のインナーパッドPとの接触部分に数カ所、面ファスナの他方の係止部材を設け、インナーパッドPのずれを更に防止する構成であってもよい。また、突出部14は、表面シート10aの一部から形成されている構成で説明したが、突出部14は表面シート10aと異なる他の部材から形成されていてもよい。
このように、本実施の形態による紙おむつ1によれば、吸収体12によって一度に吸収されなかった体液が、ギャザーシート13によって横漏れするのを阻止されるのに加え、ギャザーシート13に沿って長手方向に移動することにより、ポケット部100に到達して一旦貯留された後、徐々にポケット部100の下方の吸収体12に吸収されることとなって、横漏れ防止の効果が極めて高い。
特に、紙おむつ1におけるサイドフラップ20に複数のスリット2・・・を形成することによって、本来は伸縮性を有さないサイドフラップ20が、スリット2の長手方向と交差する方向であって、サイドフラップ20の延出方向に伸縮することができるようになっているので、紙おむつ1の着用性や装着感が向上する。
具体的には、図2に示すような状態である紙おむつ1を着用するユーザが寝起きするなど姿勢を変える際に腹に力を入れたことや、ユーザが呼吸することなどに伴い、人体の腹が一時的に膨らむことがある。その際、スリット2が開き、紙おむつ1におけるサイドフラップ20が、スリット2の長手方向と交差する方向に伸びることによって、ユーザの腹や腰などの胴回りにかかる腹圧を低減することができるので、紙おむつ1の着用性や装着感が向上する。また、膨らんだ腹が元に戻ると、スリット2が閉じ、サイドフラップ20はその原形を回復するように縮むので、紙おむつ1は元のように胴回りにフィットする。
つまり、紙おむつ1のサイドフラップ20は、ユーザの腹が膨らめばそれに応じて伸び、ユーザの膨らんだ腹が元に戻るとそれに応じて縮むようになっている。
このように、紙おむつ1は、装着感に優れ、より好適に着用することができる吸収性物品である。
また、紙おむつ1のサイドフラップ20は、スリット2の開口部の開閉に基づき伸縮する構造になっているため、その伸縮度合いはほとんど変化しないので、常に安定した装着感を得ることができる。
これに対し、従来の紙おむつのように、伸縮性を有するプラスチックフィルムを用いた場合、その伸縮性フィルムは常に縮もうとする収縮力を有するため、締め付けがきつく感じることがある他、一旦伸縮性フィルムをその許容量以上に伸ばしてしまったり、繰り返し伸縮させたりすることによって、その伸縮力が低下してしまう問題があった。
このように、本来は伸縮性を有さないサイドフラップ20に、複数のスリット2・・・を形成することによって伸縮性を付与した紙おむつ1は優れているといえる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図8に示すように、スリット2の長手方向の両端部側をそれぞれ囲うように、略C字形状を呈する切り込み部3を形成するようにしてもよい。
このような切り込み部3が、スリット2の長手方向の延長線上に形成されていると、スリット2がそのスリットに沿って引き裂かれてしまった場合に、切り込み部3部分でその裂ける勢いが分散されて低減されることとなって、その破れが止まるので、サイドフラップ20の損傷を抑えることができる。
また、スリット2や切り込み部3を形成する際に、サイドフラップ20を切断するカッターに熱をかけるなどして、その切断面の繊維を融着させてもよい。
スリット2や切り込み部3の切断面が融着されていると、その切断面における繊維の配向性が乱れることとなって、結果的にサイドフラップ20が裂け難くなる。
また、図9、図10に示すように、紙おむつ1aのサイドフラップ20に、サイドフラップ20の延出方向と交差する方向に沿う複数条の筋部である複数の溝を形成することによって、そのサイドフラップ20の延出方向に凹凸が連なる波状加工部4を形成してもよい。
波状加工部4は、例えば、サイドフラップ20にギア加工などのエンボス加工を施して形成した波形状部分を熱セットすることにより、サイドフラップ20に波形状が耐久性よく付与された筋部である。
そして、このサイドフラップ20に、そのサイドフラップ20の延出方向(紙おむつ1aの幅方向)に引き伸ばされる作用力が付与されると、波状加工部4の凹凸が広げられることによって、サイドフラップ20がその作用力の方向に伸びることとなる。一方、その作用力が付与されなくなくと、波状加工部4の凹凸が復元されてサイドフラップ20はその原形を回復するように縮む。
つまり、サイドフラップ20自体は伸縮しないものの、波状加工部4の変形に応じて、サイドフラップ20はその延出方向への伸縮が可能になっている。
このような、波状加工部4を有するサイドフラップ20を備える紙おむつ1aであっても、人体の腹が一時的に膨らむ際に、紙おむつ1aにおけるサイドフラップ20がその延出方向に伸びることによって、ユーザの腹や腰などの胴回りにかかる腹圧を低減することができるので、紙おむつ1aの着用性や装着感が向上する。また、膨らんだ腹が元に戻ると、波状加工部4の凹凸が復元され、サイドフラップ20はその原形を回復するように縮むので、紙おむつ1aは元のように胴回りにフィットする。
このように、紙おむつ1aも、装着感に優れ、より好適に着用することができる吸収性物品である。
また、図11、図12に示すように、紙おむつ1bの着用時に人体の腰回り側に位置する第1フラップ部としての第1サイドフラップ25a、25bと、人体の脚回り側に位置する第2フラップ部としての第2サイドフラップ26a、26bを備える紙おむつ1bであって、それら第1サイドフラップ25a、25bと、第2サイドフラップ26a、26bに複数のスリット2・・・を形成してもよい。
更に、背側部16におけるサイドフラップ(25a、25b、26a、26b)と吸収体12の間と、腹側部15における当該腹側部15の両側端部と被着部30との間に、サイドフラップ(25a、25b、26a、26b)の延出方向と交差する方向に沿う複数条の筋部であるスリット2a・・・と、スリット2b・・・を形成してもよい。
スリット2a・・・は、背側部16の背側延出部162における腰回り側と、腹側部15の腹側延出部152における腰回り側に形成されている。
スリット2b・・・は、背側部16の背側延出部162における脚回り側と、腹側部15の腹側延出部152における脚回り側に沿って形成されている。
特に、スリット2aを、スリット2のピッチ長Bより短く形成することによって、サイドフラップ(25a、25b、26a、26b)より、背側部16と腹側部15における腰回り近傍の方が伸縮するようになっている。
また、スリット2bを、スリット2aの長さLより短く形成することによって、背側部16と腹側部15における腰回り近傍より、背側部16と腹側部15における脚回り近傍の方が伸縮程度が小さくなっている。
そして、紙おむつ1bを着用する場合、第2サイドフラップ26a、26bを脚回り側から腰回り側へ引き上げるようにして、ファスニングテープ23を被着部30に係止するとともに、第1サイドフラップ25a、25bをその第2サイドフラップ26a、26bに重ねるように止着することによって、紙おむつ1bをより好適に人体にフィットさせて装着することができる。
なお、第1サイドフラップ25aと第2サイドフラップ26a、及び、第1サイドフラップ25bと第2サイドフラップ26b、とは、元々それぞれ上下一体のサイドフラップである。そして、第1サイドフラップ25aと第2サイドフラップ26aの間と、第1サイドフラップ25bと第2サイドフラップ26bの間に、それぞれミシン目が形成されているので、そのミシン目に沿ってサイドフラップを切り裂くことによって、上下別体の第1サイドフラップと第2サイドフラップとに分割することが可能になっている。
このように、背側部16や腹側部15にスリット2aやスリット2bが形成されている紙おむつ1bであっても、人体の腹が一時的に膨らむ際に、紙おむつ1bにおけるサイドフラップ(25a、25b、26a、26b)や、背側部16や腹側部15が伸びることによって、ユーザの腹や腰などの胴回りや脚回りにかかる腹圧などを低減することができるので、紙おむつ1bの着用性や装着感が向上する。また、膨らんだ腹が元に戻ると、サイドフラップ(25a、25b、26a、26b)や背側部16や腹側部15はその原形を回復するように縮むので、紙おむつ1bは元のように胴回りにフィットする。
このように、紙おむつ1bも、装着感に優れ、より好適に着用することができる吸収性物品である。
特に、紙おむつ1bの着用時において、人体の腰骨の近傍で、腹側部15にサイドフラップ(25a、25b、26a、26b)と背側部16を重ねた際に、サイドフラップ(25a、25b、26a、26b)と背側部16のスリット(2、2a、2b)が、腹側部15のスリット(2a、2b)と重なることとなるので、紙おむつ1bの人体側と外部側との通気性が向上する。
つまり、紙おむつ1bの着用時に重なった腹側部15の腹側延出部152と背側部16の背側延出部162には、それぞれ開口部であるスリット(2a、2b)が形成されているので、紙おむつ1bの人体側と外部側との通気性を向上させて、紙おむつ1b内のムレを低減することができる。
なお、以上の実施の形態においては、紙おむつにおけるサイドフラップのみにスリットを形成する場合と、紙おむつにおけるサイドフラップと背側部と腹側部にスリットを形成する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、紙おむつにおける背側部と腹側部のみにスリットを形成してもよく、また、紙おむつにおける背側部と腹側部のいずれか一方にスリットを形成するようにしてもよい
また、以上の実施の形態においては、紙おむつに筋部としてのスリットを形成する場合と、筋部としての溝からなる波状加工部を形成する場合を、それぞれ例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、紙おむつに筋部としてのスリットと、筋部としての溝からなる波状加工部とを混在させるようにしてもよい。
また、紙おむつの各部に形成するスリットの数は任意の数であってよく、また、スリットの長さLや、スリットのピッチ長Bなども、任意であり、様々なサイズのスリットが混在するようにしてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明に係る紙おむつを示す展開斜視図である。 本発明に係る紙おむつの装着時における状態を示す斜視図である。 本発明に係る紙おむつを示す展開平面図である。 サイドフラップにおけるスリットの説明図であり、閉じたスリット(a)と、開いたスリット(b)を示している。 図3におけるV−V線における断面図である。 紙おむつの背側部の一部を断面視した拡大説明図である。 紙おむつにインナーパッドを装着した場合を示す断面図である。 スリットの変形例であり、スリットの両端部側に切り込み部が形成された状態を示す説明図である。 本発明における紙おむつの変形例を示す展開斜視図である。 本発明における紙おむつの変形例であって、装着時における状態を示す斜視図である。 本発明における紙おむつの変形例を示す展開斜視図である。 本発明における紙おむつの変形例であって、装着時における状態を示す斜視図である。
符号の説明
1、1a、1b 紙おむつ(吸収性物品)
2、2a、2b スリット(筋部)
3 切り込み部
4 波状加工部(溝、筋部)
10 紙おむつ本体
10a 表面シート
10b 裏面シート
12 吸収体
13 ギャザーシート
15 腹側部
16 背側部
17 股下部
20 サイドフラップ
25a、25b 第1サイドフラップ(第1フラップ部)
26a、26b 第2サイドフラップ(第2フラップ部)
23 ファスニングテープ(ファスニング部材)

Claims (3)

  1. 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に腹側部から背側部にかけて介装される吸収体と、を備え、前記背側部の両側方に延出した一対のサイドフラップと、前記サイドフラップに設けられたファスニング部材を係止させるために前記腹側部の前記裏面シートに設けられた被着部と、を有する吸収性物品において、
    前記サイドフラップに設けられ、当該サイドフラップの延出方向と交差する方向に沿う複数条の第1スリットと、
    前記背側部における前記サイドフラップと前記吸収体の間と、前記腹側部における当該腹側部の両側端部と前記被着部の間とにあって、前記背側部の背側延出部における腰回り側と、前記腹側部の腹側延出部における腰回り側に形成され、前記サイドフラップの延出方向と交差する方向に沿う複数条の第2スリットと、
    前記背側部における前記サイドフラップと前記吸収体の間と、前記腹側部における当該腹側部の両側端部と前記被着部の間とにあって、前記第2スリットよりも各々前記背側部の背側延出部における脚回り側及び前記腹側部の腹側延出部における脚回り側に沿って形成され、前記サイドフラップの延出方向と交差する方向に沿う複数条の第3スリットと、を備え、
    前記第3スリットは、前記第2スリットより長さが短く形成され、
    前記サイドフラップ、前記背側部、及び前記腹側部は、前記第1スリット、前記第2スリット、及び前記第3スリットの変形に応じて前記サイドフラップの延出方向への伸縮が可能に構成され、
    着用時において、人体の腰骨の近傍で、前記腹側部に前記サイドフラップと前記背側部を重ねた際に、前記背側部の前記第2スリット及び前記第3スリットと、前記腹側部の前記第2スリット及び前記第3スリットとが重なることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記第1スリットの両端部をそれぞれ囲うように、略C字形状の切り込み部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記サイドフラップは、当該吸収性物品の着用時に人体の腰回り側に位置する第1フラップ部と、人体の脚回り側に位置する第2フラップ部と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品。
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