JP2022142644A - パンツ式おむつ - Google Patents

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【課題】着用者が着用した状態において、取り付けられた吸収性パッドがズレないようにすることができる簡易な構成のパンツ式おむつを提供する。【解決手段】パンツ式おむつ20は、吸収性パッド10に設けられた雄型面ファスナ15によって、吸収性パッド10が取り付けられる。このパンツ式おむつ20は、雄型面ファスナ15が着脱可能なトップシート(第1シート31,第2シート43)と、トップシート(第1シート31,第2シート43)の雄型面ファスナ15が取り付けられる取付範囲60を、幅方向に伸縮させる伸縮部材50と、を備え、取付範囲60は、胴回りに設けられた胴回り伸縮部材45より下方に設けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、パンツ式おむつに関するものである。
パンツ式おむつは、複数の伸縮部材を備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、吸収性本体の肌当接面の全面又は一部に複合伸縮部が設けられており、複合伸縮部は、対面する複合伸縮部形成シートが複合伸縮部の伸縮方向及びそれに直交する方向において間欠的な接合部により互いに接合され、複合伸縮部形成弾性部材が接合部を通らないように配されると共に複合伸縮部形成弾性部材の両端部を除いた部分において複合伸縮部形成シートに固定されておらず、対面する複合伸縮部形成シートそれぞれが各々複数本の複合伸縮部形成弾性部材に亘って連続して延びる複数本の襞を形成することにより構成されているパンツ型使い捨ておむつが開示されている。これにより、表面シートに設けた襞による排泄物の堰き止め能、特に軟便に対する堰き止め能を更に向上させることができる。
特許第4757182号公報
ところで、パンツ式おむつには、吸収性パッド(例えば、尿取りパッド)が雄型面ファスナによって、着脱可能に取り付けられることがある。このような場合、着用者がパンツ式おむつを着用した状態において、パンツ式おむつに取り付けられた吸収性パッドがズレないようにすることが望まれていた。
そこで、本発明は、着用者が着用した状態において、取り付けられた吸収性パッドがズレないようにすることができる簡易な構成のパンツ式おむつを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のパンツ式おむつは、吸収性パッドに設けられた雄型面ファスナによって、前記吸収性パッドが取り付けられるパンツ式おむつであって、前記雄型面ファスナが着脱可能なトップシートと、前記トップシートの前記雄型面ファスナが取り付けられる取付範囲を、幅方向に伸縮させる伸縮部材と、を備え、前記取付範囲は、胴回りに設けられた胴回り伸縮部材より下方に設けられることを特徴とする。
このように構成された本発明のパンツ式おむつは、着用者が着用した状態において、取り付けられた吸収性パッドがズレないようにすることができる。
実施例1のパンツ式おむつの着用状態を示す斜視図である。 実施例1のパンツ式おむつに取り付けられる吸収性パッドを示す平面図である。 実施例1のパンツ式おむつを展開した状態を示す平面図である。 実施例1のパンツ式おむつのAA断面を示す断面図である。 実施例1のパンツ式おむつのBB断面を示す断面図である。 実施例1のパンツ式おむつの作用を説明する図であり、図6(a)は、伸縮部材が収縮した状態を示し、図6(b)は、伸縮部材が伸張した状態を示す。 実施例1のパンツ式おむつの作用を説明する図である。 実施例2のパンツ式おむつを示す断面図である。
以下、本発明によるパンツ式おむつを実現する実施形態を、図面に示す実施例1,2に基づいて説明する。
実施例1におけるパンツ式おむつは、吸収性パッドが着脱可能な大人用の使い捨ておむつに適用される。
[パンツ式おむつの構成]
図1は、実施例1のパンツ式おむつの着用状態を示す斜視図である。図2は、実施例1のパンツ式おむつに取り付けられる吸収性パッドを示す平面図である。図3は、実施例1のパンツ式おむつを展開した状態を示す平面図である。図4は、実施例1のパンツ式おむつのAA断面を示す断面図である。図5は、実施例1のパンツ式おむつのBB断面を示す断面図である。以下、実施例1のパンツ式おむつの構成を説明する。なお、パンツ式おむつの前後の方向を前後方向D1とし、左右の方向を幅方向D2とし、上下の方向を上下方向D3とする。パンツ式おむつは、前側が腹側に対応し、後側が背側に対応する。
図1に示すように、パンツ式おむつ20には、着用者Mの肌側に、吸収性パッド10が着脱可能に取り付けられている。吸収性パッド10は、尿取りパッドとすることができる。
[吸収性パッド]
図2に示すように、吸収性パッド10は、肌側に配置されるトップシート11と、着衣側に配置されるバックシート12と、トップシート11とバックシート12との間に配置される吸収体13と、バックシート12に取り付けられた雄型面ファスナ15と、を備えている。
トップシート11は、例えば、有孔又は無孔の不織布等で形成された液透過性のシートを用いることができる。トップシート11は、吸収体13に向けて、体液を速やかに通過させる。
バックシート12は、例えば、樹脂フィルムで形成された液不透過性のシートを用いることができる。バックシート12は、吸収体13が保持している体液が、バックシート12を透過して着衣等を濡らさないようにする。
吸収体13は、吸収性ポリマーとパルプを含んで構成される。吸収体13は、腹側から背側までシート状に形成される。
雄型面ファスナ15は、バックシート12の腹側と背側に設けられている。雄型面ファスナ15は、吸収性パッド10の幅より狭い矩形に形成することができる。
図1に示すように、雄型面ファスナ15は、使い捨ておむつ20に取り付けられて、使い捨ておむつ20とのズレを防止する。雄型面ファスナ15が使い捨ておむつ20に取り付けられる範囲を取付範囲60とする。取付範囲60は、雄型面ファスナ15より大きな範囲とすることができる。
このように構成された吸収性パッド10は、トップシート11とバックシート12との間に吸収体13を介在させた状態で、トップシート11とバックシート12を重ね合わせて、周縁部をホットメルト等の接着剤や溶着等によって固定することで、吸収性パッド10が形成される。
なお、吸収性パッド10は、肌側に起立する立体ギャザーを形成するように、ギャザーシートを設けることもできる。
[パンツ式おむつ]
図3及び図4に示すように、パンツ式おむつ20は、内装体30と外装体40とで構成される。
(内装体)
図3及び図4に示すように、内装体30は、肌側に配置されるトップシートとしての第1シート31と、着衣側に配置されるバックシート32と、第1シート31とバックシート32との間に介在される吸収体33と、ギャザーシート35と、を備える。
第1シート31は、例えば、有孔又は無孔の不織布等で形成された液透過性のシートを用いることができる。第1シート31は、吸収体33に向けて、体液を速やかに通過させる。
バックシート32は、例えば、樹脂フィルムで形成された液不透過性のシートを用いることができる。バックシート32は、吸収体33が保持している体液が、バックシート32を透過して着衣等を濡らさないようにする。
吸収体33は、吸収性ポリマーとパルプを含んで構成される。吸収体33は、腹側から背側までシート状に形成される。吸収体33は、クレープ紙34によって包むことができる。吸収体33は、単層であっても複層であってもよい。
ギャザーシート35は、例えば、液不透過性の不織布を用いることができる。ギャザーシート35は、幅方向D2において、吸収体33を挟んで両側に一対に設けられている。ギャザーシート35の幅方向D2の基端(一端)は、トップシート11に取り付けられている。
ギャザーシート35の幅方向D2の開放端(他端)には、腹側から背側に延在する細長状の弾性伸縮部材36が所定の伸張状態で設けられている。弾性伸縮部材36は、例えば、糸状又は帯状の天然ゴム等を使用することができる。弾性伸縮部材36の収縮力によって、ギャザーシート35にギャザーとしての立体ギャザー37が形成される。
立体ギャザー37は、幅方向D2において、吸収体33を挟んで両側に一対に設けられている。立体ギャザー37は、着用者Mの体型に合わせて変形可能であり、着用者Mの排泄物の横漏れを防止する。
(外装体)
図3及び図4に示すように、外装体40は、外装トップシート41と、外装バックシート42と、胴回りに配置される胴回り伸縮部材45と、トップシートとしての第2シート(漏れ防止シート)43と、で構成される。
外装トップシート41は、外装バックシート42より肌側に配置され、例えば、不織布とすることができる。外装バックシート42は、外装トップシート41より着衣側に配置され、例えば、不織布とすることができる。
胴回り伸縮部材45は、胴回りに、幅方向D2に延在するように複数配置される。胴回り伸縮部材45は、腹側の胴回りと、背側の胴回りとに配置される。胴回り伸縮部材45は、例えば、糸状又は帯状の天然ゴム等を使用することができる。胴回り伸縮部材45は、外装トップシート41と、外装バックシート42との間に、所定の伸張状態で設けられている。
図3及び図5に示すように、第2シート43は、腹側と背側にそれぞれ配置される。第2シート43は、例えば、液不透過性の不織布を用いることができる。第2シート43は、外装トップシート41の肌側に、第1シート31側に突き出した状態で取り付けられて、腹側と背側からの排泄物の漏れを防止する。
第1シート31と第2シート43は、吸収性パッド10の雄型面ファスナ15が取り付けられるトップシートを構成する。雄型面ファスナ15は、第1シート31に取り付けられてもよいし、第2シート43に取り付けられてもよい。言い換えると、取付範囲60は、第1シート31に形成されてもよいし、第2シート43に形成されてもよい。
内装体30は、腹側及び背側の先端が第2シート43に覆われた状態で、接着剤や溶着等によって、外装体40に取り付けられる。そして、外装体40が折り畳まれて、幅方向D2の両端のサイドシール部46が接合されることで、図1に示すように、ウエスト開口P1、左脚周り開口P2、及び右脚周り開口P3が形成される。
(伸縮部材)
図3及び図5に示すように、伸縮部材50は、背側と腹側の2か所に設けられる。伸縮部材50は、パンツ式おむつ20の長手方向において、胴回り伸縮部材45より中心側に設けられる。言い換えると、伸縮部材50は、パンツ式おむつ20を着用者Mが着用した状態で、伸縮部材50は、胴回り伸縮部材45より下方に設けられる。
伸縮部材50は、例えば、糸状又は帯状の天然ゴム等を使用することができる。伸縮部材50は、外装トップシート41と、外装バックシート42との間に、所定の伸張状態で設けられている。
伸縮部材50は、左脚周りR1から右脚周りR2に延在して形成される。左脚周りR1とは、着用者Mの左脚を囲む左脚周り開口P2を形成する部分であり、幅方向D2において、外装体40の左端から内装体30の手前までの位置を示す。右脚周りR2とは、着用者Mの右脚を囲む右脚周り開口P3を形成する部分であり、幅方向D2において、外装体40の右端から内装体30の手前までの位置を示す。
図5に示すように、伸縮部材50は、吸収体33より非肌側に設けられる。伸縮部材50は、吸収体33の厚さ方向において、吸収体33と重なる位置に設けられる。
吸収体33の厚さ方向において、伸縮部材50が設けられた位置には、外装トップシート41とバックシート32との接合部Gと、バックシート32と吸収体33を包むクレープ紙34との接合部Gと、クレープ紙34と第1シート31との接合部Gと、が形成される。接合部Gは、例えば、ホットメルトや接着剤によって形成することができる。
取付範囲60において、第1シート31と、吸収体33と、バックシート32と、外装トップシート41とは、接合されて一体化した一体化部51を構成する。これにより、伸縮部材50は、取付範囲60を幅方向に伸縮させる。すなわち、取付範囲60において、伸縮部材50より、肌側に配置されたパンツ式おむつ20の部材は、接合されて一体化した一体化部51を構成する。
なお、取付範囲60において、第1シート31と、第2シート43と、吸収体33と、バックシート32と、外装トップシート41とが接合されて一体化部51を構成してもよい。
[パンツ式おむつの作用]
図6は、実施例1のパンツ式おむつの作用を説明する図であり、図6(a)は、伸縮部材が収縮した状態を示し、図6(b)は、伸縮部材が伸張した状態を示す。図7は、実施例1のパンツ式おむつの作用を説明する図である。以下、実施例1のパンツ式おむつ20の作用を説明する。
実施例1のパンツ式おむつ20は、吸収性パッド10に設けられた雄型面ファスナ15によって、吸収性パッド10が取り付けられる。このパンツ式おむつ20は、雄型面ファスナ15が着脱可能なトップシート(第1シート31,第2シート43)と、トップシート(第1シート31,第2シート43)の雄型面ファスナ15が取り付けられる取付範囲60を、幅方向に伸縮させる伸縮部材50と、を備え、取付範囲60は、胴回りに設けられた胴回り伸縮部材45より下方に設けられる(図3)。
これにより、パンツ式おむつ20を着用者Mに着用した状態では、図6(a)に示すように、伸縮部材50の収縮力によって、トップシート(第1シート31,第2シート43)が幅方向内側に引っ張られ、トップシート(第1シート31,第2シート43)の取付範囲60に襞を形成することができる。そのため、雄型面ファスナ15のフック16を、トップシート(第1シート31,第2シート43)に形成された襞に絡みつけるようにして、吸収性パッド10をパンツ式おむつ20に取り付けることができる。その結果、パンツ式おむつ20を着用者Mに着用した状態では、パンツ式おむつ20に取り付けた吸収性パッド10がズレないようにすることができる。
一方、パンツ式おむつ20を幅方向外側に引っ張った状態では、図6(b)に示すように、伸縮部材50が伸張し、トップシート(第1シート31,第2シート43)に襞が形成されないようにすることができる。そのため、雄型面ファスナ15のフック16に絡みついていた襞がなくなり、吸収性パッド10をパンツ式おむつ20から取り外し易くすることができる。
実施例1のパンツ式おむつ20では、伸縮部材50は、右脚回り部R2から左脚回り部R1に延在して形成されている(図3)。
これにより、図7に示すように、パンツ式おむつ20を着用していた着用者Mが、脚を広げた状態で、パンツ式おむつ20を降ろした際、広げた脚によって、トップシート(第1シート31,第2シート43)を幅方向外側に引っ張ることができる。そのため、伸縮部材50が幅方向外側に伸張し、トップシート(第1シート31,第2シート43)に襞が形成されないようにすることができる。その結果、雄型面ファスナ15のフック16に絡みついていた襞がなくなり、吸収性パッド10をパンツ式おむつ20から取り外し易くすることができる。
実施例1のパンツ式おむつ20では、トップシート(第1シート31,第2シート43)とバックシート32との間に配置された吸収体33を備え、伸縮部材50は、吸収体33より非肌側に、吸収体33と重なるように設けられており、取付範囲60において、伸縮部材50より肌側に配置されている部材が接合されて一体化した一体化部51を備える(図5)。
これにより、伸縮部材50の伸縮力を、一体化部51を介して、トップシート(第1シート31,第2シート43)に効果的に伝えることができる。そのため、伸縮部材50の伸縮力によって、トップシート(第1シート31,第2シート43)に襞を形成し易くすることができる。
実施例2のパンツ式おむつは、伸縮部材の配置位置が異なる点で、実施例1のパンツ式おむつと相違する。
[パンツ式おむつの構成]
図8は、実施例2のパンツ式おむつを示す断面図である。以下、実施例1のパンツ式おむつの構成を説明する。なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一の用語又は同一の符号を用いて説明する。
図8に示すように、実施例2のパンツ式おむつ20の伸縮部材50は、吸収体33より肌側に設けられる。伸縮部材50は、吸収体33の厚さ方向において、吸収体33と重なる位置に設けられる。
伸縮部材50と第1シート31との間には、接合部Gが形成される。取付範囲60において、第1シート31と吸収体33を包むクレープ紙34との間には、幅方向D2に間欠的に接合部Gが形成される。伸縮部材50と外装トップシート41との間には、接合部Gが形成される。
すなわち、取付範囲60において、トップシートとしての第1シート31と吸収体33とは、幅方向D2において、間欠的に接合されている。なお、トップシートとしての第1シート31と吸収体33は、接合されないようにしてもよい。
[パンツ式おむつの作用]
以下、実施例2のパンツ式おむつの作用を説明する。
実施例2のパンツ式おむつ20では、トップシート(第1シート31,第2シート43)とバックシート32との間に配置された吸収体33を備え、伸縮部材50は、吸収体33より肌側に、吸収体33と重なるように設けられており、取付範囲60において、トップシート(第1シート31,第2シート43)と、吸収体33とは、間欠的に接合されている(図8)。
これにより、伸縮部材50の伸縮力を、剛性の高い吸収体33の影響を受けることなく、トップシート(第1シート31,第2シート43)に効果的に伝えることができる。そのため、伸縮部材50の伸縮力によって、トップシート(第1シート31,第2シート43)に襞を形成し易くすることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、本発明のパンツ式おむつを実施例1,2に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や、追加や、各実施例の組み合わせ等は許容される。
実施例1,2では、雄型面ファスナ15は、バックシート12の腹側と背側に設けられる例を示した。しかし、雄型面ファスナは、バックシート12の腹側及び背側の一方に設けられてもよい。また、雄型面ファスナは、3つ以上設けられてもよい。この場合、伸縮部材は、雄型面ファスナに対応するように設けることができる。
実施例1,2では、伸縮部材50は、糸状又は帯状の天然ゴムとする例を示した。しかし、伸縮部材は、伸縮不織布等の帯状の部材とすることができる。
実施例1,2では、伸縮部材50は、吸収体33の厚さ方向において、吸収体33と重なる位置に設ける例を示した。しかし、伸縮部材は、吸収体の厚さ方向において、吸収体と重ならない位置に設けてもよい。
実施例1,2では、パンツ式おむつ20は、トップシートとしての第1シート31及び第2シート43を備える例を示した。しかし、パンツ式おむつは、トップシートとして第1シートだけを備えてもよい。
実施例1,2では、吸収性パッド10の雄型面ファスナ15が取り付けられる取付範囲60をトップシートとしての第1シート31及び第2シート43に設ける例を示した。しかし、取付範囲は、第1シートにだけ設けることもできるし、第2シートにだけ設けることもできるし、両方に設けることもできる。
実施例2では、パンツ式おむつ20は、取付範囲60において、トップシートとしての第1シート31と吸収体33とは、幅方向D2において間欠的に接合されている例を示した。しかし、パンツ式おむつは、取付範囲において、トップシートと吸収体とは、パンツ式おむつの長手方向において間欠的に接合されていてもよい。また、パンツ式おむつは、取付範囲において、トップシートと吸収体とは、接合されないようにしてもよい。
実施例1,2では、本発明のパンツ式おむつを、大人用の使い捨ておむつに適用される例を示した。しかし、本発明のパンツ式おむつは、子供用の使い捨ておむつに適用することもできる。
10 吸収性パッド
15 雄型面ファスナ
20 パンツ式おむつ
31 第1シート(トップシートの一例)
32 バックシート
43 第2シート(トップシートの一例)
45 胴回り伸縮部材
50 伸縮部材
51 一体化部
60 取付範囲
R2 右脚回り部
R1 左脚回り部

Claims (4)

  1. 吸収性パッドに設けられた雄型面ファスナによって、前記吸収性パッドが取り付けられるパンツ式おむつであって、
    前記雄型面ファスナが着脱可能なトップシートと、
    前記トップシートの前記雄型面ファスナが取り付けられる取付範囲を、幅方向に伸縮させる伸縮部材と、を備え、
    前記取付範囲は、胴回りに設けられた胴回り伸縮部材より下方に設けられる
    ことを特徴とする、パンツ式おむつ。
  2. 前記伸縮部材は、右脚回り部から左脚回り部に延在して形成されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載のパンツ式おむつ。
  3. 前記トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体を備え、
    前記伸縮部材は、前記吸収体より非肌側に、前記吸収体と重なるように設けられており、
    前記取付範囲において、前記伸縮部材より肌側に配置されている部材が接合されて一体化した一体化部を備える
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のパンツ式おむつ。
  4. 前記トップシートとバックシートとの間に配置された吸収体を備え、
    前記伸縮部材は、前記吸収体より肌側に、前記吸収体と重なるように設けられており、
    前記取付範囲において、前記トップシートと、前記吸収体とは、接合されていない又は間欠的に接合されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のパンツ式おむつ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024080056A1 (ja) * 2022-10-12 2024-04-18 ユニ・チャーム株式会社 着用物品収容体、及び、着用物品
WO2024080054A1 (ja) * 2022-10-12 2024-04-18 ユニ・チャーム株式会社 着用物品収容体、着用物品、及び、吸収パッド

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