JP3737992B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、使い捨て紙おむつ等の吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、吸収性物品としての使い捨ての紙おむつは、透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に腹側部から背側部にかけて介装される吸収体とを有する。そして、特に展開式の紙おむつにおいて、背側端部の側方に延出した一対のサイドフラップにファスナを形成し、このファスナを止着するためのターゲットテープを腹側に形成し、ファスナをターゲットテープに止着させて紙おむつを着用者に装着させる構造のものがある。
このうち、特に、成人や高月齢児用の紙おむつは大きく、また、胴周り及び脚周りのサイズが個人によって大きく異なるため、各サイドフラップにファスナを2つずつ設け、脚周りと胴周りとを別々に締め付ける構造になっている紙おむつがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように各サイドフラップに2つずつファスナを設ける場合、吸収性物品の装着に手間がかかるという問題があった。しかし、ファスナを一つにすると、装着の容易性が増すが、胴周りと脚周りとを十分に締め付けることが困難となって漏れやすいという問題があった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、より装着が容易、かつ体液の漏れを十分に防止できる吸収性物品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば、図1から図9に示すように、透明性の表面シート(10a)と、不透明性の裏面シート(10b)と、前記表面シートと前記裏面シートとの間に腹側部(15)から背側部(16)にかけて介装され、体液を吸収する吸収体(12)とを有し、前記腹側部と前記背側部は、前記腹側部と前記背側部との間に設けられる股下部(17)両側端部よりも外側に延出される腹側延出部(152)と背側延出部(162)とを備えている吸収性物品(例えば、使い捨ておむつ1)において、
前記背側延出部の両側方(例えば、側縁部163等)には、1対の止着部(20)が設けられるとともに、
前記股下部の縁部において前記腹側延出部から前記背側延出部にかけて該縁部の形状に沿って湾曲して弾性部材(13d)が設けられており、
前記弾性部材の端部は、前記腹側延出部及び前記背側延出部の側縁部(153,163)の形状に沿って長手方向に延びるように設けられており、
前記腹側部と前記背側部の間に設けられる股下部の幅方向両端部の前記表面シート上に、前記腹側部から前記背側部にかけてギャザーシート(13)が設けられ、
前記ギャザーシートは、前記ギャザーシートの幅方向外側の部分であって前記表面シートに固定される固定部(132)と、前記ギャザーシートの幅方向内側の部分であって、表面シートに固定されない自由部(131)とを備え、
前記腹側部、前記背側部のすくなくとも一方の前記吸収体上に、前記ギャザーシートの前記自由部と前記表面シートの間にポケット部(100)が形成されており、
前記ポケット部における前記ギャザーシートの前記固定部と前記自由部との境目である基端部は、前記吸収体の腹側端部、背側端部の少なくとも一方の上において、幅方向外側に向かって湾曲した凹部形状となっており、
前記自由部の幅方向の長さは、股下部よりも前記ポケット部の方が長く、
前記弾性部材の端部は、前記ポケット部の幅方向端部の外側まで延出していることを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、吸収性物品の背側延出部の両側方に、1対のみ止着部が設けられているので、装脱着が容易であり、かつ、股下部の縁部において腹側延出部から背側延出部にかけて該縁部の形状に沿って湾曲して弾性部材が設けられているので、着用者の脚周りにフィットして横漏れを防止することができることとなって、装脱着が容易、かつ漏れを防止することができる。
また、当該弾性部材の端部は、腹側延出部及び背側延出部の側縁部の形状に沿って長手方向に延びるように設けられているので、体液の流出を遮断して吸収体の端部まで吸収させることが可能となって、より多量の体液を吸収できるとともに、漏れ防止効果が向上する。
さらに、ポケット部におけるギャザーシートの基端部は吸収体の腹側端部、背側端部の少なくとも一方の上において幅方向外側に向かって湾曲した凹部形状であるとともに、ギャザーシートの自由部の幅方向の長さは、股下部よりもポケット部の方が長く、ギャザーシートの自由部と表面シートの間にポケット部が形成されているため、ギャザーシートで遮断され、ギャザーシートの長手方向に沿って移動した体液は、腹側部或いは背側部のポケット部で一旦貯留されることとなり、より多量の体液を貯蓄することができる。そして、ポケット部で一旦貯蓄された体液は、徐々にポケット部の下方の吸収体に吸収されることとなり、より多量の体液の吸収が可能となって、横漏れ防止の効果を更に向上させることができる。
またさらに、ポケット部の幅方向端部の外側まで延出した弾性部材により、体液が横漏れするのを防止するとともに、吸収体の端部まで余すことなく吸収させることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品において、前記背側部の前記表面シート上に、バックギャザーシートを備え、前記バックギャザーシートと前記表面シートとの間の隙間に、後ポケット部が形成されることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、バックギャザーシートと表面シートとの間の隙間に形成された後ポケット部により、後漏れを防止することができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の吸収性物品において、
前記ギャザーシートは、前記表面シート側の前記吸収体の中央部を挟む幅方向の両側部に、前記腹側部の吸収性物品本体の長手方向の縁部から前記背側部の吸収性物品本体長手方向の縁部に亘ってそれぞれ備えられて立体ギャザーを形成し、
前記表面シートを長手方向に沿って二つ折りにした部分を前記ギャザーシートよりも幅方向内側に固着させることにより前記表面シートの一部を突出させて形成される突出部(14)を備え、
前記突出部の長手方向端部は、前記突出部が、幅方向内側に倒れるように前記表面シート上に固着されていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、表面シートを長手方向に沿って二つ折りにした部分をギャザーシートよりも幅方向内側に固着させることにより表面シートの一部を突出させて形成される突出部を備えるので、突出部により、排出された体液の、幅方向、すなわちギャザーシート方向へ流出する勢いが一度止められ、長手方向に流れが拡散されることとなって、体液の横漏れを防ぐ効果が期待できる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記弾性部材の長手方向の長さは、300〜600mmに形成され、前記弾性部材の湾曲部分の最大差の長さは、40〜150mmに形成されていることを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、弾性部材13dの長手方向の長さ(137A)は、300〜600mmに形成され、弾性部材13dの湾曲部分の最大差の長さ(137B)は、40〜150mmに形成されているので、着用者の脚周りに伸縮自在にフィットし、横漏れを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施の形態では、吸収性物品として、特に、成人用の使い捨て紙おむつを一例として、以下で説明する。
図1は、本実施の形態における使い捨て紙おむつを展開した斜視図である。また、図2は、使い捨て紙おむつの装着時の状態に組立てた斜視図であり、図3は、平面展開図である。
【0016】
図1〜図3に示すように、使い捨て紙おむつ(以下、紙おむつという。)1は、物品本体である紙おむつ本体10と、この紙おむつ本体10を人体に装着するための止着部20、20と、止着部20を係止させるための被着部30とを備えている。
【0017】
紙おむつ本体10は、人体との接触面側に設けられる透液性の不織布等からなる表面シート10aと、装着時に外部側に設けられる不透液性の裏面シート10bと、表面シート10aと裏面シート10bとの間に介装される吸収体12と、表面シート10a側の吸収体12の両側部に、紙おむつ本体10の長手方向に沿って備えられるギャザーシート13、13と、このギャザーシート13、13よりも紙おむつ本体10の幅方向の内側の吸収体12上に、紙おむつ本体10の長手方向に沿うように備えられる突出部14、14と、により主に構成される。
ここで、内側とは、紙おむつ10の幅方向の中央側をいい、外側とは、紙おむつ10の幅方向の中央から離れる側をいう。
【0018】
紙おむつ本体10は、人体の股部を腹側から背側にかけて覆うように、一方の端部に腹側部15が形成され、他方の端部に背側部16が形成されている。また、腹側部15と背側部16との間が股下部17となっている。股下部17の両縁部は、内側に凹むように形成され、装着された際に着用者の脚の周りを囲む脚開口部18、18となっている。
【0019】
そして、紙おむつ本体10の腹側部15の端部151と、背側部16の端部161とは、紙おむつ1が装着された際に、胴周りを形成するようになっている。特に、胴周りを形成する部分として、腹側部15において股下部17よりも両外側に延出した腹側延出部152、152と、背側部16において股下部17よりも両外側に延出した背側延出部162、162と、が形成されている。また、背側部16の背側延出部162、162の側縁部163、163には、それぞれ外側に突出した止着部20、20が設けられている。
【0020】
また、背側部16の長手方向の縁部164の中央部から左右の背側延出部162にかけて、糸ゴム等の弾性部材164a(第2の弾性部材)が幅方向に沿って設けられ、この弾性部材164aにより平面ギャザー165が形成され、着用者の胴周りにフィットするように伸縮自在な構造となっている。この平面ギャザー165は、着用者が横になった場合の漏れを防止する機能を果たす。
【0021】
吸収体12は、紙おむつ1の使用時に、体液としての尿等の水様成分を吸収するものであり、綿やパルプ等の吸収性素材や、繊維或いはフィルム等のシート状基材と、高吸水性樹脂とを組み合わせて形成される。吸収体12は、腹側部15から背側部16に亘る長さに形成されている。また、吸収体12の幅方向の長さは、股下部17の形状に合わせて中央部12aが狭く、長手方向の腹側端部12b、背側端部12cは、腹側部15の腹側延出部152、背側部16の背側延出部162の形状に合わせて、中央部12aよりも幅が広く形成されている。
【0022】
ギャザーシート13、13は、表面シート10a側に吸収体12の中央部12aを挟む幅方向の両側部に、腹側部15の紙おむつ本体長手方向の縁部154から背側部16の紙おむつ本体長手方向の縁部164に亘ってそれぞれ備えられている。
このギャザーシート13、13の幅方向外側の部分は、図4に示すように、裏面シート10bの表面シート10a側の面に固着されており、吸収体12の側方で表面シート10a側に周り込むようにして表面シート10aの上面に固着されている。そして、このギャザーシート13の幅方向内側の部分は、表面シート10aに固定されておらず自由部131となっている。
ここで、ギャザーシート13が裏面シート10b及び表面シート10aと固定される部分を固定部132といい、固定部132と自由部131との境目を基端部133とする。
【0023】
ギャザーシート13は、図4(a)に示すように、股下部17における基端部133において幅方向外側に折り返される第1折り返し部13aと、基端部133と自由部131の先端の自由端部134との間の中間位置Pよりも自由端部134側において、幅方向内側に折り返される第2折り返し部13bとが形成されている。
従って、この第1折り返し部13aと第2折り返し部13bとで、断面略く字状及び逆く字状に立ち上がった立体ギャザーが形成される。尚、第1折り返し部13aは、股下部17においては、基端部133にて形成されるのが望ましいが、これに限られず、第2折り返し部13bは、基端部133と自由端部134の間の中間位置Pよりも自由端部134寄りであれば、何処であってもよい。
【0024】
ギャザーシート13の自由部131には、ギャザーシート13の長手方向に沿って、複数の糸ゴム(弾性部材)13cが略平行に備えられている。本実施の形態では、図4に示すように、第2折り返し部13bに一本と、自由端部134に一本と、第2折り返し部13bと自由端部134の間の自由端部134寄りに一本、計三本ずつ糸ゴム13cが設けられている。そして、この糸ゴム13cにより立体ギャザーは、着用者の体型に合わせて伸縮自在に変形し、着用者にフィットしやすい構造となっている。
また、第2折り返し部13bに糸ゴム13cが設けられることにより、第2折り返し部13bと自由端部134との間に、平らに近い面が吸収体12側に傾倒して形成されるので、体液がギャザーシート13を越えて漏れ出すのを阻止する効果を高めることができる。
【0025】
また、ギャザーシート13の長手方向の先端部(腹側先端部135、背側先端部136)においては、自由部131の外側に折り返された第1折り返し部1
3aと、内側に折り返された第2折り返し部13bとが、例えば、ホットメルト等のヒートシールにより固着されている。
【0026】
また、ギャザーシート13の基端部133は、図5に示すように、吸収体12の腹側端部12b、背側端部12c上において、幅方向外側に向かって湾曲した凹部形状となっており、ギャザーシート13の自由部131の幅方向の長さは、股下部17よりも腹側部15及び背側部16の方が長くなっている。これにより、図1、図3に示すように、ギャザーシート13と表面シート10aとの間にポケット部100、100、100、100が、腹側部15、背側部16とにそれぞれ2つずつ、計4つ形成されている。従って、例えば、紙おむつ1の着用時に、不液透過性の立体ギャザーシート13で遮断された体液が、不液透過性の立体ギャザーシート13の長手方向に沿って移動すると、移動した体液は、腹側部15或いは背側部16のポケット部100に到達して一旦貯蓄された後、徐々にポケット部100の下方の吸収体12に吸収されることとなり、より多量の体液の貯蓄・吸収が可能となって、横漏れ防止の効果を更に向上させることができる。また、ポケット部100は、腹側延出部152及び背側延出部162の面積に対して、10〜80%の大きさに形成されている。ここで、上記範囲に形成されている理由は、10%より小さい場合には、ポケット部100における体液吸収の効果が小さくなるからであり、80%より大きい場合には、腹側延出部152及び背側延出部162の横或いは後方から漏れてしまう可能性があるからである。
【0027】
また、固定部132において、ギャザーシート13、13と裏面シート10bとの間には、脚開口部18、18の両縁部から腹側部15の腹側延出部152、152、及び背側部16の背側延出部162、162にかけて、脚開口部18、18の両側縁部の湾曲形状に合わせて湾曲した糸ゴム等の弾性部材13dがそれぞれ設けられ、この弾性部材13dにより平面ギャザー137、137が形成されている。そして、図6に示すように、弾性部材13dの長手方向の長さ(137A)は、300〜600mmに形成され、弾性部材13dの湾曲部分の最大差の長さ(137B)は、40〜150mmに形成されている。
これにより、着用者の脚周りに伸縮自在にフィットし、横漏れを防止するようになっている。
より詳細には、弾性部材13dの端部は、腹側延出部152及び背側延出部162の側縁部153,163の形状に添って長手方向に延びるように設けられ、ポケット部100の幅方向端部の外側まで延出して形成されている。従って、平面ギャザー137、137が腹側延出部152及び背側延出部162まで形成されることとなって、腹側延出部152及び背側延出部162において、体液が横漏れするのを防止するとともに、吸収体12の端部12d、12eまで余すことなく吸収可能となって、より多量の体液を吸収できる。
【0028】
ここで、137Aが、300〜600mmに形成されている理由は、300mmより小さい場合には、十分に着用者の脚周りを締め付けることが出来ずに漏れやすくなり、逆に600mmよりも大きい場合には、胴周り部の近傍までギャザーが形成されてしわがよってしまうことにより、吸収体12の一部が重なるなど、腹側部15、背側部16のしわが入る部分の締め付けが効かなくなることとなって逆に漏れやすくなってしまうからである。
【0029】
また、137Bが40〜150mmに形成されている理由は、40mmよりも小さいと、着用者の脚周りの湾曲形状に十分フィットせずに、着け心地が悪くなるとともに、脚開口部18に着用者の脚との間に隙間が出来やすく漏れやすいからであり、逆に、150mmよりも大きいと、着用者の脚周りの湾曲角度よりも大きく湾曲してしまい、脚開口部18に隙間ができて漏れやすいからである。
【0030】
尚、本実施の形態では、図3、図6に示すように、弾性部材13dとしての糸ゴムが、左右それぞれ3本ずつ備えられている。
【0031】
また、図1、図3、図5に示すように、背側部16において、不液透過性の不織布等からなるバックギャザーシート19の幅方向の端部19a、19bが左右のギャザーシート13、13の間を掛け渡すように固着されている。そして、このバックギャザーシート19の長手方向背側端部19cが、裏面シート10bに固着され、縁部164において、平面ギャザー165を形成している。また、バックギャザーシート19の長手方向腹側端部19dは、固定されておらず、表面シート10a上を一部覆う様に延出しており、その先端部分に第2の弾性部材としての糸ゴムが幅方向に沿って設けられ、伸縮可能に形成されている。そして、このバックギャザーシート19と、表面シート10aとの間の隙間に、後ポケット部200が形成されることとなって、後漏れを防止する機能を果たしている。
【0032】
突出部14、14は、吸収体12上面に、ギャザーシート13、13よりも幅方向内側で、長手方向に沿って設けられている。この突出部14、14は、表面シート10aを長手方向に沿って二つ折りにした部分を固着させることにより表面シート1aの一部を突出させて形成される。
この突出部14、14により、排出された体液の、幅方向、即ちギャザーシート13方向へ流出する勢いが一度止められ、長手方向に流れが拡散されることとなって、体液の横漏れを防ぐ効果が期待できる。
【0033】
突出部14、14の長手方向端部141、142は、突出部14、14が、幅方向内側に倒れるように表面シート10a上に固着されている。また、左右の突出部14、14の幅方向の間隔は、100〜300mmであるように形成されている。一般的にインナーパッドPと呼ばれる吸収性物品の幅方向の長さが、100〜300mmであるため、突出部14、14の幅方向の間隔も、インナーパッドPの幅方向の長さと略同じ長さに形成されている。また、突出部14、14の幅方向の間隔は、広く用いられているインナーパッドPとの関係により、より好ましくは160〜200mmに形成されているものとする。従って、この突出部14、14には、図7に示すように、紙おむつ本体10の表面シート10a上に配置され、体液を吸収するインナーパッドPの側部を固定させることができる。ここで、インナーパッドPとは、例えば、尿取りパッド、失禁パッド等の吸収性物品であり、体液の吸収に対して紙おむつ1を補助するためのものであると共に、紙おむつ1そのものの取換え頻度を低くすることにより使用コストを抑えるためのものでもある。尚、図7は、紙おむつ1の表面シート1a上にインナーパッドPを装着したことを仮定した、図1のA―A’断面図である。
【0034】
また、突出部14の基端部144から先端部145までの突出した部分は、5〜50mmの長さに形成されている。ここで、5〜50mmの長さの範囲に形成されている理由は、5mmよりも小さいと、尿の横への流出の勢いを止めるのに不十分であると共に、通常のインナーパッドPを固定することが出来ない。また、50mmよりも大きいと、装着時にもたついて人体と紙おむつ1との間の隙間ができて漏れやすくなったり、インナーパッドPを固定した際、突出部14、14が、インナーパッドP上に過度に覆い被さってしまい、透液性のシートであっても、体液の吸性を妨げる虞があるからである。また、突出部14の基端部144から先端部145までの突出部分の長さは、5〜50mmに形成されているが、更に、ギャザーシート13の基端部133と自由端部134の間の長さよりも小さく形成されており、ギャザーシート13による横漏れ防止機能を阻止しないようになっている。
【0035】
また、この突出部14、14の先端部分には糸ゴム14aが設けられており、インナーパッドPを上面より抑えられるようになっている。この糸ゴム14aの弾性率は、250%以下であり、弾性力は20gf以下であるように突出部14に備えられている。ここで、糸ゴム14aの弾性率は250%以下で、弾性力が20gfであるのは、それより大きい場合には、糸ゴム14aの弾性力によって吸収体12が収縮してしまうこととなって、装着した場合に吸収体12の一部が重なる等して体液の吸収を妨げてしまうからである。
【0036】
尚、インナーパッドPに面ファスナの一方の係止部材を設け、突出部14の内面143のインナーパッドPとの接触部分に数カ所、面ファスナの他方の係止部材を設け、インナーパッドPのずれを更に防止する構成であってもよい。また、突出部14は、表面シート10aの一部から形成されている構成で説明したが、突出部14は表面シート10aと異なる他の部材から形成されていてもよい。具体的には、吸収体12による体液の吸収を妨げない透液性シートを紙おむつ本体10の長手方向に沿って表面シート10a上に突出させて設けるようにしてもよい。
【0037】
止着部20、20は、例えば、不織布等で形成されており、背側延出部162、162の側縁部163、163より左右側方に突出するように、備えられている。そして、止着部20、20の側方端部は、側方に突出したファスナ部21、21が形成されている。この止着部20、20のファスナ部21、21には、それぞれ面ファスナの一方の係止要素である雄部材等のファスニングテープ22が備えられている。そして、この2つのファスニングテープ22、22が、腹側部15の裏面シート10b上に備えられている被着部30に係止するようになっている。
【0038】
ここで、図8に示す、ファスナ部21の、基端部21aの長手方向の長さ(211)は、80〜200mmであり、先端部21bの長手方向の長さ(212)は、50〜150mmであり、基端部21aと先端部21bの間の長さである延出部分の長さ(213)は、30〜80mmに形成されている。尚、上記数値範囲内であっても、先端部21bを指先でつまみ易い程度に基端部21aから先端部21bにかけて幅が狭くなるように、211の方が、212より大きくなるよう形成されることが好ましい。
【0039】
ファスナ部21の基端部21aの長手方向の長さ(211)を上記範囲とした理由は、80mmより小さいと止着力が弱くなり、装着時に外れやすくなるからであり、逆に200mmを超えると、紙おむつ本体10の胴周りと脚周りとの固定度が高くなって、紙おむつ1の装着時に着用者の動きに対して負荷が掛かりやすく、脚周りへの跡付きが発生し易くなるからである。
また、ファスナ部21の先端部21bの長手方向の長さ(212)を、上記範囲とした理由は、50mmより小さいと、先端部の面積が小さくなりつまみにくくなると共に、ファスニングテープ22の面積が小さくなり止着力が低下してしまう。一方、150mmを越えると、止着力が強すぎて、着用者の脚周りへの締め付けがきつくなってしまい、着け心地が窮屈になるからである。また、基端部21aと先端部21bとの間の長さである突出部分の長さ(213)を上記範囲とした理由は、30mmより小さいと、止着する部位が、着用者のより脇腹側となり、着用者の前面側で止着するよりも外れやすいからであり、一方、80mmを越えると、左右のファスナ部21、21が重なってしまうおそれが生じ、漏れやすくなってしまうからである。
【0040】
尚、ファスニングテープ22は、ファスナ部21の先端部21bから指先でつまみやすい程度の間隔を開けた位置に設けられるとともに、基端部21aからも適度な間隔を開けた位置に設けられる。ここで、ファスニングテープ22と基端部21aとの間が狭すぎると、着用者への締め付けがきつくなり、逆に間が開きすぎると、外れやすくなるからである。
また、ファスナ部21の基端部21aから先端部21へかけての傾斜角度、長さが両辺同じであるので、図9に示す様に、不織布の所定の位置にファスニングテープ22を固着させた後に、止着部20の形状に裁断することにより、複数の止着部20’を連続して製造することができる。
【0041】
また、被着部30は、面ファスナーの他方の係止要素である雌部材等からなり、腹側部15の裏面シート10b上に固着されている。そして、被着部30の上端部31は、着用者の腹部の肌に触れないように腹側部15の縁部154から長手方向30mm以上離れた位置に形成されている。また、被着部30の長手方向の長さ32は、100〜250mmに形成されている。
ここで、被着部30の長手方向の長さ32が上記範囲である理由は、100mmよりも短いと止着部20の止着部分が小さくなり止着力が弱まる虞があり、逆に250mmよりも長いと股下部17の方まで到達してしまうからである。
【0042】
このように、本実施の形態による紙おむつ1によれば、平面ギャザー137、137により脚周りの漏れが、平面ギャザー165により胴周りの漏れが防止されるので、止着部20のファスナ部21は左右一対であっても、漏れを防止することができ、且つ、ファスナ部21が左右一対ずつなので容易に装脱着することができる。
【0043】
また、止着部20は、ファスナ部21の基端部21aの長手方向の長さ(211)が80mmから200mmであり、先端部21aの長手方向の長さ(212)が50〜150mmであり、突出部分の長さ(213)が、30〜80mmであるので、好適に締め付けることができる。
【0044】
尚、上記の実施の形態は、本発明を例示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、止着部20の形状は、上述の範囲内であれば同一でなくともよく、ファスナ部21の基端部21aから先端部21bへの傾斜角度は適宜変更可能である。例えば、胴周り側の側端部21cを背側部16の端部161と略平行に形成し、脚周り側の側端部21dを基端部21aから先端部21bにかけて幅が細くなるように傾斜させて形成する構造であってもよい。
また、止着部20のファスナ部21の形状も、上記数値範囲内であれば、図1、2、3、5、8に示すような台形状に限定されるものではなく、丸みを帯びた形状や、テーパ状等であってもよい。ここで、例えば、ファスナ部21がテーパ状に形成されている場合、212は、ファスニングテープ22の先端部21b側の側辺の長さとなり、その先端部21bのテーパ角度Θは、例えば、0<Θ<4とする。また、止着部20のファスナ部21がテーパ状に形成する場合、止着部20を製造する際、止着部20の長さに相当する幅の基材の中央部分を、蛇行する曲線状に裁断して、止着部20の形状を形成することができ、直線上に裁断して製造するよりも裁断を滑らかに行うことができる。
【0045】
また、止着部20は、不織布の他、弾性部材から形成されていてもよい。また、ファスニングテープ22は、面ファスナの雄部材等の他、例えば、粘着テープ等であり、被着部30は粘着テープが着脱自在なフィルム等を備えている構造であってもよい。
【0046】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、吸収性物品の背側延出部の両側方に、1対のみ止着部が設けられているので、装脱着が容易であり、かつ、股下部の縁部において腹側延出部から背側延出部にかけて該縁部の形状に沿って湾曲して弾性部材が設けられているので、着用者の脚周りにフィットして横漏れを防止することができることとなって、装脱着が容易、かつ漏れを防止することができる。
また、当該弾性部材の端部は、腹側延出部及び背側延出部の側縁部の形状に沿って長手方向に延びるように設けられているので、体液の流出を遮断して吸収体の端部まで吸収させることが可能となって、より多量の体液を吸収できるとともに、漏れ防止効果が向上する。
さらに、ポケット部におけるギャザーシートの基端部は吸収体の腹側端部、背側端部の少なくとも一方の上において幅方向外側に向かって湾曲した凹部形状であるとともに、ギャザーシートの自由部の幅方向の長さは、股下部よりもポケット部の方が長く、ギャザーシートの自由部と表面シートの間にポケット部が形成されているため、ギャザーシートで遮断され、ギャザーシートの長手方向に沿って移動した体液は、腹側部或いは背側部のポケット部で一旦貯留されることとなり、より多量の体液を貯蓄することができる。そして、ポケット部で一旦貯蓄された体液は、徐々にポケット部の下方の吸収体に吸収されることとなり、より多量の体液の吸収が可能となって、横漏れ防止の効果を更に向上させることができる。
またさらに、ポケット部の幅方向端部の外側まで延出した弾性部材により、体液が横漏れするのを防止するとともに、吸収体の端部まで余すことなく吸収させることができる
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、バックギャザーシートと表面シートとの間の隙間に形成された後ポケット部により、後漏れを防止することができる。
【0048】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、表面シートを長手方向に沿って二つ折りにした部分をギャザーシートよりも幅方向内側に固着させることにより表面シートの一部を突出させて形成される突出部を備えるので、突出部により、排出された体液の、幅方向、すなわちギャザーシート方向へ流出する勢いが一度止められ、長手方向に流れが拡散されることとなって、体液の横漏れを防ぐ効果が期待できる。
【0049】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、弾性部材13dの長手方向の長さ(137A)は、300〜600mmに形成され、弾性部材13dの湾曲部分の最大差の長さ(137B)は、40〜150mmに形成されているので、着用者の脚周りに伸縮自在にフィットし、横漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した紙おむつ1の展開斜視図である。
【図2】図1のおむつの装着時における斜視図である。
【図3】図1のおむつの展開平面図である。
【図4】(a)は、図1のA−A’断面図であり、(b)は、図1のB−B’断面図である。
【図5】図1の背側部16の一部を拡大した断面斜視図である。
【図6】図1の一部を拡大した図であって、平面ギャザー137と弾性部材13dとを説明するための図である。
【図7】インナーパッドPを装着した場合を仮定した図1のA−A’断面図である。
【図8】図1の止着部20の拡大図である。
【図9】止着部20の製造方法の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 使い捨て紙おむつ(吸収性物品)
10 紙おむつ本体
10a 表面シート
10b 裏面シート
12 吸収体
13d 弾性部材
15 腹側部
152 腹側延出部
153 側縁部
16 背側部
162 背側延出部
163 側縁部
164 縁部
164a 弾性部材(第2の弾性部材)
17 股下部
20 止着部(基材)
21 ファスナ部
21a 基端部
21b 先端部
211 基端部の長手方向の長さ(基端部の幅)
212 先端部の長手方向の長さ(先端部の幅)
213 基端部から先端部までの長さ(突出部分の長さ)
22 ファスニングテープ(面ファスナの雄部材)
30 被着部(面ファスナの雌部材)

Claims (4)

  1. 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートの間に腹側部から背側部にかけて介装され、体液を吸収する吸収体とを有し、前記腹側部と前記背側部は、前記腹側部と前記背側部との間に設けられる股下部両側端部よりも外側に延出される腹側延出部と背側延出部とを備えている吸収性物品において、
    前記背側延出部の両側方には、1対の止着部が設けられるとともに、
    前記股下部の縁部において前記腹側延出部から前記背側延出部にかけて該縁部の形状に沿って湾曲して弾性部材が設けられており、
    前記弾性部材の端部は、前記腹側延出部及び前記背側延出部の側縁部の形状に沿って長手方向に延びるように設けられており、
    前記腹側部と前記背側部の間に設けられる股下部の幅方向両端部の前記表面シート上に、前記腹側部から前記背側部にかけてギャザーシートが設けられ、
    前記ギャザーシートは、前記ギャザーシートの幅方向外側の部分であって前記表面シートに固定される固定部と、前記ギャザーシートの幅方向内側の部分であって、表面シートに固定されない自由部とを備え、
    前記腹側部、前記背側部のすくなくとも一方の前記吸収体上に、前記ギャザーシートの前記自由部と前記表面シートの間にポケット部が形成されており、
    前記ポケット部における前記ギャザーシートの前記固定部と前記自由部との境目である基端部は、前記吸収体の腹側端部、背側端部の少なくとも一方の上において、幅方向外側に向かって湾曲した凹部形状となっており、
    前記自由部の幅方向の長さは、股下部よりも前記ポケット部の方が長く、
    前記弾性部材の端部は、前記ポケット部の幅方向端部の外側まで延出していることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記背側部の前記表面シート上に、バックギャザーシートを備え、
    前記バックギャザーシートと前記表面シートとの間の隙間に、後ポケット部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記ギャザーシートは、前記表面シート側の前記吸収体の中央部を挟む幅方向の両側部に、前記腹側部の吸収性物品本体長手方向の縁部から前記背側部の吸収性物品本体長手方向の縁部にそれぞれ備えられて立体ギャザーを形成し、
    前記表面のシートを長手方向に沿って二つ折りにした部分を前記ギャザーシートよりも幅方向内側に固着させることにより前記表面シートの一部を突出させて形成される突出部を備え、
    前記突出部の長手方向端部は、前記突出部が、幅方向内側に倒れるように前記表面シート上に固着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記弾性部材の長手方向の長さは、300〜600mmに形成され、前記弾性部材の湾曲部分の最大差の長さは、40〜150mmに形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
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