JP5086936B2 - ポイント管理装置、ポイント管理方法及びポイント管理プログラム - Google Patents

ポイント管理装置、ポイント管理方法及びポイント管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ポイント管理装置、ポイント管理方法及びポイント管理プログラムに関する。
近年、顧客に対してポイントサービスを提供する企業が増加している。ここで、ポイントサービスとは、例えば航空会社のマイレージや家電量販店のポイントなどのように、商品及び/又はサービスと交換できる価値(ポイント)を顧客に付与するサービスをいう。当該サービスをより魅力あるものにするための1つの方向性として、ポイントの獲得者とは異なる名義人の口座にポイントを付与すること、が挙げられる。
例えば、特許文献1には、予め家族を特定する家族IDと家族の構成員を特定する個人IDとを関連付けて登録しておくことで、ある構成員が獲得したポイントを、本人と家族に振り分けて蓄積する技術が開示されている。
特開2002−222353号公報(段落0024ほか)
しかしながら、特許文献1は、家族や職場等の組織を構成する構成員のうち、一部が登録されずに漏れている場合や、同一の構成員が異なるIDで登録されている場合については考慮されていないため、登録情報をマーケティングに活用する際に効果が低減することになる。
そこで、本発明は、利用者が他者に対してポイント付与を行うことを促進する仕組みを提供することを目標とする。又、同一人が異なる人として管理された場合に、利用者が口座名寄せを行うことを促進する仕組みを提供することを目的とする。
本発明のポイント管理装置は、同一人が名義人であることの申請により作成される同一人口座情報を記憶し、同一人口座情報から抽出したポイント口座グループに対し、優遇条件情報を適用して追加的なボーナスポイントを算出し、ポイント口座グループに属する各ポイント口座のポイント残高に、算出したボーナスポイントを加算する。更に、名義人属性情報を比較し、所定の基準によって名義人が同一であると判断される2つのポイント口座の組のなかから、一方のポイント口座の管理者の情報を他方の管理者に開示できるような組を抽出し、同一人が名義人であることの申請を促す通知を行う。
本発明によれば、利用者が他者に対してポイント付与を行うことを促進する仕組みを提供することが可能になる。又、同一人が異なる人として管理された場合に、利用者が口座名寄せを行うことを促進する仕組みを提供することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(「本実施形態」という)について図面等を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る全体構成図である。
ポイント管理装置1、利用者システム2及びポイント算出システム3がネットワーク4を介して相互に接続されている。ネットワーク4は、インターネット、イントラネット、有線LAN、無線LAN等であってもよく、データの遣り取りを行うために使用されるものである。
ポイント管理装置1は、相互にバスで接続された、中央制御装置10(制御部)、入力装置11、出力装置12、主記憶装置13(記憶部)、補助記憶装置14(記憶部)及び通信制御装置15を有する。
補助記憶装置14には、利用者情報16、ポイント口座情報17、獲得明細情報18、同一人口座情報19及び優遇条件情報20が格納されている。
利用者情報16は、後記する利用者テーブル30を含む。ポイント口座情報17は、後記する名義人テーブル31及び後記するポイント口座テーブル32を含む。獲得明細情報18は、後記する獲得明細テーブル36を含む。同一人口座情報19は、後記する同一人口座テーブル37を含む。優遇条件情報20は、後記する優遇条件テーブル(残高)33、後記する優遇条件テーブル(配分者数)34及び後記する優遇条件テーブル(ポイント付与回数)35を含む。
利用者登録部21、口座開設部22、獲得明細取得部23、同一人口座登録部24、ポイント付与部25、ボーナスポイント付与部26、同一人口座候補開示部27及び満期処理部28はプログラムである。
以降「○○部は」と主体を記した場合は、中央制御装置10が補助記憶装置14から各プログラムを読み出したうえで主記憶装置13にロードし、各プログラムの機能を実行することを示すものとする。しかしながら、前記の各部はハードウエアとして実現されることも可能である。
ポイント算出システム3は、ポイントサービスを提供する企業(コンビニエンスストア、スーパー、家電量販店等)によって運営され、独自に算出済のポイント数を当該企業独自の顧客IDと関連付けて、ポイント管理装置1に送信する。
ポイント管理装置1は、ポイント算出システム3から付与すべきポイント数を受信して管理する。ポイント管理装置1は、ポイントサービスを提供する企業によって運営されてもよいし、他の者が運営してもよい。
利用者は、利用者システム2を介して、ポイント管理装置1に対し、利用者としての登録、ポイント口座の開設等の設定を行う。利用者システム2は、売場等に設けられた端末等であってもよいし、個人が所有・運営するパーソナルコンピュータ等であってもよい。
(利用者、名義人及び管理者)
利用者とは、ポイントサービスを利用するために、後記する利用者テーブル30に対して登録された者であり、通常は、ポイントサービスを提供する企業の顧客である。そしてこの利用者が商品等の購入をした際に利用者に対して、ポイントサービスを提供する企業がポイントを付与する。
名義人とは、利用者がポイントを蓄積する受け皿として開設したポイント口座の「名義人」として利用者から指定された者である。つまり、ポイントは、利用者毎に付与される(利用者から見れば「獲得する」)が、名義人毎に蓄積される。したがって、名義人毎に使用できるポイント残高が定まる。名義人は、ポイント口座を開設した利用者と同一人物である場合もあるし、別人である場合もある。別人である場合は、名義人がポイント口座を開設した利用者と人間関係(親子、友人等)を有していることが想定される。利用者から指定された名義人は、自らが名義人であることを知らない場合もある。名義人は、自らが名義人であることを知らない場合であっても、その旨を知らされた後は、ポイントを用いて商品及び/又はサービスの購入をすることができる(例えばポイントカードが名義人に対して発行され、名義人はこれを保持する)。
利用者は、名義人となるべき他人への確認をすることなく、その他人を名義人としたポイント口座を開設することができる。その意味で、ポイント口座の管理をするのはポイント口座を開設した利用者であり、この利用者をポイント口座の「管理者」という。従って、管理者は、必ず利用者でもある。名義人は必ずしも利用者ではない。
また、名義人自身が存在を知らないポイント口座を複数の利用者が自由に開設することができることから、同一人でありながらシステム上は重複して別管理される場合もあり得る。
以下、各テーブルについて説明する。
(利用者テーブル30)
図2は、本実施形態に係る利用者テーブル30の一例である。
利用者テーブル30は、ポイントサービスの利用者の利用者属性情報(後記)を管理するテーブルである。
利用者ID欄51の利用者IDに関連付けて、認証情報欄52には認証情報が、住所欄53には住所が、氏名欄54には氏名が、電話番号欄55には電話番号が、電子メール欄56には電子メールアドレスが、それぞれ記憶されている。
利用者ID欄51の利用者IDは、ポイントサービスの利用者を一意に特定する識別子である。
認証情報欄52の認証情報は、利用者が後記する口座開設や同一人登録等の処理を行う際に本人認証を行うための情報である。
住所欄53の住所は、利用者の住所である。
氏名欄54の氏名は、利用者の氏名である。
電話番号欄55の電話番号は、利用者の電話番号である。
電子メール欄56の電子メールアドレスは、利用者の電子メールアドレスである。
これらの、住所、氏名、電話番号及び電子メールアドレス(まとめて「利用者属性情報」という)は、ポイントサービスを提供する企業が利用者に対して連絡を取る際に使用される。
(名義人テーブル31)
図3は、本実施形態に係る名義人テーブル31の一例である。
名義人テーブル31は、ポイント口座の名義人属性情報(後記)を管理するテーブルである。
ポイント口座ID欄57のポイント口座IDに関連付けて、属性更新日欄58には属性更新日情報が、住所欄59には住所が、氏名欄60には氏名が、電話番号欄61には電話番号が、電子メール欄62には電子メールアドレスが、それぞれ記憶されている。
ポイント口座ID欄57のポイント口座IDは、ポイント口座を一意に特定する識別子である。
属性更新日欄58の属性更新日情報は、後記する名義人属性情報を更新した時点を示す情報である。
住所欄59の住所は、名義人の住所である。
氏名欄60の氏名は、名義人の氏名である。
電話番号欄61の電話番号は、名義人の電話番号である。
電子メール欄62の電子メールアドレスは、名義人の電子メールアドレスである。
これらの、住所、氏名、電話番号及び電子メールアドレス(まとめて「名義人属性情報」という)がどのように使用されるかについては、後記する。
(ポイント口座テーブル32)
図4は、本実施形態に係るポイント口座テーブル32の一例である。
ポイント口座テーブル32は、ポイントに関する情報を管理するテーブルである。
ポイント口座ID欄63のポイント口座IDに関連付けて、管理者ID欄64には管理者IDが、ポイント配分条件欄65にはポイント配分条件が、ポイント付与回数欄66にはポイント付与回数が、満期日欄67には満期日情報が、ポイント残高欄68にはポイント残高が、それぞれ記憶されている。
ポイント口座ID欄63のポイント口座IDは、図3のポイント口座IDと同じである。
管理者ID欄64の管理者IDは、管理者としての利用者を一意に特定する識別子であり、図2の利用者IDと同じである。
ポイント配分条件欄65のポイント配分条件は、管理者が開設した1つ又は複数のポイント口座に対してどのような割合でポイントを配分するかを示す百分率である。なお、任意の数値を記憶させ、百分率を計算してもよい。
ポイント付与回数欄66のポイント付与回数は、ポイントが付与された回数である。
満期日欄67の満期日情報は、ポイントが商品及び/又はサービスの対価として利用できる期間の始点を示す情報である。
ポイント残高欄68のポイント残高は、蓄積されたポイントの累計である。
前記で明らかなように、名義人テーブル31及びポイント口座テーブル32は、1つのポイント口座ID毎に1つのレコードを有する。したがって、両者を纏めて1つのテーブルとしてもよい。
ちなみに図2、3、4を参照すると以下のことがらがわかる。
まず「山田花子」は、自分名義のポイント口座「P0001」と「山田拓哉」名義のポイント口座「P0002」を開設し、管理者となっている(図4の1、2行目のレコードの欄64)。ポイント配分条件は「50」、「50」であり、「山田花子」が獲得したポイントは、自分名義のポイント口座「P0001」と、「山田拓哉」名義のポイント口座「P0002」に対し半分ずつ配分される(図4の1、2行目のレコードの欄65)。
また、「山田太郎」は、自分名義のポイント口座「P0003」の管理者となっており(図4の3行目のレコードの欄64)、すべてのポイントをこのポイント口座に配分する(図4の3行目のレコードの欄65)。
また、「佐藤二郎」は利用者として登録されている(図2の2行目のレコードの欄54)。しかし、図4の管理者欄64には「佐藤二郎」の利用者ID「A0002」は存在しないことから、ポイント口座は開設していない。
(優遇条件情報)
優遇条件情報とは、管理者が商品購入等を行うことによって獲得するポイントとは別に、管理者が商品購入等をしなくても、既存のポイント残高に対してボーナス的にポイント(ボーナスポイント)を追加する条件を定めたものである。
本実施形態では、ポイント残高を基準とした優遇条件テーブル(後記する図5)、配分者数を基準とした優遇条件テーブル(後記する図6)、及びポイント付与回数を基準とした優遇条件テーブル(後記する図7)を定め、利用者によって、より多くの金額・回数の商品購入等、及びより多くの数のポイント口座へのポイントの配分がなされたことに対しインセンティブを与えている。
(優遇条件テーブル(残高)33)
図5は、本実施形態に係る優遇条件テーブル(残高)33の一例である。
ポイント範囲欄69に記憶されたポイント範囲に関連付けて、優遇条件欄70に優遇条件が記憶されている。
ポイント範囲欄69のポイント範囲は、ポイント残高がとりうる数値の範囲である。
優遇条件欄70の優遇条件は、ポイント残高に対して追加されるボーナスポイントの、ポイント残高に対する比率(百分率)である。
ポイント残高が大きくなるほど、優遇条件は大きくなっている。
ここでは、ポイント残高を元本とした場合の利率を優遇条件としている。しかし、利率以外にも、ボーナスポイントそのものを優遇条件としてもよい(図6、図7においても同様である)。
(優遇条件テーブル(配分者数)34)
図6は、本実施形態に係る優遇条件テーブル(配分者数)34の一例である。
配分者数欄71に記憶された配分者数に関連付けて、係数欄72に係数が、加算欄73に加数値が、それぞれ記憶されている。
配分者数欄71の配分者数は、重複分を除いた(詳細後記)配分者数の範囲である。「配分者」とは、ポイント口座の管理者とは別の概念であり、複数の同一人口座に対してポイントを配分している利用者をいう。
係数欄72の係数は、配分者数に対して乗ずる数値である。
加算欄73の加算値は、配分者数と係数との積に対して加算する値である。
例えば、配分者数が3である場合、3(配分者数)×0.2(係数)+0.9(加算値)=1.5%を算出し、この1.5%をポイント残高に対して乗じた数値を、ポイント残高に対して追加する。なお、係数と加算値をあわせて優遇条件という(図7においても同様である)。
配分者数が大きくなるほど、対応する係数は小さくなっている。これは、配分者数が小さいうちは、より多くのインセンティブを付与して配分者数を増加させるためである。
加算値は、配分者数が大きくなるほど、逆にボーナスポイントが小さくなることを防ぐ調整値である。
(優遇条件テーブル(ポイント付与回数)35)
図7は、本実施形態に係る優遇条件テーブル(ポイント付与回数)35の一例である。
ポイント付与回数欄74に記憶されたポイント付与回数に関連付けて、係数欄75に係数が、加算欄76に加数値が、それぞれ記憶されている。
ポイント付与回数欄74のポイント付与回数は、後記する同一の名義人に対してポイントを配分した回数の範囲である。
係数欄75の係数は、ポイント付与回数に対して乗ずる数値である。
加算欄76の加算値は、ポイント付与回数と係数との積に対して加算する値である。
例えば、ポイント付与回数が16である場合、16(ポイント付与回数)×0.1(係数)+1.8(加算値)=3.4%を算出し、この3.4%をポイント残高に対して乗じた数値を、ポイント残高に対して追加する。
ポイント付与回数が大きくなるほど、対応する係数は小さくなっている。これは、ポイント付与回数が小さいうちは、より多くのインセンティブを付与して商品購入等の回数を増加させるためである。
加算値は、ポイント付与回数が大きくなるほど、逆にボーナスポイントが小さくなることを防ぐ調整値である。
(獲得明細テーブル36)
図8は、本実施形態に係る獲得明細テーブル36の一例である。
獲得明細テーブル36は、ポイント算出システム3から受け付ける情報に基づき、利用者が獲得したポイントを記憶しておくテーブルである。
利用者ID欄77に記憶された利用者IDに関連付けて、獲得ポイント欄78には獲得ポイントが、日付欄79には日付が、それぞれ記憶されている。
利用者ID欄77の利用者IDは、図2の利用者テーブル30の利用者IDと同じである。
獲得ポイント欄78の獲得ポイントは、利用者が獲得したポイント数(商品等を自らが購入した結果付与されたもの)である。
日付欄79の日付は、ポイントが獲得された日付である。
図8の例では、山田花子(A0001)、佐藤二郎(A0002)、及び山田太郎(A0003)が、それぞれ、獲得ポイント32、10、3を得ている。詳細は後記するが、図4を参照すると、山田花子は、この32ポイントのうち、山田花子(自分)に対して16ポイントを配分し、山田拓哉に対して残り16ポイントを配分することがわかる。更に、山田太郎は、この3ポイントすべてを山田太郎(自分)に対して配分することがわかる。佐藤二郎については、図4には記載されていないレコードが存在し、少なくとも1つのポイント口座に対して、10ポイントが配分されるものとする。
ポイント算出システム3は、利用者に対してある一定期間に蓄積したポイントの合計を、その利用者を特定する識別子に関連付けて、ポイント管理装置1に送信する。このときの識別子は、一般的には、ポイントサービスを提供する企業独自の顧客ID(クレジットカード番号等)であって、本実施形態の「利用者ID」とは別のものである。本実施形態のポイント管理装置1は、この独自の識別子と利用者IDとを関連付けるテーブル(図示せず)を有しており、独自の識別子から利用者IDを割り出すことで、図8のような利用者IDを用いたテーブルを作成することができるものとする。
(同一人口座テーブル37)
図9は、本実施形態に係る同一人口座テーブル37の一例である。
前記したように、ポイント口座は、名義人になるべき人の確認なしに開設可能であるので、同一の名義人に係る別のポイント口座が複数開設されうる。同一人口座テーブル37は、利用者システム2から提供された、同一の名義人に係る複数のポイント口座についての情報を記憶しておくテーブルである。
利用者ID欄80に記憶された利用者IDに関連付けて、ポイント口座ID(1)欄81にはポイント口座が、ポイント口座ID(2)欄82にはポイント口座が、それぞれ記憶されている。
利用者ID欄80の利用者IDは、申請者(直ぐに後記)を一意に特定する識別子であって、図2の利用者IDと同じである。
申請者とは、何らかの情報を得た結果「あるポイント口座の名義人と、別のポイント口座の名義人が同一人物である」と判断し、その旨をポイント管理装置1に対して自主的に通知してきた利用者である。
ポイント口座(1)欄81のポイント口座は、申請者により同一の名義人のポイント口座であると通知された複数のポイント口座のうちの1つのポイント口座IDである。
ポイント口座(2)欄82のポイント口座は、申請者により同一の名義人のポイント口座であると通知された複数のポイント口座のうちの他の1つのポイント口座IDである。
例えば、図9を参照すると、山田花子(A0001)は、ポイント口座「P0001」の名義人が山田花子(自分)であることは当然知っている。そして、山田花子は、友田幸子(図示せず)が管理するポイント口座「P0005」の名義人が「山田はな子」であることを何らかの情報を得ることにより知り、さらに、友田幸子との人間関係から「山田はな子」とは自分に違いないと確信したとする。この場合、山田花子は、「P0001」と「P0005」とが、同一名義人にかかるポイント口座であることを、自主的に、ポイント管理装置1に対して通知する。その結果、同一人口座テーブル37の1行目のレコードが作成される。つまり、同一人口座テーブル37のレコードがどれだけ増えるかは、申請者の情報収集力と、通報しようとする意思にかかっている。なお、ポイント管理装置1の側では、「山田花子」と「山田はな子」が客観的に同一であるか否かの確認はしない。
利用者は、申請者として、3つ以上のポイント口座が同一の名義人に係るものであることを通知することも可能である。この場合、同一人口座テーブル37としては、複数のレコードに分けて記憶する。例えば、図示しないが、申請者「A0004」により、ポイント口座「P0011」、ポイント口座「P0012」及びポイント口座「P0013」が同一の名義人に係るものである旨の通知があった場合は、レコード1「利用者ID:A0004、ポイント口座(1):P0011、ポイント口座(2):P0012」と、レコード2「利用者ID:A0004、ポイント口座(1):P0011、ポイント口座(2):P0013」の2つを作成し記憶する。レコード2は「利用者ID:A0004、ポイント口座(1):P0012、ポイント口座(2):P0013」としてもかまわない。
すなわち、申請者による1つの通知に対して、1つ又は複数のレコードが対応している。また、申請者の通知(削除申請)に基づき、レコード毎に削除できるものとする(詳細後記)。
なお、同一人口座テーブル37のレコードを欄の方向(横方向)に延長して、1つのレコードによって、「利用者ID:A0004、ポイント口座(1):P0011、ポイント口座(2):P0012、ポイント口座(3):P0013」のように纏めて記憶するようにすることも可能である。
(名寄せ)
前記で明らかなように、同一口座人テーブル37は、利用者の協力により、利用者が主観的に同一の名義人に係るポイント口座であると判断したポイント口座のポイント口座IDを格納しておくテーブルである。ここでは、これらの複数のポイント口座を纏めて1に統合する(例えば図3及び図4において、同一名義人に係るレコードが2つある場合、1つを残して他方を物理的に削除する)ことはない。あくまでも、これらの複数のポイント口座のポイント口座IDを関連付けて記憶しておくだけである。そして、当該関連付けを「名寄せ」ということがある。
(検索用同一人口座テーブル38)
図10は、本実施形態に係る検索用同一人口座テーブル38の一例である。
検索用同一人口座テーブル38は、同一の名義人に係るポイント口座をグループ管理するテーブルである。
グループID欄83に記憶されたグループIDに関連付けて、ポイント口座ID欄84にはポイント口座IDが記憶されている。
グループID欄83のグループIDは、同一の名義人に係る複数のポイント口座からなるポイント口座グループを一意に特定する識別子である。
ポイント口座ID欄84のポイント口座は、このポイント口座グループに属するポイント口座のポイント口座IDである。
ちなみに、図9を参照すると、申請者「A0001」によって、ポイント口座「P0001」とポイント口座「P0005」が同一の名義人に係るものである旨が通知されていることがわかる(図9の1行目のレコード)。また、申請者「A0002」によって、ポイント口座「P0005」とポイント口座「P0008」が同一の名義人に係るものである旨が通知されていることもわかる(図9の2行目のレコード)。これらを総合すると、ポイント口座「P0001」、ポイント口座「P0005」及びポイント口座「P0008」は同一の名義人に係るものであることとなり、グループID「G001」を付与して管理される(図10の1〜3行目)。
(処理手順)
以下、処理手順につき説明する。処理手順には、(1)利用者登録処理手順、(2)口座開設処理手順、(3)獲得明細作成処理手順、(4)同一人口座登録処理手順、(5)ポイント付与処理手順、(6a)ボーナスポイント(残高)付与処理手順、(6b)ボーナスポイント(配分者数)付与処理手順、(6c)ボーナスポイント(ポイント付与回数)付与処理手順、(7)同一人口座候補開示処理手順、及び(8)満期処理手順がある。
(1)は他のすべてを行う前提となる。(3)は(5)を行う前提となる。(4)及び(5)は、(6a)、(6b)、(6c)、及び(7)を行う前提となる。(6a)、(6b)及び(6c)は、それらのうちの一部又は全部が選択的に実行される。
(利用者登録処理手順)
図11は、本実施形態に係る利用者登録処理手順のフローチャートである。
ステップS101において、ポイント管理装置1の利用者登録部21は、希望者からのログインを受け付ける。希望者とは利用者となることを希望する者である。
具体的には、利用者登録部21は、利用者システム2から、利用者登録を行いたい旨の通知を受け付ける。
ステップS102において、利用者登録部21は、認証情報等を受け付ける。
具体的には、利用者登録部21は、利用者システム2から、認証情報及び利用者属性情報(住所、氏名、電話番号及び電子メールアドレス)を受け付ける。
ステップS103において、利用者登録部21は、利用者テーブル30のレコードを新設する。
具体的には、利用者登録部21は、利用者テーブル30の新たなレコードを作成し、利用者ID欄51には新たに生成された利用者IDを、認証情報欄52にはステップS102にて受け付けた認証情報を、それぞれ記憶する。住所欄53、氏名欄54、電話番号欄55及び電子メール欄56には、ステップS102にて受け付けた利用者属性情報(住所、氏名、電話番号及び電子メールアドレス)のそれぞれを記憶する。
ここで利用者登録処理手順は終了する。
なお、変形例として、利用者IDを生成する代わりに、利用者の希望する識別子を受け付けて、利用者IDとしてもよい。この場合、利用者登録部21は、桁数チェックや既存の利用者IDとの重複を確認するものとする。
さらに、受け付けた認証情報が、受け付けた電話番号の全部又は一部と同じでないか否かを確認することとしてもよい。
また、希望者によっては、平素より使用している自分の気に入ったパスワード等を認証情報として使用したいことが多いため、この例では、希望者より認証情報を受け付ける処理とした。しかし、利用者登録部21が一方的に認証情報を指定することとしてもよい。
(口座開設処理手順)
図12は、本実施形態に係る口座開設処理手順のフローチャートである。
ステップS201において、ポイント管理装置1の口座開設部22は、利用者からのログインを受け付ける。
具体的には、口座開設部22は、利用者システム2から、ポイント口座を開設したい旨の通知を、利用者IDと認証情報とともに受け付ける。そして、利用者テーブル30を参照し、受け付けた利用者IDと認証情報とに基づいて利用者の認証を行う。
ステップS202において、口座開設部22は、既存のポイント口座を検索する。
具体的には、口座開設部22は、利用者IDを検索キーとしてポイント口座テーブル32の管理者ID欄64を検索し、該当するすべてのレコードを取得する。そして、該当したレコードのデータを利用者システム2に送信して画面表示させる。該当するレコードが存在しない場合は画面表示されるレコードの件数は0になる。
ステップS203において、口座開設部22は、ポイント配分条件等を受け付ける。
具体的には、口座開設部22は、利用者システム2から、名義人属性情報(住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス)、満期日情報、ポイント配分条件を受け付ける。
ここで、ポイント配分条件については、利用者が新たに開設するポイント口座に対するポイント配分条件を決定するに際し、ステップS202にて送信された既存のポイント口座のレコードに記憶されているポイント配分条件も同時に見直し、既存のポイント口座に係る見直し後のポイント配分条件及び新たに開設するポイント口座に係るポイント配分条件のすべてを利用者システム2から受け付ける。ポイント配分条件の和は100%になっており、見直し後のポイント配分条件は既存のポイント口座のポイント口座IDに関連付けられて受け付けるものとする。
ステップS204において、口座開設部22は、ポイント口座テーブル32のレコードを新設・更新する。
具体的には、口座開設部22は、第一に、ポイント口座テーブル32の新たなレコードを作成し、管理者ID欄64にステップS201にて受け付けた利用者IDを、ポイント配分条件欄65にステップS203にて受け付けたポイント配分条件のうち新たなポイント口座に係るものを、ポイント付与回数欄66に「0」を、満期日欄67に、ステップS203にて受け付けた満期日情報を、ポイント残高欄68に「0」を、ポイント口座ID欄63に新たに生成されたポイント口座IDを、それぞれ記憶する。
第二に、口座開設部22は、ステップS202にて該当したレコードのポイント配分条件欄65に、ステップS203にて受け付けたポイント配分条件のうち既存のポイント口座に係るものを記憶する。
ステップS205において、口座開設部22は、名義人テーブル31のレコードを新設する。
具体的には、口座開設部22は、名義人テーブル31の新たなレコードを作成し、ポイント口座ID欄57にステップS204にて生成されたポイント口座IDを、属性更新日情報欄58に処理当日の日付を、それぞれ記憶する。住所欄59、氏名欄60、電話番号欄61及び電子メールアドレス欄62には、ステップS203にて受け付けた名義人属性情報(住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス)のそれぞれを記憶する。
なお、利用者が、自分が名義人であるポイント口座を開設する場合は、口座開設部22は、ステップS201にて受け付けた利用者IDを検索キーとして、利用者テーブル30を検索し、利用者属性情報を取得し、これを名義人属性情報として、名義人テーブル31の新たなレコードにコピーする。
ここで口座開設処理手順は終了する。
なお、変形例として、両親や祖父母が子供や孫に対してポイントを付与し、子供や孫が任意の年齢に達する誕生日を満期日情報とすることもできる。更に、口座開設部22は、名義人の誕生日を受け付け、現時点で名義人が未成年であることを確認し、名義人の20歳の誕生日を満期日(ポイントを利用できるようになる始点の日)として記憶することもできる。
(獲得明細作成処理手順)
図13は、本実施形態に係る獲得明細作成処理手順のフローチャートである。
ステップS301において、ポイント管理装置1の獲得明細取得部23は、ポイント算出システム3からポイントを受け付ける。
具体的には、獲得明細取得部23は、ポイント算出システム3から、利用者を特定する識別子(クレジットカード等のポイントサービスを提供する企業独自の顧客ID)に関連付けて、その利用者に対してある一定期間に蓄積されたポイントの合計を受け付ける。
ステップS302において、獲得明細取得部23は、獲得明細テーブル36のレコードを作成する。
具体的には、獲得明細取得部23は、第一に、ステップS301にて受け付けた利用者を特定する識別子を検索キーとして、前記したこの識別子と利用者IDとを関連付ける図示しないテーブルを検索し、該当する利用者IDを取得する。
獲得明細取得部23は、第二に、獲得明細テーブル36の新たなレコードを作成し、利用者ID欄77に取得した利用者IDを、獲得ポイント欄78にステップS301にて受け付けた蓄積されたポイントを、日付欄79に処理当日の日付を、それぞれ記憶する。
ここで獲得明細作成処理手順は終了する。
(同一人口座登録処理手順)
図14は、本実施形態に係る同一人口座登録処理手順のフローチャートである。
ステップS401において、ポイント管理装置1の同一人口座登録部24は、利用者(申請人)からのログインを受け付ける。
具体的には、同一人口座登録部24は、利用者システム2から、名義人が同一であることを登録したい旨の通知を、利用者IDと認証情報とともに受け付ける。そして、利用者テーブル30を参照し、受け付けた利用者IDと認証情報とに基づいて利用者の認証を行う。
ステップS402において、同一人口座登録部24は、同一の名義人に係るポイント口座IDを受け付ける。
具体的には、同一人口座登録部24は、利用者システム2から、同一の名義人に係る複数のポイント口座のポイント口座IDを受け付ける。
ステップS403において、同一人口座登録部24は、同一人口座テーブル37(図9参照)のレコードを作成する。
具体的には、同一人口座登録部24は、第一に、ステップS402にて受け付けた複数のポイント口座IDを2つずつの組にする。このとき、各組にはある1つの任意のポイント口座IDが共通して含まれるように組を作成する。
同一人口座登録部24は、第二に、同一人口座テーブル37の新たなレコードを組の数だけ作成し、利用者ID欄80にステップS401にて受け付けた利用者IDを、ポイント口座ID(1)欄81に組のポイント口座IDの片方を、ポイント口座ID(2)欄82に当該組のポイント口座IDの他方を記憶する。
ステップS404において、同一人口座登録部24は、検索用同一人口座テーブル38(図10参照)のレコードを作成する。
具体的には、同一人口座登録部24は、第一に、ステップS403にて作成した同一人口座テーブル37の新たなレコードのすべてのポイント口座IDを検索キーとして、検索用同一人口座テーブル38を検索し、該当したレコードのグループIDを取得する。
同一人口座登録部24は、第二に、検索用同一人口座テーブル38の新たなレコードをステップS402にて受け付けたポイント口座IDの数だけ作成し、グループID欄83には「第一」にて取得したグループIDを、ポイント口座ID欄84には、「第一」にて検索キーとした各ポイント口座IDを記憶する。
「第一」にてグループIDが取得されない場合は、検索用同一人口座テーブル38の新たなレコードをステップS402にて受け付けたポイント口座IDの数だけ作成し、グループID欄83には新たに生成したグループIDを、ポイント口座ID欄84には、「第一」にて検索キーとした各ポイント口座IDを記憶する。
なお、利用者が一旦登録された同一人口座テーブル37のレコードを削除することも可能である。この場合の処理手順は以下のようになる。
ステップS405にて、同一人口座登録部24は、利用者システム2から、登録を削除したい旨(「削除申請」)を受け付ける。
ステップS406にて、同一人口座登録部24は、利用者システム2に対し、削除候補となる同一人口座テーブル37のレコードを送信する。
具体的には、同一人口座登録部24は、ステップS401にて受け付けた利用者IDを検索キーとして同一人口座テーブル37の利用者ID欄80を検索し、該当したレコードを利用者システム2に送信する。
ステップS407にて、同一人口座登録部24は、利用者が削除対象として選択したレコードを削除する。
具体的には、同一人口座登録部24は、第一に、ステップS406にて送信されたレコードのうちから、利用者によって選択されたレコードを削除する。
同一人口座登録部24は、第二に、「第一」にて削除したレコードのポイント口座IDのうち、同一人口座テーブル37の他のレコードに記憶されていないポイント口座IDを検索キーとして検索用同一人口座テーブル38を検索し、該当したレコードを削除する。
例えば、図9の2行目のレコードが削除された場合は、「P0008」を記憶している図10の3行目のレコードも削除する。
なお、登録を削除したい旨の通知を受け付けない場合は、ステップS405〜S407は省略される。
ここで同一人口座登録処理手順は終了する。
(ポイント付与処理手順)
図15は、本実施形態に係るポイント付与処理手順のフローチャートである。なお、当該処理手順は、ポイント算出システム3から得た情報に基いてポイント管理装置1が行う処理手順であり、ポイント算出システム3自体が行う処理手順ではない。
ステップS501において、ポイント管理装置1のポイント付与部25は、未付与ポイントを抽出する。
具体的には、ポイント付与部25は、獲得明細テーブル36(図8参照)の日付欄79を参照し、日付が前回のポイント付与の日付以降処理を行う前日の日付までであるレコードを当該獲得明細テーブル36から取得する。
当日の日付に係るレコードを取得しないのは、ポイント付与が終了した後、同日に獲得明細テーブル36に新たなレコードが登録された場合、次回のポイント付与の際、どのレコードを処理すればよいかが、日付だけからでは判別できないからである。
ステップS502にて、ポイント付与部25は、利用者毎のポイント集計を行う。
具体的には、ポイント付与部25は、ステップS501にて取得したレコードの獲得ポイントを利用者ID毎に集計する。
ステップS503にて、ポイント付与部25は、配分先のポイント口座を抽出する。
具体的には、ポイント付与部25は、ステップS501にて取得したレコードのすべての利用者IDを検索キーとして、ポイント口座テーブル32の管理者ID欄64を検索し、該当したレコードを取得する。
ステップS504にて、ポイント付与部25は、配分計算を行う。
具体的には、ポイント付与部25は、ステップS503にて取得したレコードのポイント配分条件(百分率である)に対しステップS502にて集計したポイントを乗じて、配分すべきポイントを計算する。
ステップS505にて、ポイント付与部25は、ポイント口座テーブル32(図4参照)のレコードを更新する。
具体的には、ポイント付与部25は、ポイント残高欄68のポイント残高に対してステップS504にて計算した配分すべきポイントを加算し、ポイント付与回数欄66のポイント付与回数に1を加算する。
ここで、ポイント付与処理手順は終了する。
なお、変形例として、ステップS501におけるレコードの取得は、日付を利用するのではなく、獲得明細テーブル36のレコードに対して立てたフラグ(図示しないが、ポイント付与済であることを示す)がないレコードを抽出するようにしてもよい。
(ボーナスポイント(残高)付与処理手順)
図16は、本実施形態に係るボーナスポイント(残高)付与処理手順のフローチャートである。
ステップS601において、ポイント管理装置1のボーナスポイント付与部26は、ポイント口座を選択する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、ポイント口座テーブル32の中からレコードを1つずつ選択する。選択する順番は特に問われない。そして、選択したレコードのポイント口座IDを取得する(例えば「P0001」を取得したとする)。
ステップS602において、ボーナスポイント付与部26は、同一の名義人に係るポイント口座を特定する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、第一に、ステップS601にて取得したポイント口座ID(「P0001」)を検索キーとして、同一人口座テーブル37のポイント口座ID(1)欄81及びポイント口座ID(2)欄82を検索する。
ボーナスポイント付与部26は、第二に、該当したレコード(1行目のレコードである)のポイント口座IDのうち、検索キーとしなかったポイント口座ID(「P0005」)を取得し、この取得したポイント口座IDを検索キーとして、同一人口座テーブル37のポイント口座ID(1)欄81及びポイント口座ID(2)欄82を検索する。
このようにして、新たなポイント口座IDが出現しなくなるまで、当該ステップを繰り返すことにより、ステップS601にて選択したポイント口座の名義人と同一の名義人に係るポイント口座についての、ポイント口座グループ(「P0001」、「P0005」及び「P0008」)を取得する。
ステップS602の代替例として、図10の検索用同一人口座テーブル38を使用した以下の処理も可能である。
すなわち、ボーナスポイント付与部26は、ステップS601にて取得したポイント口座ID(「P0001」)を検索キーとして、検索用同一人口座テーブル38のポイント口座ID欄84を検索し、該当したレコードのグループIDを取得する。さらにこの取得したグループID(「G001」)を検索キーとして、検索用同一人口座テーブル38のグループID欄83を検索し、該当したレコードのポイント口座IDをすべて取得する。
ステップS603において、ボーナスポイント付与部26は、ポイント残高を合算する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、ステップS602にて取得したポイント口座グループのすべてのポイント口座IDを検索キーとして、ポイント口座テーブル32のポイント口座ID欄63を検索し、該当したレコードのポイント残高の和を計算する。
ステップS604において、ボーナスポイント付与部26は、優遇条件を決定する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、優遇条件テーブル(残高)33を参照し、ステップS603にて計算したポイント残高の和をその範囲に含むレコードの優遇条件を取得する。
例えばポイント残高の和が1200ポイントであった場合、優遇条件は2.0(%)(図5の3行目)である。この2.0%は、各ポイント残高の2.0%がボーナスポイントとして提供されることを意味している。
ステップS605において、ボーナスポイント付与部26は、ポイント口座毎にボーナスポイントを算出・加算する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、ステップS603における検索にて該当したすべてのレコードのそれぞれにつき、ポイント残高に対しステップS604にて取得した優遇条件(百分率)を乗じて付与すべきボーナスポイントを算出し、ポイント残高に加算する。
例えば、ポイント残高が400であった場合、400+400×2.0%=400+8=408が加算後のポイント残高となる。
他のレコードについても同様にして、ボーナスポイントを算出・加算する。すなわち、優遇条件(百分率)は、同一の名義人に係る複数のポイント口座のポイント残高の和を基準にして1つに決まるが、ボーナスポイントの配分は、ポイント口座毎に複数回に分けて行う。
ステップS601〜S605は、ポイント口座テーブル32において、未処理のレコードがなくなるまで繰り返される。その後、ボーナスポイント(残高)付与処理手順は終了する。
なお、変形例として、合算時(ステップS603)のポイント残高に代わり、毎日のポイント残高を管理しておき、ある期間における平均残高を採用してもよい。
(ボーナスポイント(配分者数)付与処理手順)
図17は、本実施形態に係るボーナスポイント(配分者数)付与処理手順のフローチャートである。
ステップS701及びS702の処理は、図16のステップS601及びS602の処理とそれぞれ同じであるので、詳細説明を省略する。そして、前例に倣い、ステップS701にても、ポイント口座IDとして「P0001」が取得され、ステップS702にてもポイント口座グループ(「P0001」、「P0005」及び「P0008」)が取得されたものとする。
ステップS703において、ボーナスポイント付与部26は、同一の名義人への配分者数を算出する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、ステップS702にて取得したポイント口座グループのすべてのポイント口座IDを検索キーとして、ポイント口座テーブル32のポイント口座ID欄63を検索し、該当したレコードの管理者IDを取得する。そして、取得した管理者IDのうちから重複分を除いた管理者IDの数(「配分者数」という)を算出する。
例えば、「P0001」、「P0005」及び「P0008」を検索キーとして検索した結果、それぞれの検索キーについて1つずつ、合計3つの管理者IDが取得され、これらの管理者IDに同じものがない場合、配分者数「3」を算出する。
ステップS704において、ボーナスポイント付与部26は、優遇条件を決定する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、優遇条件テーブル(配分者数)34を参照し、ステップS703にて算出した配分者数をその範囲に含むレコードの係数及び加算値を取得する。そして、配分者数と係数との積に加算値を加えた優遇条件(百分率)を算出する。
ここでは、配分者数「3」に対応する係数「0.2」及び加算値「0.9」を取得したとすると(図6の2行目)、優遇条件は、3×0.2+0.9=1.5%となる。
ステップS705において、ボーナスポイント付与部26は、ポイント口座毎にボーナスポイントを算出・加算する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、ステップS702にて取得したポイント口座グループのすべてのポイント口座IDを検索キーとして、ポイント口座テーブル32のポイント口座欄63を検索する。そして、該当したレコードのそれぞれにつき、ポイント残高に対しステップS704にて算出した優遇条件(百分率)を乗じて付与すべきボーナスポイントを算出し、ポイント残高に加算する。
例えば、ポイント残高が400であった場合、400+400×1.5%=400+6=406が加算後のポイント残高となる。
他のレコードについても同様にして、ボーナスポイントを算出・加算する。すなわち、優遇条件(百分率)は、同一の名義人に係る複数のポイント口座に対する配分者数を基準にして1つに決まるが、ボーナスポイントの配分は、ポイント口座毎に複数回に分けて行う。
ステップS701〜S705は、ポイント口座テーブル32において、未処理のレコードがなくなるまで繰り返される。その後、ボーナスポイント(配分者数)付与処理手順は終了する。
(ボーナスポイント(ポイント付与回数)付与処理手順)
図18は、本実施形態に係るボーナスポイント(ポイント付与回数)付与処理手順のフローチャートである。
ステップS801及びS802の処理は、図16のステップS601及びS602の処理とそれぞれ同じであるので、詳細説明を省略する。そして、前例に倣い、ステップS801にても、ポイント口座IDとして「P0001」が取得され、ステップS802にてもポイント口座IDのグループ(「P0001」、「P0005」及び「P0008」)が取得されたものとする。
ステップS803において、ボーナスポイント付与部26は、同一の名義人へのポイント付与回数を算出する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、ステップS802にて取得したポイント口座グループのすべてのポイント口座IDを検索キーとして、ポイント口座テーブル32のポイント口座ID欄63を検索し、該当したレコードのポイント付与回数を取得する。そして、取得したポイント付与回数を合計する。
例えば、「P0001」、「P0005」及び「P0008」を検索キーとして検索した結果、ポイント付与回数として「5」、「3」及び「8」を取得したとすると、ポイント付与回数として、5+3+8=16が算出される。
ステップS804において、ボーナスポイント付与部26は、優遇条件を決定する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、優遇条件テーブル(ポイント付与回数)35を参照し、ステップS803にて算出したポイント付与回数をその範囲に含むレコードの係数及び加算値を取得する。
ここでは、ポイント付与回数「16」に対応する係数「0.1」及び加算値「1.8」を取得したとすると(図7の3行目)、優遇条件は、16×0.1+1.8=3.4%となる。
ステップS805において、ボーナスポイント付与部26は、ポイント口座毎にボーナスポイントを算出・加算する。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、ステップS802にて取得したポイント口座グループのすべてのポイント口座IDを検索キーとして、ポイント口座テーブル32のポイント口座欄63を検索する。そして、該当したレコードのそれぞれにつき、ポイント残高に対しステップS804にて決定した優遇条件(百分率)を乗じて付与すべきボーナスポイントを算出し、ポイント残高に加算する。
例えば、ポイント残高が400であった場合、400+400×3.4%=400+13.6=413.6、さらに小数点以下を四捨五入して414が加算後のポイント残高となる。
他のレコードについても同様にして、ボーナスポイントを算出・加算する。すなわち、優遇条件(百分率)は、同一の名義人に係る複数のポイント口座に対するポイント付与回数を基準にして1つに決まるが、ボーナスポイントの配分は、ポイント口座毎に複数回に分けて行う。
ステップS801〜S805は、ポイント口座テーブル32において、未処理のレコードがなくなるまで繰り返される。
ステップS806において、ボーナスポイント付与部26は、ポイント付与回数をゼロにする。
具体的には、ボーナスポイント付与部26は、ポイント口座テーブル32のすべてのレコードのポイント付与回数を「0」に更新する。
ここでボーナスポイント(ポイント付与回数)付与処理手順は終了する。
なお、ボーナスポイント(配分者数)付与処理手順は、利用者登録の際、厳しく本人確認ができる場合に実行するのが望ましい。なぜならば、利用者の本人確認が厳格にできない場合は同一の利用者がいくつも利用者IDを取得し、同一名義人に対してポイント配分を行おうというインセンティブを与えてしまうからである。本人確認が厳格にできない場合は、ボーナスポイント(ポイント付与回数)付与処理手順を実行することが好ましい。なぜなら、この手順は、同一名義人のポイント口座に対し何回ポイントが付与されたかによるため、配分者数には関係ないからである。
なお、補足すると、ここでは、利用者登録時の利用者の本人確認を問題としており、名義人の本人確認をするか否かとは関係がない。
(同一人口座候補開示処理手順の考え方)
図19は、本実施形態に係る同一人口座候補開示処理手順の考え方を説明する図である(具体的な処理手順は後記する)。
例えば、図19(a)のように、ポイント口座IDが「P0013」であり名義人が「山本友子」であるポイント口座、及びポイント口座IDが「P0014」であり名義人が「山本ゆう子」であるポイント口座が存在するとする。両者は、名義人の氏名から判断して、同一の名義人に係るポイント口座であるか否かは微妙である。ここで、両者のポイント口座につき、同一人口座テーブル37の登録(図9)はないものとする。ポイント管理装置1の運営者としては、両者が同一人であるか否かを、それぞれのポイント口座の管理者「A0101」又は管理者「A0102」に対して問合せ、同一人口座テーブル37の登録を促したい。すなわち名寄せを促進したい。
このとき、例えば、管理者「A0102」に対して、ポイント口座「P0013山本友子」の存在を開示することは、管理者「A0101」に対する守秘義務を遵守するうえで問題がある。しかし、仮に、管理者「A0101」と管理者「A0102」との間に、人間関係(親子、知人である等)があれば、一方の管理者に対して他方の管理者の情報を開示しても問題ない。
そもそも、ポイント管理装置1は、そのような人間関係を判断することは不可能であるが、例えば、管理者「A0101」と管理者「A0102」との間に、一方から他方に対しポイントを付与するという関係があれば、一方の管理者に他方の管理者の情報を開示することは可能である。
そこで、図19(b)に示すように、ポイント管理装置1は、「P0013山本友子」の管理者「A0101」が管理者となっているポイント口座をすべて探し出す(「P0011」、「P0012」及び「P0013」が該当する)。
次に、図19(c)に示すように、「P0011」、「P0012」及び「P0013」のうち、管理者が自分名義で開設したポイント口座を探し出す(「P0011鈴木一郎」が該当する)。そして、同一人口座テーブル37を参照して、「P0011鈴木一郎」と名義人が同一であるポイント口座を探し出す(「P0015鈴木一郎」が該当する)。
最後に、図19(d)に示すように、ポイント口座「P0015鈴木一郎」の管理者と、ポイント口座「P0014山本ゆう子」の管理者が一致するか否かを確認する(両者の管理者はともに「A0102吉田正子」で一致する)。
すると、「A0102吉田正子」に対して『あなたが管理するポイント口座(P0014)は、鈴木一郎様が管理しているポイント口座と、名義人が同一の可能性があります』ということを通知できる。なぜならば、「A0102吉田正子」は、ポイント口座「P0015鈴木一郎」に対してポイントを付与している(図19(d)の一番下の関係)からである。
(同一人口座候補開示処理手順)
図20は、本実施形態に係る同一人口座候補開示処理手順のフローチャートである。
ステップS901において、ポイント管理装置1の同一人口座候補開示部27は、名義人が同一である可能性があるポイント口座の組を抽出する。
具体的には、同一人口座候補開示部27は、第一に、名義人テーブル31(図3)を参照し、名義人属性情報に基づいて名義人が同一の可能性がある2つのポイント口座の組を1つ又は複数抽出する。
例えば、氏名、住所、電話番号及び電子メールアドレスの全部又は一部を用いて、表記ゆれを考慮したうえで名義人の同一性を推定する、公知の技術が多く存在する。ここでは、任意の公知技術を使用して、名義人が同一である可能性がある2つのポイント口座を抽出し、それぞれに対応する2つのポイント口座IDの組を取得するものとする。
第二に、ボーナスポイント(残高)付与処理手順のステップS602にて説明した例にならい、取得した組となった2つのポイント口座IDのうちの一方を検索キーとして、同一人口座テーブル37を検索し、検索の結果、同一の名義人に係るポイント口座として、他方のポイント口座が取得された場合は、その組を除外する。
ステップS902において、同一人口座候補開示部27は、未処理の組があるか否かを判断する。
未処理の組がある場合(ステップS902“Yes”)は、ステップS903に進み、それ以外の場合(ステップS902“No”)は、同一人口座候補開示処理手順を終了する。
ここでは、ポイント口座「P0013山本友子」とポイント口座「P0014山本ゆう子」とが抽出され、両者のポイント口座IDが取得され未処理の組として存在するものとする。
ステップS903において、同一人口座候補開示部27は、抽出したポイント口座の管理者が管理するすべてのポイント口座テーブルのレコードを取得する。
具体的には、同一人口座候補開示部27は、第一に、ステップS901にて取得した組になったポイント口座IDのうちの一方「P0013」を検索キーとしてポイント口座テーブル32を検索し、該当したレコードの管理者IDを取得する。ここでは「A0101」が取得されたものとする。
同一人口座候補開示部27は、第二に、取得した管理者ID「A0101」を検索キーとして、ポイント口座テーブル32を検索し、該当したレコードを取得する。ここでは、ポイント口座IDが「P0011」、「P0012」及び「P0013」であるレコードが取得されたものとする。
ステップS904において、同一人口座候補開示部27は、管理者が開設した自分名義のポイント口座が存在するか否かを判断する。
具体的には、同一人口座候補開示部27は、第一に、ステップS903にて取得したレコードのポイント口座ID「P0011」、「P0012」及び「P0013」を検索キーとして、名義人テーブル31を検索し、名義人属性情報を取得する。ここでは「鈴木一郎」、「佐々木二郎」及び「山本友子」を含む名義人属性情報が取得されたとする。
同一人口座候補開示部27は、第二に、ステップS901にて取得した組になったポイント口座IDのうちの一方「P0013」を検索キーとして利用者テーブル30を検索し、該当したレコードの利用者属性情報を取得する。ここでは「鈴木一郎」を含む利用者属性情報が取得されたとする。
同一人口座候補開示部27は、第三に、取得した名義人属性情報のそれぞれについて、取得した利用者属性情報との比較を行う。
同一人口座候補開示部27は、第四に、比較の結果、名義人属性情報が利用者属性情報に一致したポイント口座IDを取得できた場合(ステップS904“Yes”)は、ステップS905に進む。それ以外の場合(ステップS904“No”)は、同一人口座候補開示処理手順を終了する。
前記したように、利用者が自分名義のポイント口座を開設した場合、利用者テーブル30の利用者属性情報をコピーして、名義人テーブル31の名義人属性情報とすることから、必ず名義人属性情報が利用者属性情報に一致(ここでは氏名として「鈴木一郎」が一致)したポイント口座ID(P0011)を取得することができる。
ステップS905において、同一人口座候補開示部27は、管理者が開設した自分名義のポイント口座と名義人が同じであるポイント口座を取得する。
具体的には、同一人口座候補開示部27は、ステップS904(「第四」)にて取得したポイント口座ID(P0011)を検索キーとして、同一人口座テーブル37を検索し、同一の名義人に係るポイント口座IDを取得する。
この処理は、前記ボーナスポイント(残高)付与処理手順のステップS602にて説明した内容と同じであるので詳細説明は省略する。結果として、ポイント口座ID「P0015」を取得したとする(図19(c))。
ステップS906において、同一人口座候補開示部27は、取得したポイント口座のなかに相手方の管理者が開設したポイント口座があるか否かを判断する。
具体的には、第一に、同一人口座候補開示部27は、ステップS905にて取得したポイント口座ID(P0015)を検索キーとしてポイント口座テーブル32を検索し、該当したレコードの管理者IDを取得する。
同一人口座候補開示部27は、第二に、ステップS901にて取得した組になったポイント口座IDのうちの他方「P0014」を検索キーとしてポイント口座テーブル32を検索し、該当したレコードの管理者IDを取得する。
同一人口座候補開示部27は、第三に、「第一」にて取得した管理者IDのうちの少なくとも1つと「第二」にて取得した管理者IDとが一致する場合(ステップS906“Yes”)は、ステップS907に進む。それ以外の場合(ステップS906“No”)は、ステップS902に戻る。
ここでは、両者の管理者IDが「A0102」として一致したとする(図19(d))。
ここで、「一致する」ということは、ポイント口座「P0014」の管理者が、ポイント口座「P0015」に対してポイントを配分していることを意味する。
したがって、ポイント管理装置1は、「A0102吉田正子」に対して『あなたが管理するポイント口座(P0014)は、鈴木一郎様が管理しているポイント口座と、名義人が同一の可能性があります』という開示メッセージを通知できる。なぜならば、「吉田正子」は、すでに人間関係のある「鈴木一郎」に対して直接連絡して確認するなどによって対応可能であるし、実際に同一人ではなかった場合でも個人情報を無関係の利用者に開示することにはならない(「山本友子」の名は「吉田正子」に伝えない)からである。
ステップS907において、同一人口座候補開示部27は、統合効果を算出する。
具体的には、同一人口座候補開示部27は、ポイント口座「P0013」と「P0014」とが同一の名義人に係るポイント口座であるとして登録(図9参照)されることによるメリットを、前記ボーナスポイント(残高)付与処理手順、ボーナスポイント(配分者数)付与処理手順及びボーナスポイント(ポイント付与回数)付与処理手順のうちの一部又は全部を試験的に実行することによって試算する。
例えば、ポイント口座「P0013」のポイント残高が60であり、ポイント口座「P0014」のポイント口残高が70であるとする。同一人口座として登録しない場合(現状)は、優遇条件は、いずれに対しても「0.0」である(図5参照)。しかし、登録すると、ポイント残高の合計額130に対する優遇条件「1.0」が適用となる(この試算を「メリット試算」という)。同様に、配分者数を基準にした場合(図6参照)でも、ポイント付与回数を基準とした場合(図7参照)でも、登録によるメリット試算は可能である。
ステップS908において、同一人口座候補開示部27は、同一人口座登録の可能性を通知する。
具体的には、同一人口座候補開示部27は、ポイント口座「P0014」の管理者の利用者システム2に対して、開示メッセージを、メリット試算とともに送信する。
その後、ステップS902に戻る。
なお、ステップS903〜S906は、ステップS901にて取得した組となったポイント口座IDのうちの一方と他方を入れ替えた処理も並行して行うものとする。すなわち、両者のうち一方に対して通知を行うことも、両者に対して通知を行うこともあり得る。
(満期処理手順)
図21は、本実施形態に係る満期処理手順のフローチャートである。
ステップS1001において、ポイント管理装置1の満期処理部28は、満期日が到来しているポイント口座を抽出する。
具体的には、満期処理部28は、ポイント口座テーブル32の満期日欄67を参照し、満期日情報が処理を行う日かそれ以前になっているレコードのポイント口座IDを取得する。
ステップS1002において、満期処理部28は、同一の名義人に係る口座があるか否かを判断する。
具体的には、満期処理部28は、ステップS1001にて取得したポイント口座IDを検索キーとして、同一人口座テーブル37を検索し、同一の名義人に係るポイント口座IDを取得する。
この処理は、前記ボーナスポイント(残高)付与処理手順のステップS602にて説明した内容と同じであるので詳細説明は省略する。
満期処理部28は、同一の名義人に係るポイント口座IDを少なくとも1つ取得した場合(ステップS1002“Yes”)は、ステップS1003に進み、それ以外の場合(ステップS1002“No”)は、ステップS1004に進む。
ここでは、結果として、ステップS1001においてポイント口座ID「P0021」を、ステップS1002においてポイント口座ID「P0022」及びポイント口座ID「P0023」を取得したとする。
ステップS1003において、満期処理部28は、属性更新日情報を比較する。
具体的には、満期処理部28は、ステップS1001及びS1002にて取得したポイント口座ID(「P0021」、「P0022」及び「P0023」)を検索キーとして、名義人テーブル31を検索し、該当したレコードの属性更新日情報を比較し、最も新しいものを取得する。
ステップS1004において、満期処理部28は、満期到来の通知を行う。
具体的には、満期処理部28は、ステップS1003にて取得した最新の属性更新日情報を有するレコードの名義人属性情報に基づいて、ステップS1001及びS1002にて取得したポイント口座IDのポイント口座について、満期到来の通知を行う。
なお、ステップ1002から直接(ステップS1003を経由せずに)当該ステップに進んでいる場合は、満期処理部28は、ステップS1001にて取得したポイント口座IDを検索キーとして、名義人テーブル31を検索し、該当したレコードの名義人属性情報に基づいて、ステップS1001にて取得したポイント口座IDのポイント口座について、満期到来の通知を行う。いずれの場合でも通知先は、ポイント口座の名義人又は管理者あるいはその両者であってよい。
ここで満期処理手順は終了する。
なお、ステップS1002〜S1004は、満期日が到来しているポイント口座すべてについて繰り返される。
本実施形態に係る全体構成図である。 本実施形態に係る利用者テーブルの一例である。 本実施形態に係る名義人テーブルの一例である。 本実施形態に係るポイント口座テーブルの一例である。 本実施形態に係る優遇条件テーブル(残高)の一例である。 本実施形態に係る優遇条件テーブル(配分者数)の一例である。 本実施形態に係る優遇条件テーブル(ポイント付与回数)の一例である。 本実施形態に係る獲得明細テーブルの一例である。 本実施形態に係る同一人口座テーブルの一例である。 本実施形態に係る検索用同一人口座テーブルの一例である。 本実施形態に係る利用者登録処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係る口座開設処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係る獲得明細作成処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係る同一人口座登録処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係るポイント付与処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係るボーナスポイント(残高)付与処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係るボーナスポイント(配分者数)付与処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係るボーナスポイント(ポイント付与回数)付与処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係る同一人口座候補開示処理手順の考え方を説明する図である。 本実施形態に係る同一人口座候補開示処理手順のフローチャートである。 本実施形態に係る満期処理手順のフローチャートである。
符号の説明
1 ポイント管理装置
2 利用者システム
3 ポイント算出システム
4 ネットワーク
10 中央制御装置(制御部)
11 入力装置
12 出力装置
13 主記憶装置(記憶部)
14 補助記憶装置(記憶部)
15 通信制御装置
16 利用者情報
17 ポイント口座情報
18 獲得明細情報
19 同一人口座情報
20 優遇条件情報
21 利用者登録部
22 口座開設部
23 獲得明細取得部
24 同一人口座登録部
25 ポイント付与部
26 ボーナスポイント付与部
27 同一人口座候補開示部
28 満期処理部
30 利用者テーブル
31 名義人テーブル
32 ポイント口座テーブル
33 優遇条件テーブル(残高)
34 優遇条件テーブル(配分者数)
35 優遇条件テーブル(ポイント付与回数)
36 獲得明細テーブル
37 同一人口座テーブル
38 検索用同一人口座テーブル

Claims (15)

  1. 商品及び/又はサービスの対価として利用できるポイントを管理するポイント管理装置であって、
    ポイントサービスを利用している利用者を一意に特定する利用者IDに関連付けて、利用者属性情報を記憶した利用者情報と、
    前記ポイントが蓄積されるポイント口座を一意に特定するポイント口座IDに関連付けて、前記ポイント口座を管理する管理者の前記利用者IDである管理者IDと、前記ポイント口座の名義人属性情報と、前記ポイント口座に対して蓄積されたポイント残高と、前記管理者が前記ポイント口座に配分する前記ポイントを算出するための条件である配分条件と、を記憶したポイント口座情報と、
    前記利用者IDに関連付けて、複数の前記ポイント口座IDを記憶した同一人口座情報と、
    前記同一人口座情報によって同一人の名義人に係るものであることが示される複数のポイント口座からなるポイント口座グループに対するポイント配分であって、前記ポイント口座情報により算出されるポイント配分が、より多くの数になるに従いより多くのポイントを獲得しうることを定めた優遇条件情報と、を備えた記憶部と、
    前記ポイント口座の開設を依頼した前記利用者の利用者IDと、開設する前記ポイント口座の前記名義人属性情報と、前記配分条件とを利用者システムから受け付け、
    前記ポイント口座の開設を依頼した前記利用者の利用者IDを前記管理者IDとし、
    前記ポイント口座IDに関連付けて、前記管理者IDと、前記受け付けた名義人属性情報と、前記受け付けた配分条件とを前記ポイント口座情報として前記記憶部に記憶し、
    前記管理者IDに対して付与すべきポイント数を取得すると、当該管理者IDを検索キーとして前記ポイント口座情報を検索し、前記ポイントを付与すべきすべてのポイント口座を抽出し、前記配分条件に基づき、前記抽出したすべてのポイント口座に対して付与するポイント数を算出し、算出したポイント数を前記ポイント口座のポイント残高に対して加算し、
    同一人が名義人であることの申請として、前記申請をした利用者の前記利用者IDと、複数の前記ポイント口座IDを受け付けると、前記受け付けた利用者IDに関連付けて、前記受け付けた複数のポイント口座IDを、前記同一人口座情報として前記記憶部に記憶し、
    前記同一人口座情報から、前記ポイント口座グループを抽出し、前記ポイント口座グループに関する前記ポイント口座情報と、前記優遇条件情報とを基に追加的なボーナスポイントを算出し、前記ポイント口座グループに属する各ポイント口座のポイント残高に、前記算出したボーナスポイントを加算する制御部と、
    を有することを特徴とするポイント管理装置。
  2. 前記優遇条件情報は、前記ポイント数に対して設けた段階に関連付けて、前記ポイント数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイントを記憶した情報であること、
    を特徴とする請求項1に記載のポイント管理装置。
  3. 前記優遇条件情報は、前記ポイント数に対して設けた段階に関連付けて、前記ポイント数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報であること、
    を特徴とする請求項1に記載のポイント管理装置。
  4. 前記優遇条件情報は、前記ポイント口座グループに属するポイント口座に対してポイントを配分している配分者の数に対して設けた段階に関連付けて、前記配分者の数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイントを記憶した情報であること、
    を特徴とする請求項1に記載のポイント管理装置。
  5. 前記優遇条件情報は、前記ポイント口座グループに属するポイント口座対してポイントを配分している配分者の数に対して設けた段階に関連付けて、前記配分者の数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報であること、
    を特徴とする請求項1に記載のポイント管理装置。
  6. 前記優遇条件情報は、前記ポイント口座グループに属するポイント口座に対してポイントが付与された回数に対して設けた段階に関連付けて、前記ポイントが付与された回数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイントを記憶した情報であること、
    を特徴とする請求項1に記載のポイント管理装置。
  7. 前記優遇条件情報は、前記ポイント口座グループに属するポイント口座に対してポイントが付与された回数に対して設けた段階に関連付けて、前記ポイントが付与された回数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報であること、
    を特徴とする請求項1に記載のポイント管理装置。
  8. 前記ポイント口座情報は、前記ポイント口座IDに関連付けて、前記ポイントが商品及び/又はサービスの対価として利用できる期間の始点を示す満期日情報と、前記名義人属性情報を最後に更新した時点を示す属性更新日情報と、を記憶し、
    前記制御部は、
    現時点がすでに経過している前記満期日情報を有するポイント口座を抽出し、
    当該抽出されたポイント口座に限定して前記ポイント口座グループを抽出し、
    当該抽出されたポイント口座グループに属するポイント口座のうち、前記属性更新日情報を示す時点が最も遅いポイント口座を特定し、
    当該特定されたポイント口座の前記名義人属性情報に基づいて、前記抽出されたポイント口座グループに属するすべてのポイント口座について、前記ポイントが商品及び/又はサービスの対価として利用できる時期が到来したことを通知すること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載のポイント管理装置。
  9. 前記満期日情報は、前記ポイント口座の名義人が任意の年齢に達する誕生日であること、
    を特徴とする請求項8に記載のポイント管理装置。
  10. 前記制御部は、
    前記名義人属性情報を比較し、所定の基準によって名義人が同一であると判断される2つのポイント口座の組を取得し、
    当該取得した組のなかから、前記同一人口座情報に記憶されているポイント口座からなる組を除外し、
    前記除外に該当しなかった組の一方のポイント口座の管理者が管理するすべてのポイント口座を取得し、
    前記取得したすべてのポイント口座のなかから、名義人属性情報が当該管理者に関連付けられた前記利用者属性情報と一致するポイント口座を取得し、
    前記取得した一致するポイント口座のポイント口座IDを検索キーとして前記同一人口座情報を検索し、名義人が同一であるポイント口座を取得し、
    前記取得した名義人が同一であるポイント口座の管理者が、前記組の他方のポイント口座の管理者と一致する場合は、
    前記一方のポイント口座と前記他方のポイント口座とを前記同一人口座情報として登録したと仮定した前記ポイント口座グループに対して前記優遇条件を適用して前記ボーナスポイントを試算し、
    前記他方のポイント口座の管理者に対して、前記試算の結果と、当該管理者が管理しているポイント口座についての情報と、前記一方のポイント口座の管理者の情報と、を開示すること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載のポイント管理装置。
  11. 前記制御部は、
    名義人が同一でないことの削除申請として、前記削除申請をした利用者の前記利用者IDを受け付けると、当該利用者IDを検索キーとして前記同一人口座情報を検索し、該当したレコードのうちから、前記削除申請をした利用者が選択するレコードを削除すること、
    を特徴とする請求項1に記載のポイント管理装置。
  12. 商品及び/又はサービスの対価として利用できるポイントを管理するコンピュータを用いたポイント管理方法であって、
    前記コンピュータの記憶部は、
    ポイントサービスを利用している利用者を一意に特定する利用者IDに関連付けて、利用者属性情報を記憶した利用者情報と、
    前記ポイントが蓄積されるポイント口座を一意に特定するポイント口座IDに関連付けて、前記ポイント口座を管理する管理者の前記利用者IDである管理者IDと、前記ポイント口座の名義人属性情報と、前記ポイント口座に対して蓄積されたポイント残高と、前記管理者が前記ポイント口座に配分する前記ポイントを算出するための条件である配分条件と、を記憶したポイント口座情報と、
    前記利用者IDに関連付けて、複数の前記ポイント口座IDを記憶した同一人口座情報と、
    前記同一人口座情報によって同一人が名義人であることが示される複数のポイント口座からなるポイント口座グループに対するポイント配分であって、前記ポイント口座情報により算出されるポイント配分が、より多くの数になるに従いより多くのポイントを獲得しうることを定めた優遇条件情報と、を備え、
    前記コンピュータの制御部は、
    前記ポイント口座の開設を依頼した前記利用者の利用者IDと、開設する前記ポイント口座の前記名義人属性情報と、前記配分条件とを利用者システムから受け付け、
    前記ポイント口座の開設を依頼した前記利用者の利用者IDを前記管理者IDとし、
    前記ポイント口座IDに関連付けて、前記管理者IDと、前記受け付けた名義人属性情報と、前記受け付けた配分条件とを前記ポイント口座情報として前記記憶部に記憶し、
    前記管理者IDに対して付与すべきポイント数を取得すると、当該管理者IDを検索キーとして前記ポイント口座情報を検索し、前記ポイントを付与すべきすべてのポイント口座を抽出し、前記配分条件に基づき、前記抽出したすべてのポイント口座に対して付与するポイント数を算出し、算出したポイント数を前記ポイント口座のポイント残高に対して加算し、
    同一人が名義人であることの申請として、前記申請をした利用者の前記利用者IDと、複数の前記ポイント口座IDを受け付けると、前記受け付けた利用者IDに関連付けて、前記受け付けた複数のポイント口座IDを、前記同一人口座情報として前記記憶部に記憶し、
    前記同一人口座情報から、前記ポイント口座グループを抽出し、前記ポイント口座グループに関する前記ポイント口座情報と、前記優遇条件情報とを基に追加的なボーナスポイントを算出し、前記ポイント口座グループに属する各ポイント口座のポイント残高に、前記算出したボーナスポイントを加算する、
    ことを特徴とするポイント管理方法。
  13. 前記優遇条件情報は、
    前記ポイント数に対して設けた段階に関連付けて、前記ポイント数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイント、又は、前記ポイント数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報
    前記ポイント口座グループに属するポイント口座に対してポイントを配分している配分者の数に対して設けた段階に関連付けて、前記配分者の数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイント、又は、前記ポイント数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報、
    及び、
    前記ポイント口座グループに属するポイント口座に対してポイントが付与された回数に対して設けた段階に関連付けて、前記ポイントが付与された回数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイント、又は、前記ポイントが付与された回数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報、
    のうちの何れか1つであること、
    を特徴とする請求項12に記載のポイント管理方法。
  14. 商品及び/又はサービスの対価として利用できるポイントを、
    ポイントサービスを利用している利用者を一意に特定する利用者IDに関連付けて、利用者属性情報を記憶した利用者情報と、
    前記ポイントが蓄積されるポイント口座を一意に特定するポイント口座IDに関連付けて、前記ポイント口座を管理する管理者の前記利用者IDである管理者IDと、前記ポイント口座の名義人属性情報と、前記ポイント口座に対して蓄積されたポイント残高と、前記管理者が前記ポイント口座に配分する前記ポイントを算出するための条件である配分条件と、を記憶したポイント口座情報と、
    前記利用者IDに関連付けて、複数の前記ポイント口座IDを記憶した同一人口座情報と、
    前記同一人口座情報によって同一人が名義人であることが示される複数のポイント口座からなるポイント口座グループに対するポイント配分であって、前記ポイント口座情報により算出されるポイント配分が、より多くの数になるに従いより多くのポイントを獲得しうることを定めた優遇条件情報と、を記憶部に備えるコンピュータに管理させるポイント管理プログラムであって、
    前記コンピュータの制御部に対し、
    前記ポイント口座の開設を依頼した前記利用者の利用者IDと、開設する前記ポイント口座の前記名義人属性情報と、前記配分条件とを利用者システムから受け付ける手順と、
    前記ポイント口座の開設を依頼した前記利用者の利用者IDを前記管理者IDとし、
    前記ポイント口座IDに関連付けて、前記管理者IDと、前記受け付けた名義人属性情報と、前記受け付けた配分条件とを前記ポイント口座情報として前記記憶部に記憶する手順と、
    前記管理者IDに対して付与すべきポイント数を取得すると、当該管理者IDを検索キーとして前記ポイント口座情報を検索し、前記ポイントを付与すべきすべてのポイント口座を抽出し、前記配分条件に基づき、前記抽出したすべてのポイント口座に対して付与するポイント数を算出し、算出したポイント数を前記ポイント口座のポイント残高に対して加算する手順と、
    同一人が名義人であることの申請として、前記申請をした利用者の前記利用者IDと、複数の前記ポイント口座IDを受け付けると、前記受け付けた利用者IDに関連付けて、前記受け付けた複数のポイント口座IDを、前記同一人口座情報として前記記憶部に記憶する手順と、
    前記同一人口座情報から、前記ポイント口座グループを抽出し、前記ポイント口座グループに関する前記ポイント口座情報と、前記優遇条件情報とを基に追加的なボーナスポイントを算出し、前記ポイント口座グループに属する各ポイント口座のポイント残高に、前記算出したボーナスポイントを加算する手順とを
    実行させることを特徴とするポイント管理プログラム。
  15. 前記優遇条件情報は、
    前記ポイント数に対して設けた段階に関連付けて、前記ポイント数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイント、又は、前記ポイント数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報
    前記ポイント口座グループに属するポイント口座に対してポイントを配分している配分者の数に対して設けた段階に関連付けて、前記配分者の数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイント、又は、前記ポイント数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報、
    及び、
    前記ポイント口座グループに属するポイント口座に対してポイントが付与された回数に対して設けた段階に関連付けて、前記ポイントが付与された回数が多くなるほど多くなる前記ボーナスポイント、又は、前記ポイントが付与された回数が多くなるほど高くなる利率情報を記憶した情報、
    のうちの何れか1つであること、
    を特徴とする請求項14に記載のポイント管理プログラム。
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