JP5085618B2 - 画質調整装置、画質調整方法、及び画質調整プログラム - Google Patents

画質調整装置、画質調整方法、及び画質調整プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画質調整装置、画質調整方法、及び画質調整プログラムに係り、特に画質特性を高精度に均一化するための画質調整装置、画質調整方法、及び画質調整プログラムに関する。
従来、放送機器や端末機器のデジタル化に伴い、映像技術の高品位、高画質化は、日進月歩急速な進展を遂げつつある。TV(液晶、プラズマ、モニター等)の表示端末の量産時における画質調整工程では、作業者がTV画面を直接自分の目視で判断し、色や明るさ等の画質調整を行うことで特性をとっている。しかしながら、この方法は、製造規格を満たしていても、作業者の毎日の体調等のよって調整精度が左右されるものであるため、1台毎の出来栄えが均一の特性とは言い難く、非常にばらつきが大きくなることが懸念される。また、作業者が日々変わる場合や複数の作業者がいる場合には、その均一性が異なるのは尚更のことである。
つまり、これまでのアナログ時代の映像評価は、オシロスコープやシンクロスコープ等のアナログ波形観測に依存し、ほぼ安定した画質評価と生産品位を維持していた。しかしながら、ここ数年のデジタル化時代に突入して以来、デジタル波形の直接の観測では、アナログ波形と異なり画質そのものの良し悪しを、波形等を見ながら定量的に評価することができない。したがって、全ての端末技術者の画質評価基準は、多くの場合に熟練した画質評価技術者の目に頼らざるを得ない状況にあった。また、個々の技術者の目の信頼性には、個人差があり品位が常に安定しないという問題が起きており、フラットパネルディスプレイの画質を設計する技術者の大きな悩みである。
なお、従来では、熟練者の作業を不要とするブラウン管の画質の調整作業指示手段を提供する画質調整方法に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に示されている手法は、複数の配列されたカメラによりカラーブラウン管の表示画面を撮影し、ノードが相互結合し、エネルギーを極小にする機能を有す相互結合型ニューラルネットワークを使用し、画質を調整するものである。
特開平7−170527号公報
従来採用している画質評価及び調整手法は、表示端末等に入力された映像信号を表示画面上で設計技術者及び製造技術者が目視に頼って画質調整パラメータの設定を行っている。つまり、技術者の目視による画質品位のばらつきは、個人差、体調差、視聴環境の差、表示画面サイズの差、国民性等、多くのばらつき要因があり常に安定した定量的な画質評価、設定ができていない。したがって、開発設計段階から量産段階の全ての工程で、ばらつきを予測する定量的なデータを取得する手段もなく目視に頼るCut&Try設計に依存しているケースが多い。製造現場でも生産ロット毎に定量的なばらつき管理がされていないため市場で問題が発生しても正確な原因追求ができず、改善の方法も判らない等の多くの問題を持ったまま生産を継続している。
また、上述した従来手法においては、磁石片等の補正パーツの貼り付け位置等を、自動的に算出して、作業指示を与える手段を提供するものであるが、表示端末に対して映像情報を用いて画像に関する各種パラメータを取得し、取得した各種パラメータを直接定量的に評価し、その評価結果に基づいて画質特性を均一化させるための調整データを制御部等にフィードバックして高精度な画質調整を実現するための手法は存在していなかった。
したがって、本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、画質特性を高精度に均一化するための画質調整装置、画質調整方法、及び画質調整プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、表示端末(11)の画面に表示された映像情報に対する画質調整を行う画質調整装置(12)において、分光カメラとRGBカメラの2種類のカメラを用いて映像情報を取得する撮像手段(21)により前記表示端末(11)の画面を撮影することで得られる映像情報から色度データ、プロファイルデータ、及びヒストグラムデータを取得して静止画特性及び動画特性からなる画質特性を分析する分析手段(22)と、それぞれ毎に画質制御内容が設定されている複数のルックアップテーブル(LUT)の中から前記分析手段(22)により得られた画質特性に対応するルックアップテーブルを選択し、選択されたルックアップテーブルを用いて前記表示端末(11)に予め設定されている画質情報を更新して前記表示端末(11)の画質調整を行う画質調整手段(23),(72)とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、画質特性を高精度に均一化することができる。また、分光カメラ(41)とRGBカメラ(42)から得られる輝度情報及び色度情報を用いてより高精度に表示端末における画質の分析を行うことができる。
請求項2に記載された発明は、前記表示端末(11)から入力される入力信号と、前記RGBカメラ(42)により得られたカメラ信号の2つの映像情報を切り替える切替手段(52)と、前記切替手段(52)により切り替えられる2つの映像信号のそれぞれから前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータを取得するプロファイル・ヒストグラム取得手段(56)とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、入力される映像信号とRGBカメラ(42)からのカメラ信号の2種類の信号からそれぞれプロファイルデータ及びヒストグラムデータを取得することで、より高精度に画質特性を分析することができる。
請求項3に記載された発明は、前記分析手段(22)により得られる前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータに対して予め閾値を設定し、前記閾値に基づいて前記画質調整手段(23),(72)における画質調整を静的又は動的に動作させる画質調整制御手段(73)を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、例えば、表示端末(11)の生産ラインの状況や表示端末(11)に対する分析内容等により画質調整を静的又は動的に実行させることができる。
請求項4に記載された発明は、前記画質調整手(23)は、前記分析手段(22)により得られる前記色度データ、前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータに基づいて、前記画質特性をパターン化したルックアップテーブルを生成し、生成したルックアップテーブルに最も近似したルックアップテーブルを前記画質制御内容が設定されている複数のルックアップテーブルの中から選択し、選択されたルックアップテーブルを用いて前記表示端末(11)に対して動的にフィードバック制御を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、ルックアップテーブルを用いて迅速に画質調整に対するフィードバック制御することができる。
請求項5に記載された発明は、表示端末(11)の画面に表示された映像情報に対する画質調整を行う画質調整方法において、分光カメラとRGBカメラの2種類のカメラを用いて映像情報を取得する撮像手段(21)により前記表示端末(11)画面を撮影した映像信号を取得する映像信号取得手順(S01)と、前記映像信号取得手順(S01)により得られた静止画や動画の映像情報から色度データ、プロファイルデータ、及びヒストグラムデータを取得して静止画特性及び動画特性からなる画質特性を分析する分析手順(S02)と、それぞれ毎に画質制御内容が設定されている複数のルックアップテーブル(LUT)の中から前記分析手順(S02)により得られた画質特性に対応するルックアップテーブルを選択し、選択されたルックアップテーブルを用いて前記表示端末(11)に予め設定されている画質情報を更新して前記表示端末(11)の画質調整を行う画質調整手順(S07)とを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、画質特性を高精度に均一化することができる。また、分光カメラ(41)とRGBカメラ(42)から得られる輝度情報及び色度情報を用いてより高精度に表示端末における画質の分析を行うことができる。
請求項6に記載された発明は、前記表示端末(11)から入力される入力信号と、前記RGBカメラ(42)により得られたカメラ信号の2つの映像情報を切り替える切替手順と、前記切替手順により切り替えられる2つの映像信号のそれぞれから前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータを取得するプロファイル・ヒストグラム取得手順とを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、入力される映像信号とRGBカメラ(42)からのカメラ信号の2種類の信号からそれぞれプロファイルデータ及びヒストグラムデータを取得することで、より高精度に画質特性を分析することができる。
請求項7に記載された発明は、前記分析手順(S02)により得られる前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータに対して予め閾値を設定し、前記閾値に基づいて前記画質調整手順(S07)における画質調整を静的又は動的に動作させる画質制御手順(S03),(S04)を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、例えば、表示端末(11)の生産ラインの状況や表示端末(11)に対する分析内容等により画質調整を静的又は動的に実行させることができる。
請求項8に記載された発明は、前記画質調整手順(S07)は、前記分析手順(S02)により得られる前記色度データ、前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータに基づいて、前記画質特性をパターン化したルックアップテーブルを生成し、生成したルックアップテーブルに最も近似したルックアップテーブルを前記画質制御内容が設定されている複数のルックアップテーブルの中から選択し、選択されたルックアップテーブルを用いて前記表示端末(11)に対して動的にフィードバック制御を行うことを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、ルックアップテーブルを用いて迅速に画質調整に対するフィードバック制御することができる。
請求項9に記載された発明は、請求項5乃至8の何れか1項に記載の画質調整方法における手順をコンピュータに実行させるための画質調整プログラムである。
請求項9記載の発明によれば、画質特性を高精度に均一化することができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における画質調整を容易に実現することができる。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、複数の表示端末の画質特性を高精度に均一化することができる。
本実施形態における画質調整システムの概略構成の一例を示す図である。 本発明における画質調整が実現可能な装置構成の一例を示す図である。 本発明における画質調整処理手順一例を示す概略フローチャートである。 本実施形態における撮像手段の具体例を示す図である。 本実施形態における分光カメラのx,y,L値の測定結果の一例を示す図である。 本実施形態におけるRGBカメラのプロファイル(Profile)の測定結果の一例を示す図である。 本実施形態におけるRGBカメラのヒストグラム(Histogram)の測定結果の一例を示す図である。 本実施形態において生成されるLUTの一例を示す図である。 画像制御システムの体系例を示す図である。 動的な画質調整が可能な他の例を示す図である。 本実施形態における画質調整システムの具体例を示す図である。 本発明における画質調整装置の組み込み例を示す図である。
<本発明について>
本発明では、映像情報の画質を定量的に評価、判定する最良の方法として、表示端末を直接定量的に計測できる機器(例えば、分光カメラやRGBカメラ等の撮像手段等)の計測情報を正確に判断、分析し、フィードバック制御することにより表示端末の画質特性を補正し、調整することである。
なお、本発明における分光カメラは、例えばCIE(国際照明委員会)色度座標上のx,y,Lの各データ(値)を正確に計測することができる。一方、RGBカメラは、CIE色度座標上のx,y,L値を正確に評価できず、光学スペクトラム分布特性を正確に計測することができない。本実施形態におけるRGBカメラは、画素毎に輝度のエネルギーや色エネルギーを計測するためのものであり、主に動画特性のプロファイルデータ(Profile Data)と、ヒストグラムデータ(Histogram Data)を計測するときに用いられる。
したがって、本実施形態における分光カメラは、静止画の輝度や色の値を計測し、RGBカメラは、画素毎の動画の輝度や色の値を計測するものとして使用する。画質評価時の使用例としては、分光カメラは、静止画で時間をかけて正確に計測する。RGBカメラは、動画をリアルタイムに計測するときに使用するが、RGBカメラの画素単位の輝度、色度を分光カメラで校正して使用することで、RGBカメラの測定値の補正をしている。つまり、RGBカメラは、画素単位に動画特性をプロファイルデータとヒストグラムデータとして抽出し、定量評価して、その双方のデータをリアルタイムに分析、判定して最適な画質調整、制御を行うものである。
以下に、本発明における画質調整装置、画質調整方法、及び画質調整プログラムを好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。
<画質調整システムの概略構成例>
まず、本発明における画質調整装置を備えた画質調整システムの概略構成例について図を用いて説明する。図1は、本実施形態における画質調整システムの概略構成の一例を示す図である。
図1に示す画質調整システム10は、表示端末11と、画質調整装置12とを有するよう構成されている。また、図1に示す画質調整装置12は、撮像手段21と、画質分析手段22と、信号系画質調整手段23と、バックライト制御手段24と、表示手段25と、設定手段26とを有するよう構成されている。なお、画質分析手段22と、信号系画質調整手段23と、バックライト制御手段24は、1つの集積回路(IC:Integrated Circuit)としてTV等の表示手段11に内蔵することもできる。
表示端末11は、例えば実際に生産ライン等により生産されたTV(液晶、プラズマ、モニター等)であり、画質調整対象の装置である。なお、表示端末11は、生産ライン等により量産される複数の表示端末を含む。
また、画質調整装置12において、撮像手段21は、表示端末11に表示されている映像信号(静止画及び動画を含む)を取得するためのカメラであり、例えばCCDカメラ等を用いることができ、後述するように分光カメラやRGBカメラ等の2種類のカメラを用いることもできる。
画質分析手段22は、撮像手段21から得られる映像信号表示端末11から入力される入力信号から得られる静止画又は動画に基づいて、静止画特性及び動画特性からなる画質分析を行う。なお、画質分析する項目としては、例えば輝度(Luminance)、色度(Color Level、Color Vector)、周波数帯(Frequency Band)等がある。
信号系画質調整手段23は、画質分析手段22により得られた画質分析結果である表示端末11の画質評価データに基づいて、予め設定された画質調整内容(制御パラメータ)に対応させて表示端末11を画質調整するためのルックアップテーブル(LUT)を生成する。また、信号系画質調整手段23は、生成されたルックアップテーブルを用いて表示端末11に予め設定されている各種画質情報を更新して、表示端末11の画質調整を行う。
なお、制御パラメータとしては、予め設定されている表示端末11への各種設定情報(モニタユーザインタフェースコントローラ(Monitor UI Controller)、画質チューニングデータ(Tuning Data)等)の保存されたデータであり、このデータを用いて、例えばコントラストエンハンス(Contrast Enhancer)、γ補正、ホワイトバランス(White Balance)、シャープネス(sharpness)、カラーマネジメント(Color Management)、ノイズ削除(Noise Reduction)、LEDバックライトコントロール(Back Light Control)、エリアコントロール(Area Control)等に対して調整を行う。
更に、信号系画質調整手段23は、設定手段26により設定された各種設定条件に基づいて画質調整に必要なバックライト調整に関するデータを生成し、生成したデータをバックライト制御手段24に出力する。また、バックライト制御手段24は、信号系画質調整手段23により画質調整に必要なバックライト調整に関するデータが入力されると、対応する信号(CCFL、LED、CNT、EL等)を生成し、生成したBLC(Back Light Control)信号を出力する。
表示手段25は、画質分析手段22により得られる分析結果を取得し、画面に表示する。また、表示手段25は、分析結果に基づいて対応する表示端末11への各種設定情報(モニタユーザインタフェースコントローラ(Monitor UI Controller)、画質チューニングデータ(Tuning Data)等)の制御パラメータを信号系画質調整手段23に出力する。
設定手段26は、信号系画質調整手段23でLUTの生成及び画質調整を行うための閾値等の各種条件の設定を行う。また、設定手段26における各種設定は、図示しない入力手段(キーボードやマウス、専用のコントローラ等)によりユーザ等が行い、閾値等を設定させるための画面等は設定手段26により生成される。設定手段26は、生成した設定画面等を表示手段25に表示される。また、設定手段26は、ユーザ等設定された各種条件を蓄積する。なお、設定手段26における各種設定条件等については後述する。
つまり、図1に示すように、本実施形態における画質調整システム10では、TV画面等のような表示端末11に映し出された映像を評価用のカメラ(例えば、CCDカメラ等)に取り込んで、IC等によって画質分析を行う。また、分析後、例えば汎用のパーソナルコンピュータ(PC)等の表示手段25で予め設定されているパラメータ値との比較を行い、取り込んだデータの画質評価を行う。このとき、各パラメータ値が設定パラメータ値から外れているパラメータは、全て設定パラメータ値に合わせ込むように制御する。
このような手法を取り入れることにより、各TVの画質特性は均一化することが可能となる。つまり、画質を目視で調整する人間を評価用カメラに置き換えることで、画質の均一化を図ることができる。
<画質調整装置12:ハードウェア構成>
ここで、上述した画質調整装置12における装置構成例について説明する。画質調整装置12は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、サーバ等を用いることができ、本発明に係る各処理をコンピュータに実行させることができる実行プログラム(画質調整プログラム)をインストールすることにより、本発明における画質調整処理を実現することができる。
図2は、本発明における画質調整が実現可能な装置構成の一例を示す図である。なお、図2は、画質調整装置12の各構成のそれぞれに適用される。図2は、入力装置31と、出力装置32と、ドライブ装置33と、補助記憶装置34と、メモリ装置35と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)36と、ネットワーク接続装置37とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置31は、ユーザが操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、ユーザからのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置32は、本発明における処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU36が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。また、出力装置32は、プリンタ等の機能を有していてもよく、その場合には、分析結果等、取得可能な各種情報を紙等の印刷媒体に印刷して、ユーザ等に提供することもできる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体38等により提供される。プログラムを記録した記録媒体38は、ドライブ装置33にセット可能であり、記録媒体38に含まれる実行プログラムが、記録媒体38からドライブ装置33を介して補助記憶装置34にインストールされる。なお、記録媒体38としては、CD−ROM以外でも、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、補助記憶装置34は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム、測定結果等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
メモリ装置35は、CPU36により補助記憶装置34から読み出された実行プログラム等を格納する。なお、メモリ装置35は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなる。
CPU36は、OS(Operating System)等の制御プログラム、及びメモリ装置35により読み出され格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、画質調整等における後述する各処理を実現することができる。なお、CPU36は、プログラムの実行中に必要な制御パラメータや入力される設定情報等の各種情報等を、補助記憶装置34から取得することができ、またプログラムにより実行された結果や上述の各種情報等を補助記憶装置34に蓄積することができる。
ネットワーク接続装置37は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワークに接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。また、ネットワーク接続装置37により画質調整装置12等から測定データ等を取得することができる。
上述したような装置構成により、本発明における画質調整処理を実行することができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における画質調整処理を容易に実現することができる。
<画質調整処理手順>
次に、一例として上述した画質調整処理手順の具体例について、フローチャートを用いて説明する。図3は、本発明における画質調整処理手順一例を示す概略フローチャートである。
図3において、本実施形態における画質調整処理では、カメラ等の撮像手段により撮影された表示端末における表示画面の映像信号を取得し(S01)、取得された映像信号に基づいて静止画特性及び動画特性からなる画質特性を分析する(S02)。次に、分析結果と予め設定された閾値とによる評価を行い(S03)、評価結果に基づいて、画質調整の動的制御を行うか否かを判断する(S04)。
S04の処理において、動的制御を行わない場合(S04において、NO)、所定のタイミングまで待機する(S05)。つまり、リアルタイム処理を行わずにバッチ処理等のように予め設定された時間等に処理を行う(静的制御)。また、S04の処理において、動的制御を行う場合(S04において、YES)、又はS05の処理が終了後、画質調整用のルックアップテーブルを生成し(S06)、生成したルックアップテーブルを用いて、表示端末11の画質調整を行う(S07)。
ここで、対象となる全ての表示端末11に対する画質調整が終了したか否かを判断し(S08)、全ての表示端末に対して処理が終了していない場合(S08において、NO)、まだ処理されていない他の表示端末に対して、S01に戻り後述の処理を行う。また、S08において、全ての処理が終了した場合(S08において、YES)、処理を終了する。
したがって、本実施形態によれば、例えば映像関連機器全般に使用される安価で高品位でかつ定量的な画質評価、正確な分析、正確な調整を可能とした画質調整を行うことができる。
<撮像手段21の具体例>
次に、上述した撮像手段21の具体例について図を用いて説明する。図4は、本実施形態における撮像手段の具体例を示す図である。図4に示す撮像手段21は、分光カメラ41と、RGBカメラ42とを有するよう構成されている。分光カメラ41は、入力される表示端末11の表示画面の輝度情報等からCIE色度座標上のx,y,L値の定量測定を行う。また、RGBカメラ42は、入力される表示端末11の表示画面の色度情報(R、G、B等)から画素単位の動画特性のプロファイルデータ(Profile Data)と、ヒストグラムデータ(Histogram Data)の定量評価を行う。
ここで、図5は、本実施形態における分光カメラのx,y,L値の測定結果の一例を示す図である。また、図6は、本実施形態におけるRGBカメラのプロファイル(Profile)の測定結果の一例を示す図である。また、図7は、本実施形態におけるRGBカメラのヒストグラム(Histogram)の測定結果の一例を示す図である。
図5に示す表のx、y値は、CIE色度の座標データであり色度情報を正確に判定できる。また、L値は輝度情報であり、例えば色度値や表現できる色領域範囲(Gamut範囲)、ホワイトバランス(White Balance)値等を分析することができる。
また、図6に示すプロファイルは、RGBカメラ42から画素単位の輝度、色度情報をデジタル情報からアナログ変換して表示した信号解析用波形データである。なお、図6に示すグラフの縦軸は、表示画面上の輝度値を示し、横軸は信号レベルを示している。図6に示す図を用いることにより、例えば、コントラストの線形、非線形制御特性やノイズ(Noise)量、Y−C Delay Timing、解像度特性、パルス(Pulse)応答特性等を分析することができる。
また、図7に示すヒストグラムは、RGBカメラ42から同様に入力信号解像度に連動した画素単位の輝度、色情報をヒストグラム分布として抽出したデータであり、輝度ヒストグラム分布特性データ(図7(a))、色度ヒストグラム分布データ(図7(b))、色彩ヒストグラム分布データ(図7(c))、周波数ヒストグラム分布データ(図7(d))等があり、これらにより輝度分布、コントラスト情報、色再現情報、周波数成分情報等の分析を行うことができる。
これにより、分光カメラ41とRGBカメラ42から得られる輝度情報及び色度情報を用いてより高精度に表示端末における画質の分析を行うことができる。
つまり、本実施形態では、入力された映像情報を画質評価者の目視により得られる情報、分光カメラ41からの情報、及びRGBカメラ42からの情報の3つの情報源データを取得し、分析、評価を行い最適な画質調整を安価で何処でも高品位にかつ迅速に行うことを目的とした自動画質調整システムを実現することができる。
<本実施形態におけるLUTの生成について>
次に、上述した分光カメラ及びRGBカメラから得られる画質測定をパターン化してLUTを生成する手法について説明する。なお、LUTの生成は、上述した設定手段26における各種設定条件等に基づいて信号系画質調整手段23で行われる。
本実施形態におけるLUTは、上述した画質評価データである図5〜7に示すような色彩データ、プロファイルデータ、ヒストグラムデータに基づいて、その特性をパターン化してLUTを生成する。また、本実施形態では、任意のパターンを設定し、最も近似したパターンを選択し制御させる2つのLUTを用いた画質制御を行う。その1つは、輝度、コントラストを中心として制御する輝度系ヒストグラムパターンである。もう1つは、色度、色彩を中心とした色度系ヒストグラムパターンである。本実施形態では、双方共に抽出されたヒストグラムデータを、設定手段26等により予め作成されたパターンと照合して、常に最良な画質が得られるように制御パラメータを設定する。以下に、その代表的なパラメータを設定する手順等について説明する。
図8は、本実施形態において生成されるLUTの一例を示す図である。なお、図8(a)は、輝度ヒストグラム(Liminance Histogram)に対するLUTの一例を示し、図8(b)は、カラーヒストグラム(Color Histogram)に対するLUTの一例を示している。なお、図8(a),(b)に示すLUTは、表示手段25により表示してユーザに確認させることもできる。
図8(a)では、代表的な12パターンの輝度ヒストグラムパターンの一例を示しており、その12パターンは、「STD G」,「Wide&Brord G」,「Narrrow G」,「Wide M」,「Narrow M」,「Split Peak」,「White G」,「White Peak」,「White Kink(跳ね返り)」,「Black G」,「Black Peak」,「Black Kink」等を設定することができるが、本発明においてはこれに限定されるものではない。
また、上述の輝度ヒストグラムパターンでの制御については、例えば以下に示す条件を用いる。
(1)暗い部分(A1)と中間輝度(A2)と明るい部分(A3)との3つのエリアで判定する。
(2)暗い部分は、「Black Stretch」やS字曲線で補正する。
(3)中間部はAPL(Average Picture Level:平均輝度レベル)連動型でのS字曲線補正を行う。
(4)明るい部分は、低APLではピーク輝度を保持し、高APLではS字曲線とWPS(White Peak Suppressor)補正を行う。
これにより、輝度ヒストグラムのパターンを12パターンのヒストグラムパターンを設定しLUTを作成し、このLUTに入力信号を対応させて動的な輝度及びコントラスト制御を高精度かつ高速で行うことができる。
また、図8(b)は、代表的な10パターンの色度、色彩ヒストグラムパターンの一例を示しており、その10パターンは、「STD R」,「STD G」,「STD B」,「STD M」,「STD Y」,「STD C」,「Cool」,「GCC(Green Color Control)」,「Warm」,「Flesh」等を設定することができるが、本発明においてはこれに限定されるものではない。
また、図8(b)の例では、代表的な10パターンの色度、色彩ヒストグラムパターンでの制御については、例えば、以下に示す条件を用いる。
(1)Warm、Green、Coolの3つの代表的な色彩エリア(±30度)で判定する。
(2)Warmが支配的な時は、ホワイトバランス(White Balance)6500付近でフレッシュトーン(Flesh Tone)諧調補正を行う。
(3)Greenが支配的な時は、ホワイトバランス9300付近でグリーントーン(Green Tone)諧調補正を行う。
(4)Coolが支配的な時は、ホワイトバランス12000付近でブルートーン(Blue Tone)諧調補正を行う。
上述した各種条件を基本として入力信号に対する画質制御を行う。具体的には、色彩ヒストグラムのパターンを10パターンのヒストグラムパターンを設定し、LUTを作成して動的な色画質制御を高精度かつ高速で行うことができる。また、すでに設定されている任意の制御パラメータを対応するパターンに併せて引き出すことで画質制御を行うことができる。
但し、ここで注意する点は、ホワイトバランス6500時の白補正(きれいな白が得られない)、ホワイトバランス9300、12000時の赤色補正(きれいな赤が得られない)が重要なポイントとなる。この場合の白補正には、ブルーストレッチ(Blue Stretch)補正、ホワイトストレッチ(White Stretch)補正が有効であり、赤色補正には、フレッシュトーン補正が有効となる。なお、以上の操作を予め設けられた蓄積手段等に蓄積しておけば、即座に手順通り行うことで最適でかつ有効な高画質設定が行うことができる。
つまり、本実施形態では、入力信号の画像に対して、上述したLUTのうち、どのヒストグラムの波形に該当するかを分析し、上述した輝度ヒストグラムの12パターン及び色彩ヒストグラムの10パターンからそれぞれ1つのパターンを選択し、各パターンの組み合わせ毎に設定された画質制御内容を適用してその画質を調整する。なお、上述したLUTは一例であり、他のテーブルを生成して対応することもできる。
<画質制御システム体系例>
次に、画質制御システムの体系例について図を用いて説明する。図9は、画像制御システムの体系例を示す図である。図9に示すように、画像制御システム50は、表示端末11の表示画面上に表示された画像や映像を分光カメラ41やRGBカメラ42で受信し、更に入力信号を入力する。
ここで、画像制御システム50は、分光カメラ41は、上述したようにx,y,Lデータ53を抽出する。また、画像制御システム50は、RGBカメラ42と、表示端末11から直接入力される入力信号51とを切り替える切替手段52を有する。更に、画像制御システム50は、切替手段52により切り替えられる2つの映像信号のそれぞれからプロファイルデータ54及びヒストグラムデータ55を取得するプロファイル・ヒストグラム取得手段56を有する。
また、画像制御システム50は、分光カメラ41からの映像信号、x,y,Lデータ53、RGBカメラ42と入力信号51からの映像信号、プロファイルデータ54、ヒストグラムデータ55によりルックアップテーブル(LUT)57を生成する。具体的には、LUT57は、例えばx,y,L、プロファイル、輝度ヒストグラム(Histogram−1)、色度ヒストグラム(Histogram−2)、色彩ヒストグラム(Histogram−3)、周波数ヒストグラム(Histogram−4)を生成する。なお、上述の例では、4種類のヒストグラム生成例を示しているが本発明においてはこれに限定されるものではない。つまり、生成するLUTの種類や数は、本発明においてはこれに限定されるものでなく、またLUTの数は1つに限定されず、例えば各種類毎にそれぞれ別々のLUTを設けていてもよい。
次に、LUT57の各種データにより、表示端末11に予め設定された画質テーブルのうち、コントラストエンハンス(contrast Enhancer)58、カラーエンハンス(color Enhancer)59、シャープネス(sharpness)60、ノイズ削除(Noise Reduction)61、Y−C Delay62、ホワイトバランス(White Balance)63に対してデータの更新を行い、これにより画質の調整を行う。なお、更新するテーブルの内容は、本発明においてはこれに限定されるものではない。
つまり、図9に示す例において、前段の構成では信号入力及びRGBカメラ信号入力の2系統の入力端子を有し、後段の構成では切替回路を介してプロファイル生成(取得)とヒストグラム生成(取得)を行うプロファイル・ヒストグラム取得手段56を有している。また、この2つの信号の切替手段51は、時分割でもよし、固定でもよい使いやすい方を選択することができる。なお、何れも制御には、予め閾値を設定し、その閾値を基準に上述した制御を行うことができる。
ここで、プロファイル・ヒストグラム取得手段56は、上述した実施形態では、2系統(プロファイル生成(取得)手段とヒストグラム生成(取得)手段)を持たずに1系統で処理している。その理由は、生成回路の簡素化を可能にし、2系統間の生成回路ばらつきをなくし、更に時分割判定でも間に合うことから1系統にしている。なお、ばらつきとスピードが気にならなければ2系統でもよい。
上述の実施形態に示すように、本発明の特徴部分は、例えば分光カメラ41からの映像データ及びx,y,Lのそれぞれのデータと、RGBカメラ42からの映像データ、プロファイル、及びヒストグラムと、入力信号からの映像データ、プロファイル、及びヒストグラムの3つの基本データから画質調整を行うことであり、また制御の方法として静的(Static)制御法、閾値(Threshold)制御法、評価パターンから近似するルックアップテーブル(LUT)制御法等が挙げられる。
なお、本実施形態に示すように、入力信号から画質分析により取得したプロファイルデータ、及びヒストグラムデータを画質調整に利用するのは、表示端末から取得したプロファイルデータ、ヒストグラムデータから概略の相似パターンを認識して制御を行うことで高精度かつ迅速に画質を改善するためである。
また、高品位といわれる比較モデルの表示端末データを計測し、各種画質制御機能にて同じ特性に合わせることによっても高品位な画質を得ることができる。
また、上述した設定の他にも自動的に動的な画質調整を行うことができる。図10は、動的な画質調整が可能な他の例を示す図である。なお、図10(a)は、自動輝度検出エンハンス(Enhance)制御の設定画面を示し、図10(b)は、自動カラースカラー(Color Scalar)検出エンハンス制御の設定画面を示し、図10(c)は、自動カラーベクトル(Color Vector)エンハンス制御の設定画面を示している。なお、これらの画面は、上述した表示手段25等に表示され設定手段26により設定される。
図10(a)は、輝度ヒストグラムによる輝度補正LUTの動的制御の各種条件を設定する画面である。その動作仕様としては、輝度ヒストグラムの横軸(輝度)を以下のように5領域に分割し、左からそれぞれ“Dark”,”Low”,”Middle”,”High”,”Bright”と定義する。なお、上述の5領域は、本発明においては特に制限されるものではなく、例えば“Low”,”Middle”,”High”の3領域としてもよい。
各領域は、領域幅と閾値とを、「Brightness Position」と「Threshold(閾値)」とで設定しておく。また、各領域と領域の組み合わせに対してそれぞれ輝度補正LUTを割り当てる。また、LUTを切り替える条件は、その領域内の輝度が閾値を超えている領域、或いは領域の組み合わせとなる。例えば、”Normal”は、そのような領域がない、或いはON/OFF設定をチェックしていない条件を示す。ここで、閾値の単位は画面内全画素数mに対する%である。例えば、閾値をthとした場合、その領域にm×th/100個以上の画素数があった場合は閾値を超えた判断する。
また、DarkとBrightの優先度は、その他のLow,Middle,Highより高くする。
つまり、DarkとBright領域が閾値を超えていれば、Low,Middle,Highに関係なく、条件はDark、Bright或いはその組み合わせ(Dark+Bright)の何れかとなる。
また、図10(a)に示す「Original Histogram」には、もともとの画像の輝度のヒストグラムをグラフ表示する。また、「Original Histogram」には、ヒストグラムに上述にて設定した各領域の位置(範囲)、閾値を重ねて表示する。なお、輝度が閾値を超えている領域は、例えば赤色で表示する等、他の領域とは異なる強調表示を行うことで、閾値を超えている領域を明確にすることができる。上述した本表示のヒストグラムに基づいて輝度補正LUTの動的制御を行うことができる。
また、図10(b),(c)についても上述したのと同様に設定することができる。なお、図10におけるScale(スケール)の設定については、ヒストグラムのグラフの縦軸上端に相当する値をスライダ或いはエディットボックスで変更でき、これにより表示される時のヒストグラムの高さを変更することができる。また、「Range of Scale」は、Scale用のスライダの可変範囲の最大値を編集することができる。更に、「Sampling Period」は、動的制御する周期(ヒストグラムを読み込み、条件をチェックする周期)をmsecで設定する。
また、「Times of the Condition」は、指定された回数分、Thresholdを超えた条件が続けば輝度補正LUTを切り替える。また、「Brightness Position」は、5領域の幅(実際は領域の左端)を設定する。なお、Darkの左端は、0(固定)となる。
また、図10(b),(c)では、「Dynamic Color Enhancer」として、色相ヒストグラムによる輝度補正LUTの動的制御の各種条件を設定することができる。ここで、色相ヒストグラムの横軸(輝度)は、Red,Green,Blue,Cyan,Magenta,Yellow,Skin位置を中心に7領域に分割する(Magenta,”Red”,”Skin”,”Yellow”,Green”,”Cyan”,”Blue”)。但し、輝度ヒストグラムとは異なり各領域間に隙間がある状態で定義できる。
また、各領域は、「Setting」の「Width」により幅を調整し、「Position」により中心位置を調整することができる。この各領域に対して色補正LUTと色基本設定を定義し、設定した閾値レベルを超えた領域があれば、その領域に定義されたものをハードウェアに設定する。なお、「Sampling Period」で指定した周期でヒストグラムを取得し、閾値条件をチェックする。また、「Times of the Condition」で指定した回数分、超えた条件が続けば切り替える。つまり、ここを”1”に指定した場合は閾値を超えた場合、直ちに設定を切り替える。なお、閾値レベルの単位は全画素に対する「%」である。
なお、制御を受ける画質機能例としては、例えば上述したようにコントラストエンハンス(Contrast Enhance)58、カラーエンハンス(Color Enhance)59、シャープネス(Sharpness)60、ノイズ削除(Noise Reducer)61、Y−C Delay62、ホワイトバランス(White Balance)62等を有しており、本実施形態によりこれらの画質情報の少なくとも1つが調整される。
<画質調整システムの具体例>
次に、画質調整システムの具体例について図を用いて説明する。図11は、本実施形態における画質調整システムの具体例を示す図である。なお、上述の構成における処理と略同様の処理を行う構成については、同一の番号を付するものとし、ここでの具体的な説明は、省略する。
図11に示す画質調整システム70は、入力信号51と、RGBカメラ42と、画質分析手段22と、制御用LUT生成手段71と、画質調整手段72と、画質調整制御手段73と、表示端末11とを有するよう構成されている。
図9に示す画質調整システム70は、RGBカメラ42で表示端末11の画面上の映像を撮影しプロファイル、ヒストグラム等を分析し、上述した画質制御用LUTを生成して、自動的に画質制御を行う。なお、図11に示す画質調整システム70においては、分光カメラ41の測定データはRGBカメラ42の校正用として事前に確認しておけば、自動画質調整作業時にはRGBカメラ42のみの使用でも自動調整が可能となる。また、画質調整制御手段73は、分析処理により得られるプロファイルデータ及びヒストグラムデータに対して予め閾値を設定し、閾値に基づいて画質調整手段における画質調整を静的又は動的に動作させる。これにより、例えば表示端末の生産ラインの状況や表示端末に対する分析内容等により画質調整を静的又は動的に実行させることができる。
また、画質調整制御手段73は、分析手順により得られるプロファイルデータ及びヒストグラムデータを用いて画質調整用ルックアップテーブルを生成し、表示端末11に対して動的にフィードバック制御を行う。画質調整用ルックアップテーブルを用いて迅速に画質調整に対するフィードバック制御することができる。
<本発明の利便性について>
次に、上述した本発明の利便性について簡単に説明すると、画質調整のいろいろな手法が選択することができる。具体的には、映像表示画面(実像)を目視しながら最適な画質調整ができる。また、本実施形態によれば、入力されている映像信号のプロファイルデータ及びヒストグラムデータを見ながら最適な画質調整ができる。更に、本実施形態によれば、RGBカメラのプロファイルデータ及びヒストグラムデータを用いて画質調整ができる。
また、本実施形態によれば、入力信号とRGBカメラの双方のプロファイルデータ及びヒストグラムデータを用いて画質調整を行うことができる。また、本実施形態によれば、カメラ信号や入力信号評価の定量的なデータを基準として設定することで計測、評価のフィードバックループ(Feedback Loop)を構成させて簡単に自動調整システムを構成することができる。
また、本実施形態によれば、開発設計時での定量的な画質評価、調整ができるため、開発,設計のスピードアップに繋がる。また、量産時、安価で定量的な自動画質調整ができるため、高画質、高品位化が容易に実現できる。また、工場生産時のハイスピード化とLot毎の工場調整ばらつきの管理が容易となる。更に、画質調整時の履歴データをRom化して個別に商品に搭載できるのでサービス対応が容易である等の利便性がある。
ここで、図12は、本発明における画質調整装置の組み込み例を示す図である。なお、図12では、上述した本発明における画質調整装置を画像処理LSI(Large Scale Integration)やTV−Setに組み込んだ事例を示している。図12(a)に示す従来事例では、例えば技術者が表示画像を目視しながらTV−Setの制御Key又はリモコン等で画質制御するが、図12(b)に示すように、本発明では、カメラ(Camera)等の撮像手段21で撮影した映像をカメラリンク(Camera Link)等でTV−Set又はLSIへ直接接続し自動的に画質制御することができる。なお、この方式は、今後TV−Setの量産工程やサービス作業上で運用される可能性が大きいと考えられる。
また、上述した実施形態に示すように、本発明は、例えば従来から装備されている入力映像信号の分析、制御機能に付加してカメラで撮影された映像情報をカメラリンク等の専用線を通して本発明のシステムをLSIやTVセットに組み込むことで、安価で何処でも自動的にかつ正確に画質調整を行うことができる。
上述したように本発明によれば、複数の表示端末の画質特性を高精度に均一化することができる。具体的には、評価カメラでTV映像を捉え、その画質データが基準値(typical値)等からなるパラメータ設定値と外れる場合に、その設定値まで合わせ込むことにより、量産時において各TVの画質特性を均一にすることが可能となる。また、ばらつきが発生しない製品を生産することが可能となる。
つまり、TV画面に出力されたTV映像を評価用カメラで取り込み、ICによる画質分析を行い、分析後、画質評価を行うことで、評価結果としてばらつき(閾値(パラメータとして設定可能なtypical値))からずれる値が大きい場合は、typical値にしてTV画質の均一化を実現することができる。
なお、上述の実施形態に示すように、TV映像を評価用カメラで取り込むだけでなく、予めTV内部に評価用信号を付けておくことで、そこからIC(なお、IC内部には、画質分析機能、画質改善機能を盛り込む)へ取り込み、画質分析を行うこともできる。
また、本発明における定量評価データは、開発、設計、製造、販売、サービスの全ての段階で有効な手段であり、多くの蓄積データは、更なる品質向上の手がかりとなる。また、製造段階でより精度の高い自動調整システムの構築にも大きな役割を果たすことができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10 画質調整システム
11 表示端末
12 画質調整装置
21 撮像手段
22 画質分析手段
23 信号系画質調整手段
24 バックライト制御手段
25 表示手段
26 設定手段
31 入力装置
32 出力装置
33 ドライブ装置
34 補助記憶装置
35 メモリ装置
36 CPU(Central Processing Unit)
37 ネットワーク接続装置
38 記録媒体
41 分光カメラ
42 RGBカメラ
50 画像制御システム
51 入力信号
52 切替手段
53 x,y,Lデータ
54 プロファイルデータ
55 ヒストグラムデータ
56 プロファイル・ヒストグラム取得手段
57 ルックアップテーブル(LUT)
58 コントラストエンハンス(contrast Enhancer)
59 カラーエンハンス(color Enhancer)
60 シャープネス(sharpness)
61 ノイズ削除(Noise Reduction)
62 Y−C Delay
63 ホワイトバランス(White Balance)
70 画質調整システム
71 制御用LUT生成手段
72 画質調整手段
73 画質調整制御手段

Claims (9)

  1. 表示端末の画面に表示された映像情報に対する画質調整を行う画質調整装置において、
    分光カメラとRGBカメラの2種類のカメラを用いて映像情報を取得する撮像手段により、前記表示端末の画面を撮影することで得られる映像情報から色度データ、プロファイルデータ、及びヒストグラムデータを取得して静止画特性及び動画特性からなる画質特性を分析する分析手段と、
    それぞれ毎に画質制御内容が設定されている複数のルックアップテーブル(LUT)の中から前記分析手段により得られた画質特性に対応するルックアップテーブルを選択し、選択されたルックアップテーブルを用いて前記表示端末に予め設定されている画質情報を更新して前記表示端末の画質調整を行う画質調整手段とを有することを特徴とする画質調整装置。
  2. 前記表示端末から入力される入力信号と、前記RGBカメラにより得られたカメラ信号の2つの映像情報を切り替える切替手段と、
    前記切替手段により切り替えられる2つの映像信号のそれぞれから前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータを取得するプロファイル・ヒストグラム取得手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画質調整装置。
  3. 前記分析手段により得られる前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータに対して予め閾値を設定し、前記閾値に基づいて前記画質調整手段における画質調整を静的又は動的に動作させる画質調整制御手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画質調整装置。
  4. 前記画質調整手段は、
    前記分析手段により得られる前記色度データ、前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータに基づいて、前記画質特性をパターン化したルックアップテーブルを生成し、生成したルックアップテーブルに最も近似したルックアップテーブルを前記画質制御内容が設定されている複数のルックアップテーブルの中から選択し、選択されたルックアップテーブルを用いて前記表示端末に対して動的にフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画質調整装置。
  5. 表示端末の画面に表示された映像情報に対する画質調整を行う画質調整方法において、
    分光カメラとRGBカメラの2種類のカメラを用いて映像情報を取得する撮像手段により前記表示端末画面を撮影した映像信号を取得する映像信号取得手順と、
    前記映像信号取得手順により得られた静止画や動画の映像情報から色度データ、プロファイルデータ、及びヒストグラムデータを取得して静止画特性及び動画特性からなる画質特性を分析する分析手順と、
    それぞれ毎に画質制御内容が設定されている複数のルックアップテーブル(LUT)の中から前記分析手順により得られた画質特性に対応するルックアップテーブルを選択し、選択されたルックアップテーブルを用いて前記表示端末に予め設定されている画質情報を更新して前記表示端末の画質調整を行う画質調整手順とを有することを特徴とする画質調整方法。
  6. 前記表示端末から入力される入力信号と、前記RGBカメラにより得られたカメラ信号の2つの映像情報を切り替える切替手順と、
    前記切替手順により切り替えられる2つの映像信号のそれぞれから前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータを取得するプロファイル・ヒストグラム取得手順とを有することを特徴とする請求項5に記載の画質調整方法。
  7. 前記分析手順により得られる前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータに対して予め閾値を設定し、前記閾値に基づいて前記画質調整手順における画質調整を静的又は動的に動作させる画質制御手順を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の画質調整方法。
  8. 前記画質調整手順は、
    前記分析手順により得られる前記色度データ、前記プロファイルデータ及び前記ヒストグラムデータに基づいて、前記画質特性をパターン化したルックアップテーブルを生成し、生成したルックアップテーブルに最も近似したルックアップテーブルを前記画質制御内容が設定されている複数のルックアップテーブルの中から選択し、選択されたルックアップテーブルを用いて前記表示端末に対して動的にフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項5乃至の何れか1項に記載の画質調整方法。
  9. 請求項5乃至8の何れか1項に記載の画質調整方法における手順をコンピュータに実行させるための画質調整プログラム。
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