JP4016470B2 - カラー撮像装置及びカラー画像補正方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、撮像素子を用いた撮像等により取得した画像データから、ノイズ成分を除去し、高画質の画像データを生成することができるカラー撮像装置及びカラー画像補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラー撮像装置は、撮像により取得した画像データからノイズ成分を除去し、画質の向上を図っている。一般的な、ノイズ除去の方法として、例えば、偽色というノイズが発生しやすい画像の空間高周波数部やエッジ部を抜き出し、そこの色の濃さ(彩度)を減少させる方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この方法では、画像の空間高周波数部やエッジ部に現れる偽色部は、除去されるが、その他の部分に発生した偽色部が、除去されずに残ってしまうという欠点があった。また、画像の空間高周波数部やエッジ部を抜き出すための計算も煩雑なものであった。
さらに、画像の空間高周波数部やエッジ部から抜き出した部分が偽色部でない場合であっても、偽色部とみなして色の濃さ(彩度)を減少させてしまう誤作動を防止するため、不感帯を設ける必要があり、完全にノイズ成分が除去できない場合もあった。
【0004】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ノイズ成分を適切に除去し、高画質の画像を得ることができるカラー撮像装置及びカラー画像補正方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかるカラー撮像装置は、マトリクス状に形成された撮像素子の各画素に対応させてn色のうちの何れか1色のカラーフィルタ片が配置されたカラーフィルタを介して前記撮像素子により撮像されることで、n色分の画素データがマトリクス状に配置されて形成された画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像データから暗電流とスミア成分を除去し、これらが除去された画像データに基づき、色成分毎に補間データを生成し各画素位置に対してn色分の画素データをそれぞれ求めると共に、各画素位置の輝度を示す輝度データと各画素位置の彩度を示す色差データとを生成する画素データ生成手段と、
周波数の異なる光を順次前記カラーフィルタを介して前記撮像素子に与えた場合に該各光毎に下記(数1)の評価値Fをほぼ0とするn個の補正係数k1〜knが事前に設定された該(数1)に、前記画素データ生成手段で求められた各画素位置におけるn色の画素データを順次代入して評価値Fをそれぞれ求め、求められた評価値Fの絶対値が予め設定された基準の範囲内であれば、対応する画素位置のn色の画素データがノイズ成分を含んでいないと判別し、範囲内でなければ、対応する画素位置のn色の画素データがノイズ成分を含んでいると判別する評価手段と、
前記画素データ生成手段で生成された輝度データを出力するとともに、前記評価手段でn色の画素データがノイズ成分を含んでいないと判別された画素位置については前記画素データ生成手段で生成された色差データを出力し、前記評価手段でn色の画素データがノイズ成分を含んでいると判別された画素位置については前記画素データ生成手段で生成された色差データの彩度を減少させて出力する手段とを備え、
前記カラーフィルタは、前記n色分のカラーフィルタ片がマトリクス状に配置されており、且つ同色のカラーフィルタ片が各々離間した位置に配置されていることを特徴とする。
(数1)
F=k1・d1+k2・d2+・・・+kn・dn
F:評価値
n:画像を構成する色成分の数
k1〜kn:補正係数
d1〜dn:同一画素位置での各色の画素データ
【0006】
なお、前記画素データ生成手段は、前記各画素位置でのn色分の画素データを、前記入力手段により入力された画像データに補間法を用いて求めてもよい。
また、前記カラーフィルタは、白、緑、水色、黄色の4色であってもよい。
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係るカラー画像補正方法は、マトリクス状に形成された撮像素子の各画素に対応させてn色のうちの何れか1色のカラーフィルタ片が配置されたカラーフィルタを介して前記撮像素子により撮像されることで、n色分の画素データがマトリクス状に配置されて形成された画像データを入力する入力処理と、
前記入力処理により入力された画像データから暗電流とスミア成分を除去し、これらが除去された画像データに基づき、色成分毎に補間データを生成し各画素位置に対してn色分の画素データをそれぞれ求める第1の生成処理と、
前記第1の生成処理で求めた画素位置毎のn色分の画素データに基づき、各画素位置の輝度を示す輝度データと各画素位置の彩度を示す色差データとを生成する第2の生成処理と、
周波数の異なる光を順次前記カラーフィルタを介して前記撮像素子に与えた場合に該各光毎に下記(数2)の評価値Fをほぼ0とするn個の補正係数k1〜knが事前に設定された該(数2)に、前記第1の生成処理で求められた各画素位置におけるn色の画素データを順次代入して評価値Fをそれぞれ求め、求められた評価値Fの絶対値が予め設定された基準の範囲内であれば、対応する画素位置のn色の画素データがノイズ成分を含んでいないと判別し、範囲内でなければ、対応する画素位置のn色の画素データがノイズ成分を含んでいると判別する評価処理と、
前記第2の生成処理で生成された輝度データを出力するとともに、前記評価処理でn色の画素データがノイズ成分を含んでいないと判別された画素位置については前記第2の生成処理で生成された色差データを出力し、前記評価処理でn色の画素データがノイズ成分を含んでいると判別された画素位置については前記第2の生成処理で生成された色差データの彩度を減少させて出力する処理とを含み、前記カラーフィルタは、前記n色分のカラーフィルタ片がマトリクス状に配置されており、且つ同色のカラーフィルタ片が各々離間した位置に配置されていることを特徴とする。
(数2)
F=k1・d1+k2・d2+・・・+kn・dn
F:評価値
n:画像を構成する色成分の数
k1〜kn:補正係数
d1〜dn:同一画素位置での各色の画素データ
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態にかかるカラー撮像装置及びカラー画像補正方法を説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかるカラー撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。
この撮像装置は、撮像レンズ1と、カラーフィルタ2と、撮像素子3と、A/D部4と、第1のメモリ5と、キー6と、CPU7と、DSP8と、表示部9と、第2のメモリ10とより構成される。
【0020】
撮像レンズ1は、ガラス、プラスチック等の透明な材質から構成され、被写体の像を撮像素子3の受光面上に結像する。
【0021】
カラーフィルタ2は、撮像素子3の前方(受光面上)に配置され、セルロース、ゼラチン等からなるカラーフィルタ片から構成される。カラーフィルタ片は白(Wh)、緑(G)、水色(Cy)及び黄色(Ye)のうちいずれか1色の光を中心とした通過帯域特性を有し、図2に示すようにマトリクス状に配列されている。隣接するカラーフィルタ片の間は、ブラックマスクにより遮光されている。
【0022】
撮像素子3は、CCD(チャージカップルドデバイス)等からなり、方形の開口部を持つ受光素子(光電変換素子)が、マトリクス状に配列された構成を有し、図2に示すように、撮像素子3の前方(受光面上)を覆ったカラーフィルタ2の白(Wh)、緑(G)、水色(Cy)、黄色(Ye)のうち1色のカラーフィルタ片が各受光素子を覆う様に配置される。撮像素子3は、CPU7からの指示に応答して、開口部からその前方を覆うカラーフィルタ片の色を中心とした帯域の光を受光し、光電変換を行った後、入射光量に対応する画像信号をA/D部4に供給する。
【0023】
A/D(アナログデジタル)部4は、A/Dコンバータ等から構成され、撮像素子3から供給された画像信号をデジタル変換して、第1のメモリ5に画像データとして供給する。
【0024】
第1のメモリ5は、RAM等から構成され、A/D部4から供給される画像データを記憶する。
【0025】
キー6(シャッタボタン)は、押ボタン等から構成され、押操作により、一連の撮像動作の開始を指示するトリガ信号を発生させ、CPU7に供給する。
【0026】
CPU(中央処理装置)7は、(1)キー6の押操作に応答して、撮像素子3を制御して撮像し、(2)A/D部4を制御して、撮像素子3から出力された画像信号を画像データに変換し、(3)DSP8を制御して、画像データを画像処理し、(4)表示部9を制御して、画像処理後のR(赤)G(緑)B(青)データを表示する。
【0027】
DSP(デジタルシグナルプロセッサ)8は、(1)画像データからスミア成分及び暗電流値を除去し、(2)各画素位置でのカラーフィルタ2の各色に対応する画像データを生成する補間処理を行い、(3)画像データから輝度データ(Y)を生成し、(4)画像データをRGBデータに変換し、(5)RGBデータをホワイトバランス調整し、(6)ホワイトバランス調整後のRGBデータを色差データ(UV)に変換し、(7)色差データ(UV)からノイズ成分を除去し、(8)輝度データ(Y)及び色差データ(UV)をγ補正し、(9)γ補正後の輝度データ(Y)と色差データ(UV)とをRGBデータに変換して第2のメモリ10に供給する。
【0028】
表示部9は、LCD(液晶ディスプレイ)等から構成され、第2のメモリ10に記憶された画像処理後のRGBデータを表示する。
【0029】
第2のメモリ10は、RAM等から構成され、DSP8から供給される画像処理後のRGB画像データを記憶する。
【0030】
以下、この実施の形態にかかるカラー撮像装置の撮像動作及び画像処理動作を図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。
【0031】
キー6が押下されると、キー6は、撮像開始を指示するトリガ信号を発生させ、CPU7に供給する。
このトリガ信号に応答して、CPU7は、図3に示す撮像処理を開始する。
まず、CPU7は、撮像素子3を制御して、カラーフィルタ2を通過して入射した被写体からの光を露光する(ステップS1)。
【0032】
次に、CPU7は、撮像素子3を制御して、露光した光を光電変換により画像信号に変換し、A/D部4に供給する(ステップS2)。
【0033】
次に、CPU7は、A/D部4を制御して、撮像素子3から供給された画像信号をアナログ・デジタル変換により画像データに変換し、第1のメモリ5に供給する(ステップS3)。
【0034】
次に、CPU7は、A/D部4が、全ての画像データを第1のメモリ5に供給した後、DSP8に画像処理の開始を指示するコマンドを送信する(ステップS4)。
【0035】
CPU7から画像処理の開始を指示するコマンドを受信すると、DSP8は、図4に示す画像処理を開始する。
まず、DSP8は、第1のメモリ5に記憶されている画像データから、スミア成分及び暗電流値を除去する(ステップS11)。即ち、撮像素子3を用いた撮像により取得した画像データは、スミア成分や暗電流値を含むため、例えば、数式3で示すようにこれらの成分を除去する。
【0036】
【数3】
D’Wh=DWh−DD−DS
D’G=DG−DD−DS
D’Cy=DCy−DD−DS
D’Ye=DYe−DD−DS
DWh〜DYe:除去前の白、緑、水色、黄色の画像データ
D’Wh〜D’Ye:除去後の白、緑、水色、黄色の画像データ
DD:暗電流による成分
DS:スミア成分
【0037】
次に、DSP8は、各画素位置でのカラーフィルタ2の各色の画像データを生成する補間処理を行う(ステップS12)。
第1のメモリ5に記憶されている画像データは、カラーフィルタ2を通過した光を撮像素子3を用いて撮像した後、A/D部4を介して画像データに変換したものであるため、図5に示すようにカラーフィルタ2の各カラーフィルタ片に対応した1色分(Wh〜Ye)の画像データとなる。DSP8は、これらの画像データを高解像度の画像データとするため、図6に示すように、各画素位置で4色分の画像データとなる画像データ(Wh’〜Ye’)を補間処理により求める。
【0038】
補間処理は、例えば、数式4及び数式5を用いて行い、各画素位置で4色分の画像データを生成する。なお、この補間処理は、(空間的)ローパスフィルタも兼ねており、求められた各画素位置での4色分の画像データ(Wh’〜Ye’)の画質を高める効果もある。
【0039】
【数4】
Wh’i,j=(Whi-2,j-2+Whi-2,j+Whi-2,j+2+Whi,j-2+Whi,j+Whi,j+2+Whi+2,j-2+Whi+2,j+Whi+2,j+2)/9
(Whi,jが存在する場合)
G’i,j=(Gi-2,j-2+Gi-2,j+Gi-2,j+2+Gi,j-2+Gi,j+Gi,j+2+Gi+2,j-2+Gi+2,j+Gi+2,j+2)/9
(Gi,jが存在する場合)
Cy’i,j=(Cyi-2,j-2+Cyi-2,j+Cyi-2,j+2+Cyi,j-2+Cyi,j+Cyi,j+2+Cyi+2,j-2+Cyi+2,j+Cyi+2,j+2)/9
(Cyi,jが存在する場合)
Ye’i,j=(Yei-2,j-2+Yei-2,j+Yei-2,j+2+Yei,j-2+Yei,j+Yei,j+2+Yei+2,j-2+Yei+2,j+Yei+2,j+2)/9
(Yei,jが存在する場合)
Whi,j〜Yei,j:白、緑、水色、黄色の補間前画像データ
Wh’i,j〜Ye’i,j:白、緑、水色、黄色の補間後画像データ
【0040】
【数5】
Wh’i,j=(Whi-1,j-1+Whi-1,j+1+Whi+1,j-1+Whi+1,j+1)/4
(Whi,jが存在しない場合)
G’i,j=(Gi-1,j-1+Gi-1,j+1+Gi+1,j-1+Gi+1,j+1)/4
(Gi,jが存在しない場合)
Cy’i,j=(Cyi-1,j-1+Cyi-1,j+1+Cyi+1,j-1+Cyi+1,j+1)/4
(Cyi,jが存在しない場合)
Ye’i,j=(Yei-1,j-1+Yei-1,j+1+Yei+1,j-1+Yei+1,j+1)/4
(Yei,jが存在しない場合)
Whi,j〜Yei,j:白、緑、水色、黄色の補間前画像データ
Wh’i,j〜Ye’i,j:白、緑、水色、黄色の補間後画像データ
【0041】
ここで補間処理を具体的に説明すると、例えば、図6に示す画像データWh’2,2を補間処理により生成する場合、DSP8は、図5に示すように、既に画像データWh2,2が存在するため、Wh2,2とその隣接する画像データWh4,0、Wh2,0、Wh0,0、Wh4,2、Wh0,2、Wh4,4、Wh2,4、Wh0,4とを数式4にあてはめ、Wh’2,2を生成する。また、図6に示す画像データWh’1,1を補間処理により生成する場合、DSP8は、図5に示すように画像データWh1,1が存在しないため、Ye1,1に隣接する画像データWh2,0、Wh0,0、Wh2,2、Wh0,2を数式5にあてはめ、Wh’1,1を生成する。同様に、DSP8は、全ての画素位置の画像データを補間処理により生成する。
DSP8は、図5に示すような、補間処理により生成された全ての画素位置画像データを第2のメモリ10に記憶する。
【0042】
以降、DSP8は、第2のメモリ10に記憶された補間処理後の画像データから同じ画素位置(i,j)の4つの画像データ(Wh’i,j〜Ye’i,j)を順次読み出し、この4つの画像データ毎に画像処理を行う。
図4に戻って、まず、DSP8は、第2のメモリ10に記憶された画像データから、画素位置(0,0)の4つの画像データ(Wh’0,0〜Ye’0,0)を読み出し、図示せぬ内部メモリに記憶する(ステップS13)。
【0043】
次に、DSP8は、図示せぬ内部メモリに記憶された4つの画像データ(Wh’0,0〜Ye’0,0)を数式6にあてはめて、輝度データ(Y0,0)を生成する(ステップS14)。
【0044】
【数6】
Yi,j=k1・Wh’i,j+k2・G’i,j+k3・Cy’i,j+k4・Ye’i,j
Yi,j:輝度データ
Wh’i,j〜Ye’i,j:白、緑、水色、黄色の画像データ
k1〜k4:変換係数
【0045】
次に、DSP8は、図示せぬ内部メモリに記憶された4つの画像データ(Wh’0,0〜Ye’0,0)を数式7にあてはめて、RGBデータ(R0,0〜B0,0)を生成する(ステップS15)。
【0046】
【数7】
Ri,j〜Bi,j:RGBデータ
Wh’i,j〜Ye’i,j:白、緑、水色、黄色の画像データ
k11〜k34:変換係数
【0047】
次に、DSP8は、生成したRGB画像データ(R0,0〜B0,0)を数式8にあてはめて、ホワイトバランスの調整を行う(ステップS16)。
【0048】
【数8】
Ri,j〜Bi,j:調整前RGBデータ
R’i,j〜B’i,j:調整後RGBデータ
w11〜w34:ホワイトバランス調整係数
【0049】
次に、DSP8は、ホワイトバランス調整後のRGB画像データ(R’0,0〜B’0,0)を数式9にあてはめて、色差データ(U0,0、V0,0)に変換する(ステップS17)。
【0050】
【数9】
R’i,j〜B’i,j:RGBデータ
Ui,j、Vi,j:色差データ
h11〜h23:変換係数
【0051】
次に、DSP8は、現在の画素位置単位の画像処理の対象である図示せぬ内部メモリにステップS13にて記憶された画像データ(Wh’0,0〜Ye’0,0)を使用して、この画像データがノイズ成分(偽色)を含んでいるか否かを判断する偽色評価を行う(ステップS18)。
【0052】
ここで、偽色評価について説明する。一般に、撮像により取得した画像を構成する各画素の各色の画像データ(又は隣接する複数の画素の各色の画像データ)d1〜dnは、補正係数k1〜knを適当に選択することにより、数式10を満たす。この関係は、入射光の周波数帯域分光強度分布によらず成立する。
【0053】
【数10】
k1・d1+k2・d2+…+kn・dn 0
n:画像を構成する色成分の数
k1〜kn:補正係数
d1〜dn:同一画素位置での各色の画像データ
【0054】
例えば、この実施の形態でのカラーフィルタ2と撮像素子3との組み合わせの場合、数式10は、数式11で表される。
【0055】
【数11】
a・Wh+b・G+c・Cy+d・Ye 0
Wh〜Ye:白、緑、水色、黄色の画像データ
a,b,c,d:補正係数
【0056】
この数式11に示す補正係数a,b,c,dは、カラーフィルタ2と、撮像素子3との組合せにより変化するため実験的に選択する。補正係数a,b,c,dを実験的に選択するため、例えば図7に示すような周波数帯域の異なる複数色の光を、カラーフィルタ2を通して撮像素子3に照射し、任意の隣接する画像データWh〜Yeを測定する。測定した画像データWh〜Yeから、補正係数a,b,c,dを例えば、a=1,b=0.935,c=−1.044,d=−0.915と選択したときに、図7に示すようにほぼ数式11が成立する。
【0057】
このような原理を応用して、補正係数を予め実験的に選択した数式11に、各画素位置の画像データ(Wh’i,j〜Ye’i,j)をあてはめ、数式11の関係を満たさない画像データの組が得られた場合には、その画素位置の画像データが、ノイズ成分を含んでいる(偽色部)と考えることができる。
【0058】
具体的に、DSP8は、図示せぬ内部メモリに記憶された画像データ(Wh’0,0〜Ye’0,0)を数式12にあてはめて、偽色評価を行う。
【0059】
【数12】
Fi,j=a・Wh’i,j+b・G’i,j+c・Cy’i,j+d・Ye’i,j
Fi,j:偽色評価値
Wh’i,j〜Ye’i,j:白、緑、水色、黄色の画像データ
a,b,c,d:補正係数
【0060】
即ち、DSP8は、画像データ(Wh’0,0〜Ye’0,0)を数式12にあてはめることにより得られた偽色評価値(F0,0)の絶対値が、予め決められた基準値の範囲内にない場合、ノイズ成分を含んでいる(偽色部)と判別する(ステップS19)。
【0061】
DSP8は、ステップS19において、現在の画素位置単位の画像処理の対象である画像データ(Wh’0,0〜Ye’0,0)がノイズ成分を含んでいる(偽色部)と判別した場合、画像処理中の色差データ(U0,0、V0,0)の彩度を減少させる彩度変換処理を行う(ステップS20)。一方、DSP8は、画像データ(Wh’0,0〜Ye’0,0)がノイズ成分を含んでいないと判別した場合に、彩度変換処理を行わない。
【0062】
この彩度変換処理は、例えば、色差データ(UV)を図8に示すような色度図中の座標位置にあてはめ、その座標位置から原点に向かう方向に予め設定された値分だけ移動した座標位置に変換することで、彩度を減少させることができる。例えば、色差データ(U0,0、V0,0)が図8に示す色度図中での点P1の座標の値であった場合に、原点に向かう方向に予め設定された値分だけ移動する座標の値である点P2に変換する。
【0063】
このような彩度変換処理を行うため、DSP8は、色差データ(U0,0、V0,0)を数式13にあてはめて、彩度を減少させた色差データ(U’0,0、V’0,0)に変換する。
【0064】
【数13】
U’i,j、V’i,j:彩度変換処理前の色差データ
Ui,j、Vi,j:彩度変換処理後の色差データ
s11〜s22:彩度変換係数
【0065】
次に、DSP8は、ステップS14にて生成した輝度データ(Y0,0)及び彩度を低下させた色差データ(U’0,0、V’0,0)若しくはそのままの色差データ(U0,0、V0,0)にγ補正を行う(ステップS21)。
一般に、撮像素子3の受光素子は、図9(a)で示すようなγ特性を有するため、撮像素子3が出力する画像データの値は、受光素子の画素に入射した光量に比例しない。そのため、数式14に示すように、撮像素子3の有するγ特性を関数として予め求めておき、その逆関数γ-1(x)に画像データを代入して、γ特性をキャンセルするγ補正を行う。γ補正により、図9(b)に示すように、画像データの値は、受光素子の画素に入射した光量に比例する。
【0066】
【数14】
D’Yi,j=γYi,j -1(DYi,j)
D’Ui,j=γUi,j -1(DUi,j)
D’Vi,j=γVi,j -1(DVi,j)
DYi,j〜DUi,j:γ補正前の輝度データ、色差データ
D’Yi,j〜D’Ui,j:γ補正前の輝度データ、色差データ
γ-1:受光素子の示すγ特性関数の逆関数
【0067】
次にDSP8は、γ補正後の輝度データ(Y0,0)及び色差データ(U0,0、V0,0)をRGBデータ(R0,0〜B0,0)に変換する(ステップS22)。
輝度データ(Y0,0)及び色差データ(U0,0、V0,0)をRGBデータ(R0,0〜B0,0)に変換するため、例えば数式15を使用して変換する。
【0068】
【数15】
Ri,j、Gi,j、Bi,j:赤、緑、青の画素データ
彩度変換処理後の色差データ
Yi,j:輝度データ
Ui,j、Vi,j:色差データ
【0069】
DSP8は、生成したRGBデータ(R0,0〜B0,0)を第2のメモリ10に供給する(ステップS23)。
【0070】
次に、DSP8は、画像処理の対象となる画素位置の値を画素位置(0,0)から画素位置(0,1)に更新する(ステップS24)。
【0071】
DSP8は、ステップS24の画素位置の更新から、全ての画素位置の画像データを処理したか否かを判別する(ステップS25)。
DSP8は、全ての画素位置のデータを処理していないと判別した場合に、ステップS13に戻って、ステップS24にて更新した画素位置(0,1)の画像データ(Wh’0,1〜Ye’0,1)に対して同一の画像処理を行う。即ち、DSP8は、全ての画素位置の画像データ(Wh’i,j〜Ye’i,j)に対して画像処理を行ため、ステップS13〜ステップS24の処理を繰り返して実行する。
【0072】
DSP8は、ステップS25にて、全ての画素位置(i,j)の画像データに対する画像処理を完了したと判別した場合に、CPU7に一連の画像処理の終了を通知するコマンドを送信する(ステップS26)。このとき、第2のメモリ10には、全ての画素位置の画像処理後のRGBデータ(Ri,j〜Bi,j)が記憶されている。
【0073】
CPU7は、DSP8から、画像処理の終了のコマンドを受信した後、表示部9を制御して、第2のメモリ10に記憶された画像処理後のRGBデータ(Ri,j〜Bi,j)を表示部9に表示する。
【0074】
以上説明したように、この実施の形態にかかるカラー撮像装置は、各画素位置毎に偽色評価を行い、偽色部と判別した場合に、ノイズ成分(偽色)を適切に除去するため、高画質の画像を得ることができる。
【0075】
上記の実施の形態では、数式4、数式5を用いた補間処理を行っているが、その際の数式4、数式5で用いる周辺の画素数は、任意である。例えば、周辺の画素数を増加させて、高精度の画像データを生成してもよい。また別途係数を加えてもよい。
【0076】
また、上記の実施の形態では、カラーフィルタの色(画像を構成する色成分)をWh(白)、G(緑)、Cy(水色)、Ye(黄色)としているが、この組み合わせに限定されず、任意に変更可能である。例えば、カラーフィルタとして、Y(イエロー)、M(マジェンダ)、C(シアン),やR(赤)、G(緑)、B(青)の組み合わせを使用してもよい。
【0077】
さらに、回転式のカラーフィルタ等を用いて、Y(イエロー)のカラーフィルタを撮像素子3の前面に配置して、Y(イエロー)の画像データを得て、M(マジェンダ)のカラーフィルタを配置してM(マジェンダ)の画像データを得て、さらに、C(シアン)のカラーフィルタを配置して、C(シアン)の画像データを取得するなど、画像データを取得するための手法も任意である。
【0078】
また、画像データを取得するための撮像装置と得られた画像データを補正するための制御回路(補正回路)が一体に構成されている必要はなく、他の場所で撮像されて媒体に格納された画像データを、撮像装置とは別体の補正回路で補正してノイズを除去してもよい。
【0079】
また、上記の実施の形態では、同じ位置の4色のカラーフィルタに対する画像データを元の画像データと同じ数だけ算出したが、これより少なく、例えば、縦横、共に半分ずつで1/4(つまり、1色のカラーフィルタに対する元の画素データの数と同じ)だけ、デジタルローパスフィルタ等の計算手法を用いて算出してもよい。
本発明は、主に色(差)データに影響することとなる。色(差)データに対する人間の目の解像度は、輝度データ(モノクロームデータ)に対する解像度よりも落ちるため、実質的な影響をあまり与えない。
【0080】
なお、この発明のカラー撮像装置は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、CD−ROM等)から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するカラー撮像装置を構成することができる。
【0081】
また、コンピュータにプログラムを供給するための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワーク、通信システムのように、一時的に且つ流動的にプログラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよい。
そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかるカラー撮像装置は、各画素位置毎に、ノイズ成分(偽色)を適切に除去し、高画質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるカラー撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図2】撮像素子3の受光素子とカラーフィルタ2を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態にかかる撮像処理を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態にかかる画像処理を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態にかかるカラーフィルタ2を通過した光を撮像素子3が撮像し、出力した画像データを示す図である。
【図6】この発明の実施の形態にかかる補間処理により生成された画像データを示す図である。
【図7】この発明の実施の形態にかかるカラーフィルタ2を介して撮像素子3に複数色の光を照射したときに得られた画像データの値を示す図である。
【図8】明度5(V=5)CIE LUVの色度図を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態にかかる撮像素子3の受光光量と出力画像データとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1・・・撮像レンズ、2・・・カラーフィルタ、3・・・撮像素子、4・・・A/D部、5・・・第1のメモリ、6・・・キー、7・・・CPU、8・・・DSP、9・・・表示部、10・・・第2のメモリ
Claims (4)
- マトリクス状に形成された撮像素子の各画素に対応させてn色のうちの何れか1色のカラーフィルタ片が配置されたカラーフィルタを介して前記撮像素子により撮像されることで、n色分の画素データがマトリクス状に配置されて形成された画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像データから暗電流とスミア成分を除去し、これらが除去された画像データに基づき、色成分毎に補間データを生成し各画素位置に対してn色分の画素データをそれぞれ求めると共に、各画素位置の輝度を示す輝度データと各画素位置の彩度を示す色差データとを生成する画素データ生成手段と、
周波数の異なる光を順次前記カラーフィルタを介して前記撮像素子に与えた場合に該各光毎に下記(数1)の評価値Fをほぼ0とするn個の補正係数k1〜knが事前に設定された該(数1)に、前記画素データ生成手段で求められた各画素位置におけるn色の画素データを順次代入して評価値Fをそれぞれ求め、求められた評価値Fの絶対値が予め設定された基準の範囲内であれば、対応する画素位置のn色の画素データがノイズ成分を含んでいないと判別し、範囲内でなければ、対応する画素位置のn色の画素データがノイズ成分を含んでいると判別する評価手段と、
前記画素データ生成手段で生成された輝度データを出力するとともに、前記評価手段でn色の画素データがノイズ成分を含んでいないと判別された画素位置については前記画素データ生成手段で生成された色差データを出力し、前記評価手段でn色の画素データがノイズ成分を含んでいると判別された画素位置については前記画素データ生成手段で生成された色差データの彩度を減少させて出力する手段とを備え、
前記カラーフィルタは、前記n色分のカラーフィルタ片がマトリクス状に配置されており、且つ同色のカラーフィルタ片が各々離間した位置に配置されていることを特徴とするカラー撮像装置。
(数1)
F=k1・d1+k2・d2+・・・+kn・dn
F:評価値
n:画像を構成する色成分の数
k1〜kn:補正係数
d1〜dn:同一画素位置での各色の画素データ - 前記画素データ生成手段は、前記各画素位置でのn色分の画素データを、前記入力手段により入力された画像データに補間法を用いて求めることを特徴とする請求項1に記載のカラー撮像装置。
- 前記カラーフィルタは、白、緑、水色、黄色の4色であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー撮像装置。
- マトリクス状に形成された撮像素子の各画素に対応させてn色のうちの何れか1色のカラーフィルタ片が配置されたカラーフィルタを介して前記撮像素子により撮像されることで、n色分の画素データがマトリクス状に配置されて形成された画像データを入力する入力処理と、
前記入力処理により入力された画像データから暗電流とスミア成分を除去し、これらが除去された画像データに基づき、色成分毎に補間データを生成し各画素位置に対してn色分の画素データをそれぞれ求める第1の生成処理と、
前記第1の生成処理で求めた画素位置毎のn色分の画素データに基づき、各画素位置の輝度を示す輝度データと各画素位置の彩度を示す色差データとを生成する第2の生成処理と、
周波数の異なる光を順次前記カラーフィルタを介して前記撮像素子に与えた場合に該各光毎に下記(数2)の評価値Fをほぼ0とするn個の補正係数k1〜knが事前に設定された該(数2)に、前記第1の生成処理で求められた各画素位置におけるn色の画素データを順次代入して評価値Fをそれぞれ求め、求められた評価値Fの絶対値が予め設定された基準の範囲内であれば、対応する画素位置のn色の画素データがノイズ成分を含んでいないと判別し、範囲内でなければ、対応する画素位置のn色の画素データがノイズ成分を含んでいると判別する評価処理と、
前記第2の生成処理で生成された輝度データを出力するとともに、前記評価処理でn色の画素データがノイズ成分を含んでいないと判別された画素位置については前記第2の生成処理で生成された色差データを出力し、前記評価処理でn色の画素データがノイズ成分を含んでいると判別された画素位置については前記第2の生成処理で生成された色差データの彩度を減少させて出力する処理とを含み、前記カラーフィルタは、前記n色分のカラーフィルタ片がマトリクス状に配置されており、且つ同色のカラーフィルタ片が各々離間した位置に配置されていることを特徴とするカラー画像補正方法。
(数2)
F=k1・d1+k2・d2+・・・+kn・dn
F:評価値
n:画像を構成する色成分の数
k1〜kn:補正係数
d1〜dn:同一画素位置での各色の画素データ
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