JP2004020400A - 色調再現特性測定装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定装置および方法を提供する。
【解決手段】カラーディスプレイにリセット画像を表示する画面リセット手段と、前記カラーディスプレイに測色画像を表示する測色画像表示手段と、前記カラーディスプレイに表示された測色画像を測色して測色値を出力する表示画面測色手段とを具備するようにした色調再現特性測定装置およびその装置に適用されている方法。
【選択図】 図1
【解決手段】カラーディスプレイにリセット画像を表示する画面リセット手段と、前記カラーディスプレイに測色画像を表示する測色画像表示手段と、前記カラーディスプレイに表示された測色画像を測色して測色値を出力する表示画面測色手段とを具備するようにした色調再現特性測定装置およびその装置に適用されている方法。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカラーディスプレイの色調再現特性を測定する技術分野に属する。特に、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するような液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、等のカラーディスプレイに適用する色調再現特性測定装置および方法に関する。
【0002】
【従来技術】
液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、等のカラーディスプレイの表示面には、三原色RGBを発光するR発光体、G発光体、B発光体が規則的に多数配列されている。これら各色発光体の強度比を変化させることによって、様々な色を再現することができる。このようなカラーディスプレイの色調再現特性を測定する方法としては、三原色の様々な強度比を有するカラーパッチを表示し、そのカラーパッチを分光測色計、色彩計、等で測定する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、液晶ディスプレイにおいては、各発光体はカラーフィルタと液晶シャッターとを有する。カラーフィルタは白色光源(バックライト)が照射する光を三原色RGBのいずれかの色光とし、さらに液晶シャッターが光の透過度合を制御することで各発光体は色調を再現する。液晶シャッターは電界における液晶材料の配向を利用しているため、直前に表示した色における液晶材料の配向の影響を受ける。すなわち、直後に表示しようとする色における液晶材料の配向が所望の配向からずれるため、実際に表示される色は正確なものとはならない。したがって、連続的にカラーパッチの表示を行って色調再現特性の測定を行った場合には、その液晶ディスプレイの色調再現特性を正確に測定することができない。なお、CRTディスプレイについても蛍光体の残光特性、等により同様の問題がある。
【0004】
本発明は上記の問題を解決するためになされたものである。その目的は、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定装置および方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は下記の本発明によって解決される。すなわち、
本発明の請求項1に係る色調再現特性測定装置は、カラーディスプレイにリセット画像を表示する画面リセット手段と、前記カラーディスプレイに測色画像を表示する測色画像表示手段と、前記カラーディスプレイに表示された測色画像を測色して測色値を出力する表示画面測色手段とを具備するようにしたものである。
【0006】
本発明によれば、画面リセット手段によりカラーディスプレイにリセット画像が表示され、測色画像表示手段によりカラーディスプレイに測色画像が表示され、表示画面測色手段によりカラーディスプレイに表示された測色画像が測色されて測色値が出力される。すなわち、測色画像の直前に表示される画像をリセット画像とすることができ、直前の画像による影響を規程することができる。したがって、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定装置が提供される。
【0007】
また本発明の請求項2に係る色調再現特性測定装置は、請求項1に係る色調再現特性測定装置において、前記リセット画像は前記カラーディスプレイを最低輝度とする黒色画像であるようにしたものである。本発明によれば、液晶ディスプレイであれば電界による配向の最も小さい状態であり、その他のディスプレイであっても電界の影響の最も小さい状態を基準とする。したがって、極めて正確に色調再現特性が測定される。
【0008】
また本発明の請求項3に係る色調再現特性測定装置は、請求項1または2に係る色調再現特性測定装置において、前記測色画像には、三原色RGBにおける単色画像、2色画像、3色画像が含まれているようにしたものである。本発明によれば、カラーディスプレイへのRGB入力画像の各々に対応する色調再現特性が測定されるから、ディスプレイを所望の特性に調整したい場合に調整すべき個所、方向が明確となり調整作業が容易となる。
【0009】
また本発明の請求項4に係る色調再現特性測定装置は、請求項1〜3のいずれかに係る色調再現特性測定装置において、前記測色画像には、色相および/または階調(輝度)において相違する複数の画像が含まれているようにしたものである。本発明によれば、カラーディスプレイの色調再現における広範な領域について色調再現特性が測定される。
【0010】
また本発明の請求項5に係る色調再現特性測定装置は、請求項1〜4のいずれかに係る色調再現特性測定装置において、前記カラーディスプレイを特定するディスプレイ特定情報をキーとして、前記測色値とともに、すくなくとも前記測色画像を特定する測色画像特定情報と、前記測色を行った期日を特定する測色期日特定情報とを属性値としてデータベースに登録する登録手段と、前記データベースに登録された前記カラーディスプレイの属性値を検索する検索手段とを具備するようにしたものである。本発明によれば、複数のカラーディスプレイの各々について、色調再現特性に関するデータの保存と利用が可能となる。
【0011】
また本発明の請求項6に係る色調再現特性測定方法は、カラーディスプレイにリセット画像を表示する画面リセット過程と、前記カラーディスプレイに測色画像を表示する測色画像表示過程と、前記カラーディスプレイに表示された測色画像を測色して測色値を得る測色過程とから成るようにしたものである。
【0012】
本発明によれば、画面リセット過程においてカラーディスプレイにリセット画像が表示され、測色画像表示過程においてカラーディスプレイに測色画像が表示され、表示画面測色過程においてカラーディスプレイに表示された測色画像が測色されて測色値が出力される。すなわち、測色画像の直前に表示される画像をリセット画像とすることができ、直前の画像による影響を規程することができる。したがって、直前に表示されていた画像の色調の影響によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定方法が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について実施の形態を説明する。本発明の色調再現特性測定装置における構成について図1、図2を参照して説明する。図1はその構成を示す絵図である。また、図2はその構成を示すブロック図である。図1において、1は測定ヘッド、2は測色計本体、3はパーソナルコンピュータ、31は測色制御部、32は表示制御部、33はデータ処理部、34は記憶部、35は入力部、36は出力部、100はカラーディスプレイ(測定対象)である。
【0014】
測色ヘッド1は、測色計の検出部である。測色ヘッド1は、離れた個所からカラーディスプレイ100に表示された測色画像における所定個所の色調の検出を行う。測色ヘッド1は、光学フィルターとフォトセンサと増幅器の組を3つ有している。3つの組の各々は種類の異なる組合せとなっており、表色系の分光感度特性(たとえば、CIE1931等色関数)に近似させた分光感度特性を有している。したがって、測色ヘッド1は、所定個所(測定対象)の色刺激関数を等色関数で評価した三刺激値に対応する電気信号を出力する。
【0015】
なお、測色ヘッド1のフォトセンサとして、フォトセルではなく、CCD(charge coupled device)やMOS(metal oxide semiconductor)等のエリアセンサ(イメージセンサ)を使用することができる。このエリアセンサと結像光学系とを組合せることにより、カラーディスプレイ100の広域または全画面において同時に複数個所の色調の検出を行う構成とすることができる。
【0016】
また、測色ヘッド1として、スペクトル(spectrum)を測定するものを使用することもできる。その測色ヘッド1は、たとえば、測色対象の光を多数または連続する波長帯に分解する分光器(回折格子、等)と受光素子を1次元に配列したラインセンサ(CCDラインセンサ、等)とを有している。分光器によって1次元の空間に広げられたスペクトルの強度を1次元に配列された受光素子が電荷量に変換する。そして各受光素子の走査が行なわれ電荷量が電圧に変換されて時系列のスペクトル信号として出力される。
【0017】
測色計本体2は、測色ヘッド1から入力した電気信号をA/D(analog−to−digital)変換し検出データを生成する。そして外部司令等に基づく所定のタイミングでその検出データをメモリに記憶する。そして、そのメモリに記憶した検出データに基づいて、測色計本体2は、分光強度分布(スペクトル)、三刺激値XYZ、輝度Y、色度xy、Lab,Luv、等の表色系の値を測色値として演算する。
なお、図1においては測定ヘッド1と測色計本体2とが分離している測色計の一例を示しているが、それらが一体となった測色計であっても同様に本発明の色調再現特性測定装置を構成することができる。
【0018】
パーソナルコンピュータ3は、カラーディスプレイ100にリセット画像を表示する。この表示は、直後に行なわれる測色に対する直前の画像による影響を、リセット画像による影響とすることで規程するために行われる。直前の画像による影響を小さくするためには、たとえば、カラーディスプレイ100を最低輝度とする黒色画像をリセット画像とする。黒色画像は、液晶ディスプレイであれば電界による配向の最も小さい状態であり、その他のディスプレイであっても電界の影響の最も小さい状態である。
【0019】
また、パーソナルコンピュータ3は、カラーディスプレイ100に測色画像を表示する。この表示は、カラーディスプレイ100に表示された測色画像の所定個所を測色するために行なわれる。パーソナルコンピュータ3は、その測色画像の所定個所を測色ヘッド1が検出し測色計本体2が演算した測色値を入力する。表示した測色画像における所定個所の画素値とその入力した測色値との関係がカラーディスプレイ100における色調再現特性を表している。
【0020】
色調再現特性は、カラーディスプレイ100に入力した画素値(R,G,B)とカラーディスプレイ100の表示色、すなわち測色値(X,Y,Z)と変換関係のことである。画素値(R,G,B)と測色値(X,Y,Z)とはともに空間を張る。したがって、出力する画素値と表示色(測色値)との1つの組は、空間における1点の変換関係を表しているに過ぎない。色調再現特性の全貌を把握するためには、この空間において適正に分散した複数の点におけるデータを収集する必要性がある。
【0021】
したがって、前述のカラーディスプレイ100に表示する測色画像またはその測定個所は複数とする。たとえば、三原色RGBにおける単色画像、2色画像、3色画像を測色画像とする。カラーディスプレイ100へ入力するRGB値を(R,G,B)とする。ただし、0≦R≦1、0≦G≦1、0≦B≦1とする。このとき単色画像は(1,0,0)、(0,1,0)、(0,0,1)である。また2色画像は(1,1,0)、(0,1,1)、(1,0,1)である。また3色画像は(1,1,1)である。
【0022】
上述の測色画像を適用すると、カラーディスプレイ100へのRGB入力画像の色別に色調再現特性が測定されるから、調整すべき個所、方向が明確となり調整作業が容易となる。たとえば、ブライトネス、コントラスト、RGB各色のゲイン調整、等の調整作業が容易となる。
【0023】
またたとえば、カラーディスプレイ100が、それへの直接入力(Ri,Gi,Bi)を色変換テーブルを参照して(Ro,Go,Bo)に変換してから表示するカラーディスプレイであるとする。測定された色調再現特性に基づいてその色変換テーブルを調整する(登録データを変更する)ときには、上述の色別の測定値により適正な調整(代表値に基づく補間法の適用、等)が容易となる。
【0024】
また、カラーディスプレイ100に表示する測色画像またはその測定個所は、色相および/または階調(輝度)において相違する複数とする。これによって、カラーディスプレイの色調再現における広範な領域について色調再現特性が測定される。
【0025】
本発明の色再現特性測定装置においては、このようなカラーディスプレイ100に表示する測色画像は、時系列で表示するための一連のカラーパッチ含む画像とすることができる。また、その時系列で一連の測色を行うように構成することができる。
【0026】
また、パーソナルコンピュータ3は、複数のカラーディスプレイの各々について、色調再現特性に関するデータの保存と利用を可能とするデータ処理を行う。たとえば、カラーディスプレイ100を特定するディスプレイ特定情報をキーとする。そして、測色値とともに、すくなくとも測色画像を特定する測色画像特定情報と、測色を行った期日を特定する測色期日特定情報とを属性値とする。パーソナルコンピュータ3は、それらのテーブル(リレーション)をデータベースに登録するデータ処理を行う。また、データベースに登録されたカラーディスプレイの属性値を検索するデータ処理を行う。
【0027】
パーソナルコンピュータ3は、複数の構成要素を有する。図2に示すように、測色制御部31、表示制御部32、データ処理部33、記憶部34、入力部35、出力部36、等を有する。
測色制御部31は、測色計本体2とのインタフェースを成立させる部分である。測色に係わる一連の動作、表色系データの演算、等の基本的な処理は測色計本体2が行う。全体の動作制御(たとえば測色の開始司令)、表色系データに基づく処理、等はパーソナルコンピュータ3が行う。
【0028】
表示制御部32は、主としてカラーディスプレイ100とのインタフェースを成立させる部分である。データ処理部33は、記憶部34に保存されているリセット画像、測色画像、等をこの表示制御部32に書き込む。その表示制御部32に書き込まれた画像がカラーディスプレイ100に表示される。
【0029】
データ処理部33は、記憶部34に格納されたプログラムにしたがって、パーソナルコンピュータ3において行なわれるすべてのデータ処理を統括して行う。記憶部34は、プログラム、リセット画像、測色画像、データベースへの登録データ、等を記憶する。
入力部35は、キーボード、マウス、等であり、出力部36はディスプレイ、プリンタ、等である。
【0030】
上述の構成において、次に、本発明の色調再現特性測定装置における動作に付いて図3を参照して説明する。図3はその動作の過程を示すフロー図である。
まず、図3のステップS1(測色開始指示)において、オペレータは色調再現特性測定装置において測色の開始を指示する。たとえば、パーソナルコンピュータ3のディスプレイに表示された設定画面において、キーボードからディスプレイ特定情報、測色画像特定情報、測色期日特定情報、等の設定情報を入力する。その設定情報はデータ処理部33を経由して記憶部34に記憶される。次に、マウスを操作して、設定画面において設定ボタンをクリックし、次に開始ボタンをクリックする。
【0031】
次に、ステップS2(リセット画像表示)において、パーソナルコンピュータ3のデータ処理部33は、記憶部34に記憶されている複数のリセット画像から設定情報に基づいて1つを選択し表示制御部32に書き込む。測色対象のカラーディスプレイ100にはそのリセット画像が表示される。
【0032】
次に、ステップS3(測色画像表示)において、パーソナルコンピュータ3のデータ処理部33は、記憶部34に記憶されている複数の測色画像から設定情報に基づいて1つを選択し表示制御部32に書き込む。測色対象のカラーディスプレイ100からはリセット画像が消え、代りにその測色画像が表示される。
【0033】
次に、ステップS4(測色司令)において、データ処理部33は、測色制御部33を経由して測色計本体2に測色司令を出力する。
【0034】
次に、ステップS5(測色値演算)において、測色本体2によって測色ヘッド1が制御されている。制御測色ヘッド1は、離れた個所からカラーディスプレイ100に表示された測色画像における所定個所の色調を検出し、三刺激値に対応する電気信号を出力する。測色計本体2はその電気信号を入力し、三刺激値XYZ、輝度Y、色度xy、等の表色系の値を測色値として演算する。
【0035】
次に、ステップS6(保存)において、パーソナルコンピュータ3は、測色計本体2が演算した測色値を測色制御部31とデータ処理部33を経由して記憶部34に保存する。
【0036】
次に、ステップS7(全ステップ終了?)において、データ処理部33は設定情報に基づく一連の測色処理のステップをすべて終了したか否かを判定する。終了したときには測色処理を終了とする。終了していないときには、ステップS8に進む。
【0037】
次に、ステップS8(次ステップ条件設定)において、データ処理部33は新たなステップ(次ステップ)を行うに当たって、旧いステップと相違する部分を更新する処理を行う。たとえば、測色画像の表示内容の更新、測色画像における所定個所、測色値を保存する場所、繰返し処理におけるループ番号、等を更新する処理を行う。その後、ステップS2に戻って、上述した以降のステップを繰り返す。
【0038】
【発明の効果】
以上のとおりであるから、本発明の請求項1に係る色調再現特性測定装置によれば、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定装置が提供される。
また本発明の請求項2に係る色調再現特性測定装置によれば、電界による影響の最も小さい状態を基準とするから極めて正確に色調再現特性を測定することができる。
また本発明の請求項3に係る色調再現特性測定装置によれば、カラーディスプレイへのRGB入力画像の各々に対応する色調再現特性が測定されるから、調整すべき個所、方向が明確となり調整作業を容易とすることができる。
また本発明の請求項4に係る色調再現特性測定装置によれば、カラーディスプレイの色調再現における広範な領域について色調再現特性を測定することができる。
また本発明の請求項5に係る色調再現特性測定装置によれば、複数のカラーディスプレイの各々について、色調再現特性に関するデータの保存と利用が可能となる。
また本発明の請求項6に係る色調再現特性測定方法によれば、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色調再現特性測定装置における構成を示す絵図である。
【図2】本発明の色調再現特性測定装置における構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の色調再現特性測定装置における動作の過程を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 測定ヘッド
2 測色計本体
3 パーソナルコンピュータ
31 測色制御部
32 表示制御部
33 データ処理部
34 記憶部
35 入力部
36 出力部
100 カラーディスプレイ(測定対象)
【発明の属する技術分野】
本発明はカラーディスプレイの色調再現特性を測定する技術分野に属する。特に、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するような液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、等のカラーディスプレイに適用する色調再現特性測定装置および方法に関する。
【0002】
【従来技術】
液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、等のカラーディスプレイの表示面には、三原色RGBを発光するR発光体、G発光体、B発光体が規則的に多数配列されている。これら各色発光体の強度比を変化させることによって、様々な色を再現することができる。このようなカラーディスプレイの色調再現特性を測定する方法としては、三原色の様々な強度比を有するカラーパッチを表示し、そのカラーパッチを分光測色計、色彩計、等で測定する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、液晶ディスプレイにおいては、各発光体はカラーフィルタと液晶シャッターとを有する。カラーフィルタは白色光源(バックライト)が照射する光を三原色RGBのいずれかの色光とし、さらに液晶シャッターが光の透過度合を制御することで各発光体は色調を再現する。液晶シャッターは電界における液晶材料の配向を利用しているため、直前に表示した色における液晶材料の配向の影響を受ける。すなわち、直後に表示しようとする色における液晶材料の配向が所望の配向からずれるため、実際に表示される色は正確なものとはならない。したがって、連続的にカラーパッチの表示を行って色調再現特性の測定を行った場合には、その液晶ディスプレイの色調再現特性を正確に測定することができない。なお、CRTディスプレイについても蛍光体の残光特性、等により同様の問題がある。
【0004】
本発明は上記の問題を解決するためになされたものである。その目的は、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定装置および方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は下記の本発明によって解決される。すなわち、
本発明の請求項1に係る色調再現特性測定装置は、カラーディスプレイにリセット画像を表示する画面リセット手段と、前記カラーディスプレイに測色画像を表示する測色画像表示手段と、前記カラーディスプレイに表示された測色画像を測色して測色値を出力する表示画面測色手段とを具備するようにしたものである。
【0006】
本発明によれば、画面リセット手段によりカラーディスプレイにリセット画像が表示され、測色画像表示手段によりカラーディスプレイに測色画像が表示され、表示画面測色手段によりカラーディスプレイに表示された測色画像が測色されて測色値が出力される。すなわち、測色画像の直前に表示される画像をリセット画像とすることができ、直前の画像による影響を規程することができる。したがって、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定装置が提供される。
【0007】
また本発明の請求項2に係る色調再現特性測定装置は、請求項1に係る色調再現特性測定装置において、前記リセット画像は前記カラーディスプレイを最低輝度とする黒色画像であるようにしたものである。本発明によれば、液晶ディスプレイであれば電界による配向の最も小さい状態であり、その他のディスプレイであっても電界の影響の最も小さい状態を基準とする。したがって、極めて正確に色調再現特性が測定される。
【0008】
また本発明の請求項3に係る色調再現特性測定装置は、請求項1または2に係る色調再現特性測定装置において、前記測色画像には、三原色RGBにおける単色画像、2色画像、3色画像が含まれているようにしたものである。本発明によれば、カラーディスプレイへのRGB入力画像の各々に対応する色調再現特性が測定されるから、ディスプレイを所望の特性に調整したい場合に調整すべき個所、方向が明確となり調整作業が容易となる。
【0009】
また本発明の請求項4に係る色調再現特性測定装置は、請求項1〜3のいずれかに係る色調再現特性測定装置において、前記測色画像には、色相および/または階調(輝度)において相違する複数の画像が含まれているようにしたものである。本発明によれば、カラーディスプレイの色調再現における広範な領域について色調再現特性が測定される。
【0010】
また本発明の請求項5に係る色調再現特性測定装置は、請求項1〜4のいずれかに係る色調再現特性測定装置において、前記カラーディスプレイを特定するディスプレイ特定情報をキーとして、前記測色値とともに、すくなくとも前記測色画像を特定する測色画像特定情報と、前記測色を行った期日を特定する測色期日特定情報とを属性値としてデータベースに登録する登録手段と、前記データベースに登録された前記カラーディスプレイの属性値を検索する検索手段とを具備するようにしたものである。本発明によれば、複数のカラーディスプレイの各々について、色調再現特性に関するデータの保存と利用が可能となる。
【0011】
また本発明の請求項6に係る色調再現特性測定方法は、カラーディスプレイにリセット画像を表示する画面リセット過程と、前記カラーディスプレイに測色画像を表示する測色画像表示過程と、前記カラーディスプレイに表示された測色画像を測色して測色値を得る測色過程とから成るようにしたものである。
【0012】
本発明によれば、画面リセット過程においてカラーディスプレイにリセット画像が表示され、測色画像表示過程においてカラーディスプレイに測色画像が表示され、表示画面測色過程においてカラーディスプレイに表示された測色画像が測色されて測色値が出力される。すなわち、測色画像の直前に表示される画像をリセット画像とすることができ、直前の画像による影響を規程することができる。したがって、直前に表示されていた画像の色調の影響によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定方法が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について実施の形態を説明する。本発明の色調再現特性測定装置における構成について図1、図2を参照して説明する。図1はその構成を示す絵図である。また、図2はその構成を示すブロック図である。図1において、1は測定ヘッド、2は測色計本体、3はパーソナルコンピュータ、31は測色制御部、32は表示制御部、33はデータ処理部、34は記憶部、35は入力部、36は出力部、100はカラーディスプレイ(測定対象)である。
【0014】
測色ヘッド1は、測色計の検出部である。測色ヘッド1は、離れた個所からカラーディスプレイ100に表示された測色画像における所定個所の色調の検出を行う。測色ヘッド1は、光学フィルターとフォトセンサと増幅器の組を3つ有している。3つの組の各々は種類の異なる組合せとなっており、表色系の分光感度特性(たとえば、CIE1931等色関数)に近似させた分光感度特性を有している。したがって、測色ヘッド1は、所定個所(測定対象)の色刺激関数を等色関数で評価した三刺激値に対応する電気信号を出力する。
【0015】
なお、測色ヘッド1のフォトセンサとして、フォトセルではなく、CCD(charge coupled device)やMOS(metal oxide semiconductor)等のエリアセンサ(イメージセンサ)を使用することができる。このエリアセンサと結像光学系とを組合せることにより、カラーディスプレイ100の広域または全画面において同時に複数個所の色調の検出を行う構成とすることができる。
【0016】
また、測色ヘッド1として、スペクトル(spectrum)を測定するものを使用することもできる。その測色ヘッド1は、たとえば、測色対象の光を多数または連続する波長帯に分解する分光器(回折格子、等)と受光素子を1次元に配列したラインセンサ(CCDラインセンサ、等)とを有している。分光器によって1次元の空間に広げられたスペクトルの強度を1次元に配列された受光素子が電荷量に変換する。そして各受光素子の走査が行なわれ電荷量が電圧に変換されて時系列のスペクトル信号として出力される。
【0017】
測色計本体2は、測色ヘッド1から入力した電気信号をA/D(analog−to−digital)変換し検出データを生成する。そして外部司令等に基づく所定のタイミングでその検出データをメモリに記憶する。そして、そのメモリに記憶した検出データに基づいて、測色計本体2は、分光強度分布(スペクトル)、三刺激値XYZ、輝度Y、色度xy、Lab,Luv、等の表色系の値を測色値として演算する。
なお、図1においては測定ヘッド1と測色計本体2とが分離している測色計の一例を示しているが、それらが一体となった測色計であっても同様に本発明の色調再現特性測定装置を構成することができる。
【0018】
パーソナルコンピュータ3は、カラーディスプレイ100にリセット画像を表示する。この表示は、直後に行なわれる測色に対する直前の画像による影響を、リセット画像による影響とすることで規程するために行われる。直前の画像による影響を小さくするためには、たとえば、カラーディスプレイ100を最低輝度とする黒色画像をリセット画像とする。黒色画像は、液晶ディスプレイであれば電界による配向の最も小さい状態であり、その他のディスプレイであっても電界の影響の最も小さい状態である。
【0019】
また、パーソナルコンピュータ3は、カラーディスプレイ100に測色画像を表示する。この表示は、カラーディスプレイ100に表示された測色画像の所定個所を測色するために行なわれる。パーソナルコンピュータ3は、その測色画像の所定個所を測色ヘッド1が検出し測色計本体2が演算した測色値を入力する。表示した測色画像における所定個所の画素値とその入力した測色値との関係がカラーディスプレイ100における色調再現特性を表している。
【0020】
色調再現特性は、カラーディスプレイ100に入力した画素値(R,G,B)とカラーディスプレイ100の表示色、すなわち測色値(X,Y,Z)と変換関係のことである。画素値(R,G,B)と測色値(X,Y,Z)とはともに空間を張る。したがって、出力する画素値と表示色(測色値)との1つの組は、空間における1点の変換関係を表しているに過ぎない。色調再現特性の全貌を把握するためには、この空間において適正に分散した複数の点におけるデータを収集する必要性がある。
【0021】
したがって、前述のカラーディスプレイ100に表示する測色画像またはその測定個所は複数とする。たとえば、三原色RGBにおける単色画像、2色画像、3色画像を測色画像とする。カラーディスプレイ100へ入力するRGB値を(R,G,B)とする。ただし、0≦R≦1、0≦G≦1、0≦B≦1とする。このとき単色画像は(1,0,0)、(0,1,0)、(0,0,1)である。また2色画像は(1,1,0)、(0,1,1)、(1,0,1)である。また3色画像は(1,1,1)である。
【0022】
上述の測色画像を適用すると、カラーディスプレイ100へのRGB入力画像の色別に色調再現特性が測定されるから、調整すべき個所、方向が明確となり調整作業が容易となる。たとえば、ブライトネス、コントラスト、RGB各色のゲイン調整、等の調整作業が容易となる。
【0023】
またたとえば、カラーディスプレイ100が、それへの直接入力(Ri,Gi,Bi)を色変換テーブルを参照して(Ro,Go,Bo)に変換してから表示するカラーディスプレイであるとする。測定された色調再現特性に基づいてその色変換テーブルを調整する(登録データを変更する)ときには、上述の色別の測定値により適正な調整(代表値に基づく補間法の適用、等)が容易となる。
【0024】
また、カラーディスプレイ100に表示する測色画像またはその測定個所は、色相および/または階調(輝度)において相違する複数とする。これによって、カラーディスプレイの色調再現における広範な領域について色調再現特性が測定される。
【0025】
本発明の色再現特性測定装置においては、このようなカラーディスプレイ100に表示する測色画像は、時系列で表示するための一連のカラーパッチ含む画像とすることができる。また、その時系列で一連の測色を行うように構成することができる。
【0026】
また、パーソナルコンピュータ3は、複数のカラーディスプレイの各々について、色調再現特性に関するデータの保存と利用を可能とするデータ処理を行う。たとえば、カラーディスプレイ100を特定するディスプレイ特定情報をキーとする。そして、測色値とともに、すくなくとも測色画像を特定する測色画像特定情報と、測色を行った期日を特定する測色期日特定情報とを属性値とする。パーソナルコンピュータ3は、それらのテーブル(リレーション)をデータベースに登録するデータ処理を行う。また、データベースに登録されたカラーディスプレイの属性値を検索するデータ処理を行う。
【0027】
パーソナルコンピュータ3は、複数の構成要素を有する。図2に示すように、測色制御部31、表示制御部32、データ処理部33、記憶部34、入力部35、出力部36、等を有する。
測色制御部31は、測色計本体2とのインタフェースを成立させる部分である。測色に係わる一連の動作、表色系データの演算、等の基本的な処理は測色計本体2が行う。全体の動作制御(たとえば測色の開始司令)、表色系データに基づく処理、等はパーソナルコンピュータ3が行う。
【0028】
表示制御部32は、主としてカラーディスプレイ100とのインタフェースを成立させる部分である。データ処理部33は、記憶部34に保存されているリセット画像、測色画像、等をこの表示制御部32に書き込む。その表示制御部32に書き込まれた画像がカラーディスプレイ100に表示される。
【0029】
データ処理部33は、記憶部34に格納されたプログラムにしたがって、パーソナルコンピュータ3において行なわれるすべてのデータ処理を統括して行う。記憶部34は、プログラム、リセット画像、測色画像、データベースへの登録データ、等を記憶する。
入力部35は、キーボード、マウス、等であり、出力部36はディスプレイ、プリンタ、等である。
【0030】
上述の構成において、次に、本発明の色調再現特性測定装置における動作に付いて図3を参照して説明する。図3はその動作の過程を示すフロー図である。
まず、図3のステップS1(測色開始指示)において、オペレータは色調再現特性測定装置において測色の開始を指示する。たとえば、パーソナルコンピュータ3のディスプレイに表示された設定画面において、キーボードからディスプレイ特定情報、測色画像特定情報、測色期日特定情報、等の設定情報を入力する。その設定情報はデータ処理部33を経由して記憶部34に記憶される。次に、マウスを操作して、設定画面において設定ボタンをクリックし、次に開始ボタンをクリックする。
【0031】
次に、ステップS2(リセット画像表示)において、パーソナルコンピュータ3のデータ処理部33は、記憶部34に記憶されている複数のリセット画像から設定情報に基づいて1つを選択し表示制御部32に書き込む。測色対象のカラーディスプレイ100にはそのリセット画像が表示される。
【0032】
次に、ステップS3(測色画像表示)において、パーソナルコンピュータ3のデータ処理部33は、記憶部34に記憶されている複数の測色画像から設定情報に基づいて1つを選択し表示制御部32に書き込む。測色対象のカラーディスプレイ100からはリセット画像が消え、代りにその測色画像が表示される。
【0033】
次に、ステップS4(測色司令)において、データ処理部33は、測色制御部33を経由して測色計本体2に測色司令を出力する。
【0034】
次に、ステップS5(測色値演算)において、測色本体2によって測色ヘッド1が制御されている。制御測色ヘッド1は、離れた個所からカラーディスプレイ100に表示された測色画像における所定個所の色調を検出し、三刺激値に対応する電気信号を出力する。測色計本体2はその電気信号を入力し、三刺激値XYZ、輝度Y、色度xy、等の表色系の値を測色値として演算する。
【0035】
次に、ステップS6(保存)において、パーソナルコンピュータ3は、測色計本体2が演算した測色値を測色制御部31とデータ処理部33を経由して記憶部34に保存する。
【0036】
次に、ステップS7(全ステップ終了?)において、データ処理部33は設定情報に基づく一連の測色処理のステップをすべて終了したか否かを判定する。終了したときには測色処理を終了とする。終了していないときには、ステップS8に進む。
【0037】
次に、ステップS8(次ステップ条件設定)において、データ処理部33は新たなステップ(次ステップ)を行うに当たって、旧いステップと相違する部分を更新する処理を行う。たとえば、測色画像の表示内容の更新、測色画像における所定個所、測色値を保存する場所、繰返し処理におけるループ番号、等を更新する処理を行う。その後、ステップS2に戻って、上述した以降のステップを繰り返す。
【0038】
【発明の効果】
以上のとおりであるから、本発明の請求項1に係る色調再現特性測定装置によれば、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定装置が提供される。
また本発明の請求項2に係る色調再現特性測定装置によれば、電界による影響の最も小さい状態を基準とするから極めて正確に色調再現特性を測定することができる。
また本発明の請求項3に係る色調再現特性測定装置によれば、カラーディスプレイへのRGB入力画像の各々に対応する色調再現特性が測定されるから、調整すべき個所、方向が明確となり調整作業を容易とすることができる。
また本発明の請求項4に係る色調再現特性測定装置によれば、カラーディスプレイの色調再現における広範な領域について色調再現特性を測定することができる。
また本発明の請求項5に係る色調再現特性測定装置によれば、複数のカラーディスプレイの各々について、色調再現特性に関するデータの保存と利用が可能となる。
また本発明の請求項6に係る色調再現特性測定方法によれば、直前に表示されていた画像の色調によって直後に表示される画像の色調が変化するようなカラーディスプレイに適用しても正確な色調再現特性を測定することができる色調再現特性測定方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色調再現特性測定装置における構成を示す絵図である。
【図2】本発明の色調再現特性測定装置における構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の色調再現特性測定装置における動作の過程を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 測定ヘッド
2 測色計本体
3 パーソナルコンピュータ
31 測色制御部
32 表示制御部
33 データ処理部
34 記憶部
35 入力部
36 出力部
100 カラーディスプレイ(測定対象)
Claims (6)
- カラーディスプレイにリセット画像を表示する画面リセット手段と、前記カラーディスプレイに測色画像を表示する測色画像表示手段と、前記カラーディスプレイに表示された測色画像を測色して測色値を出力する表示画面測色手段とを具備することを特徴とする色調再現特性測定装置。
- 請求項1記載の色調再現特性測定装置において、前記リセット画像は前記カラーディスプレイを最低輝度とする黒色画像であることを特徴とする色調再現特性測定装置。
- 請求項1または2記載の色調再現特性測定装置において、前記測色画像には、三原色RGBにおける単色画像、2色画像、3色画像が含まれていることを特徴とする色調再現特性測定装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の色調再現特性測定装置において、前記測色画像には、色相および/または階調(輝度)において相違する複数の画像が含まれていることを特徴とする色調再現特性測定装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の色調再現特性測定装置において、前記カラーディスプレイを特定するディスプレイ特定情報をキーとして、前記測色値とともに、すくなくとも前記測色画像を特定する測色画像特定情報と、前記測色を行った期日を特定する測色期日特定情報とを属性値としてデータベースに登録する登録手段と、前記データベースに登録された前記カラーディスプレイの属性値を検索する検索手段とを具備することを特徴とする色調再現特性測定装置。
- カラーディスプレイにリセット画像を表示する画面リセット過程と、前記カラーディスプレイに測色画像を表示する測色画像表示過程と、前記カラーディスプレイに表示された測色画像を測色して測色値を得る測色過程とから成ることを特徴とする色調再現特性測定方法。
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