JP5084220B2 - 生理用ナプキン - Google Patents
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Description
また、本実施形態の生理用ナプキン1において、一対のサイド防漏部5,5それぞれは、サイド防漏部形成シート50により、吸収性本体10における幅方向の内方に折り返し端部51を有するように、該サイド防漏部形成シート50が吸収性本体10の幅方向の外方に折り返されて形成されている。折り返されたサイド防漏部形成シート50間に中間層50Cが配されており、該中間層50Cは、サイド防漏部5の非肌当接面側を形成するサイド防漏部形成シート50の部分からなる下層50Bと接合されている。
本実施形態のナプキン1において、サイド防漏部形成シート50は不織布から形成されている。
内方部5Aは、縦長であり、その長手方向は本体長手方向と一致している。内方部5Aは、所定の幅を有し、サイド防漏部5の長手方向の両端部間に亘っている。
内方部5Aには、エンボス部52が形成されてなく、多数のエンボス部52、52…が形成されている外方部5Bと比べて剛性が低くなっている。
また、内方部5Aにおいて、エンボス部52が形成されてなく、相対向する上層50Aと下層50Bとは、少なくとも部分的に離間しているため、サイド防漏部5は柔軟性、身体追従性及びクッション性に優れている。
外方部5Bは、図1に示すように、縦長であり、その長手方向は本体長手方向と一致している。外方部5Bは、所定の幅を有し、サイド防漏部5の長手方向の両端部間に亘っている。外方部5Bは、サイド防漏部5の内方部5Aを除いた部分である。
また、最近接距離にあるエンボス部52同士間の間隔(例えば中心間の間隔)は、本体長手方向に1〜10mm、特に2〜5mm、本体幅方向に1〜10mm、特に2〜5mmであることが、同様の観点から好ましい。なお、エンボスの配置によっては中心間の間隔では、長手方向及び幅方向とならない場合もあるため、本体長手方向および本体幅方向は、エンボス同士を結ぶ長手方向線、幅方向線を仮想的に設定し、この仮想線と最近接距離にあるエンボス部52の中心との間隔によって求める場合もある。
ウイング部6における本体幅方向の外方部は、サイド防漏部形成シート50のみから形成されているため、柔軟性が高く、ウイング部6の操作性に優れている。
最近接距離にある接合部59同士間の間隔(例えば中心間の間隔)は、本体長手方向に1〜10mm、特に2〜5mm、本体幅方向に1〜10mm、特に2〜5mmであることが、同様の観点から好ましい。
まず、サイド防漏部形成シート50を形成する不織布としては、従来公知の不織布を特に制限なく用いることができる。例えば、カード法により製造された熱融着繊維ウエブを熱風処理して得られるエアスルー不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布及びニードルパンチ不織布等の種々の不織布を用いることができる。これらの不織布における繊維の結合手段に特に制限はなく、例えば、バインダーによる結合や熱融着による結合を用いることができる。また、繊維の結合に代えて、スパンレース不織布等のように繊維の機械的な絡合を利用してもよい。サイド防漏部5に、滑らかな肌触りや、柔らかさを顕著に実現するためには、不織布として、カード法により得られた熱融着繊維ウエブを熱風処理し、強固な圧縮を与えずに不織布化したエアスルー不織布が最も好適に用いられる。
また、中間層50Cの形成材料として、カード法により製造された熱融着繊維ウエブを用いることも好ましい。
中間層50Cにおける本体幅方向の内方側の端部51Cは、サイド防漏部5を本体幅方向に2分した場合における外方側の部分に位置している。一方、中間層50Cにおける本体幅方向の外方側の端部は、ウイング部6の基部近傍まで延出しており、ウイング粘着部6aにおける本体幅方向の内方側の端部に隣接している。
例えば、本発明の吸収性物品において、一対のサイド防漏部5,5は、吸収性本体10の全長に亘って形成されていることが好ましいが、少なくとも排泄部対向領域の前後端部に亘り形成されていれば良い。本実施形態において、サイド防漏部5における中間層50Cは、下層50Bと接合されていたが、上層50Aと接合されていても良い。
また、本実施形態において、一対のウイング部6,6それぞれは、上層50Aから形成されていたが、中間層50Cのみから形成されていても良いし、上層50A及び中間層50Cから形成されていても良い。
前述した一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
10 吸収性本体
11 吸収層
12 防漏層
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 サイド防漏部
50 サイド防漏部形成シート
50A 上層
50B 下層
50C 中間層
51 折り返し端部
51C 中間層の端部
52 エンボス部
59接合部
6 ウイング部
6a ウイング粘着部
7 溝
8 シール部
A 前方部
B 排泄部対向部
C 後方部
Claims (3)
- 吸収層及び防漏層を有し、実質的に縦長の吸収性本体を備え、一対のサイド防漏部により、前記吸収性本体における肌当接面側の長手方向両側部が覆われている生理用ナプキンであって、
一対の前記サイド防漏部それぞれは、不織布からなるサイド防漏部形成シートにより、前記吸収性本体における幅方向の内方に折り返し端部を有するように、該サイド防漏部形成シートが該幅方向の外方に折り癖がつかないように折り返されて形成されており、
折り返された前記サイド防漏部形成シート間に不織布からなる中間層が配されており、
前記中間層は、前記サイド防漏部において、前記サイド防漏部の非肌当接面側を形成する該サイド防漏部形成シートの部分からなる下層と接合されており、前記サイド防漏部の肌当接面側を形成する前記サイド防漏部形成シートの部分からなる上層と接合されておらず、
前記中間層は、前記サイド防漏部における前記吸収性本体の前記幅方向の両端部間に亘り配されており、
前記サイド防漏部における前記幅方向の外方部においては、前記中間層と前記下層とが、多数のエンボス部により接合されており、
前記サイド防漏部における前記幅方向の内方部においては、前記中間層と前記下層とが、前記エンボス部により接合されておらず、
前記生理用ナプキンは、その長手方向が前方部、排泄部対向部及び後方部に区分されており、前記吸収性本体の前記排泄部対向部における前記長手方向の両側縁から幅方向の外方に延出する一対のウイング部を有しており、
前記上層及び前記中間層が、前記吸収性本体から幅方向の外方に延出しており、
一対の前記ウイング部それぞれは、前記上層から形成され、該ウイング部の非肌当接面側には、ウイング粘着部が形成されており、
前記中間層は、前記ウイング粘着部の幅方向の内方側の端部まで延出しており、
前記吸収性本体の排泄部対向部に位置する側縁部において、幅方向の内方に括れた形状のシール部により、前記上層、前記中間層、前記下層及び前記防漏層が一体接合されており、
前記シール部よりも幅方向の外方において、一対の前記ウイング部を形成する前記上層それぞれと前記中間層とは、エンボス加工による多数の接合部により接合されており、
前記サイド防漏部の前記エンボス部と前記ウイング部の前記接合部とは、前記シール部を境界に区分されており、
前記エンボス部及び前記接合部は、それぞれ、個々の形状が平面視円形状で、千鳥状のパターンで配され、
前記排泄部対向部における前記サイド防漏部の各前記エンボス部のエンボス面積は前記ウイング部における各前記接合部のエンボス面積よりも小さく、前記排泄部対向部の前記サイド防漏部におけるエンボス面積率は前記ウイング部におけるエンボス面積率よりも小さい生理用ナプキン。 - 前記排泄部対向部における前記サイド防漏部の前記エンボス部は、その径が0.5〜10mmであり、最近接距離にある該エンボス部同士間の間隔が、本体長手方向に1〜10mm、本体幅方向に1〜10mmであり、
前記ウイング部の前記接合部は、その径が1〜15mmであり、最近接距離にある該接合部同士間の間隔が、本体長手方向に1〜10mm、本体幅方向に1〜10mmである請求項1記載の生理用ナプキン。 - 前記排泄部対向部における前記サイド防漏部の各前記エンボス部のエンボス面積は、前記ウイング部における各前記接合部のエンボス面積の10〜50%である請求項1又は2記載の生理用ナプキン。
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