JP5082999B2 - インストルメントパネルの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車室内の前部に取り付けられるインストルメントパネルの取付構造に関する。
従来、自動車の車室内の前部には、各種計器類などが装着された樹脂製のインストルメントパネル(以下、インパネと略す)が、フロントガラスの下縁部に沿って配設されている。インパネは、車室内の外観を良好とするために、その水平となる部位の前端をフロントガラス側に近接させ、車体側カウルパネルに設けられたフランジに取付けるようになっている。例えば、インパネの裏面の左右両端に、車体側カウルパネルへ水平方向から装着固定可能な蟹挟状の取付部を設けたインストルメントパネルの取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この取付構造によれば、インパネを作業者が持ちながら位置合わせをし、水平方向へ動かして車体側カウルパネルに近付ける。すると、自然に蟹挟状の取付部が車体側カウルパネルへ装着される。よって、簡単にインパネを取付けることができる。また、蟹挟状の取付部を車体側カウルパネルへ装着させる構造であるから、蟹挟状の取付部や車体側カウルパネルの製作精度が低くともスムースな装着が可能となる。
特開2002−12059号公報
ところが、インパネの内側には、車室内に送風するための空調ダクトや、エアバッグ装置、各種ハーネス等の多種多様な複数の部材が搭載されている。このような複数の部材が多く搭載されたインパネの全体重量は約10kgにも及ぶ。即ち、特許文献1に記載の取付構造では、作業者はこのようなインパネを両手で抱えながら、車体側カウルに対して前端の位置合わせを行わなければならないため、作業姿勢が悪くなり、作業者にかかる負担が大きかった。
さらに、インパネを水平方向へ動かす際に、インパネの内側に搭載された車載機器が車体側の部品に引っ掛かるため、インパネを持ち上げながら装着する必要があった。また、蟹挟状の取付部と車体側カウルパネルとの装着状況が作業者側から見えないので、装着後、インパネの先端部を触手し、装着状態を確認する必要があり手間であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、作業者の負担を軽減しつつ、簡単な作業で取り付けできるインストルメントパネルの取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のインストルメントパネルの取付構造は、車両のインストルメントパネルの前端を、フロントガラスの前端に沿って設けられたカウルトップに嵌合させた状態で、前記インストルメントパネルを車体に取り付けるインストルメントパネルの取付構造において、前記インストルメントパネルの前記前端に設けられ、前記カウルトップの後端から車両後方へ張り出すフランジに嵌合させる嵌合部と、前記インストルメントパネルの内側に付設された車載機器に設けられ、前記車体側に取り付けられた部品上に載置して仮置きするための仮置き部とを備え、前記仮置き部を前記部品上に載置して仮置きした状態で、前記インストルメントパネルを前記車両の前方にスライドさせることによって、前記フランジに前記嵌合部を嵌合させ、前記仮置き部が前記部品上を滑落することによって、前記インストルメントパネルが前記車体の所定位置に取り付けられ、前記嵌合部は、前記インストルメントパネルの前記前端の下側に複数設けられ、前記車両前方に開口し且つ上下方向に開く側面視V字状のガイド溝と、当該ガイド溝の最奥部から前記車両後方に延設され、前記フランジに嵌合させる嵌合溝とを備え、前記前端の車幅方向外側に設けられた前記嵌合部の前記ガイド溝の開度は、前記車幅方向中央側に設けられた前記嵌合部の前記ガイド溝の開度よりも広くなっていることを特徴とする。
また、請求項に係る発明のインストルメントパネルの取付構造は、請求項に記載の発明の構成に加え、前記車幅方向中央側に設けられた前記嵌合部の前記ガイド溝の長さは、前記車幅方向外側に設けられた前記嵌合部の前記ガイド溝の車両前後方向の長さよりも長くなっている。
また、請求項に係る発明のインストルメントパネルの取付構造は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記インストルメントパネルの助手席側に設けられた前記車載機器は、エアバッグ装置であり、前記部品は、前記エアバッグ装置が固定されるインパネ用リンフォースメントである。
また、請求項に係る発明のインストルメントパネルの取付構造は、請求項1乃至の何れかに記載の発明の構成に加え、前記インストルメントパネルの運転席側に設けられた前記車載機器は、空調用ダクトであり、前記部品は、電子制御パワーステアリングのECU(演算制御回路)である。
請求項1に係る発明のインストルメントパネルの取付構造では、まず、インストルメントパネルの内側に付設された車載機器に設けられた仮置き部を、車体側に取り付けられた部品上に載置して仮置きする。そして、仮置き部を部品上に載置して仮置きした状態で、インストルメントパネルを車両前方にスライドさせる。すると、フランジに嵌合部が嵌合し、仮置き部が部品上を滑落することによって、インストルメントパネルが車体の所定位置に取り付けられる。このように、インストルメントパネルを仮置き部を介して、車体側の部品上に仮置きできるので、インストルメントパネルを持ち上げた状態で保持する必要がない。これにより作業者の負担を軽減できる。さらに仮置き部を設けたことで、車載機器が車体側の部品に干渉しない。よって車載機器の損傷も防止できる。そして、仮置き部を部品上に仮置きした状態で、インストルメントパネルを車両前方に押し込むだけの作業で、仮置き部が部品上を滑落し、インストルメントパネルが車体の所定位置に取り付けられるので、インストルメントパネルを簡単に取り付けることができる。
また、インストルメントパネルの前端を車両前方に押し込むと、嵌合部のV字状のガイド溝の内側に、カウルトップのフランジが位置する。すると、ガイド溝の内面に沿ってフランジが摺動するに伴って、インストルメントパネルの前端がフランジに向かって誘導される。これにより、フランジと嵌合部との位置がずれた場合でも、正確に位置決めすることができ、スムースな装着が可能となる。そして、ガイド溝の内側に誘導されたカウルトップのフランジは、ガイド溝の最奥部に設けられた嵌合溝に嵌合するので、インストルメントパネルの前端をカウルトップに確実に取り付けることができる。
また、嵌合部は、インストルメントパネルの前端に複数設けられているので、インストルメントパネルの前端をカウルトップに確実に取り付けることができる。そして、それら複数の嵌合部のうち、車幅方向外側に設けられた嵌合部のガイド溝の開度は、車幅方向中央側に設けられた嵌合部のガイド溝の開度よりも広くなっている。これにより、インストルメントパネルを取り付ける際に、車幅方向両側の部位が高さ方向にずれた場合でも、車幅方向外側に位置する嵌合部のガイド溝によって拾うことができる。
また、請求項に係る発明のインストルメントパネルの取付構造は、請求項に記載の発明の効果に加え、車幅方向中央側に設けられた嵌合部のガイド溝の長さは、車幅方向外側に設けられた嵌合部のガイド溝の車両前後方向の長さよりも長くなっている。これにより、インストルメントパネルの車幅方向中央の部位をフランジに先に固定した後で、車幅方向両側の部位をフランジに固定できるので、取り付け時にインストルメントパネルが上下に振れるのを防止できる。従って、インストルメントパネルの位置合わせが容易となる。
また、請求項に係る発明のインストルメントパネルの取付構造は、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、インストルメントパネルの助手席側に設けられたエアバッグ装置に仮置き部が設けられているので、その仮置き部を車体側のインパネ用リンフォースメントに載置することによって、インストルメントパネルを助手席側で仮置きすることができる。さらに、エアバッグ装置がインパネ用リンフォースメント等の部品に干渉して損傷するのを防止できる。そして、その仮置き部をエアバッグ装置が固定されるインパネ用リンフォースメントに載置する。この状態で、インストルメントパネルを車両前方にスライドさせる。すると、仮置き部がインパネ用リンフォースメントを滑落し、インストルメントパネルが車体の所定位置に配置されるので、その状態でエアバッグ装置をインパネ用リンフォースメントに取り付けることができる。
また、請求項に係る発明のインストルメントパネルの取付構造は、請求項1乃至の何れかに記載の発明の効果に加え、インストルメントパネルの運転席側に設けられた空調用ダクトに仮置き部が設けられているので、その仮置き部を車体側の電子制御パワーステアリング用ECUに載置することによって、インストルメントパネルを運転席側で仮置きすることができる。さらに、エアバッグ装置に設けられた仮置き部と、空調用ダクトに設けられた仮置き部とを併用することによって、車幅方向に長いインストルメントパネルを運転席側と助手席側とでバランス良く車体に仮置きすることができる。
以下、本発明の一実施形態であるインパネ1の取付構造について、図面を参照して説明する。本実施形態のインパネ1は、自動車の車室内の前部に車幅方向に沿って設置され、各種計器類、空調装置の操作部およびオーディオ等が組付けられるものである。そして、図14に示すように、インパネ1は、車室前部の左右のフロントピラー(図示外)間に架設されたインパネリンフォース57を覆うように組付けられ、その前端部が、車体のフロントガラス100の下縁に沿って車幅方向に延びるカウルトップ50に沿って取り付けられるものである。
はじめに、インパネ1の全体構造について説明する。図1,図2に示すように、合成樹脂材からなるインパネ1は、車幅方向に長い大型の射出成形品である。インパネ1は、板状のインパネ本体2を備えている。インパネ本体2は、車幅方向中央の部位である中央部位17と、運転席側の部位である運転席側部位18と、助手席側の部位である助手席側部位19とに分けられる。
中央部位17の後端部(車室に対向する一端部)には、カーナビゲーション装置(図示外)の液晶ディスプレイ(図示外)を取り付けるための切り欠き部8が形成され、その左右両側には、後述する空調用ダクトモジュール30(図4参照)のダクトの送風口を配置させるための送風用開口11,12が形成されている。さらに、運転席側部位18の後端部には、各種計器類が設置されたメータクラスタ(図示外)を取り付けるための切り欠き部9が形成され、その右側には、空調用ダクトモジュール30の送風口を配置させるための送風用開口13が形成されている。また、助手席側部位19の後端側は車両の床部に向かってなだらかに湾曲している。その左側には、空調用ダクトモジュール30の送風口を配置させるための送風用開口14が形成されている。
一方、インパネ本体2の前端部には、インパネ本体2の上面より一段低くなって車両前方に向かって延設された前端部3が設けられている。前端部3には、除霜用の空調エアをフロントガラス100に吹き付けるための複数の除霜用開口4(図2参照)が設けられている。それら除霜用開口4の外側には、スピーカ(図示外)を取り付けるためのスピーカ取付部5,6が各々設けられている。
図2に示すように、前端部3の裏面には、車体側のカウルトップ50から車室側に延びるフランジ51(図11参照)に嵌合させて取り付けるための5つの嵌合部が設けられている。これら嵌合部は形状によって3タイプに分けられ、車幅方向中央に配置された嵌合部21、その左右両側に各々配置された嵌合部22,22、車幅方向左右両側に各々配置された嵌合部23,23とからなる。なお、嵌合部21〜23の構造については後述する。そして、このような前端部3の先端に沿って、フロントガラス100とカウルトップ50との間にゴム製のシールパッキン25(図3参照)が取り付けられるようになっている。
次に、インパネ1の内側に搭載された車載機器について説明する。図3,図4に示すように、インパネ1の内側には、空調装置(図示外)で調整された空調エアを車室内に分配して供給するための複数のダクトを備えた空調用ダクトモジュール30が組み付けられている。空調用ダクトモジュール30は、デフロスタ(除霜)用の空調エアを供給するための角筒状の第1ダクト31と、室内用の空調エアを供給するための角筒状の第2ダクト32とを備えている。第1ダクト31及び第2ダクト32は、空調装置から車幅方向両側に各々延設されると共に、それらの先端側が車室側に各々屈曲され、インパネ1に各々形成された除霜用開口4(図2参照)、送風用開口11,12,13,14(図1参照)等に向かって各々延設されている。
図3に示すように、運転席側部位18において、車幅方向に延びる第2ダクト32の下部の車室側に対向する部分には、車体側に配設された電子制御パワーステアリング用ECU90(図11参照)の上面に載置して仮置きするためにテーパ状に形成された仮置き面35が形成されている。仮置き面35の傾斜角度は、ECU90の上面の傾斜角度に合わせて調整される。さらに、仮置き面35の車両前方側には下方に突出する段部36が形成されている。段部36は、仮置き面35をECU90の上面に載置して仮置きした場合に、インパネ1が車両後方にスライドし過ぎないように、ECU90の角部に引っ掛けて移動を阻止するものである。
図4に示すように、助手席側部位19の後端側(車室側)には、エアバッグ装置40が組み付けられている。図5,図6に示すように、エアバッグ装置40は直方体状の装置本体を備え、その左右両側面にはインパネ1(図4参照)の裏面に向かって延びる一対の固定部材41,41が設けられている。各固定部材41の延設方向先端部には略直角に屈曲された固定部42が設けられている。固定部材41,41の固定部42,42がインパネ1の裏面側にそれぞれ固定されることによって、エアバッグ装置40がインパネ1の内側に固定されている。
エアバッグ装置40の車室側に対向する正面下部の左右両側には、車体側に配設されたインパネリンフォース57(図12参照)に、ボルト95及びナット96(図14参照)で取り付けるための平面視コの字型の取付部材45,45が各々設けられている。さらに、取付部材45のコの字型に屈曲する正面の下端部には、車両方向前方に向かってやや斜め下方に延設され、車体側に配設されたインパネリンフォース57(図12参照)から上方に延びるエアバッグ取付部材58(図12参照)の先端部に載置して仮置きするための板状の仮置き部46が設けられている。この仮置き部46の先端部には、仮置き部46の傾斜よりもさらに斜め下方に屈曲した屈曲部47が形成されている。屈曲部47は、仮置き部46をエアバッグ取付部材58(図12参照)の先端に載置して仮置きした場合に、インパネ1が車両後方に移動し過ぎないように、エアバッグ取付部材58の先端に引っ掛けて移動を阻止するものである。
次に、嵌合部21,22,23の具体的な構造について説明する。嵌合部21,22,23は何れも同じ基本構造を備えている。まず、嵌合部21の構造について説明する。図7,図8に示すように、嵌合部21は、嵌合部21の下側を形成する下側受け部材61と、嵌合部21の上側を形成する上側受け部材62とからなる。
図7に示すように、下側受け部材61は、前端部3の後方側に設けられ、その先端側が平面視略U字状に形成されている。下側受け部材61は、前端部3の裏面から鉛直下方に各々立設された一対の板部611,611と、該板部611,611の後方側の各下端部間に略水平に渡設された板状の介在部613とからなる。板部611,611の各下端側は外方に向かって略直角にそれぞれ屈曲されている。それら屈曲された各下端部には、前端部3の後方部位から延びるリブ68が各々立設されている。
一方、上側受け部材62は、前端部3の下側受け部材62よりも前方に設けられ、その先端側が略U字状に形成されている。上側受け部材62は、前端部3の裏面から鉛直下方に各々立設された一対の板部621,621と、該板部621,621の前後方向中央から後方側の各下端部間に略水平に渡設された介在部623とからなる。
そして、下側受け部材61の板部611の先端部は、車両前方に向かって斜め下方に傾斜するテーパ状に形成されている。一方、上側下受け部材62の板部621の先端部は、下側受け部材61の板部611とは対称的に、車両前方に向かって斜め上方に向かって傾斜するテーパ状に形成されている。ここで、嵌合部21を車両前後方向に沿った断面で見たときに、図7,図8に示すように、下側受け部材61の板部611の先端部と、上側受け部材62の板部621の先端部とによって、車両前方に向かって開口する略V字形状のガイド溝65が形成されている。さらに、そのガイド溝65の最奥部から車両後方に向かって延設され、車体側のカウルトップ50のフランジ51を嵌合させるための嵌合溝67が形成されている。
このように、嵌合部21において、ガイド溝65及び嵌合溝67は、リブ構造を備える下側受け部材61および上側受け部材62によって形成されている。これにより、嵌合部21の構造が強固となるので、嵌合部21にフランジ51が干渉した場合でも損傷するおそれがない。さらに、嵌合溝67にフランジ51が嵌合した状態を安定して保持できる。
また、図9に示すように、嵌合部22も、嵌合部21と同様の構造からなる。嵌合部22は、嵌合部22の下側を形成する下側受け部材71と、嵌合部22の上側を形成する上側受け部材72とからなる。そして、下側受け部材71の板部の先端部と、上側受け部材72の板部の先端部とによって、車両前方に向かって開口する略V字形状のガイド溝75が形成されている。さらに、そのガイド溝75の最奥部から車両後方に向かって延設され、車体側のカウルトップ50(図11参照)のフランジ51を嵌合させるための嵌合溝77が形成されている。
さらに、図10に示すように、嵌合部23も、嵌合部21,22と同様の構造からなる。嵌合部23は、嵌合部23の下側を形成する下側受け部材81と、嵌合部23の上側を形成する上側受け部材82とからなる。そして、下側受け部材81の板部の先端部と、上側受け部材82の板部の先端部とによって、車両前方に向かって開口する略V字形状のガイド溝85が形成されている。さらに、そのガイド溝85の最奥部から車両後方に向かって延設され、車体側のカウルトップ50(図11参照)のフランジ51を嵌合させるための嵌合溝87が形成されている。
このような嵌合部21,22,23を備える前端部3を車両前方に向かってスライドさせることによって、ガイド溝65,75,85の内側に、車体側のカウルトップ50のフランジ51が接触し、フランジ51に対して嵌合溝67,77,87がそれぞれ嵌合する。これによって、インパネ1の前端部3がカウルトップ50に固定されるようになっている。
ここで、ガイド溝65,75,85の形状の特徴について説明する。まず、ガイド溝65の開度を「a」(図8参照)、ガイド溝75の開度を「b」(図9参照)、ガイド溝85の開度を「c」(図10参照)とした場合、a<b<cの関係となっている。つまり、車幅方向中央から車幅方向外側に向かうに従って、ガイド溝の開度が徐々に広くなっている。これは、インパネ1を車体に仮置きしてから車両前方にスライドさせてフランジ51に取り付ける際に、車幅方向中央よりも外側の方が上下に振れ易いことから、車幅方向外側の嵌合部23のガイド溝85の開度を広くすることによって、フランジ51を確実に拾うことができる。
また、ガイド溝65のV字形状の下側の縁の先端部から最奥部までの距離を「P」(図8参照)、ガイド溝75のV字形状の下側の縁の先端部から最奥部までの距離を「Q」(図9参照)、ガイド溝85のV字形状の下側の縁の先端部から最奥部までの距離を「R」(図10参照)とした場合、P>Q>Rの関係になっている。つまり、車幅方向外側から中央に向かうに従って、ガイド溝の先端から最奥部までの距離が徐々に長くなっている。
これにより、インパネ1を車体に仮置きしてから車両前方にスライドさせると、最も長い嵌合部21のガイド溝65の内側でフランジ51を拾い、その次に長い嵌合部22のガイド溝75の内側でフランジ51を拾い、最後に嵌合部23のガイド溝85の内側でフランジ51を拾うことができる。つまり、車幅方向に長い前端部3の車幅方向中央から位置が決まるので、前端部3の上下の振れが制限され、前端部3の位置が速やかに決まる。さらに、前端部3の車幅方向中央から位置が決まると、それを中心に両側の部位が上下に振れることがあるが、車幅方向外側の嵌合部23のガイド溝85の開度が広くなっているので、フランジ51を確実に拾うことができる。
次に、車体におけるインパネ1の取付位置の周辺の構造について説明する。図13,図14に示すように、フロントガラス100の下端に沿ってカウルトップ50が車幅方向に延設されている。このカウルトップ50の上部から車室側に向かって、インパネ1の前端部3が嵌合するフランジ51が延設されている。ぞして、図11に示すように、運転席側では、カウルトップ50から車室側に向かって水平に延びるダッシュパネル53の上面に、固定部材37,38によって、略直方体状の電子制御パワーステアリング用ECU90が車両前方側をやや斜めに下げた状態で支持されている。
一方、図12に示すように、助手席側では、外気導入ダクト55がカウルトップ50側から車室側に延びると共に下方に屈曲して配設されており、その車両後方にはインパネリンフォース57が配設されている。このインパネリンフォース57には、車両前方にやや湾曲しながら上方に延びるエアバッグ取付部材58が設けられている。エアバッグ取付部材58には、インパネ1が取付位置に配置された状態で、エアバッグ装置40を取り付けるものである。なお、図12に示すインパネリンフォース57が本発明の「インパネ用リンフォースメント」に相当する。
次に、上記構造を備えたインパネ1を車体に取り付ける方法について説明する。まず、図1に示すインパネ1を水平のまま後端側を手前に向けた状態で抱え、前端部3をカウルトップ50に向ける。次いで、車体におけるインパネ1の取付位置よりも車両後方側の位置で仮置きする。このとき、図11に示すように、インパネ1の運転席側部位18では、空調用ダクトモジュール30の第2ダクト32に形成された仮置き面35を、車体側の電子制御パワーステアリング用ECU90の上面に載置して仮置きする。一方、図12に示すように、助手席側部位19では、エアバッグ装置40の仮置き部46の下面を、車体側のインパネリンフォース57のエアバッグ取付部材58の先端部に載置して仮置きする。これにより、インパネ1は、運転席側部位18と助手席側部位19とが各々仮置きされるので、車幅方向に長いインパネ1を車体に対してバランス良く仮置きできる。
次に、仮置きされたインパネ1の後端側を持ち、車両前方に向かってスライドさせる。このとき、運転席側部位18では、第2ダクト32の仮置き面35が車体側のECU90の上面を摺動し、助手席側部位19では、エアバッグ装置40の仮置き部46が、車体側のインパネリンフォース57のエアバッグ取付部材58の先端部を摺動する。一方、カウルトップ50のフランジ51は、前端部3の裏面に設けられた嵌合部21,22,23(図8,図9,図10参照)のガイド溝65,75,85の内側にそれぞれ拾われる。そして、フランジ51に対して、ガイド溝65,72,83の各縁部が接触して摺動することによって、前端部3の位置が所定の位置に補正される。
その後、第2ダクト32の仮置き面35がECU90の上面から滑り落ち(図11,図13参照)、エアバッグ装置40の仮置き部46が、インパネリンフォース57のエアバッグ取付部材58の先端部を滑り落ちる(図12,図14参照)ことによってインパネ1の後端側が下がる。これと同時に、フランジ51に対して嵌合部21,22,23の嵌合溝67,77,87が嵌合する(図15乃至図17参照)。さらに、この状態では、図14に示すように、車体側のエアバッグ取付部材58に対して、エアバッグ装置40の取付部材45が位置するので、ボルト95及びナット96で締結することによって、エアバッグ装置40およびこれが組み付けられたインパネ1を車体側に固定することができる。
以上説明したように、本実施形態のインパネ1の取付構造では、インパネ1の運転席側部位18に配設された第2ダクト32に仮置き面35を設け、助手席側部位19に搭載されたエアバッグ装置40に仮置き部46を設けている。そして、仮置き面35を車体側の電子制御パワーステアリング用ECU90の上面に載置し、仮置き部46を車体側のインパネリンフォース57のエアバッグ取付部材58の先端に載置する。これによって、インパネ1を運転席側部位18と助手席側部位19とでバランス良く車体に仮置きできる。そして、複数の車載機器(空調用ダクトモジュール30、エアバッグ装置40等)を搭載した重いインパネ1を抱え続ける必要がないので作業者の負担を軽減できる。さらに、仮置きされたインパネ1を車両前方に押し込むと、仮置き面35がECU90の上面を摺動して滑落し、仮置き部46がエアバッグ取付部材58の先端を摺動して滑落することによって、インパネ1が車体の所定の取付位置に自動的にセットされ、インパネ1を容易に車体側に取り付けることができる。
また、インパネ1の前端部3に設けられた複数の嵌合部21〜23については、カウルトップ50のフランジ51に嵌合させる嵌合溝67,77,87にガイドするためのガイド溝65,75,85の形状をその位置によって変えている。例えば、車幅方向中央から車幅方向外側に向かうに従って、嵌合部のガイド溝の開度が徐々に広くなっている。これにより、車幅方向中央よりも上下に振れ易い車幅方向外側の嵌合部23のガイド溝85の内側でフランジ51を確実に拾うことができる。
さらに、車幅方向外側から中央に向かうに従って、ガイド溝の先端から最奥部までの距離が徐々に長くなっている。これにより、車幅方向に長い前端部3の車幅方向中央から位置が決まるので、前端部3の上下の振れが制限され、前端部3の位置が速やかに決まる。そして、前端部3の車幅方向中央から位置が決まると、それを中心に両側の部位が上下に振れることがあるが、車幅方向外側の嵌合部23のガイド溝85の開度が広くなっているので、フランジ51を確実に拾うことができる。即ち、フランジ51は、嵌合部21,22,23のガイド溝65,75,85によって確実に拾われるので、嵌合溝67,77,87に確実に嵌合させることができる。よって、フランジ51に嵌合部21,22,23が全て嵌合したか否かを触手して確認する作業が不要となる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されることなく、各種の変形が可能である。嵌合部21,22,23の形状については、上記実施形態に限らず、車両前方に開口するV字状のガイド溝と、その最奥部から車両後方に向かって形成された嵌合溝とがあれば、他の構造、形状でもよい。
インパネ1の斜視図である。 インパネ1の平面図である。 図2に示すI−I線矢視方向断面図である。 図2に示すII−II線矢視方向断面図である。 エアバッグ装置40の側面図である。 エアバッグ装置40の正面図である。 前端部3の裏面の中央に設けられた嵌合部21の周辺の斜視図である。 嵌合部21の断面図である。 嵌合部22の断面図である。 嵌合部23の断面図である。 仮置き状態のインパネ1の運転席側部位18の断面図である。 仮置き状態のインパネ1の助手席側部位19の断面図である。 取付完了後のインパネ1の運転席側部位18の断面図である。 取付完了後のインパネ1の助手席側部位19の断面図である。 フランジ51に嵌合部21が嵌合した状態を示す断面図である。 フランジ51に嵌合部22が嵌合した状態を示す断面図である。 フランジ51に嵌合部23が嵌合した状態を示す断面図である。
1 インパネ
3 前端部
21 嵌合部
22 嵌合部
23 嵌合部
30 空調用ダクトモジュール
31 第1ダクト
32 第2ダクト
35 仮置き面
40 エアバッグ装置
46 仮置き部
50 カウルトップ
51 フランジ
57 インパネリンフォース
58 エアバッグ取付部材
61 上側受け部材
62 下側受け部材
65 ガイド溝
67 嵌合溝
90 ECU
100 フロントガラス

Claims (4)

  1. 車両のインストルメントパネルの前端を、フロントガラスの前端に沿って設けられたカウルトップに嵌合させた状態で、前記インストルメントパネルを車体に取り付けるインストルメントパネルの取付構造において、
    前記インストルメントパネルの前記前端に設けられ、前記カウルトップの後端から車両後方へ張り出すフランジに嵌合させる嵌合部と、
    前記インストルメントパネルの内側に付設された車載機器に設けられ、前記車体側に取り付けられた部品上に載置して仮置きするための仮置き部と
    を備え、
    前記仮置き部を前記部品上に載置して仮置きした状態で、前記インストルメントパネルを前記車両の前方にスライドさせることによって、前記フランジに前記嵌合部を嵌合させ、前記仮置き部が前記部品上を滑落することによって、前記インストルメントパネルが前記車体の所定位置に取り付けられ
    前記嵌合部は、
    前記インストルメントパネルの前記前端の下側に複数設けられ、前記車両前方に開口し且つ上下方向に開く側面視V字状のガイド溝と、
    当該ガイド溝の最奥部から前記車両後方に延設され、前記フランジに嵌合させる嵌合溝と
    を備え、
    前記前端の車幅方向外側に設けられた前記嵌合部の前記ガイド溝の開度は、前記車幅方向中央側に設けられた前記嵌合部の前記ガイド溝の開度よりも広くなっていることを特徴とするインストルメントパネルの取付構造。
  2. 前記車幅方向中央側に設けられた前記嵌合部の前記ガイド溝の長さは、前記車幅方向外側に設けられた前記嵌合部の前記ガイド溝の車両前後方向の長さよりも長くなっていることを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネルの取付構造。
  3. 前記インストルメントパネルの助手席側に設けられた前記車載機器は、エアバッグ装置であり、
    前記部品は、前記エアバッグ装置が固定されるインパネ用リンフォースメントであることを特徴とする請求項1又は2に記載のインストルメントパネルの取付構造。
  4. 前記インストルメントパネルの運転席側に設けられた前記車載機器は、空調用ダクトであり、
    前記部品は、電子制御パワーステアリングのECU(演算制御回路)であることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のインストルメントパネルの取付構造。
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