JP5082319B2 - 発光条件制御装置、画像処理装置、自発光表示装置、電子機器、発光条件制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
なお、発明者らが提案する発明は、発光条件制御装置、画像処理装置、自発光表示装置、電子機器、発光条件制御方法及びコンピュータプログラムとしての側面を有する。
を提案する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
ここでは、有機ELディスプレイ装置に発光条件制御装置を搭載する場合について説明する。
図1に、有機ELディスプレイ装置1の機能構成例を示す。有機ELディスプレイ装置1は、発光条件制御装置11と有機ELパネルモジュール21の2つの機能ブロックで構成される。
発光条件制御装置11は、有機ELパネルモジュール21の発光条件を可変制御する処理デバイスである。この形態例における発光条件制御装置11は、基準発光条件の供給時と同じピーク輝度が得られる発光条件でありながら、有機ELパネルモジュール21の消費電力が基準発光条件の供給時よりも小さくなる発光条件を画面平均輝度に応じて可変制御する処理デバイスとして機能する。
このうち画面輝度算出部13は、入力映像信号の1フレーム単位の画面平均値を算出する処理デバイスである。算出期間は、1つの垂直同期信号から次の垂直同期信号までである。
発光条件制御部15は、発光条件として確定した電源電圧値を有機ELモジュール21に供給すると共に、点灯時間長をデューティパルス発生部17に供給する。
図3に、有機ELパネルモジュール21の機能構成例を示す。有機ELパネルモジュール21は、タイミング制御部23、データ線ドライバ25、ゲート線ドライバ27、29、電源電圧源31及び有機ELディスプレイパネル33で構成される。
データ線ドライバ25は、有機ELディスプレイパネル33のデータ線を駆動する回路デバイスである。
電源電圧源31は、発光条件として与えられる制御電圧値に対応するアナログ電圧を電源供給線に供給する回路デバイスである。電源電圧源31は、可変範囲内の任意のアナログ電圧を発生できる既知の回路で構成する。
画素回路41は、データスイッチ素子T1、キャパシタC1、電流供給素子T2、点灯期間制御素子T3で構成される。
キャパシタC1は、取り込んだ電圧値を1フレームの間保持する記憶素子である。キャパシタC1を用いることで、面順次駆動と同様の発光態様が実現される。
点灯期間制御素子T3は、有機EL素子D1に対する駆動電流の供給と停止を制御するトランジスタである。
この点灯期間制御素子T3に印加される信号が、前述したデューティパルス信号(図2)である。
発光条件の制御動作は、図5に示す処理手順に従って進行する。まず、画面輝度算出部13が入力映像信号の画面平均輝度を算出する(S1)。発光条件制御部15は、算出された画面平均輝度に対応する発光条件を変換テーブルより読み出すことで決定する(S2)。
図7(A)は、基準発光条件に対応する各種特性を表している。有機EL素子D1に印加される電源電圧とその際の電流との間には非線形の関係が成立する。また、階調値と輝度との間もガンマ特性に基づく非線形の関係が成立する。
は基準発光条件の設定時に流れる電流値である。
基準発光条件により有機ELパネルモジュール21を駆動制御する場合と同じピーク輝度を保ちながらも、消費電力自体は基準発光条件の供給時よりも小さくなる発光条件を事前に用意することで、高輝度画面表示と低消費電力化を同時に実現できる。
また、画面平均輝度が小さいほど点灯時間長を短くし、画面平均輝度が高いほど点灯時間長を長くすることで、小面積の高輝度動点その他の動画応答特性を良好に保つことができる。
(B−1)発光条件の選択制御機能
前述した形態例1の場合には、入力映像信号の画面平均輝度の値にかかわらず、常に算出された画面平均輝度に応じて発光条件を変更制御する仕組みについて説明した。
前述した形態例1の場合、入力映像信号に基づいて画面平均輝度を算出する場合について説明した。すなわち、ディジタル信号処理により画面平均輝度を算出する場合について説明した。
前述した形態例1の場合、基準発光条件と同じピーク輝度が得られる発光条件の適用を前提とする。
しかし、基準発光条件よりも大きなピーク輝度が得られる発光条件を適用することもできる。勿論、変更後の消費電力は基準発光条件よりも小さくなることを前提とする。
×Iorg より小さい。
前述した形態例1の場合、可変範囲内における電源電圧値の最大値15Vと点灯時間長の25%を基準発光条件に定めた。すなわち、画面平均輝度が「0」の場合を基準発光条件に定めた。
前述の形態例1の場合、アクティブマトリクス方式のパネル構造を有する有機ELディスプレイパネル33を線順次駆動走査方式で点灯制御する場合について説明した。
また、有機ELディスプレイパネル33は、パッシブマトリクス方式のパネル構造を有する場合にも適用できる。
前述の形態例1の場合、発光条件制御装置11内で画面平均輝度を算出する場合について説明した。
しかし、画面平均輝度の算出は発光条件制御装置11の外部で実行し、発光条件制御装置11内には算出結果だけを取り込む仕組みを採用しても良い。
図13に示す発光条件制御装置43は、画面平均輝度記憶部45、発光条件制御部15及びデューティパルス発生部17で構成する。
前述の形態例1の場合、入力映像信号より算出される画面平均輝度に基づいて発光条件を変更する場合について説明した。
しかし、基準発光条件と同じピーク輝度が得られる発光条件であって、基準発光条件よりも消費電力を低下できる1つ又は複数の発光条件を事前に設定する場合にも利用できる。
図14に示す発光条件制御装置53は、発光条件記憶部55及びデューティパルス発生部17で構成する。
また、外部制御信号に基づいて発光条件記憶部55に記憶されている幾つかの発光条件を選択的に使用する手法を採用することもできる。
ここでは、前述した発光条件制御装置の電子機器への実装例を説明する。
前述した発光条件制御装置は、図15に示すように、自発光表示装置(パネルモジュールを含む。)61に実装することもできる。
図15に示す自発光表示装置61は、表示パネル63と発光条件制御装置65を搭載する。
前述した発光条件制御装置は、図16に示すように、自発光表示装置71に映像信号を供給する外部装置としての画像処理装置81に実装することもできる。
図16に示す画像処理装置81は、画像処理部83と発光条件制御装置85を搭載する。
これらの装置は、自発光表示装置を搭載する各種の電子機器に搭載することができる。なお、ここでの電子機器は、可搬型であるか据え置き型かを問わない。また、自発光表示装置は必ずしも電子機器に搭載しなくても良い。
発光条件制御装置は、放送波受信装置に搭載することができる。
図17に、放送波受信装置の機能構成例を示す。放送波受信装置91は、表示パネル93、システム制御部95、操作部97、記憶媒体99、電源101及びチューナー103を主要な構成デバイスとする。
この放送波受信装置の構成は、例えばテレビジョン番組受信機、ラジオ番組受信機に適用する場合に用いることができる。
図18は、再生機としてのオーディオ装置に適用する場合の機能構成例である。
再生機としてのオーディオ装置111は、表示パネル113、システム制御部115、操作部117、記憶媒体119、電源121、オーディオ処理部123及びスピーカー125を主要な構成デバイスとする。
図19は、通信装置に適用する場合の機能構成例である。通信装置131は、表示パネル133、システム制御部135、操作部137、記憶媒体139、電源141及び無線通信部143を主要な構成デバイスとする。
図20は、撮像装置に適用する場合の機能構成例である。撮像装置151は、表示パネル153、システム制御部155、操作部157、記憶媒体159、電源161及び撮像部163を主要な構成デバイスとする。
図21は、携帯型の情報処理装置に適用する場合の機能構成例である。情報処理装置171は、表示パネル173、システム制御部175、操作部177、記憶媒体179及び電源181を主要な構成デバイスとする。
前述の形態例の場合、有機ELディスプレイパネルを例に説明した。しかし、この表示制御技術は、その他の自発光表示装置に広く適用できる。例えば無機ELディスプレイパネル、FEDディスプレイパネル、PDPディスプレイパネルその他にも適用できる。
前述の形態例で説明した発光条件制御装置は、処理機能の全てをハードウェア又はソフトウェアで実現するだけでなく、ハードウェアとソフトウェアの機能分担により実現することもできる。
前述した形態例1の場合、デューティパルス信号を1フレーム期間内の点灯期間と消灯期間を制御する信号として説明した。
前述した形態例1の場合、デューティパルス信号は1フレーム期間内にHレベルの期間とLレベルの期間がそれぞれ1回ずつ現れる場合について説明した。
しかし、図23(B)に示すように、1フレーム期間(図23(A))内にデューティパルスのHレベルとLレベルがそれぞれ複数回現れるように制御する場合にも前述した制御手法を適用できる。
前述した形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される又は組み合わせられる各種の変形例及び応用例も考えられる。
13 画面輝度算出部
15 発光条件制御部
17 デューティパルス発生部
21 有機ELパネルモジュール
45 画面平均輝度記憶部
55 発光条件記憶部
Claims (16)
- 印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時と同じピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定する発光条件制御部を有し、
第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与えられ、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定され、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定される発光条件制御装置。 - 第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲の最大値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲の最小値として与えられる請求項1に記載の発光条件制御装置。
- 入力映像信号の画面平均輝度は、フレーム単位で算出される請求項1または請求項2に記載の発光条件制御装置。
- 入力映像信号の画面平均輝度が、当該画面平均輝度がとり得る範囲内に設定された比較基準値以上の場合に限り、自発光表示パネルに設定する発光条件を可変制御する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発光条件制御装置。
- 入力映像信号の画面平均輝度と発光条件を対応づけた変換テーブルを有し、画面平均輝度に対応する発光条件を前記変換テーブルより読み出して自発光表示パネルに設定する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発光条件制御装置。
- 印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時よりも高いピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定する発光条件制御部を有し、
第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与えられ、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定され、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定される発光条件制御装置。 - 自発光表示デバイスに供給される映像信号に基づいて画面輝度を算出する画面輝度算出部と、
印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時と同じピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定する発光条件制御部とを有し、
第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与えられ、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定され、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定される画像処理装置。 - 自発光表示デバイスに供給される映像信号に基づいて画面平均輝度を算出する画面輝度算出部と、
印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時よりも高いピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定する発光条件制御部とを有し、
第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与えられ、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定され、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定される画像処理装置。 - 自発光表示デバイスと、
印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時と同じピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定する発光条件制御装置とを有し、
第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与えられ、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定され、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定される自発光表示装置。 - 自発光表示デバイスと、
印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時よりも高いピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定する発光条件制御装置とを有し、
第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与えられ、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定され、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定される自発光表示装置。 - 自発光表示デバイスと、
印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時と同じピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定する発光条件制御装置とを有し、
第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与えられ、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定され、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定される電子機器。 - 自発光表示デバイスと、
印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時よりも高いピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定する発光条件制御装置とを有し、
第1の発光条件は、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与えられ、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定され、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長は、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定される電子機器。 - 印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時と同じピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定し、
第1の発光条件を、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与え、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値を、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定し、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長を、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定する発光条件制御方法。 - 印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時よりも高いピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定し、
第1の発光条件を、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与え、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値を、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定し、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長を、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定する発光条件制御方法。 - コンピュータに、
印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時と同じピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定し、
第1の発光条件を、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与え、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値を、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定し、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長を、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定する処理を実行させるコンピュータプログラム。 - コンピュータに、
印加される電源電圧とその際に流れる電流との間に非線形の関係が成立する自発光表示デバイスの発光条件が、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値と1フレーム内の実点灯時間長の組み合わせで与えられるとき、
基準となる第1の発光条件の設定時よりも高いピーク輝度が得られ、かつ、自発光表示パネルの消費電力が第1の発光条件の設定時よりも小さくなる第2の発光条件を、入力映像信号の画面平均輝度に応じて自発光表示パネルに設定し、
第1の発光条件を、自発光表示パネルに供給する陽極電圧値が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた電圧値と、1フレーム内の実点灯時間長が変化可能な範囲を規定する可変範囲内で任意に定められた実点灯時間長として与え、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値を、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの陽極電圧値よりも小さく設定し、
第2の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長を、第1の発光条件において自発光表示パネルが発光するときの1フレーム内の実点灯時間長よりも長く設定する処理を実行させるコンピュータプログラム。
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