JP5082271B2 - チップコイルとその製造方法 - Google Patents

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本発明は、例えば携帯電話の電源回路に用いられるチップコイルに関するものである。
従来この種のチップコイルは、図38に示すごとく、シート状の素体1の中央にはスルーホール部2が設けられ、このスルーホール部2の外周方向にはコイル3A、端子3Bが素体1内に形成され、スルーホール部2の内周面には磁性体層4が形成されていた。
そして、この磁性体層4における渦電流の発生を防止するため、この磁性体層4には酸化物などを添加する、あるいは樹脂材料に磁性粉末を混合するなどの構成とすることで、その抵抗値を上げていた。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−257744号公報
このような従来のチップコイルはL値が低いことが問題となっていた。
すなわち、上記従来の構成においては、磁性体層4における抵抗値を上げるため、低透磁率の酸化物を添加していたために、磁性体層4全体としての透磁率が低くなり、それが図39に示すごとく、スルーホール部2内を磁束5が通過する間、絶えずこの磁束5に影響し続け、結果としてL値を低くしていた。
そこで本発明は、スルーホール部に磁性体層を有し、この磁性体層における渦電流を防止するチップコイルにおいて、そのL値を向上させることを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、フォトレジストから形成された素体と、この素体の略中央部に設けられたスルーホール部と、このスルーホール部の外周方向において前記素体内に形成されたコイルと、このコイルに電気的に接続された端子と、前記スルーホール部の内周面に形成された磁性体層とを備え、この磁性体層には、前記コイルの巻回平面に略垂直な絶縁性の壁を設けたチップコイルとしたものである。
本発明のチップコイルは、スルーホール部の内周面に形成された磁性体層において、コイルの巻回平面に略垂直な絶縁性の壁を設ける構成としたため、磁性体層自体の透磁率を下げることなく渦電流の発生を低減することができ、その結果としてL値を向上させることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるチップコイルについて図面を参照しながら説明する。
図1において、シート状の素体6の略中央にはスルーホール部7を設け、このスルーホール部7の外周方向にはコイル8Aを、このコイル8Aの最外周部には端子8B、8Cを、コイル8Aを構成する平面コイル8AA、8AB間にはビア8Dを、それぞれ素体1内に形成し、スルーホール部7の内部には磁性体層9を形成して構成している。また、端子8B、8Cにはそれぞれ素体6の外側面に設けた外部電極8BB、8CCを電気的に接続している。
そして、この磁性体層9内には、コイル8Aの巻回平面に略垂直な絶縁性の壁10を複数設けている。この壁10の配置としては、例えば図2に示すごとく、コイル8Aの巻回平面に垂直方向から見て互いに平行になるように配置している。
ここでコイル8Aは、図1に示すごとく2層の平面コイル8AA、8ABにより構成している。上層の平面コイル8AAは端子8Bからスルーホール部7へ向かう方向(内周方向)へ渦巻状に巻回し、この平面コイル8AAの最内周部と下層の平面コイル8ABの最内周部とをビア8Dにより接続し、この平面コイル8ABを端子8Cへ向かう方向(外周方向)へ渦巻状に巻回してコイル8Aを構成している。
ここで、平面コイル8AA、8ABは互いに同方向に巻回することが望ましい。これは、平面コイル8AAで発生した磁束と、平面コイル8ABで発生した磁束とを打ち消し合わせることなく、大きなインダクタンス値を実現することができるためである。
このような構成により、コイル8Aの巻回平面に略垂直(即ち、渦電流の発生平面に対しても略垂直)な絶縁性の壁10により渦電流の発生を効率よく低減することができ、酸化物等の低透磁率な材料を添加して磁性体層9自体の透磁率を下げる必要がないため、図1に示すごとく、スルーホール部7を通過する磁束5の流通を阻害する影響が少なくなり、その結果として高いL値のチップコイルを実現することができる。
なお、絶縁層の壁10の配置としては、図3に示すような構成、即ちスルーホール部7の内周面のみに磁性体層9を形成し、そのさらに内周方向には絶縁部11を形成し、磁性体層9内には、コイル8Aの巻回平面に略垂直な絶縁性の壁10を複数設けるような構成としても、磁性体層9自体の透磁率を下げることなく渦電流の発生を低減することができる。
ただし、図2に示すごとく、スルーホール部7の内周面のみならず、その内周方向を充填するように磁性体層9を形成するような構成をとることにより、磁性体層9の有効断面積を増やすことができ、その結果として、飽和磁束密度を高めることができ望ましい。
さらに、図4に示すごとく、壁10をコイル8Aの巻回平面に垂直方向から見て互いに格子状になるように配置することにより、スルーホール部7内周から放射状に放出される、あるいは四方向からスルーホール部7内周へ入射してくる磁束に対して、その磁束により発生される渦電流の低減をかなえることができる。即ち、図2の構成においてある壁10に垂直斜め方向から入射する(放出される)磁束に対しては、その磁束に垂直な平面において隣り合う壁10と他の壁10との距離が斜めに入射(放出)する分長くなるため、渦電流が発生しやすくなってしまうが、図4の構成においては、格子状に壁10を設ける構成としたため、ある壁10に対して垂直斜め方向から入射する(放出される)磁束に対しても、その壁10に対して垂直な2つの壁10が磁束の両脇に平行して存在することにより、その磁束に垂直な平面において隣り合う壁10と他の壁10との距離はどの角度から入射しても一定となり、渦電流の発生する確率を低減することができる。その結果として、より一層の渦電流発生の低減をかなえることができる。
また、図5に示すような構成、即ち、略十字形状の磁性体層9Aに、複数の略くの字形状の壁10を並走させ、この複数の略くの字形状の壁10間に略くの字形状の磁性体層9Bを設けたような構成にすることにより、図2の構成に比べてインダクタンス値を高めることができる。即ち、図2の様な構成であれば、スルーホール部7から素体6上面(下面)方向へ放出される(入射する)磁束のうち、壁10に平行な方向の磁束に関しては、壁10の存在によりその流れを阻害されないものの、それ以外の方向の磁束に関しては、壁10によりその流れを阻害されてしまう。これに対して、図5に示すような構成にすることにより、四方に放出される(入射する)磁束に対して、壁10がその流れを阻害することがなく、インダクタンス値を向上させることができる。
さらに、図6に示すような構成、即ち、略十字形状の壁10Aに、複数の略くの字形状の壁10Bを並走させ、この複数の略くの字形状の壁10B間、及び複数の略くの字形状の壁10Bと略十字形状の壁10Aとの間に、略くの字形状の磁性体層9を設けたような構成にすることにより、図5に示す略十字形状の磁性体層9Aにおける中央部分の渦電流を低減することができる。
さらに、図7に示すような構成、即ち、略十字形状の壁10Aに、複数の略くの字形状の壁10Bを並走させ、この複数の略くの字形状の壁10B間、及び複数の略くの字形状の壁10Bと略十字形状の壁10Aとの間に、略くの字形状の磁性体層9を設けるとともに、複数の略くの字形状の壁10Bの中心部を横断する壁10Cを設けた構成とすることにより、図6に示す略くの字形状の磁性体層9における中央部分の渦電流を低減することができる。
その他、図8、図9に示すような構成、即ち、スルーホール部7の内周面のみならず、その内周方向を充填するように磁性体層9を形成するような構成であれば、図2、図4に示すような構成と同様に、磁性体層9自体の透磁率を下げることなく、より一層の渦電流発生の低減をかなえることができるとともに、磁性体層9の有効断面積を増やすことができ、飽和磁束密度を高めることができる。
ただし、図9に示すように壁10をコイル8Aの巻回平面に垂直方向から見て、中央から発散させるような配置にすると、外周方向において壁10とその他の壁10との間隔が広がってしまうため、その部分において渦電流が発生しやすくなってしまう。従って、図2、図4〜図8に示すように、壁10とその他の壁10との間隔が略一定である構成にすることが、より効率よく渦電流発生を低減することができ望ましい。例えば、1〜10MHzの周波数領域では、その間隔を20μm以下にするとその効果が大きくなる。
なお、本実施の形態においては、図1に示すごとく、スルーホール部7が素体6に内在されており、このスルーホール部7に磁性体層9が充填されるような構成としたが、スルーホール部7を貫通孔とし、素体6の上面、下面から連続して磁性体層9を形成する構成とすると、漏洩磁束を低減することができる。
なお、コイル8Aは単層でも構わないが、本実施の形態の図1に示すごとく平面コイル8AA、8ABを2層以上積層させた構造とすることにより、より大きなインダクタンス値を実現することができ望ましい。
なお、コイル8Aの断面は方形ではなく円形でもかまわないが、方形の方がコイル断面積を大きくとることができ、その結果として銅損を低減することができるため望ましい。
なお、平面コイル8AA、8ABの厚みを10μm以上とすることにより大電流に対応することができ望ましい。
次に、このチップコイルの製造方法について説明する。
まず、図10に示すごとく、シリコン等の基板12を用意する。
次に、図11に示すごとく、この基板12上に、フォトレジストにより絶縁層13を形成する。
その後、図12に示すごとく、絶縁層13上面全体を露光する。
次に、図13に示すごとく、絶縁層13の上に絶縁層14を形成する。
その後、図14に示すごとく、絶縁層13における略中央に設けた複数の磁性体層形成部14A、及びその外周方向に設けたコイル形成部14Bを除いた、素体形成部14Cの上面を露光する。ここで、複数の磁性体層形成部14A間には、積層方向に略平行(図1に示す、コイル8Aの巻回平面に略垂直)な磁性体層非形成部14Dを複数設けており、この磁性体層非形成部14Dの上面を素体形成部14Cと同様に露光する。
次に、図15に示すごとく、図14に示した磁性体層形成部14A、コイル形成部14Bを現像により除去する。
その後、図16に示すごとく、素体形成部14C、磁性体層非形成部14Dの露出する表面に無電解めっき等により下地層(図示せず)を形成した後、電気めっきにより導体15を形成する。
次に、図17に示すごとく、図16に示した導体15を上方から研磨し、素体形成部14C、磁性体層非形成部14Dを上面に露出させる。このとき、図14に示した磁性体層形成部14A、コイル形成部14Bに該当する部分には導体15が入り込んでおり、コイル形成部14Bに該当する部分に入り込んだ導体15が平面コイル8AB、端子8Cとなる。この研磨方法としては、切削やCMP法を用いることにより、平坦な素体形成部14C、磁性体層非形成部14Dを形成することができる。
その後、図18に示すごとく、平面コイル8AB、端子8C、磁性体層形成部14Aに入り込んだ導体15、素体形成部14C、磁性体層非形成部14Dの上面全体に、フォトレジストにより絶縁層16を形成する。フォトレジストを用いることにより、平面均一性に優れ、且つ10μm〜20μm程度の薄い絶縁層16を形成することができる。
次に、図19に示すごとく、絶縁層16において、磁性体層形成部16A、ビア形成部16Bを除いた素体形成部16Cの上面を露光する。ここで、複数の磁性体層形成部16A間には、積層方向に略平行(図1に示す、コイル8Aの巻回平面に略垂直)な磁性体層非形成部16Dを複数設けており、この磁性体層非形成部16Dの上面を素体形成部16Cと同様に露光する。
その後、図20に示すごとく、図19に示した磁性体層形成部16A、ビア形成部16Bを現像により除去する。
次に、図21に示すごとく、図20に示した素体形成部16C、磁性体層非形成部16Dの露出する表面に無電解めっき等により下地層(図示せず)を形成した後、電気めっきにより導体17を形成する。
その後、図22に示すごとく、図21に示した導体17を上方から研磨し、素体形成部16C、磁性体層非形成部16Dを上面に露出させる。このとき、図19に示したビア形成部16Bに該当する部分に入り込んだ導体17が、図1に示すビア8Dとなる。
次に、図23に示すごとく、ビア8D、磁性体層形成部16Aに入り込んだ導体17、素体形成部16C、磁性体層非形成部16Dの上面全体に、フォトレジストにより絶縁層18を形成する。フォトレジストを用いることにより、平面均一性に優れ、且つ10μm〜20μm程度の薄い絶縁層18を形成することができる。
その後、図24に示すごとく、絶縁層18における略中央に設けた複数の磁性体層形成部18A、及びその外周方向に設けたコイル形成部18Bを除いた、素体形成部18Cの上面を露光する。ここで、複数の磁性体層形成部18A間には、積層方向に略平行(図1に示す、コイル8Aの巻回平面に略垂直)な磁性体層非形成部18Dを複数設けており、この磁性体層非形成部18Dの上面を素体形成部18Cと同様に露光する。
次に、図25に示すごとく、図24に示した磁性体層形成部18A、コイル形成部18Bを現像により除去する。
次に、図26に示すごとく、図25に示した素体形成部18C、磁性体層非形成部18Dの露出する表面に無電解めっき等により下地層(図示せず)を形成した後、電気めっきにより導体19を形成する。
その後、図27に示すごとく、図26に示した導体19を上方から研磨し、素体形成部18C、磁性体層非形成部18Dを上面に露出させる。このとき、図24に示したコイル形成部18Bに該当する部分に入り込んだ導体19が、図1に示す平面コイル8AA、端子8Bとなる。
次に、図28に示すごとく、平面コイル8AA、端子8B、磁性体層形成部18Aに入り込んだ導体19、素体形成部18C、磁性体層非形成部18Dの上面全体に、フォトレジストにより絶縁層20を形成する。フォトレジストを用いることにより、平面均一性に優れ、且つ10μm〜20μm程度の薄い絶縁層20を形成することができる。
その後、図29に示すごとく、絶縁層20における略中央に設けた複数の磁性体層形成部20Aを除いた、素体形成部20Cの上面を露光する。ここで、複数の磁性体層形成部20A間には、積層方向に略平行(図1に示す、コイル8Aの巻回平面に略垂直)な磁性体層非形成部20Dを複数設けており、この磁性体層非形成部20Dの上面を素体形成部20Cと同様に露光する。
次に、図30に示すごとく、図29に示した磁性体層形成部20Aを現像により除去する。
その後、図31に示すごとく、図29に示した磁性体層形成部14A、16A、18Aに入り込んだ導体15、17、19をエッチングにより除去する。
次に、図32に示すごとく、図31に示した磁性体層非形成部14D、16D、18D、20D、及び素体形成部14C、16C、18C、20C、絶縁層13の露出する表面に無電解めっき等により下地層(図示せず)を形成した後、磁性めっきにより磁性体21を形成する。
その後、図33に示すごとく、図32に示した磁性体21を上方から研磨し、素体形成部20C、磁性体層非形成部20Dを上面に露出させる。このとき、図29に示した磁性体層形成部14A、16A、18A、20Aに入り込んだ磁性体21が、図1に示す磁性体層9となる。そして、図31に示した磁性体層非形成部14D、16D、18D、20Dが、図1に示す壁10となる。
次に、図34に示すごとく、磁性体層9、壁10、素体形成部20Cの上面全体に、フォトレジストにより絶縁層22を形成する。フォトレジストを用いることにより、平面均一性に優れ、且つ10μm〜20μm程度の薄い絶縁層22を形成することができる。
その後、図35に示すごとく、絶縁層22表面全体を露光する。
次に、図36に示すごとく、フッ酸処理等により図35に示した基板12を除去する。その後、図37に示すごとく、樹脂と金属の混合物からなるペーストを外部電極8CC、8BBとし、端子8C、8Bにそれぞれ電気的に接続する。
このようにして、渦電流発生を低減し、且つL値を向上させたチップコイルを形成することができる。
本発明のチップコイルは、L値が高いという特徴を有し、携帯電話等の各種電気機器において有用である。
本発明の実施の形態1におけるチップコイルの断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの上面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの上面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの上面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの上面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの上面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの上面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの上面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの上面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるチップコイルの製造工程を示す断面図 従来のチップコイルの上面図 従来のチップコイルの断面図
符号の説明
6 素体
7 スルーホール部
8A コイル
8B、8C 端子
9 磁性体層
10 壁

Claims (2)

  1. フォトレジストから形成された素体と、この素体に設けられたスルーホール部と、このスルーホール部の外周方向において前記素体内に形成されたコイルと、このコイルに電気的に接続された端子と、前記スルーホール部の内周面に形成された磁性体層とを備え、この磁性体層には、前記コイルの巻回平面に略垂直な絶縁性の壁を設けるとともに、この絶縁性の壁は素体と同一のフォトレジストから形成されてなるチップコイル。
  2. フォトレジストから形成された素体と、この素体に設けられたスルーホール部と、このスルーホール部の外周方向において前記素体内に形成されたコイルと、このコイルに電気的に接続された端子と、前記スルーホール部の内周面に形成された磁性体層とを備え、この磁性体層には、前記コイルの巻回平面に略垂直な絶縁性の壁を設けるとともに、この絶縁性の壁は素体と同一のフォトレジストから形成されてなるチップコイルの製造方法であって、
    前記磁性体層および前記絶縁性の壁を製造する工程は、
    フォトレジストを用いて絶縁層を形成する第1の工程と、
    前記絶縁層の一部を除去して磁性体層形成部を形成するとともに前記絶縁性の壁となる非磁性体層形成部を形成する第2の工程と、
    前記磁性体層形成部に前記磁性体層を形成する第3の工程とを有する
    前記チップコイルの製造方法。
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