JP5082282B2 - インダクタンス部品とその製造方法 - Google Patents

インダクタンス部品とその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5082282B2
JP5082282B2 JP2006113152A JP2006113152A JP5082282B2 JP 5082282 B2 JP5082282 B2 JP 5082282B2 JP 2006113152 A JP2006113152 A JP 2006113152A JP 2006113152 A JP2006113152 A JP 2006113152A JP 5082282 B2 JP5082282 B2 JP 5082282B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
magnetic
forming portion
insulating layer
element body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006113152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007287905A (ja
Inventor
仁 石本
伸哉 松谷
浩司 下山
美智央 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006113152A priority Critical patent/JP5082282B2/ja
Priority to CN2007800005291A priority patent/CN101326597B/zh
Priority to PCT/JP2007/055535 priority patent/WO2007119426A1/ja
Priority to US11/909,756 priority patent/US8248200B2/en
Publication of JP2007287905A publication Critical patent/JP2007287905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5082282B2 publication Critical patent/JP5082282B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

本発明は、例えば携帯電話の電源回路に用いられるインダクタンス部品に関するものである。
従来この種のインダクタンス部品は、図35に示すごとく、シート状の素体1内にはコイル2が形成され、このコイル2には端子3が電気的に接続されており、素体1の上面、下面には磁性体層4が形成されていた。
そして、この磁性体層4および素体1全体を覆うように絶縁体5を設けることにより、他の部品との電気的接続を防止していた。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2006−32587号公報
このような従来のインダクタンス部品はその信頼性の悪さが問題となっていた。
すなわち、上記従来の構成においては、半田実装時等における熱により、素体1と絶縁体5との熱収縮率の違いから、磁性体層4に対して局所的に応力が加わり、その結果として信頼性が悪くなっていた。
そこで本発明は、磁性体層を有するインダクタンス部品において、その信頼性を向上させることを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、フォトレジストで形成された素体と、この素体内に形成されたコイルと、このコイルに電気的に接続された端子とを備え、前記素体内には前記コイルの巻回平面に略並行に配置された磁性体層を形成し、この磁性体層および前記コイルはそれぞれ前記素体にその全体を覆われているインダクタンス部品としたものである。
本発明のインダクタンス部品は、磁性体層を素体内に形成する構成としたため、磁性体層の全体が熱収縮率の均一な材料で覆われることとなり、半田実装時等、熱がコイル部品全体に加わるような状況下においても、応力が磁性体層に対して局所的にかかることがなく、高い信頼性を実現することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品について図面を参照しながら説明する。
図1において、シート状の素体6内にはコイル7Aを形成し、このコイル7Aの最外周部には図2に示すごとく端子7B、7Cを形成している。そして、図1に示すごとく、コイル7Aを構成する平面コイル7AA、7AB間にはビア7Dを素体6内に形成するとともに、コイル7Aの上方には磁性体層8Aを、コイル7Aの下方には磁性体層8Bをそれぞれ素体6内に形成している。
ここで、磁性体層8A、8Bはコイル7Aの巻回平面に対して略並行に配置している。コイル7Aから発生する磁束の通り道に高透磁率の磁性体層8A、8Bを配置するためである。
ここで、コイル7Aは一層でも構わないが、本実施の形態においては2層の平面コイル7AA、7ABにより構成している。上層の平面コイル7AAは端子7Bから内周方向へ渦巻状に巻回し、この平面コイル7AAの最内周部と下層の平面コイル7ABの最内周部とをビア7Dにより接続し、この平面コイル7ABを端子7Cへ向かう方向(外周方向)へ渦巻状に巻回してコイル7Aを構成している。
ここで、平面コイル7AA、7ABは互いに同方向に巻回することが望ましい。これは、平面コイル7AAで発生した磁束と、平面コイル7ABで発生した磁束とを打ち消し合わせることなく、大きなインダクタンス値を実現するためである。
ここで、各磁性体層8A、8Bの厚みは、渦電流の発生を抑制するために、スキンデプスの2倍未満の厚みにしている。
このように、磁性体層8A、8Bをそれぞれ素体6内に形成する構成、即ち、各磁性体層8A、8Bが熱収縮率の均一な素体6にその全体を覆われるような構成とすることにより、半田実装時等、コイル部品全体に熱が加わるような状況下においても、磁性体層8A、8Bに対して応力が局所的にかかることがなく、高い信頼性を得ることができる。
また、磁性体層8A、8Bを設けることにより、インダクタンス値の高いインダクタンス部品を実現することができる。
なお、本実施の形態においては、コイル7Aの上方、下方にそれぞれ1枚の磁性体層8A、8Bを配置する構成としているが、それ以上の層数で構成することにより、磁束飽和密度を向上させることができるとともに、高いインダクタンス値を得ることができる。また、コイル7Aの上方と下方とで、形成する磁性体層の層数を異ならせてもかまわないが、コイル7Aの上方、下方の一方に磁束が流れにくい部分があるとインダクタンス値が下がるため、同じ厚みの磁性体層を用いるのであれば、コイル7Aの上方、下方とも同じ層数に、異なる厚みの磁性体層を用いるのであれば、その厚みの合計がコイル7Aの上方と下方とで等しくなるように配置することが望ましい。
なお、コイル7Aは単層でも構わないが、本実施の形態の図1に示すごとく平面コイル7AA、7ABを2層以上積層させた構造とすることにより、より大きなインダクタンス値を実現することができ望ましい。
なお、コイル7Aの断面は方形ではなく円形でもかまわないが、方形の方がコイル断面積を大きくとることができるため、銅損を低減することができるため望ましい。
なお、平面コイル7AA、7ABの厚みを10μm以上とすることにより大電流に対応することができ望ましい。
なお、磁性体層8A、8Bには、FeまたはFe合金からなる組成の金属磁性材料を用いることが磁束密度、磁気損失の観点から好ましい。この磁性体層8A、8BにFe合金を用いた場合、Feの組成比が30質量%以上であることが望ましい。これは磁性体層8A、8Bに含まれるFeの含有量を30質量%以上にすることで高飽和磁束密度を有し、かつ低保磁力を有するという磁気特性の向上を実現することができるためである。また、ニッケル量を80%付近にすると高透磁率となり、大きなインダクタンス値を得ることができる。
また、磁性体層8A、8Bに用いるFe合金としてはFeNi、FeNiCo、FeCoのうちいずれか一つを含む組成からなる金属磁性材料が高磁束密度、低磁気損失の観点からより好ましい。
磁性体層8A、8Bの作製には例えば電気めっき法が使用できる。
このとき、電気めっき工程に用いるめっき浴にはFeイオンあるいはその他の金属イオンを含有させておく。
なお、めっき浴の各種添加剤として、応力緩和剤、ピット防止剤、錯化剤を入れておくことが好ましい。この応力緩和剤としては例えばサッカリンが挙げられる。サッカリンは、スルホン酸塩を含有する物質であるため、その効果を発揮することができる。このような応力緩和剤を入れることで、磁性体層8A、8Bを厚く形成してもクラックが発生しない均一性に優れた磁性体層8A、8Bを形成することができる。例えば、応力緩和剤としてサッカリンを用いた場合、めっき浴中に0.1〜5g/L含有させておくことでその効果は見られるが、電流密度等のめっき条件によって応力緩和作用を発揮する量は変化するので適宜条件設定をすることで制御することが可能である。
また、錯化剤としては各種金属イオンを安定化させるためにアミノ酸、モノカルボン酸、ジカルボン酸、トリカルボン酸をはじめとした有機分子や無機分子を含有させることで金属イオンと安定な錯体を形成することができる。
このようなめっき浴を用いて通常の電解めっき法によって鉄合金膜を形成するが、陽極を分離しためっき装置や磁場中でめっきを行う等の工夫をすることにより磁気特性に優れた鉄合金膜を形成することが可能となる。
次に、このインダクタンス部品の製造方法について説明する。
まず、図3に示すごとく、シリコン等の基板9を用意する。
次に、図4に示すごとく、この基板9上に、フォトレジストにより絶縁層10を形成する。
その後、図5に示すごとく、絶縁層10の上面全体を露光する。
次に、図6に示すごとく、絶縁層10の上面全体に、フォトレジストにより絶縁層11を形成する。
その後、図7に示すごとく、絶縁層11において磁性体層形成部11Aを除いた素体形成部11Bの上面を露光する。ここで、磁性体層形成部11Aの面積をより広く取ることで、高いインダクタンス値を有するインダクタンス部品を実現することができる。
次に、図8に示すごとく、図7に示した磁性体層形成部11Aを現像により除去する。
その後、図9に示すごとく、絶縁層10及び素体形成部11Bの露出する表面全体に下地電極層(図示せず)を無電解めっきなどにより形成し、この下地電極層(図示せず)を供給層として電気めっきにより磁性体12を形成する。
なお、磁性体12をスパッタで形成する場合には、下地電極層(図示せず)は不要となる。ただし、電気めっき法を用いると、被形成体である絶縁層10及び素体形成部11Bの露出する表面の形状によらず、均一に磁性体12を形成することができ、且つ製膜スピードが速いといったメリットがある。
次に、図10に示すごとく、図9に示した磁性体12を上方から研磨し、素体形成部11Bを上面に露出させる。このとき、図7に示した磁性体層形成部11Aに該当する部分には磁性体12が入り込んでおり、これが、図1に示す磁性体層8Bとなる。この研磨方法としては、切削やCMP法を用いることにより、平坦な素体形成部11Bを形成することができる。
その後、図11に示すごとく、磁性体層8B、素体形成部11Bの上面全体に、フォトレジストにより絶縁層13を形成する。フォトレジストを用いることにより、平面均一性に優れ、且つ10μm〜20μm程度の薄い絶縁層13を形成することができる。
次に、図12に示すごとく、絶縁層13の上面全体を露光する。
その後、図13に示すごとく、絶縁層13の上面全体に、フォトレジストにより絶縁層14を形成する。
次に、図14に示すごとく、絶縁層14におけるコイル形成部14A、端子形成部14Bを除いた素体形成部14Cの上面を露光する。
その後、図15に示すごとく、図14に示したコイル形成部14A、端子形成部14Bを現像により除去する。
次に、図16に示すごとく、絶縁層13、素体形成部14Cの露出する表面全体に下地電極層(図示せず)を無電解めっきなどにより形成し、この下地電極層(図示せず)を給電層として電気めっきにより導体15を形成する。
なお、導体15をスパッタで形成する場合には、下地電極層(図示せず)は不要となる。ただし、電気めっき法を用いると、被形成体である絶縁層13、素体形成部14Cの露出する表面の形状によらず、均一に磁性体12を形成することができ、且つ製膜スピードが速いといったメリットがある。
その後、図17に示すごとく、図16に示した導体15を上方から研磨し、素体形成部14Cを上面に露出させる。このとき、図14に示したコイル形成部14A、端子形成部14Bに該当する部分には導体15が入り込んでおり、これらがそれぞれ図1に示す平面コイル7AB、端子7Cとなる。この研磨方法としては、切削やCMP法を用いることにより、平坦な素体形成部14Cを形成することができる。
次に図18に示すごとく、平面コイル7AB、端子7C、及び素体形成部14Cの上面全体に絶縁層16を形成する。
その後、図19に示すごとく、絶縁層16におけるビア形成部16Aを除いた素体形成部16Bの上面を露光する。
次に、図20に示すごとく、ビア形成部16A、素体形成部16Bの上面全体に、フォトレジストにより絶縁層17を形成する。
その後、図21に示すごとく、絶縁層17におけるコイル形成部17A、端子形成部17Bを除いた素体形成部17Cの上面を露光する。
次に、図22に示すごとく、図21に示したビア形成部16A、コイル形成部17A、端子形成部17Bを現像により除去する。
その後、図23に示すごとく、図22に示した素体形成部16B、17Cの露出する表面に無電解めっき等により下地層(図示せず)を形成した後、電気めっきにより導体18を形成する。
なお、導体18をスパッタで形成する場合には、下地電極層(図示せず)は不要となる。ただし、電気めっき法を用いると、被形成体である素体形成部16B、17Cの露出する表面の形状によらず、均一に磁性体12を形成することができ、且つ製膜スピードが速いといったメリットがある。
次に、図24に示すごとく、図23に示した導体18を上方から研磨し、素体形成部17Cを上面に露出させる。このとき、図21に示したコイル形成部17A、端子形成部17B、ビア形成部16Aに該当する部分に入り込んだ導体18が、それぞれ図1に示す平面コイル7AA、端子7B、ビア7Dとなる。
次に、図25に示すごとく、平面コイル7AA、端子7B、素体形成部17Cの上面全体に、フォトレジストにより絶縁層19を形成する。
その後、図26に示すごとく、絶縁層19の上面を露光する。
次に、図27に示すごとく、絶縁層19の上面全体に、フォトレジストにより絶縁層20を形成する。
その後、図28に示すごとく、絶縁層20における磁性体層形成部20Aを除いた素体形成部20Bの上面を露光する。ここで、磁性体層形成部20Aの面積をより広く取ることで、高いインダクタンス値を有するインダクタンス部品を実現することができる。
次に、図29に示すごとく、図28に示した磁性体層形成部20Aを現像により除去する。
その後、図30に示すごとく、図29に示した絶縁層19、素体形成部20Bの露出する表面に無電解めっき等により下地層(図示せず)を形成した後、電気めっきにより磁性体21を形成する。
なお、磁性体21をスパッタで形成する場合には、下地電極層(図示せず)は不要となる。ただし、電気めっき法を用いると、被形成体である絶縁層19、素体形成部20Bの露出する表面の形状によらず、均一に磁性体12を形成することができ、且つ製膜スピードが速いといったメリットがある。
次に、図31に示すごとく、図30に示した磁性体21を上方から研磨し、素体形成部20Bを上面に露出させる。このとき、図28に示した磁性体層形成部20Aに該当する部分には磁性体21が入り込んでおり、これが、図1に示す磁性体層8Aとなる。この研磨方法としては、切削やCMP法を用いることにより、平坦な素体形成部20Bを形成することができる。
その後、図32に示すごとく、磁性体層8Aと素体形成部20Bの上面全体にフォトレジストにより絶縁層22を形成する。
次に、図33に示すごとく、絶縁層22の上面全体を露光する。
その後、図34に示すごとく、フッ酸処理等により基板9を除去する。
次に、図1に示すごとく、樹脂と金属の混合物からなるペーストを外部電極7CC、7BBとし、端子7C、7Bにそれぞれ電気的に接続する。
このようにして、磁性体層8A、8Bを素体6内に形成する構成の、高い信頼性を実現したインダクタンス部品を得ることができる。
本発明のインダクタンス部品は、信頼性が高いという特徴を有し、各種電気機器において有用である。
本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の分解斜視図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるインダクタンス部品の製造工程を示す断面図 従来のインダクタンス部品の断面図
符号の説明
6 素体
7A コイル
7B、7C 端子
8A、8B 磁性体層

Claims (2)

  1. フォトレジストで形成された素体と、この素体内に形成されたコイルと、このコイルに電気的に接続された端子とを備え、前記素体内には前記コイルの巻回平面に略並行に配置された磁性体層を形成し、この磁性体層および前記コイルはそれぞれ前記素体にその全体を覆われているインダクタンス部品。
  2. フォトレジストで形成された素体と、この素体内に形成されたコイルと、このコイルに電気的に接続された端子とを備え、前記素体内には前記コイルの巻回平面に略並行に配置された磁性体層を形成し、この磁性体層および前記コイルはそれぞれ前記素体にその全体を覆われているインダクタンス部品の製造方法であって、
    前記磁性体層を製造する工程は、
    フォトレジストを用いて第1の絶縁層を形成する第1の工程と、
    前記第1の絶縁層上にフォトレジストを用いて第2の絶縁層を形成する第2の工程と、
    前記第2の絶縁層の一部を除去してなる第1の磁性体層形成部と、前記第2の絶縁層から前記第1の磁性体層形成部を除去した第1の素体形成部とを形成する第3の工程と、
    前記第1の磁性体層形成部に第1の磁性体層を形成する第4の工程と、
    前記第1の素体形成部と前記第1の磁性体層上にフォトレジストを用いて第3の絶縁層を形成する第5の工程とを含む、
    前記インダクタンス部品の製造方法。
JP2006113152A 2006-03-24 2006-04-17 インダクタンス部品とその製造方法 Expired - Fee Related JP5082282B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113152A JP5082282B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 インダクタンス部品とその製造方法
CN2007800005291A CN101326597B (zh) 2006-03-24 2007-03-19 感应器件
PCT/JP2007/055535 WO2007119426A1 (ja) 2006-03-24 2007-03-19 インダクタンス部品
US11/909,756 US8248200B2 (en) 2006-03-24 2007-03-19 Inductance component

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113152A JP5082282B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 インダクタンス部品とその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007287905A JP2007287905A (ja) 2007-11-01
JP5082282B2 true JP5082282B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=38759395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006113152A Expired - Fee Related JP5082282B2 (ja) 2006-03-24 2006-04-17 インダクタンス部品とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5082282B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6569458B2 (ja) * 2015-10-16 2019-09-04 Tdk株式会社 コイル部品及びその製造方法、並びに、コイル部品が実装された回路基板

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0955316A (ja) * 1995-08-17 1997-02-25 Toshiba Corp 平面型磁気素子およびその製造方法
KR100466884B1 (ko) * 2002-10-01 2005-01-24 주식회사 쎄라텍 적층형 코일 부품 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007287905A (ja) 2007-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101779836B1 (ko) 코일 부품 및 그 제조 방법, 전자 기기
US8248200B2 (en) Inductance component
US11482357B2 (en) Coil component and method of manufacturing the same
CN110136921A (zh) 电感器部件以及其制造方法
US11610712B2 (en) Inductor component
US11791085B2 (en) Inductor component
KR101514499B1 (ko) 공통모드필터 제조방법 및 공통모드필터
JP2006310716A (ja) 平面コイル素子
KR20150046717A (ko) 칩 전자부품 및 그 제조방법
CN105702417B (zh) 电子组件及其制造方法
JP5082271B2 (ja) チップコイルとその製造方法
JP5082293B2 (ja) インダクタンス部品とその製造方法
KR20160140391A (ko) 코일 부품
JP2006287093A (ja) インダクタンス部品およびその製造方法
JP5082282B2 (ja) インダクタンス部品とその製造方法
JP5286645B2 (ja) インダクタンス部品とその製造方法
JP2007227730A (ja) チップコイル
JP2008010695A (ja) インダクタンス部品
JP2005116666A (ja) 磁性素子
JP2009021310A (ja) 巻線型電子部品及びその製造方法
CN108364749B (zh) 层叠型电子部件
JP2007227729A (ja) インダクタンス部品
JP2008258403A (ja) インダクタンス部品
JP6597542B2 (ja) 積層型電子部品
US12073982B2 (en) Inductor component

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090403

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees