JP5080154B2 - キャリアプレートおよびそれを用いたウインドレギュレータ - Google Patents
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Description
このウインドレギュレータは、ケーブル駆動装置を作動させてケーブルを上下に駆動することにより、キャリアプレートに取り付けられた自動車用窓ガラスを上下に開閉させるものである。
備えたウインドレギュレータに用いられる窓ガラスをガラスホルダーを介して支持するキャリアプレートであって、上下のケーブルエンドを係止するエンドホルダと、開口部を有する中空体のリテイナーとからなり、前記エンドホルダは、基板と;前記基板に設けられた、一方のケーブルエンドを係止するケーブル係止部と;前記基板に設けられた、他方のケーブルエンドを係止する、基板から突出して形成されたケーブルホルダと;前記基板に設けられた、ガラスホルダーを支持するホルダー支持部と;前記基板に設けられた、ガラスホルダーを固定するホルダー固定部とを備えており、前記リテイナーは、開口部からケーブルホルダの周囲に被せ、エンドホルダと連結できるように構成されており、前記開口部周縁の一部に、リテイナーの幅方向に拡がる横壁と、その横壁の端縁からリテイナーの軸方向に立ち上がる縦壁とを備え、前記横壁と縦壁とからリテイナーの内面に段部を形成しており、前記エンドホルダとリテイナーとを連結することにより、前記横壁と、縦壁と、それらに覆われたエンドホルダの基板の表面とから形成される前記ガラスホルダーの一部を覆うホルダー挿入部を備えたことを特徴としている。
さらに、インナーケーブル13、14は、複数の金属線を撚り合わせ、その上に合成樹脂コートを設けたものであり、プルコントロールケーブルに用いられるものである。特に、合成樹脂コートの材料として、ナイロン、ポリアセタール(POM)、ポリエチレン(PE)が用いられる。
すなわち、ケーブルホルダ17、スプリング29、ケーブルエンド14aは、インナーケーブルの伸び取り機構を構成している。
また、インナーケーブル14がケーブル溝18の開口している方向に外れないように基板15のガイド溝の入口近辺に突起35が設けられている。これにより、インナーケーブルは、突起35とケーブル溝の底によって支持される。
このようなエンドホルダ11は、その強度の面から、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂、あるいは、金属によって形成される。
ホルダー支持部20は、窓ガラスの下端またはガラスホルダーを支持するアーム部33と、そのアーム部の先端に形成された、窓ガラスを下降させながらキャリアプレートに組み付けるときに窓ガラスの下端またはガラスホルダーをガイドするテーパー状のガイド部34とからなる。
このリテイナー12をエンドホルダのケーブルホルダ17に被せることにより、ケーブルホルダ17の先端および側面の開口を塞ぎ、インナーケーブル14、ケーブルエンド14aおよびスプリング29の飛び出しを防止する。
一方、下のケーブルエンド14aのインナーケーブル14をガイド溝18に通し、そして、ケーブルエンド14aをスプリング29と共にケーブルホルダ17内に収容する。そして、ケーブルエンド14aおよびスプリング29を収容した状態で、リテイナー12をケーブルホルダ17の外周に先端側から装着し、軸方向にスライドさせ、支持部42とエンドホルダ11を係合させると共に、ケーブルホルダの嵌合部30とリテイナーのクリップ部43とを嵌合させる。
ケーブルホルダ57は、図2のエンドホルダ11のケーブルホルダ17と実質的に同じ断面U字状であり、その外周面に形成された嵌合部70と、底壁31と、側壁32とを備えている。
ホルダー支持部60は、図2のエンドホルダ11のホルダー支持部20と実質的に同じものであり、アーム部73と、ガイド部74とからなる。
また、ガイド溝58、ホルダー固定部59も、それぞれ図2のエンドホルダ11のガイド溝18、ホルダー固定部19と実質的に同じものである。
リテイナー52の他の構成は、図5のリテイナー12と実質的に同じものであり、本体81と、支持部82と、クリップ部83と、型抜き84とからなる。
ホルダー支持部のガイド部34、74によってガイドさせながら、窓ガラスを下降させる。そして、さらに、窓ガラスWを下降させることにより、ガラスホルダー22、62をホルダー支持部のアーム部33、73上に載置する。これによりガラスホルダー22、62の下端は、それぞれキャリアプレート10、50のホルダー挿入部21、75に挿入される。これにキャリアプレート10、50のホルダー固定部19、59とガラスホルダーの固定部23、63の貫通孔が並ぶ。この貫通孔にボルト、ナット等を取り付け、キャリアプレート10、50とガラスホルダー22、62の固定を行う。このようにガラスホルダ挿入部を有しているため、固定する前において、ガラスホルダー22、62の下端の一部をホルダー挿入部21、75内に挿入することができ、固定するまでの間にガラスホルダー22、62とキャリアプレート10、50の位置がずれにくく、キャリアプレート10、50がひっくり返ったりすることがない。
リブ104は、基板の裏面に突出して形成されたものである。
また、凹部103と、その一部を覆う覆い部105とからなる、開口部105cを有する空間がホルダー挿入部である。
このキャリアプレート100も、ガラスホルダーを下降させつつ、ガラスホルダーの下端を開口部105cからホルダー挿入部に挿入することにより、ガラスホルダーの固定部23と、貫通孔103aとが並び、その連結作業になる。
11 エンドホルダ
12 リテイナー
13、14 インナーケーブル
13a 上のケーブルエンド
14a 下のケーブルエンド
14b フランジ部
15 基板
16 ケーブル係止部
16a 内部空間
16b 外壁
16c ケーブル孔
17 ケーブルホルダ
18 ガイド溝
19 ホルダー固定部
20 ホルダー支持部
21 ホルダー挿入部
21a 底壁
21b 側壁
22 ガラスホルダー
23 固定部
24 本体
24a 下端
25 窓ガラス保持部
26 ケーブルエンド挿入口
27 第1ケーブル溝
28 第2ケーブル溝
29 スプリング
30 嵌合部
31 底壁
31a 連通孔
32 側壁
33 アーム部
34 ガイド部
35 突起
36 開口部
41 リテイナー本体
41a 開口部
42 支持部
43 クリップ部
44 型抜き
50 キャリアプレート
51 エンドホルダ
52 リテイナー
53、54 インナーケーブル
53a 下のケーブルエンド
54a 上のケーブルエンド
54b フランジ部
55 基板
56 ケーブル係止部
56a 内部空間
56b 外壁
56c ケーブル孔
57 ケーブルホルダ
58 ガイド溝
59 ホルダー固定部
60 ホルダー支持部
62 ガラスホルダー
63 固定部
64 本体
65 窓ガラス保持部
66 ケーブルエンド挿入口
67 第1ケーブル溝
68 第2ケーブル溝
70 嵌合部
73 アーム部
74 ガイド部
75 ホルダー挿入部
75a 横壁
75b 縦壁
81 本体
81a 開口部
82 支持部
83 クリップ部
84 型抜き
90 ウインドレギュレータ
91a、91b、91c プーリ
91d ケーブルスライダ
92 駆動装置
94 ガイドプレート
D ドア
P ドアパネル
W 窓ガラス
100 キャリアプレート
101 基板
101a 上端
102 ケーブル係止部
102a 内部空間
102b 外壁
103 凹部
103a 貫通孔
104 リブ
105 覆い部
106 ガイドレール摺動部
107 クッション係止部
108 ケーブルエンド挿入部
Claims (2)
- ケーブルガイドを介して配索されるインナーケーブルを備えたウインドレギュレータに用いられる窓ガラスをガラスホルダーを介して支持するキャリアプレートであって、
上下のケーブルエンドを係止するエンドホルダと、開口部を有する中空体のリテイナーとからなり、
前記エンドホルダは、基板と;前記基板に設けられた、一方のケーブルエンドを係止するケーブル係止部と;前記基板に設けられた、他方のケーブルエンドを係止する、基板から突出して形成されたケーブルホルダと;前記基板に設けられた、ガラスホルダーを支持するホルダー支持部と;前記基板に設けられた、ガラスホルダーを固定するホルダー固定部とを備えており、
前記リテイナーは、開口部からケーブルホルダの周囲に被せ、エンドホルダと連結できるように構成されており、前記開口部周縁の一部に、リテイナーの幅方向に拡がる横壁と、その横壁の端縁からリテイナーの軸方向に立ち上がる縦壁とを備え、前記横壁と縦壁とからリテイナーの内面に段部を形成しており、
前記エンドホルダとリテイナーとを連結することにより、前記横壁と、縦壁と、それらに覆われたエンドホルダの基板の表面とから形成される前記ガラスホルダーの一部を覆うホルダー挿入部を備えた、
キャリアプレート。 - 請求項1記載のキャリアプレートを備えたウインドレギュレータ。
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JP2007176783A JP5080154B2 (ja) | 2007-07-04 | 2007-07-04 | キャリアプレートおよびそれを用いたウインドレギュレータ |
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