JP5078721B2 - 光学式生体情報測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子及び受光素子間に介在させた生体の情報、例えば脈拍、血圧、酸素飽和度等を測定する光学式生体情報測定装置に関する。
図13は、従来の光学式生体情報測定装置を示す模式図、図14は、従来の光学式生体情報測定装置を手首Aに装着した状態を模式的に示す縦断面図である。従来の光学式生体情報測定装置は、例えば手首Aに装着される帯体10に配設された一対の発光素子11及び受光素子12を備えている。光学式生体情報測定装置は、図14に示すように発光素子11及び受光素子12の間に血管B、例えば尺骨動脈が位置するように帯体10を手首Aに巻き付けて使用する。光学式生体情報測定装置の発光素子11は血管Bに対して光を照射し、受光素子12は血管Bで反射された光を光電変換する。そして、光学式生体情報測定装置は、受光素子12から血管Bの拍動に応じた脈波信号を取得し、脈拍、血液、酸素飽和度等の生体情報を測定する。
一方、個人差によって血管の深さが異なる場合であっても生体情報を測定することができる光学式生体情報測定装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に係る光学式生体情報測定装置は、一つの受光素子と、複数の発光素子とを手首の周方向に並設してなり、各発光素子を順次発光させ、受光素子で得られる脈波信号の振幅が最大になる発光素子を選択するように構成されている。生体情報を効果的に測定することができる血管の深さは、発光素子及び受光素子の離隔距離の半分の深さであることが一般に知られている。特許文献1によれば、発光素子と受光素子との距離を調整することができるため、個人差によって血管の深さが異なる場合であっても生体情報を測定することができる。
また、ノイズの原因となる外乱光の受光を抑え、精度良く生体情報を測定することができる光学式生体情報測定装置が提案されている(例えば、特許文献2)。特許文献2に係る光学式生体情報測定装置は、一つの発光素子と、二次元的に配された複数の小型受光素子とを備えている。小型受光素子の血管の太さ方向の寸法は、約1mm〜2mmである。光学式生体情報測定装置は、外乱光の影響が大きい小型受光素子を停止させ、外乱光の影響が小さい小型受光素子のみを駆動させることによって、ノイズの原因となる外乱光の受光を抑えている。
特開平11−318840号公報 特開2006−325766号公報
しかしながら、図13及び図14に示した従来の光学式生体情報測定装置においては、発光素子11及び受光素子12を一対のみ備える構成であるため、発光素子11及び受光素子12の間に血管Bが位置するよう、正確に帯体10を装着する必要がある。このため、光学式生体情報測定装置の使用者は、血管Bの位置を探り当てて発光素子11及び受光素子12を位置決めする必要があり、光学式生体情報測定装置の装着には専門的熟練を要していた。
また、光学式生体情報測定装置を装着できたとしても、体動、その他の原因により発光素子11及び受光素子12が位置ずれした場合、血管Bに対する発光素子11及び受光素子12の位置を定期的に再調整する必要があり、生体情報の測定に過大な手間と時間を要していた。
一方、特許文献1においては、発光素子及び受光素子間の複数ある発光素子のいずれか一つを選択する構成であるため、発光素子及び受光素子の位置決めが不要にも思えるが、一つの受光素子のみで血管からの反射光を受光する構成であるため、生体情報の測定に使用する発光素子によって発光素子及び受光素子間の距離が変化し、測定可能な血管の深さも変化する。従って、同一人の血管から生体情報を測定することができる発光素子及び受光素子の対は結局のところ一対だけである。このため、体動によって発光素子及び受光素子が手首の周方向に位置ずれした場合、生体情報を測定することができなくなる。
また、特許文献2は、ノイズを軽減することを目的として血管の太さよりも小寸法の小型受光素子を二次元的に配しているため、体動によって発光素子及び小型受光素子が手首の周方向に大きくずれた場合、当該位置ずれに対応することができず生体情報を測定することができないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、光学式生体情報測定装置の装着時に
おける発光素子及び受光素子の位置決めが不要で簡単に光学式生体情報測定装置を装着す
ることができ、また、体動によって発光素子及び受光素子が位置ずれした場合であっても
、手動で発光素子及び受光素子の位置補正を行う必要が無く、継続して生体情報を測定す
ることができる光学式生体情報測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光学式生体情報測定装置は、光を照射する発光素子と、該発光素子に対して離隔配置されており、該発光素子からの光を受光する受光素子とを備え、前記発光素子及び受光素子間に介在させた生体の情報を前記受光素子から得られる信号に基づいて測定する光学式生体情報測定装置において、前記発光素子及び前記受光素子間の光路上に配されており、前記発光素子からの光を遮断する遮光面及び該光を透過させる透光部を形成する遮光部材と、前記受光素子から得られる信号の強度に基づいて、前記発光素子又は前記受光素子に対する前記透光部の位置を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る光学式生体情報測定装置は、前記受光素子は前記発光素子に比べて大寸法の受光面を有しており、前記遮光部材は、前記受光素子の前記受光面を覆う液晶シャッタであることを特徴とする。
本発明に係る光学式生体情報測定装置は、前記制御手段は、前記受光素子から得られる信号の強度に基づいて、前記透光部の大きさを制御する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る光学式生体情報測定装置は、前記制御手段は、前記受光素子から得られる信号の強度に基づいて、前記透光部の数又は形状を制御する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る光学式生体情報測定装置は、加速度を検出する加速度検出手段を備え、前記制御手段は、前記加速度検出手段が加速度を検出した場合、前記透光部の位置を制御するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る光学式生体情報測定装置は、計時手段を備え、前記制御手段は、前記計時手段が所定時間を計時する都度、前記透光部の位置を制御するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る光学式生体情報測定装置は、前記制御手段は、前記透光部の位置を変更する手段と、前記透光部が異なる位置に形成された場合に前記受光素子から得られる信号の強度夫々を比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に応じて前記透光部の位置を選択する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る光学式生体情報測定装置は、前記制御手段は、前記受光素子から得られる信号の強度及び所定強度を比較する比較手段と、前記受光素子から得られる信号の強度が所定強度未満である場合、前記透光部の位置を変更する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、発光素子及び受光素子に配された遮光部材、例えば液晶シャッタが遮光面及び透光部を形成し、制御手段が透光部の位置を制御することによって、発光素子及び受光素子間の相対位置及び距離を実質的に変動させることができる。このため、光学式生体情報測定装置を大凡の位置に装着した場合であっても、透光部の位置を制御することにより、発光素子から透光部を通じて受光素子に至る光路上に被検生体部分、例えば血管を位置させることができる。また、被検生体部分に沿って透光部の位置を移動させることにより、発光素子及び受光素子間の距離を変動させることもできる。
更に、体動によって光路上から被検生体部分が位置ずれした場合であっても、透光部の位置を制御することにより、発光素子から透光部を通じて受光素子に至る光路上に被検生体部分を位置させることができる。
従って、従来の光学式生体情報測定装置に比べて、光学式生体情報測定装置の装着が容易である。また、体動によって光路上から被検生体部分が位置ずれした場合であっても、発光素子及び受光素子の位置調整は不要である。
なお、本発明に係る光学式生体情報測定装置には、被検生体部分から反射された光を受光する反射型のみならず、被検生体部分を透過した光を受光する透過型も含まれる。また、遮光部材は、液晶シャッタに限定されず、透光部を形成することができる構成であれば、機械式のシャッタのような構成であっても良い。
本発明にあっては、遮光部材が発光素子より大寸法の受光面を覆っているため、受光素子の受光面領域に被検生体部位が位置するように光学式生体情報測定装置が装着された場合、制御手段は透光部の位置を制御することにより、実質的に受光素子の位置を自由に変動させることができ、発光素子から透光部を通じて受光素子に至る光路上に被検生体部分を位置させることができる。また、発光素子及び受光素子間の距離も調整することができる。
本発明にあっては、制御手段は、受光素子から得られる信号の強度に基づいて透光部の大きさを制御するため、生体情報の測定に使用する光量を調整することができる。
本発明にあっては、制御手段は、受光素子から得られる信号の強度に基づいて透光部の数又は形状を制御するため、被検生体部分の個人差に応じた最適形状の透光部を選択することができ、生体情報をより精度良く測定することができる。
本発明にあっては、加速度検出手段が加速度を検出した場合、つまり体動を検出した場合、制御手段は測定に適した透光部の位置を再制御、つまり透光部の位置を再調整する。
本発明にあっては、体動が無いような場合であっても、計時手段が所定時間を計時する都度、制御手段は測定に適した透光部の位置を再度制御、つまり透光部の位置を再調整する。
本発明にあっては、制御手段は、透光部の位置を変更し、透光部が異なる位置に形成された場合に受光素子から得られる信号の強度夫々を比較し、その比較結果に応じて前記透光部の位置を選択する。例えば、受光素子から得られる信号の強度が最大になるように透光部の位置を選択する。従って、制御手段は測定に適した透光部位置を選択することができる。
本発明にあっては、制御手段は、受光素子から得られる信号の強度及び所定強度を比較し、受光素子から得られる信号の強度が所定強度未満である場合、透光部の位置を変更する。つまり、制御手段は、受光素子から得られる信号の強度が所定強度以上になるように透光部の位置を制御する。受光素子から得られる信号の強度が所定強度以上である場合、透光部を通じた光路上に被検生体部位が位置していると予想されるため、制御手段は測定に適した透光部位置を選択することができる。
また、受光素子から得られる信号の強度が最大になる透光部の位置を選択する場合に比して、より少ない処理手順で測定に適した透光部の位置を特定することができる。
本発明によれば、発光素子及び受光素子間の光路上に配された液晶シャッタのような遮光部材と、該遮光部材上に形成可能な透光部の位置を、受光素子から得られる信号の強度に基づいて制御する制御手段とを備えることにより、光学式生体情報測定装置の装着時における発光素子及び受光素子の位置決めが不要となり、簡単に光学式生体情報測定装置を装着することができる。
また、体動によって発光素子及び受光素子が位置ずれした場合であっても、手動で発光素子及び受光素子の位置補正を行う必要が無く、継続して生体情報を測定することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る生体情報測定用発受光器1を示す模式図、図2は、生体情報測定用発受光器1を用いてなる光学式生体情報測定装置の構成を示すブロック図、図3及び図4は、光学式生体情報測定装置を手首Aに装着した状態を概念的に示す説明図である。特に、図4(a)は、図3のIV−IV線断面図であり、図4(b)は、手首Aの外側から見た生体情報測定用発受光器1を後述の帯体10を省略して図示している。本発明の実施の形態に係る光学式生体情報測定装置は、例えば腕時計型の脈拍計、血圧計、酸素飽和度計であり、生体情報測定用発受光器1及び制御装置2を備える。
生体情報測定用発受光器1は、手首Aに巻き付けられるべき帯体10と、帯体10の装着面側、血管の走行方向に対して略直角方向、即ち帯体10が巻回される周方向に適宜長離隔して並設された発光素子11及び受光素子12を備えている。帯体10は、例えば合成樹脂又は布製であり、図示しない留め具を備えている。発光素子11は例えば発光ダイオードであり、受光素子12は、発光素子11の発光面に比べて大寸法の受光面を有するフォトダイオードである。なお、血管は、尺骨Cに沿って走行する血管Bであり、図中Dは橈骨Dを示している。また、図1及び図3においては、発光素子11及び受光素子12は帯体10の紙面裏側に配設されているが、作図及び説明の便宜上、実線で図示している。
受光素子12の受光面側には、該受光面を覆うように液晶シャッタ13(遮光部材)が配設されている。液晶シャッタ13は、図1(c)に示すように、発光素子11からの光を遮断する遮光面13aと、発光素子11からの光を透過させる透光部13bとを形成することができる素子であり、制御装置2の制御に従って透光部13bを形成する。図1中、ハッチングを付した部分は遮光面13aの部分を示しており、白抜き部分は透光部13bを示している。
制御装置2は、生体情報測定用発受光器1を用いて生体情報を測定する処理及び測定結果の出力処理を行うCPU20を備えている。CPU20には、バス29を介してROM21、RAM22、計時部23、表示部24、発受光素子駆動部25、操作部26、液晶シャッタ駆動部27、加速度センサ28が接続されている。
ROM21は、生体情報の測定に適した透光部13bの位置、大きさ、形状の制御、並びに生体情報の測定に必要なコンピュータプログラムを記憶した不揮発性のメモリであり、RAM22は、CPU20による演算に伴って発生する一時的な情報を記憶する揮発性メモリである。CPU20は、ROM21から前記コンピュータプログラムを読み出して実行することにより、透光部13bに係る制御処理、生体情報の測定等の処理を実行する。計時部23は、体動、その他の生体の状態変化による透光部13bの位置補正を行うタイミングを図るべく時間を計時し、所定周期を計時する都度、所定周期が到来したことを示す信号をCPU20に与える。表示部24は、生体情報の測定結果を表示する液晶パネルである。操作部26は、生体情報の測定開始、測定停止等の各種指示を制御装置2に与えるための操作ボタン、タッチパネル等である。発受光素子駆動部25は、CPU20の制御に応じて発光素子11を発光させ、受光素子12が受光して得た信号をAD変換し、AD変換して得たデータをCPU20に与える。液晶シャッタ駆動部27は、CPU20の制御に応じた制御信号を液晶シャッタ13に与えることによって、液晶シャッタ13の特定位置に特定の大きさ、特定形状の透光部13bを形成させる。
次に、光学式生体情報測定装置の使用方法を説明する。まず、光学式生体情報測定装置の使用者は、受光素子12の下方に血管が位置するように大凡の位置合わせを行い、光学式生体情報測定装置の帯体10を手首Aに巻き付ける。次いで、使用者は、操作部26を操作することで、生体情報の測定を開始させる。操作部26にて測定開始を受け付けた場合、CPU20は、透光部13bの位置を制御することで、透光部13bを通じて発光素子11から受光素子12に至る光路上に血管が位置するように光路を調整して、生体情報を測定し、測定結果を表示部24にて表示する。使用者は、表示部24から生体情報の測定結果を知ることができる。
図5は、生体情報の測定手順を示すフローチャートである。CPU20は、発光量の初期値をROM21からRAM22に読み出すことで、発光量の初期設定を行う(ステップS11)。また、CPU20は、透光部13bの初期位置、透光部13bの初期の大きさをROM21からRAM22に読み出すことで、透光部13bの位置及び面積の初期設定を行う(ステップS12)。そして、CPU20は、ROM21から初期脈波レベルを読み出し、RAM22に一時記憶させる(ステップS13)。
次いで、CPU20は、透光部13bの位置選択に係るサブルーチンを読み出し、透光部13bの位置を選択する(ステップS14)。そして、CPU20は、透光部13bの面積選択に係るサブルーチンを読み出し、透光部13bの面積を選択する(ステップS15)。次いで、CPU20は、透光部13bの形状選択に係るサブルーチンを読み出し、透光部13bの形状を選択する(ステップS16)。
ステップS14乃至16の処理を終えた場合、CPU20は、受光素子12から得られる信号のAC成分として脈波レベルを取得し、該脈波レベルに基づいて生体情報を測定する(ステップS17)。次いで、CPU20は、加速度センサ28から出力される信号を監視することで、加速度を検出したか否かを判定する(ステップS18)。加速度を検出したと判定した場合(ステップS18:YES)、CPU20は、処理をステップS13に戻す。
加速度を検出していないと判定した場合(ステップS18:NO)、CPU20は、計時部23から出力される信号を監視することで、所定周期を計時したか否かを判定する(ステップS19)。所定周期を計時したと判定した場合(ステップS19:YES)、CPU20は、処理をステップS13に戻す。所定周期を計時していないと判定した場合(ステップS19:NO)、CPU20は、操作部26からの信号を監視することで、測定終了を受け付けたか否かを判定する(ステップS20)。測定終了を受け付けていないと判定した場合(ステップS20:NO)、CPU20は、処理をステップS17に戻す。測定終了を受け付けたと判定した場合(ステップS20:YES)、CPU20は、生体情報の測定処理を終える。
図6及び図7は、透光部13bの位置選択に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図8は透光部13bの位置選択方法を説明するための説明図である。サブルーチンが呼び出された場合、CPU20は、透光部13bを初期位置から帯体10の周方向一端側、例えば図8中左側へ移動させる(ステップS31)。
図8(a)左図は、初期位置に透光部13bが形成された生体情報測定用発受光器1の模式図、図8(a)右図は、初期位置に透光部13bが形成されている場合に、受光素子12から得られる脈波レベルを示している。
図8(b)左図は、透光部13bを初期位置から帯体10の周方向に移動させた状態を示す模式図である。白矢印は、透光部13bの移動方向を示している。図8(b)右図の(ア)は、透光部13bが周方向一端側に位置しているときの脈波レベル、(イ)は、透光部13bが周方向略中央部に位置しているときの脈波レベル、(ウ)は、透光部13bが周方向他端側に位置しているときの脈波レベルである。
ステップS31の処理を終えた場合、CPU20は、発光素子11を発光させて受光素子12から脈波レベルを取得し、取得した脈波レベルが、RAM22に一時記憶させている脈波レベル中、最大の脈波レベルであるか否かを判定する(ステップS32)。ここでは、初期脈波レベル以上であるか否かを判定する。最大の脈波レベルであると判定した場合(ステップS32:YES)、CPU20は透光部13bの周方向位置及び脈波レベルを記憶する(ステップS33)。
ステップS33の処理を終えた場合、又は最大の脈波レベルでないと判定した場合(ステップS32:NO)、CPU20は、透光部13bが周方向の一端に位置しているか否かを判定する(ステップS34)。透光部13bが周方向の一端に位置していないと判定した場合(ステップS34:NO)、CPU20は、処理をステップS31に戻す。
透光部13bが周方向の一端に位置していると判定した場合(ステップS34:YES)、CPU20は、透光部13bを初期位置から周方向他端側、例えば図8中右側へ移動させる(ステップS35)。そして、CPU20は、受光素子12から脈波レベルを取得し、取得した脈波レベルが最大の脈波レベルであるか否かを判定する(ステップS36)。脈波レベルが最大であると判定した場合(ステップS36:YES)、CPU20は透光部13bの周方向位置及び脈波レベルを記憶する(ステップS37)。
ステップS37の処理を終えた場合、又は最大の脈波レベルでないと判定した場合(ステップS36:NO)、CPU20は、透光部13bが周方向の他端に位置しているか否かを判定する(ステップS38)。透光部13bが周方向の他端に位置していないと判定した場合(ステップS38:NO)、CPU20は、処理をステップS35に戻す。
透光部13bが周方向の他端に位置していると判定した場合(ステップS38:YES)、CPU20は、図8(c)に示すように、透光部13bを初期位置から帯体10の巻回軸方向一端側、例えば図8中上側へ移動させる(ステップS39)。
図8(c)左図は、透光部13bを初期位置から帯体10の巻回軸方向に移動させた状態を示す模式図である。図8(c)右図の(エ)は、透光部13bが巻回軸方向一端側に位置しているときの脈波レベル、(オ)は、透光部13bが巻回軸方向略中央部に位置しているときの脈波レベル、(カ)は、透光部13bが巻回軸方向他端側に位置しているときの脈波レベルである。
ステップS39の処理を終えた場合、CPU20は、受光素子12から脈波レベルを取得し、取得した脈波レベルが最大の脈波レベルであるか否かを判定する(ステップS40)。脈波レベルが最大であると判定した場合(ステップS40:YES)、CPU20は透光部13bの巻回軸方向位置及び脈波レベルを記憶する(ステップS41)。
ステップS41の処理を終えた場合、又は最大の脈波レベルでないと判定した場合(ステップS40:NO)、CPU20は、透光部13bが巻回軸方向の一端に位置しているか否かを判定する(ステップS42)。透光部13bが巻回軸方向の一端に位置していないと判定した場合(ステップS42:NO)、CPU20は、処理をステップS39に戻す。
透光部13bが巻回軸方向の一端に位置していると判定した場合(ステップS42:YES)、CPU20は、透光部13bを初期位置から巻回軸方向他端側、例えば図8中下側へ移動させる(ステップS43)。そして、CPU20は、受光素子12から脈波レベルを取得し、取得した脈波レベルが最大の脈波レベルであるか否かを判定する(ステップS44)。脈波レベルが最大であると判定した場合(ステップS44:YES)、CPU20は透光部13bの巻回軸方向位置及び脈波レベルを記憶する(ステップS45)。
ステップS45の処理を終えた場合、又は最大の脈波レベルでないと判定した場合(ステップS44:NO)、CPU20は、透光部13bが巻回軸方向の他端に位置しているか否かを判定する(ステップS46)。透光部13bが巻回軸方向の他端に位置していないと判定した場合(ステップS46:NO)、CPU20は、処理をステップS43に戻す。透光部13bが巻回軸方向の他端に位置していると判定した場合(ステップS46:YES)、CPU20は、脈波レベルが最大になる透光部13bの位置を記憶して(ステップS47)、透光部13bの位置制御に係るサブルーチンの処理を終える。
図8に示した例では、透光部13bが周方向及び巻回軸方向略中央に位置している場合、脈波レベルが最大になるため、CPU20は該位置を記憶する。
図9は、透光部13bの面積選択に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図10は、透光部13bの面積選択方法を説明するための説明図である。サブルーチンが呼び出された場合、CPU20は、透光部13bの面積を拡大させる(ステップS51)。
図10(a)左図は、初期開口面積を有する透光部13bが形成された生体情報測定用発受光器1の模式図、図10(a)右図は、透光部13bが初期開口面積を有する場合に、受光素子12から得られる脈波レベルを示している。
図10(b)左図は、透光部13bを初期開口面積より拡大させた状態を示す模式図である。図10(b)右図は、透光部13bが拡大したときの脈波レベルである。
ステップS51の処理を終えた場合、CPU20は、発光素子11を発光させて受光素子12から脈波レベルを取得し、取得した脈波レベルが、RAM22に一時記憶させている脈波レベル中、最大の脈波レベルであるか否かを判定する(ステップS52)。脈波レベルが最大であると判定した場合(ステップS52:YES)、CPU20は透光部13bの面積及び脈波レベルを記憶する(ステップS53)。
ステップS53の処理を終えた場合、又は最大の脈波レベルでないと判定した場合(ステップS52:NO)、CPU20は、透光部13bの面積が最大であるか否かを判定する(ステップS54)。透光部13bの面積が最大でないと判定した場合(ステップS54:NO)、CPU20は、処理をステップS51に戻す。
透光部13bの面積が最大であると判定した場合(ステップS54:YES)、CPU20は、図10(c)に示すように透光部13bの面積を縮小する(ステップS55)。そして、CPU20は、受光素子12から脈波レベルを取得し、取得した脈波レベルが最大の脈波レベルであるか否かを判定する(ステップS56)。脈波レベルが最大であると判定した場合(ステップS56:YES)、CPU20は透光部13bの面積及び脈波レベルを記憶する(ステップS57)。
ステップS57の処理を終えた場合、又は最大の脈波レベルでないと判定した場合(ステップS56:NO)、CPU20は、透光部13bの面積が最小であるか否かを判定する(ステップS58)。透光部13bの面積が最小でないと判定した場合(ステップS58:NO)、CPU20は、処理をステップS55に戻す。
透光部13bの面積が最小であると判定した場合(ステップS58:YES)、CPU20は、脈波レベルが最大になる透光部13bの面積及び脈波レベルを記憶し(ステップS59)、処理を終える。
図11は、透光部13bの形状選択に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図12は、透光部13bの形状選択方法を説明するための説明図である。サブルーチンが呼び出された場合、CPU20は、未選択の透光部13b形状を選択する(ステップS71)。
図12(a)は、三角形の矢印形状の透光部13bが形成された生体情報測定用発受光器1の模式図、図12(b)は、星形状の透光部13b、図12(c)は円形状の透光部13bが形成された生体情報測定用発受光器1の模式図である。なお、原因は定かではないが、測定に適した透光部13bの形状は個人によって異なるため、CPU20は透光部13bの最適な形状を選択するように構成した場合、より精度良く生体情報を測定することが可能になる。
ステップS71の処理を終えた場合、CPU20は、発光素子11を発光させて受光素子12から脈波レベルを取得し、取得した脈波レベルが最大の脈波レベルであるか否かを判定する(ステップS72)。脈波レベルが最大であると判定した場合(ステップS72:YES)、CPU20はステップS71で選択された透光部13bの形状及び脈波レベルを記憶する(ステップS73)。
ステップS73の処理を終えた場合、又は最大の脈波レベルでないと判定した場合(ステップS72:NO)、CPU20は、未選択の形状があるか否かを判定する(ステップS74)。未選択の形状があると判定した場合(ステップS74:YES)、CPU20は、処理をステップS71に戻す。未選択の形状が無いと判定した場合(ステップS74:NO)、CPU20は、脈波レベルが最大になる透光部13bの形状及び脈波レベルを記憶し(ステップS75)、透光部13bの形状選択に係るサブルーチンの処理を終える。
このように構成された実施の形態に係る光学式生体情報測定装置及び生体情報測定用発受光器1にあっては、制御装置2が透光部13bの位置を制御することによって、発光素子11及び受光素子12間の相対位置及び相対距離を実質的に変動させることができる。従って、光学式生体情報測定装置の装着時における発光素子11及び受光素子12の位置決め、装着のやり直しなどが不要であり、簡単に光学式生体情報測定装置を装着することができる。
また、血管に沿って透光部13bの位置を移動させた場合、発光素子11及び受光素子12間の距離が変動する。一般に発光素子11及び受光素子12の離隔距離に応じて、生体の情報を測定することができる血管の深さが異なるため、本発明によれば、体動、その他の原因によって発光素子11又は受光素子12に対する血管の深さが変化した場合であっても、血管の深さと位置に応じた透光部13bの位置を自動的に選択することができ、継続的に生体情報を測定することができる。
更に、透光部13bの面積を調整することで生体情報を測定するための光量を調整することができ、適切な光量にて生体情報を精度良く測定することができる。
更にまた、制御装置2は、受光素子12から得られる信号の強度に基づいて透光部13bの形状を制御するため、被検生体部分の個人差に応じた最適形状の透光部13bを選択することができ、生体情報をより精度良く測定することができる。
更にまた、生体情報測定時の体動、例えば腕の曲げ伸ばしによる発光素子11及び受光素子12の位置ずれが考えられるが、体動を加速度センサ28にて検出した場合、脈波レベルが最大になるように透光部13bの位置、面積及び形状を再選択し、生体情報を測定するように構成されているため、体動が発生し、発光素子11及び受光素子12が位置ずれした場合であっても、手動で発光素子11及び受光素子12の位置補正を行う必要はなく、継続して生体情報を測定することができる。
更に、生体に関する種々の要因によって、体動が発生していない場合であっても最適な発受光部の位置が変動することがあるが、本発明によれば、体動の有無に拘わらず、計時部23が所定周期を計時する都度、脈波レベルが最大になるように透光部13bの位置及び面積を再調整し、形状を再選択し、生体情報を測定するように構成されているため、より安定的に生体情報を測定することができる。
更にまた、液晶シャッタ13にて透光部13bの位置を自由に制御する構成であるため、一対の発光素子11及び受光素子12のみで発光素子11及び受光素子12間の相対位置を自由に制御することができる。従って、多数の発光素子11及び受光素子12を備え、測定用の発光素子11及び受光素子12を選択する光学式生体情報測定装置に比べて、発光素子11及び受光素子12の相対位置の調整自由度が高く、しかも低コストで構成することができる。
なお、実施の形態にあっては、脈波レベルが最大になる透光部の位置、大きさ及び形状を選択するように構成してあるが、脈波レベルが所定値以上になる透光部の位置、大きさ及び形状を選択するように構成しても良い。具体的には、ステップS14のサブルーチンで脈波レベルが所定レベル以上になる透光部の位置を選択するように構成し、脈波レベルが所定レベル以上になる透光部の位置を選択できた場合、ステップS15,16の処理を実行せずに生体情報の測定を開始し、脈波レベルが所定レベル以上になる透光部の位置を選択できなかった場合、ステップS15の処理を実行するように構成する。同様に、ステップS15のサブルーチンで脈波レベルが所定レベル以上になる透光部の面積を選択するように構成し、脈波レベルが所定レベル以上になる透光部の面積を選択できた場合、ステップS16の処理を実行せずに生体情報の測定を開始し、脈波レベルが所定レベル以上になる透光部の面積を選択できなかった場合、ステップS16の処理を実行するように構成する。また、ステップS16のサブルーチンでは脈波レベルが所定レベル以上になる透光部の形状を選択するように構成する。
この場合、脈波レベルが所定レベル以上になった段階で生体情報の測定を開始することができるため、より速やかに安定した生体情報の測定を開始し、また体動による第1乃至第4発受光部の位置ずれに対応することができる。
また、本実施の形態にあっては、一つの透光部の位置、面積、形状を制御する例を説明したが、更に複数の透光部を形成し、受光素子から得られる脈波レベルに基づいて透光部の数を選択するように構成しても良い。原因は定かではないが、透光部の面積は同じであっても、測定に適した透光部の数は個人によって異なるため、CPUは透光部の最適な数を選択するように構成した場合、より精度良く生体情報を測定することが可能になる。個人差によって、測定に適した透光部の形状が異なるのと同じ理由である。
更に、検索時間を短縮するため、生体情報の測定開始前に脈波レベルが最大になる透光部の位置、面積及び形状を選択しておき、生体情報の測定開始する際、調整済みの透光部にて生体情報の測定するように構成しても良い。
更にまた、生体情報の測定開始前にある一定レベル以上の脈波レベルを得ることができる透光部の位置、面積及び形状を選択しておき、生体情報の測定を開始する際、選択済みの透光部を用いて生体情報を測定するように構成しても良い。
更にまた、加速度を検出した場合、又は計時部が所定周期を計時する都度、透光部の位置、面積及び形状を再選択するように構成してあるが、他のタイミングで透光部の位置、面積及び形状の再選択を行うように構成しても良い。例えば、透光部の位置、面積及び形状選択の時間を短縮するために、脈波レベルを監視しておき、脈波レベルが一定レベル以下に低下した場合のみ、透光部の位置、面積及び形状を再選択するように構成しても良い。
更にまた、生体情報測定用発受光器及び制御装置を一体的に構成した光学式生体情報測定装置を説明したが、生体情報測定用発受光器及び制御装置を別体で構成し、生体情報の測定に必要な情報の送受信を有線又は無線通信にて行うように構成しても良い。具体的には、生体情報測定用発受光器に、受光素子から得た信号を送信する送信部を備え、制御装置に、送信部から送信された信号を受信する受信部を備えると良い。
更にまた、腕時計型の光学式生体情報測定装置を説明したが、発光素子及び受光素子にて生体情報を測定する構成であれば、生体情報測定用発受光器の形態はこれに限定されない。例えば、指輪型、腕若しくは足に装着するバンド型の生体情報測定用発受光器であっても良いし、足の指、首に装着するように構成しても良い。
更にまた、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明の実施の形態に係る生体情報測定用発受光器を示す模式図である。 生体情報測定用発受光器を用いてなる光学式生体情報測定装置の構成を示すブロック図である。 光学式生体情報測定装置を手首に装着した状態を概念的に示す説明図である。 光学式生体情報測定装置を手首に装着した状態を概念的に示す説明図である。 生体情報の測定手順を示すフローチャートである。 透光部の位置選択に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 透光部の位置選択に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 透光部の位置選択方法を説明するための説明図である。 透光部の面積選択に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 透光部の面積選択方法を説明するための説明図である。 透光部の形状選択に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 透光部の形状選択方法を説明するための説明図である。 従来の光学式生体情報測定装置を示す模式図である。 従来の光学式生体情報測定装置を手首に装着した状態を模式的に示す縦断面図である。
符号の説明
1 生体情報測定用発受光器
2 制御装置
11 発光素子
12 受光素子
13 遮光部材(液晶シャッタ)
13a 遮光面
13b 透光部
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 計時部
24 表示部
25 発受光素子駆動部
26 操作部
27 液晶シャッタ駆動部
28 加速度センサ
29 バス
A 手首
B 血管

Claims (8)

  1. 光を照射する発光素子と、該発光素子に対して離隔配置されており、該発光素子からの光を受光する受光素子とを備え、前記発光素子及び受光素子間に介在させた生体の情報を前記受光素子から得られる信号に基づいて測定する光学式生体情報測定装置において、
    前記発光素子及び前記受光素子間の光路上に配されており、前記発光素子からの光を遮断する遮光面及び該光を透過させる透光部を形成する遮光部材と、
    前記受光素子から得られる信号の強度に基づいて、前記発光素子又は前記受光素子に対する前記透光部の位置を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする光学式生体情報測定装置。
  2. 前記受光素子は前記発光素子に比べて大寸法の受光面を有しており、
    前記遮光部材は、
    前記受光素子の前記受光面を覆う液晶シャッタである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学式生体情報測定装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記受光素子から得られる信号の強度に基づいて、前記透光部の大きさを制御する手段を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学式生体情報測定装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記受光素子から得られる信号の強度に基づいて、前記透光部の数又は形状を制御する手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の光学式生体情報測定装置。
  5. 加速度を検出する加速度検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記加速度検出手段が加速度を検出した場合、前記透光部の位置を制御するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の光学式生体情報測定装置。
  6. 計時手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記計時手段が所定時間を計時する都度、前記透光部の位置を制御するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の光学式生体情報測定装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記透光部の位置を変更する手段と、
    前記透光部が異なる位置に形成された場合に前記受光素子から得られる信号の強度夫々を比較する比較手段と、
    該比較手段の比較結果に応じて前記透光部の位置を選択する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の光学式生体情報測定装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記受光素子から得られる信号の強度及び所定強度を比較する比較手段と、
    前記受光素子から得られる信号の強度が所定強度未満である場合、前記透光部の位置を変更する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の光学式生体情報測定装置。
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