JP2002312771A - 指紋画像入力装置 - Google Patents

指紋画像入力装置

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JP2002312771A
JP2002312771A JP2001116412A JP2001116412A JP2002312771A JP 2002312771 A JP2002312771 A JP 2002312771A JP 2001116412 A JP2001116412 A JP 2001116412A JP 2001116412 A JP2001116412 A JP 2001116412A JP 2002312771 A JP2002312771 A JP 2002312771A
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Hajime Iwai
一 岩井
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化と低コストが可能な指紋画像入力装置
を実現する。 【解決手段】 導光板2が端面から入射された光を案内
する。透過型液晶板1は、1画素単位で開口される。指
31の指紋を構成する突出部31Aと凹部31Bからの
光は、透過型液晶板1の開口を介して集光され、受光素
子で光電変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋画像入力装置
に関し、特に、低コストで薄型化が可能な指紋画像入力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、指紋画像を入力する装置とし
て、各種の装置が提案されている。
【0003】特開2000−30034号公報には、1
枚の導光板(第1の導光板)の上に1枚の液晶板(第2
の液晶板)を配置し、その第2の液晶板の上に、さらに
別の1枚の導光板(第2の導光板)と1枚の液晶板(第
2の液晶板)を配置する構成が開示されている。この構
成においては、最下層の第1の導光板の一方の端部から
入射された光が、第1の導光板の内部を進行し、案内さ
れる。この第1の導光板を進行する光は、その上の第1
の液晶板の所定の部分を透過し、もう1つの第2の導光
板内に入射される。この第2の導光板に入射された光
は、第2の液晶板を介して、第2の液晶板上に載置され
た指に照射される。
【0004】指で反射された光は、第2の導光板内に戻
り、そこを進行し、端部から出射される。出射された光
は、受光器により受光され、受光器の出力から指の指紋
の画像が読み取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記公報
に記載されている発明においては、2つの導光板と、2
つの液晶板が用いられているため、薄型化が困難であ
り、コストが高くなる課題があった。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、低コストで、薄型化が可能な指紋入力装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の指紋画像入力装
置は、指を載置する載置部と、載置部に載置された指に
照射する光を発生する第1の光源と、開口部の位置を順
次移動させることで、載置部に載置された指からの光
を、1画素ずつ、順次通過させる液晶板と、液晶板から
の光を集光する集光部と、集光部により集光された、1
画素単位の光を受光する受光素子とを備えることを特徴
とする。
【0008】前記液晶板は、指で反射された光、または
指で拡散された光を通過させることができる。
【0009】指により光を反射させる場合、例えば、図
1または図6に示されるような構成を採用し、指により
光を拡散させる場合、例えば、図8に示されるような構
成を採用することができる。
【0010】第1の光源より発生された光が指に照射さ
れる。液晶板は、画素単位で指からの光を通過させ、こ
の光が集光部を介して受光素子に入射される。
【0011】従って、薄型化と低コスト化が可能な指紋
画像入力装置を実現することができる。
【0012】例えば、ここにおける載置部は、図1の載
置部10により構成され、第1の光源は、図1のLED4
により構成され、液晶板は、透過型液晶板1により構成
され、集光部は、集光部5または光ファイバにより構成
され、受光素子は、受光素子6Rにより構成される。
【0013】前記載置部には、表面に指が載置されると
ともに、前記第1の光源により発生され、内部に入射さ
れた光を案内する導光板を設けることができる。
【0014】このように導光板を設けることにより、指
を確実に、充分明るく照明することができる。また、導
光板は、液晶板と同様に、それぞれ1つずつ設けだける
でよく、薄型で、低コストの装置を実現することができ
る。
【0015】また、指紋の画像をレンズを介して撮像素
子上に結像し、読み取る場合、画像に歪みが発生し、指
紋を正確に読み取ることが困難になるが、この発明の場
合、画像に歪みが発生することはないので、正確な読み
取りが可能となる。従って、指紋認識率を向上させるこ
とができる。
【0016】この導光板は、例えば、図1の導光板2に
より構成される。
【0017】前記導光板には、前記指が載置される面
に、ほぼ透明なゲル状の薄膜層を形成することができ
る。
【0018】薄膜層を形成することにより、指紋の突出
部と凹部の画像を、より鮮明に把握することができる。
【0019】この薄膜層は、例えば、図1のゲル膜3に
より構成される。
【0020】前記受光素子の出力を、液晶板の画素に対
応して、画素単位で記憶する記憶手段をさらに備えるよ
うにすることができる。
【0021】記憶手段は、受光素子の出力を画素単位で
記憶する。従って、記憶手段には、指の指紋画像に対応
する画像が記憶されることになる。この記憶手段は、例
えば、図1のSRAM13により構成される。
【0022】前記液晶板は、2次元的に配置された複数
の画素のうちの任意の1つを、前記指からの光を通過さ
せる前記開口部として順次選択するようにすることがで
きる。この液晶板は、例えば、図1の透過型液晶板1で
構成される。
【0023】また、前記液晶板は、1次元的に配置され
た複数の画素のうちの任意の1つを、前記指からの光を
通過させる前記開口部として順次選択するようにするこ
とができる。この液晶板は、例えば、図6と図7の透過
型液晶板1で構成される。
【0024】この場合、液晶板は、いわゆるラインセン
シング方式で指紋を読み取るため、エリアセンシング方
式で読み取る場合より、指紋読み取り部の面積を小さく
することができ、電子機器への取り付けも容易となる。
また、指紋画像入力装置のコストの大きな割合を占める
液晶板を小さくすることができるので、低コスト化が可
能となる。
【0025】前記液晶板に、前記受光素子から前記載置
部の方向に向かって照射する光を発生する第2の光源を
さらに設け、前記液晶板は、前記第2の光源からの光
を、前記載置部の方向に通過させることで、画像を表示
するようにすることができる。
【0026】この場合、液晶板に画像を表示させること
ができる。従って、例えば、指紋画像入力部を、電子機
器の画像表示部に形成することができる。これにより、
画像表示機能と指紋画像入力機能が兼用されるため、部
品の集約化、装置の小型化を実現することができる。
【0027】この第2の光源は、例えば、図1の発光素
子6Tにより構成される。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した指紋画
像入力装置の構成例を表している。この例の場合、読み
取るべき指紋を有する指を載置する載置部10が、導光
板2により構成されている。導光板に2の表面には、例
えば、シリコーンの薄膜などにより構成されるゲル膜3
が構成されている。このゲル膜3は、指で押されたと
き、指紋の凹部にその一部が入り込む軟らかさを有する
とともに、光を充分に伝搬する機能を有している(すな
わち、透明であることが要求される)。
【0029】導光板2の下面には、画素を2次元的に
(平面的に)配置して構成されている透過型液晶板1が
配置されている。透過型液晶板1の端面には、光源とし
てのLED4が配置されている。LED4により出射された光
は、導光板2に入射され、内部を伝搬する。
【0030】透過型液晶板1の導光板2が形成されてい
る面と対向する面には、円錐状あるいはパラボラ形状の
集光部5が形成されている。なお、この集光部5は、光
ファイバにより構成することもできる。これにより、よ
り薄型化が可能となる。集光部5の中央には、受光素子
6Rが配置されている。この受光素子6Rは、1画素分
の光を光電変換する機能を有している。
【0031】透過型液晶板1に画像を表示させる場合に
は、受光素子6Rにほぼ対応する位置に、発光素子6T
が配置される。これにより、発光素子6Tより発生され
た光が、集光部5を介して透過型液晶板1に入射され
る。従って、透過型液晶板1の所定の画素の透過度を、
画像に対応して制御することで、透過型液晶板1により
画像を表示させることができる。
【0032】制御回路7は、受光素子6Rの出力を増幅
する信号増幅器11を有している。信号増幅器11の出
力は、A/D変換部12によりA/D変換された後、SRAM(Sta
ticDynamic Random Access Memory)13に入力され、記
憶される。制御回路7はまた、液晶コントロール回路1
4を有し、透過型液晶板1を駆動する。タイミング制御
回路15は、A/D変換部12、SRAM13、および液晶コ
ントロール回路14に、それぞれを制御するタイミング
信号を供給する。
【0033】SRAM14により読み出された画像データ
は、図示せぬマイクロコンピュータに供給され、指紋の
判定処理に用いられる。
【0034】図2は、導光板2上に指が載置された場合
の状態を拡大して示している。指31が導光板2上に載
置されると、ゲル膜3は、軟らかいため、押し退けら
れ、指31の指紋の突出部31Aが導光板2に直接接触
する。また、指紋の凹部31Bには、ゲル膜3が充填さ
れた状態になる。
【0035】導光板2の端部(従って、ゲル膜3の端
部)から入射された光は、導光板2とゲル膜3の内部を
伝搬する。図2において、図中下側から(透過型液晶板
1側から)指31を観察した場合(いま透過型液晶板1
の全画素が光を通過させるものとする)、突出部31A
に対応する部分は、ゲル膜3からの光が遮られているの
に対して、凹部31Bに対応する部分は、ゲル膜3の内
部を光が伝搬しているため、突出部31Aの部分に比
べ、凹部31Bの部分は、明るく観察される。これによ
り、指紋画像(突出部31Aと凹部31Bにより形成さ
れるパターン)を読み取ることができることになる。
【0036】本発明においては、透過型液晶板1が画素
単位で1画素毎に光を通過させるように、順次切り換え
られる(開口部が順次移動するように切り換えられ
る)。透過型液晶板1の残りの画素は、光を通過させな
いように制御される。その結果、例えば、図2の例の場
合、画素nが光を通過させるように制御された場合(画
素n+1乃至n+5は光を通過させないように制御され
る)、導光板2とゲル膜3を伝搬する光が透過型液晶板
1の画素nを通過する。同様に、画素n+2,n+3,
n+5が光を通過させる状態にされたとき、透過型液晶
板1の他方に光が出射される。これに対して、画素n+
1,n+4がそれぞれ光を透過させる状態に制御された
場合(開口部とされた場合)、そこは、指紋の突出部3
1Aが対応しているため、透過型液晶板1から図中下側
に通過する光は、画素n,n+2,n+3,n+5がに
開口部が設定された場合に比べて少なくなる。
【0037】透過型液晶板1を画素単位で通過した光
は、集光部5により集光され、受光素子6Rに入射され
る。従って、受光素子6Rの出力から指紋画像を得るこ
とが可能となる。
【0038】次に、図3のフローチャートを参照して、
図1の装置の動作について説明する。
【0039】最初に、ステップS1において、イニシャ
ル処理が実行される。すなわち、このとき、液晶コント
ロール回路14は、透過型液晶板1の開口部(光を通過
させる画素)を初期位置に設定する。例えば、図4に示
されるように、透過型液晶板1が、4×6個の画素を2
次元的に(平面的に)配置して構成される場合、左上の
(1,1)の画素が光を通過するように制御される(開
口部とされる)。そして、残りの23個の画素は、光を
通過させないように制御される。
【0040】また、ステップS1において、タイミング
制御回路15は、SRAM13のアドレスを初期値に設定す
る。すなわち、図4における画素(1,1)の画素デー
タを記憶するように、そのアドレスが設定される。
【0041】次に、ステップS2において、受光素子6
Rは、到達した光の量に応じた電気信号を電圧に変換し
て出力する。
【0042】すなわち、ユーザが導光板2の上に指31
を圧し当てると、図2を参照して説明した状態となる。
画素(1,1)が、図2における、例えば、画素nにお
ける場合のように、指紋の凹部31Bに対応していると
すると、より強い光が集光部5を介して受光素子6Rに
入射する。これに対して、画素(1,1)が、図2にお
ける画素n+1における場合のように、指紋の突出部3
1に対応しているとすると、集光部5を介して受光素子
6Rに入射する光の光量は、凹部31Bが対応している
場合に比べて少なくなる。受光素子6Rは、この入射光
量に対応する電圧を出力する。
【0043】信号増幅器11は、受光素子6Rの出力を
増幅し、A/D変換部12に入力させる。ステップS53
において、A/D変換部12は、信号増幅器11より入力
された信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換す
る。ステップS4において、SRAM13は、この画素
(1,1)に対応する信号を、対応するアドレスに記憶
する。
【0044】次に、ステップS5において、タイミング
制御回路15は、透過型液晶板1の最後まで、開口部を
移動させたか否かを判定する。いまの場合、まだ開口部
は最後の開口部まで移動されていない。そこで、この場
合、ステップS8に進み、タイミング制御回路15は、
透過型液晶板1の開口部の位置を1つだけ次のスキャン
位置に移動させる。図4の例の場合、1つだけ下側の位
置に移動される。すなわち、(1,1)の画素から
(2,1)の画素に移動される。タイミング制御回路1
5はまた、SRAM13のアドレスを、開口部の移動に対応
して変更する。
【0045】次に、ステップS2に戻り、上述した場合
と同様の処理が実行される。すなわち、これにより画素
(2,1)の画素データがSRAM13に記憶される。
【0046】以下、同様の処理が順次繰り返され、図4
に示されるように、画素(3,1),(4,1),
(1,2)・・・のように、順次開口部が移動され、対
応する画素データが1画素づつ、SRAM13に供給され、
記憶される。すなわち、この例では、エリアセンシング
処理が行われる。
【0047】ステップS5において、開口部6画素
(4,6)まで移動されたと判定された場合、それが最
後の開口部であるため、ステップS6に進み、タイミン
グ制御回路15は、SRAM13に保存された画素データを
外部に出力させる。すなわち、これにより、ユーザの指
紋を読み取った画像データがマイクロコンピュータ等に
転送されることになる。マイクロコンピュータは、この
データを、予め登録されている指紋データと比較し、両
者が一致すれば、認証OKを出力し、両者が一致いなけれ
ば、認証NGを出力する。
【0048】ステップS7において、タイミング制御回
路15は、再度画像を取得するか(指紋を読み取るか)
を判定し、読み取る場合には、ステップS1に戻り、そ
れ以降の処理が繰り返し、実行される。再度、画像を取
得する必要がないと判定された場合、処理は終了され
る。
【0049】図5は以上のようにして、指紋が読み取ら
れた結果の例を示している。図中、白く示されている部
分は、明るい部分であり、指紋の凹部31Bに対応す
る。これに対して、図中黒く表示されている部分は、指
紋の突出部31Aに対応する。
【0050】図6は、他の実施の形態を表している。こ
の実施の形態においては、図1の実施の形態における導
光板2がプリズム41により構成されている。プリズム
41の指31が接する面には、図1の実施の形態におけ
る場合と同様に、ゲル膜3が形成されている。LED4
は、プリズム4の一方の断面から光を入射し、ゲル膜3
を介して、指31を照明する。
【0051】この透過型液晶板1は、画素が1次元的に
(直線上に)配置されている。その他の構成は、図1に
おける場合と同様である。
【0052】このように、この実施の形態の場合、図7
に示されるように、透過型液晶板1が1×n(図7の例
の場合、n=15)個の画素で構成される。液晶コント
ロール回路14は、透過型液晶板1において、番号1か
ら番号15まで順次1画素づつ開口部を移動させる。す
なわち、この例では、ラインセンシング処理が行われ
る。これにより、ライン方向(図7における水平方向)
の画素は、読み取ることができるが、垂直方向の画素
(図7において、上下方向の画素)を読み取ることがで
きない。そこで、この場合には、図6に示されるよう
に、ユーザは、指31をプリズム41上で、図中矢印方
向に移動させる。その結果、図7において、指31が上
から下方向、または下から上方向に移動されることにな
る。これにより、受光素子6Rは、指紋の面の画像を図
1の実施の形態と同様に読み取ることができる。
【0053】以上においては、導光板2の表面にゲル膜
3を形成するようにしたが、ゲル膜3を形成しなくと
も、指紋の画像を読み取ることが可能である。しかしな
がら、ゲル膜3を形成した方が、よりコントラストが明
瞭な指紋画像を読み取ることが可能になる。
【0054】さらにまた、図8に示されるように、導光
板2とゲル膜3の両方を省略し、LED4からの光で指3
1を直接照明するようにすることもできる。この場合、
指31の内部を通過し、指の表面で拡散した光が利用さ
れるので、透過型液晶板1に直接接触する指紋の突出部
31Aに対応する位置の方がより強い光を出射し、凹部
31Bに対応する位置はより弱い光を出射する。従っ
て、突出部31Aが明部として観察され、凹部31Bが
暗部として観察されることになる。
【0055】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、より低コ
ストで、より薄型化が可能で、コントラストが明瞭な指
紋画像を読み取ることが可能な指紋画像入力装置を実現
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した指紋画像入力装置の構成例を
示す図である。
【図2】図2の導光板に指を押し当てた状態を拡大して
示す断面図である。
【図3】図1の装置の操作を説明するフローチャートで
ある。
【図4】図1の透過型液晶板の開口部の移動を説明する
図である。
【図5】指紋の読み取り結果の例を示す図である。
【図6】本発明を適用した指紋画像入力装置の他の構成
例を示す図である。
【図7】図6の透過型液晶板の構成を示す図である。
【図8】本発明を適用した指紋画像入力装置のさらに他
の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 透過型液晶板 2 導光板 3 ゲル膜 4 LED 5 集光部 6 受光素子 7 制御回路 13 SRAM 14 液晶コントロール回路 15 タイミング制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C038 FF01 FG01 5B047 AA25 AB02 BA02 BB01 BC04 BC12 BC15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指を載置する載置部と、 前記載置部に載置された指に照射する光を発生する第1
    の光源と、 開口部の位置を順次移動させることで、前記載置部に載
    置された指からの光を、1画素ずつ、順次通過させる液
    晶板と、 前記液晶板からの光を集光する集光部と、 前記集光部により集光された、1画素単位の光を受光す
    る受光素子とを備えることを特徴とする指紋画像入力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記液晶板は、前記指で反射された光、
    または前記指の内部を透過し、前記指の表面で拡散され
    た光を通過させることを特徴とする請求項1に記載の指
    紋画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記載置部は、表面に指が載置されると
    ともに、前記第1の光源により発生され、内部に入射さ
    れた光を案内する導光板を有することを特徴とする請求
    項1または2に記載の指紋画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記導光板は、前記指が載置される面
    に、ほぼ透明なゲル状の薄膜層を有することを特徴とす
    る請求項3に記載の指紋画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記受光素子の出力を、前記液晶板の画
    素に対応して、画素単位で記憶する記憶手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の指紋画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶板は、2次元的に配置された複
    数の画素のうちの任意の1つを、前記指からの光を通過
    させる前記開口部として順次選択することを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の指紋画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記液晶板は、1次元的に配置された複
    数の画素のうちの任意の1つを、前記指からの光を通過
    させる前記開口部として順次選択することを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の指紋画像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記液晶板に、前記受光素子から前記載
    置部の方向に向かって照射する光を発生する第2の光源
    をさらに備え、 前記液晶板は、前記第2の光源からの光を、前記載置部
    の方向に通過させることで、画像を表示することを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれかに記載の指紋画像入力
    装置。
JP2001116412A 2001-04-16 2001-04-16 指紋画像入力装置 Pending JP2002312771A (ja)

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US10/119,723 US20020150284A1 (en) 2001-04-16 2002-04-11 Fingerprint recognition device and fingerprint recognition method
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