JPH11318840A - 脈波検出装置 - Google Patents
脈波検出装置Info
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- JPH11318840A JPH11318840A JP13147498A JP13147498A JPH11318840A JP H11318840 A JPH11318840 A JP H11318840A JP 13147498 A JP13147498 A JP 13147498A JP 13147498 A JP13147498 A JP 13147498A JP H11318840 A JPH11318840 A JP H11318840A
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- Japan
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- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生体毎の動脈の位置の異なりにも対応して、
脈波を検出する。 【解決手段】 帯体1に、腕4の方向に対し直角に受光
素子3、発光素子2-1、2-2、2-3を直線上に配置し、
かつ投光素子2-1、2-2、2-3は受光素子3から距離L
1 、L2 、L3 をおいて配置し、これら発光素子2-1、
2-2、2-3を時間順次に点灯し、これら発光素子2-1、
2-2、2-3の光を受光素子3で受光して脈波振幅を得、
もっとも脈波振幅が大なる時の点灯発光素子を測定に使
用する。
脈波を検出する。 【解決手段】 帯体1に、腕4の方向に対し直角に受光
素子3、発光素子2-1、2-2、2-3を直線上に配置し、
かつ投光素子2-1、2-2、2-3は受光素子3から距離L
1 、L2 、L3 をおいて配置し、これら発光素子2-1、
2-2、2-3を時間順次に点灯し、これら発光素子2-1、
2-2、2-3の光を受光素子3で受光して脈波振幅を得、
もっとも脈波振幅が大なる時の点灯発光素子を測定に使
用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光部と受光部
とからなる脈波検出部により、動脈の脈波を検出する脈
波検出装置に関する。
とからなる脈波検出部により、動脈の脈波を検出する脈
波検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の脈波検出装置は、図1の(a)に
示すように、手首用の帯1に発光部2と受光部3を備え
たものを、腕4の手首に巻回する。図1の(b)に示す
ように、発光部2、受光部3とも帯1を装着した際に、
橈骨近傍に位置するように配置されている。発光部2か
らの光は動脈5に向けて照射され、その近傍で反射さ
れ、受光部3で受光される。動脈が脈打つことに応答し
て、周囲の容積が変化するのを受光信号の変化としてと
られ、脈波を検出するものである。
示すように、手首用の帯1に発光部2と受光部3を備え
たものを、腕4の手首に巻回する。図1の(b)に示す
ように、発光部2、受光部3とも帯1を装着した際に、
橈骨近傍に位置するように配置されている。発光部2か
らの光は動脈5に向けて照射され、その近傍で反射さ
れ、受光部3で受光される。動脈が脈打つことに応答し
て、周囲の容積が変化するのを受光信号の変化としてと
られ、脈波を検出するものである。
【0003】一般に、論文などでよく報告されている原
理では、生体内の情報を検出する際に光を用いると、受
発光距離L〔図1の(c)〕の半分の深さの部分で、強
度が最大の反射光が検出される(文献:American Physi
ological Society 1992 C766-C775 "Recovery from exe
rcise-induced de saturation the quadriceps muscule
s of elite competitive rowers")。従来の脈波検出装
置では、上記原理に基づき、一定の深さに対する脈波検
出を行っていた。
理では、生体内の情報を検出する際に光を用いると、受
発光距離L〔図1の(c)〕の半分の深さの部分で、強
度が最大の反射光が検出される(文献:American Physi
ological Society 1992 C766-C775 "Recovery from exe
rcise-induced de saturation the quadriceps muscule
s of elite competitive rowers")。従来の脈波検出装
置では、上記原理に基づき、一定の深さに対する脈波検
出を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
脈波検出装置では、一定の深さで脈波検出を行ってい
る。しかし、生体における動脈は個々によって位置が異
なるため、つまり深さや左右の位置が様々に分布する。
そのため、一定の部分の反射光検出では様々な人につい
て正確な脈波を検出することができないという問題があ
る。
脈波検出装置では、一定の深さで脈波検出を行ってい
る。しかし、生体における動脈は個々によって位置が異
なるため、つまり深さや左右の位置が様々に分布する。
そのため、一定の部分の反射光検出では様々な人につい
て正確な脈波を検出することができないという問題があ
る。
【0005】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、生体毎の動脈の位置の異なりにも対応し
て、適正に脈波を検出し得る脈波検出装置を提供するこ
とを目的としている。
ものであって、生体毎の動脈の位置の異なりにも対応し
て、適正に脈波を検出し得る脈波検出装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の脈波検出装置
は、発光部と受光部からなる脈波検出部を備え、脈波検
出部で発光部より生体に光を投射し、受光部に得られる
信号により脈波成分を得るものにおいて、検出領域の相
違する発受光系を複数個備えている。この脈波検出装置
では、検出領域の相違する発受光系を複数個備えるもの
であるから、これら発受光系を順次に選択すれば、検出
領域を切替えることができ、最大出力の得られる受光素
子を選択できる。また、これらの発受光系を全て同時に
選択することにより、広範囲の検出領域を得ることがで
きる。
は、発光部と受光部からなる脈波検出部を備え、脈波検
出部で発光部より生体に光を投射し、受光部に得られる
信号により脈波成分を得るものにおいて、検出領域の相
違する発受光系を複数個備えている。この脈波検出装置
では、検出領域の相違する発受光系を複数個備えるもの
であるから、これら発受光系を順次に選択すれば、検出
領域を切替えることができ、最大出力の得られる受光素
子を選択できる。また、これらの発受光系を全て同時に
選択することにより、広範囲の検出領域を得ることがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図2は、この発明の一実施
形態脈波検出装置の回路構成を示すブロック図である。
この実施形態脈波検出装置は、発光部を構成する3個の
発光素子2-1、2-2、2-3と、この発光素子2-1、
2-2、2-3の1つを選択して点灯するための切替器6
と、受光部を構成する受光素子3と、この受光素子3の
受光信号をディジタル信号に変換するA/D変換器7
と、脈波検出のための処理を実行するためのCPU8
と、このCPU8の処理プログラム、データ等を記憶す
るメモリ9と、指示、検出データ等を表示する表示器1
0とを備えている。なお、発光素子2-1、2-2、2
-3は、駆動回路を備えていても良いし、受光素子3はあ
る程度のレベルの出力を得るためアンプを備えていても
良い。
明をさらに詳細に説明する。図2は、この発明の一実施
形態脈波検出装置の回路構成を示すブロック図である。
この実施形態脈波検出装置は、発光部を構成する3個の
発光素子2-1、2-2、2-3と、この発光素子2-1、
2-2、2-3の1つを選択して点灯するための切替器6
と、受光部を構成する受光素子3と、この受光素子3の
受光信号をディジタル信号に変換するA/D変換器7
と、脈波検出のための処理を実行するためのCPU8
と、このCPU8の処理プログラム、データ等を記憶す
るメモリ9と、指示、検出データ等を表示する表示器1
0とを備えている。なお、発光素子2-1、2-2、2
-3は、駆動回路を備えていても良いし、受光素子3はあ
る程度のレベルの出力を得るためアンプを備えていても
良い。
【0008】この実施形態脈波検出装置の発光素子(発
光部)2-1、2-2、2-3及び受光素子(受光部)3は、
図3の(a)、(b)〔図3の(a)は平面図、図3の
(b)は断面図〕に示すように、腕4に装着される帯体
1に腕4に対し直交するように配置されている。また、
これら発光素子2-1、2-2、2-3及び受光素子3は、い
ずれも尺骨よりも頭骨側の動脈5に対面するように、そ
して尺骨側より受光素子3、発光素子2-1、2-2、2-3
の順で、直線上に配置されている。
光部)2-1、2-2、2-3及び受光素子(受光部)3は、
図3の(a)、(b)〔図3の(a)は平面図、図3の
(b)は断面図〕に示すように、腕4に装着される帯体
1に腕4に対し直交するように配置されている。また、
これら発光素子2-1、2-2、2-3及び受光素子3は、い
ずれも尺骨よりも頭骨側の動脈5に対面するように、そ
して尺骨側より受光素子3、発光素子2-1、2-2、2-3
の順で、直線上に配置されている。
【0009】図3の(c)の拡大図で示すように、受光
素子3と発光素子2-1、受光素子3と発光素子2-2、受
光素子3と発光素子2-3のそれぞれ中心間距離をL1 、
L2、L3 とすると、各発光素子2-1、2-2、2-3のそ
れぞれの点灯により、投射光が反射してくる深さは、図
3の(c)で示す1/2L1 、1/2L2 、1/2L 3
となる。これら各発光素子が個別に、順次に点灯した時
の投光領域は、図4に示す受光領域11-1、11-2、1
1-3となり、これに対し受光素子3の受光領域は1
2-1、12-2、12-3となる。これら投光領域11-1、
11-2、11-3と受光領域12-1、12-2、12-3の交
差する領域が検出(センシング)領域13-1、13-2、
13-3となる。受光素子3に対し、投光素子が離れるほ
ど、検出領域も受光素子3より遠く、かつ深くなる。し
たがって、実際の測定においては、動脈位置がどこであ
るかにより、検出領域13-1、13-2、13-3のいずれ
を選択するかということになる。つまり、どの発光素子
を選択するかを決定すれば、最適の測定を行うことがで
きる。
素子3と発光素子2-1、受光素子3と発光素子2-2、受
光素子3と発光素子2-3のそれぞれ中心間距離をL1 、
L2、L3 とすると、各発光素子2-1、2-2、2-3のそ
れぞれの点灯により、投射光が反射してくる深さは、図
3の(c)で示す1/2L1 、1/2L2 、1/2L 3
となる。これら各発光素子が個別に、順次に点灯した時
の投光領域は、図4に示す受光領域11-1、11-2、1
1-3となり、これに対し受光素子3の受光領域は1
2-1、12-2、12-3となる。これら投光領域11-1、
11-2、11-3と受光領域12-1、12-2、12-3の交
差する領域が検出(センシング)領域13-1、13-2、
13-3となる。受光素子3に対し、投光素子が離れるほ
ど、検出領域も受光素子3より遠く、かつ深くなる。し
たがって、実際の測定においては、動脈位置がどこであ
るかにより、検出領域13-1、13-2、13-3のいずれ
を選択するかということになる。つまり、どの発光素子
を選択するかを決定すれば、最適の測定を行うことがで
きる。
【0010】次に、この実施形態脈波検出装置の動作
を、図5に示すフロー図により説明する。なお、以下の
説明で、センサS1 、S2 、S3 という語を用いている
が、図4における発光素子2-1と受光素子3がセンサS
1 に、発光素子2-2と受光素子3がセンサS2 に、発光
素子2-3と受光素子3がセンサS3 に相当する。動作が
スタートすると、CPU8は指令により、切替器6によ
って発光素子2 -1を点灯駆動する。これにより、つまり
センサS1 により、脈波検出が受光素子3によって行わ
れる(ステップST1)。このセンサS1 による測定で
は、発光素子2-1が近過ぎて、発光素子2-1の光が動脈
近傍まで十分に届かないとすると、脈波強度は弱く、図
6の最左側に例示するものとなる。このセンサS1 で測
定された脈波振幅1は、図7に示すように、メモリ9の
メモリ領域M1 に記憶される(ステップST2)。
を、図5に示すフロー図により説明する。なお、以下の
説明で、センサS1 、S2 、S3 という語を用いている
が、図4における発光素子2-1と受光素子3がセンサS
1 に、発光素子2-2と受光素子3がセンサS2 に、発光
素子2-3と受光素子3がセンサS3 に相当する。動作が
スタートすると、CPU8は指令により、切替器6によ
って発光素子2 -1を点灯駆動する。これにより、つまり
センサS1 により、脈波検出が受光素子3によって行わ
れる(ステップST1)。このセンサS1 による測定で
は、発光素子2-1が近過ぎて、発光素子2-1の光が動脈
近傍まで十分に届かないとすると、脈波強度は弱く、図
6の最左側に例示するものとなる。このセンサS1 で測
定された脈波振幅1は、図7に示すように、メモリ9の
メモリ領域M1 に記憶される(ステップST2)。
【0011】次に、CPU8は、切替器6に対して指令
を出し、センサS1 からセンサS2に切替える。すなわ
ち、発光素子2-1を消灯し、発光素子2-2を点灯する
(ステップST3)。この点灯により、つまりセンサS
2 の選択により、センサS2 による脈波計測が行われる
(ステップST4)。たまたまセンサS2 による検出領
域が適正である場合は、脈波強度は強く、図6の中央部
に例示するものとなる。このセンサS2 で測定された脈
波振幅2は、メモリ領域M2 に記憶される(ステップS
T5)。
を出し、センサS1 からセンサS2に切替える。すなわ
ち、発光素子2-1を消灯し、発光素子2-2を点灯する
(ステップST3)。この点灯により、つまりセンサS
2 の選択により、センサS2 による脈波計測が行われる
(ステップST4)。たまたまセンサS2 による検出領
域が適正である場合は、脈波強度は強く、図6の中央部
に例示するものとなる。このセンサS2 で測定された脈
波振幅2は、メモリ領域M2 に記憶される(ステップS
T5)。
【0012】続いて、CPU8は切替器6に対して指令
を出し、センサS2 からセンサS3に切替える。つま
り、それまで点灯していた発光素子2-2を消灯し、発光
素子2 -3を点灯する(ステップST6)。この発光素子
2-3の点灯により、つまりセンサS3 の選択により、セ
ンサS3 による脈波計測が行われる(ステップST
7)。このセンサS3 で計測された脈波振幅3も、メモ
リ領域M3 に記憶される(ステップST8)。センサS
3 で計測した脈波振幅の波形例を図6の一番右側に示し
ている。
を出し、センサS2 からセンサS3に切替える。つま
り、それまで点灯していた発光素子2-2を消灯し、発光
素子2 -3を点灯する(ステップST6)。この発光素子
2-3の点灯により、つまりセンサS3 の選択により、セ
ンサS3 による脈波計測が行われる(ステップST
7)。このセンサS3 で計測された脈波振幅3も、メモ
リ領域M3 に記憶される(ステップST8)。センサS
3 で計測した脈波振幅の波形例を図6の一番右側に示し
ている。
【0013】以上のように、センサS1 、S2 、S3 に
より、時間順次に脈波計測が行われ、その中から最も最
大振幅の大なるものを決定する。図6の例では、センサ
S2により測定した脈波振幅2が最も大なので、センサ
S2 を以後の測定に使用することを決定する(ステップ
ST9)。図6の波形例では、センサS2 の計測による
脈波振幅が最大であり、この人の測定に関する限り、セ
ンサS2 、つまり発光素子2-2を点灯することが最適で
ある。
より、時間順次に脈波計測が行われ、その中から最も最
大振幅の大なるものを決定する。図6の例では、センサ
S2により測定した脈波振幅2が最も大なので、センサ
S2 を以後の測定に使用することを決定する(ステップ
ST9)。図6の波形例では、センサS2 の計測による
脈波振幅が最大であり、この人の測定に関する限り、セ
ンサS2 、つまり発光素子2-2を点灯することが最適で
ある。
【0014】なお、上記図2の実施形態脈波検出装置で
は、受光素子3を尺骨側に位置するように配置し、複数
の発光素子2-1、2-2、2-3は尺骨側とは反対側に向け
て配置したが、図8に示すように、受光素子3を挟んで
左右対象となるように、受光素子3よりも尺骨側に複数
の発光素子2-4、2-5、2-6を配置しても良い。この場
合の点灯は、発光素子2-1から発光素子2-6まで、時間
順次に1個ずつ点灯しても良いし、また、左右等距離の
ものを一対で順次点灯していっても良い。図9の
(a)、(b)、(c)は、発光素子2-1と2-4、発光
素子2-2と2-5、発光素子2-3と2-6を対で、順次点灯
していった場合の投光領域、受光領域、検出領域を示す
図である。
は、受光素子3を尺骨側に位置するように配置し、複数
の発光素子2-1、2-2、2-3は尺骨側とは反対側に向け
て配置したが、図8に示すように、受光素子3を挟んで
左右対象となるように、受光素子3よりも尺骨側に複数
の発光素子2-4、2-5、2-6を配置しても良い。この場
合の点灯は、発光素子2-1から発光素子2-6まで、時間
順次に1個ずつ点灯しても良いし、また、左右等距離の
ものを一対で順次点灯していっても良い。図9の
(a)、(b)、(c)は、発光素子2-1と2-4、発光
素子2-2と2-5、発光素子2-3と2-6を対で、順次点灯
していった場合の投光領域、受光領域、検出領域を示す
図である。
【0015】また、上記実施形態脈波検出装置におい
て、図4の発光素子2-1、2-2、2-3、また、図9の発
光素子2-1、2-4と発光素子2-2、2-5と発光素子
2-5、2-6は、時間順次に点灯しているが、他の実施形
態として、図4あるいは図9のすべての発光素子を同時
に点灯しても良い。いずれも検出領域が広がり、広範囲
に反射光を検出できる。
て、図4の発光素子2-1、2-2、2-3、また、図9の発
光素子2-1、2-4と発光素子2-2、2-5と発光素子
2-5、2-6は、時間順次に点灯しているが、他の実施形
態として、図4あるいは図9のすべての発光素子を同時
に点灯しても良い。いずれも検出領域が広がり、広範囲
に反射光を検出できる。
【0016】また、上記実施形態脈波検出装置は、帯体
を手首に装着するものについて説明したが、指等、その
他の部位に装着する脈波検出装置にも本発明は適用でき
る。
を手首に装着するものについて説明したが、指等、その
他の部位に装着する脈波検出装置にも本発明は適用でき
る。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、検出領域の相違する
発受光系を複数個備えているので、従来のある部分の反
射光を検出するだけでなく、種々の検出領域を選択でき
るので生体における動脈の深さ方向のバラツキに対し
て、正確な脈波成分を検出できる効果がある。
発受光系を複数個備えているので、従来のある部分の反
射光を検出するだけでなく、種々の検出領域を選択でき
るので生体における動脈の深さ方向のバラツキに対し
て、正確な脈波成分を検出できる効果がある。
【0018】さらに、受光部に対して、左右対象に配置
することで、生体における位置方向のバラツキに対し
て、正確な脈波成分を検出できる効果がある。
することで、生体における位置方向のバラツキに対し
て、正確な脈波成分を検出できる効果がある。
【図1】従来の脈波検出装置を説明するための図であ
る。
る。
【図2】この発明の一実施形態脈波検出装置の回路構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】同実施形態脈波検出装置の発光素子及び受光素
子の位置関係を説明する図である。
子の位置関係を説明する図である。
【図4】図3に示した発光素子と受光素子の投光領域、
受光領域、検出領域を説明する図である。
受光領域、検出領域を説明する図である。
【図5】図2に示す実施形態脈波検出装置の処理動作を
説明するためのフロー図である。
説明するためのフロー図である。
【図6】同実施形態脈波検出装置におけるセンサの選択
と測定脈波の関係を説明する図である。
と測定脈波の関係を説明する図である。
【図7】同センサの選択と測定脈波振幅の記憶領域を説
明する図である。
明する図である。
【図8】この発明の他の実施形態脈波検出装置の発光素
子と受光素子の配置関係を示す図である。
子と受光素子の配置関係を示す図である。
【図9】図8の実施形態脈波検出装置の発光素子と受光
素子の投光領域、受光領域、検出領域を説明する図であ
る。
素子の投光領域、受光領域、検出領域を説明する図であ
る。
1 帯体 2-1、2-2、2-3 発光素子 3 受光素子 4 腕 5 動脈
Claims (8)
- 【請求項1】発光部と受光部からなる脈波検出部を備
え、脈波検出部で発光部より生体に光を投射し、受光部
に得られる信号により脈波成分を得る脈波検出装置にお
いて、 互いに検出領域の相違する複数個の発受光系を備えたこ
とを特徴とする脈波検出装置。 - 【請求項2】発光部と受光部からなる脈波検出部を備
え、脈波検出部で発光部より生体に光を投射し、受光部
に得られる信号により脈波成分を得る脈波検出装置にお
いて、 前記発受光系を切替える発受光系切替手段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の脈波検出装置。 - 【請求項3】前記複数個の発受光系は、少なくとも発光
部が受光部に対して配置位置の異なる複数個の発光素子
からなることを特徴とする請求項1記載の脈波検出装
置。 - 【請求項4】前記複数個の発光素子は、時間順次に点灯
されるものであり、前記受光部で受光される最大受光出
力の得られる発光素子を選択し、この発光素子の発光に
応答する受光部出力で脈波を測定するようにしたことを
特徴とする請求項3記載の脈波検出装置。 - 【請求項5】前記複数個の発光素子は、受光部に対して
左右対称に配置されることを特徴とする請求項3記載の
脈波検出装置。 - 【請求項6】前記複数個の発光素子は、各発受光距離間
の発光部を時間順次に点灯されるものであり、前記受光
部の出力が最大となる発受光距離の発光素子を選択し、
これらの発光素子に応答する受光部出力で脈波を測定す
るようにしたことを特徴とする請求項5記載の脈波検出
装置。 - 【請求項7】前記複数個の発受光系は、同時に駆動さ
れ、前記受光部は広範囲の領域の反射光を受光すること
を特徴とする請求項1記載の脈波検出装置。 - 【請求項8】前記複数個の発受光系は、少なくとも受光
部が発光部に対して配置位置の異なる複数個の受光素子
からなることを特徴とする請求項1記載の脈波検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13147498A JPH11318840A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 脈波検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13147498A JPH11318840A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 脈波検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11318840A true JPH11318840A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15058827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13147498A Pending JPH11318840A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 脈波検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11318840A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1998-05-14 JP JP13147498A patent/JPH11318840A/ja active Pending
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