JP5078570B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一次転写部で像担持体上から中間転写体上へ一次転写されたトナー像を、二次転写部で記録材上に二次転写する画像形成装置、詳しくは連続画像形成に伴う中間転写体の除電機構に関する。
画像形成を伴って1周回転した際に帯電状態が残ってしまうような高抵抗性(絶縁性を含む)の中間転写体を用いて、フルカラー画像を形成する画像形成装置が実用化されている。高抵抗性の中間転写体は転写時に付与された電荷を保持する能力が高く、転写されたトナー像が乱れる所謂飛び散り現象が抑えられる。
しかし、高抵抗性の中間転写体を用いる画像形成装置で画像形成を繰り返すと、中間転写体の帯電電位が次第に高まるいわゆるチャージアップを引き起してしまう。このため、一次転写電源が一次転写部材に印加する一次転写電圧や二次転写電源が二次転写部材に印加する二次転写電圧を高くしないとトナー像を転写できなくなる。
このため、高抵抗性の中間転写体を用いる従来の画像形成装置では、二次転写部と一次転写部との間に種々の除電装置を取り付けて、中間転写体にチャージアップそのものが発生しないようにしていた。
特許文献1には、中間転写ベルトの直線区間に複数の感光ドラム(像担持体)を配置したタンデム型中間転写方式のフルカラー画像形成装置が示される。ここでは、二次転写部の下流側に除電装置が配置され、中間転写ベルトに接触する除電部材には直流電圧と交流電圧とを重畳した電圧が印加される。
特開2001−265095号公報
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、除電装置が画像形成装置の小型化の障害になっている。
本発明は、二次転写後の中間転写体を除去するための専用の除電装置を設けることなく、中間転写体のチャージアップを抑えることが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、一次転写電流が印加されて前記像担持体上のトナー像を中間転写体へ一次転写する一次転写部材と、前記一次転写部材に前記一次転写電流を印加する一次転写電源と、二次転写電流が印加されて前記中間転写体上のトナー像を記録材へ二次転写する二次転写部材と、前記二次転写部材に前記二次転写電流を印加する二次転写電源とを有し、二次転写後の前記中間転写体を除電する除電工程を実行するものである。そして、前記除電工程における前記一次転写電源は、前記一次転写部材へ前記一次転写電流と同極性の電流を印加し、前記除電工程における前記二次転写電源は、前記二次転写部材へ前記二次転写電流と同極性の電流を印加し、二次転写後の前記中間転写体の帯電極性が前記トナー像の帯電極性と同極性の場合と反対極性の場合とで、前記除電工程における前記一次転写部材及び二次転写部材に印加される電流が変更される。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、一次転写電流が印加されて前記像担持体上のトナー像を中間転写体へ一次転写する一次転写部材と、前記一次転写部材に前記一次転写電流を印加する一次転写電源と、二次転写電流が印加されて前記中間転写体上のトナー像を記録材へ二次転写する二次転写部材と、前記二次転写部材に前記二次転写電流を印加する二次転写電源とを有し、前記一次転写を繰り返して複数のトナー像を前記中間転写体上で重ねることが可能であって、前記一次転写を行なう回数が異なる複数の画像形成モードを実行し、かつ、二次転写後の前記中間転写体を除電する除電工程を実行するものである。そして、前記除電工程における前記一次転写電源は、前記一次転写部材へ前記一次転写電流と同極性の電流を印加し、前記除電工程における前記二次転写電源は、前記二次転写部材へ前記二次転写電流と同極性の電流を印加し、複数の前記画像形成モードの中で実行された画像形成モードに応じて、前記除電工程における前記一次転写部材及び二次転写部材に印加される電流が変更される。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、一次転写電流が印加されて前記像担持体上のトナー像を中間転写体へ一次転写する一次転写部材と、前記一次転写部材に前記一次転写電流を印加する一次転写電源と、二次転写電流が印加されて前記中間転写体上のトナー像を記録材へ二次転写する二次転写部材と、前記二次転写部材に前記二次転写電流を印加する二次転写電源とを有し、二次転写後の前記中間転写体を除電する除電工程を実行するものである。そして、前記除電工程における前記一次転写電源は、前記一次転写部材へ前記一次転写電流と同じ極性の電流を印加し、前記除電工程における前記二次転写電源は、前記二次転写部材へ前記二次転写電流と同じ極性の電流を印加し、前記一次転写電流が印加される際に前記一次転写部材に印加される電圧及び、前記二次転写電流が印加される際に前記二次転写部材に印加される電圧に応じて、前記除電工程における前記一次転写部材及び二次転写部材に印加される電流が変更される。
本発明の画像形成装置では、トナー像の一次転写による中間転写体のチャージアップの帯電極性とトナー像の二次転写による中間転写体のチャージアップの帯電極性とが逆になる。このため、トナー像の一次転写と二次転写とを通じて差分的に発生した中間転写体のチャージアップが、除電工程にて、一次転写部材及び二次転写部材に画像形成時と等しい極性の電流を印加することによって除電される。
従って、専用の除電装置を設けることなく、一次転写部材、一次転写電源、二次転写部材、及び二次転写電源を用いて、中間転写体のチャージアップを解消できる。
以下、本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、一次転写部と二次転写部とを相補的に用いて中間転写体を除電する限りにおいて、各実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、中間転写体に沿って像担持体と一次転写部材とを複数組配置したタンデム型中間転写方式のみならず、1個の感光ドラムを配置した1ドラム型中間転写方式の画像形成装置でも実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1に示される画像形成装置の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図、図2は画像形成装置の一次転写部および二次転写部の構成の説明図である。
図1に示すように、第1実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルト30に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部10Y、10M、10C、10Kが配列したタンデム型フルカラーレーザビームプリンタである。画像形成装置100は、中間転写体に沿って像担持体と一次転写部材の組が複数組配置される画像形成装置の一例である。
画像形成部10Yでは、感光ドラム17Yにイエロートナー像が形成され、中間転写ベルト30に一次転写される。画像形成部10Mでは、感光ドラム17Mにマゼンタトナー像が形成され、イエロートナー像に重ね合わせて中間転写ベルト30に一次転写される。画像形成部10C、10Kでは、感光ドラム17C、17Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成され、同様に重ね合わせて中間転写ベルト30に一次転写される。
中間転写ベルト30に担持された4色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Pへ一括二次転写される。記録材Pは、給紙カセット11から給紙ローラ12によって引き出され、分離装置13によって1枚づつに分離され、搬送ローラ14によってレジストローラ15へ送り出される。
レジストローラ15は、中間転写ベルト30のトナー像に先頭を一致させて、後述する短い記録材間隔で記録材Pを連続的に二次転写部T2へ給送する。
4色のトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置26へ受け渡されて加熱加圧を受けることにより、表面にフルカラー画像を定着される。
中間転写ベルトクリーニング装置27は、二次転写部T2を通過して中間転写ベルト30に残った転写残トナーを除去する。
画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、付設された現像装置20Y、20M、20C、20Kで用いるトナーがイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は同様に構成される。従って、以下では、ブラックの画像形成部10Kについて説明し、画像形成部10Y、10M、10Cについては、説明する構成の記号末尾のKをY、M、Cに読み替えて説明されるものとする。
図2に示すように、画像形成部10Kは、感光ドラム17Kの周囲に、帯電装置19K、露光装置18K、現像装置20K、一次転写ローラ22K、クリーニング装置24Kを配置する。
像担持体の一例である感光ドラム17Kは、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の有機光導電体層(OPC)を塗布して構成される。感光ドラム17Kは、駆動モータM1から駆動力を分配されて矢印R1方向に回転する。
帯電装置19Kは、電源D3から負極性の電圧を印加されて、感光ドラム17Kの表面に帯電粒子を照射することにより、感光ドラム17Kの表面を一様な負極性の電位に帯電する。
露光装置18Kは、ブラックの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム17Kの表面に600dpi(ドット/インチ)の解像度で静電像を書き込む。
現像装置20Kは、トナーに磁性キャリアを混合したニ成分現像剤を攪拌してトナーを負極性に帯電させる。帯電したトナーは、固定磁極JSの周囲で感光ドラム17Kとカウンタ方向に回転する現像スリーブGSに穂立ち状態で担持されて、感光ドラム17Kを摺擦する。
電源D4は、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した現像電圧を現像スリーブGSに印加して、現像スリーブGSよりも相対的に正極性となった感光ドラム17Kの静電像へトナーを付着させて、静電像を反転現像する。
一次転写ローラ22Kは、感光ドラム17Kとの間に中間転写ベルト30を挟持して、感光ドラム17Kと中間転写ベルト30との間に一次転写部TKを形成する。
一次転写電源DKは、正極性の一次転写電圧(直流電圧)を一次転写ローラ22Kに印加して、負極性に帯電して感光ドラム17Kに担持されたトナー像を、一次転写部TKを通過する中間転写ベルト30へ一次転写させる。
クリーニング装置24Kは、クリーニングブレードを感光ドラム17Kに摺擦して、一次転写部TKを通過して感光ドラム17Kの表面に残留した転写残トナーを除去する。
二次転写ローラ36は、中間転写ベルト30を介してバックアップローラ34に圧接して、中間転写ベルト30と二次転写ローラ36との間に二次転写部T2を形成する。
二次転写部T2は、中間転写ベルト30のトナー像に重ね合わせて記録材Pを挟持搬送し、記録材Pが二次転写部T2を通過する過程で、中間転写ベルト9から記録材へトナー像が二次転写される。
二次転写電源D2は、負極性の二次転写電圧(直流電圧)をバックアップローラ34へ印加して、バックアップローラ34と中間転写ベルト30と記録材Pと二次転写ローラ36との直列回路に転写電流を流す。転写電流の一部が中間転写ベルト30のトナー載り部を流れて、中間転写ベルト30から記録材Pへのトナーの移動に関与する。
制御部80は、第1制御手段、第2制御手段、第3制御手段のフロー(図7)をプログラム実行するマイコン制御装置である。
<中間転写体>
図1に示すように、中間転写体の一例である中間転写ベルト30は、駆動ローラ32、テンションローラ33、バックアップローラ34に掛け渡して支持される。中間転写ベルト30は、連続画像形成時、A4横送り画像のトナー像を30mmの担持間隔(紙間距離)で、一周4枚分担持する。A4サイズ4枚の画像形成により、中間転写ベルト30がほぼ1周するようにトナー像の担持間隔が調整されている。
図2に示すように、中間転写ベルト30は、駆動モータM1に駆動されて矢印R2方向に回転する。中間転写ベルト30は、ポリイミド樹脂単層にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させた高抵抗性の樹脂フィルム材が使用されているが、その他、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂等の樹脂または各種ゴムを用いても良い。
中間転写ベルト30は、厚さが85μm、周長が850mmのものを使用しており、表面抵抗率が1014〜1015Ω/□、体積抵抗率が1013〜1014Ω・cmに調整されている。
中間転写体の材料には、一般に半導体性のフィルム材が使用され、その体積抵抗率は10〜1012Ω・cmのものが多く用いられている。このような従来の中抵抗性の中間転写体は、中間転写体の厚み方向に電荷の移動が容易である。像担持体から中間転写体への転写工程、あるいは中間転写体から記録材への転写工程を経た直後に中間転写体に電荷が保持されていても、接地電位に接続された回転体に支持されて1周すると、帯電状態は概ね解消される。
しかし、プロセススピードが高い場合や半導電性フィルム材が高抵抗性(絶縁性)の場合、1周しても帯電状態が保持されて、連続画像形成によって帯電電位は次第に高まる。
表面抵抗率1×1013Ω/□以上、および/または、体積抵抗率1×1013Ω・cm以上のような、極めて高抵抗の中間転写体を用いて、連続画像形成を行った場合、中間転写体の表面電位の上昇幅が大きくなる。
そして、中間転写体の除電が不十分な状態で、転写工程を行うと、中間転写体にチャージアップした電荷が転写不良や色味の変化あるいは色ずれの原因になることがある。
このため、除電用放電器(コロトロン帯電器など)を設けて、次の転写工程の前に中間転写体の前工程の帯電履歴を除去することが良質で安定した画像を得るために必要となる。
しかし、除電にコロトロン帯電器を用いると、除電バイアスを印加するための電源電圧が数kVと高く、大型の電源や高耐圧の絶縁部材が必要となる。コロトロン帯電器を新たに設けるためのスペースも必要となる。コロトロン帯電器を使った除電は、オゾン発生の対策手段が必要となる。このように、コロトロン帯電器は、コスト、環境、装置設計上において不利な面をもっていた。
また、導電性のローラ部材やブラシ部材の間を中間転写体が移動する際に、ローラ部材やブラシ部材に交流電界を印加して中間転写体を除電する場合もある。これは、中間転写体に交流電界を印加して、中間転写体の帯電部が交流電界部から離れていくときに帯電量を減少させる技術である。
しかし、除電に交流電界を用いると、除電のための交流電源及び除電専用部材を設ける必要がある。除電効果を良くするために、中間転写体に特定の曲率を持たせる必要もあり、画像形成装置の大型化・高コスト化を招く。また、画像形成装置の小型化を検討する際に、限定されたスペースに除電専用部材を備えることは設計を難しくする。
また、二次転写部材に画像形成時と逆極性のバイアス電圧を印加して中間転写体を除電する場合もある。
しかし、単一極性のバイアス電圧により除電を行う場合、転写工程終了後の中間転写体の表面電位がプラスあるいはマイナスのどちらに帯電されているか不明の場合には対処できないこともある。
<一次転写部材、二次転写部材>
一次転写部材の一例である一次転写ローラ22Y、22M、22C、22Kは、アルミ芯金の外周にウレタンゴムの弾性層を形成しており、弾性層の材料にイオン導電材を混錬して10Ω/cm程度に抵抗調整されている。
二次転写部材、バックアップ部材の一例であるバックアップローラ34は、アルミ芯金の外周にソリッド組織ゴム材料の弾性層を設けており、ゴム材料は、粒子系の電子導電材料を混練することで10Ω以下に抵抗調整されている。
二次転写ローラ36は、アルミ芯金の外周にスポンジ組織ゴム材料の弾性層を設けており、ゴム材料は、粒子系の電子導電材料を混練することで10Ω以下に抵抗調整されている。二次転写ローラ36は、接地電位に接続されている。
<電位検知手段>
図1に示すように、二次転写部T2と一次転写部TYとの間に表面電位センサ41が配置される。
表面電位センサ41は、二次転写部T2を通過して一次転写部TYへ達する前のフロート状態の中間転写ベルト30の表面電位を検知し、表面電位に応じたアナログ電圧を制御部80へ出力する。
表面電位センサ41は、一次転写ローラ22Y、22M、22C、22K、および二次転写ローラ36によって転写電流が印加されるスラスト領域に配置されている。
<一次電源手段、二次電源手段>
図2に示すように、電源DY、DM、DC、DKは、それぞれ検知した一次転写電流が転写性の良好な規定の電流値となるように、一次転写電圧を定電流制御する。後述するように、除電に用いる二次転写電源の一例は二次転写電源D2である。
制御手段の一例である制御部80は、温度湿度センサ65の出力に応じて一次転写電流(一次定電流)1TrIを定めて、電源DY、DM、DC、DKに設定する。第1実施形態では、一次転写電流1TrIは、各色とも同値とし、中間転写ベルト30から感光ドラム17Y、17M、17C、17Kへ向かう方向に、各色それぞれ20μAとした。
制御部80は、定電流の設定を通じて一次転写ローラ22Y、22M、22C、22Kに印加する一次転写電圧を制御する。制御部80は、電源DY、DM、DC、DKにコントロール信号を出力して出力電圧を定電流制御させる。これにより、一次転写ローラ22Y、22M、22C、22Kには、コントロール信号どおりの一次転写電流1TrI:20μAが流れる。
電源DY、DM、DC、DKが出力する一次転写電圧の上限値は、高圧電源のコスト、サイズを抑える目的で、それぞれ4500Vに設定されている。上限値は、一次転写ローラ22Y、22M、22C、22Kの周囲に配置された部材との沿面距離で異常放電が発生しないように、また、色ずれ、トナー像の乱れ等の画像不良を発生しないように設定されている。
二次転写電源D2は、検知した二次転写電流が転写性の良好な規定の電流値となるように、二次転写電圧(出力電圧)を定電流制御する。
制御部80は、温度湿度センサ65の出力に応じて二次転写電流(二次定電流)2TrIを定めて、二次転写電源D2に設定する。第1実施形態では、二次転写電流2TrIは、中間転写ベルト30から記録材を通じて二次転写ローラ36へ向かう方向に、4色一括で−60μAである。
制御部80は、定電流の設定を通じてバックアップローラ34に印加する二次転写電圧を制御する。制御部80は、二次転写電源D2にコントロール信号を出力して出力電圧を定電流制御させる。これにより、バックアップローラ34には、コントロール信号どおりの二次転写電流2TrI:−60μAが流れる。
二次転写電源D2が出力する二次転写電圧の上限値は、高圧電源のコスト、サイズを抑える目的で−4500Vに設定されている。上限値は、バックアップローラ34の周囲に配置された部材との沿面距離で異常放電が発生しないように、また、転写不良による濃度変動やショック画像等の画像不良が発生しないように設定されている。
第1実施形態では、中間転写体表面の電位上昇を抑えるために、一次電源手段と二次電源手段とで出力電圧を逆極性の関係にしている。
一次転写時にはトナーと逆極性の電圧を一次転写部材に印加して中間転写体をトナーと逆極性に帯電させ、二次転写時にはトナーと同極性の電圧を二次転写部材に印加して中間転写体をトナーと同極性に帯電させる。
これにより、一次転写部材での帯電を二次転写部材で除電し、二次転写部材での帯電を一次転写部材で除電するというように、画像形成を行いながら相補的に中間転写体の電位上昇を抑えている。
しかし、一次転写部材及び二次転写部材に印加する転写電圧は、それぞれの一次転写性、二次転写性により独立に設定される。このため、中間転写体の電位上昇を抑えることはできても、大量の連続画像形成を行った場合は、一次転写あるいは二次転写のいずれかの極性に中間転写体の帯電電位が上昇する。中間転写体の帯電電位の上昇によって転写不良や色味の変化あるいは色ずれなどの不具合が発生する。
<カラー画像形成モード、単色画像形成モード>
制御部80は、画像形成部(10Y、10M、10C、10K:図1)を用いてフルカラー画像を形成するフルカラーモードと、画像形成部10Kを用いて一次転写を1回行ってモノクロ画像を形成するブラック単色モードとを実行する。
カラー画像形成モードの一例であるフルカラーモードでは、像担持体と一次転写部材とを複数組用いて画像形成を行う制御の内容は、既に説明したとおりである。
単色画像形成モードの一例であるブラック単色モードでは、フルカラーモードとは、一次転写を行う回数が異なる。画像形成部10Y、10M、10C:図1)は画像形成動作を行わず、感光ドラム17Y、17M、17Cが空転状態となる。露光装置18Y、18M、18C、帯電装置19Y、19M、19C、現像装置20Y、20M、20C、及び一次転写ローラ22Y、22M、22Cは、画像形成動作を行わない。
すなわち、像担持体と一次転写部材とを1組用いて画像形成を行う。感光ドラム17K上に、露光装置18K、帯電装置19K、現像装置20Kによりブラックトナー像が形成されて、一次転写ローラ22Kにより中間転写ベルト30に一次転写される。中間転写ベルト30に一次転写されたブラックトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Pへ二次転写され、その後、定着を経てブラック単色の画像が出力される。
<実験1>
図3はフルカラーモードにおける一次転写ローラ印加電圧の推移の説明図、図4はフルカラーモードにおける中間転写ベルトの表面電位の推移の説明図である。
図3は、フルカラーモードでA4記録材へ連続画像形成を行った場合について、電源DY、DM、DC、DKから一次転写ローラ22Y、22M、22C、22Kへ出力される一次転写電圧の推移を示している。図4の(a)は二次転写部T2の進入直前位置へ設置した表面電位計による、又、図4の(b)は二次転写部T2の通過直後位置へ設置した表面電位計による中間転写ベルト30の表面電位の推移を示している。
図3の(a)に示すように、一次転写ローラ22Yに印加される一次転写電圧は、1〜4枚目の画像形成では約1000V、5〜8枚目では約1100V、9〜12枚目では約1200Vというように、100Vずつ高くなる。
このような一次転写電圧の上昇は、記録材4枚ごとに中間転写ベルト30が1回転して、一次転写部TY、TM、TC、TK、二次転写部T2を通過する過程でチャージアップしたことによる。
図3の(b)に示すように、一次転写ローラ22Mに印加される一次転写電圧は、1〜4枚目の画像形成では約1100V、5〜8枚目では約1200V、9〜12枚目では約1300Vというように、100Vずつ高くなる。
このような一次転写電圧の上昇は、記録材4枚ごとに中間転写ベルト30が1回転して、一次転写部TM、TC、TK、二次転写部T2、一次転写部TYを通過する過程でチャージアップしたことによる。
また、1〜4枚目における一次転写電圧が、図3の(a)に示す1〜4枚目における約1000Vよりも100V高いのは、一次転写部TYを通過する過程で中間転写ベルト30が100Vチャージアップしたことによる。
図3の(c)に示すように、一次転写ローラ22Cに印加される一次転写電圧は、1〜4枚目の画像形成では約1200V、5〜8枚目では約1300V、9〜12枚目では約1400Vというように、100Vずつ高くなる。
このような一次転写電圧の上昇は、記録材4枚ごとに中間転写ベルト30が1回転して、一次転写部TC、TK、二次転写部T2、一次転写部TY、TMを通過する過程でチャージアップしたことによる。
また、1〜4枚目における一次転写電圧が、図3の(b)に示す1〜4枚目における約1100Vよりも100V高いのは、一次転写部TMを通過する過程で中間転写ベルト30がさらに100Vチャージアップしたことによる。
図3の(d)に示すように、一次転写ローラ22Kに印加される一次転写電圧は、1〜4枚目の画像形成では約1300V、5〜8枚目では約1400V、9〜12枚目では約1500Vというように、100Vずつ高くなる。
このような一次転写電圧の上昇は、記録材4枚ごとに中間転写ベルト30が1回転して、一次転写部TK、二次転写部T2、一次転写部TY、TM、TCを通過する過程でチャージアップしたことによる。
また、1〜4枚目における一次転写電圧が、図3の(c)に示す1〜4枚目における約1200Vよりも100V高いのは、一次転写部TCを通過する過程で中間転写ベルト30がさらに100Vチャージアップしたことによる。
図4の(a)に示すように、二次転写部T2の進入直前位置における中間転写ベルト30の表面電位は、1〜4枚目の画像形成では約400Vである。これは、一次転写部TY、TM、TC、TKを通過する過程で一次転写ローラ22Y、22M、22C、22Kによって接触帯電されて中間転写ベルト30が400Vに帯電したためである。
図4の(b)に示すように、二次転写部T2の通過直後位置における中間転写ベルト30の表面電位は、1〜4枚目の画像形成では約100Vである。これは、二次転写部T2を通過する過程でバックアップローラ34によって−300Vチャージアップされた結果、残電位が100Vとなったためである。
このように、実験1では、A4サイズでフルカラーモードの連続画像形成を行った場合、中間転写ベルト30は、一周するごとに100Vずつチャージアップして表面電位が100Vずつ上昇する。
図3の(a)に示すように、さらに連続画像形成を続けた場合、125〜128枚目の画像形成では、一次転写ローラ22Yに印加される一次転写電圧は約4100Vまで上昇する。図3の(b)、(c)、(d)に示すように、125〜128枚目の画像形成では、一次転写ローラ22M、22C、22Kに印加される一次転写電圧は、それぞれ約4200V、4300V、4400Vまで上昇する。
このため、さらに中間転写ベルト30を1周させて、129〜132枚目の画像形成を行おうとすると、一次転写ローラ22Kに印加すべき一次転写電圧は、4500Vの上限値に達してしまう。カラー画像形成モード実行後にはこのような状況が生じる可能性がある。
このとき、電源DY、DM、DC、DKは、高圧電源の容量不足によって必要な一次転写電圧を印加できなくなり、転写不良による色味変動や、色ずれ等の画像不良が発生する可能性が高まる。異常な高電圧を印加された一次転写ローラ22Y、22M、22C、22Kでは、周辺部材への異常放電や電流リーク現象が発生する可能性が高まる。
図4の(b)に示すように、125〜128枚目の画像形成では、二次転写部T2の通過直後位置における中間転写ベルト30の表面電位は、約3100Vである。
そこで、実施例1では、図2に示すように、表面電位センサ41を配置して中間転写ベルト30の表面電位を検知している。制御部80は、表面電位センサ41による検知結果が第1電圧としての所定電位である3000Vに到達すると連続画像形成を中断し、二次転写部T2によって中間転写ベルト30を除電させる。絶対値は3000Vである。中間転写体の表面電位がトナー像の帯電極性と反対極性なので、一次転写部材に印加される電流は0μAに設定される。
<実験2>
図5はブラック単色モードにおけるバックアップローラ印加電圧の推移の説明図、図6はブラック単色モードにおける中間転写ベルトの表面電位の推移の説明図である。
図5は、ブラック単色モードでA4記録材へ連続画像形成を行った場合について、二次転写電源D2からバックアップローラ34へ出力される二次転写電圧の推移を示している。図6の(a)は二次転写部T2の進入直前位置へ設置した表面電位計による、又、図4の(b)は二次転写部T2の通過直後位置へ設置した表面電位計による中間転写ベルト30の表面電位の推移を示している。
ブラック単色モードでは、制御部80は、電源DY、DM、DCに転写電流0μAを設定する。このため、一次転写ローラ22Y、22M、22Cへ印加される一次転写電圧は、当接する中間転写ベルト30の表面電位と等しい電圧に制御されるので、一次転写部TY、TM、TCでは、チャージアップも除電もしない。
ブラック単色モードでは、一次転写部TKを他色のトナー像が通過しないので、詳細な説明は省くが、ブラックトナー像のみに対して最適な一次転写電流1TrIを設定できる。このため、制御部80は、一次転写電源DKに一次転写電流1TrI:30μAの設定を行って、一次転写電圧を定電流制御させている。
図5に示すように、バックアップローラ34に印加される二次転写電圧は、1〜4枚目の画像形成では約−1800V、5〜8枚目では約−1950V、9〜12枚目では約−2100Vというように、−150Vずつ高くなる。A4サイズの画像形成4枚ごとに中間転写ベルトがほぼ1周して−150Vずつチャージアップが進行して、二次転写電流2TrI:60μAを得るための二次転写電圧(絶対値)が高くなるからである。
図6の(a)に示すように、二次転写部T2の進入直前位置における中間転写ベルト30の表面電位は、1〜4枚目の画像形成では約150Vである。これは、一次転写部TKを通過する過程で、一次転写ローラ22Kにより接触帯電されて、中間転写ベルト30が150Vチャージアップしたためである。
図6の(b)に示すように、二次転写部T2の通過直後位置における中間転写ベルト30の表面電位は、1〜4枚目の画像形成では約−150Vである。これは、二次転写部T2を通過する過程でバックアップローラ34に接触帯電して中間転写ベルト30が−300Vチャージアップされた結果、差し引きの残電位が−150Vとなったためである。
このように、実験2では、A4サイズでブラック単色モードの連続画像形成を行った場合、中間転写ベルト30が一周するごとに、中間転写ベルト30がマイナス方向にチャージアップして表面電位が150Vずつ低下する。
図5に示すように、さらに連続画像形成を続けた場合、69〜72枚目の画像形成では、バックアップローラ34に印加される二次転写電圧は−4350Vまで上昇する。
このため、さらに中間転写ベルト30を1周させて、73〜76枚目の画像形成を行うと、バックアップローラ34に印加すべき二次転写電圧の絶対値は4500Vの上限値に達してしまう。単色画像形成モード実行後にはこのような状況が生じる可能性がある。
このとき、二次転写電源D2は、高圧電源の容量不足によって必要な二次転写電圧を印加できなくなり、転写不良による濃度変動やショック画像等の画像不良が発生する可能性が高まる。異常な高電圧を印加されたバックアップローラ34では、周辺部材への異常放電や電流リーク現象が発生する可能性が高まる。
図6の(b)に示すように、69〜72枚目の画像形成では、二次転写部T2の通過直後位置における中間転写ベルト30の表面電位は、−2700Vである。
そこで、実施例1では、図2に示すように、表面電位センサ41を配置して中間転写ベルト30の表面電位を検知している。制御部80は、表面電位センサ41による検知結果が第2電圧としての所定電位である−2600Vに到達すると、連続画像形成を中断し、一次転写部TY、TM、TC、TKによって中間転写ベルト30を除電させる。絶対値は2600Vである。中間転写体の表面電位がトナー像の帯電極性と同極性なので、二次転写部材に印加される電流は0μAに設定される。
<実施例1>
図7は実施例1の除電制御のフローチャート、図8は表面電位が3000Vを越えた場合の除電制御の説明図、図9は表面電位が−2600Vを割り込んだ場合の除電制御の説明図である。
図2を参照して図7に示すように、制御部80は、ジョブが入力されると駆動モータM1を起動して、中間転写ベルト30の前回転を開始して(S10)、表面電位センサ41の出力を取り込む(S11)。中間転写ベルト30の表面電位は、中間転写ベルト30の帯電状態に関連している。
制御部80は、表面電位が3000Vを越えていなくて(S12のNO)、−2600Vを割り込んでいない場合(S22のNO)、連続画像形成を実行する(S300)。
制御部80は、画像形成モードに応じて除電工程中に一次転写部材及び二次転写部材に印加される電流を設定する。複数色を重ねるフルカラーモードの場合(S18のYES)、上述したように、一次転写電流を20μA(S19)、二次転写電流を60μAに設定する(S20)。
制御部80は、一次転写を1回行うブラック単色モードの場合(S18のNO)、上述したように、一次転写電流を30μA(S29)、二次転写電流を60μAに設定する(S30)。
そして、制御部80は、ジョブが終了するまで(S32のYES)連続画像形成を継続する(S11〜S31)。
しかし、制御部80は、フルカラーモードの連続画像形成で表面電位が3000Vを越えた場合(S12のYES)、二次転写部T2にて除電を行う(S100)。
制御部80は、一次定電流の一例である一次転写電流を0μAに(S14)、二次定電流の一例である二次転写電流を120μAに設定して(S15)、表面電位センサ41の出力を取り込む(S16)。そして、表面電位が0Vを割り込んで除電完了するまで(S17のNO)、中間転写ベルト30を空回転させ続ける。
図8の(a)に示すように、A4サイズでフルカラーモードの連続画像形成を行って、125〜128枚目で表面電位が3000Vを突破したので、二次転写部T2にて除電が開始される。二次転写部T2を通過するごとに中間転写ベルト30は、600Vづつ除電されるので、二次転写部T2の通過直後位置における中間転写ベルト30の表面電位は、1回転ごとに600V低下する。
図8の(b)に示すように、一次転写部TY等では、電源DY等が一次転写電流1TrIを0μAとする定電流制御を行うので、一次転写ローラ22Y等には、中間転写ベルト30の表面電位に等しい電圧が印加され続ける。このため、一次転写部TY、TM、TC、TKは、中間転写ベルト30に対してはチャージアップも除電も行わない。
図8の(c)に示すように、二次転写部T2では、二次転写電源D2が二次転写電流2TrIを120μAとする定電流制御を行うので、除電1周目のバックアップローラ34には−1100Vが印加される。そして、除電進行に伴って120μAを中間転写ベルト30から抜き出すために必要な電圧がマイナス方向に上昇するため、中間転写ベルト30の1回転ごとに二次転写電圧は600Vづつマイナス方向に上昇する。
図8の(a)に示すように、中間転写ベルト30の6回転目(6周目)で、二次転写電圧を−4100Vまで高めて120μAを中間転写ベルト30から抜き出す除電が行われて表面電位が0Vを割り込む。そして、129枚目以降のフルカラーモードの連続画像形成が再開される。
一方、制御部80は、ブラック単色モードの連続画像形成で表面電位が−2600Vを割り込んだ場合(S22のYES)、一次転写部TKにて除電を行う(S200)。
制御部80は、一次転写部TKの一次転写電流を100μAに(S24)、二次転写電流を0μAに設定して(S25)、表面電位センサ41の出力を取り込む(S26)。そして、表面電位が0Vを越えて除電完了するまで(S27のNO)、中間転写ベルト30を空回転させ続ける。なお、上述したように、一次転写部TY、TM、TCの一次転写電流1TrIは0μAのままである。
除電が完了すると(S17、S27のYES)、連続画像形成を再開する(S300)。
図9の(a)に示すように、A4サイズでブラック単色モードの連続画像形成を行って、69〜72枚目で表面電位が−2600Vを割り込んだので、二次転写部TKにて除電が開始される。二次転写部TKを通過するごとに中間転写ベルト30は、−500Vづつ除電されるので、二次転写部T2の通過直後位置における中間転写ベルト30の表面電位は、1回転ごとに500V上昇する。
図9の(b)に示すように、二次転写部T2では、二次転写電源D2が二次転写電流2TrIを0μAとする定電流制御を行うので、バックアップローラ34には、中間転写ベルト30の表面電位に等しい電圧が印加され続ける。このため、二次転写部T2は、中間転写ベルト30に対してはチャージアップも除電も行わない。
図9の(c)に示すように、一次転写部TKでは、一次転写電源DKが一次転写電流1TrIを100μAとする定電流制御を行うので、除電1周目の一次転写ローラ22Kには800Vが印加される。そして、除電進行に伴って100μAを中間転写ベルト30に流すために必要な電圧が上昇するため、中間転写ベルト30の1回転ごとに一次転写電圧は500Vづつ上昇する。
図9の(a)に示すように、中間転写ベルト30の6回転目(6周目)で、一次転写電圧を3300Vまで高めて100μAを中間転写ベルト30へ流す除電が行われて表面電位が0Vを越える。そして、73枚目以降のブラック単色モードの連続画像形成が再開される。
以上のように、実施例1では、フルカラーモードの連続画像形成により中間転写ベルト30がプラス方向に帯電される場合、表面電位センサ41の検知結果が閾値電位(3000V)を超えると二次転写部T2にて除電モードを行う。これにより、電源DY、DM、DC、DKにおける高圧電源の容量不足により必要な一次転写電圧が印加できなくなって転写不良による色味変動や色ずれ等の画像不良に至ることが阻止される。さらには、一次転写ローラ22Y、22M、22C、22Kの周辺部材への電流リーク現象などの不具合を防止する。
また、ブラック単色モードの連続画像形成により中間転写ベルト30がマイナス方向に帯電される場合、表面電位センサ41の検知結果が閾値電位(−2600V)を割り込むと一次転写部TKにて除電モードを行う。これにより、二次転写電源D2における高圧電源の容量不足により必要な二次転写電圧が印加できなくなって転写不良による濃度変動やショック画像等の画像不良に至ることが阻止される。さらには、バックアップローラ34の周辺部材への電流リーク現象などの不具合を防止する。
実施例1によれば、連続画像形成時に中間転写ベルト30がプラス方向、及びマイナス方向のどちらに帯電した場合においても、中間転写ベルト30の除電を行うことができる。そして、除電専用機構を配置する必要もなく装置の低コスト化、小型化を実現できる。
<実施例2>
図10は実施例2の除電制御のフローチャートである。
実施例2は、図1〜図6を参照して説明した第1実施形態の画像形成装置100を用いて、図7に示す除電制御の一部のみを変更している。従って、実施例1で説明した制御に関しては実施例1と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図2を参照して図10に示すように、制御部80は、二次転写部T2にて除電を行うこと(S100)、一次転写部TY、TM、TC、TKにて除電を行うこと(S200)、及び連続画像形成(S300)は、実施例1と同様に実行する。
しかし、実施例1では中間転写ベルト30の表面電位をトリガーにして除電モードを開始していたところを、実施例2では一次転写電圧(一次転写バイアス)、及び二次転写電圧(二次転写バイアス)をトリガーにして除電モードを開始する。定電流制御される一次転写電圧、及び二次転写電圧は、中間転写ベルト30の帯電状態に関連している。
除電開始のトリガーとなる一次転写電圧の規定値は実験1の結果から4400V、二次転写電圧の規定値は、実験2の結果から−4350Vとした。
出力検知手段を兼ねる制御部80は、一次転写電圧を検知して(S41)、一次転写電圧が4400Vを越えると(S42のYES)、二次転写部T2による除電モード(S100)を開始する。
出力検知手段を兼ねる制御部80は、二次転写電圧を検知して(S43)、二次転写電圧が−4350Vを割り込むと(S43のYES)、一次転写部TKによる除電モード(S200)を開始する。
なお、制御部80は、中間転写ベルト30のチャージアップによって、電源DY、DM、DC、DK、D2のうち少なくとも1つが規定の定電流を流すことができなくなったことを検知して除電を開始してもよい。異常放電による出力電圧の変動や雑音電波を検知して除電を開始してもよい。
<実施例3>
図11は実施例3の除電制御のフローチャートである。
実施例3は、図1〜図6を参照して説明した第1実施形態の画像形成装置100を用いて、図10に示す除電制御の一部のみを変更している。
従って、実施例1、実施例2で説明した制御に関しては実施例1、実施例2と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図2を参照して図11に示すように、制御部80は、二次転写部T2にて除電を行うこと(S100)、一次転写部T1にて除電を行うこと(S200)、及び連続画像形成(S300)は、実施例1と同様に実行する。
実施例1では中間転写ベルト30の表面電位をトリガーにして除電モードを開始していたところを、実施例3ではフルカラーモード、ブラック単色モードにおけるそれぞれの連続画像形成枚数をトリガーにして除電モードを開始する。連続画像形成枚数は、中間転写ベルト30の帯電状態に関連している。
除電開始のトリガーとなるフルカラーモードでの規定値は実験1の結果から128枚、ブラック単色モードでの規定値は、実験2の結果から72枚とした。
制御部80は、フルカラーモードの場合(S51のYES)、連続画像形成枚数がA4サイズ記録材に換算して128枚に達すると(S52のYES)、二次転写部T2による除電モード(S100)を開始する。
制御部80は、ブラック単色モードの場合(S51のNO)、連続画像形成枚数がA4サイズ記録材に換算して72枚に達すると(S53のYES)、一次転写部T1による除電モード(S200)を開始する。
なお、規定値としての連続画像形成枚数は、温度湿度センサ65の出力に応じて加減してもよい。
<第2実施形態>
図12は第2実施形態の画像形成装置における除電制御の説明図である。
図2に示すように、第1実施形態では、記録材Pに接する二次転写ローラ36を接地電位に接続し、中間転写ベルト30の内側面に接するバックアップローラ34に出力電圧が負極性の二次転写電源D2を接続した。
図12に示すように、第2実施形態では、中間転写ベルト30の内側面に接するバックアップローラ34を接地電位に接続し、記録材Pに接する二次転写ローラ36に出力電圧が正極性の二次転写電源D2を接続した。
この場合でも、一次転写部TY、TM、TC、TKと二次転写部T2とを相補的に用いて中間転写ベルト30を除電できる。
フルカラーモードでは、一次転写部TY、TM、TC、TKによって中間転写ベルト30にチャージアップされた電荷を、二次転写部T2で逆方向に強制的に電流を流すことで除電できる。
ブラックモードでは、二次転写部T2によって中間転写ベルト30にチャージアップされた電荷を、一次転写部TKで逆方向に強制的に電流を流すことで除電できる。
第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。 画像形成装置の一次転写部および二次転写部の構成の説明図である。 フルカラーモードにおける一次転写ローラ印加電圧の推移の説明図である。 フルカラーモードにおける中間転写ベルトの表面電位の推移の説明図である。 ブラック単色モードにおけるバックアップローラ印加電圧の推移の説明図である。 ブラック単色モードにおける中間転写ベルトの表面電位の推移の説明図である。 実施例1の除電制御のフローチャートである。 表面電位が3000Vを越えた場合の除電制御の説明図である。 表面電位が−2600Vを割り込んだ場合の除電制御の説明図である。 実施例2の除電制御のフローチャートである。 実施例3の除電制御のフローチャートである。 第2実施形態の画像形成装置における除電制御の説明図である。
符号の説明
17Y、17M、17C、17K 像担持体(感光ドラム)
18K 露光装置
19K 帯電装置
20K 現像装置
22K 一次転写部材(一次転写ローラ)
26 定着装置
30 中間転写体(中間転写ベルト)
34 二次転写部材、バックアップ部材(バックアップローラ)
41 電位検知手段(表面電位センサ)
80 制御手段(制御部)
100 画像形成装置
D2 二次電源手段(電源)
DK 一次電源手段(電源)
T2 二次転写部
TK 一次転写部
P 記録材

Claims (12)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    一次転写電流が印加されて前記像担持体上のトナー像を中間転写体へ一次転写する一次転写部材と、
    前記一次転写部材に前記一次転写電流を印加する一次転写電源と、
    二次転写電流が印加されて前記中間転写体上のトナー像を記録材へ二次転写する二次転写部材と、
    前記二次転写部材に前記二次転写電流を印加する二次転写電源と、を有し、二次転写後の前記中間転写体を除電する除電工程を実行する画像形成装置において、
    前記除電工程における前記一次転写電源は、前記一次転写部材へ前記一次転写電流と同極性の電流を印加し、
    前記除電工程における前記二次転写電源は、前記二次転写部材へ前記二次転写電流と同極性の電流を印加し、
    二次転写後の前記中間転写体の帯電極性が前記トナー像の帯電極性と同極性の場合と反対極性の場合とで、前記除電工程における前記一次転写部材及び二次転写部材に印加される電流が変更されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 二次転写後の前記中間転写体の表面電位が前記トナー像の帯電極性と同極性である場合、前記除電工程における前記二次転写部材に印加される電流は0μAであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 二次転写後の前記中間転写体の表面電位が前記トナー像の帯電極性と反対極性である場合、前記除電工程における前記一次転写部材に印加される電流は0μAであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 二次転写後の前記中間転写体の表面電位の絶対値が所定電位に達すると、前記除電工程が実行されることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の画像形成装置。
  5. トナー像を担持する像担持体と、
    一次転写電流が印加されて前記像担持体上のトナー像を中間転写体へ一次転写する一次転写部材と、
    前記一次転写部材に前記一次転写電流を印加する一次転写電源と、
    二次転写電流が印加されて前記中間転写体上のトナー像を記録材へ二次転写する二次転写部材と、
    前記二次転写部材に前記二次転写電流を印加する二次転写電源と、を有し、前記一次転写を繰り返して複数のトナー像を前記中間転写体上で重ねることが可能であって、前記一次転写を行なう回数が異なる複数の画像形成モードを実行し、かつ、二次転写後の前記中間転写体を除電する除電工程を実行する画像形成装置において、
    前記除電工程における前記一次転写電源は、前記一次転写部材へ前記一次転写電流と同極性の電流を印加し、
    前記除電工程における前記二次転写電源は、前記二次転写部材へ前記二次転写電流と同極性の電流を印加し、
    複数の前記画像形成モードの中で実行された画像形成モードに応じて、前記除電工程における前記一次転写部材及び二次転写部材に印加される電流が変更されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記一次転写を繰り返して、複数色のトナー像を重ねてカラー画像を形成するカラー画像形成モードと、前記一次転写を1回行なって、単色のトナー像を形成する単色画像形成モードと、を有し、
    前記単色画像形成モード実行後の前記除電工程では、前記二次転写部材に印加される電流は0μAであることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記カラー画像形成モード実行後の前記除電工程では、前記一次転写部材に印加される電流は0μAであることを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. トナー像を担持する像担持体と、
    一次転写電流が印加されて前記像担持体上のトナー像を中間転写体へ一次転写する一次転写部材と、
    前記一次転写部材に前記一次転写電流を印加する一次転写電源と、
    二次転写電流が印加されて前記中間転写体上のトナー像を記録材へ二次転写する二次転写部材と、
    前記二次転写部材に前記二次転写電流を印加する二次転写電源と、を有し、二次転写後の前記中間転写体を除電する除電工程を実行する画像形成装置において、
    前記除電工程における前記一次転写電源は、前記一次転写部材へ前記一次転写電流と同じ極性の電流を印加し、
    前記除電工程における前記二次転写電源は、前記二次転写部材へ前記二次転写電流と同じ極性の電流を印加し、
    前記一次転写電流が印加される際に前記一次転写部材に印加される電圧及び、前記二次転写電流が印加される際に前記二次転写部材に印加される電圧に応じて、前記除電工程における前記一次転写部材及び二次転写部材に印加される電流が変更されることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記一次転写電流が印加される際に前記一次転写部材に印加される電圧が第1電圧に達した場合、若しくは、前記二次転写電流が印加される際に前記二次転写部材に印加される電圧が第2電圧に到達した場合に、前記除電工程が実行されることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記一次転写電流が印加される際に前記一次転写部材に印加される電圧が前記第1電圧に達した場合に実行される除電工程では、前記二次転写部材に印加される電流は0μAであることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記二次転写電流が印加される際に前記二次転写部材に印加される電圧が前記第2電圧に達した場合に実行される除電工程では、前記一次転写部材に印加される電流は0μAであることを特徴とする請求項9又は10記載の画像形成装置。
  12. 前記中間転写体の表面抵抗率は、1×1013Ω/□以上であることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項記載の画像形成装置。
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