JP5076684B2 - 車両の乗員保護装置 - Google Patents

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本発明は、車両の乗員保護技術に関するものである。
車両の側面衝突時に、車両の側壁と、車両の側壁と隣り合うシートと、の間にサイドエアバッグを展開し、乗員の安全を確保する技術が開示されている(特許文献1)。
また、側面衝突時に、衝突側の側壁と隣り合うシート(衝突側シート)のシートバックと、衝突側シートの非衝突側に隣り合うシート(非衝突側シート)のシートバックと、の間にエアバッグを展開することによって、衝突側シートが受ける衝突荷重を非衝突側シートに伝達して、車両の側壁やサイドドアが更に車室内に侵入することを防止する技術が開示されている(特許文献2)。
特開2000−79863号公報 特開2004−217109号公報
ここで、車両の燃費性能を向上させるためには、車両を軽量化及び小型化することが望ましい。その一方で、小型化により乗員の生存空間が狭くなるため、車両の剛性を高めて、乗員の安全性を確保する必要もある。そこで、車両の両側面間に棒状部材を配設して、側面衝突時の衝突荷重を棒状部材に伝達することも可能であるが、車幅方向全域に渡って、棒状部材を配する必要があるため、シート形状がベンチシートや側方に延出部を設けるものに限定されるうえに、車両を軽量化することができない。
また、特許文献2のように、衝突側シートと非衝突側シートとの間にエアバッグを展開させることによって、衝突側シートの剛性を高めることも可能であるが、衝突側の側壁や車体全体を補強するものではなく、衝突側シートが衝突荷重を直接受けてしまう。
従って、本発明の目的は、車両を軽量化及び小型化しながら、車幅方向に並べて配設された複数のシートに着座する乗員全員の生存空間を確保することにある。
本発明においては、車幅方向に複数のシートが配設された車両の乗員保護装置において、前記車両の側面衝突に対する乗員の保護動作を実行するか否かを判定する判定手段と、前記複数のシートのシートバック間を塞ぐようにエアバッグを展開するシート間エアバッグ展開手段と、前記複数のシートのうち、車幅方向両端部に位置する各シートのシートバックと、前記車両の各側部との間をそれぞれ塞ぐようにエアバッグを展開するサイドエアバッグ展開手段と、前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段の動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、全ての前記エアバッグを略同時に展開させることを特徴とする車両の乗員保護装置が提供される。
本発明によれば、前記制御手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、全ての前記エアバッグを略同時に展開させるため、前記車両の衝突側側部が受けた衝突荷重を他方側部に伝達することができる。すなわち、衝突側側部が受けた衝突荷重を車幅方向に配設された全てのシートと他方側部とによって支持することができる。これにより、衝突側側部が車室内に侵入することを抑制できるため、車幅方向に配設されたシートに着座する乗員全員の生存空間を確保することができる。
本発明においては、前記複数のシートは、互いに隣り合うシートの間が近接して配設され、前記複数のシートのうち、車幅方向両端部に位置する各シートは、前記車両の各側部に近接して配設されている構成でもよい。この構成によれば、車幅方向にコンパクトにシートを配設できると共に、前記エアバッグを小型化することができる。
また、本発明においては、前記複数のシートのうち、少なくともいずれかのシートのシートバック前方にエアバッグを展開する前方エアバッグ展開手段を更に備え、前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段は、前記エアバッグを、前記シートのシートバックの前面よりも後方に展開し、前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段が展開する前記エアバッグの展開完了時の圧力が、前記前方エアバッグ展開手段が展開する前記エアバッグの展開完了時の圧力よりも高い構成でもよい。この構成によれば、前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段が展開する前記エアバッグの展開完了時の圧力が、前記前方エアバッグ展開手段が展開する前記エアバッグの展開完了時の圧力よりも高いため、前記車両の衝突側側部が受けた衝突荷重を他方側部に効率よく伝達することができる。また、前記エアバッグを前記シートのシートバックの前面よりも後方に展開するため、前記エアバッグが展開する際に、乗員が受ける衝撃を低減することができる。
また、本発明においては、前記複数のシートは、3席のシートであってもよい。この構成によれば、車幅方向に配された3席のシートに着座する乗員全員の生存空間を確保することができる。
また、本発明においては、前記車両は、前記側部を構成するピラー部を有し、前記複数のシートは、そのシートバックが、前記車両の側面視で前記ピラー部と重なるように配置され、前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段は、前記エアバッグを、前記ピラー部の上下方向中央部の高さに相当する位置で展開する構成としてもよい。この構成によれば、前記エアバッグを前記ピラー部の上下方向中央部の高さに相当する位置で展開するため、前記車両の衝突側側部が受けた衝突荷重を前記ピラー部間で効率よく伝達することができる。また、衝突側の前記ピラー部が車室内側へ侵入することを抑制して、車幅方向に配設されたシートに着座する乗員全員の生存空間を確保することができる。
また、本発明においては、前記複数のシートのうち、少なくとも1つのシートは、前後方向に移動可能である可動シートを含み、該可動シートのシートバックは、他の前記シートのシートバックと、前記車両の側面視で少なくとも部分的に重なるように前後方向の移動量が規制される構成としてもよい。この構成によれば、前記複数のシートが前記可動シートを含む場合であっても、前記車両の衝突側側部が受けた衝突荷重を他方側部に伝達することによって、乗員の生存空間を確保することができる。
また、本発明においては、前記複数のシートのうち、少なくとも1つのシートは、シートバックの傾倒角度が調節可能なリクライニングシートを含み、該リクライニングシートのシートバックは、他の前記シートのシートバックと、前記車両の側面視で少なくとも部分的に重なるように傾倒範囲が規制される構成としてもよい。この構成によれば、前記複数のシートが前記リクライニングシートを含む場合であっても、前記車両の衝突側側部が受けた衝突荷重を他方側部に伝達することによって、乗員の生存空間を確保することができる。
また、本発明においては、前記判定手段は、前記車両の側面衝突の発生を検出する衝突検出手段により、当該側面衝突の発生が検出された場合に前記保護動作を実行すると判定する構成としてもよい。この構成によれば、前記判定手段は、前記衝突検出手段が側面衝突の発生を検出した場合に、前記保護動作を実行すると判定するため、前記保護動作を実行するか否かを確実に判定することができる。
また、本発明においては、前記判定手段は、前記車両の側面衝突の発生を予知する衝突予知手段により、当該側面衝突の発生が予知された場合に前記保護動作を実行すると判定する構成であってもよい。この構成によれば、前記判定手段は、前記衝突予知手段が側面衝突の発生を予知した場合に、前記保護動作を実行すると判定するため、前記保護動作を遅れなく実行することができる。
以上述べた通り、本発明によれば、車両を軽量化及び小型化しながら、車幅方向に並べて配設された複数のシートに着座する乗員全員の生存空間を確保することができる。
<第1の実施形態>
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る車両Aの乗員保護装置100の平面図、図1(b)は、一実施形態に係る車両Aの乗員保護装置100の正面図、図2は、一実施形態に係る車両Aの乗員保護装置100の側面図である。また、図3は、第1の実施形態に係る乗員保護装置100の全体構成図である。
車両Aのフロア6上には、3席のシート1、2、3が、互いに隣り合うシートの間が近接して、車幅方向に配設される。すなわち、シート1とシート2との間、及びシート2とシート3との間が近接するように、シート1、2、3が配設される。また、シート1、2、3のうち、車幅方向両端部に位置するシート1、3は、車両Aの側部5a、5bにそれぞれ近接して配設される。シート1は、ドライバが着座する運転席であり、シート2及びシート3は、その助手席である。なお、シート1、2、3は、いわゆるベンチシートではなく、それぞれが分離されたシートである。
車両Aは、シート1、2、3に着座する乗員Bを保護する乗員保護装置100と、ダッシュボード7内に格納され、シート2、3のシートバック前方に前方エアバッグを展開する前方エアバッグ展開部110と、を備える。乗員保護装置100は、乗員保護動作を制御するECU4と、ECU4に接続された種々のセンサと、ECU4によって制御されるシート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82を備える。
シート間エアバッグ展開部81は、シート2のシートバック2bの車幅方向両端部にそれぞれ配設され、シート1、2、3のシートバック間を塞ぐようにシート間エアバッグ81aを展開する。また、サイドエアバッグ展開部82は、車幅方向両端部に位置するシート1及びシート3のシートバックの車外側端部に配設され、シート1、2、3のうち、シート1及びシート3のシートバック1b、3bと、車両Aの側部5a、5bとの間をそれぞれ塞ぐようにサイドエアバッグ82aを展開する(図6参照)。
また、車両Aは、側部5a、5bを構成するピラー部8a、8bを有し、シート1、2、3は、そのシートバック1b、2b、3bが、車両Aの側面視でピラー部8と重なるように配置される。シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82は、シート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aを、ピラー部8の上下方向中央部の高さに相当する位置で展開する。ここで、ピラー部8a、8bは、高張力鋼板等を用いた高強度部材である。また、ピラー部8a、8b、フロア部6、及びルーフ部9が閉断面を形成する。このため、ピラー部8aに衝突が生じた場合に、各シート及び高強度部材であるピラー部8bにその衝突荷重を伝達することができるため、車体全体の剛性を向上させることができる。さらに、シート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aをピラー部8a、8bの上下方向中央部に展開させるため、衝突時に車室内への変位量が最大である上下方向中央部で衝突荷重を支持することにより、乗員の生存空間を確保することができる。
ECU4は、側面衝突の発生を検出する側面衝突検出部10と、側面衝突の発生を予知する側面衝突予知部20と、車両Aの側面衝突に対する乗員Bの保護動作を実行するか否かを判定する保護動作判定部60と、保護動作判定部60の判定結果に基づいて、シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82の動作を制御する制御部80と、を備える。
側面衝突検出部10には、車両Aの側面からの衝突荷重を検出する衝突荷重センサ11が接続され、衝突荷重センサ11によって検出された衝突荷重が閾値よりも大きい場合には、側面衝突が発生したことを検出する。
側面衝突予知部20には、車両Aの側方を走行する他車両、又は側壁等の固定物からの距離を検出する側方距離検出センサ21が接続され、側方距離検出センサ21によって検出された側方の検出物からの距離が閾値以下であり、かつ、検出された距離が前回検出された距離よりも小さい場合には、検出物との距離が接近しているため、側面衝突が生じる可能性が高いことを予知する。
なお、側面衝突検出部10、側面衝突予知部20に接続されるセンサは、衝突荷重センサ11、側方距離検出センサ21に限定されるものではなく、例えば、レーザやカメラを用いて、他車両等との衝突を検出又は予知することができる。
保護動作判定部60は、車両Aの側面衝突に対する乗員Bの保護動作を実行するか否かを判定するCPUである。例えば、保護動作判定部60は、車両Aの側面衝突の発生を検出する側面衝突検出部10により、側面衝突の発生が検出された場合に保護動作を実行すると判定する。また、保護動作判定部60は、車両Aの側面衝突の発生を予知する側面衝突予知部20により、側面衝突の発生が予知された場合に保護動作を実行すると判定する。
制御部80は、シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82の動作を制御するCPUであり、保護動作判定部60が保護動作を実行すると判定した場合に、全てのエアバッグを略同時に展開させる。
図4は、シート間エアバッグ展開部81の断面図である。なお、ここでは、シート間エアバッグ展開部81の構成のみについて説明するが、サイドエアバッグ展開部82の構成も同様であるため、説明を省略する。
シート間エアバッグ展開部81aは、シート1のシートバック1bとシート2のシートバック2bとの間、及びシート3のシートバック3bとシート2のシートバック2bとの間、に展開されるように、シート2のシートバック2bの車幅方向両端部にそれぞれ1つずつ配設される。また、シート間エアバッグ展開部81は、例えば布製等の低伸張材料からなる袋体であるシート間エアバッグ81aと、内部にガスを吹き込むことによってシート間エアバッグ81aを膨らませるインフレータ81bと、を有する。シート間エアバッグ81a及びインフレータ81bは、シート間エアバッグ81aの展開方向を固定するリアクションカン81c内に格納される。リアクションカン81cは、シート間エアバッグ81aの展開方向が車外側に向くように、シート2内のフレーム部2eに固定される。
インフレータ81bによって、内部にガスが吹き込まれて、シート間エアバッグ81aが膨張すると、シート2の表皮材であるクッション部2fの端部同士が縫製された縫製部2gが破れ、回転軸2hを中心にして、低伸張材料からなる補強布部2iが回転する。これにより、シート2のシートバック2bの車外側端部が開いた状態となり、シート間エアバッグ81aがシート1及びシート3の方向に展開される。
図5において、(a)はシート間エアバッグ81aの展開状態を示す斜視図、(b)は図5(a)に示すシート間エアバッグ81aの拡大正面図、(c)は図5(a)に示すシート間エアバッグ81aの拡大側面図、(d)は図5(a)に示すシート間エアバッグ81aの拡大平面図である。また、図6は、シート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aの展開状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
シート間エアバッグ81aには、表面に布製のテザーベルト81dが格子状に接着されている。このため、シート間エアバッグ81aは、テザーベルト81dによって展開範囲が規制される。従って、本実施形態では、テザーベルト81dによって、エアバッグ81dが各シートのシートバックの前面よりも後方に展開されるように規制する。なお、テザーベルト81dは、シート間エアバッグ81aの内部に格子状に設けてもよい。
すなわち、シート間エアバッグ展開部81は、シート2のシートバック2b及びシート1のシートバック1bの前面よりも後方にシート間エアバッグ81aを展開し、また、シート2のシートバック2b及びシート3のシートバック3bの前面よりも後方にシート間エアバッグ81aを展開する。
また、サイドエアバッグ展開部82は、シート1のシートバック1bの前面よりも後方にサイドエアバッグ82aを展開し、また、シート3のシートバック3bの前面よりも後方にサイドエアバッグ82aを展開する。
また、シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82が展開するエアバッグの展開完了時の圧力は、前方エアバッグ展開部110が展開する前方エアバッグの展開完了時の圧力よりも高い。すなわち、前方エアバッグは、前方衝突時の衝突荷重により前方に飛び出す乗員を支持するものであるが、シート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aは、直接的に乗員を保護するものではなく、衝突側側部が受けた衝突荷重をシートを介して他方側部に伝達するものであるため、少なくとも前方エアバッグよりも高い圧力でシート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aを展開する。
これにより、シート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aが各シートのシートバックの前面よりも後方に展開されるため、エアバッグ展開時に乗員が受ける衝撃を低減することができる。また、シート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aの展開圧を高くすることにより、車両Aの側部5aに他車両200が衝突した場合に、衝突荷重を他方側部に伝達することができる。
図7において、(a)は第1の実施形態に係る乗員保護装置100の動作手順を示すフローチャート、(b)は保護動作判定処理(ステップS120)の詳細な動作手順を示すフローチャート、(c)は制御処理(ステップS130)の詳細な動作手順を示すフローチャートである。
図7(a)を参照して、乗員保護装置100の全体的な動作手順について説明する。まず、ステップS110において、ECU4が各センサから種々の情報を取得する。次に、ステップS120において、保護動作判定部60が、車両Aの側面衝突に対する乗員の保護動作を実行するか否かを判定する。最後に、ステップS130において、制御部80がシート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82の動作を制御して、一連の処理を終了する。
次に、図7(b)を参照して、判定処理(ステップS120)の詳細な動作手順を説明する。まず、ステップS121において、側面衝突予知部20によって、側面衝突の発生が予知されたか否かを判定する。ステップS121で側面衝突の発生が予知されたと判定された場合には、ステップS124において、保護動作を実行すると判定する。一方、ステップS121で側面衝突の発生が予知されなかったと判定された場合には、ステップS122に進み、側面衝突検出部10によって、側面衝突の発生が検出されたか否かを判定する。ステップS122で側面衝突検出部10によって、側面衝突の発生が検出されたと判定された場合には、ステップS124において、保護動作を実行すると判定する。一方、ステップS122で側面衝突検出部10によって、側面衝突の発生が検出されなかったと判定された場合には、ステップS123において、保護動作を実行しないと判定する。このようにして、保護動作判定部60は、保護動作を実行するか否かを判定する。
次に、図5(c)を参照して、制御処理(ステップS130)の詳細な動作手順を説明する。まず、ステップS131において、ステップS120の保護動作判定処理で保護動作を実行すると判定されたか否かを判定する。ステップS131において、ステップS120で保護動作を実行しないと判定された場合には、シート移動部81による保護動作を実行せずに、制御処理を終了する。一方、ステップS131において、ステップS120で保護動作を実行すると判定された場合には、ステップS132において、全てのエアバッグを略同時に展開させるための信号をシート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82に送信して、制御処理の一連の処理を終了する。
なお、ステップS132において、シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82に同時に信号を送信してもシート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aの展開タイミングがずれてしまう場合には、両者の展開タイミングを予め計測しておき、その展開タイミングが略同一になるように、両者の信号送信タイミングを所定時間ずらして同時に展開させることも可能である。
本実施形態によれば、制御部80は、保護動作判定部60が保護動作を実行すると判定した場合に、全てのエアバッグを略同時に展開させるため、車両Aの衝突側側部が受けた衝突荷重を各シート及び他方側部に伝達することができる。これにより、車幅方向に複数のシートが配設された車両Aにおいて、乗員の生存空間を確保することができる。
なお、本実施形態では、複数のシートが3席のシートであるものとしたが、3席に限定されるものではなく、車幅方向に複数のシートが配設された車両であれば、本発明を適用することができる。例えば、複数のシートが4席である場合には、車幅方向両端部のシートにそれぞれサイドエアバッグ展開部82を設け、それらのシートの車室内側に配されるシートにそれぞれシート間エアバッグ展開部81を設ければよい。
<第2の実施形態>
上述の第1の実施形態では、全てのシート1、2、3が、乗員の操作によって、通常時に車両Aの前後方向に移動不可能であり、また、傾倒角度が調節不可能であったが、本実施形態では、シート2が車両Aの前後方向に移動可能であり、また、傾倒角度が調節可能である点で異なる。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は、第2の実施形態に係る乗員保護装置100’の動作手順を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図8(a)のH−H線に沿った断面図である。フロア6上には、車両Aの前後方向にレール2aが延設され、このレール2a上にシート2が配設される。従って、シート2は、レール2aに沿って、前後方向に移動可能である可動シートである。さらに、シート2は、シートバック2bの傾倒角度が調節可能なリクライニングシートである。
このように、乗員の操作によって移動自在かつ傾倒自在であるシートが存在する場合には、車幅方向に並んで配されたシートのシートバックが車両Aの前後方向にずれてしまうため、本発明の効果が得られなくなってしまう。そこで、可動シートのシートバックは、他のシートのシートバックと、車両Aの側面視で少なくとも部分的に重なるように前後方向の移動量が規制される。すなわち、シート2のシートバック2bは、シート1のシートバック1b及びシート3のシートバック3bと、車両Aの側面視で重なるように前後方向の移動量が規制部2cにより規制される。
また、リクライニングシートのシートバックは、他のシートのシートバックと、車両Aの側面視で少なくとも部分的に重なるように傾倒範囲が規制される。すなわち、シート2のシートバック2bは、シート1のシートバック1b及びシート3のシートバック3bと、車両Aの側面視で少なくとも部分的に重なるように、規制部2dにより傾倒範囲が規制される。
本実施形態によれば、車幅方向に配設された複数のシートのいずれかが、車両Aの前後方向に移動可能であり、かつ、傾倒可能である場合に、車両Aの衝突側側部が受けた衝突荷重を各シート及び他方側部に伝達することによって、乗員全員の生存空間を確保することができる。
なお、本実施形態では、シート2のみが車両Aの前後方向に移動可能であり、かつ、傾倒可能である構成としたが、同様のシートが複数ある場合であっても、それらのシートのシートバックが他のシートのシートバックと車両Aの側面視で少なくとも部分的に重なるように規制すればよいため、本発明を適用することができる。
<第3の実施形態>
上述の第2の実施形態では、互いに隣り合うシートのシートバックが重なるように、規制部2cがシート2の前後方向の移動量を規制し、また、規制部2dがシート2のリクライニング角度を規制したため、制御部80は、保護動作判定部60が保護動作を実行すると判定した場合には必ずエアバッグを展開した。しかし、本実施形態では、シート2の前後方向の移動量及びリクライニング角度を規制せずに、制御部80は、互いに隣り合うシートのシートバックのずれ量に基づいて、エアバッグの展開可否を制御する点で異なる。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図9は、第3の実施形態に係る乗員保護装置100”の全体構成図である。本実施形態のECU4”は、各シートのシートバックの車両Aの前後方向の位置を検出するシート位置検出部30と、各シートのシートバックの車両Aの傾倒角度を検出する傾倒角度検出部40と、シート位置検出部30によって検出された各シートの前後方向の位置のずれ量を算出するずれ量算出部50と、ずれ量算出部50によって算出されたずれ量が予め定めた閾値未満であるか否かを判定するずれ量判定部70と、が第1の実施形態で示した構成に追加される。なお、ずれ量算出部50では、シート位置検出部30によって検出された各シートの位置に基づいて、位置ずれ量を算出し、また、傾倒角度検出部40によって検出された各シートの傾倒角度に基づいて、角度ずれ量を算出するものとする。また、ずれ量判定部70では、ずれ量算出部50によって算出された位置ずれ量又は角度ずれ量に基づいて、前述の判定を行うものとする。また、シート位置検出部30には、シート位置検出センサ31が接続され、傾倒角度検出部40には、傾倒角度検出センサ41が接続される。
図10は、シート2の構成を説明するための図である。本実施形態のシート2は、第2の実施形態と同様に、車両Aの前後方向に移動可能であり、かつ、傾倒角度を調整可能である。しかし、本実施形態では、シート2の移動範囲を規制する規制部2cやシート2の傾倒角度を規制する規制部2dは設けていない。一方、シート2の車両前後方向の位置を検出するシート位置検出センサ31がレール2aに配設される。また、シート2のシートバック2bの傾倒角度を検出する傾倒角度検出センサ41がシートバック2bのブラケット部2eに配設される。
図11において、(a)は第3の実施形態に係る乗員保護装置100”の動作手順を示すフローチャート、(b)はずれ量判定判定処理(ステップS220)の詳細な動作手順を示すフローチャート、(c)は制御処理(ステップS230)の詳細な動作手順を示すフローチャートである。
図11(a)で示すように、乗員保護装置100”の動作手順では、第1の実施形態と比べて、ずれ量算出処理(ステップS210)及びずれ量判定処理(ステップS220)が新たに追加され、制御処理(ステップS220)が一部変更される。まず、ステップS110において、ECU4”が各センサから種々の情報を取得し、ステップS120において、保護動作判定部60が、車両Aの側面衝突に対する乗員の保護動作を実行するか否かを判定する。次に、ステップS210において、ずれ量算出部50が、シート位置検出部30によって検出された、互いに隣り合うシートのシートバックの位置、及び傾倒角度検出部40によって検出された、互いに隣り合うシートのシートバックの角度に基づいて、ずれ量を算出する。次に、ステップS220において、ずれ量判定部70がずれ量算出部50によって算出されたずれ量に基づいて、ずれ量判定処理を行う。最後に、ステップS230において、判定処理の結果に基づいて、シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82の動作を制御して、一連の処理を終了する。
次に、図11(b)を参照して、ずれ量判定処理(ステップS220)の詳細な動作手順を説明する。まず、ステップS221において、ずれ量算出部50が算出した位置ずれ量が予め定めた閾値(例えば、300mm)未満であるか否かを判定する。ステップS221で位置ずれ量が閾値以上である場合には、ステップS224において、ずれ量が閾値以上であると判定される。すなわち、互いに隣り合うシートのシートバックが車両Aの側面視で重なっていないと判定される。ステップS221で位置ずれ量が閾値未満である場合には、ステップS222において、ずれ量算出部50が算出した角度ずれ量が閾値未満であるか否かを判定する。ステップS222で角度ずれ量が閾値以上である場合には、ステップS224において、ずれ量が閾値以上であると判定される。一方、ステップS222で角度ずれ量が閾値未満である場合には、ステップS223において、ずれ量が閾値未満であると判定される。すなわち、互いに隣り合うシートのシートバックが車両Aの側面視で重なっていると判定される。このようにして、ずれ量判定処理(ステップS220)の一連の処理を終了する。
次に、図11(c)を参照して、制御処理(ステップS230)の詳細な動作手順を説明する。まず、ステップS231において、保護動作判定処理(ステップS120)で保護動作を実行すると判定されたか否かを判定する。ステップS231において、ステップS120で保護動作を実行しないと判定した場合には、シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82による保護動作を実行せずに、制御処理を終了する。一方、ステップS231において、ステップS120で保護動作を実行すると判定した場合には、ステップS232において、ずれ量判定処理(ステップS220)でずれ量が閾値未満であると判定されたか否かを判定する。ステップS232において、ステップS220でずれ量が閾値以上であると判定された場合には、シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82による保護動作を実行せずに、制御処理を終了する。その一方で、ステップS232において、ステップS220でずれ量が閾値未満であると判定された場合には、シート間エアバッグ展開部81及びサイドエアバッグ展開部82に保護動作を実行させる信号を送信して、制御処理の一連の処理を終了する。
本実施形態によれば、シートが車両Aの前後方向に移動可能であり、かつ、リクライニング可能である場合に、隣り合うシートのシートバックが車両Aの側面視で重ならない場合には、シート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aを展開させないため、保護動作の効率性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、シート2が車両Aの前後方向に移動可能であり、かつ、傾倒可能である構成としたが、シート2が車両Aの前後方向に移動可能であるか、傾倒可能であるか、のいずれか一方のみの構成であっても構わない。この場合には、位置ずれ量又は角度ずれ量が閾値未満である場合には、ずれ量が閾値未満であると判定すればよいし、位置ずれ量又は角度ずれ量が閾値以上である場合には、ずれ量が閾値以上であると判定すればよい。
以上述べたように、本発明においては、互いに隣り合う前記シートの前記シートバックの車両前後方向のずれ量を算出する算出手段と、前記算出手段が算出したずれ量が予め定めた閾値未満か否かを判定するずれ量判定手段と、を更に備え、前記制御手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合であって、かつ、前記ずれ量判定手段が前記ずれ量が前記閾値未満であると判定した場合に、前記エアバッグを展開させることを特徴とする乗員保護装置であってもよい。
また、本発明においては、互いに隣り合う前記シートの前記シートバックの傾倒角度のずれ量を算出する算出手段と、前記算出手段が算出したずれ量が予め定めた閾値未満か否かを判定するずれ量判定手段と、を更に備え、前記変位手段は、前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合であって、かつ、前記ずれ量判定手段が前記ずれ量が前記閾値未満であると判定した場合に、前記エアバッグを展開させることを特徴とする乗員保護装置であってもよい。
(a)は本発明の一実施形態に係る車両Aの乗員保護装置100の平面図、(b)は一実施形態に係る車両Aの乗員保護装置100の正面図である。 一実施形態に係る車両Aの乗員保護装置100の側面図である。 第1の実施形態に係る乗員保護装置100の全体構成図である。 シート間エアバッグ展開部81の断面図である。 (a)はシート間エアバッグ81aの展開状態を示す斜視図、(b)は図5(a)に示すシート間エアバッグ81aの拡大正面図、(c)は図5(a)に示すシート間エアバッグ81aの拡大側面図、(d)は図5(a)に示すシート間エアバッグ81aの拡大平面図である。 シート間エアバッグ81a及びサイドエアバッグ82aの展開状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 (a)は第1の実施形態に係る乗員保護装置100の動作手順を示すフローチャート、(b)は保護動作判定処理(ステップS120)の詳細な動作手順を示すフローチャート、(c)は制御処理(ステップS130)の詳細な動作手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る乗員保護装置100’の動作手順を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図8(a)のH−H線に沿った断面図である。 第3の実施形態に係る乗員保護装置100”の全体構成図である。 シート2の動作手順を説明するための図である。 (a)は第3の実施形態に係る乗員保護装置100”の動作手順を示すフローチャート、(b)はずれ量判定判定処理(ステップS220)の詳細な動作手順を示すフローチャート、(c)は制御処理(ステップS230)の詳細な動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
A 車両
1、2、3 シート
5a、5b 側部
10 側面衝突検出部
20 側面衝突予知部
60 保護動作判定部
80 制御部
81 シート間エアバッグ展開部
81a シート間エアバッグ
82 サイドエアバッグ展開部
82a サイドエアバッグ
100 乗員保護装置

Claims (9)

  1. 車幅方向に複数のシートが配設された車両の乗員保護装置において、
    前記車両の側面衝突に対する乗員の保護動作を実行するか否かを判定する判定手段と、
    前記複数のシートのシートバック間を塞ぐようにエアバッグを展開するシート間エアバッグ展開手段と、
    前記複数のシートのうち、車幅方向両端部に位置する各シートのシートバックと、前記車両の各側部との間をそれぞれ塞ぐようにエアバッグを展開するサイドエアバッグ展開手段と、
    前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段の動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が前記保護動作を実行すると判定した場合に、全ての前記エアバッグを略同時に展開させることを特徴とする車両の乗員保護装置。
  2. 前記複数のシートは、互いに隣り合うシートの間が近接して配設され、
    前記複数のシートのうち、車幅方向両端部に位置する各シートは、前記車両の各側部に近接して配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の乗員保護装置。
  3. 前記複数のシートのうち、少なくともいずれかのシートのシートバック前方にエアバッグを展開する前方エアバッグ展開手段を更に備え、
    前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段は、前記エアバッグを、前記シートのシートバックの前面よりも後方に展開し、
    前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段が展開する前記エアバッグの展開完了時の圧力が、前記前方エアバッグ展開手段が展開する前記エアバッグの展開完了時の圧力よりも高いことを特徴とする請求項2に記載の車両の乗員保護装置。
  4. 前記複数のシートは、3席のシートであることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両の乗員保護装置。
  5. 前記車両は、前記側部を構成するピラー部を有し、前記複数のシートは、そのシートバックが、前記車両の側面視で前記ピラー部と重なるように配置され、
    前記シート間エアバッグ展開手段及び前記サイドエアバッグ展開手段は、前記エアバッグを、前記ピラー部の上下方向中央部の高さに相当する位置で展開することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両の乗員保護装置。
  6. 前記複数のシートのうち、少なくとも1つのシートは、前後方向に移動可能である可動シートを含み、
    該可動シートのシートバックは、他の前記シートのシートバックと、前記車両の側面視で少なくとも部分的に重なるように前後方向の移動量が規制されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両の乗員保護装置。
  7. 前記複数のシートのうち、少なくとも1つのシートは、シートバックの傾倒角度が調節可能なリクライニングシートを含み、
    該リクライニングシートのシートバックは、他の前記シートのシートバックと、前記車両の側面視で少なくとも部分的に重なるように傾倒範囲が規制されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両の乗員保護装置。
  8. 前記判定手段は、前記車両の側面衝突の発生を検出する衝突検出手段により、当該側面衝突の発生が検出された場合に前記保護動作を実行すると判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
  9. 前記判定手段は、前記車両の側面衝突の発生を予知する衝突予知手段により、当該側面衝突の発生が予知された場合に前記保護動作を実行すると判定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
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