JP5076073B2 - 化粧用パフ - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料を内蔵する化粧用パフに関するものである。
従来から、化粧料を内蔵した化粧用パフとして、例えば特許文献1に示すように、化粧料としてのパウダーを通過させる布帛から形成され一部に開口を有するパフ本体と、該パフ本体の内部に配されて一部が開口した袋状のシート状物と、該シート状物内に収容されて包まれたパウダー入り内袋とから構成されたものが知られている。
この化粧用パフは、その内袋の一部がパウダーを透過させ易い素材から形成されていて、該内袋を上記シート状部材で包み込むことにより、未開封状態においては、内袋からこぼれ出たパウダーがパフ本体の外部に漏れるのを防止することができ、また、使用に供する際には、パフ本体に開設された上記開口からシート状物を外部に抜き去って開封することにより、パウダーがパフ本体を通じて外部に放出されるようになっている。
しかしながら、上述した公知の化粧用パフでは、未開封状態においてもパウダーが内袋やシート状物により密封されていないため、パウダーが外気と接して、例えば香り等の成分が揮発すること等により、使用に供する開封前にパウダーが劣化してしまう虞がある。
特開2002−58529号公報
本発明の技術的課題は、化粧料を内蔵する化粧用パフにおいて、使用に供する開封時まで内蔵された化粧料をより新鮮な状態やより安定した状態に保持することが可能なものを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明によれば、内部に化粧料の収容部を有していて、少なくとも一部に化粧料を該収容部から外部へ透過させる透過部を備えて成るパフ本体と、該パフ本体の収容部に収納されていて上記化粧料が密封された格納室を有する破断可能な内袋と、該内袋を破断するための破断機構とを備えていて、該破断機構が、上記内袋に設けられてその破断開始に供する破断開始部と、該破断開始部に一部を係合させてパフ本体の外部に導出された開封部材とを有しており、該開封部材を引張ることで上記内袋を破断して、上記格納室を開封することができるように構成され、上記内袋が、その破断方向に格納室を間に挟んで第1端と第2端とを有していて、上記破断機構の破断開始部が、該内袋の第1端における格納室に隣接した部位に貫設されており、糸状の上記開封部材が、該破断開始部に挿通されると共に、内袋の両面側においてそれぞれ上記第2端に向けて格納室を横断するように配置されていることを特徴とする化粧用パフが提供される。
また、本発明に係る化粧用パフは、上記内袋をその破断方向に保持する保持機構を有していることが好ましい。
そのとき、該保持機構は、パフ本体に対して上記内袋の第1端を固定することにより構成したり、又は、パフ本体内に収容された保持体に対して上記内袋の第1端を固定することにより構成したりすることもできる。
さらに、本発明において、上記内袋は複数の格納室を有することができ、そのとき、該内袋においてこれら格納室は、該内袋の破断方向に並設されていても良いし、重畳させて配置されていても良い。また、上記パフ本体の収容部に複数の内袋を収納することも可能である。
そして、そのとき、上記各格納室には、同種の化粧料のみならず、混合して使用する複数種類の異なる化粧料をそれぞれ個別に密封することができる。
本発明の化粧用パフによれば、未開封状体では化粧料が内袋の格納室に密封されているため、使用に供する開封時まで内蔵された化粧料をより新鮮な状態やより安定した状態に保持することが可能である。また、開封操作もパフ本体の外部に導出された開封部材を引張れば足り、簡単な操作で内袋の格納室を開封して使用に供することができる。
図1は本発明に係る化粧用パフの第1実施例を示すものである。この化粧用パフ1Aは、柔軟で平面視が略円形をしたパフ本体2Aと、該パフ本体2A内に収容されていて、化粧パウダーやビタミンCパウダーなどの粉体状の化粧料3が密封された格納室4を備えた内袋5Aと、該内袋5Aをパフ本体2A内で保持する保持機構6Aと、同じくパフ本体2A内に配設されて化粧用パフ1Aの中芯を成すクッション材7と、化粧用パフ1Aを使用に供するにあたり、パフ本体2Aの外部からの操作により上記内袋5Aを破断して格納室4を開封する破断機構8とから構成されている。そして、上記パフ本体2Aは、少なくともその一部に、上記破断機構8による開封に伴って上記格納室4からこぼれ出た化粧料3を外部へと透過させる透過部を備えている。
上記パフ本体2Aは、上記化粧料3を自由に透過させない程度に目が細かい略円形の2枚の第1布帛2a及び第2布帛2bから成っている。そして、これら2枚の布帛2a,2bの周縁部同士を、互いに内側に折り返して外面同士を突き合わせた状態で、縫合等の手段により結合することによって、内部に上記内袋5Aやクッション材7を収容するための収容部9が形成されている。ここで、上記第2布帛2bには、その表面の略全体にカット状のパイル10が植設されていると共に、多数の孔11が穿設されていて、上記開封により収容部9内にこぼれ出た化粧料3を、パフ本体2Aの外部すなわち上記パイル10へと透過させる上記透過部を形成している。
なお、上記パフ本体2Aは、本実施例のような略円形に限られることなく、多角形や楕円形などの適宜の形状に形成することができる。また、上記パイル10の形態も、カット状に限られることなくループ状など様々なものを採用することが可能である。さらに、上記第1布帛2a、第2布帛2b及びパイル10を形成する繊維としては、特に限定されるものではないが、例えばアクリル、ポリエステル又はレーヨンなどの化繊であることが望ましく、このとき、これら布帛2a,2b及びパイル10を形成する繊維の種類が互いに異なっていても良い。
図2に示す内袋5Aは、粉体及び液体を透過させない、例えばLDPE、LLDPE、EVA、延伸ポリプロピレン、未延伸ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、延伸ナイロン、未延伸ナイロン、アルミ箔、エチレン・ビニル・アルコール、普通セロファン、ポリ・ビニル・アルコール、塩化ビニリデン、塩化ビニル等の合成樹脂等から成るシートにより形成されており、そのとき、該シートは、ヒートシール性を有し、少なくとも所定の方向(図中、X方向)に容易に引裂き可能なものであることが望ましい。そして、該内袋5Aは、略同形同大の2枚の上記シートを重ね、その周囲を囲むようにヒートシールや接着剤等でシールして密閉することによって形成されており、上記パフ本体2Aの収容部9内において、上記第2布帛2bに隣接させて配置されている。
具体的には、該内袋5Aは、第1面5a及び第2面5bを形成する2枚の略矩形の合成樹脂シートを重ね、その引裂き容易な破断方向Xに沿った両側端部において、両シートを溶断等でシールすると共に、該破断方向両端部の第1端12及び第2端13において、両シートの内面同士を該破断方向Xと略直交する幅方向にヒートシール等で接着させてシールすることにより形成されている。すなわち、該内袋5Aにおいては、その破断方向Xに沿って、これら第1端12と第2端13との間に、上記化粧料3を密封した格納室4が形成されている。
上記保持機構6Aは、パフ本体2Aに対して内袋5Aの上記第1端12を固定することにより構成されており、具体的には、パフ本体2Aを形成する際に、上記2枚の布帛2a,2bの周縁部間に上記内袋5Aの第1端12を介在させ、該第1端12を2枚の布帛2a,2bの周縁部と共に縫合等の手段で結合することにより構成されてる。すなわち、この保持機構6Aにより、上記内袋5Aが、その第1端1をパフ本体2Aに固定されて、収容部9内で上記破断方向Xに対して保持されている。
上記クッション材7は、上記パフ本体2Aの形状を保持することができると同時に、使用時に使用者の肌への当たりを緩することができる程度の柔軟性を備えたスポンジなどの発泡体によって形成されており、上記パフ本体2Aの収容部9内において、上記内袋5Aよりも第1布帛2a側、すなわち内袋5Aと第1布帛2aとの間に配置されている。なお、該クッション材7の形状は、特に限定されるものではないが、上記パフ本体2Aと平面視形状が略同形であることが望ましい。
上記破断機構8は、上記内袋5Aの第1端12における上記格納室4に隣接した部位に配設されて内袋5Aの破断開始に供する破断開始部15と、該破断開始部15に一部を係合させてパフ本体2Aの外部へと導出された釣糸や縫糸等から成る糸状の開封部材14とを有している。ここで、該開封部材14は、上記2枚の布帛2a,2b間における縫い目等、結合部分の隙間を通じてパフ本体2Aの外部へと導出されており、該開封部材14を外部から引張って引抜くことにより、上記破断開始部15から上記破断方向Xに内袋5Aが破断されて上記格納室4が開封されるようになっている。
上記破断開始部15は、内袋5Aの破断方向Xに沿って直線状に貫通するように切設した切込み等により形成され、該破断方向Xと略直交する幅方向の略中央部に設けられている。
上記糸状の開封部材14は、該破断開始部15に挿通させることにより該破断開始部15に係合されており、内袋5Aの第1面5a及び第2面5bにおいてそれぞれ上記第2端13に向けて格納室4を横断し、該第2端13側において合流している。そして、パフ本体2Aの外部へと導出された開封部材14の両端が、該開封部材14を引張る際に把持するための把持片16により結合されている。
なお、上記保持機構6Aにおいて、内袋5Aをパフ本体2Aに固定するにあたっては、上記破断開始部15が収容部9内に配置されように固定される。
上記化粧用パフ1Aを使用するにあたっては、使用者が上記把持片16を把持して糸状の開封部材14を引張ることにより、破断開始部15と係合した開封部材14が、該破断開始部15から内袋5Aの両面5a,5bを破断方向Xに裂くように破断することで上記格納室4が開封される。このとき、上記保持機構6Aにより内袋5Aが、その第1端12をパフ本体2Aに固定されて、収容部9内でその破断方向Xすなわち開封部材14の引張り方向に対して保持されているため、開封操作をよりスムーズに行うことができる。このようにして内袋5Aの格納室4を開封すると、化粧料3がパフ本体2Aの収容部9内に充填され、その一部が第2布帛2bに穿設された多数の孔11を通じて外部へと透過して、塗布部を成す上記パイル10に付着して保持される。そして、この塗布部を肌に当てることにより、化粧料3を肌に塗布することができる。
上記構成を有する化粧用パフ1Aによれば、未開封状態では、化粧料3が上記内袋5Aの格納室4内に密封されて外気と遮断されているため、香り成分等の揮発性成分の揮発や酸化などによる化粧料3の劣化も防止することができ、使用に供する開封時まで、化粧料3をより新鮮な状態に保持することができる。また、未開封状態においては、パフ本体2Aを通じて化粧料が外部に漏れ出す虞がないため、漏れ出した化粧料により周囲が汚れるのを防ぐこともできる。
図3及び図4は上記破断機構8の別態様を示したものであって、図3の破断機構8aにおいては、内袋5Aの第1端12に貫設された破断開始部17が、第2端13に向けた略V字形の切込みにより形成されており、さらに、第2端13における格納室4を介して対向する位置には、同じく略V字形に貫通する挿通部18が切設されている。この場合、上記糸状の開封部材14は、上記略V字形の破断開始部17に挿通されて上記破断機構8と同様に内袋5Aの周囲に架け回されるが、該内袋5Aの第2端13において、該開封部材14における第2面5b側に配された部分が、上記挿通部18に挿通されて第1面5a側へと導かれ、該開封部材14における第1面5a側に配された部分と合流している。
また、図4に示す破断機構8bにおいては、上記第2端13における挿通部19が略円形に穿設された孔により形成されており、この場合も、上記糸状の開封部材14は、上記破断機構8,8aと同様にして内袋5Aの周囲に架け回されている。
なお、本実施例の化粧用パフ1Aにおいては、パフ本体2Aの透過部が多数の孔11により形成されているが、それに限られるものではなく、例えば、第2布帛2bとして、化粧料3を適度に透過させることができる程度に目の粗いものを採用するなどしても良い。また、パフ本体2Aを樹脂シートなど布帛以外の材料から形成しても良い。さらに、破断機構についても本実施例のものに限られることなく、開封部材14を外部から引張ることによりパフ本体2A内の内袋5Aを破断して格納室4を開封することができるものであれば、如何なる構成を有していても良い。そのとき、該開封部材14も糸状のものに限らず、可撓性を有するテープ状のもの等、破断機構の構成に応じて様々な形態のものを用いることができる。
図5は本発明の第2実施例を示したものである。
この化粧用パフ1Bにおいては、内袋5Aの格納室4内に液体状の化粧料20が密封されており、それに伴い、パフ本体2Bが、樹脂コートが施された布帛や樹脂シート等から成る液体を透過させないシート材2cと、ウレタン、海綿、コットン、ゴム、シリコン、ポリエチレン、蒟蒻(マンナン)、セルロース、レーヨンなどから成る液透過性を備えた塗布部材2dとによって構成されている。ここで、該パフ本体2Bは、上記シート材2cの周縁部を内側に折り返してその外面と上記塗布部材2dにおける内面の周縁部とを突き合わせ、これらを縫合等の手段で結合することにより形成されていて、同じく内部に収容部9を備えている。そして、これらシート材2cと塗布部材2dとを突き合わせた上記結合部分の隙間を通じて上記開封部材14がパフ本体2Bの外部へと導出されている。また、本実施例においては、上記保持機構6Aが、上記シート材2cの周縁部と塗布部材2dの内面との間に上記内袋5Aの第1端12を介在させ、該第1端12をこれらシート材2cの周縁部と塗布部材2dと共に結合することにより構成されている。すなわち、該保持機構6Aにより内袋5Aが、その第1端12をパフ本体2Bに固定されて、収容部9内でその破断方向Xに対して保持されている。なお、上記液体状の化粧料20としては、化粧水、クリーム、乳液、クレンジング液、液体タイプのファンデーション、フレグランス、除光液等が挙げられる。
以上のように構成された化粧用パフ1Bを使用するにあたっては、上述した第1実施例と同様に、パフ本体2Bの外部から開封部材14を引張り内袋5Aを破断して格納室4を開封することにより、液体状の化粧料20が該格納室4内からパフ本体2Bの収容部9内に流出して上記塗布部材2cに浸透するようになっている。そして、その化粧料20が含浸した塗布部材2cを肌に当てることにより、化粧料20を肌に塗布することができる。
なお、この第2実施例に係る化粧用パフ1Bにおけるその他の構成及びそれに伴う作用効果等については、上記第1実施例と同様であるから、説明の重複を避けるため、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図6は本発明の第3実施例を示したものである。
この化粧用パフ1Cは、パフ本体2Bの収容部9内に上記内袋5Aを2つ備えており、該収容部9内において、これら内袋5A,5Aが、上下方向に重畳されて配設されている。そして、これら内袋5A,5Aの各格納室4,4には、例えば、混合することで効能、効果を発揮する2種類の化粧料、すなわち粉体状の化粧料3及び液体状の化粧料20がそれぞれ個別に密封されている。そのため、本実施例においては、上記保持機構6Aが、上記シート材2cの周縁部と塗布部材2dの内面との間に上記2つの内袋5A,5Aの第1端12,12を重ねて介在させ、該第1端12,12をこれらシート材2cの周縁部と塗布部材2dと共に結合することにより構成されている。すなわち、該保持機構6Aによりこれら内袋5A,5Aが、それぞれ第1端12をパフ本体2Bに固定されて、収容部9内で破断方向Xに対して保持されている。また、これら2つの内袋5A,5Aには、上記破断機構8がそれぞれ個別に設けられており、該破断機構8,8の各開封部材14,14がパフ本体2Bの外部へと導出されて、これら開封部材14,14の先端にそれぞれ上記把持片16,16が取り付けられている。
以上のように構成された化粧用パフ1Cを使用するにあたっては、パフ本体2Bの外部から2つの開封部材14,14をそれぞれ引張ることにより、それらに対応する内袋5A,5Aの格納室4,4が開封され、これら格納室4,4内にそれぞれ密封されていた粉体状の化粧料3及び液体状の化粧料20がパフ本体2Bの収容部9内で混合されて、その混合物が塗布部材2dに浸透するようになっている。
このように、本実施例の化粧用パフ1Cによれば、混合により効能、効果を発揮する2種類の化粧料3,20が、各内袋5A,5Aの格納室4,4にそれぞれ個別に密封されているため、使用に供する開封時まで活性化が抑制される等してより安定した新鮮な状態に保持される。
ここで、上記各格納室4,4にそれぞれ密封する化粧料は、本実施例のような粉状体3と液状体20との組合せに限らず、粉状体3と粉状体3との組合せ、又は、液状体20と液状体20との組合せであっても良く、具体的には、酵素とビタミンC(アスコルビン酸)との組合せ、混合により塩分濃度やpH値を調整可能にする2成分の組合せ、又は、混合により冷却や発熱をする2成分の組合せなどが考えられる。ただし、粉状体同士の組合せである場合には、上記パフ本体2Bに代えて第1実施例に示したパフ本体2Aを用いることが望ましい。また、このとき、上記各格納室4,4にそれぞれ密封する化粧料は、必ずしも混合することで効能、効果を発揮する異なる種類のものである必要性はなく、同じ種類のものであっても良い。その場合、各内袋5A,5Aの破断機構8,8における開封部材14,14の先端にそれぞれ把持片16,16が個別に取り付けられているため、開封時に、一方の内袋5Aのみを破断してその化粧料を使い切った後、他方の内袋5Aを破断することにより、他方の内袋5Aの化粧料をより新鮮な状態で利用することが可能となる。
さらに、本実施例においては、上記内袋5Aの数を2つとしたが、それに限らず3つ以上であっても良く、また、本実施例においては、各内袋5A,5Aの破断機構8,8における開封部材14,14の先端にそれぞれ把持片16,16が個別に取り付けられているが、これら内袋5A,5Aを同時に破断する必要性がある場合には、これら開封部材14,14の先端を1つの把持片16で結合しておくことも可能である。
なお、この第3実施例に係る化粧用パフ1Cにおけるその他の構成及びそれに伴う作用効果等については、上記第1実施例や第2実施例と同様であるから、説明の重複を避けるため、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図7は本発明の第4実施例を示したものである。
この化粧用パフ1Dにおいては、内袋5Bが略同形同大の3枚のシート(本実施例では略矩形のシート)から成っていて、上記内袋5Aと同様に、それらシートを重ねてその周囲を囲むようにヒートシールや接着剤等でシールして密閉することにより形成されており、そのため、1つの内袋5B内に、2つの格納室4a,4bが上下方向に重畳されて形成されている。すなわち、該内袋5Bにおいては、その破断方向Xに沿って、その第1端12と第2端13との間に、重畳された2つの格納室4a,4bが形成されている。そして、これら格納室4a,4bにも、上記第3実施例と同様に、混合することにより効能、効果を発揮する2種類の化粧料3,20がそれぞれ個別に密封されている。また、本実施例の破断機構8では、1本の開封部材14が、内袋5Bの第1端12において、上記3枚のシートを貫通する破断開始部15に挿通され、該内袋5Bの第1面5a及び第2面5bにおいて、重畳された上記2つの格納室4a,4bを第1端12から第2端13に向けて横断するように配置されている。
以上のように構成された化粧用パフ1Dを使用するにあたっては、パフ本体2Bの外部から開封部材14を引張ることにより、内袋5Bの2つの格納室4a,4bが同時に開封され、これら格納室4a,4b内にそれぞれ密封されていた粉体状の化粧料3及び液体状の化粧料20がパフ本体2Bの収容部9内で混合されて、その混合物が塗布部材2dに浸透するようになっている。
ここで、内袋5Bに形成する格納室の数は2つに限られるものではなく、3つ以上であっても良いのは勿論である。
なお、この第4実施例に係る化粧用パフ1Dにおけるその他の構成及びそれに伴う作用効果等については、上記第1実施例乃至第3実施例と同様であるから、説明の重複を避けるため、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図8は本発明の第5実施例を示したものである。
この化粧用パフ1Eにおいては、内袋5Cがその破断方向Xに沿って並設された2つの格納室4c,4dを有していて、これら格納室4c,4dに、上記第3実施例や第4実施例と同様に、混合することにより効能、効果を発揮する2種類の化粧料3,20がそれぞれ個別に密封されている。
具体的には、該内袋5Cは、略同形同大の2枚のシート(本実施例では略矩形のシート)を重ねて、上記内袋5Aと同様に、その周囲を囲むようにヒートシールや接着剤等でシールして密閉し、さらに、その破断方向Xの中間位置において該破断方向Xと略直交する幅方向にシールして中間シール部21を設けることにより形成されている。すなわち、該内袋5Cにおいては、その破断方向Xに沿って、上記第1端12と中間シール部21との間及び中間シール部21と第2端13との間に、上記2つの格納室4c,4dが順次形成されている。また、本実施例の破断機構8では、1本の開封部材14が、内袋5Cの第1端12において上記破断開始部15に挿通され、該内袋5Cの第1面5a及び第2面5bにおいて、並設された上記2つの格納室4c,4dを第1端12から第2端13に向けて順次横断するように配置されている。
以上のように構成された化粧用パフ1Eを使用するにあたっては、パフ本体2Bの外部から開封部材14を引張ることにより、内袋5Cの2つの格納室4c,4dが順次開封され、これら格納室4c,4dに密封されていた粉体状の化粧料3及び液体状の化粧料20がパフ本体2Bの収容部9内で混合されて、その混合物が塗布部材2dに浸透するようになっている。
ここで、上記各格納室4c,4dにそれぞれ密封する化粧料は、必ずしも混合することで効能、効果を発揮する異なる種類のものである必要性はなく、同じ種類のものであっても良い。その場合、開封時に、内袋5Cの第1端12側に配置された一方の格納室4cのみを破断してその化粧料を使い切った後、第2端13側に配置された他方の格納室4dを破断することにより、他方の格納室4dの化粧料をより新鮮な状態で利用することが可能となる。また、内袋5Cに形成する格納室の数は2つに限られるものではなく、3つ以上であっても良いのは勿論である。
なお、この第5実施例に係る化粧用パフ1Eにおけるその他の構成及びそれに伴う作用効果等については、上記第1実施例乃至第4実施例と同様であるから、説明の重複を避けるため、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図9は本発明の第6実施例を示したものである。
この化粧用パフ1Fにおいて、パフ本体2B内の収容部9には、内袋5Aの格納室4に密封された液体状の化粧料20と、内袋5A等により密封されていない化粧料22とが収容されている。この密封されていない化粧料22としては、活性炭等、外気に触れても品質の劣化や鮮度の低下を起こさないものを特に挙げることができ、このとき、該化粧料22の形態は特に限定されるものではないが、粉状体又は粒体状であることが望ましい。
そして、この化粧用パフ1Fを使用するにあたっては、パフ本体2Bの外部から開封部材14を引張ることにより内袋5Aの格納室4が開封され、該格納室4に密封されていた液体状の化粧料20と、密封されずに予めパフ本体2Bの収容部9内に充填されていた化粧料22とが該収容部9内で混合されて、その混合物が塗布部材2dに浸透するようになっている。
ここで、上記内袋5Aにより密封される化粧料は、本実施例のような液体状のものに限られるものではなく、粉体状のものであっても良いのは勿論である。ただし、内袋5により密封された化粧料が粉状体で、密封されていない上記化粧料22が粉状体又は粒状体である場合には、上記パフ本体2Bに代えて第1実施例に示したパフ本体2Aを用いることが望ましい。また、本実施例においても、必要に応じて、上述した第3実施例乃至第5実施例のように、収容部9内に複数の格納室4を配設することが可能である。
なお、この第6実施例に係る化粧用パフ1Fにおけるその他の構成及びそれに伴う作用効果等については、上記第1実施例乃至第5実施例と同様であるから、説明の重複を避けるため、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図10及び図11は、本発明の第7実施例を示したものである。
この化粧用パフ1Gにおいては、保持機構6Bが、上記内袋5Aをパフ本体2B内に収容された保持体23に対して固定することにより構成されている。具体的には、図11に示すように、上記保持体23は、その平面視がパフ本体2Bの外形と略同形すなわち略円形に形成された環状体であって、合成樹脂等の比較的硬質の材料から成っており、該保持体23における適宜の位置に対して上記内袋5Aの第1端12が接着や溶着等の固定手段24により固定されている。そのとき、該内袋5Aの第1端12に設けられた上記破断開始部15は、保持体23の内側に配置されている。そして、該内袋5A全体を保持体23と共に上記パフ本体2Bの収容部9内に収容することにより、該内袋5Aが、パフ本体2Bの収容部9内で保持体23により、その破断方向Xに対して保持されている。このように、本実施例においては、保持機構6Bに保持された内袋5A全体が、収容部9内に収納されているため、上記保持機構6Aの場合のように内袋5Aの一部がパフ本体外部に露出することがなく、より外観の優れたものとすることができる。
ここで、上記破断機構8による化粧用パフ1Gの開封操作をよりスムーズなものとするため、該保持機構6Bにおいて、上記保持体23は、図11に示すように、少なくとも内袋5Aにおける格納室4の略全体を内側に含む程度の大きさであることが望ましい。
このような構成を有する化粧用パフ1Gによれば、外観が優れているばかりでなく、パフ本体2Bを開閉手段で開閉可能とすることにより、内袋5Aの詰め替えを容易に行うことができるため、パフ本体2Bを有効に再利用することが可能となる。
なお、本実施例において、上記保持体23は、パフ本体2Bと同形すなわち略円形の環状体に形成されるが、必ずしもその必要性はなく、保持機構6Bの機能を確保することが可能な範囲で、例えば、該保持体23をパフ本体2Bの形状とは異なる多角形に形成したり、プレート状に形成したりすることなどが可能である。また、本実施例においては、必要に応じて、上述した第3実施例乃至第5実施例のような内袋や格納室の配置形態を採用することも可能である。
この第7実施例に係る化粧用パフ1Gにおけるその他の構成及びそれに伴う作用効果等については、上記第1実施例乃至第6実施例と同様であるから、説明の重複を避けるため、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
本発明の化粧用パフの第1実施例を示す断面図である。 内袋を示す斜視図である。 内袋の破断機構の別態様を示す斜視図である 内袋の破断機構の他の別態様を示す斜視図である。 本発明の第2実施例を示す断面図である。 本発明の第3実施例を示す断面図である。 本発明の第4実施例を示す断面図である。 本発明の第5実施例を示す断面図である。 本発明の第6実施例を示す断面図である。 本発明の第7実施例を示す断面図である。 第7実施例における保持機構を示す平面図である。
符号の説明
1A〜1G 化粧用パフ
2A,2B パフ本体
3,20,22 化粧料
4,4a〜4d 格納室
5 内袋
6A,6B 保持機構
8,8a,8b 破断機構
9 収容部
14 開封部材
15,17 破断開始部
X 破断方向

Claims (9)

  1. 内部に化粧料の収容部を有していて、少なくとも一部に化粧料を該収容部から外部へ透過させる透過部を備えて成るパフ本体と、該パフ本体の収容部に収納されていて上記化粧料が密封された格納室を有する破断可能な内袋と、該内袋を破断するための破断機構とを備えていて、該破断機構が、上記内袋に設けられてその破断開始に供する破断開始部と、該破断開始部に一部を係合させてパフ本体の外部に導出された開封部材とを有しており、該開封部材を引張ることで上記内袋を破断して、上記格納室を開封することができるように構成され
    上記内袋が、その破断方向に格納室を間に挟んで第1端と第2端とを有していて、上記破断機構の破断開始部が、該内袋の第1端における格納室に隣接した部位に貫設されており、糸状の上記開封部材が、該破断開始部に挿通されると共に、内袋の両面側においてそれぞれ上記第2端に向けて格納室を横断するように配置されている、ことを特徴とする化粧用パフ。
  2. 上記内袋をその破断方向に保持する保持機構を有している、ことを特徴とする請求項に記載の化粧用パフ。
  3. 上記保持機構が、パフ本体に対して上記内袋の第1端を固定することにより構成されている、ことを特徴とする請求項に記載の化粧用パフ。
  4. 上記保持機構が、パフ本体内に収容された保持体に対して上記内袋の第1端を固定することにより構成されている、ことを特徴とする請求項に記載の化粧用パフ。
  5. 上記内袋が複数の格納室を有している、ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の化粧用パフ。
  6. 上記内袋において複数の格納室が該内袋の破断方向に並設されている、ことを特徴とする請求項に記載の化粧用パフ。
  7. 上記内袋において複数の格納室が重畳されている、ことを特徴とする請求項に記載の化粧用パフ。
  8. 上記パフ本体の収容部に複数の内袋が収納されている、ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の化粧用パフ。
  9. 混合して使用する複数種類の化粧料が各格納室にそれぞれ個別に密封されている、ことを特徴とする請求項の何れかに記載の化粧用パフ。
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