JP4577754B2 - 塗布具 - Google Patents

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本発明は、塗布面素材と天面素材を積層して周縁を接合されてなる塗布具の内部に、液体又は粉末成分を封入した易破断性のカプセルを内蔵させておき、使用時にカプセルを指圧で破断してカプセル内に収納された上記微粉末又は液体を外部に滲出させてなる化粧料、薬液又は薬剤塗布用の塗布具に関する。
従来、塗布材料を密封する被包体を手指によって外圧を受けたときに破断し易い被包体とし、この被包体の片面を塗布材料透過性のフェルト材料とし、他方の面を合成樹脂フィルムとした塗布具は特許文献1により公知である。また、
特許文献2によれば、重ね合わせ対設した一対の塗布基材間の略中央に、液体化粧料を酸化防止膜で被覆した球形のカプセル化粧料を収納し、これら両塗布基材間の外周を縫着して構成した液体化粧料入塗布材が示されている。さらに、特許文献3では、多孔質シート間に薬剤等の内容物が封入されたピロー状カプセルが内蔵されており、外側から指で押圧すると、カプセルが破壊するカプセル内蔵塗布具が示されている。さらにまた、特許文献4において、局所薬組成物を内包するカプセルを内蔵する塗布具として、上層を通液性とし、下層を液非通過性として、局所薬組成物を含有する小さな球状カプセルを内蔵することが示されている。
実開昭63-28175号公報 実開平02-18314号公報 特開平04-250109号公報 PCT WO 01/03538 A1
しかし上述するように、微粉末又は液体の化粧用塗布組成物をカプセルに封入してこれを塗布具に内蔵させた塗布具は公知であるが、従来のカプセル内蔵塗布具は、指で押圧したときカプセル外皮の弾性により応力が吸収又は分散してカプセルを簡単に破断することが困難であった。特に積層された肉厚の塗布具素材の内部にカプセルが内蔵されているので、カプセルを破断するときに指圧が緩衝され、破断し難くなる。柔軟なカプセル皮膜に替えて硬質の材質を用いて破断し易くすると、カプセルを形成する硬質の破断片により肌を痛める危険性があり、使用に適さなかった。
また、塗布具に内蔵するカプセルの形状として球状やピロー状のものは公知である(特許文献2,4)が、指で押したときに、球状やピロー状のものではカプセルが移動しやすく、力が分散し、外皮の弾性や物理的強度が加わり、簡単には破断できなかった。
本発明では、半球状や半楕円球状のカプセルとし、赤道面を平面として移動性を防止したものであり、従来、破断性に工夫を凝らして易破断性としたカプセルは知られていない。また、従来、カプセル外皮は、一般に取扱いの安全と中身の密封性から強度や弾性を有する素材に限られていたが、このような強度や弾性の優れた外皮のカプセルが塗布具に内蔵されていると、カプセル破断がし難く、ときにはピンを用いてカプセルで突いて破断する必要すらあった。カプセル外皮を薄くすると、使用前の取扱いや物流時に破損し易くなり、従来カプセルでは、ときには破断したときに中身の塗布液や塗布用微粉末が使用前に漏れ出たり、使用時にカプセル押圧により漏れ出るときも、漏れ出る方向が一定でないためにパフ塗布面に一気に大量に噴出し、塗布液が均一に浸出し難い問題もあった。カプセル内に粉末を封入せしめたものでも、液封入のカプセルと同様の問題があった。
従来、カプセルを内蔵した塗布具は、簡便性をキャッチフレーズにしているが、実際には使用時に内蔵するカプセルの破断に手間がかかり、消費者にとって不便でいらいらすることが多く、消費者が好んで使用する商品ではなかった。上記課題の解決ができれば、カプセルを内蔵した塗布具は機能的に優れた商品であり、社会的ニーズの高い製品であることは間違いないところであるが、現実に解決したものはなかった。
本発明は、化粧用塗布具の製造から使用に至る間は略半球状又は略半楕円球状のカプセル内部に液状又は紛状の化粧用又は薬剤用の成分が封入されていて、カプセル外に漏れ出さずに、使用時にカプセルが簡単に破断し易いように、カプセルに刻設又は切込みした易破断部を設けておき、指で押すと簡単にその易破断部が破断してカプセルから収納していた塗布用の微粉末又は液体成分が塗布具内に漏れ出て、これが塗布具の外に滲出又は噴出するような塗布具の提供によって従来の課題を解決することができた。
本発明は次の構成を基本とするものである。
請求項1に係る塗布具は、塗布面素材と天面素材の周縁が接合されてなる塗布具の両素材の内部に、微粉末又は液体が収納されたカプセルを内蔵する塗布具であって、前記カプセルが柔軟な熱可塑性合成樹脂フィルムと硬質又は半硬質の熱可塑性合成樹脂シートとから形成され、両フィルムの周縁がヒートシールされており、その縦断面形状が略半球状又は略半楕円球状であり、そして、上記柔軟な熱可塑性合成樹脂フィルムの外面に易破断部が形成され、更に、上記硬質又は半硬質の熱可塑性合成樹脂シートの上蓋面が前記天面素材の裏面の中央部に固着されていることを特徴とする。
請求項2に係る塗布具は、前記微粉末又は液体が、化粧料、塗布薬又は薬剤より選ばれた成分であることを特徴とする。
請求項3に係る塗布具は、前記塗布面素材が、微粉末又は液体を通過する通過性素材であり、前記天面素材が、微粉末を通過させない非通過性素材であることを特徴とする。
図面を用いて本発明の易破断性カプセルを内蔵した化粧用具及びその形成工程を説明する。
図1は本発明の化粧用塗布具(粉末封入カプセル)、図2は本発明の化粧用塗布具(液状体封入カプセル)、図3は本発明のカプセル形成の加熱段階、図4は本発明のカプセルの真空成形段階。図5は本発明のカプセルの上蓋被覆準備段階、図6は本発明のカプセルの上蓋被覆段階、図7は本発明で形成された連結状態の本発明の粉末封入カプセルを示す。
本発明の易破断性カプセルを内蔵した化粧用具1は、図1及び図2に示すもので、図1は微粉末状の薬剤又は化粧料を封入したカプセルを内蔵したタイプを、図2は液状の薬剤又は化粧料を封入したカプセルを内蔵したタイプを示す。
本発明のカプセル17は液又は微粉末通過性の素材シート14と液又は微粉末非通過性の天面素材シート13から構成されており、化粧用具として使用時に液通過性素材14側を指で押すと、カプセル17の柔軟な合成樹脂フイルム15の易破断部12が破断してカプセル内に封入されていた液又は微粉末の薬剤又は化粧料成分3が化粧用具1内に漏れ出し、液又は微粉末通過性の素材14を通過して外部に滲出し、肌に接触する。
特にカプセル17に収納するのが液体成分の場合は、図2に示すように塗布面素材14の内側に拡散シート15を配置することが必要である。これは封入されたのが液体の場合、破断と同時にカプセル内の液が液通過性の素材シート14を通して外部一気に噴出するので、これを避けるためである。勿論、封入するのが、微粉末の場合は一気に噴出することがないので、このような拡散シート15を使用する必要はない(図1)。
本発明の易破断性カプセル17は、図3以下に示す工程によって形成する。
先ず、柔軟な熱可塑性合成樹脂フィルム2を加熱装置8,9の間で軟化温度以上に加熱し、真空成形用の上金型5,下金型6からなる成型機(図示せず)に供給する。上下の金型間に供給されたフイルム2は、図4の真空成形段階に示すように下金型6に設けた吸引孔7の吸引により、下金型6の型面に沿って吸着され、風船状の収納部となる空所部10を形成する。このとき下金型6には、押圧によりフイルムの破断を容易にするために、フィルムが切断しない程度の十字形、H字形、V字形、X字形、○字形又は◎形等のナイフエッジによる易破断部を設けておく。次に、フイルム2が下金型に沿った状態で、図4のカプセル上蓋被覆準備段階に示すように空所部10に化粧料又は薬剤の微粉末又は液体成分3又は3’を入れる(図5〜7では微粉末3封入の場合のみを示す)。
上記空所部10に必要量の微粉末3又は液体3’を入れた後に、図5、図6の上蓋被覆段階に示すようにカプセル上蓋となる非破断性の硬質又は半硬質の熱可塑性合成樹脂シート4で半球状の開孔上部を覆い、微粉末3又は液体3’の封入した後に、上金型5によって周縁部をヒートシールし、略半球状又は略半楕円球状のカプセル17を形成する。図7は、形成後、金型5,6より取り出した連結状態の本発明のカプセル17、17、17を示す。カプセル17を金型から取り出すと、樹脂フィルムの収縮力が作用し、経時的に微粉末又は液体成分が1気圧以上でカプセル内に封入されることとなる。
カプセル17は、収納部素材(図4〜6中の下側)が熱可塑性樹脂の柔軟フィルム2であり、上蓋が非破断性の硬質又は半硬質のシート4(図4〜6中の上側)であるから、略半球形又は略半楕円球状が形成され易い。形成されたカプセル17は、カプセル上蓋4側を微粉末又は液体の非通過性の天面素材13の略中央部に固着して押圧により易破断部を設けた熱可塑性樹脂の柔軟フィルム2を破断させ易いようにする。熱可塑性樹脂の柔軟フィルム2を破断させることによって、封入していた微粉末又は液体を化粧具1内部に漏れ出でるようにする。
このとき、上述するようにカプセルに封入するのが液体成分の場合は、破断と同時にカプセル内の液が液通過性の素材シート14を通して一気に噴出するので、図2に示すように塗布面素材の内側に拡散シート15を使用することが必要である。
本発明で形成されるカプセル17は、略半球状又は略半楕円球状で、赤道面が平面で天面素材13の略中央部に固着されているので、従来の球状やピロー状のカプセルと相違し、使用時に指で押圧すると易破断部に応力が集中するので、容易に、的確にカプセル17を破断せしめ、易破断部12の破断によって、カプセル外(化粧用具内部)に微粉末又は液体を容易に漏れ出させることができる。
上記カプセル17を内蔵する本発明の塗布具1は、塗布面素材シート14と天面素材シート13を積層して周縁を接合して形成するが、上記塗布面素材シート14としては、織物、編み物、スポンジ、不織布、立毛布又は植毛布等から選ばれた液通過性又は微粉末通過性の素材を使用する。また、天面素材シート13は、柔軟な合成樹脂シート又は合成皮革より選ばれた、液又は微粉末の不液通過性の素材を用いる。
本発明の液又は微粉末封入のカプセルの固定は、カプセルの上蓋面が、塗布具の天面素材の裏面中央部に固着されているので、カプセルが移動することがないく、破断が容易である。
本発明のカプセル17の一面を形成する柔軟な熱可塑性合成樹脂シート2としては、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン又はポリエステルのフイルムを用いることができるが、金属蒸着フィルム又はラミネート複合フィルムを用いることも可能である。上述するように、この熱可塑性樹脂シート2には、成型時にフィルムが切断しない程度の十字形、H字形、V字形、X字形、○字形又は◎形等の易破断部を設けておくことが本発明の化粧用塗布具の使用性の上で特に重要である。
本発明のカプセルの上蓋に用いる非破断性の硬質又は半硬質の熱可塑性合成樹脂シート4は、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン又はポリエステルのフイルムを用いることができるが、これらの素材に特定されることはない。
また、カプセルの柔軟な熱可塑性素材と塗布面素材との間にカプセルを破断したときのカプセル内部の化粧料又は薬剤の液成分を化粧料塗布面より一気に大量に噴出させないように配置する拡散シートは、多孔あるいは連続起泡のポリウレタン、又はポリエチレン樹脂シート又は吸水率が250〜1500%の高級液性の不織布を用いるのがよい。
本発明で用いる化粧用又は薬用の微粉末又は液体成分は、液状、クリーム状、ジェル状のいずれも使用可能で、具体的には化粧水、乳液、クレンジング液、クリーム、美容エッセンス、乳化型ファンデーション、スキンケアー液、芳香水、紫外線防止液、肌荒れ防止液、美白液、体臭防臭液、消毒液、鎮痛液、温感液、冷感液又は消炎液等が、微粉末成分としては、ベビーパウダー類、白粉・打粉類、パウダーファンデーション、粉末状防臭剤、粉末状防虫剤又は粉末状皮膚薬等がある。
発明を実施するための最良の形態について実施例により詳細に説明する。
高密度ポリエチレンフィルム(厚さ40μm)を軟化温度以上に加熱した状態で、直径15mm深さ10mmの略半球状又は略半楕円球状の収納部金型に供給して、真空成型により金型形状に成型すると同時に金型内部に設けた十字形のナイフエッジによりフィルムに易破断部を形成した。次いで、収納部にベビーパウダーを収納して、100μm厚のポリエチレンフィルム上蓋を収納部開口の周縁にヒートシールして略半球状の易破断性のカプセルを得た。
塗布具の天面素材シートに合成皮革を用い、塗布面素材シートに起毛編地を用いて、両者を積層して直径7cmの円形にカットした。天面素材シートの裏面(内側)の中央部に上記破断性カプセルの上蓋を固着して、塗布具の周縁を接合してカプセルを内蔵する塗布具を製造した。
得られた塗布具を指で押圧し、カプセルを破断してカプセル内のベビーパウダーを塗布面側を通してカプセル外に滲出させるようにする。
得られた塗布具を肌に接触させたところ、塗布面からパウダーが塗布面から均一に滲出して効果的に粉末が肌に塗布された。
上述するように本発明の塗布具は、従来のパフに苦情の多かったパウダーの付与は微粉末の飛散が少なく、取扱いが簡便で、使用感が極めて良好なものであった。
ポリエチレンフィルム厚さ30μmを軟化温度以上に加熱した状態で、直径15mm深さ10mmの略半球状の収納部金型に供給して、真空成型で成型すると同時に金型に設けたH字形のナイフエッジによりフィルムに易破断部を形成した。次いで、該空所部に下記組成の乳化型ファンデーション液を収納して、ポリエチレンフィルム100μmの上蓋を周縁にヒートシールして略半球状の易破断性カプセルを得た。
塗布具の天面素材に塩化ビニールシートを用い、その裏面中央部に易破断性カプセルの上蓋を固定した。次いで、略半球状カプセルと液透過性素材との間に拡散シートとして直径2mmφの小孔を平均3個/cm2有する厚さ30μmのポリエチレンシートを介在させて、液透過性素材の100g/m2の綿不織布目付及びベルベット織物を積層して直径6cmの円形の塗布具形状に裁断して周縁を縫い合わせた。
本実施例の塗布具を、使用前に指で押圧して乳化型ファンデーションを塗布具内に漏れ出させた。
しかる後、この塗布具を肌に接触させたところ、塗布面からファンデーション乳化液がスムースに浸出して化粧が快適に行われた。取り扱いが容易で極めて簡便であった。
拡散シートとして、PEシートに替えて吸水率500%の綿不織布を用いたときも同様の効果を奏することができた。
〔ファンデーション液組成〕
タルク 3.0%
二酸化チタン 5.0%
ベンガラ 0.5%
黄酸化鉄 1.4%
ベントナイト 0.5%
モノステアリン酸ポリオキシ 0.9%
エチレンソルビタン
トリエタノールアミン 1.0%
プロエタノールアミン 10.0%
精製水 56.4%
ステアリン酸 2.2%
イソヘキサデシルアルコール 7.0%
モノステアリン酸グリセリン 2.0%
液状ラノリン 2.0%
流動パラフィン 8.0%
香料 適量
高密度ポリエチレンフィルム(厚さ40μm)を軟化温度以上に加熱し、直径15mm深さ10mmの略半球状の凹金型に供給して、真空成型により薬液収納用空所部を形成した。金型に設けたK字型のナイフエッジにより高密度ポリエチレンフィルムに易破断部を刻んだ。次いで、上記空所部にサンケア液を収納し、ポリエチレンフィルム100μmを周縁にヒートシールして略半球状の液封入易破断性カプセルを形成した。
塗布具の天面素材に合成皮革を用いて、塗布面素材に起毛編地を用いた。
起毛編地の裏面に100g/m2の綿不織布目付を積層して形状を直径7cmの円形の塗布具に裁断した。天面素材の裏面中央部に破断性カプセルの蓋面を固着した。 次いで、略半球状カプセルと液透過性素材との間に40μm厚の多孔(2mmφの小孔を約5個/cm2)のPPシートを拡散シートとして介在させて、液透過性素材の100g/m2の綿不織布目付及びベルベット織物を積層して直径6cmの円形に裁断して周縁を縫い合わせて、カプセルを内蔵した塗布具を得た。
得られた塗布具を、指で押圧し、カプセルを破断し、カプセル内部のサンケア液を滲出せしめた後、肌を擦った。塗布面から紫外線防止のサンケア液が浸出して肌に均一に塗布することができ、取扱いが容易で、簡便であった。
拡散シートとして吸水率300%の綿不織布を用いたときも同様の効果を奏した。
〔サンケア液組成〕
パラオキシケイ皮酸イソプロピル 1.5%
流動パラフィン 56.5%
ミリスチン酸イソプロピル 10.0%
シリコーンオイル 30.0%
シリコーンレジン 2.0%
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン) 適量
本発明の化粧用塗布具(粉末封入カプセル) 本発明の化粧用塗布具(液状体封入カプセル) 本発明のカプセル形成の加熱段階 本発明のカプセルの真空成形段階 本発明のカプセルの上蓋被覆準備段階 本発明のカプセルの上蓋被覆段階 本発明ので形成されたカプセル
符号の説明
1 本発明のカプセルを内蔵した化粧用塗布具
2 柔軟な合成樹脂フイルム
3 カプセル封入用の微粉末成分(化粧料、薬剤)
3’ カプセル封入用の液体成分(化粧料、薬剤)
4 非破断性の硬質又は半硬質の合成樹脂フイルム
5 真空成形の上金型
6 真空成形の下金型
7 真空成形用吸引孔
8 加熱装置
9 加熱装置
10 カプセル空所
11 成形型の突起(十字形、H字形、V字形、X字形、○字形又は◎形)
12 易破断部(成形型の突起で刻設)
13 液又は微粉末非通過性の天面素材
14 液又は微粉末通過性の素材
15 拡散シート
17 本発明の微粉末又は液体封入カプセル

Claims (3)

  1. 塗布面素材と天面素材の周縁が接合されてなる塗布具の両素材の内部に、微粉末又は液体が収納されたカプセルを内蔵する塗布具であって、
    前記カプセルが柔軟な熱可塑性合成樹脂フィルムと硬質又は半硬質の熱可塑性合成樹脂シートとから形成され、両フィルムの周縁がヒートシールされており、その縦断面形状が略半球状又は略半楕円球状であり、そして、上記柔軟な熱可塑性合成樹脂フィルムの外面に易破断部が形成され、更に、上記硬質又は半硬質の熱可塑性合成樹脂シートの上蓋面が前記天面素材の裏面の中央部に固着されていることを特徴とする塗布具。
  2. 前記微粉末又は液体が、化粧料、塗布薬又は薬剤より選ばれた成分であることを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 前記塗布面素材が、粉末又は液体を通過する通過性素材であり、前記天面素材が、微粉末又は液体を通過させない非通過性素材であることを特徴とする請求項2に記載の塗布具。
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