JP5074586B2 - 冶金容器から出た後のスラグを処理する方法とそれを実施するための処理装置 - Google Patents

冶金容器から出た後のスラグを処理する方法とそれを実施するための処理装置 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は冶金業に関するものであり、冶金のスラグの処理に利用できる。
【背景技術】
【0002】
スラグは冶金の産物であり、良質の溶銑は冶金の産物なしに得ることができない。
【0003】
冶金生産の間に形成されたスラグの多範囲および目的にもかかわらず、金属から切り離してスラグを取り除く必要性、およびその処理は、すべての冶金処理に関して共通なことである。
【0004】
冶金装置の生産能力が増加する一方、スラグの高性能な除去およびスラグ処理の配置に関する技術課題が深刻な問題に変換される。
【0005】
鍋を用いた冶金容器からスラグを除去する方法は、周知である(例えば、アイ、ユー、ジルノフ他「アーク炉の溶融間に形成されたスラグ除去問題の解決方法」、雑誌「電気冶金」2006年度第12号、第8−13頁参照)。
【0006】
下記の本質的に不利な点は、周知の方法に内在している。
【0007】
1)その方法において、冶金装置(容器)から出た後のスラグ処理の技術的解決法は何もない。
【0008】
2)上記の本質的に不利な点に加えて、その実施方法は、機器、鍋、およびスラグの車両の高価なストックを必要とする。
【0009】
スラグ除去の処理は、頻繁に冶金装置の能力を抑える。
【0010】
工場の床面に重力によるスラグ除去に基づいた、鍋を使用せずにスラグを除去する方法、すなわち車輪が取り付けられ、トラックに取り付けられた積み込み機械を備えた冶金装置からのスラグの固化と、それに続くスラグを除去する方法(例えば、上記引用文献参照)は、周知である。
【0011】
次の本質的に不利な点は、以下の周知の方法に内在している。第一に、適切な機器を備えたスラグ除去の配置およびそのメンテナンスが要求される。第二に、溶融スラグを流す処理と、固化したスラグを除去する処理が分離されるように、スラグ除去は多くの時間がかかる。第三に、固化スラグの収集と除去に従事した労働者には重い負荷条件である。
【0012】
冶金のスラグ処理に関する装置に記載された、溶融スラグの粉砕した固体状態への変換を含むスラグ処理の方法(例えば、ロシア特許明細書公報第2099298号、C04B5/02、優先日1995年11月21日)は、周知である。
【0013】
冶金容器から流れるスラグの処理、その固化および粉砕を組み合わせるスラグ処理の特定方法は、本質的特徴による提案された方法に最も類似する。したがって、それは先行技術として取得される。
【0014】
本質的に不利な点は、以下の周知の方法に内在している。流れ、固化し、粉砕するスラグの作用を組み合わせる方法は、その方法を実行するのに用いられた装置のある機器部分に溶融スラグの強い付着を引き起こす。後者は、装置の能力を抑えるように、冶金容器の直下に実現する方法を排除することで、冶金容器から流れるスラグの強度を減らすことを要求する。その方法は、ある程度、スラグを流すのに鍋を使用した方法により、不利な点に導くことで、冶金装置から離れて実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】
ロシア特許明細書第2099298号公報
【特許文献2】
特開平2−99298号公報
【非特許文献】
【0016】
【非特許文献1】
アイ、ユー、ジルノフ他、「アーク炉の溶融間に形成されたスラグ除去問題の解決方法」、雑誌「電気冶金」、2006年度第12号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
冶金容器から出た後のスラグ処理の提案された方法は、周知の方法の特定の不利な点がない。スラグの冷却処理および粉砕処理もまた、以下の方法で組み合わせられる。しかし、スラグの強制冷却は、冶金容器から出た溶融スラグの初期段階で開始され、冶金容器からの粉砕されたスラグの除去の段階で終了される。上記は、スラグを流す処理を、その冷却と粉砕とを組み合わせることを可能にする。その結果、冶金容器の直下(近く)にスラグの機械処理とスラグ除去の装置を得る。さらに、スラグ処理の提案された方法は、構成材料の再処理を備えたスラグの最終処理が、冶金容器から離れて実行されるということに基づいている。すなわち、その方法は、冶金容器の直下にスラグの受入、処理および除去の問題を解決することが目的とされる。
【課題を解決するための手段】
【0018】
特定の技術的解決法は、本願発明の粉砕を備えた固体状態への溶融スラグの変換を含む、冶金容器から出た後のスラグ処理の方法において、冶金容器から出た溶融スラグの連続流は、最初に分離流および流れ断片に流れの方向に沿って分割され、そして移動時に強制冷却され、次にこれらの分離流および流れ断片が、および流れ断片の流れ方向と直交して、分離塊および分離片に分割され、そして移動時に強制冷却されてコンベヤーベルトを用いて冶金容器から除去される、という事実を考慮して提供される。さらに、これらの塊および片はコンベヤーベルト上で強制冷却される。さらに、スラグの分離流および流れ断片と分割された塊およびは、水−空気混合を用いて強制冷却され、コンベヤーベルト上のスラグの分割された塊および片は、水を用いて強制冷却される。加えて、溶融スラグの連続流は、頂部グリッドに連続流を通すことによって規定されるように、その流れの方向に沿って、分離流および流れ断片に分割される。さらに、分離流および流れ断片は、少なくとも2つの頂部グリッドに分離流および流れ断片を通すことによって規定されるように、分離塊および分離片に分割される。そして2つの頂部グリッドのうちの1つは、往復移動を強いられる。さらに、頂部グリッドの往復移動の速度は、塊および片へのスラグの粉砕の度合いが増加するにつれて増加される。再び、スラグの塊および片は、スラグの塊および片が、立体的に形状化されたコンベヤーベルトと円筒状のローラーとの間の圧縮によってさらに粉砕される、立体的に形状化されたコンベヤーベルトを使って冶金容器から除去される。
【0019】
冶金容器から出た後のスラグ処理の記載された方法は、提案された装置を使って実行される。
【0020】
頂部グリッドを備える冶金のスラグの処理のための装置は、周知である(例えば、特開平2−99298号公報参照)。
【0021】
本質的に不利な点は、周知の方法に内在している。スラグ処理の方法を考慮する際、本質的に不利な点の解析が与えられる。
【0022】
提案された装置は、これらの不利な点がなく、溶融スラグの流れの落下の開始から、重力により冶金容器から出て、塊および片の形ですでにスラグの落下の終わりまで移動する区分と、冶金容器からのスラグのこれらの塊および片の除去に、直接スラグ処理の提案された方法を実行可能にする。冶金容器から取り除く間のスラグの塊および片の追加の粉砕は、必要ならば、装置に提供される。
【0023】
特定の技術的解決法は、本願発明の頂部グリッドを備える装置が、水平に取り付けられ、ある頂部グリッド上にの頂部グリッドを設置し、そのうちの一方は水平方向に往復移動できる、少なくとも3つの頂部グリッドを含むという事実により提供される。さらに、上方のグリッドは固定され、所定の間隔で他のグリッドから分離される。その間隙には冷却液が供給されるべきであり、下方のグリッドもまた固定され、それに隣接したグリッドは、往復移動の駆動部を備え所定の間隔でコンベヤーベルトから分離される。その間隙には冷却液が供給されるべきであり、全体として、特定のグリッドは、冶金容器までおよび冶金容器から移動できる分割型本体に取り付けられる。コンベヤーベルトは、立体的に形状化されて作製され(すなわち、コンベヤーベルトと比較して厚く、コンベヤーベルト本体内部に容器を備える)、円筒状のローラーと接触する。さらにコンベヤーベルトすなわち立体的に形状化されたベルト、その移動駆動部およびローラーは、特定の本体上に設置される。加えて、特定の頂部グリッドの往復移動駆動部は、上記本体上に設置される。さらに、水および空気は、床面に対して固定された設備から装置に供給されるべきである。また、頂部グリッドのフィンは、堅固な鋼鉄ロープとして作製される。装置の分割型本体は、一方の支持枠上にもう一方の支持枠を設置した、少なくとも3つの支持枠で作製される。そしてその支持枠に頂部グリッドが挿入される。加えて、少なくとも上方の固定された頂部グリッドは、フィンで作製され、そのフィンは、その軸方向が冶金容器までおよび冶金容器からの装置の移動の方向に一致するように設置される。さらに、往復移動の駆動部を備えた頂部グリッドは、互いに交差したフィンで作製される。また、固定された頂部グリッドのうちの少なくとも1つは、フィンで作製され、そのフィンは、その軸方向が冶金容器までおよびからの装置の移動の方向に一致するように設置される。さらに、移動する頂部グリッドは、冶金容器までおよび冶金容器からの装置の移動の方向と直交して往復移動する駆動部を備える。上方の固定された頂部グリッドのフィンのピッチ幅は、下方の固定された頂部グリッドのフィンのピッチ幅未満で作製される。さらに移動可能な頂部グリッドのピッチ幅は、一番近くの固定された頂部グリッドのピッチ幅に等しいまたはピッチ幅を超える。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】電気炉から出た後の冶金のスラグ処理の一例を示す(転炉、スラグを備えた汲出部および他部分は、電気炉の代わりに用いられる)。
【図2】本発明の、流れの方向に沿った分離流および流れ断片(II)への、スラグの連続流(I)の分割を示す。
【図3】本発明の、分離流および流れ断片の流れの間の強制冷却(III)、分離流および流れ断片の流れ方向と直交して分離片に粉砕(IV)、分離片の強制冷却(V)を示す。
【図4】本発明の、分離片の強制冷却およびコンベヤーベルト上への分離片の供給を示す。
【図5】本発明の、図2のA−A断面図を示す。
【図6】本発明の、図3のB−B断面図を示す。
【図7】本発明の、提案された方法を実行する装置を示す。
【図8】本発明の、図7の追加の頂部グリッドを備えた装置を示す。
【図9】本発明の、図7および図8の矢印Aに沿って見た装置を示す。
【図10】本発明の、図7および図8の移動可能な頂部グリッドの可能な駆動部を示す。
【発明を実施するための形態】
【0025】
冶金容器1(図1−電気炉)は、溶銑およびスラグを含有する。冶金製造の間に、スラグは、大きな密度差のため金属から分離され、電気炉に適用されるように、窓2から作動台3を通過して排出される。冶金容器から出ている溶融スラグは、装置4を通過し、ここで強制冷却され、粉砕される。冷却液は、装置5から供給される。スラグ片は、コンベヤーベルト6に供給され、D方向に移動される。コンベヤーベルト6は、スラグの塊および片用容器を備えて立体的に形状化されることができる。この場合、図1から円筒状のローラーがその装置に提供される。ローラーは、立体的に形状化されたコンベヤーベルト6と接触する。ローラーは、駆動される(駆動部は、明確に図示せず)か、あるいは駆動部を持たずに、立体的に形状化されたコンベヤーベルトとスラグ片との接触により回転できる。スラグ片7および分離金属片8(すくい出される際にスラグに一部入る)の運搬の間に、それらは容器9(スラグ)および容器10(金属)に供給される。磁気分離装置(明確に図示せず)は、スラグから金属片を分離するのに使用される。コンベヤーベルト6とともに装置4は、車輪が取り付けられ、冶金容器までおよび冶金容器1から移動するために工場の床面11に沿って駆動される(図1の矢印G)。スラグ処理の間(C方向に落下)に、スラグは第I段階(図2)を連続流12で通過する。第II段階を分離縦流13および流れ断片14として通過する。連続流12を分離流13に分割後直ちに開始する分離流13および流れ断片14を強制冷却する第III段階(図3)を通過する。分離流13および流れ断片14を塊および片15に分割する第IV段階を通過する。分離流13を分離塊および分離片15に分割後直ちに開始する第V段階では、塊および片15は強制冷却されて、コンベヤーベルト6上に供給される(図4)。コンベヤーベルト6上でスラグ片(および分離金属片)は、管から流出する噴射17で強制冷却される(図4の第VI段階)。分離流13に分割されたスラグは、分離流13の少なくとも両側から噴射18で強制冷却される(図5)。スラグの塊および片15は、片15の少なくとも両側から噴射19で強制冷却される(図6)。
【0026】
その方法を実現するための装置4(図1)は、分割型体を備え、それは互いに組み込まれ(図7)および車輪23を取り付けられた支持枠20、21、22で構成され、床面11に沿って移動する装置4の駆動部を搭載している。フィン25、26を備えた上枠24は、支持枠20の上部に組み込まれる。上枠24は、持ち上げることにより交換可能に固定される。さらに最初(上方には)はフィン25であり、その方向は、冶金容器までおよび冶金容器1から移動する装置4のG方向と一致する(図1)。フィン28、29を備えた上枠27は、支持枠21の上部に固定される。好ましくは、フィン28、29は、上枠24のフィン25、26と同様に上枠27に組み込まれる。移動の結果として、上枠27は支持枠20で押し込められる。支持枠20を取り外すとき、上枠27は上方に、(交換のために)持ち上げることにより枠体21から取り出される。上枠27に対して下方の上枠30は、フィン31、32を備え、(3−5mmの間隔で)上枠27に最も近く、上方の上枠27に対して往復(矢印E)移動可能にさせる。上枠24は、ピッチ幅t1でフィン25、26を備え、上枠27は、ピッチ幅t2でフィン28、29を備え、上枠30は、ピッチ幅t3でフィン31、32を備える。好ましくは、t2>t1およびt2t3であり、さらに上枠30の往復移動の長さはピッチ幅t2を超える。上枠27は、記載されるように取り外されとき、上枠30もまた、(交換のために)上方へ取り外すことができる。上枠30は、銅(青銅)パッド33によって支持されて動く。その処理の特定の段階でスラグを冷却するための冷却液を備えた装置4を提供するために、装置4(図1)は、操作位置に装置4を設定後、装置5を通じて床面11に対して固定された装置34から冷却液を受ける。次に冷却液は、管35を通じてスラグへの供給場所に供給される。コンベヤーベルト6(図1)は、ローラー36に支持され、スラグの処理が完了する側部にローラーがある(図1)。好ましくは、後者のローラーは、D方向に動くベルト6の駆動部と、このベルトの張力システムを提供する(技術的引用文献から周知されるように、それらは明確に図示せず)。ローラー36を取り替えるために、支持枠22は支持枠21から分離される。したがって、装置4の本体は分割型であり、突起部37はその解体に用いられる。フィン28’、29’を備えた第三の固定頂部グリッド27’は、スラグをより細かく粉砕するために、装置4に追加される。この場合、移動可能な頂部グリッド30は、頂部グリッド27と27’との間に位置する(図8)。頂部グリッドの簡略化した設計の可能性もまた次のように装置4に提供される。上方頂部グリッド24は、冶金容器1までおよび冶金容器1から移動する装置4のG方向に位置するフィン25を備えるのみである。この場合、移動可能な頂部グリッド30は、互いに交差したフィン31、32で作製される。さらに、冶金容器1までおよび冶金容器1から移動する装置4のG方向と交差したこのグリッド30の往復移動が提供される。頂部グリッド24、27、30のすべての設計において、フィンのピッチ幅t1、t2、t3は、冶金容器からすくい出される(粘着性のある発泡した)スラグによって(主に)決まり、スラグの流れの強度(図9の流れの厚さH1、H2)による。頂部グリッドにおけるスラグの流れの強度の増加に対し、そのピッチ幅は増やされ、流れの強度の減少に対しては減らされる。スラグが冶金容器から取り除かれる際に、スラグの流れの厚さH1は変わり、頂部グリッドに対して水平面に移動される(例えば、その本体1を回転するときに電気炉からスラグを取り除く際、第一に、スラグの流れ12は、図9において位置H1から位置H2に移動し、第二に、主にH2>H1である。)ように、スラグの流れの低強度に対してはより小さく(例えば、図9ではH1)、スラグの流れの高強度に対してはより大きい(例えば、図9ではH2)さまざまなフィンのピッチ幅t1を備えた頂部グリッド24、27、30の設計は、可能である。
【0027】
頂部グリッド24のフィン25、26、頂部グリッド27のフィン28、29、頂部グリッド30のフィン31、32は、装置4の操作には非常に重要である。その特定フィンは、枠24、27、30と一体で鋳造できる。しかし、特定フィンが堅固なロープとして作製されることが好ましい。堅固なロープとしての頂部グリッドのフィンのより好ましい設計は、2つの主な理由で次のように条件付けられる。第一に、スラグの流れの衝撃でロープがはじくこと。それはフィン上に付着したスラグをどれほど減らすかである。第二に、スラグのロープ(その増加した粘度を考慮して)はロープ内部で低熱伝導率を有すること。したがって、冶金容器からのスラグの除去の間、ロープは張力の度合いを本質的に失わない。
【0028】
D方向にスラグ片15の除去に用いられるコンベヤーベルト6は、D方向に動くベルトの駆動部、および冶金容器1までおよび冶金容器1から移動するその本体の駆動部と共にその本体上に設置できる。しかし、コンベヤーベルト6およびD方向に動くベルトの駆動部が支持枠22と一体で本体に設置され、支持枠21と(分離可能に)連結することは好ましい。このような設計は、冶金容器1から出発して、スラグを処理および除去する単一の装置4を有することを可能にする。しかし特に、ロープ駆動部(インゴットの運搬装置の類似駆動部)は、冶金容器までおよび冶金容器1から移動する装置4に用いることができる。
【0029】
頂部グリッド30の必要な動きは、装置4の外側に設置された駆動部を用いて実行できる。しかし、この駆動部が装置4の本体上に設置されることは好ましい。この駆動部は、電気機械であるか、または油圧シリンダーおよび空気圧シリンダーを用いることができる。空気圧シリンダーの使用は、好ましい。装置4の支持枠21に設置されているシリンダー38からの頂部グリッドの駆動部の一例が図10に示される。
【0030】
その処理中に用いられるスラグの強制冷却は、第III段階と第V段階の水−空気冷却(図3、図5および図6、噴射18、19)および水噴射17による冷却に分割される。このようなスラグの強制冷却の性能は、水蒸気爆発の可能性を排除する。同時に、スラグの流れ12が分離流13および流れ断片14に細かく分割されるとき、この場合には水蒸気爆発の可能性はほとんど除外されるように、第III段階と第V段階の水−空気噴射18、19は、水に置き換えられる。
【0031】
冶金容器から離れた後、冶金スラグ処理の方法は、以下の通り実行される(電気炉から排出するスラグの例によって考えられる)。
【0032】
電気炉からのスラグ除去前に(図1)、スラグ処理の装置4は、電気炉に移動される(矢印G)。冷却液(水、空気)は、床面11に対して固定された装置34から装置5を用いて輸送管路35へ供給される(図1、図7−9)。装置4はロックされ、スラグ片用収容容器9と金属片用収容容器10が装置4に設置される(図1)。
【0033】
電気炉1は時計回り方向に回転され(図1)、スラグは窓2を通じてすくい出される。スラグ除去の処理は、作動台3から制御される。
【0034】
スラグの連続流12は、C方向に流下し(図1−4、図7、図8)、上枠24のフィン25、26と接触する(図7、図8)。本提案方法では、これはスラグ処理の第I段階である(図2)。
【0035】
フィン25、26の接触の結果として、スラグの連続流12は、分離流13(と流れ断片14)に分割される。したがって、スラグの急速冷却の条件を生み出す。本提案方法では、これはスラグ処理の第II段階である(図2)。
【0036】
分離流13および流れ断片14は、最初に、厚さHiの両面から水−空気噴射18で強制冷却される(図5)。さらに、噴射18は分離流に分割した連続流区分に浸透し、これらの面から冷却する。したがって、各分離流13および流れ断片14は、4側から冷却される。連続流を分離流に比較的細かく分割する場合(例えば、20−80mm2の区分で)には、水の噴射18から形成される。本提案方法では、これはスラグ処理の第III段階である(図3、図5)。
【0037】
方向Cに落下しているスラグの冷却された分離流は、上枠27と接触する(図7)。このグリッドのピッチ幅t2が頂部グリッド24のピッチ幅t1を超える事実のため、スラグの分離流13および流れ断片14は、自由にグリッド27の窓を(主に)通り抜け、駆動部38から頂部グリッド27に対して往復移動する頂部グリッド30のフィン31、32と接触する。グリッド30のストロークは、グリッド27のピッチ幅t2を超える。したがって、分離流13および流れ断片14は、(移動によって)分離片15に分割される(図3)。したがって、分離流13および流れ断片14は、分離片15に分割され、さらにグリッド27に対しての頂部グリッド30の往復移動の速度は、分割率の増加に応じて増加される(片15の大きさを小さくする)。さらに、流れの厚さH1方向(図5)、すなわち冶金容器までおよび冶金容器1からの移動と一致する方向における頂部グリッド30の移動が基準とみなされる。しかし、頂部グリッド24の縮小ピッチ幅t1を備えた装置4において、頂部グリッド30は特定の方向に対して垂直方向に移動される。後者の場合、支持枠21の本体上の頂部グリッド30の駆動部38の配置は、簡略化される。本提案方法では、これはスラグ処理の第IV段階である(図3)。
【0038】
第IV段階で得られたスラグ片15は、コンベヤーベルト6の方向に落下を続ける(図3の矢印C参照)。第V段階(図3)では、スラグ片は水−空気噴射19によって強制冷却される(図6)。より急速な冷却が必要な場合は、水−空気冷却は、水冷却に置き換えられる。
【0039】
図6の最終第VI処理段階時に、スラグ片はコンベヤーベルト6上に落下する(図1、図4、図7、図9)。そのコンベヤーベルト6上でスラグ片は、管16から流出する水噴射で強制冷却され、スラグ容器9までD方向に運搬される(図1、図9)。さらに、分離金属片は、磁気分離装置を用いて分離され、容器10に供給される。
【0040】
スラグの塊および片15の粉砕率は、塊および片の除去に対し、立体的に形状化されたベルト(ベルト面にスラグ片用容器を備えた分割型ベルトを含む厚いベルト)を使用することにより増強される。そのベルト上のスラグの塊および片15は、立体的に形状化されたベルト6と円筒状のローラーとの間の圧縮により追加として粉砕される(図1)。
【0041】
一連の冶金容器から(例えば、電気炉から)のスラグ除去の間に、最初にスラグの連続流12は、可変厚さを有する(図9のH1、H2および図5のHi)。第二に、冶金容器から遠く離れた位置12’から、冶金容器に近い位置12”(図9)に移動する。それを考慮し、頂部グリッド30の往復移動の速度は、塊および片15の大きさに関しスラグの連続流12の厚さH1の顕著な影響を排除するように増加される。さらに頂部グリッドのフィンのピッチ幅の上記記載の位置の不変性と共に、スラグの薄い連続流12’(図9のH1)に対しての落下幅におけるより大きな落下幅から、スラグの厚い連続流12” (図9のH2)に対しての落下幅におけるより小さな落下幅に変わる。しかしこの技術的解決法は、スラグの連続流12’の厚さ形成において厳密な規則性がないので、ほとんど使用されない。
【0042】
さらにスラグの連続流12の厚さH1に対し、予測可能な影響の可能性を有するスラグ除去の場合(例えば、製錬装置から離れているスラグを備えた取鍋のスラグ鍋から流れるスラグ)、冶金容器までおよび冶金容器1から移動する装置4の方向に配置されたフィンを備えた頂部グリッドのみが装置4に使用される(すなわち、図7および図8のグリッド24におけるフィン25のみ、およびグリッド27におけるフィン28のみ)。さらに、移動可能な頂部グリッド30は、互いに直交したフィン31、32で作製される。
【0043】
加えて、好ましくは移動可能な頂部グリッド30は、冶金容器までおよび冶金容器1から移動する装置4の方向とは直交した往復移動の駆動部38を備える。しかし、頂部グリッド30の移動の上記記載の課題解決法は、本体4のグリッド駆動部の機構38を配置するのに十分な冶金容器の近くに操作場所があれば、実行される。
【0044】
したがって、冶金容器の操作の関連した技術的課題、およびこの操作によって条件付けられた非常に多くの溶融スラグの除去の必要性は、冶金容器から出たスラグ処理の開発された方法、およびその実現に対する装置で簡潔に解決される。この課題は、重力によって溶融スラグ状態で冶金容器から出た後のスラグ落下の区分で解決される。解決する課題は、運搬装置を使用して冷却粉砕されたスラグの除去によって完了される。さらに、強制冷却される溶融スラグの要求度は、溶融連続流を分離流に分割することで、提供される。そしてその加速強制冷却は著しく簡略化される。さらに、水分の蒸発から生じるスラグの爆発の危険は何もない。この解決法の技術的実装の圧縮性は、その落下時のスラグ移動の途中で、小間隔部分を占有する一連の頂部グリッドの適用によって提供される。そこで、冶金容器から固体片へ出る溶融スラグの変換、および冶金容器からの除去の技術的課題は、この提案によって解決される。スラグ片は、冶金容器から離れて構成材料への変換で処理される。すなわちこの提案は、特定のスラグ処理をカバーしていない。
【実施例】
【0045】
電気炉(電気アーク製鋼炉)は、溶融鋼鉄の100トンの放出を提供する。溶融する間に、約100kg/t、すなわち約10000kgのスラグが形成される。電気アーク製鋼炉(図1の1)から溶融スラグを除去する際、窓2の側部へ回転され、スラグは電気アーク製鋼炉の実効容積から、最初に厚さH1を備え、次に電気アーク製鋼炉が回転するにつれて、厚さH2を備えて(図9)出る。さらに(図9参照)、スラグ落下の軌跡が移動される。溶融スラグの移動の途中(できるだけ電気アーク製鋼炉の本体の近くで、製鋼炉の本体が回転するのを妨げない)で、連続流12は、ピッチ幅t1=100mmのフィン25、26を備えた装置4の頂部グリッド24と接触する。溶融スラグの連続流12は、幅が約100mmで、厚さHiが100mmの分離流13に分割される。分離流13は、頂部グリッド24からの排出と頂部グリッド27への流入まで、水−空気容器を用いて集中冷却される(水冷却は可能)。実際、各分離流13は、各分離流13が頂部グリッド27に入ってくる時までに可塑性状態に冷却される結果、4面から冷却される。170mmに等しいグリッドのピッチ幅t2は、スラグの分離流13を自由に通過し、t1にほぼ等しいピッチ幅t3を有する頂部グリッド30に入ることができるようにする。頂部グリッド30は、220mmの移動で駆動部38から頂部グリッド27に対して往復移動する(図7の矢印E)。したがって、分離流13は、塊および片15に分割される。そしてそれは、頂部グリッド30からの排出において、水−空気の混合、あるいは水で冷却される。片15(図7、図9)は、コンベヤーベルト6上に落下し、分岐管16から流出する水噴射17によって直ちに冷却される。(鋼鉄の可能な分離片の)冷却されたスラグ片は、容器9に運ばれる。さらに、容器10に入る鋼鉄の可能な分離片は、磁気分離装置を用いて分離される。容器9および10は、除去される。装置4は、スラグの受け入れがない当分の間、床面11に沿って冶金容器から撤去され、必要であれば、閉塞された頂部グリッドは直ちに交換され(あるいは、清掃され)、装置4は容器に適用される。
【符号の説明】
【0046】
1 冶金容器
2 窓
3 作動台
4 装置
6 コンベヤーベルト
7 スラグ片
8 分離金属片
9 容器(スラグ)
10 容器(金属)

Claims (14)

  1. 粉砕を備えた固体状態への溶融スラグの変換を含む、冶金容器から出た後のスラグを処理する方法であって、
    最初に前記冶金容器から出た前記溶融スラグの連続流は、上方固定頂部グリッドに前記連続流を通すことによって流れの方向に沿って分離流および流れ断片に分割され、その流れの間に前記分離流および流れ断片は強制冷却され、
    次にこれらの分離流および流れ断片は前記上方固定頂部グリッドの下方に配置される、少なくとも1つの下方固定頂部グリッドと、往復移動する移動頂部グリッドとに前記分離流および流れ断片を通すことによって前記分離流および流れ断片の流れ方向と直交して、分離塊および分離片に分割され、その流れの間に前記分離塊および分離片は強制冷却されて、コンベヤーベルトにより前記冶金容器から移動され、
    さらに、これらのスラグの分離塊および分離片は、前記コンベヤーベルト上で強制冷却されることを特徴とする方法。
  2. スラグの前記分離流および流れ断片およびスラグの分割された前記分離塊および分離片は、水−空気混合を用いて強制冷却され、
    さらに、スラグの分割された前記分離塊および分離片は、前記コンベヤーベルト上で水を用いて強制冷却されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動頂部グリッドの往復移動の速度は、前記分離塊および分離片へのスラグの粉砕の度合いが増加するにつれて増加されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. スラグの前記分離塊および分離片は、ベルト面にスラグ片用容器を備えた厚いベルトと円筒状のローラーとの間の圧縮によってさらに粉砕される前記コンベヤーベルトを使って、前記冶金容器から除去されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 少なくとも3つの頂部グリッドを備え、
    最上部の上方固定頂部グリッドは固定され、所定の間隔で他のグリッドから分離され、その間隙には冷却液が供給され、
    その下方の少なくとも1つの下方固定頂部グリッドもまた固定され、その1つに隣接した移動頂部グリッドは、往復移動の駆動部により水平方向に往復移動され所定の間隔でコンベヤーベルトから分離され、その間隙には冷却液が供給され、
    前記各頂部グリッドは、互いに分離可能に上下方向に組み込まれる少なくとも3つの支持枠で構成されて冶金容器までおよび冶金容器から移動できる分割型体に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のスラグを処理する方法を実施するための処理装置。
  6. 前記コンベヤーベルトは、ベルト面にスラグ片用容器を備えた厚いベルトであり、円筒状のローラーと接触することを特徴とする請求項に記載の装置。
  7. 前記コンベヤーベルト、その移動駆動部、前記ローラーおよび回転駆動部は、特定の本体上に設置されることを特徴とする請求項に記載の装置。
  8. 移動頂部グリッドの前記往復移動の駆動部は、前記分割型体上に設置されることを特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 前記冷却液として使用される水および空気は、床面に対して固定された設備から前記装置に供給されることを特徴とする請求項に記載の装置。
  10. 前記頂部グリッドのフィンは、堅固な鋼鉄ロープとして作製されることを特徴とする請求項に記載の装置。
  11. 前記支持枠に前記頂部グリッドが挿入されることを特徴とする請求項に記載の装置。
  12. 少なくとも前記方固定頂部グリッドはフィンで作製され、前記フィンは、その軸方向が前記冶金容器までおよび前記冶金容器からの前記装置の移動の方向に一致するように設置され、
    さらに前記往復移動の駆動部を備えた前記移動頂部グリッドは、互いに交差したフィンで作製されることを特徴とする請求項に記載の装置。
  13. 少なくとも1つの固定された前記頂部グリッドは、フィンで作製され、前記フィンは、その軸方向が前記冶金容器までおよび前記冶金容器からの前記装置の移動の方向に一致するように設置され、
    さらに前記動頂部グリッドは、前記冶金容器までおよび前記冶金容器からの前記装置の移動の方向と直交して往復移動するための前記駆動部を備えることを特徴とする請求項に記載の装置。
  14. 前記方固定頂部グリッドのフィンのピッチ幅は、前記方固定頂部グリッドのフィンのピッチ幅未満で作製され、
    さらに前記動頂部グリッドのピッチ幅は、一番近くの固定された前記下方固定頂部グリッドのピッチ幅に等しいまたはピッチ幅を超えることを特徴とする請求項に記載の装置。
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