JP5074464B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等、主に遊技ホールに設置される遊技機に関するものである。
多くの人が出入りする公共施設等では、火災等の災害発生時に人々を安全な場所に速やかに誘導すべく様々な対策が講じられており、これはパチンコ機、スロットマシン等の遊技機が設置された遊技ホールにおいても同様である。しかしながら、遊技ホールは各遊技機から出力される効果音、遊技球の払い出し音等が常に大音量で発せられているため、火災報知器による警報音や誘導アナウンス等があってもこれに気付かないで逃げ遅れてしまう人が出ることが懸念され、他の公共施設と同様の対策のみでは必ずしも十分とは言えない。
そこで、例えば特許文献1に記載の発明では、遊技機に火災報知器等からの災害信号の受信手段を設け、災害信号を受信した場合には例えば演出用の液晶表示装置等に避難行動を促す表示を行うことにより、火災報知器による警報音等が聞こえない場合でも遊技者に確実に災害の発生を知らせ、更に主制御基板への電力供給を強制的に遮断して遊技の進行を停止させることにより、遊技者が避難指示を無視して遊技を継続することができないようにすることで、遊技ホール内という特殊な空間内でも遊技者に速やかな避難行動をとらせることができるとしている。
特開2008−206942号公報
このように、引用文献1に記載の発明では、火災報知器等からの災害信号を受信した場合には、主制御基板への電力供給を強制的に遮断して遊技の進行を停止させるようになっているが、火災報知器等の設備ではいたずらや誤作動による誤報がつきものであり、例えば誤報によって極短時間だけ災害信号が発せられたような場合にまで主制御基板への電力供給を強制的に遮断してしまうと、逆に遊技ホール内に無用の混乱を生じさせてしまう可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、実際の災害発生時には遊技者に速やかな避難行動をとらせることができ、しかも誤報によって短時間の災害信号が発せられたような場合に遊技ホール内に無用の混乱を生じさせることのない遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、主制御手段32aから送信される演出コマンドに基づいて画像表示手段22を含む演出手段7a,27a,8,22の制御を行う演出制御手段33aを備え、該演出制御手段33aは、所定の災害信号を受信可能であってその災害信号を受信することを条件に前記演出手段7a,27a,8,22により避難勧告処理を行うように構成された遊技機において、前記演出制御手段33aは、前記避難勧告処理中は前記演出コマンドに対応する演出動作を実行せず、また前記避難勧告処理中に受信した前記演出コマンドに関する情報を記憶すると共に所定の外部操作に基づいてその記憶した前記演出コマンドに関する情報を出力可能に構成されているものである。
本発明によれば、避難勧告処理が開始されると遊技者は事実上遊技を継続することができなくなり、電源供給の遮断等により主制御手段32aによる遊技進行を強制的に停止させることなくそれと同様の効果、即ち遊技者が避難指示を無視して遊技を継続することができないようにすることが可能である。しかも、停電が発生しない限り主制御手段32aによる遊技進行を継続させることができるため、誤報によって短時間の災害信号が発せられたような場合にはすぐに元の状態に復帰させることができ、遊技ホール内での無用の混乱を防止できるという利点がある。
本発明の第1の実施形態におけるパチンコ機の全体正面図である。 同じく全体背面図である。 同じく制御系の概略ブロック図である。 同じく演出制御処理のフローチャートである。 同じく災害時処理のフローチャートである。 同じく設定操作手段による誘導画像の設定に関する説明図である。 本発明の第2の実施形態における災害時処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における演出制御処理のフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における制御系の概略ブロック図である。 本発明の第5の実施形態における足元灯の配置位置の一例を示す図である。 同じく制御系の概略ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図6は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側には、ガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支されている。
ガラス扉4には、その中央に透明なガラス窓6が設けられると共に、そのガラス窓6の周辺部前面側には、内部にLED基板7aが配置された発光パネル7の他、後側に配置されたスピーカ8に対応する例えば多孔状の音声出力部9等が設けられている。また前面板5には、発射手段10に供給するための遊技球を貯留する貯留皿11、発射手段10を作動させるための発射ハンドル12等が設けられると共に、ガラス扉4と同様、発光パネル7、音声出力部9等が設けられている。
14は遊技盤で、ガラス扉4の後側に対応するように前枠3に対して例えば前側から着脱自在に装着されている。遊技盤14の前面側には、発射手段10から発射された遊技球を案内するガイドレール15が環状に装着されると共に、そのガイドレール15の内側の遊技領域16内に、センターケース17、普通図柄始動手段18、特別図柄始動手段19、大入賞手段20、普通入賞手段21等の各種遊技部品が配置されている。
センターケース17は、液晶表示手段22を備えると共に、その液晶表示手段22の表示枠上に、普通図柄表示手段23、特別図柄表示手段24の他、内部にLED基板27aが配置された発光パネル27等の各種演出手段が配置されている。液晶表示手段(画像表示手段)22は、例えば特別図柄表示手段24の変動と同期して演出図柄を変動表示する演出図柄表示手段28を構成する他、各種演出画像、エラー報知画像等を表示するようになっている。
普通図柄表示手段23は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段18が遊技球を検出することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段18による遊技球検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合には外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で、点滅が終了するようになっている。
特別図柄始動手段19は、特別図柄表示手段24による図柄変動を開始させるためのもので、普通図柄表示手段23の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、開閉手段19aが所定時間、所定回数だけ閉状態から開状態に変化するように構成されている。
特別図柄表示手段24は、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段19に遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、特別図柄始動手段19への入賞時に取得された大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。
特別図柄表示手段24の変動後の停止図柄が大当たり態様となることに基づいて大当たり状態が発生すると、大入賞手段20の開閉板20aが所定の開放パターンに従って前側に開放し、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
また、遊技盤14の裏面側には、図2に示すようにセンターケース17等の遊技部品を後側から覆う裏カバー31が装着され、この裏カバー31の背面側に、主制御基板32aが格納された主基板ケース32、演出制御基板33aが格納された演出基板ケース33、液晶制御基板34aが格納された液晶基板ケース34等が着脱自在に装着されている。
前枠3の裏側には、遊技盤14の裏側を開閉自在に覆う開閉カバー35が着脱自在に装着されると共に、その上側に遊技球タンク36とタンクレール37とが、左右一側に払い出し手段38と払い出し通路39とが夫々装着されており、遊技球が大入賞手段20等の入賞口に入賞したとき、又は図外の自動球貸し機から球貸し指令があったときに、遊技球タンク36内の遊技球をタンクレール37を経て払い出し手段38により払い出し、その遊技球を払い出し通路39を経て貯留皿11に案内するようになっている。
また、前枠3の裏側下部には、基板装着台41が着脱自在に装着されており、この基板装着台41の背面側に、電源基板42aが格納された電源基板ケース42、払い出し制御基板43aが格納された払い出し基板ケース43が夫々着脱自在に装着されている。
図3は本パチンコ機の制御系の概略ブロック図である。主制御基板(主制御手段)32aは、遊技の進行に関する制御を行うもので、遊技盤14上の普通図柄表示手段23、特別図柄表示手段24、普通図柄始動手段18、特別図柄始動手段19、大入賞手段20、普通入賞手段21等が例えば図示しない中継基板等を経由して接続されると共に、その下位に、主制御基板32aからのコマンドに基づいて音声出力、LED発光等の演出制御を行う演出制御基板(演出制御手段)33a、この演出制御基板33aからのコマンドに基づいて液晶表示手段22を制御する液晶制御基板34a、主制御基板32aからのコマンドに基づいて払い出し手段38を制御する払い出し制御基板43a、この払い出し制御基板43aからの発射制御信号等に基づいて発射手段10を制御する発射制御基板10a等が接続されている。
また、演出制御基板33aは、主制御基板32aからのコマンドを受信するコマンド受信手段44、液晶制御基板34a等にコマンドを送信するコマンド送信手段45、ホールコンピュータ46等から送信される災害信号を例えばインターフェイス基板47を介して受信する災害信号受信手段48、スピーカ(音声出力手段)8、LED基板(発光手段)7a,27a、液晶表示手段22等の演出手段による演出を制御する演出制御処理手段49、災害信号に基づいて災害時処理を行う災害時処理手段50、後述する誘導画像を設定する誘導画像設定手段51等を備えている。
ここで、ホールコンピュータ46は、例えば緊急地震速報等の警報を受信可能な警報受信機53や火災報知器54と接続されており、これら警報受信機53、火災報知器54等からの警報信号、或いは遊技店員の操作入力に基づいて災害信号の送信を開始し、例えば警報解除操作が行われるまでその災害信号の送信を継続するようになっている。なお、災害信号は、火災や地震等の災害の種類に応じて複数種類設けてもよいし、災害の種類に拘わらず1種類としてもよい。
また、演出制御基板33aには、その制御対象であるスピーカ8、LED基板7a,27a等の演出手段の他、誘導画像の設定操作を行うための設定操作手段55等が接続されている。なお、設定操作手段55は、図2及び図6に示すように例えば演出制御基板33a上に設けられ、演出基板ケース33の外側から操作可能となっている。
演出制御処理手段49は、図4に示す演出制御処理を例えば定期割り込み毎に実行するように構成されている。この演出制御処理(図4)では、まず主制御基板32aから演出コマンドを受信したか否かが判定され(S1)、演出コマンドを受信していない場合(S1:No)にはここで演出制御処理は終了する。
演出コマンドを受信したと判定された場合には(S1:Yes)、続いて災害フラグの状態が判定される(S2)。ここで、災害フラグは災害信号の受信による避難勧告処理中であるか否かを示すもので、後述するように、災害時処理手段50により、災害信号の受信による避難勧告処理中にON、それ以外の場合にOFFに設定されるようになっている。
S2において災害フラグがOFFであると判定された場合には、受信した演出コマンドに基づいて通常の演出処理が行われる。即ち、例えば受信した演出コマンドが変動開始コマンドであれば、例えば液晶制御基板34aに所定のコマンドを送信することにより液晶表示手段22上で演出図柄の変動表示が開始されると共に、スピーカ8からはその演出図柄の変動表示に対応する効果音が出力され、またLED基板7a,27aのLEDはその演出図柄の変動表示に対応するパターンで発光される。
一方、S2において災害フラグがONであると判定された場合には、受信した演出コマンドに対応した演出処理を行うことなく演出制御処理を終了する。このように、災害フラグがONになった場合には、その後に受信した演出コマンドに対応する演出は実行されないようになっている。
災害時処理手段50は、図5に示す災害時処理を例えば定期割り込み毎に実行するように構成されている。この災害時処理(図5)では、まず災害信号受信手段48によるホールコンピュータ46からの災害信号の受信状況が判定される(S11,S16)。そして、災害信号の受信が開始されたと判定された場合には(S11:Yes)、災害フラグがONに設定されると共に(S12)、所定の避難勧告処理が開始される(S13〜S15)。
即ち、例えば液晶制御基板34aに所定のコマンドを送信することにより、その時点で液晶表示手段22に表示されている演出画像等に代えて避難勧告画像の表示が開始されると共に(S13)、スピーカ8からの音声出力及びLEDの発光が停止される(S14,S15)。
ここで、液晶表示手段22に表示される避難勧告画像としては、「火災発生!」など災害の発生を報知して間接的に避難を促す報知画像、「火災です!避難してください」などの直接的な表現で避難を促す指示画像、「右方向に避難してください」、「左の非常口から避難せよ」、「→方向へ逃げろ」など避難する方向や非常口の位置を具体的に示して誘導する誘導画像等が考えられるが、これらを適宜組み合わせることが望ましい。また、災害信号が災害の種類によって異なる場合には、その災害信号に応じて報知画像等の種類を異ならせることが望ましい。
このように、災害信号を受信した場合に、遊技者の目に入り易い液晶表示手段22に避難勧告画像を表示することにより、災害の発生を遊技者に確実に知らせて避難を促すことができる。また、災害信号を受信した後は通常の演出が停止されるため、遊技者は事実上遊技を継続することができなくなり、電源供給の遮断等により主制御基板32aによる遊技進行を強制的に停止させることなくそれと同様の効果、即ち遊技者が避難指示を無視して遊技を継続することができないようにすることが可能である。
また、LEDが消灯するため、液晶表示手段22の避難勧告画像をより目立たせることができ、更に音声出力が停止されるため、火災報知器54による警報音やホール内の誘導アナウンス等を聞き取りやすくすることができ、遊技者の避難誘導をより確実に行うことができる。
なお、避難勧告画像に誘導画像が含まれる場合には、その遊技機が設置される遊技ホール内の配置、その遊技ホール内での遊技機の配置位置や向き等に応じて適切な誘導画像を設定する必要がある。この誘導画像の設定は、例えば遊技機が遊技ホールに設置された後、設定操作手段55を操作することにより行うことができる。設定操作手段55が操作されると、その操作に基づいて誘導画像設定手段51により所定の誘導画像が設定される。
設定操作手段55は、図6に示すように、例えばダイヤル操作等により「左」、「右」等の避難経路の方向を選択可能に構成されており、誘導画像設定手段51は、設定操作手段55で選択された方向に基づいて「左方向に避難してください」、「右方向に避難してください」等、複数種類の誘導画像のうちの1つを選択し設定するように構成されている。
以上のように災害信号の受信が開始されて避難勧告処理が開始された後、災害信号の受信が終了したと判定された場合には(S16:Yes)、災害フラグがOFFに設定されると共に(S17)、それまで継続されてきた避難勧告処理が終了する(S18〜S20)。即ち、例えば液晶制御基板34aに所定のコマンドを送信することにより、液晶表示手段22に表示されている避難勧告画像の表示を終了して通常の演出画像の表示を再開すると共に(S18)、スピーカ8からの音声出力及びLEDの発光を再開させる(S19,S20)。
ここで、災害信号の受信が終了した後の液晶表示手段22への演出画像の表示、スピーカ8からの音声出力及びLEDの発光は、災害信号の受信が終了した後に主制御基板32aから受信した演出コマンドに基づいて再開すればよい。なお、災害信号の受信中も、主制御基板32aからの演出コマンドに基づいて、災害信号の受信中でなければ実行されていた通常演出の進行状況を把握する処理を避難勧告処理と並行して行うようにすれば、災害信号の受信が終了した時点から通常演出を再開することも可能である。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、演出制御手段33aによる避難勧告処理中は主制御基板32aからの演出コマンドに対応する演出動作を実行しないように構成されているため、避難勧告処理が開始されると遊技者は事実上遊技を継続することができなくなり、電源供給の遮断等により主制御基板32aによる遊技進行を強制的に停止させることなくそれと同様の効果、即ち遊技者が避難指示を無視して遊技を継続することができないようにすることが可能である。しかも、停電が発生しない限り主制御基板32aによる遊技進行を継続させることができるため、誤報によって短時間の災害信号が発せられたような場合にはすぐに元の状態に復帰させることができ、遊技ホール内での無用の混乱を防止できるという利点がある。
また、演出制御基板33aは、避難勧告処理として液晶表示手段22に避難勧告画像を表示するように構成されているため、災害の発生を遊技者に確実に知らせて避難を促すことができる。しかも、液晶表示手段22に避難勧告画像を表示している間は液晶表示手段22以外の発光手段、即ちLED基板7a,27aのLEDを全て消灯させているため、液晶表示手段22の避難勧告画像をより目立たせてその避難勧告内容を遊技者により確実に伝えることができ、またスピーカ8からの音声出力も停止させているため、火災報知器54による警報音や館内の誘導アナウンス等が聞き取りやすくなり、遊技者の避難誘導をより確実に行うことができる。
更に、避難勧告画像は、遊技者を避難経路に誘導する誘導画像を含んでおり、その誘導画像は外部操作により設定することができるため、その遊技機が設置される遊技ホール内の配置、その遊技ホール内での遊技機の位置や向き等に応じて誘導画像を適切に設定することが可能である。
図7は本発明の第2の実施形態を例示し、第1の実施形態による演出制御基板33aの構成を一部変更して、避難勧告処理として、液晶表示手段22による避難勧告画像の表示と共に、スピーカ8から警報音を出力するように構成した例を示している。
即ち、本実施形態の演出制御基板33aによる災害時処理では、図7に示すように、災害信号の受信が開始された場合には(S11:Yes)、液晶表示手段22への避難勧告画像の表示を開始する(S13)と共に、スピーカ8から警報音の出力を開始し(S14a)、災害信号の受信が終了した場合には(S16:Yes)、液晶表示手段22への避難勧告画像の表示を終了する(S18)と共に、スピーカ8から警報音の出力を終了する(S19a)ように構成されている。以上のように構成することにより、視覚と聴覚とにより遊技者に確実に避難勧告を認識させることができるという利点がある。
図8は本発明の第3の実施形態を例示し、第1、 第2の実施形態による演出制御基板33aの構成を一部変更して、避難勧告処理中に受信した演出コマンドに関する情報を記憶するように構成した例を示している。
即ち、本実施形態の演出制御基板33aの演出制御処理では、図8に示すように、主制御基板32aから演出コマンドを受信したとき(S1:Yes)、災害フラグがONであれば、その受信した演出コマンドの情報を所定の記憶領域に順次記憶する(S4)ように構成されている。そして、災害フラグがONであった間に記憶された演出コマンドは、災害フラグがOFFになった後、所定の外部操作、例えば演出制御基板33aに設けられた専用ボタンの操作等に基づいて液晶表示手段22等の表示手段に出力することができるようになっている。
これにより、避難勧告処理に従って一時的に避難した遊技者は、その避難中に送信された演出コマンドを後から確認することにより例えばその避難中に大当たりが発生しなかったか等を知ることができるため、避難後の遊技状態を気にすることなく安心して速やかに避難行動をとることができる。なお、記憶された演出コマンドは、次の電源OFF時等の所定のタイミングで消去すればよい。
図9は本発明の第4の実施形態を例示し、第1〜第3の実施形態の構成を一部変更して、主電源からの電力供給が途絶えた後に演出制御基板33aを含む避難勧告処理の実行に必要な各部に電力を供給するバックアップ電源61を設けた例を示している。
このバックアップ電源61は、演出制御基板33a上に設けてもよいし演出制御基板33aの外部に設けてもよい。また、このバックアップ電源61による電力供給先は演出制御基板33a、液晶制御基板34a及び液晶表示手段22であるが、液晶制御基板34a及び液晶表示手段22には例えば演出制御基板33aを介して電力を供給するように構成されている。もちろん、バックアップ電源61から演出制御基板33a、液晶制御基板34a、液晶表示手段22に個別に電力供給するように構成してもよい。
またこのバックアップ電源61は、災害信号受信手段48が災害信号を受信したことを条件に作動するように構成されており、災害信号を受信していない通常の状態で主電源が落とされた場合には、このバックアップ電源61による演出制御基板33a等への電力供給は行われないようになっている。なお、このバックアップ電源61は、液晶表示手段22への避難勧告画像の表示を少なくとも数十秒、できれば数分程度維持できる容量とすることが望ましい。
以上のような構成とすることにより、火災や地震等の災害によって停電が発生した場合でも一定時間は避難勧告処理を行うことができる。しかも、液晶表示手段22のバックライトが非常灯の役割を果たすため、停電の暗闇の中でも遊技者を安全に避難させることができる。
図10及び図11は本発明の第5の実施形態を例示し、遊技機本体1に前側下部を照らす足元灯62を設け、演出制御基板33aは、避難勧告処理として、第1〜第4の実施形態で示した液晶表示手段22への避難勧告画像の表示等に加えてその足元灯62を点灯させるように構成した例を示している。
この足元灯62は、図10に示すように、貯留皿11の下部側等、遊技機本体1の前側下部、即ち遊技者が避難する際に避難通路となる部分の床面に光を照射できる位置に設けられている。また、足元灯62の配置位置は床面に確実に光を照射できる位置であればよく、貯留皿11の下部側以外の例えば発射ハンドル12の先端下部側、遊技機本体1の上部側等でもよい。なお、遊技球を貯留する貯留皿が上皿と下皿とに分かれている場合には、それら上皿、下皿の少なくとも一方の下部側に設ければよい。
また本実施形態の場合、図11に示すように、第4の実施形態のようなバックアップ電源61を設けてこの足元灯62にもその電力を供給する必要がある。この足元灯62は、停電が発生して遊技ホール内が暗闇になった場合に威力を発揮するものだからである。なおこの場合、足元灯62は主電源からの電力供給が途絶えた場合にのみ点灯するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、避難勧告処理は、遊技機本体1の前側の例えば遊技盤14上に配置された表示手段に避難勧告画像を表示する処理が含まれていればよく、その表示手段は液晶表示手段22以外のどのような方式の表示手段であってもよい。
実施形態では、避難勧告処理中は画像表示手段22以外の発光手段を全て消灯させるように構成したが、例えば避難勧告処理用の発光パターンで発光させるようにしてもよい。
任意の文字や図形等を入力可能な設定操作手段55を設け、誘導画像設定手段51は、設定操作手段55により入力された文字や図形を用いた誘導画像を設定可能に構成してもよい。また、USB端子やメモリーカードリーダ等、外部からのデータ入力が可能な外部入力手段を設け、誘導画像を設定する誘導画像設定手段51は、この外部入力手段を介して入力された画像データ、テキストデータ等を用いて誘導画像を設定可能に構成してもよい。
災害信号は、ホールコンピュータ46からではなく火災報知器54等から直接受信するように構成してもよい。また、煙や炎を検出するセンサを遊技機本体1に設け、そのセンサから災害信号を受信するように構成してもよい。
実施形態では、ホールコンピュータ46等からの災害信号はそれが解除されるまで継続的に送信されるように構成したが、災害の発生時に災害信号が、その解除時に災害解除信号が夫々送信されるようにしてもよい。この場合、図5等に示す災害時処理においては、災害信号受信時に災害フラグをONにし、災害解除信号受信時に災害フラグをOFFにするように構成すればよい。
また、災害信号に、火災や地震等の災害の種類、避難経路、避難方向、火災の場合には出火場所、地震の場合には震度等、発生した災害に関連する各種情報を持たせ、それらの情報に基づいて避難勧告処理を行うようにしてもよい。例えば、ホールコンピュータ46等から前記各種情報に1対1で対応する災害信号が出力されるように構成し、演出制御手段(演出制御基板)33aに、各種災害信号に対応する複数種類の避難勧告画像を予め記憶させ、災害信号受信時にはそれに対応する避難勧告画像を選択して表示するように構成することが考えられる。
実施形態では演出制御基板33aと液晶表示手段22との間に液晶制御基板34aを配置したが、演出制御基板33aから液晶表示手段22を直接制御するように構成してもよい。また、演出制御基板33aは、インターフェイス基板を介して主制御基板32a、液晶制御基板34a、各種演出手段等に接続してもよい。
更に、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機等の他の弾球遊技機はもちろん、スロットマシン等、弾球遊技機以外の各種遊技機においても同様に実施可能である。
1 遊技機本体
7a LED基板(発光手段、演出手段)
8 スピーカ(音声出力手段)
22 液晶表示手段(画像表示手段、演出手段)
27a LED基板(発光手段、演出手段)
32a 主制御基板(主制御手段)
33a 演出制御基板(演出制御手段)
51 誘導画像設定手段
61 バックアップ電源
62 足元灯

Claims (1)

  1. 主制御手段(32a)から送信される演出コマンドに基づいて画像表示手段(22)を含む演出手段(7a,27a,8,22)の制御を行う演出制御手段(33a)を備え、該演出制御手段(33a)は、所定の災害信号を受信可能であってその災害信号を受信することを条件に前記演出手段(7a,27a,8,22)により避難勧告処理を行うように構成された遊技機において、前記演出制御手段(33a)は、前記避難勧告処理中は前記演出コマンドに対応する演出動作を実行せず、また前記避難勧告処理中に受信した前記演出コマンドに関する情報を記憶すると共に所定の外部操作に基づいてその記憶した前記演出コマンドに関する情報を出力可能に構成されていることを特徴とする遊技機。
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