JP2012192111A - パチンコ遊技機及び遊技場設備 - Google Patents

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直道 岡田
Naohiro Suzuki
直広 鈴木
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Abstract

【課題】遊技の興趣を損なうことなく、遊技場の音声告知を好適に聞き取ることのできるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】スピーカの音声出力を制御する音声制御手段に、遊技者に所定の情報を告知する告知音声の音声データを記憶させるとともに、機外から信号の入力を受ける信号入力手段を設け、該信号入力手段を介して機外から所定の告知音声制御信号を受信した場合には、該告知音声制御信号に対応した告知音声をスピーカから出力するように構成する。かかる構成にあっては、遊技者が最も聞き取りやすい遊技者の正面から告知音声が出力されるから、重要な情報を遊技者に確実に聞き取らせることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、スピーカを備えるパチンコ遊技機、及び該パチンコ遊技機を備える遊技場設備に関する。
従来のパチンコ遊技機は、遊技に合わせてスピーカから演出用音声を出力することによって、遊技の興趣を高めている。こうしたスピーカの音量は、通常、遊技場のスタッフや遊技者が調節できるようになっている。また、周囲の騒音レベルに応じて音量を調節可能としたものも知られている(例えば、特許文献1)。
特開2006−68037号公報
上記のように、演出用音声の音量を調節可能としたパチンコ遊技機は知られているが、演出用音声の音量が小さいと遊技が盛り上がりに欠けたものとなるため、遊技場も遊技者も音量を高めに設定していることが殆どであり、結局のところ、遊技場では、演出用音声が常に大音量で鳴り響いている。
そして、このように、従来の遊技場では、遊技者の正面から演出用音声が大音量で流れているため、場内の音声告知が聞き難いという問題がある。イベント告知などの重要性の低いものであれば聞き逃しても支障はないが、災害発生報知などの重要性の高いものについては、遊技者に確実に伝えなければならない。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、遊技場の音声告知を遊技者に適切に聞き取らせることのできるパチンコ遊技機の提供を目的とする。
本発明は、スピーカと、該スピーカの音声出力を制御する音声制御手段と、機外から信号の入力を受ける信号入力手段とを備え、前記音声制御手段は、遊技者に所定の情報を告知する告知音声の音声データを記憶する記憶部を備え、前記信号入力手段を介して機外から所定の告知音声制御信号を受信すると、該告知音声制御信号に対応した告知音声をスピーカから出力する制御内容を備えることを特徴とするパチンコ遊技機である。
かかる構成にあっては、必要に応じて、遊技場の設備機器からパチンコ遊技機に告知音声制御信号を送信することにより、通常は場内放送用スピーカから出力される告知音声を、パチンコ遊技機のスピーカから出力することが可能となる。すなわち、本発明では、告知音声を、演出用音声同様に、遊技者が最も聞き取りやすい遊技者の正面から出力できるから、遊技者に重要な情報を従来より確実に聞き取らせることができる。また、告知音声は、内容が同じでも、機種ごとに異なる音声を記憶させておくことができるため、機種の特徴に応じた告知音声を採用することで、画一的な場内放送に比べて、遊技者の注意を引きつけ易いという利点もある。
本発明に係る告知音声は、遊技者に情報を告知するだけの音声に留まらず、情報の告知によって遊技者に一定の行動を促す音声を含む。また、かかる告知音声は、遊技機毎に記憶されるものであるから、汎用性が高く、また、重要度の高い情報を告知するものであることが望ましい。具体的には、前記告知音声は、遊技者に不正行為の停止を呼びかけるものである構成が提案される。不正行為としては、機台を過度に振動させる行為などが挙げられる。また、前記告知音声は、遊技者に災害の発生を報知するものである構成も提案される。災害としては、地震や火災などが挙げられる。
また、本発明にあって、前記スピーカは、遊技に合わせて演出用音声を出力するものであり、前記音声制御手段は、告知音声を前記スピーカから出力する間は、演出用音声の音量を一時的に低下させるか、又は、演出用音声を一時的に消音状態にする制御内容を備えることが提案される。かかる構成にあっては、告知音声を遊技機のスピーカから出力する間、当該スピーカから出力される演出用音声が音量低下又は消音されることによって、告知音声を遊技者に確実に聞き取らせることが可能となる。
本発明の別の態様は、上記パチンコ遊技機と、該パチンコ遊技機に向けて告知音声制御信号を送信する告知音声制御装置とを備えることを特徴とする遊技場設備である。かかる遊技場設備によれば、上記パチンコ遊技機を利用して、所要の音声情報を遊技者に確実に聞き取らせることが可能となる。
以上に述べたように、本発明によれば、重要な音声情報を、パチンコ遊技機のスピーカから告知音声として出力することが可能となり、これにより、重要な情報を遊技者に確実に聞き取らせることができる。また、本発明では、告知音声の音声データをパチンコ遊技機が記憶するため、本発明に係る告知音声は、機種ごとに特徴付けることができ、画一的な場内放送に比して遊技者の注意を引き易いという利点がある。
パチンコ遊技機1の正面図である。 遊技盤10の正面図である。 (a)は、パチンコ遊技機1の背面図であり、(b)は、(a)のA部分の拡大図である。 遊技を制御する制御回路を示すブロック図である。 告知音声の出力態様を示すタイミングチャートである。 遊技場設備70の概略図である。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
本実施例のパチンコ遊技機1は、図1に示すように、遊技場設備に固定される外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とからなる。遊技機本体3は、中央上部の略円形の開口部に遊技盤10が取り付けられた前枠5を備え、この前枠5の一側縁がヒンジ部材4,4を介して外枠2に開閉可能に枢着されている。また、前枠5の下部には、上受皿7と下受皿8とが上下に列設されており、下受皿8の右側方に発射ハンドル9が突設される。本発明に係るスピーカ6a〜6cは、前枠5の上部両側と下部中央の合計3箇所に設けられている。
図2に示すように、遊技盤10の前面には、遊技球を転動流下させる略円形の遊技領域12が区画形成されている。そして、遊技領域12の中央から右側部分には、樹脂製のセンターケース13が配設される。センターケース13には、表示画面15を備える画像表示器14が配設される。この画像表示器14は、主に演出画像を表示するものであり、CRTや液晶表示器、有機ELなどによって構成される。また、センターケース13には、画像表示器14以外に、演出時に発光する演出用LED(発光ダイオード)16や、入賞装置17a、演出時に回転駆動される演出用役物18、特別図柄表示装置19などが組み付けられる。また、遊技領域12には、センターケース13の周囲に、入賞装置17b,17c,17dやゲート装置21、遊技釘20などの各種の遊技部材が設けられる。
また、パチンコ遊技機1の背面側には、図3(a)に示すように、電子基板を収納した基板ケース22が複数配設される。基板ケース22に収納された各電子基板は、ワイヤーハーネス(図示省略)によって相互接続されている。ここで、遊技機背面の左側に設けられる音源制御基板66には、図3(b)に示すように、スピーカ6a〜6cから出力する演出用音声の音量を調節するための調節ツマミ24が設けられており、基板ケース22から露出している。また、遊技機背面側の右下部に設けられる外部端子基板69は、機外装置に信号を出力するためのコネクタと、機外装置からの信号を入力するためのコネクタを多数具備している。本発明に係る告知音声制御信号は機外から外部端子基板69に入力される。
かかるパチンコ遊技機1は、既存一般のパチンコ遊技機と同様の遊技内容を有している。すなわち、入賞装置17bに設けられた始動口に遊技球が入賞すると、特別図柄表示装置19が点滅して特別図柄が変動表示され、一定時間経過後に変動表示が停止する。そして、変動停止した時の特別図柄の停止態様が所定の大当り態様であった場合には、大入賞口を備える入賞装置17cが所定時間開閉作動する大当り遊技が実行されることとなる。
そして、上記画像表示器14の表示画面15には、遊技の進行に合わせて図柄やキャラクターなどの演出画像が表示される。例えば、特別図柄が変動表示されている間は、表示画面15で演出図柄が変動表示され、時折リーチ演出画像や予告演出画像などが表示されることによって、遊技者の大当りへの期待感を盛り上げる。また、大当り遊技中には大当り用の演出画像が表示画面15に表示され、大当り遊技を盛り上げる。また、演出画像の表示と並行して、演出用LED16が発光・点滅するとともに、演出用役物18が適宜タイミングで駆動する。さらに、これらと並行するように、スピーカ6a〜6cから演出用音声が逐次出力されることで、画像、光、音声などを組み合わせた盛大な演出が行われる。
次に、本実施例のパチンコ遊技機の遊技作動を制御する制御回路を、図4を参照して説明する。
マイクロコンピュータを構成する主制御基板60には、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための基板回路が設けられる。この主制御基板60は、遊技の統括的な制御を実行するものである。この基板回路上には主制御用中央制御装置CPUが配設される。この主制御用中央制御装置CPUには、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書きできる記憶装置RAMとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示省略)と、データのやり取りを行うデータバス(図示省略)を介して接続され、主制御基板60の基板回路を構成している。
記憶装置ROMには、制御プログラムや、抽選の当落判定や演出態様等を決定するための各種テーブルが格納される。一方、記憶装置RAMには、各種球検知スイッチからの球検知信号等が一時的に記憶される記憶エリア、各種のタイマや乱数カウンタ、計数カウンタ等を構成するレジスタ領域、及びワークエリア等が設けられている。
さらに、この主制御基板60の基板回路には、所定のクロックパルスを出力するクロック装置(図示省略)が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されている。そして主制御用中央制御装置CPUは、一定間隔のクロックパルスによって時系列的に演算処理を行い、一連の処理作動を順次実行する。また、このクロック装置により出力されたクロックパルスをカウントして、時間を計測するタイマTMも接続される。
ここで主制御用中央制御装置CPU、及び後述する各制御基板62〜68に設置される各中央制御装置CPUは、所定のデータの処理を行う演算ユニット(ALU)を連成した演算装置と、この演算装置に入出力するデータや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命令を解読するデコーダ等によって構成されている。そして、この主制御用中央制御装置CPUは、所定の形式で生成したデータ又はコマンドを三つの制御基板62,63,64,68へ出力し、これらの制御基板62,63,64,68の中央制御装置CPUがこのデータ等に従って所定の制御を処理実行することとなる。
また、この主制御基板60の基板回路には、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示省略)が設けられており、この出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令が、演出制御基板62、図柄制御基板63、払出制御基板64,及び発射制御基板68の各入力ポートに向けて出力されるように接続されている。また、主制御基板60の入力ポートには、盤面中継基板61を介して、入賞装置17a〜17dやゲート装置21等が接続される。そして、主制御基板60が2msごとに、これらに内蔵された各スイッチの遊技球検出状態を調べ、遊技球検出があると、その球検出信号が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力され、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して電動式の入賞装置17a〜17cや演出用役物18等が接続されており、主制御用中央制御装置CPUが所定の条件を選出した場合に、これらに内蔵されたソレノイドやモータを作動させる。
上記の演出制御基板62には、パチンコ遊技機1で実行される演出全般を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、演出を制御処理する演出制御用中央制御装置CPUに、多岐にわたる演出態様に関する固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。演出制御基板62の出力ポートには、画像表示器14を制御する画像制御基板65、音声演出を制御する音源制御基板66、及びLEDランプによる演出を制御する光源制御基板67が接続されている。そして、演出制御基板62は、主制御基板60からの演出コマンドが入力ポートに入力されると、演出制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、該演出コマンドで指示された演出態様を実行するために、画像制御基板65、音源制御基板66、及び光源制御基板67へ向けて制御コマンドを送信する。
上記の画像制御基板65には、画像表示器14の表示態様を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、表示態様を制御処理する画像制御用中央制御装置CPUに、その表示態様に関する固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。画像制御基板65は、演出制御基板62から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを画像制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、所定の表示態様を表示するデータを画像表示器14に出力する。
上記の音源制御基板66には、スピーカ6a〜6cから出力する演出用音声等を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや音声データ等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この音源制御基板66は、上記の演出制御基板62より入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを音源制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定の音声データを出力ポートからスピーカ6a〜6cに出力する。すなわち、かかる音源制御基板66は、本発明に係る音声制御手段を構成するものであり、音声データを記憶する記憶装置ROMは、音声制御手段の記憶部を構成するものである。
上記の光源制御基板67には、遊技機本体3に配設された多数の演出用LED16を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、演出用LED16の点灯、点滅等を制御する光源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、演出ランプを所定の発光態様に従って発光させるための発光パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この光源制御基板67は、光源制御用中央制御装置CPUで、上記の演出制御基板62から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを、出力ポートを介して、演出用LED16を発光作動するドライバを配した光源作動基板に出力し、この光源作動基板が、各種の演出用LED16を点灯、点滅させる。
上記の図柄制御基板63には、特別図柄表示装置19を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、特別図柄表示装置19のLEDの点灯、点滅等を制御する図柄制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、LEDを所定の発光態様に従って発光させるための発光パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この図柄制御基板63は、図柄制御用中央制御装置CPUで、上記の主制御基板60から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを、出力ポートを介して、特別図柄表示装置19のLEDを発光作動するドライバを配した図柄作動基板に出力し、この図柄作動基板が、特別図柄表示装置19のLEDを点灯、点滅させる。
上記の払出制御基板64には、遊技球の貸球や賞球等の払出しを制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プログラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この払出制御基板64は、主制御基板60から入力されたデータ又はコマンドに従い、払出制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定のデータを、出力ポートを介して払出中継基板に送信し、このデータにより貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球の払出しを実行する。また、払出制御基板64は、遊技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読込みや書込みを行う機外装置であるプリペイドカードユニットと、このプリペイドカードのデータ処理を中継するCR接続基板を介して接続され、遊技球の残球データ等をやり取りする。
上記の発射制御基板68には、発射装置を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、動作プログラム等が格納されている記憶装置ROMと、入出力信号等を一時的に記憶する記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。発射制御基板68の入力ポートには、発射ハンドル9に内蔵された回動角度検知センサから発射ハンドル9の現在角度に応じた電圧信号が入力される。発射制御基板68の出力ポートには発射装置が接続されており、発射制御基板68は、発射ハンドル9からの入力信号に応じた電圧強度で、発射装置に内蔵されたロータリーソレノイドを間欠的に駆動することで、発射ハンドル9の現在角度に応じた強さで遊技球を立て続けに打圧発射する。
また、上述のように、パチンコ遊技機1は、外部機器と信号を入出力するための外部端子基板69を備えている。この外部端子基板69は、主制御基板60の出力ポートと接続されており、主制御基板60が出力する大当りや入賞発生、特別図柄の変動回数などの遊技情報が、外部端子基板69を経由して機外に出力可能となっている。また、外部端子基板69は、音源制御基板66の入力ポートとも接続されており、本発明に係る告知音声制御信号が、機外から外部端子基板69を経由して音源制御基板66に入力されるよう構成されている。すなわち、かかる外部端子基板69は、本発明に係る信号入力手段を構成するものである。
以下に、本発明の要部に係る構成について説明する。
本発明に係る演出用音声は、パチンコ遊技機1に配設される3つのスピーカ6a〜6cから出力される。図4に示すように、各スピーカ6a〜6cは、音源制御基板66と接続されており、スピーカ6a〜6cが出力する音声は、音源制御基板66によって制御される。音源制御基板66の記憶装置ROMには、演出用音声データが多数記憶されており、演出制御基板62からの制御信号にしたがって、所要の演出用音声データをRAMに展開して各スピーカ6a〜6cへ送信し、各スピーカ6a〜6cに所要の演出用音声を出力させる。
音源制御基板66は、スピーカ6a〜6cが出力する演出用音声の音量レベルを、「消音」、「小」、「中」、「大」の三段階で制御可能となっており、「消音」では、演出用音声を全く出力せず、音量レベルが「小」から「大」になるにつれて、各スピーカ6a〜6cの演出用音声の音量が増大するよう構成される。この音量レベルは、音源制御基板66に設けられた調節ツマミ24によって、「小」、「中」、「大」のいずれかに設定される。
また、音源制御基板66の記憶装置ROMには、演出用音声データ以外に、3種類の告知音声の音声データが記憶される。第一の告知音声データは、「台を叩かないで下さい」という、台を叩いて振動させる不正行為を中止するよう促すものである。第二の告知音声データは、「近くで地震が発生しました。強い揺れに注意して下さい。」という、地震発生を遊技者に呼びかけるものである。また、第三の告知音声データは、「まもなく、営業終了時刻です。」という、遊技場の閉店時間を遊技者に知らせて、遊技終了を促すものである。この告知音声は、演出用音声とは異なり、機外から告知音声制御信号が入力された時のみスピーカ6a〜6cから出力される。また、告知音声の音量は、演出用音声の音量レベルとは無関係に常に大きめの音量で出力される。また、告知音声には、当該パチンコ遊技機1の演出用音声の担当声優の音声が使用されている。このように、本実施例のパチンコ遊技機では、告知音声を他機種と差別化し、また、当該機種の演出用音声と関連付けることで、遊技者の注意を告知音声に強く引き付けることができる。
上記外部端子基板69には、信号入力用コネクタが3つ設けられており、3種類の告知音声制御信号が、機外から外部端子基板69を経由して音源制御基板66に送信される。そして、音源制御基板66は、告知音声制御信号を受信すると、受信した信号の種類に応じた告知音声をスピーカ6a〜6cに出力させる。
第一告知音声制御信号は、パチンコ遊技機1のスピーカ6a〜6cから、上記第一の告知音声を出力させるためのものである。具体的には、音源制御基板66は、第一告知音声制御信号を受信すると、図5(a)に示すように、第一告知音声制御信号を受信している間、「台を叩かないで下さい」という第一の告知音声をスピーカ6a〜6cから繰返し出力する。また、音源制御基板66は、当該信号を受信している間、調節ツマミ24によって設定された演出用音声の音量レベルを一時的に1段階低下させる。例えば、図5(a)に示すように、音量レベルが「大」に設定されている場合には、信号受信中は音量レベルを1段階下の「中」にする。また、音量レベルが最小レベル「小」に設定されている場合は、信号を受信している間、演出用音声を消音状態にする。
第二告知音声制御信号は、パチンコ遊技機1のスピーカ6a〜6cから、上記第二の告知音声を出力させるためのものである。具体的には、音源制御基板66は、第二告知音声制御信号を受信すると、図5(b)に示すように、第二告知音声制御信号を受信している間、「近くで地震が発生しました。強い揺れに注意して下さい。」という、第二の告知音声をスピーカ6a〜6cから繰返し出力する。また、音源制御基板66は、第二告知音声制御信号の受信中は、演出用音声の設定音量レベルに関わらず、演出用音声を消音状態にする。
第三告知音声制御信号は、パチンコ遊技機1のスピーカ6a〜6cから、上記第三の告知音声を出力させるためのものである。音源制御基板66は、第三告知音声制御信号を受信すると、図5(c)に示すように、第三告知音声制御信号を受信している間、「まもなく、営業終了時刻です。」という、第三の告知音声をスピーカ6a〜6cから繰返し出力する。また、音源制御基板66は、第三告知音声制御信号の受信中は、演出用音声の設定音量レベルに関わらず、演出用音声を消音状態にする。
次に、上記パチンコ遊技機1を具備する遊技場設備70の一実施例について、図6を参照して説明する。
実施例の遊技場設備70は、複数の遊技島72を備えている。各遊技島72には上記パチンコ遊技機1が複数固着される。各パチンコ遊技機1の直上位置にはそれぞれデータ表示ユニット74が配設され、また、各パチンコ遊技機1にはカードユニット75が隣設される。
遊技場設備70は、パチンコ遊技機1ごとに配設される台管理装置78と、遊技島72ごとに配設される島管理装置79と、遊技場の管理事務所等に設けられる中央管理装置80とを備えている。また、遊技場設備70は、遊技場内に設置されたLAN(ローカルエリアネットワーク)71を備えている。前記管理装置78,79,80は、このLAN71に接続されて相互に通信可能となっている。
台管理装置78は、パチンコ遊技機1毎に一台ずつ設けられる。台管理装置78は、データ表示ユニット74を介してパチンコ遊技機1と接続されており、データ表示ユニット74を介してパチンコ遊技機1の出力する大当り発生などの遊技情報などを受信する。また、台管理装置78はカードユニット75が出力する売上情報なども受信する。そして、台管理装置78は、受信したこれらの信号を、所定時間(例えば1分間)毎に島管理装置79へ送信する。また、台管理装置78は、LAN71を介して中央管理装置80等から所定の制御信号を受信すると、当該制御信号に対応する告知音声制御信号を、データ表示ユニット74経由でパチンコ遊技機1へ送信する。すなわち、台管理装置78は、本発明に係る告知音声制御装置を構成するものである。
島管理装置79は遊技島72毎に一台ずつ設けられる。この島管理装置79は、複数の台管理装置78と接続されており、これらの装置と中央管理装置80との通信を中継する。島管理装置79は、パチンコ遊技機用の遊技島に限らず、スロットマシン用の遊技島にも設置可能なものである。
中央管理装置80は、各島管理装置79と互いに通信可能に接続されたホールサーバー81と、ホールサーバー81に接続されたホールコンピュータ82とで構成されている。ここで、ホールサーバー81は、複数の島管理装置79から出力される各種情報を受信して遊技島72毎及びパチンコ遊技機1毎にデータを記憶する。ホールコンピュータ82は、遊技場設備70の各種装置を統括的に管理するものであり、遊技場内を撮影する監視カメラを備える監視システム85や、緊急地震速報を受信するための緊急地震速報受信機86とも接続されている。遊技場の店員は、ホールコンピュータ82を用いてホールサーバー81に蓄積されたデータを読み出すことができ、また、監視カメラの映像をチェックしたりすることができる。
データ表示ユニット74は、遊技島72にあって各パチンコ遊技機1の直上位置に設けられ、各種情報を遊技者に表示する。このデータ表示ユニット74は、パチンコ遊技機1及び台管理装置78と直接接続されており、パチンコ遊技機1の出力する各種情報を台管理装置78に中継するとともに、台管理装置78が出力する告知音声制御信号をパチンコ遊技機1に中継する。
また、かかる遊技場設備70では、ホールコンピュータ82は、場内に設置された各台管理装置78の設置場所とネットワークアドレスのテーブルを記憶しており、制御信号によってLAN71経由で各台管理装置78を制御することで、場内の任意のパチンコ遊技機1に対して上記3種類の告知音声制御信号を送信し得るよう構成されている。
具体的には、遊技場のスタッフは、監視システム85で台を叩いたりしている遊技者を発見した場合には、ホールコンピュータ82を操作して、当該パチンコ遊技機1に接続された台管理装置78を制御することで、当該パチンコ遊技機1のスピーカ6a〜6cに「台を叩かないで下さい。」という告知音声を出力させて、台を叩いている遊技者に対して警告を行うことができる。かかる告知音声は、遊技者正面に位置するスピーカ6a〜6cから出力されるため、当該遊技者の不正行為に対する抑止力が高く、また、告知音声の出力と同時に、当該パチンコ遊技機1の演出用音声の音量を抑制することで、告知音声を際立たせ、遊技者に効果的な警告を行うことができる。
また、かかる遊技場設備70にあって、ホールコンピュータ82は、緊急地震速報受信機86を介して緊急地震速報を受信すると、場内全ての台管理装置78を制御して、各パチンコ遊技機1に対して第二告知音声制御信号を送信させる。このため、かかる遊技場設備70では、緊急地震速報が発令されると、場内の各パチンコ遊技機1から「近くで地震が発生しました。強い揺れに注意して下さい。」という告知音声が速やかに出力されることとなり、遊技中の遊技者は地震に対する警戒を遅滞無く行うことができる。かかる告知音声は、遊技者正面に位置するスピーカ6a〜6cから出力されるため、当該遊技者にとって聞き取り易いものであり、また、告知音声の出力と同時に、当該パチンコ遊技機1の演出用音声の音量が消音されるため、遊技者は、地震発生情報を聞き逃すことがない。
また、ホールコンピュータ82は、予め設定された時刻(例えば、営業終了10分前)になると、場内全ての台管理装置78を制御して、各パチンコ遊技機1に対して第三告知音声制御信号を送信させる。このため、遊技場では、上記設定時刻となると、場内全てのパチンコ遊技機1が、演出用音声を消音状態にすると同時に、「まもなく、営業終了時刻です。」などという告知音声を、各機種に応じた音声でスピーカ6a〜6cから出力することとなる。かかる告知音声は、演出用音声の消音状態で出力されるため、遊技に没頭している遊技者でも確実に気付くことができ、また、告知音声は、当該機種の担当声優によるものであるため、遊技者は、演出用音声が中断されても、不快感を抱くことがない。
なお、本発明のパチンコ遊技機及び遊技場設備は、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。
例えば、実施例のパチンコ遊技機1では、告知音声制御信号が、外部端子基板69を介して音源制御基板66に送信されるようになっているが、かかる構成に限らず、告知音声制御信号を音源制御基板66に直接入力するようにしてもよいし、音源制御基板66を上流で制御する主制御基板60や演出制御基板62に告知音声制御信号を送信するようにしてもよい。
また、上記実施例では、告知音声制御信号を受信している間、告知音声を出力するとともに、演出用音声を抑制するようにしているが、例えば、告知音声制御信号を一度受信すると、告知音声の出力と演出用音声の抑制を所定時間(例えば30秒間)継続するようにしてもよい。
また、本発明にあって、パチンコ遊技機のスピーカから出力される告知音声は、実施例の態様に限らず、その内容や種類は適宜変更可能である。
1 パチンコ遊技機
6a〜6c スピーカ
22 基板ケース
24 調節ツマミ
66 音源制御基板
69 外部端子基板
70 遊技場設備
78 台管理装置
81 ホールサーバー
82 ホールコンピュータ
83 場内放送用マイク装置
84 場内スピーカ
85 監視システム
86 緊急地震速報受信機

Claims (5)

  1. スピーカと、該スピーカの音声出力を制御する音声制御手段と、機外から信号の入力を受ける信号入力手段とを備え、
    前記音声制御手段は、遊技者に所定の情報を告知する告知音声の音声データを記憶する記憶部を備え、前記信号入力手段を介して機外から所定の告知音声制御信号を受信すると、該告知音声制御信号に対応した告知音声をスピーカから出力する制御内容を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記告知音声は、遊技者に不正行為の停止を呼びかけるものであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記告知音声は、遊技者に災害の発生を報知するものであること特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記スピーカは、遊技に合わせて演出用音声を出力するものであり、
    前記音声制御手段は、告知音声を前記スピーカから出力する間は、演出用音声の音量を一時的に低下させるか、又は、演出用音声を一時的に消音状態にする制御内容を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機と、該パチンコ遊技機に向けて告知音声制御信号を送信する告知音声制御装置とを備えることを特徴とする遊技場設備。
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