JP5072968B2 - 導波管の接続構造 - Google Patents

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Description

この発明は、誘電体基板と金属で形成もしくは表面を金属でコーティングされた導波管基板に設けられた電磁波を伝送する導波管の接続構造に関するものである。
従来の導波管の接続構造では、有機誘電体基板(接続部材)に設けられた電磁波を伝送する導波管(貫通孔)と金属導波管基板に設けられた導波管の接続構造において、接続部での電磁波の反射、通過損失、漏洩を防止するために、貫通孔の導体と金属導波管基板を電気的に接続し、同電位に保つようにしている(例えば特許文献1)。
特開2001−267814号公報(段落「0028」、図1)
このような従来の導波管の接続構造にあっては、有機誘電体基板の反りと金属導波管基板の反りなどによって貫通孔の導体層と導波管基板の間に隙間が生じる。その結果、接続部において、電磁波の反射、通過損失、漏洩が発生するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、誘電体基板と導波管基板に反りなどがあり、貫通孔と導波管基板に隙間が生じた場合でも、電磁波の反射、通過損失、漏洩を小さくすることができる導波管の接続構造を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電磁波を伝送するために内壁に導体を形成した貫通孔を有する誘電体基板と、導波管孔を有する金属で形成されるかもしくは表面が金属でコーティングされた導波管基板とを備える導波管の接続構造において、前記誘電体基板の前記導波管基板に対向する表面であって前記貫通孔の周囲に形成される内側表面導体パターンと、この内側表面導体パターンの周囲に間隔をおいて形成される外側表面導体パターンと、前記内側表面導体パターンと外側表面導体パターンの間に形成され、誘電体の露出された導体開口部と、前記導体開口部から誘電体基板の積層方向に所定の距離だけ離れた位置に形成された内層導体と、この内層導体と前記内側表面導体パターンおよび外側表面導体パターンとを接続する複数の貫通導体とによって形成された先端短絡の誘電体伝送路とを有するチョーク構造を備えることを特徴とする。
この発明によれば、誘電体基板に電磁波を閉じ込めるチョーク構造を設けるようにしたので、伝送する電磁波の導波管接続部での反射、通過損失および漏洩を軽減できる。また、空気よりも誘電率の大きい材料を使用した誘電体基板内にチョーク構造を設けることで、一般的な導波管基板に切削などの加工で形成するチョーク構造よりも、チョークの深さを小さくすることが可能となり、導波管の接続構造を適用する装置を薄型化できる。
図1は、本発明の実施の形態1による導波管の接続構造を示す断面図である。 図2は、本発明の実施の形態1による誘電体基板の導波管基板の対向する表面のパターン図である。 図3は、従来の導波管の接続構造による2つの導波管間のアイソレーション特性を示すグラフである。 図4は、本発明の実施の形態1による2つの導波管間のアイソレーション特性を示すグラフである。 図5は、本発明の実施の形態2による導波管の接続構造を示す断面図である。 図6は、本発明の実施の形態2による誘電体基板の導波管基板の対向する表面のパターン図である。 図7は、本発明の実施の形態2による誘電体基板の内層導体層のパターン図である。 図8は、本発明の実施の形態3による導波管の接続構造を示す断面図である。 図9は、本発明の実施の形態3による誘電体基板の導波管基板の対向する表面のパターン図である。 図10は、本発明の実施の形態3による誘電体基板の内層導体層のパターン図である。 図11は、本発明の実施の形態3の接続構造による2つの導波管間のアイソレーション特性を示すグラフである。 図12は、本発明の実施の形態4による導波管の接続構造を示す断面図である。 図13は、本発明の実施の形態4による誘電体基板の導波管基板の対向する表面のパターン図である。 図14は、本発明の実施の形態4による誘電体基板の内層導体層のパターン図である。 図15は、本発明の実施の形態4の接続構造による2つの導波管間のアイソレーション特性を示すグラフである。
符号の説明
1 高周波モジュール
2 貫通孔
3 誘電体基板
4 導波管基板
5a 内側表面導体パターン、表面導体
5c 内壁導体
5b 外側表面導体パターン
5d 表層接地導体
6 導体開口部(開口部)
7 内層導体(内層接地導体)
8 貫通導体
9 導波管孔
10 ネジ
11 貫通孔
12 先端短絡の誘電体伝送路
13a 内側内層導体パターン
13b 外側内層導体パターン
14 信号配線用パターン配線
15 信号配線用貫通導体
16 誘電体層
17 誘電体部
以下に、本発明にかかる導波管の接続構造の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による導波管の接続構造を示す断面図である。図2は、本発明の実施の形態1による誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面パターンを示す平面図である。この実施の形態1の導波管の接続構造は、例えば、FM/CWレーダなどのミリ波あるいはマイクロ波レーダなどに適用される。
高周波半導体が搭載された高周波モジュール1が実装された多層の誘電体基板3には、導波管として機能する方形あるいは繭形の中空の貫通孔2が複数個設けられている。導波管基板4は、金属で形成されるかもしくは表面を金属でコーティングされた樹脂などで構成されており、導波管として機能する方形あるいは繭形の中空の導波管孔9が複数個設けられている。誘電体基板3と導波管基板4とは、貫通孔2と導波管孔9との各中心軸が一致するように、誘電体基板3に形成された貫通孔11を使ってネジ10によって取り付けられている。図1では、誘電体基板3と導波管基板4との間を誇張して離間しているように示している。
貫通孔2および導波管孔9は、高周波モジュール1から図示しないアンテナ部に出力される送信の電磁波信号、あるいはアンテナ部から高周波モジュール1に入力される受信の電磁波信号を伝送する。これら送信および受信の電磁波信号をまとめて高周波信号という。
誘電体基板3の貫通孔2の内周壁には内壁導体5cが形成されている。この内壁導体5cは、誘電体基板3の上面側に形成された表層接地導体5dおよび誘電体基板3の下面側(導波管基板4と当接する側)に形成された内側表面導体パターン(ランド部)5aと接続されている。内側表面導体パターン5aは、図2に示すように、貫通孔2の周囲に円形状に形成されており、内側表面導体パターン5aの周囲には、表面導体がなく誘電体が露出されたリング状の導体開口部(以下、開口部という)6が存在する。リング状の開口部6の周囲には、外側表面導体パターン5bが形成されている。すなわち、外側表面導体パターン5bは、内側表面導体パターン5aの周囲に内側表面導体パターン5aから開口部6の幅分だけ間隔をおいて形成されている。この場合、外側表面導体パターン5bは、リング状に形成されており、隣接する貫通孔2の周囲に形成された外側表面導体パターン5bと誘電体を介して離間されている。このように、リング状の開口部6の周囲に形成された外側表面導体パターン5b同士は、図2に示すように、導体パターンで互いに接続していないことが望ましい。
ここで、内側表面導体パターン5aは、貫通孔2の中心軸を中心とし、貫通孔2の長辺側端辺(E面端)の中点Aと、この中点Aから長辺側端辺に直角な方向に延びる線と円形状の内側表面導体パターン5aの端縁との交点Bとの距離X1が貫通孔2を伝送する高周波信号(信号波)の自由空間波長λの略1/4となるように形成されており、内側表面導体パターン5aの半径R1は、この長さX1(=λ/4)に、貫通孔2の短辺長の1/2である長さdを加えたものとなる。別言すれば、内側表面導体パターン5aは、貫通孔2の中心軸を中心とし、貫通孔2のE面端の中点Aから略λ/4だけ離れた点を通過する円形状である。
誘電体基板3の内部には、開口部6から誘電体基板3の積層方向に延びる、略λg/4の長さを有する先端短絡の誘電体伝送路12が形成されている。λgは、誘電体での高周波信号の実効波長すなわち基板内実効波長である。すなわち、開口部6の表面から基板内実効波長λgの略1/4である寸法Y1の距離に内層接地導体7が設けられており、この内層接地導体7と内側表面導体パターン5aおよび外側表面導体パターン5bとは基板積層方向に延びる複数の貫通導体(グランドビア)8によって接続されている。各貫通導体8の間隔は、基板内実効波長λgの1/4より小さく、1/8以下とすることが望ましい。このように、開口部6の形成位置からその基板積層方向には、内周及び外周が貫通導体8によって囲まれ、その先端側が内層接地導体7によって囲まれ、誘電体で満たされて、伝送する電磁波が漏れ出さない領域としての平面視リング状の先端短絡の誘電体伝送路12が形成されている。
この実施の形態1では、内側表面導体パターン5a、外側表面導体パターン5b、開口部6および先端短絡の誘電体伝送路12によってチョーク構造を構成している。
このようなチョーク構造によれば、寸法Y1を略λg/4とし、寸法X1を略λ/4とすることで、内層導体7で短絡されているため、内側表面導体パターン5aの端縁(例えば点B)では、伝送する電磁波にとって開放と等価であり、さらのこの端縁から略λ/4の寸法だけ離れた貫通孔2の長辺側端縁(E面端)は、短絡と等価になり、これにより誘電体基板3の貫通孔2と導波管基板4の導波管孔9の接続部で漏洩する信号を抑制でき、これにより、隣接する導波管接続構造部に信号が漏れこむことを抑制して、アイソレーション特性を高めることができる。さらに、漏洩した信号が発生した場合でも、各々の導波管接続構造ごとにパターンを切り離して独立して外側表面導体パターン5bを形成することで、漏洩した信号の平行平板モードでの伝送を断ち切ることでさらにアイソレーションを高めることができる。
なお、誘電体基板3を構成する誘電体は、比誘電率が1よりも大きく、その誘電体内部では、電磁波の実効波長は、空気中に比べて短くなるため、一般的に切削等で形成されて空気で満たされたチョークと比較して、チョークの深さを小さくすることができる。たとえば、車載のFM/CWレーダで使用される76〜77GHzの信号電磁波の空気中の自由空間波長の1/4は、略0.98mmであるので、切削でチョークを形成した場合、その深さは略0.98mmとなる。これに対して、一般的なガラスエポキシ基板の比誘電率は4程度であるため、基板内実効波長λgの1/4は略0.49mmとなる。
例えば、誘電体基板3に厚み1.0mmのガラスエポキシ基板を使用した場合、切削で形成した後、内部にめっき等で導体を形成したチョーク構造の場合、切削部の基板厚みは略0.02mmとなり、実現が非常に困難であるのに対し、実施の形態1のように基板のパターンで形成して内部が樹脂で満たされたチョーク構造とすることで、その深さは略0.49mmとなり、所望のチョーク構造を容易に実現することができる。さらに、基板の厚みが切削で形成するのに十分な場合であっても、実施の形態1では、チョーク構造の占有する基板内部の容積が小さくできるため、実施の形態1の構成を適用することで装置全体を薄型化、小型化することができる。
図3はチョーク構造が存在しない従来の導波管接続構造の場合の隣接する2つの導波管接続構造間のアイソレーション特性を示すシミュレーション結果であり、図4は実施の形態1のチョーク構造を適用した場合の隣接する2つの導波管接続構造間のアイソレーション特性を示すシミュレーション結果である。図3にアイソレーション特性を示す従来の導波管の接続構造に場合は、誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面は全面導体で覆われている。貫通孔2の寸法は、高周波モジュール1との整合のため、2.50mm×0.96mmであり、導波管孔9の寸法は、2.54mm×1.27mmである。誘電体基板3の厚さは1.6mmであり、誘電体はガラスエポキシ材で比誘電率は4.0である。2つの導波管孔9,9のピッチは3.5mmとし、誘電体基板3と導波管基板4の隙間は0.2mmである。これに対し、図4にアイソレーション特性を示す実施の形態1の導波管の接続構造では、前述した寸法の従来の導波管接続構造に前述のチョーク構造を設けている。貫通孔2に接続されている内側表面導体パターン5aの半径R1は1.6mm、誘電体の露出している開口部6の外半径R2は2.6mm、基板表面から内層導体7までの寸法Y1は略0.5mmであり、外側表面導体パターン5bの幅は0.6mmとしている。図3および図4の比較から明らかなように、実施の形態1の導波管の接続構造では、車載のFM/CWレーダの使用帯域である76〜77GHzでアイソレーション特性が65dB以上改善しており、大きな効果を確認することができた。
なお、図1、図2では、内側表面導体パターン5aを円形状とし、開口部6および外側表面導体パターン5bを円形のリング状としたが、内側表面導体パターン5aに多角形などの形状を採用し、開口部6および外側表面導体パターン5bを多角形のリング形状としてもよい。
実施の形態2.
つぎに、図5〜図7にしたがってこの発明の実施の形態2について説明する。図5は実施の形態2による導波管の接続構造を示す断面図である。図6は実施の形態2による誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面パターンを示す平面図である。図7は実施の形態2による誘電体基板3内の下面層から1層だけ内側の導体パターンを示す図(図5のC−C断面図)である。この実施の形態2においては、誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面にビルドアップ法などで形成された誘電体層16が設けられている。以下、実施の形態1と異なる構成についてのみ説明し、重複する構成については説明を省略する。
図5、図6に示すように、誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面には、貫通孔2の内壁に導体を形成するために必要な最小寸法で表面導体5aが形成されており、それ以外の表面導体は存在せず、誘電体層16が露出されている。
図5、図7に示すように、誘電体基板3の表面導体5aより1層だけ内層からさらに内層に向けて、実施の形態1で説明したものと同様のチョーク構造が形成されている。すなわち、誘電体基板3の表面導体5aより1層だけ内層には、内壁導体5cと接続されて貫通孔2の周囲に配される円形状の内側内層導体パターン13aが形成されており、内側内層導体パターン13aの周囲には、導体がなく誘電体で構成されるリング状の誘電体部17が存在する。誘電体部17の周囲には、リング状の外側内層導体パターン13bが形成されている。隣接する貫通孔2の周囲に形成された外側内層導体パターン13b同士は、誘電体を介して離間されている。
内側内層導体パターン13aは、実施の形態1と同様、貫通孔2の中心軸を中心とし、貫通孔2の長辺側端辺(E面端)の中点A´と、この中点A´から長辺側端辺に直角な方向に延びる線と円形状の内側内層導体パターン13aの端縁との交点B´との距離X1が貫通孔2を伝送する信号波の自由空間波長λの略1/4となるように形成されており、内側内層導体パターン13aの半径R1は、この長さX1(=λ/4)に、貫通孔2の短辺長の1/2である長さdを加えたものとなる。
誘電体基板3の内部には、誘電体部17から誘電体基板3の積層方向に延びる先端短絡の誘電体伝送路12が形成されている。すなわち、誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面からY1(=λg/4)の位置には、内層接地導体7が設けられており、この内層接地導体7と内側内層導体パターン13aおよび外側内層導体パターン13bとは基板積層方向に延びる複数の貫通導体8によって接続されている。誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面にビルドアップ法などで形成された誘電体層16の厚さY2はごく薄く、寸法Y1と比較して無視できるほど小さいほうが望ましい。このように、誘電体基板3の内部には、内周及び外周が貫通導体8によって囲まれ、その先端側が内層接地導体7によって囲まれ、誘電体で満たされて、伝送する電磁波が漏れ出さない領域としての平面視リング状の先端短絡の誘電体伝送路12が形成されている。
実施の形態2によれば、先端短絡の誘電体伝送路12と内側内層導体パターン13aの存在により、内側内層導体パターン13aと貫通孔2の内壁に形成された内壁導体5cとの接続部で等価的に短絡となるが、表面導体5aの幅が小さく形成されていて、さらに誘電体層16の厚みY2が、前述したようにビルドアップ法などによって薄く形成されて寸法Y1と比較して無視できるほど小さい場合、貫通孔2と導波管孔9の接続部でも、等価的に短絡となる。これにより誘電体基板3の貫通孔2と導波管基板4の導波管孔9の接続部で漏洩する信号を抑制でき、これにより、隣接する導波管接続構造部に信号が漏れこむことを抑制して、アイソレーション特性を高めることができる。
さらに、実施の形態1では存在した表面導体5bが存在しないことで、誘電体基板3と導波管基板4を接続した場合、表面導体5aが接触しやすくなり、貫通孔2と導波管孔9の間の隙間が発生しにくくなる効果もある。
本来、先端短絡の誘電体伝送路12のように電磁波を閉じ込める効果をもつチョーク構造は、接続部に隙間が発生した場合に働くように設計されており、実施の形態2のように誘電体層16を設けることで、誘電体基板3のチョーク構造と導波管基板4の間に一定の隙間を発生できるため、先端短絡の誘電体伝送路12による安定した電磁波の閉じ込め効果が得られやすいという効果もある。
さらに、実施の形態2では、誘電体層16を形成するようにしているので、誘電体基板3の内部に形成する信号配線用パターン配線14および信号配線用貫通導体15が、導波管基板4に接触する誘電体基板3の表面まで接続されないため、誘電体基板3の導波管基板4に接触する面に特別な絶縁構造を形成する必要がなくなる効果もある。
なお、実施の形態2における表面導体5aは、貫通孔の内壁に内壁導体5cを形成するために必要最小の幅であればよいが、内壁導体5cから内側内層導体パターン13aの端縁位置よりも内側の位置まで延在するものであっても、従来よりはアイソレーション特性を向上させることができる。
実施の形態3.
つぎに、図8〜図11を用いて実施の形態3について説明する。図8は実施の形態3による導波管の接続構造を示す断面図である。図9は実施の形態3による誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面パターンを示す平面図である。図10は実施の形態3による誘電体基板3内の下面層から1層だけ内側の導体パターンを示す図(図8のC−C断面図)である。
この実施の形態3においては、実施の形態2と同様、誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面にビルドアップ法などで形成された誘電体層16が設けられ、さらにこの誘電体層16の表面に、実施の形態1と同様の、内側表面導体パターン5a、外側表面導体パターン5bを形成している。ただし、内側表面導体パターン5aと内側内層導体パターン13aとは貫通導体8で接続されてはおらず、また外側表面導体パターン5bと外側内層導体パターン13bとも貫通導体8で接続されてはいない。
図8、図9に示すように、誘電体層16の表面には、内壁導体5cと接続されて貫通孔2の周囲に配される円形状の内側表面導体パターン5aが形成されており、内側表面導体パターン5aの周囲には、導体がなく誘電体が露出されたリング状の導体開口部6が形成され、さらにこの導体開口部6の周囲には、リング状の外側表面導体パターン5bが形成されている。隣接する貫通孔2の周囲に形成された外側表面導体パターン5b同士は、誘電体を介して離間されている。内側表面導体パターン5aは、実施の形態1と同様、貫通孔2の中心軸を中心とし、貫通孔2の長辺側端辺(E面端)の中点Aと、この中点Aから長辺側端辺に直角な方向に延びる線と円形状の内側表面導体パターン5aの端縁との交点Bとの距離X1が略λ/4となるように形成されており、内側表面導体パターン5aの半径R1は、この長さX1(=λ/4)に、貫通孔2の短辺長の1/2である長さdを加えたものとなる。
図8、図10に示すように、誘電体基板3の内層には、実施の形態2で説明したものと同様のチョーク構造が形成されている。すなわち、誘電体基板3の内側表面導体パターン5aより1層だけ内層には、内壁導体5cと接続されて貫通孔2の周囲に配される円形状の内側内層導体パターン13aが形成されており、内側内層導体パターン13aの周囲には、導体がなく誘電体で構成されるリング状の誘電体部17が存在し、誘電体部17の周囲には、リング状の外側内層導体パターン13bが形成されている。隣接する貫通孔2の周囲に形成された外側内層導体パターン13b同士は、誘電体を介して離間されている。内側内層導体パターン13aは、実施の形態2と同様、貫通孔2の中心軸を中心とし、貫通孔2の長辺側端辺(E面端)の中点A´と、この中点A´から長辺側端辺に直角な方向に延びる線と円形状の内側内層導体パターン13aの端縁との交点B´との距離X1が略λ/4となるように形成されており、内側内層導体パターン13aの半径R1は、この長さX1(=λ/4)に、貫通孔2の短辺長の1/2である長さdを加えたものとなる。
誘電体基板3の内部には、誘電体部17から誘電体基板3の積層方向に延びる先端短絡の誘電体伝送路12が形成されている。すなわち、誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面からY1(=λg/4)の位置には、内層接地導体7が設けられており、この内層接地導体7と内側内層導体パターン13aおよび外側内層導体パターン13bとは基板積層方向に延びる複数の貫通導体8によって接続されている。誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面にビルドアップ法などで形成された誘電体層16の厚さY2はごく薄く、寸法Y1と比較して無視できるほど小さいほうが望ましい。このように、誘電体基板3の内部には、内周及び外周が貫通導体8によって囲まれ、その先端側が内層接地導体7によって囲まれ、誘電体で満たされて、伝送する電磁波が漏れ出さない領域としての平面視リング状の先端短絡の誘電体伝送路12が形成されている。
図11は、実施の形態3のチョーク構造を適用した場合の隣接する2つの導波管接続構造間のアイソレーション特性を示すシミュレーション結果である。この場合、誘電体層16の厚さY2を0.070mmとしており、その他の寸法は図4に示した実施の形態1の場合と同様である。図4および図11から判るように、実施の形態3においても、実施の形態1とほぼ同等のアイソレーション特性が得られている。このように、誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面にビルドアップ法などで誘電体層16を形成し、内側表面導体パターン5aと内側内層導体パターン13aとの間、さらには外側表面導体パターン5bと外側内層導体パターン13bとの間を貫通導体8で接続しなくても、実施の形態1とほぼ同等のアイショレーション特性を得ることができる。また、このような構造とすることで、誘電体基板3にレーザ加工やめっき加工などで形成する、内側表面導体パターン5aと内側内層導体パターン13aとの間、さらには外側表面導体パターン5bと外側内層導体パターン13bとの間を接続する貫通導体8の形成が不要となり、より安価で容易に誘電体基板3を形成できる効果もある。
実施の形態4.
つぎに、図12〜図15を用いて実施の形態4について説明する。図12は実施の形態4による導波管の接続構造を示す断面図である。図13は実施の形態4による誘電体基板3の導波管基板4に対向する表面パターンを示す平面図である。図14は実施の形態4による誘電体基板3内の下面層から1層だけ内側の導体パターンを示す図(図12のC−C断面図)である。
実施の形態3においては、内側表面導体パターン5aの周囲に誘電体が露出された導体開口部6を介して形成される外側表面導体パターン5bが各導波管接続構造毎に分離され、かつ内側内層導体パターン13aの周囲に導体がなく誘電体で構成される誘電体部17を介して形成される外側内層導体パターン13bが各導波管接続構造毎に分離されていたが、実施の形態4においては、図13と図14に示すように、外側表面導体パターン5bと外側内層導体パターン13bが各導波管接続構造間で接続されている。図13と図14では、外側表面導体パターン5bと外側内層導体パターン13bはべたの接地パターンとして示している。他の構成は、実施の形態3と同様であり、重複する説明は省略する。
図15は、実施の形態4のチョーク構造を適用した場合の隣接する2つの導波管接続構造間のアイソレーション特性を示すシミュレーション結果である。この場合、誘電体層16の厚さY2を0.070mmとしており、その他の寸法は図4に示した実施の形態1の場合と同様である。内側表面導体パターン5aの周囲の誘電体基板3の表面は、図13に示すように、べたパターンである外側表面導体パターン5bで覆われている。また内側内層導体パターン13aの周囲は、図14に示すようにべたパターンの外側内層導体パターン13bで囲まれている。図4、図11、図15の比較から判るように、実施の形態4の場合は、実施の形態1、実施の形態3よりもアイソレーション特性が若干悪化するが、図3に示した従来技術よりはアイソレーション特性は改善されている。
以上のように、実施の形態2〜4によれば、導波管基板4と対向する誘電体基板3の表面に、誘電体層16を形成しており、この誘電体層16の表面側に各種パターンの表面導体を形成するようにしているが、表面導体は、図13で示したように、内壁導体5cから外側に、内側内層導体パターン13aと外側内層導体パターン13bとの間の誘電体部17(図7、図10参照)を覆わないように誘電体層16の表面を延在させるようにすれば、従来技術よりアイソレーション特性を向上させることができる。
また、実施の形態3,4では、表面導体5a、5bと、内層導体13a,13bを貫通導体8で接続していないが、これらを貫通導体8で接続するようにしてもよい。また、内層導体13aおよび13bと内層導体7の間に第3の内層導体が形成されている場合、内層導体7と第3の内層導体との間隔、または内層導体13aおよび13bと第3の内層導体との間隔がλg/4より小さく、望ましくはλg/8以下であれば、伝送する電磁波の遮断効果が大きいため、内層導体13aおよび13bと内層導体7の間を接続する貫通導体8を無くすようにしてもよい。
なお、上記実施の形態1〜4においては、2つの導波管接続構造の両方に対して、チョーク構造を採用しているが、チョーク構造の配置数に制限はなく、アイソレーション特性が満足されるのであれば、すべての導波管接続構造に対してではなく、一部の導波管接続構造に対してのみ、実施の形態1〜4のチョーク構造を適用してもよい。
以上のように、本発明にかかる導波管の接続構造は、電磁波を伝送するために内壁に導体を形成した貫通孔を有する誘電体基板と、導波管孔を有する金属で形成されるかもしくは表面が金属でコーティングされた導波管基板との接続構造に有用である。

Claims (9)

  1. 電磁波を伝送するために内壁に導体を形成した貫通孔を有する誘電体基板と、導波管孔を有する金属で形成されるかもしくは表面が金属でコーティングされた導波管基板とを備える導波管の接続構造において、
    前記誘電体基板の前記導波管基板に対向する表面であって前記貫通孔の周囲に形成される内側表面導体パターンと、
    この内側表面導体パターンの周囲に間隔をおいて形成される外側表面導体パターンと、
    前記内側表面導体パターンと外側表面導体パターンの間に形成され、誘電体の露出された導体開口部と、
    前記導体開口部から誘電体基板の積層方向に所定の距離だけ離れた位置に形成された内層導体と、この内層導体と前記内側表面導体パターンおよび外側表面導体パターンとを接続する複数の貫通導体とによって形成された先端短絡の誘電体伝送路と、
    を有するチョーク構造を備えることを特徴とする導波管の接続構造。
  2. 前記貫通孔および前記導波管孔が方形または繭形であり、
    前記内側表面導体パターンは、貫通孔の中心軸を中心とし、前記貫通孔のE面端の中点から略λ/4(λ:信号波の自由空間波長)だけ離れた点を通過する円形状であり、
    前記導体開口部は、前記円形状の内側表面導体パターンの周囲に形成されたリング状であることを特徴とする請求項1に記載の導波管の接続構造。
  3. 前記誘電体基板の導波管基板に対向する表面から前記内層導体までの距離は、信号波の基板内実効波長の略1/4の寸法であることを特徴とする請求項1または2に記載の導波管の接続構造。
  4. 電磁波を伝送するために内壁に導体を形成した貫通孔を有する誘電体基板と、導波管孔を有する金属で形成されるかもしくは表面が金属でコーティングされた導波管基板とを備える導波管の接続構造において、
    前記誘電体基板の内層であって前記貫通孔の周囲に形成される内側内層導体パターンと、
    前記誘電体基板の内層であって前記内側内層導体パターンの周囲に間隔をおいて形成される外側内層導体パターンと、
    前記内側内層導体パターンと外側内層導体パターンの間に存在する誘電体部と、
    この誘電体部から誘電体基板の積層方向に所定の距離だけ離れた位置に形成された内層導体と、この内層導体と前記内側内層導体パターンおよび外側内層導体パターンとを接続する複数の貫通導体とによって形成された先端短絡の誘電体伝送路と、
    前記内側内層導体パターンおよび外側内層導体パターン上に形成されて前記導波管基板と対向する表面誘電体層と、
    誘電体基板の前記導波管基板に対向する表面であって前記表面誘電体層上の前記貫通孔の周囲に形成され、前記貫通孔の内壁に形成された導体から外側に前記誘電体部を覆わないように延在する表面導体と、
    を有するチョーク構造を備えることを特徴とする導波管の接続構造。
  5. 前記表面導体は、貫通孔の内壁に形成された導体から内側内層導体パターンの外側内層導体パターン側の端縁位置よりも前記貫通孔に近い位置まで延在するものであり、前記表面導体の端縁位置から前記貫通孔までの幅は前記貫通孔の内壁に導体を形成するために必要最小の幅であることを特徴とする請求項4に記載の導波管の接続構造。
  6. 前記貫通孔および前記導波管孔が方形または繭形であり、
    前記内側内層導体パターンは、貫通孔の中心軸を中心とし、前記貫通孔のE面端の中点から略λ/4(λ:信号波の自由空間波長)だけ離れた点を通過する円形状であり、
    前記誘電体部は前記円形状の内側内層導体パターンの周囲に形成されたリング状であることを特徴とする請求項5に記載の導波管の接続構造。
  7. 前記表面導体は、
    誘電体基板の前記導波管基板に対向する表面であって前記表面誘電体層上の前記貫通孔の周囲に形成される内側表面導体パターンと、
    この内側表面導体パターンの周囲に間隔をおいて形成される外側表面導体パターンと
    前記内側表面導体パターンと外側表面導体パターンの間に形成され、誘電体の露出された導体開口部と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の導波管の接続構造。
  8. 前記貫通孔および前記導波管孔が方形または繭形であり、
    前記内側内層導体パターンは、貫通孔の中心軸を中心とし、前記貫通孔のE面端の中点から略λ/4(λ:信号波の自由空間波長)だけ離れた点を通過する円形状であり、
    前記誘電体部は前記円形状の内側表面導体パターンの周囲に形成されたリング状であり、
    前記内側表面導体パターンは、貫通孔の中心軸を中心とし、前記貫通孔のE面端の中点から略λ/4(λ:信号波の自由空間波長)だけ離れた点を通過する円形状であり、
    前記導体開口部は、前記円形状の内側表面導体パターンの周囲に形成されたリング状であることを特徴とする請求項7に記載の導波管の接続構造。
  9. 前記誘電体基板の導波管基板に対向する表面から前記内層導体までの距離は、信号波の基板内実効波長の略1/4の寸法であることを特徴とする請求項4〜8のいずれか一つに記載の導波管の接続構造。
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