JP5071304B2 - 半導体ウエーハ及び半導体ウエーハの製造方法並びに半導体ウエーハの評価方法 - Google Patents

半導体ウエーハ及び半導体ウエーハの製造方法並びに半導体ウエーハの評価方法 Download PDF

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本発明は、半導体ウエーハ及び半導体ウエーハの製造方法並びに半導体ウエーハの評価方法に関し、詳しくは、ゲート酸化膜の耐圧(GOI)特性を改善した半導体ウエーハ及び半導体ウエーハの製造方法並びに半導体ウエーハの評価方法に関するものである。
半導体ウエーハの主表面にはMOS(Metal Oxide Semiconductor)キャパシタやトランジスタ等の半導体素子が形成される。それらの半導体素子に形成されるゲート酸化膜等の絶縁膜は、半導体素子の高密度化に伴いその厚みが減る一方で、電源電圧を低くすることは困難であるため、絶縁膜は高い電界強度の下で使用されている。そのため、より品質の高い絶縁膜が必要とされている。
この絶縁膜の信頼性評価方法としてGOI(Gate Oxide Integrity)評価がある(例えば非特許文献1参照)。この評価は、以下のような手順で行われる。
まず、半導体ウエーハ主表面に絶縁膜となるシリコン酸化膜を形成し、その直上にポリシリコン層を成長させた後、そのポリシリコン層を島状に残すようにエッチングする。これにより、MOS構造のキャパシタが形成され、島状ポリシリコン層は、電極として活用される。
このMOSキャパシタのポリシリコン電極を通して絶縁膜に電圧を印加することにより、(絶縁破壊電圧/絶縁膜の厚み)で表される絶縁破壊電界強度を測定してGOI評価を行うのであるが、この絶縁破壊電界強度を測定する方法としては、TZDB(Time Zero Dielectric Breakdown)法がある。
この方法では、0〜15MV/cm程度まで階段状に電界強度を変化させながら、MOSキャパシタに流れる電流値をモニタし、MOSキャパシタの絶縁膜が破壊されたとき、すなわちブレイクダウンしたときの電界強度を測定する。この絶縁破壊電界強度が所定の値以上,例えば8MV/cm以上である絶縁膜を良とし、そうでないものを不良として、印加したMOSキャパシタ総数に対する良であったキャパシタ数の割合にもとづいて絶縁膜の品質を評価する。
このようにGOI評価においてTZDB法は短時間で評価を行うことができる手法であるが、半導体素子の使用状態に応じた評価,すなわち経時的な評価を行うことができないという問題があった。そのため、TDDB(Time Dependent Dielectric Breakdown)法という絶縁破壊耐圧測定法が用いられることがある。
TDDB法とは、絶縁膜に一定の電圧または電流を連続的に印加し続け、所定の時間間隔で電流または電圧を検出して経時的な変化を求め、絶縁破壊に至るまでの時間、その経過等を詳細に評価する方法である。
これらの評価方法において、MOSキャパシタ等の半導体素子が不良となる原因は、半導体ウエーハの主表面に存在するCOP(Crystal Originated Particle)と呼ばれる結晶欠陥である。ここで、COPとは結晶成長時に発生する8面体構造をもつ空洞欠陥である。このCOPが半導体ウエーハの主表面に存在すると、酸素とシリコンの反応でシリコン酸化膜が半導体ウエーハ主表面に生成する際、COPの空洞部内壁にもシリコン酸化膜が生成する。このCOP内壁酸化膜は、8面体の角部分が薄くなっており、この部分に電気ストレスが集中することにより、ブレイクダウンが発生すると考えられている。
一方、表面ラフネスがゲート直下のチャネル移動度に影響することや、GOI特性へ影響するという報告がなされている(例えば非特許文献2及び3参照)。ゲート直下に形成されるチャネル層、すなわち反転層は数nmの厚さであることから考えて、表面ラフネスが大きければキャリアが散乱されることでチャネル移動度へ影響すると考えられている。
また、GOIへの影響は、Raが大きくなると劣化すると言われている。例えば、CZ法で作製されたウエーハでは、Ra=0.17nmと0.46nmの2種類についてTZDB評価を行い、Raが小さい方が酸化膜の絶縁破壊電界強度が高くなることが示されている。
そこで、品質の高い絶縁膜が形成できる半導体ウエーハを供給するためには、ゲート酸化膜のGOIを評価する必要があるが、上記のようなTZDB法やTDDB法は破壊検査である。そのため、これらの方法で評価を行ったウエーハは、破壊検査に使用されているために製品として使用することはできないという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ゲート酸化膜のGOI特性を改善した半導体ウエーハ及び半導体ウエーハの製造方法並びにGOIの劣化がないことをTDDB法などに比べて容易に評価することのできる評価方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、半導体ウエーハ上に少なくともゲート酸化膜が形成される半導体ウエーハであって、前記ゲート酸化膜の厚さと前記半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長との関係が前記ゲート酸化膜の厚さが前記半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するものであることを特徴とする半導体ウエーハを提供する。
このように、ゲート酸化膜の厚さが半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するものであることで、酸化膜の曲率の影響が緩和されるため、電界集中を起こしてGOI特性が劣化することを防止することができる半導体ウエーハとすることができる。そのため、高い信頼性をもつゲート酸化膜を形成するのに適した半導体ウエーハとすることができる。
この場合、前記表面ラフネス周期の波長は100nm以下であることが好ましい。
このように、表面ラフネス周期の波長が100nm以下であることで、ゲート酸化膜の耐圧に対して大きく影響を及ぼす波長範囲において、酸化膜の曲率の影響を緩和することができ、電界集中を抑制してGOI特性の劣化を防止することができる。
また、本発明では、半導体ウエーハ上に少なくともゲート酸化膜が形成される半導体ウエーハの製造方法であって、少なくとも、シリコン単結晶インゴットを育成する工程と、該シリコン単結晶インゴットをスライスしてウエーハを作製する工程と、該スライスしたウエーハにラッピング、エッチング、研磨のうち少なくとも1つを行う工程と、該ウエーハの表面ラフネスを測定する工程と、前記測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求め、前記ゲート酸化膜の厚さが前記測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するウエーハを合格と判定して選別する工程とを有することを特徴とする半導体ウエーハの製造方法を提供する。
このように、ウエーハの表面ラフネスを測定する工程を有すること、詳細にはウエーハの表面ラフネスを測定し、パワースペクトル解析により各周波数成分に分離することで、各周波数成分がどの程度の強度で存在しているかを定量的に評価することができる。
そして、ゲート酸化膜の厚さと測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長とを求め、ゲート酸化膜の厚さが測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するウエーハを合格と判定して選別することで、破壊検査のGOI評価を行うことなく、確実にGOI特性の劣化のない半導体ウエーハを製造することができる。そのため、高い信頼性をもつゲート酸化膜を形成するのに適した半導体ウエーハを製造することができる。
この場合、前記表面ラフネス周期の波長は100nm以下とすることが好ましい。
このように、表面ラフネス周期の波長を100nm以下とすることで、ゲート酸化膜の耐圧に対して大きく影響を及ぼす波長範囲について、ウエーハの合否判定を行うことができ、GOI特性の劣化のない半導体ウエーハを製造することができる。
さらに、本発明では、半導体ウエーハ上に少なくともゲート酸化膜が形成される半導体ウエーハの評価方法であって、前記半導体ウエーハの表面ラフネスを測定し、前記測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求め、前記ゲート酸化膜の厚さが前記測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上となる関係を満たす場合に前記ゲート酸化膜の耐圧が劣化しないと評価することを特徴とする半導体ウエーハの評価方法を提供する。
このように、半導体ウエーハの表面ラフネスを測定し、測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求め、所定の条件を満たす場合にゲート酸化膜の耐圧が劣化しないと評価することで、実際にウエーハ表面にMOS構造を形成してGOI評価を行うことなく、半導体ウエーハを評価することができ、TDDB法などに比べて容易に評価することができる。
また、ゲート酸化膜の耐圧が劣化しない条件として、ゲート酸化膜の厚さが測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上となる関係を満たす場合とすることで、酸化膜の曲率の影響を緩和して電界集中を抑制し、確実にGOI特性の劣化のない半導体ウエーハを評価することができる。
この場合、前記表面ラフネス周期の波長は100nm以下とすることが好ましい。
このことにより、表面ラフネスの短い周期において、TDDB法のような破壊検査を行うことなくGOIの評価をすることができる。
以上説明したように、本発明の半導体ウエーハは、半導体ウエーハ上に少なくともゲート酸化膜が形成される半導体ウエーハであって、ゲート酸化膜の厚さと半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長との関係がゲート酸化膜の厚さが半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有している。これによって、GOI特性が劣化することを防止することができる半導体ウエーハとすることができ、高い信頼性をもつゲート酸化膜を形成するのに適した半導体ウエーハを選択および評価することができる。
以下、本発明についてより具体的に説明する。
前述のように、品質の高い絶縁膜を形成することができる半導体ウエーハを供給するためには、ゲート酸化膜のGOIを評価する必要があるが、TZDB法やTDDB法のような破壊検査により評価をしていたため、これらの方法で評価を行ったウエーハは製品として使用することはできなかった。
一方、表面ラフネスがGOIに影響を及ぼすことが報告されているが、表面ラフネスのRaが小さい方が酸化膜の絶縁破壊電界強度が高くなることが開示されているだけであり、詳細な条件等はわからないままであった。
そこで、本発明者らは、半導体ウエーハの表面ラフネスとGOIとの関係に注目し、半導体ウエーハの表面ラフネスを測定してRaを求め、さらに、そのウエーハのGOI特性としてTDDB法による評価を行ったところ、図1のような関係になることがわかった。
ここで、図1は、AFMによって得られた表面ラフネスRaとTDDB測定により得られたQbdとの関係を示す図である。
図1からわかるように、Raが大きいからといってGOI特性が必ず悪いわけではなく、Raが大きくてもQbdが大きく、GOI特性が良いものが存在することがわかった。ここで、Raは図2に示すように、測定範囲の凹凸(ラフネス)を平均化したものであり、高さ方向の情報である。このことより、GOIに影響する表面ラフネスは高さ方向の情報のみで示されるものではなく、別の特性が非常に重要であることがわかった。
そこで、本発明者らは、ゲート酸化膜の厚さと表面ラフネス周期の波長との関係に注目した。そして、ゲート酸化膜にコーナー部があると、そのコーナー部に曲率が発生して、印加された電界の集中が起こり、絶縁破壊が起こるということから、ゲート酸化膜の厚さが表面ラフネス周期の1/4以上であれば電界集中を緩和することができることに想到し、使用されるゲート酸化膜の厚さがウエーハ表面をなす一番強度の強い表面ラフネス周期の1/4以上になるような半導体ウエーハを作製することを試みた。
その結果、ゲート酸化膜の厚さが表面ラフネス周期の1/4以上であれば電界集中を緩和し、GOI特性への影響が見られなくなり、GOI特性が改善されることを発見した。
そして、半導体ウエーハの製造過程において、表面ラフネスを測定し、さらに、ゲート酸化膜の厚さが測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するウエーハを合格と判定して選別することで、破壊検査であるGOI評価を行うことなく、確実にGOI特性の劣化のない半導体ウエーハを製造することができること、また、上記の所定の条件を満たす場合にゲート酸化膜の耐圧が劣化しないと評価することで、実際にウエーハ表面にMOS構造を形成してGOI評価を行うことなく、半導体ウエーハを評価することができ、TDDB法などに比べて容易に評価することができることがわかった。
本発明は、上記の発見および知見に基づいて完成されたものであり、以下、本発明について図面を参照しながらさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の半導体ウエーハは、半導体ウエーハ上に少なくともゲート酸化膜が形成される半導体ウエーハであって、ゲート酸化膜の厚さと半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長との関係がゲート酸化膜の厚さが半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するものである。
このようなゲート酸化膜の厚さと半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長の関係となる表面ラフネスを有することで、酸化膜の曲率の影響が緩和されるため、電界集中を起こしてGOI特性が劣化することを防止することができる半導体ウエーハとすることができる。
ここで、図3はゲート酸化膜の電界集中の緩和を示す模式図である。図3(b)に示すようにゲート酸化膜の厚さが表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となると、図3(a)とは異なり酸化膜の曲率による電界集中を起こしにくい。すなわち、表面ラフネス周期の波長のピークの中間は波長の1/2であり、酸化膜はこの中間点(谷)の両側から成長してくることで谷が埋まり、ピークでの曲率が緩和される。従って、図3(b)に示すように酸化膜の曲率による電界集中が緩和されることでGOI特性の劣化が防止される。そのため、ゲート酸化膜の厚さが表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するものであることで、高い信頼性をもつゲート酸化膜を形成するのに適した半導体ウエーハとすることができる。
また、本発明の半導体ウエーハは、表面ラフネス周期の波長は100nm以下であることが好ましい。
このように、表面ラフネス周期の波長が100nm以下であることで、ゲート酸化膜の耐圧に対して大きく影響を及ぼす波長範囲において、酸化膜の曲率の影響を緩和することができ、電界集中を抑制してGOI特性の劣化を防止する半導体ウエーハを製造することができる。
次に、本発明の半導体ウエーハの製造方法の一例を図4、5を参照しながら説明するが、本発明はこれらに限定されるわけではない。
まず、シリコン単結晶インゴットを準備する。このシリコン単結晶インゴットには、一般的なものを準備すれば良く、例えばチョクラルスキー法によって育成されたものとすることができる。
次に、シリコン単結晶インゴットをスライスして、ウエーハを作製する。このスライスも、一般的なものとすれば良く、例えば内周刃スライサあるいはワイヤソー等の切断装置によってスライスすることができる。
そして、スライスしたウエーハに対して、ラッピング・エッチング・研磨のうち少なくとも1つを行う。このラッピング・エッチング・研磨も一般的な条件で行えば良く、製造する半導体ウエーハの仕様に応じて、適宜選択することができる。その他に、平面研削、面取り、洗浄等が必要に応じて行われてもよい。
その後、ウエーハの表面ラフネスを測定する。ここで、表面ラフネスはAFMを用いて測定し、パワースペクトル解析により複雑な表面ラフネスを各周波数成分に分離する。そして、各周波数成分がどの程度の強度で存在しているかを定量的に評価する。
ここで、表面ラフネスの測定結果の例を図4、5に示す。それぞれ左図が表面ラフネス測定結果の3Dイメージで、右図がパワースペクトル解析結果である。走査範囲は1μm角である。図4、5を比較すると、図4の表面の方が荒れており、Ra=0.18nmであるのに対して、図5の表面はRa=0.11nmである。
また、パワースペクトル解析から、図4のピーク周期の波長が25nmであるのに対して、図5の場合は、110nmとなっている。
そして、図4、5のように測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求めて、使用するゲート酸化膜の厚さが測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するウエーハを合格と判定して選別する。
このように、ゲート酸化膜の厚さとAFMを用いてウエーハの表面ラフネスを測定し、パワースペクトル解析により各周波数成分に分離して、表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求めて、ゲート酸化膜の厚さが測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するウエーハを合格と判定して選別することで、破壊検査であるGOI評価を行うことなく、確実にGOI特性の劣化のない半導体ウエーハを製造することができる。そのため、高い信頼性をもつゲート酸化膜を形成するのに適した半導体ウエーハを製造することができる。
また、本発明の半導体ウエーハの製造方法では、ウエーハの合否判定に用いられる表面ラフネス周期の波長は100nm以下とすることが好ましい。
このように、表面ラフネス周期の波長を100nm以下とすることで、ゲート酸化膜の耐圧に対して大きく影響を及ぼす波長範囲について、ウエーハの合否判定を行うことができ、GOI特性の劣化のない半導体ウエーハを製造することができる。
次に、本発明の半導体ウエーハの評価方法の一例を説明するが、本発明はこれらに限定されるわけではない。
まず、評価対象となるウエーハを用意する。
そして、ウエーハの表面ラフネスをAFMを用いて測定し、図4、5のようにパワースペクトル解析により、一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求める。
続いて、ゲート酸化膜の厚さが測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上となる関係を満たす場合には、ゲート酸化膜の耐圧が劣化しないとして半導体ウエーハを評価する。
このように、半導体ウエーハの表面ラフネスを測定し、測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求め、上記の所定の条件を満たす場合にゲート酸化膜の耐圧が劣化しないと評価することで、実際にウエーハ表面にMOS構造を形成してGOI評価を行うことなく、半導体ウエーハの評価をすることができ、TDDB法などに比べて容易に評価することができる。
また、ゲート酸化膜の耐圧が劣化しないと評価する条件として、ゲート酸化膜の厚さが測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上となる関係を満たす場合とすることで、酸化膜の曲率の影響を緩和して電界集中を抑制し、確実にGOI特性の劣化のない半導体ウエーハを評価することができる。
また、本発明の半導体ウエーハの評価方法では、表面ラフネス周期の波長は100nm以下とすることが好ましい。
このことにより、表面ラフネスの短い周期の波長において、特に影響が大きいために問題となるゲート酸化膜の耐圧への影響を、TDDB法のような破壊検査を行うことなくGOIの評価をすることができる。
尚、ここで、定電流TDDB法について、図8、9を参照しながら説明しておく。図8は絶縁電界強度測定装置の構成を示す模式図である。
まず、絶縁膜(ゲート酸化膜)の絶縁電界強度を評価するために、絶縁電界強度測定装置に載置されるMOSキャパシタ型半導体素子11は以下の手順で作製される。
まず、半導体ウエーハ13上にシリコン酸化膜からなる絶縁膜12を形成する。絶縁膜12は、複数の半導体ウエーハ13をボートに載置して横型熱処理炉もしくは縦型熱処理炉に投入し、酸素雰囲気下で熱処理を行うことにより形成できる。次に、絶縁膜12の直上に電極となるポリシリコン膜14を成長させる。ポリシリコン膜14は、熱処理炉から取り出した半導体ウエーハ13をCVD(Chemical Vapor Deposition)装置に投入し、減圧下もしくは常圧下でモノシラン等の成長ガスを装置の反応容器内ヘ導入することにより成長させることができる。そして、フォトリソグラフィ技術とエッチング技術を用いて絶縁膜12上のポリシリコン膜14を島状に形成し、ポリシリコン電極14として所望の位置に配置する。
このようにして作製された複数のMOSキャパシタ型半導体素子11をその主表面に配置された半導体ウエーハ13は、絶縁破壊強度測定装置15のステージ(図示せず)上に載置される。そして、MOSキャパシタ型半導体素子11のポリシリコン電極14に前後左右移動自在に支持されているプローブ17の下端を接触させる。プローブ17は印加電圧の大きさを変化させることができる可変電源16の一端子に接続されており、一方、可変電源16の他端子は絶縁破壊強度測定装置15のステージに接続されている。前述したように、ステージにはMOSキャパシタ型半導体素子11が載置されているので、MOSキャパシタ型半導体素子11の背面はポリシリコン電極14に対応する電極として作用する。また、可変電源16にはその印加電圧を測定する電圧計18が並列接続されており、プローブ7と可変電源16との間には電流計19が介装されている。
そして、プローブ17をポリシリコン電極14に接触させると、可変電源16はオンとなり、図9(a)に示すような一定の電流密度(そのときの電流密度に対する電圧値の推移を図9(b)に示す)を印加する。絶縁破壊強度測定装置15内には絶縁層12の厚み及び閾値電圧が予め設定されており、絶縁破壊が起こることで生ずる電圧値の変化から絶縁破壊を検出し、印加電流密度(A/cm)と絶縁破壊までの時間(sec.)の積、すなわち、破壊までに酸化膜に注入された電荷量Qbd(C/cm)を求めることができる。このような操作を所定の位置にあるMOSキャパシタ型半導体素子11全てに対して行い、Qbdと累積不良との関係をプロットすることで半導体ウエーハのGOI特性を評価する。
次に本発明の実施例、比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例)
まず、ボロンをドープした直径200mmのP型半導体ウエーハであって、表面ラフネスの異なる2水準のウエーハを用意した。このとき、それぞれのウエーハの表面ラフネスを測定した結果を図4、5に示す。図4、5のパワースペクトル解析結果から、それぞれのピーク周期の波長は、25nm(1/4λ=6.25nm)および110nm(1/4λ=27.5nm)であった。
続いて、半導体ウエーハをボートに載置して縦型熱処理炉に投入し、800℃、乾燥雰囲気下で熱処理して厚さ7nmのゲート酸化膜をウエーハ主表面に形成した。次に、これらの半導体ウエーハをCVD炉に投入し、リンをドープしながらゲート酸化膜上にポリシリコン層を成長させた。成長したポリシリコン層厚さは約300nm、抵抗値はシート抵抗にして約25Ω/sq.であった。続いて、これら半導体ウエーハに、フォトリソグラフィ技術を用いたパターンニングとエッチングによるポリシリコン層除去を行い、ポリシリコン層を電極としたMOSキャパシタを半導体ウエーハ面内に100個作製した。なお、フォトリソグラフィ後のポリシリコンエッチングは、フッ硝酸によるウエットエッチングで行った。最後に、半導体ウエーハ背面に形成されているシリコン酸化膜を除去するために、半導体ウエーハ主表面にレジストを塗布し、希フッ酸によるウエットエッチングを行ってウエーハ背面のシリコン酸化膜を除去した。
そして、上記のような処理を行った半導体ウエーハへ一定電流を図8のように、テスター及びフルオートプローバと接続し、ゲート酸化膜が破壊するまで印加する定電流TDDB法を用いて、ゲート酸化膜に電界ストレスを印加した。図9はストレス印加の状況を示しており、一定の電流密度でストレス印加し(図9(a))、その時の電圧をモニタする(図9(b))。絶縁破壊が起こると急激な電圧変化が起こり、破壊を知ることができる。印加した電流ストレスは0.01A/cm、測定温度は100℃とした。電極面積は4mmであった。
(比較例)
実施例と同じ仕様のウエーハについて、ボートに載置して縦型熱処理炉に投入し、800℃、乾燥雰囲気下で熱処理して厚さ5nmのゲート酸化膜をウエーハ主表面に形成した。その後、実施例と同様の処理を施し、定電流TDDB法を用いて同様にGOI特性を評価した。
図6は実施例におけるTDDB法を用いたGOI評価の結果であり、また、図7は比較例におけるTDDB法を用いたGOI評価の結果である。この図6、7は累積不良指数と電荷量Qbdの関係であり、累積不良指数1は累積不良80%を示している。また、電荷量Qbdの値は、定電流でTDDB測定を行っており、J×t=Qの関係から、そのまま絶縁破壊までの時間と見ることができる。すなわち、同じ累積不良指数を見た場合、電荷量Qbdの値が大きいほど寿命の長い絶縁膜であると見ることができる。
図6、7より、表面ラフネスのピーク周期の波長が25nm(1/4λ=6.25nm)の場合には、ゲート酸化膜の厚さ7nmではGOI特性が劣化していないが、ゲート酸化膜の厚さ5nmではGOI特性が劣化していることがわかる。また、図6、7より、表面ラフネスのピーク周期の波長が110nm(1/4λ=27.5nm)の場合には、ゲート酸化膜の厚さ5nm、7nmともにGOI特性は劣化していないことがわかる。このことから、特に表面ラフネスのピーク周期の波長が短い周期の場合、ゲート酸化膜の厚さが表面ラフネスのピーク周期の波長の1/4以上であるとGOI特性は劣化しないことがわかる。
また、表面ラフネス周期の波長が100nm以下では、ゲート酸化膜の厚さは1/4λ以上にする必要があるが、表面ラフネス周期の波長が100nmを超えると表面ラフネス周期との関係は見られなくなる。
以上のことから、本発明の半導体ウエーハによれば、ゲート酸化膜の厚さが半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するものであることで、酸化膜の曲率の影響が緩和されるため、電界集中を起こしてGOI特性が劣化することを防止することができる半導体ウエーハを得ることができる。
また、半導体ウエーハ製造過程において、ウエーハの表面ラフネスを測定し、ゲート酸化膜の厚さと測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長との関係から、合否判定をしてウエーハを選別することで、破壊検査のGOI評価を行うことなく、確実にGOI特性の劣化のない半導体ウエーハを製造することができる。そして、高い信頼性をもつゲート酸化膜を形成するのに適した半導体ウエーハを製造することができる。
さらに、半導体ウエーハの表面ラフネスを測定し、ゲート酸化膜の厚さと測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長とを求め、上記の所定の条件を満たす場合にゲート酸化膜の耐圧が劣化しないと評価することで、実際にウエーハ表面にMOS構造を形成してGOI評価を行うことなく、半導体ウエーハの評価をすることができ、TDDB法などに比べて容易に評価することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
AFMによって得られた表面ラフネスRaとTDDB測定により得られたQbdとの関係を示す図である。 表面ラフネスRaの説明図である。 ゲート酸化膜の電界集中の緩和を示す模式図である。 表面ラフネスの測定結果(Ra=0.18nmのとき)を示す図である。 表面ラフネスの測定結果(Ra=0.11nmのとき)を示す図である。 実施例におけるTDDB法を用いたGOI評価の結果を示す図である。 比較例におけるTDDB法を用いたGOI評価の結果を示す図である。 絶縁電界強度測定装置の模式図である。 (a)TDDB法における電流密度と時間の関係を表す図である。(b)TDDB法における電圧と時間の関係を表すグラフである。
符号の説明
11…MOSキャパシタ型半導体素子、 12…絶縁膜、 13…半導体ウエーハ、 14…ポリシリコン電極(ポリシリコン膜)、 15…絶縁電界強度測定装置、 16…可変電源、 17…プローブ、 18…電圧計、 19…電流計。

Claims (3)

  1. 半導体ウエーハ上に少なくともゲート酸化膜が形成される半導体ウエーハであって、前記ゲート酸化膜の厚さと前記半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長との関係が前記ゲート酸化膜の厚さが前記半導体ウエーハの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するものであり、前記表面ラフネス周期の波長は100nm以下であることを特徴とする半導体ウエーハ。
  2. 半導体ウエーハ上に少なくともゲート酸化膜が形成される半導体ウエーハの製造方法であって、少なくとも、シリコン単結晶インゴットを育成する工程と、該シリコン単結晶インゴットをスライスしてウエーハを作製する工程と、該スライスしたウエーハにラッピング、エッチング、研磨のうち少なくとも1つを行う工程と、該ウエーハの表面ラフネスを測定する工程と、前記測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求め、前記ゲート酸化膜の厚さが前記測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上の関係となる表面ラフネスを有するウエーハを合格と判定して選別する工程とを有し、前記表面ラフネス周期の波長は100nm以下とすることを特徴とする半導体ウエーハの製造方法。
  3. 半導体ウエーハ上に少なくともゲート酸化膜が形成される半導体ウエーハの評価方法であって、前記半導体ウエーハの表面ラフネスを測定し、前記測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長を求め、前記ゲート酸化膜の厚さが前記測定した表面ラフネスの一番強度の強い表面ラフネス周期の波長に対して1/4以上となる関係を満たす場合に前記ゲート酸化膜の耐圧が劣化しないと評価し、前記表面ラフネス周期の波長は100nm以下とすることを特徴とする半導体ウエーハの評価方法。
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