JP5071255B2 - ロボットハンド用触覚センサー機構及びそのロボットハンド用触覚センサー機構を備えるロボット - Google Patents
ロボットハンド用触覚センサー機構及びそのロボットハンド用触覚センサー機構を備えるロボット Download PDFInfo
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センサー固定部に貫通孔が設けられ、連結部は貫通孔内を延びて、連結部の他端が外皮部のうち感圧センサーが接している部分以外の部分に接してもよい。
連結部は、センサー固定部を迂回するように湾曲して延びて、連結部の他端が外皮部のうち感圧センサーが接している部分以外の部分に接してもよい。
外皮部は、外皮部の外面の山頂部に外力が加えられることにより生じる外皮部の変形を、外力が加えられた山頂部以外の部分に伝えるようにその断面形状が変化してもよい。
センサー固定部に設けられた感圧センサーは、外皮部の内面における複数の谷底部に接してもよい。
この発明に係るロボットは、上記のいずれかに係るロボットハンド用触覚センサー機構を備えている。
尚、本願の特許請求の範囲及び明細書において、「接する」とは、単に接することだけではなく、直接的または間接的に固定されていることを含むものとし、「接着」とは単に接することではなく、固定されていることを意味するものとする。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るロボットハンド用触覚センサー機構を図1に示す。ロボットハンド用触覚センサー機構1は、本体部2と、本体部2に接着されて本体部2と共に内部に空間4を形成するシリコンゴムからなるキャップ状の外皮部3と、本体部2に固定されると共に空間4内に収容された直方体形状のセンサー固定部5と、センサー固定部5に設けられた感圧センサー6とから構成されている。外皮部3のリング状の開口端部3cの全面は、本体部2に接着されている。感圧センサー6は、外皮部3の内面3aに接するセンサー素子7と、センサー固定部5に固定された基盤8とから構成されている。尚、開口端部3cは、ロボットハンド用触覚センサー機構1を見たときに視認できないという意味で、本願では、外皮部3の内面3aの一部であると定義する。
図2に示されるように、感圧センサー6が設けられた部分に相当する外皮部3の部分に把持対象物9が接触している場合、把持対象物9が外皮部3に対して外面3bに対向する方向に外力Fyを加えると、外皮部3は弾性体であるシリコンゴムから形成されていると共に開口端部3cが本体部に接着されているため、山頂部3b1が下方に押しつぶされるように変形することにより、山頂部3b1から谷底部3a1に向かう分力Fy’が外皮部3に伝わり、谷底部3a1が力Fy”でセンサー素子7を押すようになる。これにより、ロボットハンド用触覚センサー機構1が把持対象物9を感知する。
実施の形態1では、外皮部3の開口端部3cの全面は、本体部2に接着されていたが、この形態に限定するものではない。少なくとも開口端部3cの一部が本体部2に接着されていればよい。
次に、この発明の実施の形態2に係るロボットハンド用触覚センサー機構について説明する。尚、以下の実施の形態において、図1〜5の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この発明の実施の形態2に係るロボットハンド用触覚センサー機構は、実施の形態1に対して、外皮部の断面形状を変更したものである。
図6に示されるように、感圧センサー6が設けられた部分に相当する外皮部13の部分に把持対象物9が接触している場合、把持対象物9が外皮部13に対して外面13bに対向する方向に外力Fyを加えると、把持対象物9に押された突起部13b1が突起部13a1を下方に押すことにより、突起部13a1がセンサー素子7を押すようになる。これにより、ロボットハンド用触覚センサー機構1が把持対象物9を感知する。
実施の形態2において、実施の形態1における変形例と同様に、感圧センサー6をセンサー固定部5の任意の部分や外皮部13と本体部2との間に設けてもよく、さらに、複数の感圧センサー6をこれらの箇所に設けてもよい。
次に、この発明の実施の形態3に係るロボットハンド用触覚センサー機構について説明する。この発明の実施の形態3に係るロボットハンド用触覚センサー機構は、実施の形態1に対して、外皮部の任意の箇所に加えられた外力が連結部を介して感圧センサーに伝わるようにしたものである。
図10に示されるように、連結部21の端部21bが接している外皮部3の部分を、把持対象物9が外皮部3に対して外面3bに対向する方向に外力Fyを加えると、連結部21が感圧センサー6の方向(矢印Eの方向)に押される。すると、外皮部3からの反力Fによって感圧センサー6に圧力が加えられることにより、ロボットハンド用触覚センサー機構30が把持対象物9を感知する。
尚、図14に示されるように、貫通孔20に挿入するように設けられた円柱状の連結部21の両端部21a及び21bをそれぞれ、感圧センサー6が設けられた部分以外の外皮部13の部分に接するようにし、予め外皮部13が感圧センサー6に圧力を加えた状態(外皮部13が矢印G方向に力を加えた状態)にした形態でもよい。
実施の形態1〜3では、外皮部の形状はキャップ状であったが、この形態に限定するものではない。内部に感圧センサー等を収容可能な空間を形成するような形状であればどのような形状でもよく、例えば、筒状であってもよい。実施の形態1〜3のようなキャップ状の場合には、ロボットハンドの指先に使用でき、筒状の場合には、指の節の部分で使用することができる。尚、板状のシート材を、本体部を包むように配置した形態であってもよい。
Claims (6)
- 少なくとも1つの感圧センサーと、
前記感圧センサーを内部に収容可能な形状を有すると共に蛇腹状の断面形状を有する外皮部と、
前記外皮部が部分的に接着された本体部と、
前記本体部に固定されると共に該本体部と前記外皮部の内面とで形成される内部の空間に収容されるセンサー固定部と
を備え、
前記蛇腹状の断面形状を有する前記外皮部は、その法線方向に対して周期的な山頂部及び谷底部を有し、
前記感圧センサーの少なくとも1つは、前記センサー固定部に設けられると共に前記外皮部の内面における前記谷底部に接し、
前記感圧センサーの少なくとも1つは、前記外皮部の内面と前記本体部とで形成される空間の内部に設けられ、
前記本体部と前記外皮部の内面とで形成される内部の空間に、前記外皮部の内面における前記谷底部に接する前記感圧センサーに一端が接すると共に前記外皮部の内面のうち前記感圧センサーが接している部分以外の部分に他端が接する連結部が設けられる、ロボットハンド用触覚センサー機構。 - 前記センサー固定部に貫通孔が設けられ、
前記連結部は前記貫通孔内を延びて、前記連結部の前記他端が前記外皮部のうち前記感圧センサーが接している部分以外の部分に接する、請求項1に記載のロボットハンド用触覚センサー機構。 - 前記連結部は、前記センサー固定部を迂回するように湾曲して延びて、前記前記連結部の前記他端が前記外皮部のうち前記感圧センサーが接している部分以外の部分に接する、請求項1に記載のロボットハンド用触覚センサー機構。
- 前記外皮部は、前記外皮部の外面の前記山頂部に外力が加えられることにより生じる前記外皮部の変形を、前記外力が加えられた前記山頂部以外の部分に伝えるようにその断面形状が変化する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボットハンド用触覚センサー機構。
- 前記センサー固定部に設けられた前記感圧センサーは、前記外皮部の内面における複数の前記谷底部に接する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロボットハンド用触覚センサー機構。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載のロボットハンド用触覚センサー機構を備えるロボット。
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