JP2012088263A - 検出装置、電子機器及びロボット - Google Patents

検出装置、電子機器及びロボット Download PDF

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隆祐 天野
Tomo Ikebe
朋 池邊
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    • G01L5/009Force sensors associated with material gripping devices

Abstract

【課題】耐久性に優れ外圧の方向と大きさを高い精度で検出することが可能な検出装置、
電子機器及びロボットを提供することを目的とする。
【解決手段】基準点Pの周りに複数配置された圧力センサー12を有する第1基板10と
、基準点Pと重なる位置に略中心が位置するとともに外圧によって弾性変形する略半球状
の弾性体突起21と、弾性体突起21を隔てて第1基板10の反対側に設けられた第2基
板30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、検出装置、電子機器及びロボットに関するものである。
外力を検出する装置として、特許文献1〜3に記載の検出装置が知られている。このよ
うな検出装置は、タッチパネルやロボットの触覚センサー等への応用が検討されている。
特開2008−164557号公報 特開2007−187502号公報 特許第4364146号公報
特許文献1の検出装置は、膨出部を有した複数の接触子を感圧素子の表面に設け、それ
ら各接触子に加わる荷重量および各接触子の移動量から、圧力分布及び水平方向の圧力を
検出する構成となっている。しかしながら、特許文献1の検出装置では接触子が剥き出し
になっているため、例えば外圧が2つの隣り合う接触子の間の領域に作用する場合、2つ
の隣り合う接触子が互いに反対の方向に傾いてしまう。すなわち、外圧の加えられた方向
と反対の方向を検出してしまうといった誤検出が起こり、検出装置に加わる外圧を適切に
測定することができない。
特許文献2の検出装置は、球状あるいは先端部が感圧素子側に向いた半球状の弾性体を
感圧素子表面に設け、弾性体の変形および重心位置の変化から、外圧の大きさと方向を検
出する構成となっている。しかしながら、特許文献2の検出装置では、弾性体と感圧素子
とがお互いに接合されていないため、例えば弾性体に水平方向の外圧が加えられると、弾
性体の重心と感圧素子の基準位置とがずれて元に戻らないことがある。弾性体の重心と感
圧素子の基準位置とのずれが残留した状態では、水平方向の外圧の大きさを適切に測定す
ることができなくなるといった問題がある。
特許文献3の検出装置は、感圧素子の表面に柱状体及び受圧シートを設け、柱状体と受
圧シートとはお互いに接合された構成となっている。このため、受圧シートに外圧が加え
られた場合、柱状体との接合部に応力が集中し、柱状体と受圧シートとの接合面が壊れや
すく耐久性に劣るといった問題を抱えている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の
形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例の検出装置は、基準点の周りに複数配置された圧力センサーを有
する第1基板と、前記基準点と重なる位置に重心が位置するとともに外圧によって弾性変
形する弾性体突起と、前記弾性体突起を隔てて前記第1基板の反対側に設けられた第2基
板と、を備え、前記弾性体突起は、先端部が前記第2基板に当接するように前記第1基板
に形成され、前記弾性体突起の先端部が前記第2基板に当接した状態で、前記第2基板側
から加えられた外圧の方向と大きさを検出することを特徴とする。
この検出装置によれば、第2基板の表面に外圧が付加されると、弾性体突起は圧縮変形
する。このとき面内の所定の方向のすべり力成分(圧力センサー表面に平行な方向の力成
分)がある場合、弾性体突起の重心は基準点からずれて所定方向(すべり方向)に移動す
る。すると、複数の圧力センサーのうち弾性体突起の重心と重なる位置の圧力センサーで
は相対的に大きい圧力値が検出され、弾性体突起の重心と重ならない位置の圧力センサー
では相対的に小さい圧力値が検出されることとなる。よって、各圧力センサーで検出され
た圧力値の差分を演算し、その差分に基づいて外圧が加えられた方向と大きさを求めるこ
とができる。
したがって、耐久性に優れ外圧が加えられた方向と大きさを高い精度で検出することが
可能な検出装置を提供することができる。
[適用例2]上記に記載の検出装置において、外圧によって前記弾性体突起が弾性変形
することにより複数の前記圧力センサーで検出された圧力値のうち任意に組み合わされた
各圧力センサーで検出された圧力値の差分を演算し、その差分に基づいて加えられた外圧
の方向と大きさを演算する演算装置を備えてもよい。
[適用例3]上記に記載の検出装置において、前記弾性体突起は、所定の硬度を有する
樹脂材料で構成され、半球状であることが好ましい。
略半球状の弾性体突起は先端部が第2基板に向いて第1基板に配置されているため、す
べり力を付加した状態でも、第1基板と接触する弾性体突起の接触面水平位置はずれを生
じ難く、これによって、すべり力が付加され弾性体突起の重心位置と基準位置がずれた後
、すべり力を付加しない状態にしても弾性体突起の重心位置と基準位置のずれの残留を低
減、または防止することができる。
また、第2基板に先端を向けて配置してある略半球状の弾性体突起の先端は曲面である
ため、第2基板に外力が加えられた場合、弾性体突起のある一部分に応力が集中すること
を抑制でき、耐久性を向上させることが可能となる。
[適用例4]上記に記載の検出装置において、前記複数の圧力センサーは、前記基準点
に対して点対称に配置されていることが好ましい。
この検出装置によれば、基準点と各圧力センサーとの間の距離が互いに等しくなるので
、前記弾性体突起の重心位置の変化量と各圧力センサーで検出される圧力値との関係が互
いに等しくなる。
例えば、複数の圧力センサーが基準点から互いに異なる距離に配置される場合、弾性体
突起の重心位置の変化量が同じであっても、各圧力センサーで検出される圧力値は互いに
異なることとなる。このため、検出値の差分を演算する際に各圧力センサーの配置位置に
応じた補正係数が必要となる。
しかしながら、この構成によれば、弾性体突起の重心位置の変化量と各圧力センサーが
検出する圧力値との関係が互いに等しくなるので、前記補正係数は不用となる。したがっ
て、各圧力センサーで検出された圧力値から外圧の方向と大きさを演算することが容易と
なり、外圧を効率よく検出することができる。
[適用例5]上記に記載の検出装置において、前記複数の圧力センサーは、互いに交差
する2方向に配置されていてもよい。
この検出装置によれば、各圧力センサーの圧力値のうち任意に組み合わされた各圧力セ
ンサーの圧力値の差分から外圧の方向と大きさを演算することが容易となる。
[適用例6]上記に記載の検出装置において、前記複数の圧力センサーは、互いに交差
する2方向に少なくとも4行4列に配置されていてもよい。
この検出装置によれば、配置される圧力センサーの数が多くなる。このため、多数の圧
力センサーで検出される圧力値に基づいて各圧力センサーの検出結果を積算して外圧の作
用する方向を決めることができる。したがって、外圧の方向を高い精度で検出することが
できる。
[適用例7]上記に記載の検出装置において、前記弾性体突起は前記第1基板に複数形
成されており、前記複数の弾性体突起は互いに離間して配置され、前記第2基板は前記複
数の弾性体突起に跨って配置されていてもよい。
この検出装置によれば、弾性体突起が弾性変形したときの第2基板の面内に平行な方向
の変形量を許容することができる。例えば、一方の弾性突起が変形したときに他方の弾性
体突起に変形の影響を及ぼすことを抑制することができる。このため、複数の弾性体突起
が互いに接触して配置されている場合に比べて、外圧を正確に各圧力センサーに伝達する
ことができる。したがって、外圧の方向と大きさを高い精度で検出することができる。
[適用例8]上記に記載の検出装置において、前記第2基板は、前記弾性体突起よりも
高い剛性を有していることが好ましい。
この検出装置によれば、例えば外圧が2つの隣り合う弾性体突起の間の領域に作用する
場合、2つの隣り合う弾性体突起が互いに反対の方向に圧縮変形してしまうことを抑制す
ることができる。つまり、外圧の加えられた方向と反対の方向を検出してしまうといった
誤検出を抑制することができる。したがって、外圧の方向を高い精度で検出することがで
きる。
[適用例9]本適用例の電子機器は、上述した検出装置を備えることを特徴とする。
この電子機器によれば、上述した検出装置を備えているので、外圧の方向と大きさを高
い精度で検出することが可能な電子機器を提供することができる。
[適用例10]本適用例のロボットは、上述した検出装置を備えることを特徴とする。
このロボットによれば、上述した検出装置を備えているので、外圧の方向と大きさを高
い精度で検出することが可能なロボットを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る検出装置の概略構成図を示す分解斜視図。 (a)〜(c)は第1実施形態に係る圧力センサーによる圧力値の変化を示す断面図。 (a)〜(c)は第1実施形態に係る圧力センサーによる圧力値の変化を示す平面図。 外圧を演算する演算装置の一例図。 第1実施形態に係るセンシング領域の座標系を示す図。 第1実施形態に係る圧力センサーによる垂直方向の圧力分布を示す図。 第1実施形態に係る圧力センサーによるすべり方向の計算例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る検出装置の概略構成を示す分解斜視図。 (a)〜(c)は第2実施形態に係る圧力センサーによる圧力値の変化を示す断面図。 (a)〜(c)は第2実施形態に係る圧力センサーによる圧力値の変化を示す平面図。 第2実施形態に係るセンシング領域の座標系を示す図。 第3実施形態に係る検出装置の概略構成を示す断面図。 第4実施形態に係る検出装置の概略構成を示す断面図。 電子機器の一例である携帯電話機の概略構成を示す模式図。 電子機器の一例である携帯情報端末の概略構成を示す模式図。 ロボットの一例であるロボットハンドの概略構成を示す模式図。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。かかる実施の形態は、本
発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想
の範囲で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各要素をわかりやすくす
るために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
また、本実施形態において、第1基板の「表面」とは、第1基板本体の複数の圧力セン
サー形成面を指す。第2基板の「表面」とは、第2基板本体の弾性体突起形成面の反対面
を指し、つまりは、外圧を受ける面を指す。
以下の説明においては、図中に示されたXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座
標系を参照しつつ各部材について説明する。XYZ直交座標系はX軸及びY軸が第1基板
10表面の接線方向に設定され、Z軸が第1基板10表面の法線方向に設定されている。
(第1実施形態)
<検出装置>
図1は、本発明の第1実施形態に係る検出装置の概略構成を示す分解斜視図である。図
1において、符号Pは基準点、符号Sは1つの弾性体突起21に対応して配置された複数
の圧力センサー12が検出する単位検出領域を示している。
検出装置1は、基準点に加えられた外圧の方向と大きさを検出する圧力センサー方式の
タッチパッドであり、例えばノートパソコン等の電子機器においてマウスの代わりのポイ
ンティングデバイスとして用いられるものである。なお、「基準点P」とは、すべり力が
作用していない場合に弾性体突起21の中心が位置するポイントである。
図1に示すように、検出装置1は、基準点Pの周りに複数配置された圧力センサー12
を有する第1基板10と、基準点Pと重なる位置に略中心が位置するとともに外圧によっ
て弾性変形する略半球状の弾性体突起21と、弾性体突起21を隔てて第1基板10の反
対側に設けられた第2基板30と、を備えている。
検出装置1は、外圧によって弾性体突起21が弾性変形することにより複数の圧力セン
サー12で検出された圧力値のうち任意に組み合わされた各圧力センサー12で検出され
た圧力値の差分を演算し、その差分に基づいて加えられた外圧を演算する演算装置120
(図4参照)を備えている。
第1基板10は、例えばガラス、石英及びプラスチック等の材料で構成された矩形板状
の第1基板本体11と、第1基板本体11に配置された複数の圧力センサー12と、を具
備して構成されている。例えば、第1基板本体11の大きさ(平面視のサイズ)は、縦5
6mm×横56mm程度になっている。
複数の圧力センサー12は、基準点Pに対して点対称に配置されている。例えば、複数
の圧力センサー12は、互いに直交する2方向(X方向及びY方向)にマトリックス状に
配置されている。これにより、基準点Pと各圧力センサー12との間の距離が互いに等し
くなるので、弾性体突起21の重心位置の変化量と各圧力センサー12で検出される圧力
値との関係が互いに等しくなる。よって、各圧力センサー12の圧力値のうち任意に組み
合わされた各圧力センサー12で検出された圧力値の差分を演算することが容易となる。
なお、圧力値の差分の演算方法については後述する。
隣り合う圧力センサー12の間隔は、0.1mm程度になっている。このため、外乱や
静電気等の影響により隣り合う位置の圧力センサー12で検出される圧力値にノイズがの
らないようになっている。
複数の圧力センサー12は、単位検出領域S当たり縦2行、横2列に計4つ配置されて
いる。4つの圧力センサー12の中心(単位検出領域Sの中心)が基準点Pとなっている
。例えば、単位検出領域Sの大きさ(平面視のサイズ)は、縦2.8mm×横2.8mm
程度になっている。また、4つの圧力センサー12の各面積がほぼ等しくなっている。圧
力センサー12としては、例えばダイアフラムゲージ等の感圧素子を用いることができる
。圧力センサー12は、接触面に外圧が作用したときにダイアフラムに加わる圧力を電気
信号に変換する。
弾性体突起21は第1基板10上においてX方向及びY方向にマトリックス状に配置さ
れている。弾性体突起21は、例えば発泡ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂材料で
構成される。弾性体突起21は、例えば先端が球面の半球状となっており、第2基板30
に当接している。
第2基板30は、例えばガラス、石英及びプラスチック等の材料で構成される。また、
弾性体突起21の形状は、半球状でもよいし、錐状あるいは柱状でもよい。
弾性体突起21は第1基板10に複数形成されており、複数の弾性体突起21は互いに
離間して配置され、第2基板30は複数の弾性体突起21に跨って配置されている。この
ため、弾性体突起21が弾性変形したときの第2基板30の面内に平行な方向の変形量を
許容することができる
弾性体突起21のサイズは任意に設定することができる。ここでは、弾性体突起21の
基部の径(弾性体突起21が第1基板10に接する部分の直径)は2mm程度になってい
る。弾性体突起21の高さ(弾性体突起21のZ方向の距離)は1.5mm程度になって
いる。隣り合う弾性体突起21の離間間隔は1mm程度になっている。弾性体突起21の
デュロメータ硬さ(タイプA、ISO7619準拠のデュロメータによる硬さ測定値)は
30程度になっている。
図2及び図3を参照して、基準点Pに作用する外圧の方向と大きさを検出する方法を説
明する。図2(a)〜(c)は、第1実施形態に係る圧力センサーによる圧力値の変化を
示す断面図である。図3(a)〜(c)は、図2(a)〜(c)に対応した、第1実施形
態に係る圧力センサーによる圧力値の変化を示す平面図である。
なお、図2(a)及び図3(a)は第2基板30の表面に外圧が付加される前の状態(
外圧の作用がないとき)を示している。図2(b)及び図3(b)は第2基板30の表面
に垂直方向(すべり力がない状態)の外圧が付加された状態を示している。図2(c)及
び図3(c)は第2基板30の表面に斜め方向(すべり力がある状態)の外圧が付加され
た状態を示している。また、図3(a)〜(c)において、符号Gは弾性体突起21の重
心(圧力中心)を示している。
図2(a)及び図3(a)に示すように、第2基板30の表面に外圧が付加される前に
おいては、弾性体突起21は変形しない。これにより、第1基板10と第2基板30との
間の距離は一定に保たれる。このとき、弾性体突起21の重心Gは基準点Pと重なる位置
に配置されている。このときの各圧力センサー12の圧力値は演算装置120のデータメ
モリー124(図4参照)に記憶されている。データメモリー124に記憶された各圧力
センサー12の圧力値を基準として外圧の作用する方向や大きさが求められる。
図2(b)及び図3(b)に示すように、第2基板30の表面に垂直方向の外圧が付加
されたときには、弾性体突起21はZ方向に圧縮変形する。これにより、第2基板30が
−Z方向に撓み、第1基板10と第2基板30との間の距離が外圧の作用がないときに比
べて小さくなる。このときの圧力センサー12の圧力値は、外圧の作用がないときに比べ
て大きくなる。また、その変化量は各圧力センサー12ともほぼ同じ値となる。
図2(c)及び図3(c)に示すように、第2基板30の表面に斜め方向の外圧が付加
されたときには、弾性体突起21は斜めに傾いて圧縮変形する。これにより、第2基板3
0が−Z方向に撓み、第1基板10と第2基板30との間の距離が外圧の作用がないとき
に比べて小さくなる。このとき、弾性体突起21の重心Gは基準点Pから+X方向及び+
Y方向にずれる。この場合、弾性体突起21が4つの圧力センサー12へ加える圧力値は
互いに異なる。具体的には、弾性体突起21が4つの圧力センサー12へ加える圧力値は
、4つの圧力センサー12のうち−X方向及び−Y方向に配置された圧力センサー12へ
加えられる圧力値よりも+X方向及び+Y方向に配置された圧力センサー12へ加えられ
る圧力値のほうが大きくなる。
弾性体突起21は、斜め方向の外圧により変形に偏りが生じる。すなわち、弾性体突起
21の重心Gは基準点Pからずれてすべり方向(+X方向及び+Y方向)に移動する。す
ると、各圧力センサー12で異なる値の圧力値が検出される。具体的には、弾性体突起2
1の重心Gと重なる位置の圧力センサー12では相対的に大きい圧力値が検出され、弾性
体突起21の重心Gと重ならない位置の圧力センサー12では相対的に小さい圧力値が検
出されることとなる。そして、後述する差分の演算方法に基づいて外圧が加えられた方向
と大きさが求められる。
図4は、外圧を演算する演算装置の一例である。演算装置120は、信号の授受と演算
結果の出力を行うインターフェイス部(I/O部)121と、各種演算を行うCPU12
2と、プログラムメモリー123、およびデータを格納するデータメモリー124から構
成される。
演算装置120は、外圧によって弾性体突起21が弾性変形することにより、複数の圧
力センサー12(112)で検出された圧力値のうち、任意に組み合わされた各圧力セン
サー12(112)で検出された、各圧力値の差分を演算し、その差分に基づいて外圧が
加えられた方向と大きさを演算する演算処理を行う。
図5は、第1実施形態に係るセンシング領域の座標系を示す図である。図6は、第1実
施形態に係る圧力センサーによる垂直方向の圧力分布を示す図である。図7は、第1実施
形態に係る圧力センサーによるすべり方向の計算例を示す図である。
図5に示すように、複数の圧力センサーS1〜S4は、単位検出領域S当たり縦2行、
横2列に計4つ配置されている。ここで、各圧力センサーS1〜S4が検出する圧力値(
検出値)をそれぞれPS1,PS2,PS3,PS4とすると、外力のX方向成分Fx(外力の面
内方向成分のうちX方向に作用する分力の割合)は以下の式(1)で表される。
また、外力のY方向成分Fy(外力の面内方向成分のうちY方向に作用する分力の割合
)は以下の式(2)で表される。
また、外力のZ方向成分Fz(外力の垂直方向成分、Z軸は図3の図中省略)は以下の
式(3)で表される。
Figure 2012088263
本実施形態では、外圧によって弾性体突起21が弾性変形することにより4つの圧力セ
ンサーS1〜S4で検出された圧力値のうち、任意に組み合わされた各圧力センサーで検
出された圧力値の差分を演算し、その差分に基づいて外圧が加えられた方向が演算される
式(1)に示すように、外圧のX方向成分Fxにおいては、4つの圧力センサーS1〜
S4で検出された圧力値のうち+X方向に配置された圧力センサーS2及び圧力センサー
S4で検出された値が組み合わされるとともに、−X方向に配置された圧力センサーS1
及び圧力センサーS3で検出された値が組み合わされる。このように、+X方向に配置さ
れた圧力センサーS2及び圧力センサーS4の組み合わせによる圧力値と−X方向に配置
された圧力センサーS1及び圧力センサーS3の組み合わせによる圧力値との差分に基づ
いて外圧のX方向成分が求められる。
式(2)に示すように、外圧のY方向成分Fyにおいては、4つの圧力センサーS1〜
S4で検出された圧力値のうち+Y方向に配置された圧力センサーS1及び圧力センサー
S2で検出された値が組み合わされるとともに、−Y方向に配置された圧力センサーS3
及び圧力センサーS4で検出された値が組み合わされる。このように、+Y方向に配置さ
れた圧力センサーS1及び圧力センサーS2の組み合わせによる圧力値と−Y方向に配置
された圧力センサーS3及び圧力センサーS4の組み合わせによる圧力値との差分に基づ
いて外圧のY方向成分が求められる。
式(3)に示すように、外圧のZ方向成分Fzにおいては、4つの圧力センサーS1〜
S4の圧力値を足し合わせた合力で求められる。ただし、外圧のZ方向成分Fzは、外圧
のX方向成分Fx及び外圧のY方向成分Fy(分力)に比べて検出値が大きく検出される
傾向がある。
例えば、弾性体突起21の材質として硬いものを用いると、外圧のZ方向成分Fzの検
出感度が高くなる。しかしながら、弾性体突起21が変形しにくくなり外圧の面内方向(
X方向成分Fx及び外圧のY方向成分Fy)の検出値が小さくなってしまう。また、例え
ば弾性体突起21のアスペクト比を小さくすると、弾性体突起21が変形しにくくなり外
圧の面内方向の検出値が小さくなってしまう。
このため、外圧のZ方向成分Fzの検出値を、外圧のX方向成分Fx及び外圧のY方向
成分Fyの検出値と揃えるには、弾性体突起21の材質や形状によって決定される補正係
数で検出値を適宜補正する必要がある。
図6に示すように、タッチパッドの検出面の中央部より左上寄りの位置を指で斜めに押
した場合を考える。このとき、外圧の垂直方向の圧力は、外圧が作用した部分の中心部が
最も大きくなっている(圧力センサーの出力電圧90〜120mV程度)。また、外圧の
垂直方向の圧力は、中心部に次いでその周辺部(60〜90mV程度)、最外周部(30
〜60mV程度)の順に小さくなっている。また、指で押されていない領域は、圧力セン
サーの出力電圧が0〜30mV程度となっている。なお、タッチパッドには単位検出領域
(圧力センサーS1〜S4が縦2行、横2列に計4つ配置された領域)がマトリックス状
(例えば縦15行×横15列に計225個)に配置されているとする。
図7に示すように、タッチパッドの検出面の中央部より左上寄りの位置を指で斜めに押
した場合の外圧の面内方向成分(すべり方向)の算出方法を考える。図7において一番左
側の図は9つの単位検出領域Sの集合体であり、その中の数値は各単位検出領域S内の圧
力センサー12が検出した圧力を電位に変換したものの合計値を示している。また、中央
の図は各単位検出領域S毎の圧力センサー12が検出した圧力を電位に変換した値を示し
ており、一番右側の図は各単位検出領域S毎に算出した外圧のX方向成分FxとY方向成
分Fyを示している。このとき、指の押圧力(外力)は、縦15行×横15列に配置され
たものうち縦3行×横3列に配置された部分に作用しているとする。ここで、外圧の垂直
方向の圧力は、図6と同様に外圧が作用した部分の中心部がもっとも大きくなっている(
110mV)。
指の押圧力が作用している縦3行×横3列に配置された各単位検出領域Sは、それぞれ
4つの圧力センサーS1〜S4を有しており、各圧力センサーS1〜S4で検出された圧
力値のうち任意に組み合わされた各圧力センサー12で検出された圧力値の差分を演算し
、その差分に基づいて外圧が加えられた方向が演算される。
つまり、各単位検出領域Sでは、上述した式(1)及び式(2)に基づいて外圧のX方
向成分Fx及び外圧のY方向成分Fyが算出される。ここでは、+X方向を基準として左
回りに約123°の方向に外圧が作用していることが分かる。
なお、外圧の作用する方向の算出にあっては、9つの算出結果の平均値で求める方法、
あるいは9つの算出結果のうちの最大値(例えば所定のしきい値よりも大きい検出値)に
より求める方法を用いることができる。
本実施形態の検出装置1によれば、第2基板30の表面に外圧が付加されると、弾性体
突起21は圧縮変形する。このとき面内の所定の方向のすべり力成分(圧力センサー12
表面に平行な方向の力成分)がある場合、弾性体突起21の重心Gは基準点Pからずれて
所定方向(すべり方向)に移動する。すると、複数の圧力センサー12のうち弾性体突起
21の重心Gと重なる位置の圧力センサー12では相対的に大きい圧力値が検出され、弾
性体突起21の重心Gと重ならない位置の圧力センサー12では相対的に小さい圧力値が
検出されることとなる。
よって、各圧力センサーS1〜S4で検出された圧力値の差分を演算し、その差分に基
づいて外圧が加えられた方向と大きさを求めることができる。また、略半球状の弾性体突
起21は先端部が第2基板30に向いて第1基板10に配置されているため、すべり力を
付加した状態でも、第1基板10と接触する弾性体突起21の接触面水平位置はずれを生
じ難く、これによって、すべり力が付加され弾性体突起21の重心位置Gと基準位置Pが
ずれた後、すべり力を付加しない状態にしても弾性体突起21の重心位置Gと基準位置P
のずれの残留を低減、または防止することができる。
また、第2基板30に先端を向けて配置してある略半球状の弾性体突起21の先端は曲
面であるため、第2基板30に外力が加えられた場合、弾性体突起21のある一部分に応
力が集中することを抑制でき、耐久性を向上させることが可能となる。したがって、耐久
性に優れ外圧が加えられた方向と大きさを高い精度で検出することが可能な検出装置1を
提供することができる。
この構成によれば、基準点Pと各圧力センサーS1〜S4との間の距離が互いに等しく
なるので、弾性体突起21の重心Gの位置の変化量と各圧力センサーS1〜S4で検出さ
れる圧力値との関係が互いに等しくなる。例えば、複数の圧力センサー12が基準点Pか
ら互いに異なる距離に配置される場合、弾性体突起21の重心Gの位置の変化量が同じで
あっても、各圧力センサー12で検出される圧力値は互いに異なることとなる。このため
、検出値の差分を演算する際に各圧力センサー12の配置位置に応じた補正係数が必要と
なる。
しかしながら、この構成によれば、弾性体突起21の重心Gの位置の変化量と各圧力セ
ンサーS1〜S4が検出する圧力値との関係が互いに等しくなるので、前記補正係数は不
用となる。したがって、各圧力センサーS1〜S4で検出された圧力値から外圧の方向と
大きさを演算することが容易となり、外圧を効率よく検出することができる。
この構成によれば、複数の圧力センサー12が互いに直交する2方向にマトリックス状
に配置されているので、各圧力センサーS1〜S4で検出された圧力値のうち任意に組み
合わされた各圧力センサー12で検出された圧力値の差分を演算することが容易となる。
例えば、面内方向成分のうちX方向成分Fxを演算する場合、複数の圧力センサー12
が複数の方向にランダムに配置されている場合に比べて、相対的に+X方向に配置された
圧力センサーS2及び圧力センサーS4の組み合わせと、相対的に−X方向に配置された
圧力センサーS1及び圧力センサーS3の組み合わせとを区分けして選出しやすくなる。
したがって、外圧を効率よく検出することができる。
この構成によれば、複数の弾性体突起21は互いに離間して配置され、第2基板30は
複数の弾性体突起21に跨って配置されているので、弾性体突起21が弾性変形したとき
の第2基板30の面内に平行な方向の変形量を許容することができる。例えば、一方の弾
性突起21が変形したときに他方の弾性体突起21に変形の影響を及ぼすことを抑制する
ことができる。このため、複数の弾性体突起21が互いに接触して配置されている場合に
比べて、外圧を正確に各圧力センサーS1〜S4に伝達することができる。したがって、
外圧の方向と大きさを高い精度で検出することができる。
なお、本実施形態においては、圧力センサー12が単位検出領域S当たり縦2行、横2
列に計4つ配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。圧力センサー12は
、単位検出領域S当たり3つ以上配置されていればよい。
(第2実施形態)
図8は、図1に対応した、本発明の第2実施形態に係る検出装置の概略構成を示す分解
斜視図である。図8において、図1と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省
略する。図8において、符号Pは基準点、符号Sは1つの弾性体突起21に対応して配置
された複数の圧力センサー112が検出する単位検出領域を示している。
本実施形態の検出装置2は、複数の圧力センサー112が互いに直交する2方向に少な
くとも縦4行、横4列に配置されている点で、上述の第1実施形態で説明した検出装置1
と異なる。なお、図8においては、便宜上、複数の圧力センサー112が単位検出領域S
当たり縦4行、横4列に配置されているが、実際には図9及び図10に示すように複数の
圧力センサー112が単位検出領域S当たり縦4行、横4列以上に配置されていてもよい
ものとする。
図8に示すように、検出装置2は、基準点Pの周りに複数配置された圧力センサー11
2を有する第1基板110と、基準点Pと重なる位置に略中心を位置するとともに、外圧
によって弾性変形する略半球状の弾性体突起21と、弾性体突起21を隔てて第1基板1
10の反対側に設けられた第2基板30と、を備えている。
図9(a)〜(c)は、図2(a)〜(c)に対応した、第2実施形態に係る圧力セン
サーによる圧力値の変化を示す断面図である。図10(a)〜(c)は、図9(a)〜(
c)に対応した、第2実施形態に係る圧力センサーによる圧力値の変化を示す平面図であ
る。
なお、図9(a)及び図10(a)は第2基板30の表面に外圧が付加される前の状態
(外圧の作用がないとき)を示している。図9(b)及び図10(b)は第2基板30の
表面に垂直方向の外圧が付加された状態を示している。図9(c)及び図10(c)は第
2基板30の表面に斜め方向の外圧が付加された状態を示している。また、図10(a)
〜(c)において、符号Gは弾性体突起21の重心を示している。図9及び図10におい
て、図2及び図3と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図9(a)及び図10(a)に示すように、第2基板30の表面に外圧が付加される前
においては、弾性体突起21は変形しない。これにより、第1基板110と第2基板30
との間の距離は一定に保たれる。このとき、弾性体突起21の重心Gは基準点Pと重なる
位置に配置されている。このときの各圧力センサー112の圧力値は図4のメモリー12
4に記憶されている。メモリー124に記憶された各圧力センサー112の圧力値を基準
として外圧の作用する方向や大きさが求められる。
図9(b)及び図10(b)に示すように、第2基板30の表面に垂直方向の外圧が付
加されたときには、弾性体突起21はZ方向に圧縮変形する。これにより、第2基板30
が−Z方向に撓み、第1基板110と第2基板30との間の距離が外圧の作用がないとき
に比べて小さくなる。このときの圧力センサー112の圧力値は、外圧の作用がないとき
に比べて大きくなる。
図9(c)及び図10(c)に示すように、第2基板30の表面に斜め方向の外圧が付
加されたときには、弾性体突起21は斜めに傾いて圧縮変形する。これにより、第2基板
30が−Z方向に撓み、第1基板110と第2基板30との間の距離が外圧の作用がない
ときに比べて小さくなる。このとき、弾性体突起21の重心Gは基準点Pから+X方向及
び+Y方向にずれる。この場合、弾性体突起21が複数の圧力センサー112へ加える圧
力値は互いに異なる。
具体的には、弾性体突起21が複数の圧力センサー112へ加える圧力値は、複数の圧
力センサー112のうち−X方向及び−Y方向に配置された圧力センサー112へ加えら
れる圧力値よりも+X方向及び+Y方向に配置された圧力センサー112へ加えられる圧
力値のほうが大きくなる。
図11は、図5に対応した、第2実施形態に係るセンシング領域の座標系を示す図であ
る。なお、図11において、複数の圧力センサーSi(100個)がマトリックス状に配
置されており、このうちの25個の圧力センサーSiが、−X方向及び+Y方向に区画さ
れた領域、+X方向及び+Y方向に区画された領域、−X方向及び−Y方向に区画された
領域、+X方向及び−Y方向に区画された領域にそれぞれ配置されている。また、図11
においては、便宜上、100個の圧力センサーSiを図示しているが、圧力センサーSi
配置数はこれに限らず任意に変更することができる。
図11に示すように、複数の圧力センサーSiは、単位検出領域S当たり縦10行、横
10列に計100個配置されている。ここで、各圧力センサーSiが検出する圧力値(検
出値)をそれぞれPi(i=1〜100)、基準点Pと各圧力センサーSiとの間の距離の
面内方向成分をri(i=1〜100)とする。また、面内方向成分のうちX方向成分を
xi(i=1〜100)、面内方向成分のうちY方向成分をryi(i=1〜100)とす
ると、外力のX方向成分Fx(外力の面内方向成分のうちX方向に作用する分力の割合)
は以下の式(4)で表される。
また、外力のY方向成分Fy(外力の面内方向成分のうちY方向に作用する分力の割合
)は以下の式(5)で表される。
また、外力のZ方向成分Fz(外力の垂直方向成分)は以下の式(6)で表される。
Figure 2012088263
本実施形態では、外圧によって弾性体突起が弾性変形することにより変化する100個
の圧力センサーSiの圧力値のうち任意に組み合わされた各圧力センサーSiの圧力値の差
分を演算し、その差分に基づいて外圧が加えられた方向が演算される。
式(4)に示すように、外圧のX方向成分Fxにおいては、100個の圧力センサーS
iで検出された圧力値のうち相対的に+X方向に配置された圧力センサーSiで検出された
値が組み合わされるとともに、相対的に−X方向に配置された圧力センサーSiで検出さ
れた値が組み合わされる。このように、相対的に+X方向に配置された圧力センサーSi
の組み合わせによる圧力値と相対的に−X方向に配置された圧力センサーSiの組み合わ
せによる圧力値との差分に基づいて外圧のX方向成分が求められる。
式(5)に示すように、外圧のY方向成分Fyにおいては、100個の圧力センサーS
iの圧力値のうち相対的に+Y方向に配置された圧力センサーSiで検出された値が組み合
わされるとともに、相対的に−Y方向に配置された圧力センサーSiで検出された値が組
み合わされる。このように、相対的に+Y方向に配置された圧力センサーSiの組み合わ
せによる圧力値と相対的に−Y方向に配置された圧力センサーSiの組み合わせによる圧
力値との差分に基づいて外圧のY方向成分が求められる。
式(6)に示すように、外圧のZ方向成分Fzにおいては、100個の圧力センサーS
iで検出された圧力値を足し合わせた合力で求められる。ただし、外圧のZ方向成分Fz
は、外圧のX方向成分Fx及び外圧のY方向成分Fyに比べて検出値が大きく検出される
傾向がある。このため、外圧のZ方向成分Fzの検出値を、外圧のX方向成分Fx及び外
圧のY方向成分Fyの検出値と揃えるには、弾性体突起21の材質や形状によって決定さ
れる補正係数で検出値を適宜補正する必要がある。
なお、外圧の作用する方向の算出にあっては、100個の圧力センサーSiで検出され
た圧力値の算出結果の平均値で求める方法あるいは100個の圧力センサーSiで検出さ
れた圧力値の算出結果のうちの最大値(例えば所定のしきい値よりも大きい検出値)によ
り求める方法を用いることができる。
本実施形態の検出装置2によれば、複数の圧力センサー112が互いに直交する2方向
に少なくとも縦4行、横4列に配置されているので、配置される圧力センサー112の数
が多くなる。このため、多数の圧力センサー112で検出された圧力値に基づいて各圧力
センサー112の検出結果を積算して外圧の作用する方向と大きさを求めることができる
。したがって、外圧の方向を高い精度で検出することができる。
(第3実施形態)
図12は、図9(a)に対応した、本発明の第3実施形態に係る検出装置の断面図であ
る。なお、図9(a)では弾性体突起21を1つのみ示しているが、図12では隣り合う
弾性体突起22を2つ示している。本実施形態の検出装置3は、弾性体突起22が第1基
板本体111に接して配置されている点で、上述の第2実施形態で説明した検出装置2と
異なる。図12において、図9と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
本実施形態によれば、弾性体突起22が第1基板本体111に接して配置されている為
、第2基板30にすべり力を付加した状態でも、第1基板110と接触する弾性体突起2
2の接触面水平位置はずれを生じ難く、これによって、すべり力が付加され弾性体突起2
2の重心位置と基準位置がずれた後、すべり力を付加しない状態にしても弾性体突起22
の重心位置と基準位置のずれの残留を低減、または防止効果を向上させるという効果を得
ることができる。
(第4実施形態)
図13は、図12に対応した、本発明の第4実施形態に係る検出装置の断面図である。
本実施形態の検出装置4は、隣り合う弾性体突起23が一体に構成されている点で、上述
の第3実施形態で説明した検出装置3と異なる。図13において、図12と同様の要素に
は同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態によれば、隣り合う弾性体突起23が一体に構成されている為、第1基板1
10への弾性体突起23の接触面積が増加し、第2基板30にすべり力を付加した状態で
も、第1基板110と接触する弾性体突起23の接触面水平位置はずれを生じ難く、これ
によって、すべり力が付加され弾性体突起23の重心位置と基準位置がずれた後、すべり
力を付加しない状態にしても弾性体突起23の重心位置と基準位置のずれの残留を低減、
または防止効果を向上させるという効果を得ることができる。また、弾性体突起23を一
体成型することが可能になり、製造が容易になるという効果を得ることができる。
(第5実施形態)
<電子機器>
図14は、上記実施形態に係る検出装置1〜4のいずれかを適用した電子機器としての
携帯電話機1000の概略構成を示す模式図である。本実施形態の電子機器としての携帯
電話機1000は、複数の操作ボタン1003及びコントロールパッド1002、並びに
表示部としての液晶パネル1001を備えている。コントロールパッド1002を操作す
ることによって、液晶パネル1001に表示される画面がスクロールされる。液晶パネル
1001にはメニューボタン(図示略)が表示される。例えば、メニューボタンにカーソ
ル(図示略)を合わせてコントロールパッド1002を強く押すことで、電話帳が表示さ
れたり、携帯電話機1000の電話番号が表示されたりする。
図15は、上記実施形態に係る検出装置1〜4のいずれかを適用した携帯情報端末(P
DA:Personal Digital Assistants)2000の概略構成
を示す模式図である。携帯情報端末2000は、複数の操作ボタン2002及びコントロ
ールパッド2003、並びに表示部としての液晶パネル2001を備えている。コントロ
ールパッド2003を操作すると、液晶パネル2001に表示されたメニューを操作でき
る。例えば、メニュー(図示略)にカーソル(図示略)を合わせてコントロールパッド2
003を強く押すことで、住所録が表示されたり、スケジュール帳が表示されたりする。
このような電子機器によれば、上述した検出装置1〜4のいずれかをコントロールパッ
ド1002,2003に備えているので、外圧の方向と大きさを高い精度で検出すること
が可能な電子機器を提供することができる。
なお、電子機器としては、この他にも、例えばパーソナルコンピューター、ビデオカメ
ラのモニター、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッ
サー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、デジタルスチールカメラ、タッチ
パネルを備えた機器等が挙げられる。これらの電子機器に対しても、本発明に係る検出装
置1〜4のいずれかを適用させることができる。
(第6実施形態)
<ロボット>
図16は、上記実施形態に係る検出装置1〜4のいずれかを適用したロボットハンド3
000の概略構成を示す模式図である。図16(a)に示すように、本実施形態のロボッ
トハンド3000は、本体部3003及び一対のアーム部3002、並びに検出装置1〜
4のいずれかを適用した把持部3001を備えている。例えば、リモートコントローラー
等の制御装置によりアーム部3002に駆動信号を送信すると、一対のアーム部3002
が開閉動作する。
図16(b)に示すように、ロボットハンド3000でコップ等の対象物3010を把
持する場合を考える。このとき、対象物3010に作用する力は把持部3001で圧力と
して検出される。ロボットハンド3000は、把持部3001として上述した検出装置1
〜4のいずれかを備えているので、対象物3010の表面(接触面)に垂直な方向の力と
併せて重力Mgですべる方向の力(すべり力の成分)を検出することが可能である。例え
ば、柔らかい物体を変形させたりすべりやすい物体を落としたりしないよう、対象物30
10の質感に応じて力を加減しながら持つことができる。
このロボットによれば、上述した検出装置1〜4のいずれかを備えているので、外圧の
方向と大きさを高い精度で検出することが可能なロボットを提供することができる。
1,2,3,4…検出装置、10,110…第1基板、12,112,S1,S2,S
3,S4,Si…圧力センサー、30…第2基板、21,22,23…弾性体突起、10
00…携帯電話機(電子機器)、2000…携帯情報端末(電子機器)、3000…ロボ
ットハンド(ロボット)。

Claims (10)

  1. 基準点の周りに複数配置された圧力センサーを有する第1基板と、
    前記基準点と重なる位置に重心が位置するとともに外圧によって弾性変形する弾性体突
    起と、
    前記弾性体突起を隔てて前記第1基板の反対側に設けられた第2基板と、を備え、
    前記弾性体突起は、先端部が前記第2基板に当接するように前記第1基板に形成され、
    前記弾性体突起の先端部が前記第2基板に当接した状態で、前記第2基板側から加えら
    れた外圧の方向と大きさを検出することを特徴とする検出装置。
  2. 外圧によって前記弾性体突起が弾性変形することにより複数の前記圧力センサーで検出
    された圧力値のうち任意に組み合わされた各圧力センサーで検出された圧力値の差分を演
    算し、その差分に基づいて加えられた外圧の方向と大きさを演算する演算装置を備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記弾性体突起は、所定の硬度を有する樹脂材料で構成され、半球状であることを特徴
    とする請求項1または2に記載の検出装置。
  4. 前記複数の圧力センサーは、前記基準点に対して点対称に配置されていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の検出装置。
  5. 前記複数の圧力センサーは、互いに交差する2方向に配置されていることを特徴とする
    請求項4に記載の検出装置。
  6. 前記複数の圧力センサーは、互いに交差する2方向に少なくとも4行4列に配置されて
    いることを特徴とする請求項5に記載の検出装置。
  7. 前記弾性体突起は前記第1基板に複数形成されており、前記複数の弾性体突起は互いに
    離間して配置され、
    前記第2基板は前記複数の弾性体突起に跨って配置されていることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか一項に記載の検出装置。
  8. 前記第2基板は、前記弾性体突起よりも高い剛性を有することを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれか一項に記載の検出装置。
  9. 請求項1乃至8に記載の検出装置を備えることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1乃至8に記載の検出装置を備えることを特徴とするロボット。
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