JP5069992B2 - 画像検出器及び画像撮影システム - Google Patents

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Description

本発明は、所定の記録領域に記録された画像を画像情報として出力する画像検出器及び当該画像検出器が適用される画像撮影システムに関する。
例えば、医療分野においては、放射線源から放射線を被写体(患者)に照射し、被写体を透過した放射線を画像検出器で検出して、放射線画像情報を取得する画像撮影装置が広汎に使用されている。
特許文献1には、CCD等の光検出器の背面側全面にペルチェ素子を密着させ、該ペルチェ素子の背面に放熱フィンを配置し、前記ペルチェ素子によって前記光検出器を冷却することによりS/Nを改善することが提案されている。
特開平10−256613号公報
ところで、光検出器等の画像検出器では、その表面に放射線が照射されることにより該画像検出器中の所定領域(記録領域)に記録された画像が画像情報として外部に出力される。しかしながら、特許文献1では、光検出器の背面全体をペルチェ素子で冷却することにより、前記画像が記録されていない領域まで冷却されるので、前記光検出器の冷却に無駄なエネルギーが消費されることになる。
本発明は、前記の不具合に鑑みなされたものであり、画像検出器に対する無駄な冷却を回避して省エネルギー化を図ることが可能な画像検出器及び画像撮影システムを提供することを目的とする。
本発明は、画像検出器が、
所定の画像を記録し、記録した前記画像を画像情報として出力する画像検出部と、
前記画像検出部の表面に配置され且つ前記画像検出部における前記画像の記録領域を冷却する冷却パネルと、
を有することを特徴としている。
本発明によれば、画像検出部の表面に配置された冷却パネルが該画像検出部における画像の記録領域のみを冷却するので、従来技術と比較して、画像検出器に対する無駄な冷却が回避されて、前記画像検出部を効率よく冷却することが可能となり、前記冷却パネルを含む画像検出器及び画像撮影システム全体の省エネルギー化を図ることができる。
図1は、第1実施形態に係る画像撮影システム20Aの構成ブロック図である。
画像撮影システム20Aは、放射線Xを発生させて被写体22に照射する放射線発生装置24と、被写体22を透過した放射線Xを検出する放射線固体検出器(画像検出器、放射線画像情報検出器)26と、放射線発生装置24及び放射線固体検出器26を制御する制御装置28と、被写体22に対する放射線Xの照射線量等の撮影条件を制御装置28に設定するコンソール30と、放射線固体検出器26から読み出した被写体22の放射線画像情報に対して所定の画像処理を施す画像処理装置32と、処理された放射線画像情報を表示する表示装置34とを備える。
また、放射線固体検出器26は、センサ基板(画像検出部)38、ゲート線駆動回路44、バッテリ45、信号読出回路46、タイミング制御回路48、温調制御手段135、領域指定手段134及び通信手段136を備える。さらに、温調制御手段135は、冷却パネル130及び冷却パネル駆動手段132から構成され、冷却パネル駆動手段132は、温度コントローラ133、温度センサ138及びファン(冷却ユニット)140から構成される。
図2A及び図2Bは、放射線固体検出器26の概略構成斜視図である。放射線固体検出器26は、保護ケース36に収納され、被写体22(図1参照)を透過した放射線Xに係る放射線画像情報を二次元の電荷情報として蓄積(記録)するセンサ基板38と、このセンサ基板38に対して放射線Xが照射される一面側(照射面側)又はその背面側に密接配置される冷却パネル130とを備える。
すなわち、図2Aは、センサ基板38の背面側の略全面に冷却パネル130を配置した場合であり、長方形状の9個の冷却部142a〜142iを前記背面に配置することにより冷却パネル130が構成される。一方、図2Bは、センサ基板38の照射面側の略全面に冷却パネル130を配置した場合であり、各冷却部142a〜142iを前記照射面に配置することにより冷却パネル130が構成される。
図3は、放射線固体検出器26の回路構成ブロック図である。放射線固体検出器26は、センサ基板38と、図示しない複数の駆動用ICからなるゲート線駆動回路44と、複数の読出用IC42(図4参照)からなる信号読出回路46と、ゲート線駆動回路44及び信号読出回路46を制御するタイミング制御回路48とを備える。
センサ基板38は、放射線X(図1〜図2B参照)を感知して電荷を発生させるアモルファスセレン(a−Se)等の物質からなる光電変換層51を行列状の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)52のアレイの上に配置した構造を有し、発生した電荷を蓄積容量53に蓄積した後、各行毎にTFT52を順次オンにして、電荷を画像信号として読み出す。図3では、光電変換層51及び蓄積容量53からなる1つの画素50と1つのTFT52との接続関係のみを示し、その他の画素50の構成については省略している。なお、アモルファスセレンは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。各画素50に接続されるTFT52には、行方向と平行に延びるゲート線54と、列方向と平行に延びる信号線56とが接続される。各ゲート線54は、ゲート線駆動回路44に接続され、各信号線56は、信号読出回路46に接続される。
図4は、信号読出回路46の詳細ブロック図である。信号読出回路46は、センサ基板38(図1〜図3参照)の各信号線56に接続される読出用IC42と、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に基づき、信号線56の1つに接続されている画素50を選択するマルチプレクサ60と、選択された画素50から読み出した放射線画像情報をデジタル信号としての画像信号に変換し、通信手段136を介して画像処理装置32に送信(出力)するA/D変換器62とを備える。
読出用IC42は、信号線56から抵抗器64を介して供給される電流を検出するオペアンプ66(積分アンプ)、積分コンデンサ68及びスイッチ70を備える。オペアンプ66の反転入力端子には、抵抗器64を介して信号線56が接続され、オペアンプ66の非反転入力端子には、基準電圧Vbが供給される。
図5A及び図5Bは、前述したセンサ基板38及び冷却パネル130(図1〜図2B参照)の模式的断面図であり、図5Aは図2Aに対応し、図5Bは図2Bに対応する。
ここで、冷却パネル130を構成する各冷却部142a〜142iは、複数のペルチェ素子156をそれぞれ有する。
すなわち、各冷却部142a〜142iは、センサ基板38の照射面又は背面に密着配置された吸熱側基板146と、吸熱側基板146に所定間隔で配置された複数の吸熱側電極148と、各吸熱側電極148の両端にそれぞれ接合配置されたP型半導体素子152及びN型半導体素子154と、一方の吸熱側電極148側のP型半導体素子152と該一方の吸熱側電極148に隣接する他方の吸熱側電極148側のN型半導体素子154とを接続する発熱側電極150と、各発熱側電極150に密着配置された発熱側基板158とから構成される。
従って、図5Aは、センサ基板38の背面から下方に向かって、吸熱側基板146、吸熱側電極148、P型半導体素子152又はN型半導体素子154、発熱側電極150及び発熱側基板158の順に積層することにより各冷却部142a〜142iが構成される場合を図示し、一方で、図5Bは、センサ基板38の照射面から上方に向かって、吸熱側基板146、吸熱側電極148、P型半導体素子152又はN型半導体素子154、発熱側電極150及び発熱側基板158の順に積層することにより各冷却部142a〜142iが構成される場合を図示している。
そして、隣接する2個の吸熱側電極148と、該2個の吸熱側電極148間に配置される発熱側電極150と、この発熱側電極150を介して接続された1組のP型半導体素子152及びN型半導体素子154とによってペルチェ素子156が構成され、図5A及び図5B中、左端のP型半導体素子152に接合された吸熱側電極148と、右端のN型半導体素子154に接合された吸熱側電極148とには、温度コントローラ133を構成する直流電源144が接続されている。
また、吸熱側基板146及び発熱側基板158は、熱伝導性を有する材料(例えば、センサ基板38から各冷却部142a〜142iの方向に熱伝導特性が指向するセラミックス)で形成されていることが好ましい。
さらに、図2B及び図5Bのように、センサ基板38の照射面側に冷却パネル130が配置される場合には、冷却パネル130の各冷却部142a〜142iを構成する吸熱側基板146及び発熱側基板158は、放射線Xを透過可能な材料からそれぞれ形成されていることが好ましい。
前述したように、センサ基板38を構成する光電変換層51(図3参照)は、アモルファスセレンからなり、該アモルファスセレンは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。そこで、放射線固体検出器26は、光電変換層51(アモルファスセレン)の温度が前記温度範囲を上回ったときにセンサ基板38を冷却して、光電変換層51の温度を前記温度範囲内に保持するための温調制御手段135(図1参照)を有する。
すなわち、温調制御手段135を構成する温度センサ138は、センサ基板38近傍に配置され、アモルファスセレンの温度に応じたセンサ基板38の温度を常時あるいは所定時間間隔で検出し、検出したセンサ基板38の温度を温度コントローラ133に出力する。温度コントローラ133は、入力されたセンサ基板38の温度が、光電変換層51(アモルファスセレン)の温度範囲の上限値に応じた所定の上限温度を上回るか否かを判定する。ここで、温度コントローラ133は、センサ基板38の温度が前記上限温度を上回ったものと判定したときに、直流電源144から各ペルチェ素子156に直流電流を供給すると共に、ファン140を駆動させる。各ペルチェ素子156は、前記直流電流の供給によって、吸熱側電極148とP型半導体素子152及びN型半導体素子154との各接合部分において、センサ基板38から吸熱側基板146を介して前記アモルファスセレンの熱を吸熱し、一方で、P型半導体素子152及びN型半導体素子154と発熱側電極150との各接合部分において、吸熱側電極148の各接合部分からP型半導体素子152及びN型半導体素子154を介し伝達される熱を発熱側基板158を介して冷却パネル130外に放熱するペルチェ効果を奏する。ファン140は、発熱側基板158での放熱が促進されるように、該発熱側基板158に対して送風を行い、該発熱側基板158を冷却する。
なお、前述した上限温度は、温度コントローラ133内に予め登録させておくか、あるいは、前記撮影条件の一部として制御装置28に予め登録し、放射線画像の撮影前に制御装置28から通信手段136を介して温度コントローラ133に送信するようにしてもよい。
図6は、各冷却部142a〜142iにおけるペルチェ素子156の実際の配置を示す平面図であり、センサ基板38及び発熱側基板158(図1〜図3、図5A及び図5B参照)を省略して図示している。なお、図2A及び図5Aのようなセンサ基板38の背面側に冷却パネル130を配置した場合や、図2B及び図5Bのようなセンサ基板38の照射面側に冷却パネル130を配置した場合であっても、図6は、発熱側基板158からセンサ基板38を視たときの平面図である。
図6に示すように、各冷却部142a〜142iにおいて、各ペルチェ素子156は、吸熱側基板146上でマトリックス状に配置されている。ここで、直流電源144から直流電流が供給されると、各ペルチェ素子156は、上述したペルチェ効果に基づいて、センサ基板38内のアモルファスセレンの熱を吸熱し、発熱側基板158(図5A及び図5B参照)を介して冷却パネル130外に放熱する。従って、冷却パネル駆動手段132を構成する温度コントローラ133(図1参照)は、直流電源144から冷却部142a〜142i毎に直流電流を選択的に供給して、センサ基板38中、冷却部142a〜142iに対向する所定領域のアモルファスセレンの熱を該冷却部142a〜142iを介して外部に放熱させるように制御することが可能である。
領域指定手段134(図1参照)は、制御装置28から通信手段136を介して送信される撮影条件に基づいて、放射線画像情報が記録される画素50を指定し、指定した各画素50を放射線画像情報の記録領域としてタイミング制御回路48及び温度コントローラ133に出力する。従って、制御装置28から領域指定手段134には、被写体22に放射線Xが照射される前、より詳細には、センサ基板38の照射面に放射線Xが到達して蓄積容量53(図3参照)に電荷が蓄積される前に前記撮影条件が送信され、該領域指定手段134において、前述した記録領域の指定が行われることが好ましい。
これにより、タイミング制御回路48は、入力された前記記録領域に基づいて、指定された各画素50から画像信号が読み出されるようにゲート線駆動回路44及び信号読出回路46にタイミング制御信号を出力し、一方で、温度コントローラ133は、入力された前記記録領域に基づいて、指定された各画素50に対向する冷却部142a〜142iのペルチェ素子156(図5A〜図6参照)に対して、直流電源144から直流電流を供給する。
図7A及び図7Bは、温度コントローラ133(図1参照)が、領域指定手段134から入力される前記記録領域に基づいて、直流電源144から直流電流を供給する冷却部142a〜142iを選択する様子を図示した平面図である。なお、図7A及び図7Bでは、センサ基板38を二点鎖線で図示し、温度コントローラ133が選択した冷却部142a〜142iを太線枠で囲って図示している。
図7Aは、被写体22としての患者の腕162を撮影する場合を図示している。従って、制御装置28(図1参照)から領域指定手段134に送信される撮影条件は、撮影部位が腕162であることを示す条件であり、領域指定手段134は、前記撮影条件に基づいて、腕162の放射線画像情報が記録される各画素50(図3参照)を指定し、指定した各画素50を記録領域として、温度コントローラ133及びタイミング制御回路48に出力する。温度コントローラ133は、入力された前記記録領域に基づいて、平面視で、腕162の放射線画像情報を記録する各画素50に対向する冷却部142b、142eを選択し、選択した冷却部142b、142eのペルチェ素子156に対して、直流電源144から直流電流を供給する。
図7Bは、被写体22としての患者の胸部166を撮影する場合を図示している。従って、制御装置28(図1参照)から領域指定手段134に送信される撮影条件は、撮影部位が胸部166であることを示す条件であり、領域指定手段134は、前記撮影条件に基づいて、胸部166の放射線画像情報が記録される各画素50(図3参照)を指定し、指定した各画素50を記録領域として、温度コントローラ133及びタイミング制御回路48に出力する。温度コントローラ133は、入力された前記記録領域に基づいて、平面視で、胸部166の放射線画像情報を記録する各画素50に対向する冷却部142eを選択し、選択した冷却部142eのペルチェ素子156に対して、直流電源144から直流電流を供給する。なお、図7Bにおいては、胸部166の放射線画像の撮影に応じて、冷却パネル130の中央部に配置された冷却部142eの面積を、予め他の冷却部142a〜142d、142f〜142iの面積よりも広く設定している。
第1実施形態の画像撮影システム20Aは、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について、図1〜図7Bを参照しながら説明する。
先ず、コンソール30を用いて、被写体22に係るID情報、撮影条件等の設定を行う。この場合、ID情報には、被写体22の氏名、年齢、性別等の情報があり、被写体22が所持するIDカードから取得することもできる。また、撮影条件としては、医師によって指示された撮影部位、撮影方向等の情報に加え、撮影部位に応じた放射線Xの照射線量、さらに、必要に応じて、アモルファスセレンの温度範囲の上限値に対応するセンサ基板38の上限温度があり、ネットワークに接続された上位の装置から取得し、あるいは、コンソール30から放射線技師が入力することが可能である。
次に、放射線固体検出器26に対して被写体22の撮影部位を位置決めした後に、制御装置28は、設定された撮影条件に従って放射線発生装置24及び放射線固体検出器26を制御する。これにより、放射線固体検出器26の領域指定手段134は、制御装置28から通信手段136を介して送信された前記撮影条件に基づいて、放射線画像情報が記録される各画素50を指定し、指定した各画素50を放射線画像情報の記録領域としてタイミング制御回路48及び温度コントローラ133に出力する。
温度センサ138は、常時あるいは所定時間間隔で、前記記録領域のアモルファスセレンの温度に応じたセンサ基板38の温度を検出し、検出したセンサ基板38の温度を温度コントローラ133に出力する。温度コントローラ133は、入力された前記記録領域に基づいて、直流電源144から直流電流を供給する冷却部142a〜142iを選択すると共に、温度センサ138からセンサ基板38の温度が常時あるいは所定時間間隔で入力される毎に、該センサ基板38の温度が前記アモルファスセレンの温度範囲の上限値に応じたセンサ基板38の上限温度を上回るか否かを判定する。
一方、放射線発生装置24は、制御装置28から送信された前記撮影条件に基づいて、放射線Xを被写体22に照射する。被写体22を透過した放射線Xは、放射線固体検出器26のセンサ基板38中、前記記録領域における各画素50の光電変換層51によって電気信号に変換され、蓄積容量53に電荷として蓄積される(図3参照)。次いで、各蓄積容量53に蓄積された被写体22の放射線画像情報である電荷情報は、タイミング制御回路48からゲート線駆動回路44及び信号読出回路46に供給されるタイミング制御信号に従って読み出される。
前述したように、領域指定手段134からタイミング制御回路48に前記記録領域が出力されるので、該タイミング制御回路48は、前記記録領域に基づいて、電荷が蓄積される蓄積容量53の画素50から画像信号を読み出すように、ゲート線駆動回路44及び信号読出回路46に前記記録領域に基づくタイミング制御信号を出力する。
すなわち、ゲート線駆動回路44は、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に従ってゲート線54の1つを選択し、選択されたゲート線54に接続されている各TFT52のベースに駆動信号を供給する。一方、信号読出回路46は、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に従い、マルチプレクサ60により読出用IC42に接続されている信号線56を行方向に順次切り替えながら選択する。選択されたゲート線54及び信号線56に対応する画素50の蓄積容量53に蓄積された放射線画像情報に係る電荷情報は、抵抗器64を介してオペアンプ66に供給されて積分された後、マルチプレクサ60を介してA/D変換器62に供給され、デジタル信号である画像信号として通信手段136を介して画像処理装置32に供給される。行方向に配列された各画素50から画像信号が読み出された後、ゲート線駆動回路44は、列方向の次のゲート線54を選択して駆動信号を供給し、信号読出回路46は、選択されたゲート線54に接続されたTFT52から同様にして画像信号を読み出す。以上の動作を繰り返すことにより、センサ基板38内の記録領域(に応じた各画素50)に蓄積された二次元の放射線画像情報が読み出され、画像処理装置32に供給される。
以上のようにして調整され、画像処理装置32に供給された放射線画像情報は、所定の画像処理が施された後、診断等のために表示装置34に表示される。従って、医師は、表示装置34に表示された画像に基づき、診断等の処理を行うことができる。
なお、センサ基板38の照射面に冷却パネル130が配置される場合(図2B及び図5B参照)には、各冷却部142a〜142iを構成する吸熱側電極148、P型半導体素子152、N型半導体素子154及び発熱側電極150に金属が含まれているので、センサ基板38に照射される放射線Xの一部が吸収されることが懸念される。このような場合、画像処理装置32は、例えば、各冷却部142a〜142iにおけるペルチェ素子156の配列パターンを予め登録しておき、放射線画像情報が入力された際に、放射線Xの吸収による放射線画像情報の画質の低下を、前記登録された配列パターンに基づく所定の画像処理によって補正することで、放射線Xの吸収に起因した放射線画像情報への影響を除去する。
上述したように、温度コントローラ133(図1参照)は、前記記録領域におけるアモルファスセレンの温度(に応じたセンサ基板38の温度)が前記アモルファスセレンの温度範囲(の上限値に応じたセンサ基板38の上限温度)を上回るか否かを逐次判定しているが、センサ基板38の温度が前記上限温度を上回っていると判定した場合には、当該記録領域に対向する冷却部142a〜142iを選択し、選択した冷却部142a〜142iのペルチェ素子156に対して、直流電源144から直流電流を供給すると共に、ファン140を駆動させる。
これにより、前記直流電流が供給されたペルチェ素子156は、ペルチェ効果により、先ず、吸熱側電極148とP型半導体素子152及びN型半導体素子154との各接合部分にて、センサ基板38から吸熱側基板146を介して前記アモルファスセレンの熱を吸熱し、次に、P型半導体素子152及びN型半導体素子154と発熱側電極150との各接合部分において、吸熱側電極148の各接合部分からP型半導体素子152及びN型半導体素子154を介して伝達される熱を発熱側基板158を介して冷却パネル130外に放熱する。一方、ファン140は、発熱側基板158での放熱が促進されるように、該発熱側基板158に対して送風を行い、該発熱側基板158を冷却する。
また、温度コントローラ133は、温度センサ138にて検出されたセンサ基板38の温度が前記上限温度を下回ったと判定した場合には、直流電源144からペルチェ素子156への直流電流の供給と、ファン140の駆動とを共に停止させる。
このように、第1実施形態に係る画像撮影システム20Aでは、放射線固体検出器26は、センサ基板38の照射面又は背面に配置された冷却パネル130を有し、この冷却パネル130は、センサ基板38における放射線画像情報の記録領域(に応じた各画素50)のみを冷却するので、従来技術と比較して、センサ基板38に対する無駄な冷却が回避されて、当該センサ基板38を効率よく冷却することが可能となり、冷却パネル130を含む放射線固体検出器26及び画像撮影システム20A全体の省エネルギー化を図ることができる。
また、領域指定手段134は、センサ基板38に放射線画像情報が記録される前に、制御装置28からの撮影条件に基づいて、センサ基板38内の所定の画素50を放射線画像情報が記録される画素50として指定し、指定した各画素50を前記記録領域として温度コントローラ133及びタイミング制御回路48に出力する。これにより、タイミング制御回路48では、前記記録領域に基づいて、タイミング制御信号をゲート線駆動回路44及び信号読出回路46に出力するので、放射線画像情報が記録された各画素50から画像信号を確実に読み出すことが可能となる。
さらに、冷却パネル130は、センサ基板38の照射面又は背面に配置された複数の冷却部142a〜142iから構成されており、冷却パネル駆動手段132(温調制御手段135)の温度コントローラ133は、各冷却部142a〜142iのうち前記記録領域に対向する冷却部142a〜142iを駆動する。すなわち、温度コントローラ133は、前記記録領域に基づいて、冷却部142a〜142iを選択的に駆動させるので、当該記録領域を確実に冷却し、一方で、センサ基板38における前記記録領域以外の領域が冷却されることを確実に回避することが可能となり、この結果、センサ基板38に対する無駄な冷却をより確実に防止することができる。
なお、図7Aのように、冷却部142b、142eのみ選択的に駆動されて冷却が行われる場合や、図7Bのように、冷却部142eのみ選択的に駆動されて冷却が行われる場合には、センサ基板38のうち、駆動されない冷却部に対向する領域では、センサ基板38自体の熱伝導によって自発的に外部に放熱を行うことになる。
さらにまた、冷却パネル駆動手段132は、前述した温度コントローラ133と、温度センサ138と、ファン140とから構成されている。この場合、温度センサ138は、前記記録領域中のアモルファスセレンの温度に応じたセンサ基板38の温度を検出する。温度コントローラ133は、検出されたセンサ基板38の温度が前記アモルファスセレンの温度範囲の上限値に応じたセンサ基板38の上限温度を上回るか否かを判定し、上回ると判定した際に、センサ基板38の温度(の示す前記アモルファスセレンの温度)が前記上限温度(の示す前記温度範囲の上限値)まで低下するように、冷却パネル130及びファン140を駆動する。ファン140は、センサ基板38から冷却パネル130に伝達された熱の冷却パネル130外への放熱が促進されるように、冷却パネル130に対する送風を行う。これにより、冷却パネル130及びセンサ基板38を効率よく冷却することができる。
さらにまた、各冷却部142a〜142iは、センサ基板38の照射面又は背面に密着配置された吸熱側基板146上にマトリックス状に配列した複数のペルチェ素子156から構成され、温度コントローラ133は、直流電源144から各ペルチェ素子156に直流電流を流すことに起因して前記記録領域を冷却させる。これにより、センサ基板38内の熱は、ペルチェ素子156が奏するペルチェ効果により冷却パネル130を介して確実に外部に放熱される。
さらにまた、センサ基板38の照射面に冷却パネル130が配置される場合に、当該冷却パネル130を放射線Xを透過可能に構成することで、センサ基板38への放射線Xの照射に関わりなく、センサ基板38を冷却することが可能となる。
図8は、第1実施形態に係る画像撮影システム20Aを、乳癌検診等に利用されるマンモグラフィ装置170に適用した場合の斜視説明図である。
マンモグラフィ装置170は、立設状態に設置される基台172と、基台172の略中央部に配設された旋回軸174に固定されるアーム部材176と、被写体22の撮影部位である乳房179(図9参照)に対して放射線Xを照射する図示しない放射線源を収納し且つアーム部材176の一端部に固定される放射線源収納部180と、該放射線源収納部180に対向配置され且つアーム部材176の他端部に固定される撮影台182と、撮影台182に対して乳房179を押圧して保持する圧迫板184とを備える。
放射線源収納部180及び撮影台182が固定されたアーム部材176は、旋回軸174を中心として矢印A方向に旋回することで、被写体22の乳房179に対する撮影方向が調整可能に構成される。圧迫板184は、アーム部材176に連結された状態で放射線源収納部180及び撮影台182間に配設されており、矢印B方向に変位可能に構成される。
また、基台172には、マンモグラフィ装置170によって検出された被写体22の撮影部位、撮影方向等の撮影情報、被写体22のID情報等を表示すると共に、必要に応じてこれらの情報を設定可能な表示操作部186が配設される。従って、表示操作部186は、前述したコンソール30及び表示装置34(図1参照)の一部機能を有する。
図9は、マンモグラフィ装置170における撮影台182の内部構成を示す要部説明図であり、撮影台182及び圧迫板184間に被写体22の撮影部位である乳房(マンモ)179を配置した状態を示す。
撮影台182の内部には、放射線源収納部180に内蔵された前記放射線源から出力された放射線Xに基づいて撮影された放射線画像情報を蓄積し、電気信号(画像信号)として出力する放射線固体検出器26が収納されている。なお、図9では、センサ基板38の背面側に冷却パネル130を配置した場合を図示している。
図10は、温度コントローラ133(図1参照)が、領域指定手段134から入力される前記記録領域に基づいて、直流電源144から直流電流を供給する冷却部142j〜142lを選択する様子を図示した平面図である。この場合、領域指定手段134は、制御装置28からの撮影条件に基づいて、乳房179の放射線画像が記録される各画素50(図3参照)を指定し、指定した各画素50を記録領域として、温度コントローラ133及びタイミング制御回路48に出力する。温度コントローラ133は、入力された前記記録領域に基づいて、平面視で、乳房179の放射線画像情報を記録する各画素50に対向した冷却部142jを選択し、選択した冷却部142jのペルチェ素子156(図5A〜図6参照)に対して、直流電源144から直流電流を供給する。
なお、図8〜図10のマンモグラフィ装置170では、センサ基板38の背面側に冷却パネル130を配置した場合について説明したが、センサ基板38の照射面側に冷却パネル130を配置した場合であってもよい。また、図10では、温度コントローラ133が冷却部142jを選択した場合について説明したが、被写体22の撮影条件に応じて、冷却部142j、142kを選択することや、冷却部142j〜142lを選択することも可能である。
上記のマンモグラフィ装置170においても、センサ基板38の表面に冷却パネル130が配置された放射線固体検出器26を撮影台182の内部に収納することにより、上述した第1実施形態の効果が得られる。
図11は、図3に示すTFT52を用いた放射線固体検出器26に代えて、放射線画像情報を静電潜像として蓄積し、読取光Lを照射することで静電潜像が電荷情報として読み出されるセンサ基板200を用いた放射線固体検出器190の構成を示す。
センサ基板200は、放射線Xが照射される側(照射面側)から順に、放射線Xに対して透過性を有する第1電極層204と、放射線Xが照射されることで導電性を呈する記録用光導電層206と、潜像電荷に対しては略絶縁体として作用する一方、潜像電荷と逆極性の輸送電荷に対して略導電体として作用する電荷輸送層208と、読取光源部210から読取光Lが照射されることで導電性を呈する読取用光導電層212と、読取光Lに対して透過性を有する第2電極層214とが配設されて構成される。
記録用光導電層206と電荷輸送層208との界面には、記録用光導電層206で発生した電荷を潜像電荷として蓄積する蓄電部216が形成される。第2電極層214は、読取光源部210が延在する方向と直交する方向(矢印C方向)に延在する多数の線状電極218を有する。第1電極層204及び第2電極層214を構成する線状電極218には、蓄電部216に蓄積された潜像電荷に係る電荷情報を読み出す信号読出回路220が接続される。
信号読出回路220は、センサ基板200の第1電極層204及び第2電極層214間に所定の電圧を印加する電源222及びスイッチ224と、第2電極層214の各線状電極218に接続され、潜像電荷としての放射線画像情報を電流として検出する電流検出アンプ226と、抵抗器230と、各電流検出アンプ226からの出力を順次切り替えるマルチプレクサ234と、マルチプレクサ234から出力される画像信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器236とを備える。なお、電流検出アンプ226は、オペアンプ238、積分コンデンサ240及びスイッチ242から構成される。
なお、図11では、センサ基板200の照射面側に冷却パネル130を配置した場合について図示しているが、背面側に冷却パネル130を配置してもよい。
以上のように構成されるセンサ基板200は、スイッチ224を電源222側に接続させ、第1電極層204及び第2電極層214間に所定の電圧を印加させた状態で放射線Xを被写体22(図1参照)に照射する。被写体22を透過した放射線Xは、第1電極層204を介して記録用光導電層206に照射される。このとき、記録用光導電層206は、導電性を呈して電荷対が生成される。生成された電荷対のうち、正電荷は、電源222から第1電極層204に供給される負電荷と結合して消滅する。一方、記録用光導電層206で生成された負電荷は、電荷輸送層208に向かって移動する。電荷輸送層208は、負電荷に対して略絶縁体として作用するため、記録用光導電層206と電荷輸送層208との界面である蓄電部216に静電潜像として負電荷が蓄積される。
センサ基板200に静電潜像が記録された後、信号読出回路220により放射線画像情報の読み出しを行う。この場合、スイッチ224を介して、電流検出アンプ226を構成するオペアンプ238の非反転端子とセンサ基板200の第1電極層204とを接続する。
読取光源部210を副走査方向(矢印C方向)に移動させながら読取光Lを読取用光導電層212に照射させると共に、電流検出アンプ226のスイッチ242を副走査方向の所定の画素ピッチに従ってオンオフ制御させることにより、静電潜像に係る電荷情報である放射線画像情報の読み出しを行う。
読取光Lが第2電極層214を介して読取用光導電層212に照射されると、読取用光導電層212が導電性を呈して電荷対が生成される。生成された電荷対のうち、正電荷は、該正電荷に対して略導電体として作用する電荷輸送層208を介して蓄電部216に到達し、蓄電部216に蓄積されている静電潜像を構成する負電荷と結合して消滅する。一方、読取用光導電層212の負電荷は、第2電極層214を構成する線状電極218の正電荷と再結合して消滅する。このとき、電荷の消滅に伴って線状電極218に電流が発生し、この電流が放射線画像情報に係る電荷情報として信号読出回路220によって読み出される。
各線状電極218で発生した電流は、電流検出アンプ226によって積分され、電圧信号としてマルチプレクサ234に供給される。マルチプレクサ234は、電流検出アンプ226を線状電極218の配列方向である主走査方向に順次切り替え、電圧信号をA/D変換器236に供給する。A/D変換器236は、供給されたアナログの電圧信号である画像信号をデジタル信号に変換し、放射線画像情報として画像処理装置32に出力する。なお、副走査方向に対する1画素分の放射線画像情報が読み出された時点で電流検出アンプ226のスイッチ242がオンとされ、積分コンデンサ240に蓄積されていた電荷が放電される。読取光源部210を矢印C方向に移動させながら、以上の動作を繰り返すことにより、センサ基板200に蓄積記録された放射線画像情報が二次元的に読み出されることになる。
上記の放射線固体検出器190を備える画像撮影システム20Aにおいても、センサ基板38の表面に冷却パネル130が配置されているので、上述した第1実施形態の効果が得られる。
なお、第1実施形態に係る画像撮影システム20Aは、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の構成に自由に変更できることは勿論である。
例えば、照射された放射線Xを直接電荷情報に変換する放射線固体検出器26、190に代えて、シンチレータによって放射線Xを一旦可視光に変換し、その可視光を電荷情報に変換する構成からなる放射線検出器を利用することもできる。
また、各画素50への放射線画像情報の記録時や、放射線画像情報の読み出し時に、ファン140の駆動や、ペルチェ素子156に供給される直流電流が前記放射線画像情報に対するノイズとして重畳して、該放射線画像情報の画質を低下させることが懸念される。このような問題に対しては、前記記録時及び/又は前記読み出し時には、温調制御手段135の動作を停止させてセンサ基板38の冷却を停止し、一方で、前記記録時及び/又は読み出し時以外の時間帯には、温調制御手段135を動作させて、センサ基板38の冷却を行うようにしてもよい。
次に、第2実施形態に係る画像撮影システム20Bについて、図1及び図12A〜図12Cを参照しながら説明する。なお、画像撮影システム20Bにおいて、第1実施形態に係る画像撮影システム20A(図1〜図11参照)と同様の構成要素については、同一の参照符号を用いると共にその詳細な説明を省略し、以下同様とする。
第2実施形態に係る画像撮影システム20Bは、平面視で、冷却パネル130がセンサ基板38よりも小面積の冷却部160で構成されている点で、第1実施形態に係る画像撮影システム20Aとは異なる。
すなわち、図12A〜図12Cに示すように、冷却部160は、平面視で、被写体22の撮影部位及びその記録領域を覆う程度の面積を有する。
図12Aは、被写体22の腕162を撮影する場合における冷却部160の配置を図示しており、この配置は、図7Aにおける選択された冷却部142b、142eに対応している。
図12Bは、被写体22の胸部166を撮影する場合における冷却部160の配置を図示しており、この配置は、図7Bにおける選択された冷却部142eに対応している。この場合、胸部166(の記録領域)がセンサ基板38の略中央部に位置しているので、前記記録領域に応じて冷却部160もセンサ基板38の略中央部に配置されている。
図12Cは、被写体22の乳房179を撮影する場合における冷却部160の配置を図示しており、この配置は、図10における選択された冷却部142jに対応している。
従って、温度コントローラ133(図1参照)は、前記記録領域を冷却する際に、直流電源144から冷却部160のペルチェ素子156に直流電流を供給することになる。
このように、第2実施形態に係る画像撮影システム20Bでは、冷却パネル130は、前記記録領域に対応する所定面積を有し且つセンサ基板38の表面に配置される冷却部160から構成されているので、前記記録領域を確実且つ効率的に冷却することが可能となる。
また、図12Bのような胸部166の放射線画像の撮影において、平面視で、センサ基板38の照射面又は背面の略中央部が前記記録領域として指定されている場合に、冷却部160は、前記記録領域に対向してセンサ基板38の前記中央部に配置される。これにより、前記記録領域に対する冷却をより確実に行うことができる。
なお、図12A〜図12Cにおいても、センサ基板38のうち、冷却部160と対向していない領域では、センサ基板38自体の熱伝導によって自発的に外部に放熱を行うことになる。
次に、第3実施形態に係る画像撮影システム20Cについて、図13〜図16Dを参照しながら説明する。
第3実施形態に係る画像撮影システム20Cは、ペルチェ素子156に代えて、カーボンシート250及び放熱部材252により冷却パネル130を構成する点で、第1及び第2実施形態に係る画像撮影システム20A、20B(図1〜図12C参照)とは異なる。
すなわち、図14A及び図14Bで模式的に示すように、センサ基板38の照射面又は背面に熱伝導性のカーボンシート250が配置され、このカーボンシート250の側面(端部)にブロック形状の放熱部材252が連結されている。
この場合、カーボンシート250は、センサ基板38からはみ出るように、該センサ基板38に配置されている。一方、放熱部材252は、センサ基板38の側面から離間した状態で、センサ基板38からはみ出たカーボンシート250の端部に連結されている。そのため、センサ基板38の熱は、カーボンシート250を介して放熱部材252に伝達され、この放熱部材252から外部に放熱される。なお、カーボンシート250は、センサ基板38の熱が効率よく放熱部材252へと伝達できるように、センサ基板38及びカーボンシート250の表面に沿った面方向、より詳細には、放熱部材252に向かう方向に熱伝導特性が指向する材料から形成されている。
また、図14Bのように、冷却パネル130をセンサ基板38の照射面側に配置する場合に、該冷却パネル130を構成するカーボンシート250は、放射線Xを透過可能な材料から構成されている。
前述したように、この画像撮影システム20Cにおいて、センサ基板38の熱は、冷却パネル130を構成するカーボンシート250及び放熱部材252を介して外部に放熱されるので、温調制御手段135を構成する温度コントローラ133、温度センサ138及びファン140は、冷却パネル130を駆動するための冷却パネル駆動手段としては機能しない。
すなわち、領域指定手段134は、制御装置28からの撮影条件に基づく記録領域をタイミング制御回路48にのみ出力する。温度コントローラ133は、温度センサ138からのセンサ基板38の温度がセンサ基板38の上限温度を上回ったことを判定した際に、ファン140のみを駆動させる。ファン140は、放熱部材252からの放熱が促進されるように、該放熱部材252に対する送風を行って、放熱部材252を冷却させる。
図15A〜図15Dは、センサ基板38の照射面又は背面の略全面に冷却パネル130を配置した場合の平面図である。
図15Aは、センサ基板38上に配置された3枚のカーボンシート片254a〜254cによりカーボンシート250が構成され、各カーボンシート片254a〜254cにおけるセンサ基板38から離間した端部に放熱部材252としての放熱ブロック片256a〜256cがそれぞれ配置されていることを図示している。従って、センサ基板38において、各カーボンシート片254a〜254cに対向する領域の熱は、各カーボンシート片254a〜254cを介して放熱ブロック片256a〜256cより外部に放熱される。なお、図15Aは、被写体22の腕162の放射線画像を撮影する場合を図示しており、撮影部位である腕162及びその記録領域に対向するカーボンシート片254bによって前記記録領域の熱が放熱ブロック片256bを介して外部に放熱される。
図15Bは、センサ基板38上に配置された略+字状のカーボンシート片254dと、センサ基板38上に配置され且つカーボンシート片254dの周囲に配置された4枚のカーボンシート片254e〜254hによりカーボンシート250が構成され、各カーボンシート片254d〜254hにおけるセンサ基板38から離間した端部に放熱ブロック片256d〜256hがそれぞれ配置されていることを図示している。従って、センサ基板38において、各カーボンシート片254d〜254hに対向する領域の熱は、各カーボンシート片254d〜254hを介して放熱ブロック片256d〜256hより外部に放熱される。なお、図15Bは、被写体22の胸部166の放射線画像を撮影する場合を図示しており、撮影部位である胸部166及びその記録領域に対向するカーボンシート片254dによって前記記録領域の熱が放熱ブロック片256dを介して外部に放熱される。
図15Cは、センサ基板38上に配置された3枚のカーボンシート片254i〜254kによりカーボンシート250が構成され、各カーボンシート片254i〜254kにおけるセンサ基板38から離間した端部に放熱ブロック片256i〜256kがそれぞれ配置されていることを図示している。従って、センサ基板38において、各カーボンシート片254i〜254kに対向する領域の熱は、各カーボンシート片254i〜254kを介して放熱ブロック片256i〜256kより外部に放熱される。なお、図15Cは、被写体22の乳房179の放射線画像を撮影する場合を図示しており、撮影部位である乳房179及びその記録領域に対向するカーボンシート片254iによって前記記録領域の熱が放熱ブロック片256iを介して外部に放熱される。
図15Dは、センサ基板38上に配置された4枚のカーボンシート片254l〜254oによりカーボンシート250が構成され、各カーボンシート片254l〜254oにおけるセンサ基板38から離間した端部に放熱ブロック片256l〜256oがそれぞれ配置されていることを図示している。従って、センサ基板38において、各カーボンシート片254l〜254oに対向する領域の熱は、各カーボンシート片254l〜254oを介して放熱ブロック片256l〜256oより外部に放熱される。なお、図15Dは、被写体22の乳房179の放射線画像を撮影する場合を図示しており、撮影部位である乳房179及びその記録領域に対向するカーボンシート片254lによって前記記録領域の熱が放熱ブロック片256lを介して外部に放熱される。
図16A〜図16Dは、センサ基板38よりも小面積のカーボンシート250を照射面又は背面に配置した場合の平面図である。
すなわち、図16A〜図16Dに示すように、カーボンシート250は、平面視で、被写体22の撮影部位及びその記録領域を覆う程度の面積を有する。
図16Aは、被写体22の腕162を撮影する場合におけるカーボンシート250の配置を図示しており、この配置は、図7Aにおける選択された冷却部142b、142eや、図15Aにおけるカーボンシート片254bに対応している。
図16Bは、被写体22の胸部166を撮影する場合におけるカーボンシート250の配置を図示しており、この配置は、図7Bにおける選択された冷却部142eや、図15Bにおけるカーボンシート片254dに対応している。この場合、胸部166(の記録領域)がセンサ基板38の略中央部に位置しているので、前記記録領域に応じてカーボンシート250もセンサ基板38の略中央部に配置されている。
図16Cは、被写体22の乳房179を撮影する場合におけるカーボンシート250の配置を図示しており、この配置は、図10における選択された冷却部142jや、図15Cにおけるカーボンシート片254iに対応している。
図16Dも、被写体22の乳房179を撮影する場合におけるカーボンシート250の配置を図示しており、この配置は、図15Dにおけるカーボンシート片254lに対応している。
このように、第3実施形態に係る画像撮影システム20Cでは、冷却パネル130は、センサ基板38の照射面又は背面に配置された熱伝導性のカーボンシート250と、カーボンシート250の端部に連結され且つ記録領域からカーボンシート250を介して伝達された熱を外部に放出する放熱部材252とから構成される。これにより、冷却パネル130がペルチェ素子156を有しない構成であっても、前記記録領域の熱を確実に放熱部材252から外部に放熱することができる。また、冷却パネル130がカーボンシート250と放熱部材252との簡単な構成であり、且つ、冷却パネル駆動手段132から何らエネルギー供給を受けることなく前記記録領域の熱を放熱するので、放射線固体検出器26の省エネルギー化を確実に実現することができる。
さらに、温調制御手段135の温度センサ138は、前記記録領域中のアモルファスセレンの温度に応じたセンサ基板38の温度を検出し、温度コントローラ133は、検出されたセンサ基板38の温度が前記アモルファスセレンの温度範囲の上限値に応じたセンサ基板38の所定の上限温度を上回るか否かを判定し、上回ると判定した際に、センサ基板38の温度(の示す前記アモルファスセレンの温度)が前記上限温度(の示す前記温度範囲の上限値)まで低下するように、ファン140を駆動する。ファン140は、センサ基板38からカーボンシート250を介して放熱部材252に伝達された熱の冷却パネル130外への放熱が促進されるように、放熱部材252に対する送風を行う。これにより、センサ基板38を効率よく冷却することができる。
さらにまた、冷却パネル130は、センサ基板38の照射面又は背面に配置されたカーボンシート250を構成する複数のカーボンシート片254a〜254oと、各カーボンシート片254a〜254oにおけるセンサ基板38から離間した端部にそれぞれ連結された放熱部材252の放熱ブロック片256a〜256oとから構成され、前記記録領域に対向するカーボンシート片254a〜254oと該カーボンシート片254a〜254oに連結された放熱ブロック片256a〜256oとが当該記録領域を冷却する。これにより、センサ基板38を確実に冷却することが可能となる。
さらにまた、前記記録領域に対応する所定面積を有し且つセンサ基板38の表面に配置されるカーボンシート250と、このカーボンシート250の端部に連結された放熱部材252とにより冷却パネル130を構成することで、前記記録領域を確実且つ効率よく冷却することが可能となる。
また、図16Bのような胸部166の放射線画像の撮影において、平面視で、センサ基板38の照射面又は背面の略中央部が前記記録領域として指定されている場合に、カーボンシート250は、前記記録領域に対向してセンサ基板38の前記中央部に配置されるので、前記記録領域に対する冷却をより確実に行うことができる。
そして、図16A〜図16Dにおいても、センサ基板38のうち、カーボンシート250と対向していない領域では、センサ基板38自体の熱伝導によって自発的に外部に放熱を行うことになる。
上記の説明では、冷却ユニットとしてのファン140により放熱部材252(放熱ブロック片256a〜256o)を冷却しているが、この構成に代えて、例えば、ヒートパイプ、熱伝導性ゲル又は水冷により該放熱部材252を冷却してもよい。
なお、本発明に係る画像検出器及び画像撮影システムは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
第1及び第2実施形態に係る画像撮影システムの構成ブロック図である。 図2Aは、図1の放射線固体検出器において、センサ基板の背面側に冷却パネルを配置した概略構成図であり、図2Bは、前記放射線固体検出器において、センサ基板の照射面側に冷却パネルを配置した概略構成図である。 図1に示す放射線固体検出器の回路構成ブロック図である。 図3に示す信号読出回路の詳細ブロック図である。 図5Aは、図2Aのセンサ基板及び冷却パネルの模式断面図であり、図5Bは、図2Bのセンサ基板及び冷却パネルの模式断面図である。 図2A及び図2Bの各冷却部におけるペルチェ素子の配置を示す平面図である。 図7Aは、被写体の腕を撮影する場合における冷却部の選択を示す平面図であり、図7Bは、被写体の胸部を撮影する場合における冷却部の選択を示す平面図である。 図1の画像撮影システムをマンモグラフィ装置に適用した場合の斜視図である。 図8の撮影台の内部構成を示す要部説明図である。 被写体の乳房を撮影する場合における冷却部の選択を示す平面図である。 放射線固体検出器の他の構成を示す概略構成図である。 図12Aは、被写体の腕を撮影する場合における冷却部の配置を示す平面図であり、図12Bは、被写体の胸部を撮影する場合における冷却部の配置を示す平面図であり、図12Cは、被写体の乳房を撮影する場合における冷却部の配置を示す平面図である。 第3実施形態に係る画像撮影システムの構成ブロック図である。 図14A及び図14Bは、図13のセンサ基板及び冷却パネルの模式断面図である。 図15Aは、被写体の腕を撮影する場合における冷却パネルの配置を示す平面図であり、図15Bは、被写体の胸部を撮影する場合における冷却パネルの配置を示す平面図であり、図15C及び図15Dは、被写体の乳房を撮影する場合における冷却パネルの配置を示す平面図である。 図16Aは、被写体の腕を撮影する場合における冷却パネルの配置を示す平面図であり、図16Bは、被写体の胸部を撮影する場合における冷却パネルの配置を示す平面図であり、図16C及び図16Dは、被写体の乳房を撮影する場合における冷却パネルの配置を示す平面図である。
符号の説明
20A〜20C…画像撮影システム
22…被写体
24…放射線発生装置
26、190…放射線固体検出器
38、200…センサ基板
42…読出用IC
44…ゲート線駆動回路
46、220…信号読出回路
48…タイミング制御回路
50…画素
51…光電変換層
130…冷却パネル
132…冷却パネル駆動手段
133…温度コントローラ
134…領域指定手段
135…温調制御手段
138…温度センサ
140…ファン
142a〜142l、160…冷却部
144…直流電源
146…吸熱側基板
148…吸熱側電極
150…発熱側電極
152…P型半導体素子
154…N型半導体素子
156…ペルチェ素子
158…発熱側基板
162…腕
166…胸部
170…マンモグラフィ装置
179…乳房
182…撮影台
250…カーボンシート
252…放熱部材
254a〜254o…カーボンシート片
256a〜256o…放熱ブロック片

Claims (12)

  1. 被写体を透過した放射線を放射線画像として記録し、記録した前記放射線画像を放射線画像情報として出力する画像検出部と、
    前記画像検出部の表面に配置され且つ前記画像検出部における前記放射線画像の記録領域を冷却する冷却パネルと、
    前記画像検出部の所定領域を前記記録領域として指定する領域指定手段と、
    前記記録領域が冷却されるように前記冷却パネルを駆動する冷却パネル駆動手段と、
    を有し、
    前記領域指定手段は、前記被写体の撮影条件に基づいて前記所定領域を前記記録領域として指定する
    ことを特徴とする画像検出器。
  2. 請求項記載の画像検出器において、
    前記冷却パネルは、前記画像検出部の表面に配置された複数の冷却部から構成され、
    前記冷却パネル駆動手段は、前記各冷却部のうち前記記録領域に対向する冷却部を駆動することを特徴とする画像検出器。
  3. 請求項又は記載の画像検出器において、
    前記冷却パネル駆動手段は、前記画像検出部の温度を検出する温度センサと、前記温度が所定温度まで冷却されるように前記冷却パネルを駆動する温度コントローラとから構成されることを特徴とする画像検出器。
  4. 請求項のいずれか1項に記載の画像検出器において、
    前記冷却パネルは、前記画像検出部の表面にマトリックス状に配列した複数のペルチェ素子から構成され、
    前記冷却パネル駆動手段は、前記各ペルチェ素子に電流を流すことで前記記録領域を冷却させることを特徴とする画像検出器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像検出器において、
    前記冷却パネルは、前記記録領域に対応する所定面積を有し且つ前記画像検出部の表面に配置される冷却部から構成されることを特徴とする画像検出器。
  6. 請求項5記載の画像検出器において、
    前記所定面積は、平面視で、前記画像検出部の面積よりも小さいことを特徴とする画像検出器。
  7. 請求項5又は6に記載の画像検出器において、
    前記画像検出部の表面のうち、平面視で、一面の略中央部が前記記録領域として指定されている場合に、前記冷却部は、前記中央部に配置されることを特徴とする画像検出器。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像検出器において
    記冷却パネルは、前記放射線の照射面としての前記画像検出部の一面又はその背面に配置され、
    前記照射面に前記冷却パネルが配置される場合に、当該冷却パネルは、前記放射線を透過可能に構成されることを特徴とする画像検出器。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像検出器において、
    前記画像検出器は、前記被写体を透過した前記放射線を電荷情報として蓄積し、蓄積された前記電荷情報を前記放射線画像情報として読み出される放射線固体検出器であることを特徴とする画像検出器。
  10. 請求項記載の画像検出器において、
    前記放射線固体検出器は、蓄積された前記電荷情報が読取光を照射されることで前記放射線画像情報として読み出される光読出方式の検出器であることを特徴とする画像検出器。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像検出器と、前記画像検出器を制御する制御装置とを有する画像撮影システム。
  12. 請求項11記載の画像撮影システムにおいて、
    放射線を発生させて被写体に照射する放射線発生装置をさらに有し、
    前記画像検出器は、前記被写体を透過した前記放射線を放射線画像として記録し、記録した前記放射線画像を放射線画像情報として外部に出力し、
    前記制御装置は、前記放射線発生装置及び前記画像検出器を制御することを特徴とする画像撮影システム。
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