JP4733092B2 - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線画像情報検出器を用いて被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置に関する。
例えば、医療分野においては、放射線源から放射線を被写体(患者)に照射し、被写体を透過した放射線を放射線画像情報検出器で検出し、放射線画像情報を取得する放射線画像撮影装置が広汎に使用されている。
このような放射線画像情報検出器を備える放射線画像撮影装置では、前記放射線画像情報検出器から出力された画像信号(放射線画像情報)は、外部に読み出されて増幅器で増幅された後、画像処理装置に送られて信号処理が施されている。その際、放射線画像情報検出器から出力される前記画像信号は、微少な電荷であるため、放射線画像情報検出器や増幅器等のわずかな温度変化に影響され易い。
そこで、特に増幅器の温度変化に対して安定した画像信号の取得を図るため、例えば、特許文献1に開示された放射線画像撮影装置が知られている。この放射線画像撮影装置は、図9に示すように、光電変換素子とTFTとを内包する変換手段である画素が複数形成されたガラスを材質とするセンサ基板100を備えており、このセンサ基板100には、蛍光体102が積層されている。
センサ基板100に接続される信号線として機能するフレキシブル基板103には、増幅手段である検出用集積回路110が実装されるとともに、前記フレキシブル基板103が信号処理回路基板104に接続されている。ICには、このIC自体が発する熱量を放熱する冷却フィン105が熱伝達部材106を介装して配設されている。冷却フィン105は、フレキシブル基板103のICを実装した面とは逆の面に弾性体107及び固定板108を配設した状態で、スリーブ109によって保持されている。
特開2002−22841号公報
ところが、上記特許文献1に記載の装置では、良好な放熱効果を得るためには、冷却フィン105を相当に大型化する必要があり、このような大型の冷却フィン105を収容するためには、装置自体が大型化するという問題がある。
特に、放射線の照射により被写体の乳房の放射線画像を撮影するX線乳房撮影装置(マンモグラフィ装置)等では、その装置構成上、放射線画像情報検出器が収容される撮影台部分を大型化することが難しく、上記特許文献1に記載の放熱技術を適用することは困難である。
本発明は、上記従来の課題を考慮してなされたものであり、稼動時に発熱する電子部品の良好な放熱を図ることができ、しかも装置の小型化を図ることができる放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
本発明に係る放射線画像撮影装置は、被写体の放射線画像情報を検出する放射線画像情報検出器と、前記放射線画像情報検出器を収容する筐体と、前記放射線画像情報検出器から前記放射線画像情報を読み出す読出回路と、前記読出回路を固定すると共に、前記読出回路から発せられる熱を前記筐体へと放熱可能に設けられた放熱手段とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、前記放熱部材を設けたことにより、読出回路を確実に固定し、読出回路及び該読出回路と放射線画像情報検出器の検出部とを接続する信号線を装置自体の振動等から有効に保護することができる。さらに、放熱部材によって、稼動時における読出回路から発せられる熱を筐体へと良好に放熱させることができる。すなわち、放射線画像情報検出器を収容する筐体を読出回路の放熱部として利用することができる。従って、筐体内に、読出回路を固定する固定部材や冷却フィン等を別途設ける必要がなく、装置構成の簡素化及び小型化を図ることが可能となる。
この場合、前記放熱手段は、第1放熱部材及び第2放熱部材を有し、前記第1放熱部材が前記筐体に固定される一方、前記第2放熱部材が前記第1放熱部材に固定され、前記第1放熱部材及び前記第2放熱部材の間に前記読出回路を狭持するように構成されると、読出回路を一層確実に保持することができ、さらにその放熱性も向上させることが可能となる。
本発明によれば、放射線画像情報検出器から放射線画像情報を読み出す読出回路を固定すると共に、該読出回路で発する熱を筐体へと放熱可能な放熱部材を備えている。これにより、読出回路及び該読出回路と放射線画像情報検出器の検出部とを接続する信号線を装置自体の振動等から有効に保護することができ、さらに、読出回路で発せられた熱を筐体を介して装置外部へと良好に放熱させることができる。従って、筐体内に、読出回路を固定する固定部材や冷却フィン等を別途設ける必要がなく、装置構成の簡素化及び小型化を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る放射線画像撮影装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る放射線画像撮影装置としてのマンモグラフィ装置10の斜視説明図である。なお、本実施形態では、マンモグラフィ装置10を例示して本発明に係る放射線画像撮影装置を説明するが、本発明はこれに限られるものではないことは勿論である。
マンモグラフィ装置10は、立設状態に設置される基台12と、基台12の略中央部に配設された旋回軸14に固定されるアーム部材16と、被写体18の撮影部位である乳房20(図2参照)に対して放射線X(図2参照)を照射する放射線源22を収納し、アーム部材16の一端部に固定される放射線源収納部24と、該放射線源収納部24に対向配置されて、アーム部材16の他端部に固定される撮影台26と、撮影台26に対して乳房20を押圧して保持する圧迫板28とを備える。
放射線源収納部24及び撮影台26が固定されたアーム部材16は、旋回軸14を中心として矢印A方向に旋回することで、被写体18の乳房20に対する撮影方向を調整可能に構成される。圧迫板28は、アーム部材16に連結された状態で放射線源収納部24及び撮影台26間に配設されており、矢印B方向に変位可能に構成される。また、基台12には、マンモグラフィ装置10によって検出された被写体18の撮影部位、撮影方向等の撮影情報、被写体18のID情報等を表示すると共に、必要に応じてこれらの情報を設定可能な表示操作部30が配設される。
図2は、マンモグラフィ装置10における撮影台26の内部構成を示す説明図であり、撮影台26及び圧迫板28間に被写体18の撮影部位である乳房(マンモ)20を配置した状態を示す。
撮影台26の内部に配置された放射線検出装置32は、少なくとも放射線源22に対向した照射面34a(図2中の上面)が放射線Xを透過させる材料によって形成され、他の面が熱伝導率の高い材料によって形成された筐体(装置本体)34を有する。筐体34の内部には、放射線Xが照射される照射面34a側から、被写体18による放射線Xの散乱線を除去するグリッド36と、被写体18を透過した放射線Xを検出する放射線固体検出器(放射線画像情報検出器)38と、該放射線固体検出器38を構成する読出用IC42及び信号線56(図3参照)を固定し且つその放熱を促す放熱部材(放熱手段)40とが順に配設される。なお、筐体34の照射面34aをグリッド36として構成することもできる。
図3は、撮影台26の内部に配置される放射線検出装置32の一部省略斜視説明図である。なお、図3及び図5では簡単のためグリッド36を省略している。
放射線固体検出器38は、いわゆるフラットパネル型放射線検出器(FPD)であって、被写体18を透過した放射線Xに係る放射線画像情報を二次元の電荷情報として蓄積するセンサ基板(検出部)43と、センサ基板43を構成する各画素に接続されるゲート線54を駆動するゲート線駆動回路を構成する複数の駆動用IC41と、駆動状態にあるゲート線54が接続される各画素より信号線56を介して電荷情報を読み出す信号読出回路を構成する複数の集積回路(ASIC)からなる読出用IC(読出回路)42とを備える。なお、図3では、駆動用IC41と読出用IC42とをそれぞれセンサ基板43の対向する側面部に配設しているが、当然、これらの配設位置は適宜変更可能であり、また、駆動用IC41及び読出用IC42をセンサ基板43の一側面に混在して配設することも可能である。
前記読出用IC42は、信号線56から図示しない可変抵抗器を介して供給される電流を検出する図示しないオペアンプ及び積分コンデンサ等を備え、放射線画像情報の検出部であるセンサ基板43からの放射線画像情報を読み出し増幅する読出回路(増幅器)として機能する。従って、このような読出用IC42は、稼動時に相当な発熱を生じることになるため、前記放熱部材40を設けている。当然、駆動用IC41及びゲート線54を固定し且つその放熱を促すため、図3中に破線で示すように、これら駆動用IC41及びゲート線54についても、読出用IC42及び信号線56の場合と同様な放熱部材40を設けることもできる。なお、本実施形態の場合、読出用IC42とセンサ基板43とを接続する信号線56と、駆動用IC41とセンサ基板43とを接続するゲート線54とは、いわゆるフレキシブル基板として構成され、該フレキシブル基板上に読出用IC42や駆動用IC41が配設されている(図5参照)。
図4は、放射線固体検出器38の回路構成ブロック図である。放射線固体検出器38は、前記センサ基板43と、複数の駆動用IC41からなるゲート線駆動回路44と、複数の読出用IC42からなる信号読出回路(読出回路)46と、ゲート線駆動回路44及び信号読出回路46を制御するタイミング制御回路48とを備える。
センサ基板43は、放射線Xを感知して電荷を発生させるアモルファスセレン(a−Se)等の物質からなる光電変換層51を行列状の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)52のアレイの上に配置した構造を有し、発生した電荷を蓄積容量53に蓄積した後、各行毎にTFT52を順次オンにして、電荷を画像信号として読み出す。図4では、光電変換層51及び蓄積容量53からなる1つの画素50と1つのTFT52との接続関係のみを示し、その他の画素50の構成については省略している。各画素50に接続されるTFT52には、行方向と平行に延びるゲート線54と、列方向と平行に延びる信号線56とが接続される。各ゲート線54は、ゲート線駆動回路44に接続され、各信号線56は、信号読出回路46に接続される。
信号読出回路46は、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に基づき、信号線56の1つに接続されている画素50を選択するマルチプレクサ60と、選択された画素50から読み出した放射線画像情報をデジタル信号としての画像信号に変換し、後述する画像処理部61(図7参照)に送信するA/D変換器62とを備える。
ところで、放射線固体検出器38は、一般に高温で機能低下を生じることがあり、例えば、前記のアモルファスセレンでは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。そして、例えば、上記した増幅器として機能する読出用IC42は、その稼動時に相当な発熱を生じるため、所望の高精度の放射線画像を得るためには、当該読出用IC42からの熱を装置外部へと良好に放熱する必要がある。このため、本実施形態に係るマンモグラフィ装置10を構成する放射線検出装置32では、読出用IC42から発せられた熱を筐体34を介して外部へと放熱させる前記放熱部材40を設けている。
次に、主に図5及び図6を参照して、放熱部材40について説明する。図5は、放射線検出装置32の一部を拡大した一部分解斜視説明図であり、図6は、図3中のVI−VI線に沿う一部省略断面図である。
放熱部材40は、読出用IC42及び信号線56の一方の面側(外面側)に配置される第1放熱部材64と、他方の面側(内面側)に配置され、前記第1放熱部材64に密着配置される第2放熱部材66とから構成される。該放熱部材40は、第1放熱部材64及び第2放熱部材66の間に読出用IC42及び信号線56を狭持するように配設される。
放熱部材40、すなわち第1放熱部材64及び第2放熱部材66は、熱伝導率の高い材質(例えば、アルミニウムや銅、鉄、鉛等の金属)で構成されており、図3及び図5に示すように、センサ基板43に沿って複数配列された読出用IC42及び信号線56に沿って延びた長尺矩形状とされている。当然、第1放熱部材64や第2放熱部材66として、より短尺なものを複数枚組み合わせたものであってもよい。
図5及び図6に示すように、第1放熱部材64の外面(第2放熱部材66側とは反対側の面)は筐体34の内側面に密着固定され、該第1放熱部材64に対して第2放熱部材66が固定されている。すなわち、第1放熱部材64と第2放熱部材66とは、例えばボルト68のねじ部が第1放熱部材64の貫通孔70を挿通した状態で第2放熱部材66のねじ孔72に締結されることにより互いに密着され固定される。なお、図5中の参照符号70aは、ボルト68の頭部を隠すための座繰りである。
このように読出用IC42及び信号線56を挟んで第1放熱部材64と第2放熱部材66とを確実に密着させるため、第1放熱部材64の内面(第2放熱部材66側の面)には、読出用IC42及び信号線56を逃げるための凹部74が形成される。該凹部74の深さは、第1放熱部材64及び第2放熱部材66が密着固定された状態で、その底面と第2放熱部材66の外面(第1放熱部材64側の面)とが、発熱する読出用IC42及び信号線56の両面に確実に密着可能な程度に形成される(図6参照)。
この際、第1放熱部材64及び第2放熱部材66と、読出用IC42及び信号線56との間には、高い熱伝導率を有した密着部材76を介在(充填)させる。これにより、第1放熱部材64及び第2放熱部材66と読出用IC42及び信号線56との間の密着性及び放熱性を高めることができる。密着部材76としては、例えば、高い熱伝導率を有する柔軟なペースト状のゲル状部材や、ゲルシート等が挙げられ、電気絶縁性を有することが好ましい。また、このような密着部材76は、読出用IC42及び信号線56が配置されない第1放熱部材64と第2放熱部材66との密着面間や、第1放熱部材64の外面と筐体34との密着面間にも同様に介在させることもできる。
図7は、本実施形態に係るマンモグラフィ装置10の構成を示すブロック説明図である。
図7に示すように、マンモグラフィ装置10は、放射線源収納部24に収納され、曝射スイッチ80の操作によって放射線Xを放出する放射線源22を制御する放射線源制御部82と、被写体18を透過した放射線Xを検出する放射線固体検出器38及び放熱部材40等を筐体34内に収容した放射線検出装置32と、放射線源制御部82及び放射線検出装置32を制御する制御部(制御手段)84とを備える。さらに、マンモグラフィ装置10には、放射線固体検出器38から読み出した被写体18の放射線画像情報に対して所定の画像処理を施す画像処理部61と、処理された放射線画像情報を表示する表示部86とが備えられる。
本実施形態のマンモグラフィ装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作について説明する。
先ず、表示操作部30や図示しないコンソール等を用いて、被写体18に係るID情報、撮影条件等の設定を行う。この場合、ID情報には、被写体18の氏名、年齢、性別等の情報があり、被写体18が所持するIDカードから取得することもできる。なお、マンモグラフィ装置10がネットワークに接続されている場合には、そのネットワーク上の他の装置から取得することも可能である。撮影条件としては、医師によって指示された撮像部位、撮影方向等の情報に加え、撮影部位に応じた放射線Xの照射線量があり、ネットワークに接続された上位の装置から取得し、あるいは、表示操作部30や前記コンソールから放射線技師が入力することが可能である。これらの情報は、マンモグラフィ装置10の表示操作部30に表示して確認することもできる。
続いて、放射線技師は、指定された撮影方法に従ってマンモグラフィ装置10を所定の状態に設定する。例えば、乳房20の撮影方向としては、上部から放射線Xを照射して撮影を行う頭尾方向(CC)撮影、側面から放射線Xを照射して撮影を行う側面方向(ML)撮影、斜め方向から放射線Xを照射して撮影を行う内外側斜位(MLO)撮影があり、これらの撮影方向に応じてアーム部材16を旋回軸14を中心に旋回させる。
次に、マンモグラフィ装置10に対して被写体18の乳房20を位置決めする。すなわち、乳房20を撮影台26に載置した後、圧迫板28を押し下げ、撮影台26及び圧迫板28間に乳房20を保持させる(図2参照)。
以上の準備作業が完了した後、撮影を開始する。
先ず、放射線技師が曝射スイッチ80を操作すると、制御部84は、設定された撮影条件に従って放射線源制御部82を制御し、放射線Xが被写体18の乳房20に照射される。乳房20を透過した放射線Xは、放射線固体検出器38のセンサ基板43を構成する各画素50の光電変換層51によって電気信号に変換され、蓄積容量53に電荷として蓄積される(図4参照)。次いで、各蓄積容量53に蓄積された乳房20の放射線画像情報である電荷情報は、タイミング制御回路48からゲート線駆動回路44及び信号読出回路46に供給されるタイミング制御信号に従って読み出される。
すなわち、ゲート線駆動回路44は、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に従ってゲート線54の1つを選択し、選択されたゲート線54に接続されている各TFT52のベースに駆動信号を供給する。一方、信号読出回路46は、タイミング制御回路48からのタイミング制御信号に従い、マルチプレクサ60により読出用IC42に接続されている信号線56を行方向に順次切り替えながら選択する。選択されたゲート線54及び信号線56に対応する画素50の蓄積容量53に蓄積された放射線画像情報に係る電荷情報は、図示しない可変抵抗器を介してオペアンプに供給されて積分された後、マルチプレクサ60を介してA/D変換器62に供給され、デジタル信号である画像信号として画像処理部61に供給される。行方向に配列された各画素50から画像信号が読み出された後、ゲート線駆動回路44は、列方向の次のゲート線54を選択して駆動信号を供給し、信号読出回路46は、選択されたゲート線54に接続されたTFT52から同様にして画像信号を読み出す。
以上の動作を繰り返すことにより、センサ基板43に蓄積された二次元の放射線画像情報が読み出され、画像処理部61に供給される。このようにして画像処理部61に供給された放射線画像情報は、所定の画像処理が施された後、診断等のために表示部86に表示される。
ところで、このように被写体18の放射線画像撮影が行われるマンモグラフィ装置10では、その稼動時(撮影時)、筐体34内に収容された放射線固体検出器38を構成する電子部品、例えば、信号読出回路46を構成する読出IC42が発熱し、放射線固体検出器38が温度上昇を生じることになる。上記したように、放射線固体検出器38は高温で機能低下を生じることがあり、例えば、前記アモルファスセレンでは、高温になると部分的又は全体的な結晶化等を惹起し、その特性が劣化し、結果的に、高精度な放射線画像の取得が困難となる可能性がある。
そこで、本実施形態に係るマンモグラフィ装置10を構成する放射線検出装置32では、読出用IC42及び信号線56を固定する放熱部材40に、読出用IC42から発せられる熱を装置外部へと放熱する機能を付加し、発熱部品である読出用IC42を良好に冷却可能に構成している。
すなわち、マンモグラフィ装置10によれば、放熱部材40を構成する第1放熱部材64及び第2放熱部材66によって読出用IC42を狭持して確実に固定することにより、信号線56も同時に固定することができ、当該マンモグラフィ装置10の各機構部分等から生じる装置自体の振動等から、読出回路を構成する読出用IC42、信号線56及びこれらの各接続部等を有効に保護することができる。さらに、放熱部材40では、第1放熱部材64が筐体34の内側面に固定されることで、読出用IC42等から発せられる熱を第1放熱部材64及び第2放熱部材66から、第1放熱部材64を介して筐体34へと良好に伝達して、当該筐体34やその外部に設けられた撮影台26を放熱部(放熱フィン)として利用することが可能となる。特に、筐体34等は、通常、十分に大きな表面積を有することから放熱部として良好に機能させることができる。
なお、上記したように、放熱部材40は、読出用IC42以外にも、駆動用IC41を固定可能に設けてもよい(図3中の破線参照)。そうすると、放射線固体検出器38の放熱性を一層向上させることができると共に、装置自体の振動等から当該駆動用IC41及びゲート線54を保護することも可能となる。放熱部材40を、駆動用IC41のみに設けるように構成することも当然可能である。
また、図3及び図6から諒解されるように、放熱部材40は、放射線源22から照射される放射線Xに対して、信号読出回路46(読出用IC42)やゲート線駆動回路44(駆動用IC41)を遮蔽可能に配設されている。このため、一般的な放射線固体検出器のように、センサ基板43の放射線X照射面側の周辺に当該放射線Xから読出用IC42等を保護するための鉛遮蔽板等を設ける必要がなく、装置構成を一層簡素化しながらも、放射線Xの照射による読出用IC42や駆動用IC41の破損を有効に回避することができる。従って、放熱部材40を構成する第1放熱部材64や第2放熱部材66は、高い熱伝導率を有すると共に、所望の放射線遮蔽効果を有する材質で構成することが好ましい。
そこで、放熱部材40に代えて、図8に示すように、第1放熱部材64の上部(照射面34a側)を上方に伸ばして屈曲させ、センサ基板43の側方で筐体34内に露出する信号線56の上部(照射面34a側)を覆うように形成された第1放熱部材64aを有する放熱部材40aを用いることもできる。これにより、放射線Xが、例えば有機物で形成されるゲル状の密着部材76を透過して、読出用IC42や駆動用IC41へと照射されることを有効に防止することができる。なお、第1放熱部材64aの前記信号線56の上部を覆う部分は別体に構成してもよい。
この場合、通常、放射線Xの照射中心はセンサ基板43の中心付近であり、該センサ基板43の周辺に設けられた読出用IC42や駆動用IC41に対しては、当該放射線Xが斜め方向から入射されるため、その透過量は多少小さいものとなる。従って、図3に示される第1放熱部材64を備えた構成であっても、放射線Xの遮蔽効果は十分に期待することができるが、図8に示される第1放熱部材64aを備えた構成とすることにより、より確実に読出用IC42や駆動用IC41を放射線Xの照射から保護することができる。
さらに、マンモグラフィ装置10では、第1放熱部材64(64a)が筐体34に固定されることから、当該第1放熱部材64(64a)及び第2放熱部材66が、筐体34を介して接地(グランド)されることになるため、放熱部材40(40a)が一定電位とされ、ノイズの発生を有効に抑えることができる。当然、放熱部材40(40a)又は筐体34に接地用電線を接続してもよい。また、本実施形態の場合、放熱部材40(40a)が硬い金属材料で形成され、しかも、第1放熱部材64(64a)及び第2放熱部材66が、例えばボルト68を用いて互いに確実に且つ強固に固定されると共に、第1放熱部材64(64a)の外側面は座繰り70aを介して筐体34に確実に且つ強固に密着固定される。このため、良好な熱伝達率を確保することができ、さらに、ノイズ発生を一層確実に抑えることができるという効果が得られる。
以上のように、本実施形態に係るマンモグラフィ装置10によれば、読出用IC42及び信号線56(駆動用IC41及びゲート線54)を固定する固定部材、及び、読出用IC42(駆動用IC41)からの熱を放熱させる放熱部として機能する放熱部材40(40a)を備えている。このため、筐体34内に、読出用IC42及び信号線56や駆動用IC41及びゲート線54を固定する固定部材や、読出用IC42や駆動用IC41の放熱フィン等を別途設ける必要がなく、装置構成の簡素化及び小型化を図ることが可能となる。特に、その装置構成上、放射線検出装置32が配置される撮影台26部分を大型化することが難しい、本実施形態のようなマンモグラフィ装置10では、前記放熱部材40(40a)を用いることによる装置の小型化や電子部品の放熱性に対する効果が一層顕著なものとなる。従って、装置の簡素化及び小型化を図りながらも、放射線固体検出器38の機能低下を防止して高品質な撮影作業が可能となる。さらに、放熱部材40(40a)を用いることにより、読出用IC42等を放射線Xから保護する鉛遮蔽板等を特別に設ける必要がなく、装置構成が一層簡素化される。さらにまた、放熱部材40(40a)を用いることにより、放射線固体検出器38でのノイズの発生を抑えることができるため、一層高品質な放射線画像を得ることが可能となる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、上記では、放熱部材40(40a)は、多分割(2分割)された第1放熱部材64及び第2放熱部材66により読出用IC42及び信号線56(駆動用IC41及びゲート線54)を狭持するものとしたが、このような放熱部材は、例えば単一の部品のみで構成されていてもよい。すなわち、放熱部材として、例えば、コ字状の部材の一面を筐体34に当接させ、中央の凹部内に読出用IC42及び信号線56等を収納する構成や、単に筐体34に固定された部材に読出用IC42及び信号線56等を固定するような構成であってもよい。
また、上記した放射線固体検出器38は、入射した放射線Xの線量を光電変換層51によって直接電気信号に変換するものであるが、これに代えて、入射した放射線Xをシンチレータによって一旦可視光に変換した後、この可視光をアモルファスシリコン(a−Si)等の固体検出素子を用いて電気信号に変換するように構成した放射線検出器を用いてもよい(特許第3494683号公報参照)。
さらに、光変換方式の放射線検出器を利用して放射線画像情報を取得することもできる。この光変換方式の放射線検出器では、マトリクス状に配列された各固体検出素子に放射線が入射すると、その線量に応じた静電潜像が固体検出素子に蓄積記録される。静電潜像を読み取る際には、放射線検出器に読取光を照射し、発生した電流の値を放射線画像情報として取得する。なお、放射線検出器は、消去光を放射線検出器に照射することで、残存する静電潜像である放射線画像情報を消去して再使用することができる(特開2000−105297号公報参照)。
なお、本発明に係る放射線画像撮影装置は、上記実施形態にて例示したマンモグラフィ装置に限らず、例えば、被写体の他の部位(例えば、胸部)の撮影を行う放射線画像撮影装置等にも適用可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る放射線画像撮影装置としてのマンモグラフィ装置の斜視説明図である。 図1に示すマンモグラフィ装置における撮影台の内部構成を示す説明図である。 図1に示す撮影台の内部に配置される放射線検出装置の一部省略斜視説明図である。 図2に示す放射線固体検出器の回路構成ブロック図である。 図2に示す放射線検出装置の一部を拡大した一部分解斜視説明図である。 図3中のVI−VI線に沿う一部省略断面図である。 図1に示すマンモグラフィ装置の構成を示すブロック説明図である。 図6に示す放熱部材の変形例を示す一部省略断面図である。 従来の放射線画像撮影装置の側面説明図である。
符号の説明
10…マンモグラフィ装置 18…被写体
26…撮影台 34…筐体
38…放射線固体検出器 40、40a…放熱部材
42…読出用IC 43…センサ基板
46…信号読出回路 56…信号線
64、64a…第1放熱部材 66…第2放熱部材
76…密着部材 84…制御部

Claims (36)

  1. 放射線源から曝射される放射線によって得られる被写体の放射線画像情報を検出する放射線画像情報検出器と、
    前記放射線画像情報検出器を収容する筐体と、
    放熱手段とを備え、
    前記放射線画像情報検出器は、センサ基板と、前記センサ基板を構成する画素に接続されるゲート線を駆動するための駆動用回路と、前記画素から信号線を介して電荷情報を読み出す読出回路を含み、
    前記放熱手段を構成する放熱部材は前記読出回路に対応して設けられるとともに前記筐体の内面に接して該読出回路が稼動時に発生する熱を該筐体を介して外部に放出するものであって、
    前記放熱手段は第1放熱部材と第2放熱部材とからなり、前記第2放熱部材は前記放射線画像情報検出器を構成するセンサ基板に接し、前記第1放熱部材の放射線照射側を延在させ、該第1放熱部材により前記センサ基板に接続される前記信号線を覆うことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記読出回路は前記第1放熱部材と第2放熱部材の間に介装され、前記第1放熱部材と第2放熱部材とが固定手段によって相互に固定されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  3. 請求項2記載の装置において、
    前記固定手段は、ボルトからなり、前記第1放熱部材と第2放熱部材は前記ボルトを緊締することにより固定されることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材は、前記読出回路を構成する読出用ICの一方の面側に配置され、前記第2放熱部材は、前記読出用ICの他方の面側に配置されることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材と第2放熱部材により前記読出回路に接続される信号線を挟持することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の装置において、
    前記筐体は、前記放射線源に対向した照射面が放射線を透過させる材料によって形成され、該筐体の前記照射面の反対側の面が熱伝導率の高い材料によって形成されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  7. 請求項6記載の装置において、
    前記筐体の放射線の照射面を被写体を透過した放射線の散乱線を除去するグリッドで構成することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の装置において、
    前記筐体の内部に、被写体を透過した放射線の散乱線を除去するグリッドと、前記放射線画像情報検出器と、該放射線画像情報検出器を構成する読出用ICから放熱される熱を放出する第1と第2放熱部材とが配設されることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の装置において、
    前記駆動用回路は、前記センサ基板を構成する画素に接続されるゲート線を駆動するための駆動用ICからなり、前記読出回路は前記画素から信号線を介して電荷情報を読み出すための読出用ICからなり、前記読出用ICに前記放熱部材を設けることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  10. 請求項9記載の装置において、
    前記駆動用ICとゲート線に放熱部材を設けることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の装置において、
    前記第2放熱部材は、前記センサ基板に配列される読出用ICと信号線に沿って延在する長尺状であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  12. 請求項5乃至11のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材の一面には前記読出回路を構成する読出用ICと前記読出用ICに接続される信号線を逃げるための凹部が形成されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  13. 請求項12記載の装置において、
    前記凹部の深さは、前記第1放熱部材と第2放熱部材とが固定された状態でその底面と前記第2放熱部材の外面とが前記読出用ICと信号線の両面に密着可能であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  14. 請求項5乃至11のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材と、第2放熱部材と、読出用ICと信号線との間に密着部材を介在させることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  15. 請求項14記載の装置において、
    前記密着部材は、電気絶縁性部材であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれかに記載の装置において、
    前記放熱部材は前記読出回路を放射線に対して遮蔽する位置に配設されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材は凹部を有し、前記凹部の内部に放射線画像情報検出器を構成する読出用IC及び前記読出用ICに接続される信号線を収容することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  18. 放射線源から曝射される放射線によって得られる被写体の放射線画像情報を検出する放射線画像情報検出器と、
    前記放射線画像情報検出器を収容する筐体と、
    放熱手段とを備え、
    前記放射線画像情報検出器は、センサ基板と、前記センサ基板を構成する画素に接続されるゲート線を駆動するための駆動用回路と、前記画素から信号線を介して電荷情報を読み出す読出回路を含み、
    前記放熱手段は第1放熱部材と第2放熱部材とからなり、前記第2放熱部材は前記放射線画像情報検出器を構成するセンサ基板に接し、前記第1放熱部材と第2放熱部材との間に前記読出回路が設けられ、前記第1放熱部材の屈曲部位と前記第2放熱部材との間に前記読出回路に接続される信号線が配設され、前記第1放熱部材は前記筐体の内面に接して該読出回路が稼動時に発生する熱を該筐体を介して外部に放出することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  19. 請求項18記載の装置において、
    前記第1放熱部材と第2放熱部材とにより前記読出用ICを挟持し且つ前記センサ基板に接続される前記信号線を覆うことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  20. 請求項18または請求項19記載の装置において、
    前記第1放熱部材の屈曲部位は前記センサ基板側に指向して延在していることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  21. 請求項18乃至20のいずれかに記載の装置において、
    前記読出回路と該読出回路に接続される信号線の一部は前記第1放熱部材と第2放熱部材の間に介装され、前記第1放熱部材と第2放熱部材とが固定手段によって相互に固定されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  22. 請求項21記載の装置において、
    前記固定手段は、ボルトからなり、前記第1放熱部材と第2放熱部材は前記ボルトを緊締することにより固定されることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  23. 請求項18乃至22のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材は、前記読出回路を構成する読出用ICの一方の面側に配置され、前記第2放熱部材は、前記読出用ICの他方の面側に配置されることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  24. 請求項18乃至23のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材と第2放熱部材により前記読出回路に接続される信号線を挟持することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  25. 請求項18乃至24のいずれかに記載の装置において、
    前記筐体は、前記放射線源に対向した照射面が放射線を透過させる材料によって形成され、該筐体の前記照射面の反対側の面が熱伝導率の高い材料によって形成されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  26. 請求項25記載の装置において、
    前記筐体の放射線の照射面を被写体を透過した放射線の散乱線を除去するグリッドで構成することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  27. 請求項18乃至26のいずれかに記載の装置において、
    前記筐体の内部に、被写体を透過した放射線の散乱線を除去するグリッドと、前記放射線画像情報検出器と、該放射線画像情報検出器を構成する読出用ICから放熱される熱を放出する第1と第2放熱部材とが配設されることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  28. 請求項18乃至27のいずれかに記載の装置において、
    前記駆動用回路は、前記センサ基板を構成する画素に接続されるゲート線を駆動するための駆動用ICからなり、前記読出回路は前記画素から信号線を介して電荷情報を読み出すための読出用ICからなり、前記読出用ICに前記放熱部材を設けることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  29. 請求項28記載の装置において、
    前記駆動用ICとゲート線に放熱部材を設けることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  30. 請求項18乃至29のいずれかに記載の装置において、
    前記第2放熱部材は、前記センサ基板に配列される読出用ICと信号線に沿って延在する長尺状であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  31. 請求項24乃至30のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材の一面には前記読出回路を構成する読出用ICと前記読出用ICに接続される信号線を逃げるための凹部が形成されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  32. 請求項31記載の装置において、
    前記凹部の深さは、前記第1放熱部材と第2放熱部材とが固定された状態でその底面と前記第2放熱部材の外面とが前記読出用ICと信号線の両面に密着可能であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  33. 請求項24乃至30のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材と、第2放熱部材と、読出用ICと信号線との間に密着部材を介在させることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  34. 請求項33記載の装置において、
    前記密着部材は、電気絶縁性部材であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  35. 請求項18乃至34のいずれかに記載の装置において、
    前記放熱部材は前記読出回路を放射線に対して遮蔽する位置に配設されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  36. 請求項18乃至35のいずれかに記載の装置において、
    前記第1放熱部材は凹部を有し、前記凹部の内部に放射線画像情報検出器を構成する読出用IC及び前記読出用ICに接続される信号線を収容することを特徴とする放射線画像撮影装置。
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