JP5069017B2 - 売買注文管理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置及びプログラムに関する。
有価証券の売買注文の注文データをチェックするデータチェック装置が知られている(特許文献1)。一方、株式売買注文の注文内容の入力ミスをして発注した事例が知られている(非特許文献1〜2)。IP電話機とLANを使って構築したIP電話網を、IP−PBXを使って公衆電話網に接続することが行われている(非特許文献3)。
特開2002−197283号公報 「立花証券誤発注、市場で株買い戻し、損失10億円超の可能性」、日本経済新聞 朝刊、2006年6月21日、p4 「みずほ証券、大量発注ミス、新規上場株売買 − 8日時点、損失270億円」、日本経済新聞 朝刊、2005年12月9日、p1 谷口功著「図解入門 よくわかる最新通信の基本と仕組み」、株式会社秀和システム、第1版第1刷、2005年2月1日、p.219−234
証券会社の売買担当者が顧客から有価証券の電話注文を受けて端末装置の注文入力画面に有価証券の売買注文の注文内容を入力する場合に、顧客から電話で伝えられた当該顧客の意図する注文銘柄、売買区分、注文数量、注文値段等を正確に入力することが重要であり、電話注文に係る通話内容と注文内容を対応付けて記録しておくことが望ましい。また、顧客と売買担当者の間で行われた電話注文に係る通話内容を管理者が確認できるようにすることが望ましい。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、顧客からの有価証券の売買注文を電話で受ける売買担当者と顧客との間の通話内容と当該売買注文の注文内容を対応付けて記録することができる売買注文管理装置及びプログラムを提供することにある。第2の目的は、顧客からの有価証券の売買注文を電話で受ける売買担当者と顧客との間の通話内容と当該売買注文の注文内容を管理者が確認することができる売買注文管理装置及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の形態の売買注文管理装置は、
顧客からの有価証券の売買注文を受ける売買担当者の電話機及び端末装置に接続され、前記顧客からの前記有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置であって、
有価証券の売買注文の内容を示す注文データを入力するための注文入力画面の画面データである入力画面データを前記売買担当者の端末装置に送信して前記注文入力画面を表示させる注文入力画面データ送信部と、
前記売買担当者の電話機を通じて行われた前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話で前記顧客からの前記有価証券の売買注文を受けた前記売買担当者により当該売買担当者の端末装置の前記注文入力画面に入力された当該有価証券の注文内容を示す注文データを前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した当該注文データを識別するための注文識別情報を生成して注文識別情報保持手段に保持し、当該注文識別情報と当該注文データを対応付けて注文データ格納部に格納する注文識別情報付与部と、
前記売買担当者の電話機からの前記売買担当者と前記顧客の間の通話開始を示す情報に基づいて前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話を識別するための通話識別情報を生成して当該通話識別情報を通話識別情報保持手段に保持し、前記売買担当者の電話機から前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データが対応付けされた通話音声データを受信して当該通話音声データと前記通話識別情報を対応付けて通話音声データ格納部に格納する通話識別情報付与部と、
前記注文識別情報保持手段に保持された前記注文識別情報と前記通話識別情報保持手段に保持された前記通話識別情報を対応付けて格納する識別情報格納部と
前記通話音声データから前記電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データを抽出し、抽出した音声データを文字データに変換して当該電話通話における各時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶する音声文字変換部と、
前記注文データ格納部に格納された前記注文データに含まれる複数の注文条件の内容をそれぞれ示す複数の文字列を、前記文字データ記憶手段に記憶された前記文字データからそれぞれ検索し、検索した複数組の文字列にそれぞれ対応する時刻を前記文字データ記憶手段からそれぞれ取得することにより、各注文条件に対応する時刻を検出する時刻検出部と
前記注文識別情報付与部から前記売買注文の注文データと当該売買注文の注文識別情報を受け取り、前記売買注文の複数の注文条件を表示する注文表示画面の画面データである注文表示画面データを生成し、生成した前記注文表示画面データと前記売買注文の注文識別情報を管理者の端末装置に送信する確認用データ送信部であって、前記注文識別情報に対応付けて前記識別情報格納部に格納された前記通話識別情報に対応する前記通話音声データを、前記通話音声データ格納部から読み出し、当該通話音声データを前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる確認用データ送信部と、
前記注文データ及び前記通話音声データの内容を前記管理者が確認したことを示す確認済情報と、前記売買注文の注文識別情報を、前記管理者の端末装置から受信した場合に、前記売買注文の発注指示を示す情報を入力するための発注画面の画面データである発注画面データと、前記売買注文の注文識別情報を、前記売買担当者の端末装置に送信する発注画面データ送信部と、
前記売買注文の発注指示を示す情報と前記売買注文の注文識別情報を前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した前記注文識別情報に対応付けて前記注文データ格納部に格納された前記注文データを、前記有価証券の市場取引システムに送信することにより、前記売買注文の発注処理を行う発注処理部と
を有し、
前記確認用データ送信部は、前記管理者の端末装置に前記通話音声データを送信して音声出力させる場合に、前記時刻検出部により検出された各注文条件に対応する各時刻に一致する各タイミングで、前記管理者の端末装置の注文表示画面において対応する注文条件の表示態様を所定時間だけ変化させる
ことを特徴とする。
本発明の第2の形態の売買注文管理装置は、
顧客からの有価証券の売買注文を受ける売買担当者の電話機及び端末装置に接続され、前記顧客からの前記有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置であって、
有価証券の売買注文の内容を示す注文データを入力するための注文入力画面の画面データである入力画面データを、前記売買担当者の端末装置に送信して、前記注文入力画面を表示させる注文入力画面データ送信部と、
前記売買担当者の電話機を通じて行われた前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話で前記顧客からの前記有価証券の売買注文を受けた前記売買担当者により、当該売買担当者の端末装置の前記注文入力画面に入力された、当該有価証券の注文内容を示す注文データを、前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した当該注文データを識別するための注文識別情報を生成して注文識別情報保持手段に保持し、当該注文識別情報と当該注文データを対応付けて注文データ格納部に格納する注文識別情報付与部と、
前記売買担当者の電話機からの前記売買担当者と前記顧客の間の通話開始を示す情報に基づいて、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話を識別するための通話識別情報を生成して、当該通話識別情報を通話識別情報保持手段に保持し、前記売買担当者の電話機から、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データが対応付けされた通話音声データを受信して、当該通話音声データと前記通話識別情報を対応付けて通話音声データ格納部に格納する通話識別情報付与部と、
前記注文識別情報保持手段に保持された前記注文識別情報と前記通話識別情報保持手段に保持された前記通話識別情報を対応付けて格納する識別情報格納部と、
前記通話音声データから、前記電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データを抽出し、抽出した音声データを文字データに変換して、当該電話通話における各時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶する音声文字変換部と、
前記注文データ格納部に格納された前記注文データに含まれる複数の注文条件の内容をそれぞれ示す複数組の文字列を、前記文字データ記憶手段に記憶された前記文字データからそれぞれ検索し、検索した複数組の文字列にそれぞれ対応する時刻を前記文字データ記憶手段からそれぞれ取得し、前記通話音声データ格納部に格納された前記通話音声データから、当該取得した各時刻に対応する部分の音声データを、各注文条件に対応する部分音声データとして抽出して、前記通話音声データ格納部に格納する部分音声データ抽出部と、
前記注文識別情報付与部から前記売買注文の注文データと当該売買注文の注文識別情報を受け取り、前記売買注文の複数の注文条件を表示する注文表示画面の画面データである注文表示画面データを生成し、生成した前記注文表示画面データと前記売買注文の注文識別情報を管理者の端末装置に送信する確認用データ送信部であって、前記注文識別情報に対応付けて前記識別情報格納部に格納された前記通話識別情報に対応する前記通話音声データを、前記通話音声データ格納部から読み出し、当該通話音声データを前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる確認用データ送信部と、
前記注文データ及び前記通話音声データの内容を前記管理者が確認したことを示す確認済情報と、前記売買注文の注文識別情報を、前記管理者の端末装置から受信した場合に、前記売買注文の発注指示を示す情報を入力するための発注画面の画面データである発注画面データと、前記売買注文の注文識別情報を、前記売買担当者の端末装置に送信する発注画面データ送信部と、
前記売買注文の発注指示を示す情報と前記売買注文の注文識別情報を前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した前記注文識別情報に対応付けて前記注文データ格納部に格納された前記注文データを、前記有価証券の市場取引システムに送信することにより、前記売買注文の発注処理を行う発注処理部と
を有し、
前記確認用データ送信部は、前記管理者の端末装置の注文表示画面で前記管理者の入力操作により前記複数の注文条件の1つが選択された場合に、前記管理者の端末装置から当該選択された注文条件を示す情報を受信し、受信した当該選択された注文条件を示す情報に基づき、当該選択された注文条件に対応する部分音声データを前記通話音声データ格納部から読み出して前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる
ことを特徴とする
本発明の第3の形態の売買注文管理装置は、
顧客からの有価証券の売買注文を受ける売買担当者の電話機及び端末装置に接続され、前記顧客からの前記有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置であって、
有価証券の売買注文の内容を示す注文データを入力するための注文入力画面の画面データである入力画面データを、前記売買担当者の端末装置に送信して、前記注文入力画面を表示させる注文入力画面データ送信部と、
前記売買担当者の電話機を通じて行われた前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話で前記顧客からの前記有価証券の売買注文を受けた前記売買担当者により、当該売買担当者の端末装置の前記注文入力画面に入力された、当該有価証券の注文内容を示す注文データを、前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した当該注文データを識別するための注文識別情報を生成して注文識別情報保持手段に保持し、当該注文識別情報と当該注文データを対応付けて注文データ格納部に格納する注文識別情報付与部と、
前記売買担当者の電話機からの前記売買担当者と前記顧客の間の通話開始を示す情報に基づいて、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話を識別するための通話識別情報を生成して、当該通話識別情報を通話識別情報保持手段に保持し、前記売買担当者の電話機から、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データが対応付けされた通話音声データを受信して、当該通話音声データと前記通話識別情報を対応付けて通話音声データ格納部に格納する通話識別情報付与部と、
前記注文識別情報保持手段に保持された前記注文識別情報と前記通話識別情報保持手段に保持された前記通話識別情報を対応付けて格納する識別情報格納部と、
前記通話音声データから、前記電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データを抽出し、抽出した音声データを文字データに変換して、当該電話通話における各時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶する音声文字変換部と、
前記注文データ格納部に格納された前記注文データに含まれる複数の注文条件の内容をそれぞれ示す複数組の文字列を、前記文字データ記憶手段に記憶された前記文字データからそれぞれ検索し、検索した複数組の文字列にそれぞれ対応する時刻を前記文字データ記憶手段からそれぞれ取得することにより、各注文条件に対応する各時刻を検出する時刻検出部と、
前記注文識別情報付与部から前記売買注文の注文データと当該売買注文の注文識別情報を受け取り、前記売買注文の複数の注文条件を表示する注文表示画面の画面データである注文表示画面データを生成し、生成した前記注文表示画面データと前記売買注文の注文識別情報を管理者の端末装置に送信する確認用データ送信部であって、前記注文識別情報に対応付けて前記識別情報格納部に格納された前記通話識別情報に対応する前記通話音声データを、前記通話音声データ格納部から読み出し、当該通話音声データを前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる確認用データ送信部と、
前記注文データ及び前記通話音声データの内容を前記管理者が確認したことを示す確認済情報と、前記売買注文の注文識別情報を、前記管理者の端末装置から受信した場合に、受信した前記注文識別情報に対応付けて前記注文データ格納部に格納された前記注文データを、前記有価証券の市場取引システムに送信することにより、前記売買注文の発注処理を行う発注処理部と
を有し、
前記確認用データ送信部は、前記管理者の端末装置に前記通話音声データを送信して音声出力させる場合に、前記時刻検出部により検出された各注文条件に対応する各時刻に一致する各タイミングで、前記管理者の端末装置の注文表示画面において対応する注文条件の表示態様を所定時間だけ変化させる
ことを特徴とする
本発明の第4の形態の売買注文管理装置は、
顧客からの有価証券の売買注文を受ける売買担当者の電話機及び端末装置に接続され、前記顧客からの前記有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置であって、
有価証券の売買注文の内容を示す注文データを入力するための注文入力画面の画面データである入力画面データを、前記売買担当者の端末装置に送信して、前記注文入力画面を表示させる注文入力画面データ送信部と、
前記売買担当者の電話機を通じて行われた前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話で前記顧客からの前記有価証券の売買注文を受けた前記売買担当者により、当該売買担当者の端末装置の前記注文入力画面に入力された、当該有価証券の注文内容を示す注文データを、前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した当該注文データを識別するための注文識別情報を生成して注文識別情報保持手段に保持し、当該注文識別情報と当該注文データを対応付けて注文データ格納部に格納する注文識別情報付与部と、
前記売買担当者の電話機からの前記売買担当者と前記顧客の間の通話開始を示す情報に基づいて、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話を識別するための通話識別情報を生成して、当該通話識別情報を通話識別情報保持手段に保持し、前記売買担当者の電話機から、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データが対応付けされた通話音声データを受信して、当該通話音声データと前記通話識別情報を対応付けて通話音声データ格納部に格納する通話識別情報付与部と、
前記注文識別情報保持手段に保持された前記注文識別情報と前記通話識別情報保持手段に保持された前記通話識別情報を対応付けて格納する識別情報格納部と、
前記通話音声データから、前記電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データを抽出し、抽出した音声データを文字データに変換して、当該電話通話における各時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶する音声文字変換部と、
前記注文データ格納部に格納された前記注文データに含まれる複数の注文条件の内容をそれぞれ示す複数組の文字列を、前記文字データ記憶手段に記憶された前記文字データからそれぞれ検索し、検索した複数組の文字列にそれぞれ対応する時刻を前記文字データ記憶手段からそれぞれ取得し、前記通話音声データ格納部に格納された前記通話音声データから、当該取得した各時刻に対応する部分の音声データを、各注文条件に対応する部分音声データとして抽出して、前記通話音声データ格納部に格納する部分音声データ抽出部と、
前記注文識別情報付与部から前記売買注文の注文データと当該売買注文の注文識別情報を受け取り、前記売買注文の複数の注文条件を表示する注文表示画面の画面データである注文表示画面データを生成し、生成した前記注文表示画面データと前記売買注文の注文識別情報を管理者の端末装置に送信する確認用データ送信部であって、前記注文識別情報に対応付けて前記識別情報格納部に格納された前記通話識別情報に対応する前記通話音声データを、前記通話音声データ格納部から読み出し、当該通話音声データを前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる確認用データ送信部と、
前記注文データ及び前記通話音声データの内容を前記管理者が確認したことを示す確認済情報と、前記売買注文の注文識別情報を、前記管理者の端末装置から受信した場合に、受信した前記注文識別情報に対応付けて前記注文データ格納部に格納された前記注文データを、前記有価証券の市場取引システムに送信することにより、前記売買注文の発注処理を行う発注処理部と
を有し、
前記確認用データ送信部は、前記管理者の端末装置の注文表示画面で前記管理者の入力操作により前記複数の注文条件の1つが選択された場合に、前記管理者の端末装置から当該選択された注文条件を示す情報を受信し、受信した当該選択された注文条件を示す情報に基づき、当該選択された注文条件に対応する部分音声データを前記通話音声データ格納部から読み出して前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる
ことを特徴とする
本発明の第の形態は、コンピュータを、上記本発明の第1〜第4の何れかの形態の売買注文管理装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、顧客からの有価証券の売買注文を電話で受ける売買担当者と顧客との間の通話内容と当該売買注文の注文内容を対応付けて記録することができる売買注文管理装置及びプログラムを提供することができ、本発明では、売買担当者と顧客の間で行われる電話通話の内容を示す通話音声データを、識別情報格納部の通話識別情報及び注文識別情報を介して売買注文の注文データに対応付けることができる。
また、対応する注文データと通話音声データを管理者の端末装置に送信して注文内容を表示出力するとともに、通話音声データを音声出力して通話内容を再生することで、顧客からの有価証券の売買注文を電話で受ける売買担当者と顧客との間の通話内容と当該売買注文の注文内容を管理者が確認することができる売買注文管理装置及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る株式等の有価証券の売買注文処理システムの構成の一例を説明するための概略図である。この売買注文処理システムは、売買担当者が使用する端末装置を示す売買担当者端末10、売買担当者が使用する電話機20、管理者が使用する端末装置を示す管理者端末30、及び売買注文管理装置40を有する。売買担当者の端末装置である売買担当者端末10、売買担当者の電話機20、管理者の端末装置である管理者端末30、及び売買注文管理装置40は、例えば社内LAN(Local Area Network)等の通信回線を介して相互に接続されており、売買担当者の電話機20は当該電話機20の処理動作を制御する制御手段を備えており、一例としてIP電話機としてもよい。売買注文管理装置40は、サーバとしての機能を備えており、また株式等の有価証券の売買取引処理を行う有価証券の市場取引システム、例えば証券取引所の売買システム80に通信回線を介して接続されており、この通信回線は専用回線としてもよく、専用線としてもよい。
売買担当者端末10は、売買担当者が操作する端末であり、キーボード及びマウスが接続されており、当該端末10の処理動作を制御する制御手段を備えており、売買担当者が電話機20を通じて顧客から受けた株式の売買注文の注文内容を示す注文データが入力される。注文データには、銘柄識別情報、売買区分、注文数量、注文値段等が含まれ、銘柄識別情報としては例えば銘柄コードを用いる。売買担当者端末10に入力された注文データは売買担当者端末10から売買注文管理装置40に送信されて当該売買注文管理装置40に格納される。また、売買担当者と顧客の間の電話による通話内容を示す通話音声データが電話機20から売買注文管理装置40に提供され、注文データとリンクした状態で売買注文管理装置40に格納される。
管理者端末30は、管理者が操作する端末であり、キーボード及びマウスが接続されており、当該端末30の処理動作を制御する制御手段を備えており、売買担当者端末10に入力された注文データが所定の条件を満たす場合に、その注文データを表示する。管理者端末30は、表示した注文データに対応する通話音声データを音声出力して通話を再生し、管理者に注文データが正しいか否かを確認させる。管理者は、通話音声データが示す通話内容に含まれる注文内容と注文データが示す注文内容が一致するか否かを判断することにより、注文データが正しいか否かを判断し、注文データが正しいことを確認すると、管理者端末30に確認済情報(認可情報)を入力する。これにより、売買注文管理装置40から売買注文の注文データを発注できるようになっている。
図2は、売買注文管理装置40の構成の一例を示すブロック図である。この売買注文管理装置40は、顧客データベース(顧客DB)43、通話ID付与部(通話識別情報付与部)44、通話音声データDB46、画面データ送信部48、画面データDB49、確認用データ送受信部50、確認条件DB52、管理者DB53、注文ID付与部(注文識別情報付与部)54、注文データDB56、及び発注処理部58を有する。画面データ送信部48は、本発明に係る売買注文管理装置における注文入力画面データ送信部及び発注画面データ送信部を兼ねており、注文入力画面データ送信部及び発注画面データ送信部の機能を備えている。また、注文データDB56は、本発明に係る売買注文管理装置における注文データ格納部及び識別情報格納部を兼ねており、注文データ格納部及び識別情報格納部の機能を備えている。
確認条件DB52には、管理者端末30に注文データを表示させるための条件を示す情報が格納されている。この条件は、例えば、注文データに含まれる注文数量と注文値段を乗算した値(すなわち概算売買金額)が第1の所定値以上である場合、売買対象となる銘柄の発行済株式総数に対する注文数量の割合が第2の所定値以上である場合、若しくは売買対象となる銘柄の前日又は当日の出来高に対する注文数量の割合が第3の所定値以上である場合等である。なお、確認条件DB52は、売買担当者端末10に入力された各注文データを表示するように条件を設定できるようにしてもよい。
画面データDB49には、売買担当者端末10又は管理者端末30に所定の画面(例えば売買注文の注文入力画面、確認用画面等)を表示させるための各種の様式の画面データが格納されている。
管理者DB53には、管理者を識別するための管理者識別情報(管理者ID)に対応付けて、当該管理者が管理又は監督すべき売買担当者の売買担当者ID及び氏名が格納されている。
図3は、顧客DB43のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。顧客DB43は、顧客情報を格納し、例えば顧客名(例えば機関投資家の氏名又は名称)を、顧客の電話番号に対応付けて格納する。顧客DB43は、例えばリレーショナル・データベース(RDB)を用いて構成し、一例として顧客名を格納するための顧客名フィールド、顧客の電話番号を格納するための顧客電話番号フィールドをレコード毎に設けて同一レコードに格納されたこれらの情報を互いに対応付けるようにしてもよい。
図3に例示する顧客DB43では、顧客の電話番号「03−××××−△△△△」に対応付けて当該顧客の顧客名「××××株式会社」が格納されており、顧客の電話番号「03−××○○−△△○○」に対応付けて当該顧客の顧客名「△△△△株式会社」等が格納されている。
図4は、通話音声データDB46のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。この通話音声データDB46は、売買担当者と顧客の間の電話通話の内容を示す通話音声データを、電話通話を識別するための通話識別情報(通話ID)、売買担当者ID、顧客電話番号、及び電話通話の通話開始日時に対応付けて格納する。通話IDは、通話ID付与部44によって売買担当者と顧客との間の電話機20による通話を識別するために生成される識別情報(ID)であり、通話IDを検索キーとして用いて、所望の通話音声データを通話音声データDB46から読み出すことができるようになっている。通話音声データDB46は、例えばリレーショナル・データベース(RDB)を用いて構成し、一例として売買担当者と顧客の間の電話通話の内容を示す通話音声データを格納するための通話音声データフィールド、当該電話通話を識別する通話IDを格納するための通話IDフィールド、売買担当者を識別する売買担当者IDを格納するための売買担当者IDフィールド、顧客の電話番号を格納するための顧客電話番号フィールド、売買担当者と顧客の間の電話通話が開始された通話開始日時を示す情報である通話開始日時情報を格納するための通話開始日時フィールドをレコード毎に設けて同一レコードに格納されたこれらの情報を互いに対応付けるようにしてもよい。
図4に例示する通話音声データDB46では、一例として、通話ID「T00001」に対応付けて、売買担当者ID「00123」、顧客電話番号「03−××××−△△△△」、通話音声データ「00001.mp3」、通話開始日時情報「2006年9月1日8時55分40秒」が格納されており、また、通話ID「T00002」に対応付けて、売買担当者ID「00125」、顧客電話番号「03−××○○−△△○○」、通話音声データ「00002.mp3」、通話開始日時情報「2006年9月1日8時56分15秒」等が格納されている。なお、顧客の電話機が一般加入電話に対応した電話機であって売買担当者の電話機20がIP電話機である場合を例示すると、売買担当者端末10、管理者端末30及び売買注文管理装置40が接続された社内LANと売買担当者のIP電話機20を使って構築した内線IP電話網を公衆電話網に接続するために当該社内LANをIP−PBX(Internet Protocol - Private Brunch eXchange)を介して公衆電話網に接続し、売買担当者のIP電話機20に当該売買担当者の売買担当者IDを予め記憶しておき、売買担当者のIP電話機20の通話の内容を示す通話音声データが売買担当者ID及び通話相手の顧客の電話番号とともにIP電話機20等から売買注文管理装置40に提供されるようにしてもよく、売買担当者のIP電話機20の通話の内容を示す通話音声データと当該通話の通話開始日時を示す情報が売買担当者の売買担当者ID及び通話相手の顧客の電話番号とともにIP電話機20等から売買注文管理装置40に提供されるようにしてもよい。
図5は、注文データDB56のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。注文データDB56は、注文データ(銘柄コード、売買区分、注文数量、注文値段等)を、注文ID、売買注文が伝えられた電話通話の内容を示す通話音声データの通話ID、売買担当者ID、顧客名、自己又は委託を示す種別、注文データの入力日時を示す情報である入力日時情報、認可伝票を識別するための認可伝票識別情報(認可伝票ID)、管理者ID、及び売買注文の状況を示すステータスフラグ(例えば未発注、認可の申請中、注文中、又は約定済の何れかを示す情報)に対応付けて格納している。注文IDは、注文ID付与部54によって売買注文の注文データに付与された識別情報(ID)である。なお、各種の識別情報としては識別番号を用いてもよい。管理者IDは、当該注文データの内容確認を行う管理者のIDである。認可伝票IDは、管理者が注文データの内容確認(認可)するための処理に用いられるIDであり、確認用データ送受信部50によって付与されるものであるが、管理者による内容確認が不要な注文データには認可伝票IDが付与されないようになっている。また、注文データDB56において注文IDは通話IDに対応付けられているため、注文IDが特定されることにより、当該注文IDに対応する通話IDを用いて当該注文IDの注文データに対応する通話音声データを通話音声データDB46から読み出すことが可能となっている。
注文データDB56は、例えばリレーショナル・データベース(RDB)を用いて構成し、一例として注文IDを格納するための注文IDフィールド、通話IDを格納するための通話IDフィールド、売買担当者IDを格納するための売買担当者IDフィールド、顧客名を格納するための顧客名フィールド、売買注文の種別を格納するための種別フィールド、注文データを格納するための注文データフィールド、注文入力日時を示す情報を格納するための注文入力日時フィールド、認可伝票IDを格納するための認可伝票フィールド、管理者IDを格納するための管理者IDフィールド、ステータスフラグを格納するためのステータスフラグフィールドをレコード毎に設けて同一レコードに格納されたこれらの情報を互いに対応付けるようにしてもよい。
図5に例示する注文データDB56では、一例として、注文ID「B0001」に対応付けて、通話ID「T00001」、売買担当者ID「00123」、顧客名「××××株式会社」、種別「1(委託)」、注文データ(銘柄コード「○○○○」、売買区分「2(買付)」、注文数量「10,000」、注文値段「1,600」等)、注文入力日時「2006年9月1日8時57分10秒」、認可伝票ID「N0001」、管理者ID「00245」、ステータスフラグ「3(注文中)」が格納されており、また、注文ID「B0002」に対応付けて、通話ID「T00002」、売買担当者ID「00125」、顧客名「△△△△株式会社」、種別「1(委託)」、注文データ(銘柄コード「□□□□」、売買区分「1(売付)」、注文数量「2,000」、注文値段「450,000」等)、注文入力日時「2006年9月1日8時59分40秒」、認可伝票ID「N0002」、管理者ID「00245」、ステータスフラグ「1(申請中)」等が格納されている。
図6は、売買注文処理システムの処理動作の一例を説明するための概略的なフローチャートである。先ず、売買担当者端末10と売買注文管理装置40により売買注文の注文データの取得処理が行われる(S2)。次に、売買注文管理装置40と管理者端末30により売買注文の注文データの確認処理が行われる(S4)。そして、売買担当者端末10と売買注文管理装置40により売買注文の発注処理が行われる(S6)。
図7は、図6のフローチャートにおける注文データの取得処理S2の一例を説明するためのフローチャートである。顧客の電話機と売買担当者の電話機20が通信回線を通じて接続されて電話機20が通話開始を検出すると、電話機20は、顧客との通話開始を示す情報と顧客の電話番号を売買担当者IDとともに売買注文管理装置40の通話ID付与部44に送信する。また電話機20は、売買担当者と顧客の間の通話音声を示すデジタル音声信号と通話時刻を対応付けたデータからなる通話音声データと、通話開始を検出した通話開始時刻と顧客の電話番号をデータ記憶装置に記憶する。例えば、電話機20は、当該電話機20の制御手段により、売買担当者と顧客との間の通話の音声を示す音声データに当該通話の時刻を示すタイムスタンプ情報を対応付けたデータブロックを生成し、当該データブロックを通話音声データとして通話開始時刻及び相手方の電話番号(顧客電話番号)に対応付けてデータ記憶装置に順次記憶する構成としてもよく、このように通話音声データを一定時間間隔の通話時刻で分割されたデータブロックからなる構成とし、通話時刻と通話音声データを対応付けるようにしてもよい。
通話ID付与部44は、顧客との通話開始を示す情報と顧客の電話番号と売買担当者IDを受信する(S202)と、売買担当者と顧客の間の電話通話を識別するための通話IDを生成し、通話IDと売買担当者ID及び顧客の電話番号を対応付けて通話ID付与部44の通話ID保持手段に保持し、電話通話に通話IDを付与する(S206)。また通話ID付与部44は、顧客の電話番号を用いて顧客名を顧客DB43から読み出す(S208)。そして通話ID付与部44は、売買担当者ID、顧客名、及び顧客の電話番号を画面データ送信部48に送る。
画面データ送信部48は、通話ID付与部44から売買担当者ID、顧客名、及び顧客の電話番号を受けると、注文データを入力するための注文入力画面の画面データを画面データDB49から読み出し、顧客名及び顧客の電話番号が表示される注文入力画面の画面データを生成する(S210)。そして、画面データ送信部48は、注文入力画面の画面データである注文入力画面データを売買担当者端末10に送信する(S212)。
売買担当者端末10は、売買注文管理装置40の画面データ送信部48から注文入力画面データを受信すると、受信した注文入力画面データに従って制御手段により注文入力画面を表示する(S214)。上記した処理動作の間、売買担当者は顧客側の担当者と電話通話を続けている。そして売買注文の内容を顧客側の担当者から電話通話で伝えられると、売買担当者により売買注文の内容を示す注文データが売買担当者端末10の注文入力画面に入力される(S216)。
顧客側の電話機と売買担当者の電話機20の間の接続が切断され、電話機20が通話終了を検出すると、電話機20はデータ記憶装置に記憶された通話時刻と音声データが対応付けされた通話音声データと通話開始時刻と顧客の電話番号と通話終了を示す情報を売買担当者IDとともに売買注文管理装置40の通話ID付与部44に送信する。通話ID付与部44は、電話機20から通話音声データと通話開始時刻と顧客の電話番号と通話終了を示す情報と売買担当者IDを受信すると(S220)、受信した当該売買担当者ID及び顧客の電話番号に対応付けて通話ID保持手段に保持された通話IDを用いて、通話音声データを通話ID、売買担当者ID、顧客電話番号、及び通話開始日時に対応付けて通話音声データDB46に格納する(S222)。
売買担当者は、顧客との電話通話を終了すると、売買担当者端末10の注文入力画面の送信ボタンをクリック等して操作し、注文入力画面に入力された売買注文の注文データ及び種別と顧客名と顧客の電話番号を売買注文管理装置40の注文ID付与部54に送信し、これにより注文入力画面に表示された各種データが送信される。このとき、売買担当者端末10は、売買担当者IDを注文データに対応付けて注文ID付与部54に送信するようになっている(S218)。
注文ID付与部54は、売買担当者端末10から売買注文の注文データ、種別、顧客名、顧客の電話番号、及び売買担当者IDを受信すると、受信した売買注文の注文データを識別するための注文IDを生成して注文データに注文IDを付与し(S224)、注文IDと売買担当者ID及び顧客の電話番号を対応付けて注文ID付与部54の注文ID保持手段に保持し、当該売買担当者ID及び顧客の電話番号に対応付けされた通話IDを通話ID保持手段から取得し、注文ID、通話ID、売買担当者ID、顧客名、種別、注文データ、注文データを受信した日時(注文入力日時)、「未発注」の状況を示すステータスフラグを互いに対応付けて注文データDB56に格納する(S226)。
図8は、図7のフローチャートのS214で売買担当者端末10に表示される注文入力画面の一例を示す説明図である。図8に例示する注文入力画面では、顧客名と顧客の電話番号(顧客電話番号)が表示されている。銘柄コード、注文数量、及び注文値段はコンボボックスに対して売買担当者端末10のキーボードを通じて売買担当者により手入力される。また自己委託の種別を入力する欄ではラジオボタンへの入力、例えば売買担当者端末10のマウスのクリック操作により、委託又は自己の何れか一方が選択できるように表示されており、売買区分を入力する欄ではラジオボタンへの入力で売付又は買付の何れか一方が選択できるように表示されている。そして、売買担当者が注文入力画面の送信ボタンに相当する確認ボタンを例えばマウスでクリック等して操作すると、注文入力画面に入力された注文データ(銘柄コード、売買区分、注文数量、注文値段)、種別、顧客名、顧客の電話番号を含む入力データは売買担当者IDとともに売買担当者端末10から売買注文管理装置40の注文ID付与部54に送信されるようになっている。
図9は、図6のフローチャートにおける注文データの確認処理S4の一例を説明するためのフローチャートである。売買注文管理装置40の注文ID付与部54は、売買注文の注文データを注文データDB56に格納するとともに、売買注文の注文データと注文IDと売買担当者IDを確認用データ送受信部50に送る。確認用データ送受信部50は、売買注文の注文データと注文IDと売買担当者IDを受け取ると、注文ID付与部54からの注文データが確認条件DB52に格納されている条件の何れかに該当するか否かを判定する(S402)。いずれの条件にも該当しない場合(S402:NO)、確認用データ送受信部50は、注文IDと売買担当者IDを発注処理部58に送り、発注処理部58による発注処理S6に進む。
いずれかの条件に該当する場合(S402:YES)、確認用データ送受信部50は、注文データを識別する注文IDに対応する認可伝票IDを生成して注文データに認可伝票IDを付与し、売買担当者IDに対応する管理者IDを管理者DB53から取得し、認可伝票ID及び管理者IDを当該注文IDに対応付けて注文データDB56に格納する。このとき、当該注文IDに対応するステータスフラグを「未発注」から「申請中」の状況を示すフラグに更新する。次に確認用データ送受信部50は、「申請中」の状況を示すステータスフラグに対応付けされた認可伝票ID、売買担当者ID、顧客名、及び注文入力日時を注文データDB56から読み出すとともに、売買担当者IDに対応する売買担当者の氏名を管理者DB53から読み出す。そして、確認用データ送受信部50は、管理者が確認すべき注文データの認可伝票を一覧表示するための画面データを画面データDB49から読み出し、認可ID、売買担当者のID及び氏名、顧客名、注文入力日時が表示される認可伝票一覧画面の一覧画面データを生成し(S404)、生成した一覧画面データを管理者端末30に送信する(S406)。
管理者端末30は、売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50から一覧画面データを受信すると、受信した一覧画面データに従って制御手段により認可伝票の一覧画面を表示する(S408)。管理者が、一覧画面に表示された売買注文の認可伝票の一つを選択するための選択入力を行う(S410)と、管理者端末30は、選択入力された売買注文の認可伝票IDを管理者IDとともに売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50に送信する(S412)。
確認用データ送受信部50は、管理者端末30から認可伝票IDと管理者IDを受信すると、受信した認可伝票IDに対応する注文ID、通話ID、売買担当者ID、顧客名、種別、注文データ、注文入力日時、ステータスフラグ等を注文データDB56から読み出す(S414)。また確認用データ送受信部50は、売買担当者IDに対応する売買担当者の氏名を管理者DB53から読み出すとともに、顧客名に対応する顧客の電話番号を顧客DB43から読み出す。そして売買注文の内容を示す注文データを管理者に確認させるための認可伝票の画面データである確認画面データを画面データDB49から読み出し、売買担当者の氏名、顧客名及び顧客の電話番号、ステータスフラグ、認可伝票ID、注文入力日時、注文データ及び種別、注文ID、通話IDの送信ボタンである通話再生ボタン、確認済情報を入力するための認可ボタン等が表示される確認画面データを生成する(S416)。次いで、確認用データ送受信部50は、確認用画面データ及び通話IDを管理者端末30に送信する(S418)。
管理者端末30は、売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50から確認用画面データ及び通話IDを受信すると、受信した確認用画面データに従って制御手段により認可伝票を示す確認用画面を表示する(S420)。確認用画面には、売買注文の注文データとともに、通話内容を示す通話音声データを音声出力して通話再生するための通話再生ボタンであって通話IDを送信する通話再生ボタン、及び注文データの内容の確認済情報を入力するための入力ボタンであって売買注文の発注を認可するための認可ボタンが表示される。管理者が通話再生ボタンをマウスによりクリック操作等して再生指示の入力を行うと(S422)、管理者端末30は通話IDを管理者IDとともに売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50に送信する(S424)。
売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50は、管理者端末30から再生指示に係る通話IDと管理者IDを受信すると、受信した通話IDに対応する通話音声データを通話音声データDB46から読み出し(S426)、読み出した通話音声データを管理者端末30に送信する(S427)。管理者端末30は、売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50から通話音声データを受信して制御手段により当該通話音声データに含まれる音声データをスピーカから音声出力して通話再生し、売買担当者と顧客の間の電話通話の内容を管理者に認識させる(S428)。電話通話の内容と注文データが示す注文内容が適合する場合、管理者は認可ボタンをクリック操作することにより確認済情報を入力し(S430:Yes)、認可ボタンの操作に基づき、管理者端末30は、確認済情報、注文ID、注文データ、及び売買担当者IDを管理者IDとともに売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50に送信する(S432)。一方、電話通話の内容と注文データが示す注文内容が適合していない場合(S430:No)、管理者は、確認用画面で注文データを訂正する入力を行った(S431)後、認可ボタンの操作を行い(S430:Yes)、認可ボタンの操作に基づき、管理者端末30は、確認済情報、注文ID、訂正された注文データ、及び売買担当者IDを管理者IDとともに売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50に送信する(S432)。このように管理者端末30は、確認用画面に表示された注文データを送信するようになっている。
図10は、図9のフローチャートのS408で表示される認可伝票の一覧画面の一例を示す説明図である。図10に例示する一覧画面には、認可伝票ID、売買担当者のID及び氏名、顧客名、注文入力日時(注文入力時刻)、及び認可伝票の選択入力を行うためのボタンが表示されており、一例として、第1のラジオボタンに対応する認可伝票IDの表示欄に「N0001」、売買担当者ID及び氏名の表示欄に「00123(山田太郎)」、顧客名の表示欄に「××××株式会社」、注文入力時刻の表示欄に「2006年9月1日8時57分10秒」が表示されており、第2のラジオボタンに対応する認可伝票IDの表示欄に「N0002」、売買担当者ID及び氏名の表示欄に「00125(山田花子)」、顧客名の表示欄に「△△△△株式会社」、注文入力時刻の表示欄に「2006年9月1日8時59分40秒」が表示されており、管理者が管理者端末30の認可伝票一覧画面で第1のラジオボタンをマウスでクリック操作することにより、管理者端末30は認可伝票ID「N0001」と管理者IDを送信するようになっている。
図11は、図9のフローチャートのS420で表示される確認用画面の一例を示す説明図である。図11に例示する確認用画面には、売買担当者(注文入力者)のID及び氏名、顧客名及び顧客の電話番号、ステータスフラグ、認可伝票ID、注文入力時刻、注文データの銘柄コード、売買注文の種別、注文データの売買区分、注文データの注文数量、注文データの注文値段、注文ID、通話音声データを再生出力するための通話再生ボタン、及び確認済情報を入力するための認可ボタンが表示されている。これらのうち、銘柄コード、売買区分、注文数量、注文値段は入力欄であるコンボボックスに入力された状態で表示されており、訂正入力が可能な形式で表示されている。図11の確認用画面では、一例として、注文入力者「00123(山田太郎)」、顧客名「××××株式会社(03−××××−△△△△)」、ステータス「申請中」、認可伝票ID「N0001」、注文入力時刻「2006年9月1日8時57分10秒」、銘柄コード「○○○○」、種別「委託」、売買区分「買付」、注文数量「10,000株」、注文値段「1,600円」、注文ID「B0001」、通話再生ボタン、認可ボタンが表示されている。
図12は、図6のフローチャートの発注処理S6の一例を説明するためのフローチャートである。確認用データ送受信部50は、管理者端末30から、売買注文の注文ID、注文データ、売買担当者ID及び管理者IDを受信すると、受信した注文データを注文IDに対応付けて注文データDB56に格納することで注文データを更新し(S602)、売買注文の注文IDと売買担当者IDを発注処理部58に送る。発注処理部58は、確認用データ送受信部50からの売買注文の注文IDと売買担当者IDを受け取ると、受け取った売買注文の注文IDに対応する注文データを注文データDB56から読み出し、画面データDB49から発注画面の画面データを読み出し、注文データが表示される発注画面の画面データを生成し(S604)、生成した売買注文の発注画面の画面データである発注画面データと売買注文の注文IDを売買担当者端末10に送信する(S606)。
売買担当者端末10は、売買注文管理装置40の発注処理部58から売買注文の発注画面データと注文IDを受信すると、受信した発注画面データに従って制御手段により発注画面を表示する(S608)。売買担当者は、売買注文の発注画面に表示された売買注文の注文データを確認し、発注指示を示す情報の入力を行う(S610)。発注指示を示す情報の入力は、発注画面に表示される発注ボタンをマウスでクリック操作することで入力できるようにしてもよい。発注指示を示す情報の入力が行われると、売買担当者端末10は、売買注文の発注指示を示す情報と売買注文の注文IDを売買担当者IDとともに売買注文管理装置40の発注処理部58に送信する(S612)。発注処理部58は、売買担当者端末10から売買注文の発注指示を示す情報と売買注文の注文IDと売買担当者IDを受け取ると、注文IDに対応付けて注文データDB56に格納された注文データと当該注文IDを含む注文入力電文を生成して証券取引所の売買システム80に送信することにより売買注文の発注処理を行い(S614)、当該注文IDに対応付けて注文データDB56に格納されたステータスフラグを「注文中」の状況を示すフラグに更新する(S616)。その後、発注処理部58は、証券取引所の売買システム80から、注文IDを含む約定成立通知を受信すると、当該注文IDに対応付けて注文データDB56に格納されているステータスフラグを「注文中」から「約定済」の状況を示すフラグに更新する。この発注処理部58は、注文入力電文を発注サーバを介して証券取引所の売買システム80に送信する構成としてもよく、約定成立通知を発注サーバを介して証券取引所の売買システム80から受信する構成としてもよい。
なお、上記した売買注文管理装置40、売買担当者端末10、及び管理者端末30は、それぞれ、上記した機能を有するプログラムをコンピュータシステムにインストールすることにより、実現される。このプログラムは、例えば、記録媒体を介してコンピュータシステムにインストールされる。プログラムを格納する記録媒体は、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、CD−R、CD−R/W、DVD−RAM、MO、及び半導体メモリ等のリムーバブルディスク、若しくはハードディスクであるが、これら以外であってもよい。また、このプログラムは、インターネット等の通信回線を介してダウンロードされることにより、コンピュータシステムにインストールされてもよい。一例として、サーバ等のコンピュータに、顧客DB43、通話ID付与部44、通話音声データDB46、画面データ送信部48、画面データDB49、確認用データ送受信部50、確認条件DB52、管理者DB53、注文ID付与部54、注文データDB56、発注処理部58等としてコンピュータを機能させるためのプログラムをインストールして売買注文管理装置40を構成してもよい。
本発明の第1の実施形態の売買注文管理装置40は、顧客から売買注文を電話で受ける売買担当者と顧客の間の電話通話の内容を示す通話音声データを通話音声データDB46に格納し、売買担当者が売買担当者端末10に入力した売買注文の注文データを管理者端末30に表示させ、通話音声データを管理者端末30に送信して電話通話を再生させる。そして、管理者が売買注文の注文データと通話音声データの内容が適合すると判断して売買注文の発注を認可するボタンを操作した場合、管理者端末30は、認可を示す確認済情報を売買注文管理装置40に送信する。売買注文管理装置40は、管理者端末30から確認済情報を受信した場合に売買注文の発注処理を行えるようになっている。このように、売買担当者と顧客との間の電話通話の内容を示す通話音声データと当該電話通話で売買担当者が顧客から受けた売買注文の内容を示す注文データが適合するか否かを、管理者が確認できるようにすることができる。
また、売買注文管理装置40において電話通話の内容を示す通話音声データは当該通話を識別する通話IDに対応付けて通話音声データDB46に格納されており、注文データDB56により通話IDを介して注文データに対応付けられている。このため、注文データに対応する通話音声データを容易に検索することができる。特に本実施形態では、売買注文管理装置40は、注文データの内容を表示する確認用画面の画面データと当該注文データに対応する通話IDを管理者端末30に送信し、管理者が確認用画面において通話再生ボタンを操作することで、通話IDが売買注文管理装置40に返信されるようにしている。そして売買注文管理装置40は、受信した通話IDに対応する通話音声データを管理者端末30に送信して通話再生させている。このため、注文データに対応する通話音声データに係る通話再生をするための管理者の負担を軽減することができる。
図13は、本発明の第2の実施形態に係る売買注文処理システムの処理動作を説明するためのフローチャートである。本実施形態に係る売買注文処理システムは、第1の実施形態に係る売買注文処理システムと同様の構成を有しているが、発注処理時の処理動作が第1の実施形態と異なるため、発注処理時の処理動作を中心に説明し、それ以外の処理動作は適宜省略する。
注文データの確認処理が終了し(S4)、売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50が管理者端末30から確認済情報、売買注文の注文ID、注文データ、売買担当者ID、及び管理者IDを受信すると、受信した注文データを注文IDに対応付けて注文データDB56に格納することにより注文データを更新し、注文IDを発注処理部58に送る。発注処理部58は、確認用データ送受信部50から注文IDを受け取ると、受け取った注文IDに対応付けされた注文データを注文データDB56から取得し、注文データ及び注文IDを含む注文入力電文を生成して証券取引所の売買システム80に送信することにより売買注文の発注処理を行い(S8)、注文IDに対応付けて注文データDB56に格納されているステータスフラグを「注文中」の状況を示すフラグに更新する(S9)。その後、発注処理部58は、証券取引所の売買システム80から、注文IDを含む約定成立通知を受信すると、当該注文IDに対応付けて注文データDB56に格納されているステータスフラグを「注文中」から「約定済」の状況を示すフラグに更新する。この発注処理部58は、注文入力電文を発注サーバを介して証券取引所の売買システム80に送信する構成としてもよく、約定成立通知を発注サーバを介して証券取引所の売買システム80から受信する構成としてもよい。本実施形態によっても第1の実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
図14は、本発明の第3の実施形態に係る売買注文処理システムの売買注文管理装置40の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る売買注文処理システムの構成は、第1の実施形態の売買注文管理装置に対して、音声文字変換部62及び時刻検出部64が追加されており、時刻検出部64による検出結果を通話音声データDB46に格納するデータ構成としている。また、本実施形態に係る売買注文処理システムの処理動作は、注文データの確認処理(図6のフローチャートのS4)が第1の実施形態と異なるため、注文データの確認処理を中心に説明し、それ以外の処理動作の説明を適宜省略する。
図15は、本実施形態に係る売買注文処理システムの注文データの確認処理(図6のフローチャートのS4)の詳細を説明するためのフローチャートである。本フローチャートの直前の処理S2において、注文ID付与部54は、売買担当者端末10から売買注文の注文データ、種別、顧客名、顧客の電話番号、及び売買担当者IDを受信すると、受信した売買注文の注文データを識別するための注文IDを生成して売買注文の注文データに注文IDを付与し(S224)、注文IDと売買担当者ID及び顧客の電話番号を対応付けて注文ID保持手段に保持し、当該売買担当者ID及び顧客の電話番号に対応付けされた通話IDを通話ID保持手段から取得し、注文ID、通話ID、売買担当者ID、顧客名、種別、注文データ、注文データを受信した日時(注文入力日時)、「未発注」の状況を示すステータスフラグを互いに対応付けて注文データDB56に格納し(S226)、注文データと通話IDを音声文字変換部62及び時刻検出部64に送る。
音声文字変換部62は、注文ID付与部54からの注文データと通話IDを受け取り、通話IDに対応付けて通話音声データDB46に格納されている通話音声データを読み出し、読み出した通話音声データから通話時刻を示す情報と当該通話時刻の通話音声を示す音声データを抽出して当該通話時刻の音声データを文字データに変換し(S442)、例えば読み出した通話音声データのデータブロックから通話時刻を示すタイムスタンプ情報と当該通話時刻の通話音声を示す音声データを抽出して当該通話時刻の音声データを次々と文字データに変換し、当該通話時刻と当該通話時刻の音声データを変換した文字データとを対応付けて文字データ記憶手段に記憶し、文字データ記憶手段に記憶された文字データを通話IDに対応付けて通話音声データDB46に格納する。時刻検出部64は、通話時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶された文字データから、注文データに含まれる売買注文の注文条件を示す文字列、例えば、銘柄コードを示す文字列、売買区分を示す文字列、注文数量を示す文字列、並びに注文値段を示す文字列を、キーワード検索により検出する(S444)。次いで時刻検出部64は、キーワード検索により検出した文字列に対応する通話が行われた通話時刻、すなわち売買注文の注文条件の各項目それぞれの通話時刻として、キーワード検索で検出した文字列の先頭文字に対して文字データ記憶手段で対応付けされた時刻を取得することでキーワード検索で検出した複数の文字列それぞれ毎に通話時刻を検出し(S445)、検出した各注文条件の通話時刻(発音開始時刻)を通話IDに対応付けて通話音声データDB46に格納する(S446)。銘柄名又は銘柄コードを示す文字列が複数ある場合、時刻検出部64は複数の文字列それぞれ毎に通話時刻を検出する。売買区分を示す文字列、注文数量を示す文字列、及び注文値段を示す文字列の何れかが複数ある場合においても同様である。なお、音声文字変換部62は、銘柄コードと、銘柄コードにより識別される銘柄の銘柄名及び略称の文字データを対応付けた銘柄テーブルを備えており、銘柄コードを示す文字列のキーワード検索では、銘柄コードによる検索と、当該銘柄コードに対して銘柄テーブルで対応付けされた銘柄名による検索と、当該銘柄コードに対して銘柄テーブルで対応付けされた略称による検索を行い、これらの検索結果を銘柄コードを示す文字列の検索結果として用いるようになっている。また、売買区分として数字「1」を売付を示すものとして用い、数字「2」を買付を示すものとして用いる場合は、売買区分を示す文字列のキーワード検索では、注文データの売買区分が「1」であるときは「売り(うり)」による検索と「売付(うりつけ)」による検索を行い、これらの検索結果を売買区分を示す文字列の検索結果として用い、注文データの売買区分が「2」であるときは「買い(かい)」による検索と「買付(かいつけ)」による検索を行い、これらの検索結果を売買区分を示す文字列の検索結果として用いるようになっている。
図16は、本実施形態における通話音声データDB46のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。図16に例示する通話音声データDB46は、第1の実施形態に示した各種データに加えて、通話音声データに対応する文字データ、並びに銘柄コードの通話時刻(音声開始時刻)、売買区分の通話時刻(音声開始時刻)、注文数量の通話時刻(音声開始時刻)、及び注文値段の通話時刻(音声開始時刻)それぞれが格納されており、一例として、通話ID「T00001」に対応付けて、売買担当者ID「00123」、顧客の電話番号(顧客電話番号)「03−××××−△△△△」、通話音声データ「00001.mp3」、文字データ「00001.txt」、注文条件通話時刻(銘柄コードの通話時刻「2006年9月1日8時56分15秒」、売買区分の通話時刻「2006年9月1日8時56分22秒」、注文数量の通話時刻「2006年9月1日8時56分45秒」、注文値段の通話時刻「2006年9月1日8時56分32秒」)、通話開始日時「2006年9月1日8時55分40秒」が格納されており、また、通話ID「T00002」に対応付けて、売買担当者ID「00125」、顧客電話番号「03−××○○−△△○○」、通話音声データ「00002.mp3」、文字データ「00002.txt」、注文条件通話時刻(銘柄コードの通話時刻「2006年9月1日8時57分30秒」、売買区分の通話時刻「2006年9月1日8時57分35秒」、注文数量の通話時刻「2006年9月1日8時57分45秒」、注文値段の通話時刻「2006年9月1日8時57分50秒」)、通話開始日時「2006年9月1日8時56分15秒」等が格納されている。例えば、通話音声データDB46をリレーショナル・データベース(RDB)により構成し、一例として、通話IDを格納するための通話IDフィールド、売買担当者IDを格納するための売買担当者IDフィールド、顧客電話番号を格納するための顧客電話番号フィールド、通話音声データを格納するための通話音声データフィールド、文字データを格納するための文字データフィールド、銘柄コードの注文条件通話時刻を示す情報を格納するための銘柄コードフィールド(銘柄コード通話時刻フィールド)、売買区分の注文条件通話時刻を示す情報を格納するための売買区分フィールド(売買区分通話時刻フィールド)、注文数量の注文条件通話時刻を示す情報を格納するための注文数量フィールド(注文数量通話時刻フィールド)、注文値段の注文条件通話時刻を示す情報を格納するための注文値段フィールド(注文値段通話時刻フィールド)、通話開始日時を示す情報を格納するための通話開始時刻フィールドをレコード毎に設けて同一レコードに格納されたこれらの情報を互いに対応付けるようにしてもよい。
図15に戻る。S446の処理の後、管理者端末30が通話音声データを受信するまでの処理(S402〜S426)は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50は、再生指示に係る通話IDに対応付けて通話音声データDB46に格納された注文条件の通話時刻を読み出し(S426)、注文条件の通話時刻と当該注文条件の項目を示す識別情報と通話音声データを管理者端末30に送信するようになっている(S427)。
管理者端末30は、売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50からの注文条件の通話時刻と当該注文条件の項目を示す識別情報を対応付けて注文条件通話時刻記憶手段に記憶するとともに、売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50からの通話音声データを受信して制御手段により通話再生し、売買担当者と顧客の間で行われた電話通話の内容を管理者に認識させる。このとき、管理者端末30の制御手段は、通話音声データに含まれる通話時刻及び当該通話時刻の音声データを抽出して音声データを音声出力して通話再生するとともに当該音声データに対応する通話時刻と注文条件通話時刻記憶手段に記憶した各通話時刻を逐次比較し、通話時刻が一致するときに確認用画面の表示態様を所定時間だけ変化させ(S429)、例えば当該一致した通話時刻に対して注文条件通話時刻記憶手段に対応付けて記憶された注文条件の識別情報が示す注文条件の表示欄(一例として、注文条件の項目の識別情報に対応する銘柄コード、売買区分、注文数量、又は注文値段の表示領域)の背景を、他の領域の背景とは異なる模様又は色に数秒間だけ変化させる構成としてもよい。その後の処理の詳細は、第1の実施形態と同様である(S430〜S432)。
本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、管理者端末30において通話音声データの通話再生をしているときに、売買注文の注文条件が再生されるタイミングになると所定時間だけ確認用画面の表示態様が変化するため、通話再生された音声を聞いて確認用画面に表示された注文内容を確認する管理者の利便性を向上することができる。
図17は、本発明の第4の実施形態に係る売買注文処理システムの売買注文管理装置40の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る売買注文処理システムの構成は、第1の実施形態の注文売買注文管理装置に対して、音声文字変換部62及び部分音声データ抽出部66が追加されており、部分音声データ抽出部66による抽出結果を通話音声データDB46に格納するデータ構成としている。また、本実施形態に係る売買注文処理システムの処理動作は、注文データの確認処理(図6のフローチャートのS4)が第1の実施形態と異なるため、注文データの確認処理を中心に説明し、それ以外の処理動作の説明を適宜省略する。
図18は、本実施形態に係る売買注文処理システムの注文データの確認処理(図6のフローチャートのS4)の詳細を説明するためのフローチャートである。本フローチャートの直前の処理S2において、注文ID付与部54は、売買担当者端末10から売買注文の注文データ、種別、顧客名、顧客の電話番号、及び売買担当者IDを受信すると、受信した売買注文の注文データを識別するための注文IDを生成して売買注文の注文データに注文IDを付与し(S224)、注文IDと売買担当者ID及び顧客の電話番号を注文ID保持手段に保持し、当該売買担当者ID及び顧客の電話番号に対応付けされた通話IDを通話ID保持手段から取得し、注文ID、通話ID、売買担当者ID、顧客名、種別、注文データ、注文データを受信した日時(注文入力日時)、「未発注」の状況を示すステータスフラグを互いに対応付けて注文データDB56に格納し(S226)、注文データと通話IDを音声文字変換部62及び部分音声データ抽出部66に送る。
音声文字変換部62は、注文ID付与部54からの注文データと通話IDを受け取り、通話IDに対応付けて通話音声データDB46に格納されている通話音声データを読み出し、読み出した通話音声データに含まれる通話時刻を示す情報と当該通話時刻の音声データを抽出して当該通話時刻の音声データを文字データに変換し(S452)、当該通話時刻と当該通話時刻の音声データを変換した文字データとを対応付けて文字データ記憶手段に記憶する。部分音声データ抽出部66は、通話時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶された文字データから、注文データに含まれる売買注文の注文条件を示す文字列、例えば、銘柄コードを示す文字列、売買区分を示す文字列、注文数量を示す文字列、並びに注文値段を示す文字列をキーワード検索により検出する(S454)。次いで部分音声データ抽出部66は、キーワード検索で検出した文字列に対応する通話が行われた通話時刻、すなわち売買注文の注文条件の各項目それぞれの通話時刻として、キーワード検索で検出した文字列の先頭文字に対して文字データ記憶手段で対応付けされた時刻を取得することでキーワード検索で検出した複数の文字列それぞれ毎に通話時刻を検出し、検出した通話時刻(発音開始時刻)の前後の所定時間(一例として前後の数秒間)の通話音声データを、部分音声データとして複数の文字列それぞれごとに通話音声データDB46から抽出し(S456)、抽出した各注文条件の部分音声データを通話IDに対応付けて通話音声データDB46に格納する(S458)。銘柄名又は銘柄コードを示す文字列が複数ある場合、部分音声データ抽出部66は複数の文字列それぞれ毎に通話時刻を検出する。売買区分を示す文字列、注文数量を示す文字列、及び注文値段を示す文字列の何れかが複数ある場合においても同様である。なお、音声文字変換部62は、銘柄コードと、銘柄コードにより識別される銘柄の銘柄名及び略称の文字データを対応付けた銘柄テーブルを備えており、銘柄コードを示す文字列のキーワード検索では、銘柄コードによる検索と、当該銘柄コードに対して銘柄テーブルで対応付けされた銘柄名による検索と、当該銘柄コードに対して銘柄テーブルで対応付けされた略称による検索を行い、これらの検索結果を銘柄コードを示す文字列の検索結果として用いるようになっている。また、売買区分として数字「1」を売付を示すものとして用い、数字「2」を買付を示すものとして用いる場合は、売買区分を示す文字列のキーワード検索では、注文データの売買区分が「1」であるときは「売り(うり)」による検索と「売付(うりつけ)」による検索を行い、これらの検索結果を売買区分を示す文字列の検索結果として用い、注文データの売買区分が「2」であるときは「買い(かい)」による検索と「買付(かいつけ)」による検索を行い、これらの検索結果を売買区分を示す文字列の検索結果として用いるようになっている。
図19は、本実施形態における通話音声データDB46のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。図19に例示する通話音声データDB46は、第1の実施形態に示した各種データに加えて、銘柄コードに対応する部分音声データ、売買区分に対応する部分音声データ、注文数量に対応する部分音声データ、及び注文値段に対応する部分音声データそれぞれが格納されており、一例として、通話ID「T00001」に対応付けて、売買担当者ID「00123」、顧客の電話番号(顧客電話番号)「03−××××−△△△△」、通話音声データ「00001.mp3」、部分音声データ(銘柄コードの部分音声データ「00001m.mp3」、売買区分の部分音声データ「00001b.mp3」、注文数量の部分音声データ「00001s.mp3」、注文値段の部分音声データ「00001k.mp3」)、通話開始日時「2006年9月1日8時55分40秒」が格納されており、また、通話ID「T00002」に対応付けて、売買担当者ID「00125」、顧客の電話番号(顧客電話番号)「03−××○○−△△○○」、通話音声データ「00002.mp3」、部分音声データ(銘柄コードの部分音声データ「00002m.mp3」、売買区分の部分音声データ「00002b.mp3」、注文数量の部分音声データ「00002s.mp3」、注文値段の部分音声データ「00002k.mp3」)、通話開始日時「2006年9月1日8時56分15秒」が格納されている。例えば、通話音声データDB46をリレーショナル・データベース(RDB)により構成し、一例として、通話IDを格納するための通話IDフィールド、売買担当者IDを格納するための売買担当者IDフィールド、顧客電話番号を格納するための顧客電話番号フィールド、通話音声データを格納するための通話音声データフィールド、銘柄コードの部分音声データを格納するための銘柄コードフィールド(銘柄コード部分音声データフィールド)、売買区分の部分音声データを格納するための売買区分フィールド(売買区分部分音声データフィールド)、注文数量の部分音声データを格納するための注文数量フィールド(注文数量部分音声データフィールド)、注文値段の部分音声データを格納するための注文値段フィールド(注文値段部分音声データフィールド)、通話開始日時を示す情報を格納するための通話開始時刻フィールドをレコード毎に設けて同一レコードに格納されたこれらの情報を互いに対応付けるようにしてもよい。
図18に戻る。S458の処理の後、管理者端末30が確認用画面を表示するまでの処理(S402〜S420)は第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
管理者が管理者端末30の確認用画面で売買注文の注文条件の項目名(例えば銘柄コード、売買区分、注文数量、及び注文値段)の何れかをマウスによりクリック操作等して選択入力する(S461)と、管理者端末30は、選択された注文条件を示す情報及び通話IDを管理者IDとともに売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50に送信する(S462)。確認用データ送受信部50は、受信した通話ID及び注文条件を示す情報に対応する当該注文条件の部分音声データを通話音声データDB46から読み出し(S463)、管理者端末30に送信する(S464)。管理者端末30は、確認用データ送受信部50から部分音声データを受信して制御手段により部分音声データに含まれる音声データを抽出して音声データを音声出力することにより通話再生し、売買担当者と顧客との間で行われた電話通話における売買注文の注文条件の内容を管理者に確認させる(S465)。管理者は、確認用画面に表示された注文データが示す注文条件の内容と部分音声データが示す通話内容が適合すると判断した場合、当該注文条件の項目に対する認可情報を当該注文条件の項目に対する認可ボタンを操作して入力する(S466:Yes)。一方、管理者は、注文データが示す注文条件の内容と部分音声データの通話再生された通話内容が適合していないと判断した場合(S466:No)、当該注文条件の項目に対応する注文データの注文内容を訂正する入力を行い(S467)、当該訂正する入力を行った当該項目に対する認可情報を当該項目に対する認可ボタンを操作して入力する(S466:Yes)。このようなS461〜S467までの処理が注文条件の各項目(銘柄コード、売買区分、注文数量、注文値段)で行われる(S468)。そして、全ての項目で認可情報が入力された場合、管理者端末30は、確認済情報、注文ID、注文データ、及び売買担当者IDを管理者IDとともに売買注文管理装置40の確認用データ送受信部50に送信する(S432)。送信される注文データは、管理者により注文内容を訂正する入力が行われた場合は訂正された注文データであり、管理者により注文内容を訂正する入力が行われない場合は元の注文データであり、確認用画面に表示された注文データが送信されるようになっている。
図20は、図18のフローチャートのS420で管理者端末30に表示される確認用画面の一例を示す説明図である。本実施形態において、確認用画面には売買注文の注文条件の項目の表示ボタンが設けてあり、管理者がこれらの表示ボタンをマウスでクリック操作して選択入力することにより、表示ボタンに対応する注文条件の部分音声データが管理者端末30から音声出力されて通話再生されるようになっている。また、売買注文の注文条件の項目に対応付けて認可ボタンが表示されており、認可ボタンがマウスでクリック操作されて選択入力されることにより、当該注文条件の項目に対する認可情報が入力されるようになっている。また、銘柄コード、売買区分、注文数量、注文値段は入力欄であるコンボボックスに入力された状態で表示されており、訂正入力が可能な形式で表示されている。図20の確認用画面では、一例として、注文入力者「00123(山田太郎)」、顧客名「××××株式会社(03−××××−△△△△)」、ステータス「申請中」、認可伝票ID「N0001」、注文入力時刻「2006年9月1日8時57分10秒」、銘柄コードの表示ボタン、銘柄コード「○○○○」、種別「委託」、売買区分の表示ボタン、売買区分「買付」、数量の表示ボタン、注文数量「10,000株」、注文値段の表示ボタン、注文値段「1,600円」、注文ID「B0001」が表示されており、「銘柄コード」の表示ボタンは銘柄コードに関する部分音声データを音声出力するための入力ボタン(通話再生ボタン)となっており、「売買区分」の表示ボタンは売買区分に関する部分音声データを音声出力するための入力ボタン(通話再生ボタン)となっており、「数量」の表示ボタンは注文数量に関する部分音声データを音声出力するための入力ボタン(通話再生ボタン)となっており、「注文値段」の表示ボタンは注文値段に関する部分音声データを音声出力するための入力ボタン(通話再生ボタン)となっており、それぞれに対応付けて認可情報を入力するための認可ボタンが表示されている。本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。
第1の実施形態に係る有価証券の売買注文処理システムの構成の一例を説明するための概略図である。 第1の実施形態に係る売買注文管理装置40の構成の一例を示すブロック図である。 顧客DB43のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。 第1の実施形態に係る通話音声データDB46のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。 注文データDB56のデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。 売買注文処理システムの処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係る売買注文処理システムにおける注文データの取得処理の一例を説明するためのフローチャートであり、図6のフローチャートにおける注文データの取得処理S2の一例を説明するためのフローチャートである。 売買担当者端末10に表示される注文入力画面の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る売買注文処理システムにおける注文データの確認処理の一例を説明するためのフローチャートであり、図6のフローチャートにおける注文データの確認処理S4の一例を説明するためのフローチャートである。 管理者端末30に表示される認可伝票の一覧画面の一例を示す説明図である。 管理者端末30に表示される確認用画面の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る売買注文処理システムにおける発注処理の一例を説明するためのフローチャートであり、図6のフローチャートにおける発注処理S6の一例を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る売買注文処理システムの処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態に係る売買注文処理システムの売買注文管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る売買注文処理システムにおける注文データの確認処理の一例を説明するためのフローチャートであり、図6のフローチャートにおける注文データの確認処理S4の一例を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態に係る通話音声データDBのデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。 第4の実施形態に係る売買注文処理システムの売買注文管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る売買注文処理システムにおける注文データの確認処理の一例を説明するためのフローチャートであり、図6のフローチャートにおける注文データの確認処理S4の一例を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態に係る通話音声データDBのデータ構成の一例をテーブル形式で示す説明図である。 図18のフローチャートのS420で管理者端末に表示される確認用画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
10…売買担当者端末、20…電話機、30…管理者端末、40…売買注文管理装置、43…顧客DB、44…通話ID付与部(通話識別情報付与部)、46…通話音声データDB、48…画面データ送信部(注文入力画面データ送信部、発注画面データ送信部)、49…画面データDB、50…確認用データ送受信部、52…確認条件DB、53…管理者DB、54…注文ID付与部(注文識別情報付与部)、56…注文データDB(注文データ格納部、識別情報格納部)、58…発注処理部、80…売買システム(取引市場システム)。

Claims (5)

  1. 顧客からの有価証券の売買注文を受ける売買担当者の電話機及び端末装置に接続され、前記顧客からの前記有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置であって、
    有価証券の売買注文の内容を示す注文データを入力するための注文入力画面の画面データである入力画面データを前記売買担当者の端末装置に送信して前記注文入力画面を表示させる注文入力画面データ送信部と、
    前記売買担当者の電話機を通じて行われた前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話で前記顧客からの前記有価証券の売買注文を受けた前記売買担当者により当該売買担当者の端末装置の前記注文入力画面に入力された当該有価証券の注文内容を示す注文データを前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した当該注文データを識別するための注文識別情報を生成して注文識別情報保持手段に保持し、当該注文識別情報と当該注文データを対応付けて注文データ格納部に格納する注文識別情報付与部と、
    前記売買担当者の電話機からの前記売買担当者と前記顧客の間の通話開始を示す情報に基づいて前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話を識別するための通話識別情報を生成して当該通話識別情報を通話識別情報保持手段に保持し、前記売買担当者の電話機から前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データが対応付けされた通話音声データを受信して当該通話音声データと前記通話識別情報を対応付けて通話音声データ格納部に格納する通話識別情報付与部と、
    前記注文識別情報保持手段に保持された前記注文識別情報と前記通話識別情報保持手段に保持された前記通話識別情報を対応付けて格納する識別情報格納部と
    前記通話音声データから、前記電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データを抽出し、抽出した音声データを文字データに変換して、当該電話通話における各時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶する音声文字変換部と、
    前記注文データ格納部に格納された前記注文データに含まれる複数の注文条件の内容をそれぞれ示す複数組の文字列を、前記文字データ記憶手段に記憶された前記文字データからそれぞれ検索し、検索した複数組の文字列にそれぞれ対応する時刻を前記文字データ記憶手段からそれぞれ取得することにより、各注文条件に対応する各時刻を検出する時刻検出部と、
    前記注文識別情報付与部から前記売買注文の注文データと当該売買注文の注文識別情報を受け取り、前記売買注文の複数の注文条件を表示する注文表示画面の画面データである注文表示画面データを生成し、生成した前記注文表示画面データと前記売買注文の注文識別情報を管理者の端末装置に送信する確認用データ送信部であって、前記注文識別情報に対応付けて前記識別情報格納部に格納された前記通話識別情報に対応する前記通話音声データを、前記通話音声データ格納部から読み出し、当該通話音声データを前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる確認用データ送信部と、
    前記注文データ及び前記通話音声データの内容を前記管理者が確認したことを示す確認済情報と、前記売買注文の注文識別情報を、前記管理者の端末装置から受信した場合に、前記売買注文の発注指示を示す情報を入力するための発注画面の画面データである発注画面データと、前記売買注文の注文識別情報を、前記売買担当者の端末装置に送信する発注画面データ送信部と、
    前記売買注文の発注指示を示す情報と前記売買注文の注文識別情報を前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した前記注文識別情報に対応付けて前記注文データ格納部に格納された前記注文データを、前記有価証券の市場取引システムに送信することにより、前記売買注文の発注処理を行う発注処理部と
    を有し、
    前記確認用データ送信部は、前記管理者の端末装置に前記通話音声データを送信して音声出力させる場合に、前記時刻検出部により検出された各注文条件に対応する各時刻に一致する各タイミングで、前記管理者の端末装置の注文表示画面において対応する注文条件の表示態様を所定時間だけ変化させる
    ことを特徴とする売買注文管理装置。
  2. 顧客からの有価証券の売買注文を受ける売買担当者の電話機及び端末装置に接続され、前記顧客からの前記有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置であって、
    有価証券の売買注文の内容を示す注文データを入力するための注文入力画面の画面データである入力画面データを、前記売買担当者の端末装置に送信して、前記注文入力画面を表示させる注文入力画面データ送信部と、
    前記売買担当者の電話機を通じて行われた前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話で前記顧客からの前記有価証券の売買注文を受けた前記売買担当者により、当該売買担当者の端末装置の前記注文入力画面に入力された、当該有価証券の注文内容を示す注文データを、前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した当該注文データを識別するための注文識別情報を生成して注文識別情報保持手段に保持し、当該注文識別情報と当該注文データを対応付けて注文データ格納部に格納する注文識別情報付与部と、
    前記売買担当者の電話機からの前記売買担当者と前記顧客の間の通話開始を示す情報に基づいて、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話を識別するための通話識別情報を生成して、当該通話識別情報を通話識別情報保持手段に保持し、前記売買担当者の電話機から、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データが対応付けされた通話音声データを受信して、当該通話音声データと前記通話識別情報を対応付けて通話音声データ格納部に格納する通話識別情報付与部と、
    前記注文識別情報保持手段に保持された前記注文識別情報と前記通話識別情報保持手段に保持された前記通話識別情報を対応付けて格納する識別情報格納部と、
    前記通話音声データから、前記電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データを抽出し、抽出した音声データを文字データに変換して、当該電話通話における各時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶する音声文字変換部と、
    前記注文データ格納部に格納された前記注文データに含まれる複数の注文条件の内容をそれぞれ示す複数組の文字列を、前記文字データ記憶手段に記憶された前記文字データからそれぞれ検索し、検索した複数組の文字列にそれぞれ対応する時刻を前記文字データ記憶手段からそれぞれ取得し、前記通話音声データ格納部に格納された前記通話音声データから、当該取得した各時刻に対応する部分の音声データを、各注文条件に対応する部分音声データとして抽出して、前記通話音声データ格納部に格納する部分音声データ抽出部と、
    前記注文識別情報付与部から前記売買注文の注文データと当該売買注文の注文識別情報を受け取り、前記売買注文の複数の注文条件を表示する注文表示画面の画面データである注文表示画面データを生成し、生成した前記注文表示画面データと前記売買注文の注文識別情報を管理者の端末装置に送信する確認用データ送信部であって、前記注文識別情報に対応付けて前記識別情報格納部に格納された前記通話識別情報に対応する前記通話音声データを、前記通話音声データ格納部から読み出し、当該通話音声データを前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる確認用データ送信部と、
    前記注文データ及び前記通話音声データの内容を前記管理者が確認したことを示す確認済情報と、前記売買注文の注文識別情報を、前記管理者の端末装置から受信した場合に、前記売買注文の発注指示を示す情報を入力するための発注画面の画面データである発注画面データと、前記売買注文の注文識別情報を、前記売買担当者の端末装置に送信する発注画面データ送信部と、
    前記売買注文の発注指示を示す情報と前記売買注文の注文識別情報を前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した前記注文識別情報に対応付けて前記注文データ格納部に格納された前記注文データを、前記有価証券の市場取引システムに送信することにより、前記売買注文の発注処理を行う発注処理部と
    を有し、
    前記確認用データ送信部は、前記管理者の端末装置の注文表示画面で前記管理者の入力操作により前記複数の注文条件の1つが選択された場合に、前記管理者の端末装置から当該選択された注文条件を示す情報を受信し、受信した当該選択された注文条件を示す情報に基づき、当該選択された注文条件に対応する部分音声データを前記通話音声データ格納部から読み出して前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる
    ことを特徴とする売買注文管理装置。
  3. 顧客からの有価証券の売買注文を受ける売買担当者の電話機及び端末装置に接続され、前記顧客からの前記有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置であって、
    有価証券の売買注文の内容を示す注文データを入力するための注文入力画面の画面データである入力画面データを、前記売買担当者の端末装置に送信して、前記注文入力画面を表示させる注文入力画面データ送信部と、
    前記売買担当者の電話機を通じて行われた前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話で前記顧客からの前記有価証券の売買注文を受けた前記売買担当者により、当該売買担当者の端末装置の前記注文入力画面に入力された、当該有価証券の注文内容を示す注文データを、前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した当該注文データを識別するための注文識別情報を生成して注文識別情報保持手段に保持し、当該注文識別情報と当該注文データを対応付けて注文データ格納部に格納する注文識別情報付与部と、
    前記売買担当者の電話機からの前記売買担当者と前記顧客の間の通話開始を示す情報に基づいて、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話を識別するための通話識別情報を生成して、当該通話識別情報を通話識別情報保持手段に保持し、前記売買担当者の電話機から、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データが対応付けされた通話音声データを受信して、当該通話音声データと前記通話識別情報を対応付けて通話音声データ格納部に格納する通話識別情報付与部と、
    前記注文識別情報保持手段に保持された前記注文識別情報と前記通話識別情報保持手段に保持された前記通話識別情報を対応付けて格納する識別情報格納部と、
    前記通話音声データから、前記電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データを抽出し、抽出した音声データを文字データに変換して、当該電話通話における各時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶する音声文字変換部と、
    前記注文データ格納部に格納された前記注文データに含まれる複数の注文条件の内容をそれぞれ示す複数組の文字列を、前記文字データ記憶手段に記憶された前記文字データからそれぞれ検索し、検索した複数組の文字列にそれぞれ対応する時刻を前記文字データ記憶手段からそれぞれ取得することにより、各注文条件に対応する各時刻を検出する時刻検出部と、
    前記注文識別情報付与部から前記売買注文の注文データと当該売買注文の注文識別情報を受け取り、前記売買注文の複数の注文条件を表示する注文表示画面の画面データである注文表示画面データを生成し、生成した前記注文表示画面データと前記売買注文の注文識別情報を管理者の端末装置に送信する確認用データ送信部であって、前記注文識別情報に対応付けて前記識別情報格納部に格納された前記通話識別情報に対応する前記通話音声データを、前記通話音声データ格納部から読み出し、当該通話音声データを前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる確認用データ送信部と、
    前記注文データ及び前記通話音声データの内容を前記管理者が確認したことを示す確認済情報と、前記売買注文の注文識別情報を、前記管理者の端末装置から受信した場合に、受信した前記注文識別情報に対応付けて前記注文データ格納部に格納された前記注文データを、前記有価証券の市場取引システムに送信することにより、前記売買注文の発注処理を行う発注処理部と
    を有し、
    前記確認用データ送信部は、前記管理者の端末装置に前記通話音声データを送信して音声出力させる場合に、前記時刻検出部により検出された各注文条件に対応する各時刻に一致する各タイミングで、前記管理者の端末装置の注文表示画面において対応する注文条件の表示態様を所定時間だけ変化させる
    ことを特徴とする売買注文管理装置。
  4. 顧客からの有価証券の売買注文を受ける売買担当者の電話機及び端末装置に接続され、前記顧客からの前記有価証券の売買注文を管理するための売買注文管理装置であって、
    有価証券の売買注文の内容を示す注文データを入力するための注文入力画面の画面データである入力画面データを、前記売買担当者の端末装置に送信して、前記注文入力画面を表示させる注文入力画面データ送信部と、
    前記売買担当者の電話機を通じて行われた前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話で前記顧客からの前記有価証券の売買注文を受けた前記売買担当者により、当該売買担当者の端末装置の前記注文入力画面に入力された、当該有価証券の注文内容を示す注文データを、前記売買担当者の端末装置から受信し、受信した当該注文データを識別するための注文識別情報を生成して注文識別情報保持手段に保持し、当該注文識別情報と当該注文データを対応付けて注文データ格納部に格納する注文識別情報付与部と、
    前記売買担当者の電話機からの前記売買担当者と前記顧客の間の通話開始を示す情報に基づいて、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話を識別するための通話識別情報を生成して、当該通話識別情報を通話識別情報保持手段に保持し、前記売買担当者の電話機から、前記売買担当者と前記顧客の間の電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データが対応付けされた通話音声データを受信して、当該通話音声データと前記通話識別情報を対応付けて通話音声データ格納部に格納する通話識別情報付与部と、
    前記注文識別情報保持手段に保持された前記注文識別情報と前記通話識別情報保持手段に保持された前記通話識別情報を対応付けて格納する識別情報格納部と、
    前記通話音声データから、前記電話通話における各時刻と当該時刻での音声を示す音声データを抽出し、抽出した音声データを文字データに変換して、当該電話通話における各時刻に対応付けて文字データ記憶手段に記憶する音声文字変換部と、
    前記注文データ格納部に格納された前記注文データに含まれる複数の注文条件の内容をそれぞれ示す複数組の文字列を、前記文字データ記憶手段に記憶された前記文字データからそれぞれ検索し、検索した複数組の文字列にそれぞれ対応する時刻を前記文字データ記憶手段からそれぞれ取得し、前記通話音声データ格納部に格納された前記通話音声データから、当該取得した各時刻に対応する部分の音声データを、各注文条件に対応する部分音声データとして抽出して、前記通話音声データ格納部に格納する部分音声データ抽出部と、
    前記注文識別情報付与部から前記売買注文の注文データと当該売買注文の注文識別情報を受け取り、前記売買注文の複数の注文条件を表示する注文表示画面の画面データである注文表示画面データを生成し、生成した前記注文表示画面データと前記売買注文の注文識別情報を管理者の端末装置に送信する確認用データ送信部であって、前記注文識別情報に対応付けて前記識別情報格納部に格納された前記通話識別情報に対応する前記通話音声データを、前記通話音声データ格納部から読み出し、当該通話音声データを前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる確認用データ送信部と、
    前記注文データ及び前記通話音声データの内容を前記管理者が確認したことを示す確認済情報と、前記売買注文の注文識別情報を、前記管理者の端末装置から受信した場合に、受信した前記注文識別情報に対応付けて前記注文データ格納部に格納された前記注文データを、前記有価証券の市場取引システムに送信することにより、前記売買注文の発注処理を行う発注処理部と
    を有し、
    前記確認用データ送信部は、前記管理者の端末装置の注文表示画面で前記管理者の入力操作により前記複数の注文条件の1つが選択された場合に、前記管理者の端末装置から当該選択された注文条件を示す情報を受信し、受信した当該選択された注文条件を示す情報に基づき、当該選択された注文条件に対応する部分音声データを前記通話音声データ格納部から読み出して前記管理者の端末装置に送信して音声出力させる
    ことを特徴とする売買注文管理装置。
  5. コンピュータを、請求項1〜の何れか一項に記載の売買注文管理装置として機能させるためのプログラム。
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