JP2002342648A - 広告情報提供方法 - Google Patents

広告情報提供方法

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JP2002342648A
JP2002342648A JP2001148605A JP2001148605A JP2002342648A JP 2002342648 A JP2002342648 A JP 2002342648A JP 2001148605 A JP2001148605 A JP 2001148605A JP 2001148605 A JP2001148605 A JP 2001148605A JP 2002342648 A JP2002342648 A JP 2002342648A
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Japan
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JP2001148605A
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English (en)
Inventor
Kenji Tominaga
研司 富永
Katsuyuki Tanaka
克之 田中
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Hitachi Ltd
Hitachi Astemo Aftermarket Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Mobile Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、情報提供主からの広告情報を
消費者に提供するサービスビジネスにおいて、情報提供
主による広告情報のメンテナンス作業が容易になるとと
もに、パソコンに不慣れな消費者でも提供された広告情
報の検索を容易に行える広告情報提供方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】本発明は、第1のステップで、情報提供主
から提供された広告情報を用いて、この広告情報を電子
情報として記憶させた電子情報記録媒体を製作する。第
2のステップで、テレビに接続することにより電子情報
記録媒体に記憶されている広告情報をテレビに表示する
ための電子情報モニター用機器を、予め契約した特定会
員に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報技術(IT:
Information Technology)を用いて、商店,デパート,
商品メーカー等の情報提供主からの広告情報を一般家庭
の消費者に提供するサービスビジネスに関する。
【0002】
【従来の技術】商店やデパートなどの広告情報提供に関
する従来技術としては、小冊子型カタログ(以下、小冊
子という)配布による宣伝,ネットワークによる宣伝が
ある。
【0003】小冊子配布による宣伝では、商店やデパー
トなどの情報提供主がフルカラーの商品カタログ(小冊
子)を消費者(特定会員)に郵送していたが、以下の課
題が存在する。 a)検索が容易で分かり易いが、情報提供主は、小冊子
の印刷・製本に多額の費用がかかる。 b)消費者は小冊子の保管スペースが必要となるため、
日本の狭い住宅事情を考慮すると、小冊子が廃棄される
ケースが多い。 c)情報提供主は、小冊子の改訂作業と再印刷・再製本
に時間と費用がかかる。即ち、メンテナンス作業に要す
る時間と費用が大きい。 d)情報提供主は、小冊子の郵送に費用がかかる。
【0004】ネットワークによる宣伝では、消費者がパ
ソコン(パーソナルコンピューター)を用いたインターネ
ット(www:world wide web)により仮想商店にア
クセスできる環境が構築され、電子商取引(Electronic
Commerce)が開始されたが、以下の課題が存在する。 a)パソコンは、熟練者には操作が容易であるが、パソ
コンに不慣れな一般家庭の主婦,高齢者,若年者には操
作が難しい。 b)www上に多数の仮想商店があるため、消費者にと
って仮想商店のアドレスの記憶及びアクセス操作がわず
らわしい。 c)パソコンの表示画面が小さく、動画や音の質が良く
ない。
【0005】また、情報提供に関する従来例として、特
開平8−23314号公報,特開平8−32538号公
報,特開平10−240828号公報,特開平9-106268
号公報,特開2000−115724号公報に記載され
たものがある。
【0006】特開平8−23314号公報(第1従来
例)には、受信者が、新聞社などの情報提供者から衛星
を介して受信したデータを記録媒体(磁気ディスクな
ど)に記録し、このデータをモニターに表示させる装置
が記載されている。特開平8−32538号公報(第2
従来例)には、更に、上記モニターに表示させたデータ
のうち所望のデータに関する詳細情報を、受信者が公衆
電話網を介して情報提供者から入手する装置が記載され
ている。
【0007】特開平10−240828号公報(第3従
来例)には、情報センターから送付されたCD−ROM
を利用者のパソコンにインストールし、利用者が、パソ
コンのアプリケーション通信ソフトによって情報センタ
ーサーバーにアクセスして、利用者の動的ニーズに対応
した広告情報を入手する装置が記載されている。
【0008】特開平9−106268号公報(第4従来
例)には、CD−ROMに記録された広告画像データを
常時ディスプレイに表示し、所定時間のテレビ放送を自
動的に優先させてディスプレイに表示する装置が記載さ
れている。
【0009】特開2000−115724号公報(第5
従来例)には、放送信号に多重された広告情報をアンテ
ナで受信し、受信装置が存在する地域についての広告情
報を地域情報抽出装置によって抽出し、抽出された地域
に関する広告情報をテレビに表示する装置が記載されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例及び第2従
来例の場合、受信者(消費者)は、専用のデータ受信装
置を用いて受信したデータを記録媒体に記録する必要が
あると共に、詳細情報については公衆電話網を介して別
途入手する必要がある。
【0011】第3従来例の場合、利用者(消費者)は、
パソコンを使う必要があると共に、所望の情報はインタ
ーネットを介して入手する必要がある。
【0012】第4従来例の場合、テレビ放送が自動的に
優先表示されるため、装置の使用者(消費者)は、任意
の時間に(所望の時間に)広告情報を見ることができな
い。また、広告情報の具体的検索方法については、考慮
されていない。
【0013】第5従来例の場合、装置の使用者(消費
者)は、地域情報抽出装置を用いて受信装置が存在する
地域についての広告情報を抽出する必要がある。また、
広告情報の具体的検索方法については、考慮されていな
い。
【0014】以上の従来技術では、広告情報の煩雑なメ
ンテナンス作業を情報提供主自身が行う必要があるとと
もに、パソコンに不慣れな消費者(主婦,高齢者,若年
者など)の場合、パソコンによる広告情報の検索が困難
である。
【0015】本発明の目的は、情報提供主からの広告情
報を消費者に提供するサービスビジネスにおいて、情報
提供主による広告情報のメンテナンス作業が容易になる
とともに、パソコンに不慣れな消費者でも提供された広
告情報の検索を容易に行える広告情報提供方法を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の広告情報提供方法では、第1のステップと
して、情報提供主から提供された広告情報を用いて、こ
の広告情報を電子情報として記憶又は保存させた電子情
報記録媒体を製作する。
【0017】第2のステップとしては、この製作した電
子情報記録媒体を予め契約した特定会員に提供する。こ
の提供方法としては、以下の3つの何れかを行う。
【0018】第1の方法は、テレビに接続することによ
り電子情報記録媒体に記憶されている広告情報をテレビ
に表示するための電子情報モニター用機器であって、こ
の電子情報モニター用機器のリモコン操作によりテレビ
に表示された広告情報を検索可能に構成された電子情報
モニター用機器を、予め契約した特定会員に提供し、前
記広告情報を記憶させた電子情報記録媒体を前記特定会
員に提供する。
【0019】第2の方法は、電子情報記録媒体に記憶さ
れている広告情報をテレビ画面に表示可能な電子情報モ
ニター機能付きテレビであって、この電子情報モニター
機能付きテレビのリモコン操作によりテレビ画面に表示
された広告情報を検索可能に構成された電子情報モニタ
ー機能付きテレビを、予め契約した特定会員に提供し、
前記広告情報を記憶させた電子情報記録媒体を前記特定
会員に提供する。
【0020】第3の方法は、電子情報記録媒体に保存さ
れている広告情報をテレビ画面に表示可能な電子情報モ
ニター機能付きテレビを用いて電子情報記録媒体の広告
情報をモニターするモードにおいて、電子情報モニター
機能付きテレビのリモコン操作によりテレビ画面に表示
された広告情報を検索可能とするためのソフトウエアを
前記電子情報記録媒体に保存させ、前記広告情報及び前
記ソフトウエアが保存された電子情報記録媒体を予め契
約した特定会員に提供する。
【0021】好ましくは、前記第2のステップにおい
て、広告情報が記憶または保存されている前記電子情報
記録媒体を情報提供主にも提供する。
【0022】また、好ましくは、第3のステップとし
て、特定会員に提供した電子情報記録媒体の広告情報を
更新する。更新方法としては、以下の3つの何れかを行
う。
【0023】第1の方法は、特定会員が電子情報記録媒
体に記憶または保存されている広告情報の更新作業を行
うための電子情報更新装置を、予め契約した情報更新仲
介事業者に提供し、情報提供主からの依頼に応じて前記
更新作業の実施を特定会員に依頼する。
【0024】第2の方法は、情報提供主から提供された
広告情報の更新情報を用いて、この更新情報を反映した
新たな広告情報を電子情報として保存させた新たな電子
情報記録媒体を製作し、この新たな電子情報記録媒体を
特定会員に提供する。
【0025】第3の方法は、電子情報記録媒体に記憶ま
たは保存されている広告情報を更新するためのソフトウ
エアを、通信回線を介して前記電子情報モニター用機器
または前記電子情報モニター機能付きテレビに配信し、
この電子情報モニター用機器または電子情報モニター機
能付きテレビによって電子情報記録媒体の広告情報を更
新する。
【0026】また、好ましくは、第4のステップとし
て、特定会員からの前記広告情報に含まれる商品の注文
に応じて、この注文に関する情報を情報提供主に提供す
る。更に好ましくは、この注文に関する情報を情報提供
主に提供した後で、特定会員から注文を受けた商品の納
期および値段に関する情報を情報提供主から受け取り、
この納期および値段に関する情報を特定会員に提供す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明による広告情報提供
方法の第1実施例を、図1及び図2を用いて説明する。
図1は第1実施例の概略ビジネスフロー図、図2は図1
の主なビジネスイメージ図である。図1及び図2に示す
ように、本サービスビジネスの主な当事者は、情報提供
主(商品メーカー,デパート,商店等)1,広告情報提
供サービス事業者(以下、単にサービス事業者という)
2,各家庭の消費者3、及び情報更新仲介事業者10で
ある。
【0028】本サービスビジネスでは、サービス事業者
2は3つの基本業務を担当する。第1の業務は、情報提
供主1からの依頼による電子情報記録媒体(電子カタロ
グ)の製作である。第2の業務は、電子カタログの消費
者3への提供である。第3の業務は、消費者3に提供し
た電子カタログの更新である。
【0029】以下、各業務について詳細に説明する。第
1の業務として、サービス事業者2は、情報提供主1か
らの電子カタログ製作依頼に応じて、情報提供主1から
提供された商品カタログなどに記載されている広告情報
を、小型の電子情報記録媒体(電子カタログ)であるコ
ンパクトディスク(CD)に所定の形式で記録・保存す
る。換言すれば、情報提供主1の広告情報を保存したC
D(以下、広告用CDという)を編集・製作する。
【0030】ここで言う所定の形式とは、後述するよう
に、テレビに接続可能な専用端末用またはテレビ用のリ
モコン(リモートコントローラー)を操作することによ
り、広告用CDに保存されている広告情報の検索が可能
なデータ形式をいう。
【0031】また、第2の業務として、サービス事業者
2は、製作した広告用CD(電子カタログ)を特定の消
費者3に郵送等により送付(配送,配布)する。ここで
言う特定の消費者3とは、予めサービス事業者2との間
で特定の会員契約を締結した特定会員を指す。例えば、
特定の会員契約が友の会への入会契約であれば、特定の
消費者3は友の会会員となる。
【0032】この広告用CDの送付に先立って、サービ
ス事業者2は、広告用CDをテレビでモニターするため
の電子情報モニター用機器であるCDモニター用専用端
末(専用アダプター、以下、単に専用端末という)を特
定の消費者3に配送する。この専用端末は、会員契約に
従って、有料で消費者3に販売又は貸与する場合と、無
料で消費者3に貸与又は支給する場合とがある。もちろ
ん、広告用CDの送付が初回の場合には、広告用CDと
専用端末を一緒に、特定の消費者3に配送することにな
る。
【0033】サービス事業者2は、会員契約に従って、
消費者3に提供する広告情報提供サービスに対する対価
として、所定の会費を消費者3から受け取る。この際、
専用端末を無料で消費者3に貸与又は支給する場合に
は、有料で消費者3に販売又は貸与する場合に比べて会
費が割高となるように、契約条件が設定される。会費に
関しては、例えば年会費などの所定期間毎に支払う条件
を会員契約で定めておく。
【0034】また、第3の業務として、サービス事業者
2は、情報提供主1からの広告情報変更依頼に応じて、
情報提供主1から提供された更新情報(訂正情報)を用
いて消費者3に提供した広告用CD(電子カタログ)に
保存されている広告情報を更新する。
【0035】一方、サービス事業者2は、広告情報提供
に関する委託契約を情報提供主1との間で締結する。こ
の委託契約により、サービス事業者2は、広告用CDそ
のものを情報提供主1に送付するか、又は広告用CDに
保存されている広告情報のうち情報提供主1に関係する
情報のみを情報提供主1にネットワークなどを介して配
信する。このように消費者3に提供した広告情報を情報
提供主1にも提供することにより、情報提供主1は、広
告情報に関する消費者3からの問合せや商品購入申込み
に対して、対応が容易となる。
【0036】また、サービス事業者2は、上記委託契約
に従って、第1の業務に関する所定の広告用CD(電子
カタログ)製作費,第2の業務に関する所定の広告手数
料、及び第3の業務に関する所定の更新手数料を情報提
供主1に請求し、これらのサービス関係費用を情報提供
主1から受け取る。この広告手数料には、広告用CD及
び専用端末の消費者3への配送料も含まれる。
【0037】次に、サービス事業者2から消費者3に提
供する専用端末について説明する。図3に示すように、
この専用端末4は、専用の接続ケーブル5を用いて、例
えばテレビ6のビデオ入力端子に接続される。テレビ6
には、テレビ放送番組モニター用のアンテナケーブル7
が接続されている。消費者3は、専用端末4とテレビ6
とを接続ケーブル5で接続した状態で、テレビリモコン
6aを用いてテレビ6をビデオモードに切り換えること
により、広告用CDに保存されている広告情報をテレビ
6で直接モニターすることができる。
【0038】消費者3は、更に、専用端末4用のリモコ
ン(専用端末リモコン)4aを用いて専用端末4を操作
(制御)することにより、広告用CDに保存されている
広告情報の中から、所望の(自分が知りたい)広告情報
をテレビ6の画面上で検索し、テレビ6の画面上でモニ
ターすることができる。専用端末リモコン4aは、専用
端末4と一緒にサービス事業者2から消費者3に提供さ
れ、市販のテレビ用リモコン又はビデオ用リモコンとほ
ぼ同様な操作ボタンを備えている。
【0039】このような専用端末リモコン4aを用いる
ことにより、消費者3がパソコンに不慣れな主婦,高齢
者または若年者であっても、消費者3は、日常生活で使
い慣れたテレビ用リモコン又はビデオ用リモコンを扱う
のとほぼ同じ感覚で、広告用CDに保存されている広告
情報をテレビ6の画面上で容易に検索できる。
【0040】また、消費者3は、後述するようにテレビ
6の画面上における項目を選択することにより、見たい
情報をどの表示画面からでも直ぐに検索できるので、従
来のようにビデオテープを巻き戻したり、カタログの該
当ページを探すなどの不便さを解消することができる。
【0041】更に、消費者3は、TVプログラムやニュ
ースの間に存在するコマーシャルの時間帯に、テレビの
入力を切り換えるだけで簡単に広告用CDの広告情報に
アクセスできるので、従来の小冊子配布方式などに比べ
て利用頻度の大幅増加が期待できる。
【0042】なお、専用端末4は、CDからの情報読出
し専用とすることも、TVゲームのアダプターと共用す
ることも可能である。TVゲームのアダプターと共用す
る場合には、CD−ROM等の電子情報記録媒体の操作
スイッチ,操作ボタン,マウスなどを、広告情報検索用
及びTVゲーム操作用として兼用することができる。
【0043】次に、図4及び図5を用いて、専用端末リ
モコン4aによる広告情報の検索方法の一例を説明す
る。図4は、専用端末リモコン4aの操作ボタンの一例
を示す。この専用端末リモコン4aは、一般的なテレビ
リモコンまたはビデオリモコンと同じチャンネルボタン
(数字ボタン)CB,チャンネルアップボタンCU,チ
ャンネルダウンボタンCD,音量アップボタンVUおよ
び音量ダウンボタンVDと、確定ボタンSETとを備え
る。チャンネルボタンCBは、図4中に「1」〜「1
2」で表示している。
【0044】これらのボタンのうちCB,CU,CD,
VUおよびVDは、消費者3が所望する広告情報に関す
る項目をテレビ6の画面上で選択するためのボタン(選
択ボタン)である。SETは、消費者3が所望する広告
情報に関する項目をテレビ6の画面上で確定するための
ボタン(確定ボタン)である。尚、図4では、簡単のた
めに専用端末4の電源オン/オフ切り換えスイッチなど
は省略している。
【0045】以下、広告用CDに保存されている広告情
報からホテル情報を検索する場合について説明する。図
5(a)〜図5(e)はテレビの表示画面6bの一例を
示し、画面上の破線で囲まれた領域のみが選択できるよ
うに予めプログラムされた選択画面である。
【0046】初めにテレビリモコンを用いてテレビをビ
デオモードに切り換えると、図5(a)に示すように、
初期画面として広告情報のメニュー選択画面が表示され
る。メニュー選択画面では、「1.商品カタログ」,
「2.旅行案内・ガイド」,「3.教育・学習」,
「4.企業案内・紹介」,「5.学校案内・紹介」,
「6.その他」が選択すべきメニュー(選択メニュー)
として表示される。
【0047】ビデオモードへの切り換え直後には、
「1.商品カタログ」が選択された状態で表示される。
この選択された状態とは、他の破線部分と異なった色付
けで表示された状態を意味し、例えば「1.商品カタロ
グ」の破線部分だけが薄い青色で着色表示され、他の選
択メニューは着色せずに表示される。以下、このような
選択された状態をハイライトと呼ぶ。
【0048】図5(a)〜図5(e)の画面において、
チャンネルアップボタンCU,チャンネルダウンボタン
CD,音量アップボタンVU,音量ダウンボタンVDを
押す操作は、画面上において選択対象項目を上,下,
右,左の各方向にそれぞれ移動させる機能を有する。
【0049】例えば、図5(a)において、専用端末リ
モコン4aのチャンネルアップボタンCUを押し続ける
と、「6.その他」,「5.学校案内・紹介」,「4.
企業案内・紹介」,「3.教育・学習」,「2.旅行案
内・ガイド」,「1.商品カタログ」,「6.その他」
…と、ハイライトしている選択メニューが順次変わる。
また、図5(a)において、チャンネルダウンボタンC
Dを押し続けると、「2.旅行案内・ガイド」,「3.
教育・学習」,「4.企業案内・紹介」,「5.学校案
内・紹介」,「6.その他」,「1.商品カタログ」…
と、ハイライトしている選択メニューが順次変わる。ま
た、図5(a)において、専用端末リモコン4aの音量
アップボタンVUまたは音量ダウンボタンVDを押し続
けると、「4.企業案内・紹介」,「1.商品カタロ
グ」,「4.企業案内・紹介」…と、ハイライトしてい
る選択メニューが順次変わる。
【0050】このようにチャンネルアップボタンCU,
チャンネルダウンボタンCD,音量アップボタンVU、
又は音量ダウンボタンVDを押して選択メニュー(選択
項目)を選択することができる。また、チャンネルボタ
ンCBを用いて選択メニューに対応する番号を直接入力
しても、選択メニューを選択することができる。
【0051】図5(a)〜図5(e)に示すように、こ
れらのボタンの機能を操作ガイドとして画面に表示する
ことにより、消費者3は、画面に表示されている操作ガ
イドに従って専用端末リモコン4aのボタンを操作する
だけで、所望の広告情報に関する項目を容易に選択でき
る。
【0052】以下、ホテル情報の検索手順を具体的に説
明する。図5(a)の画面において、例えばチャンネル
ダウンボタンCDを1回押すか又はチャンネルボタンC
Bを用いて番号「2」を直接入力して、選択メニュー
(選択項目)「2.旅行案内・ガイド」を選択し、確定
ボタンSETを押すと、図5(b)の画面に変わる。図
5(b)の画面に変わった直後には、「1.目的別検
索」がハイライトしている。
【0053】次に、図5(b)の画面において、例えば
チャンネルダウンボタンCDを2回押すか又はチャンネ
ルボタンCBを用いて番号「3」を直接入力して、選択
項目「3.宿泊施設別検索」を選択し、確定ボタンSE
Tを押すと、図5(c)の画面に変わる。図5(c)の
画面に変わった直後には、「1.ホテル」がハイライト
している。
【0054】次に、図5(c)の画面において、そのま
ま選択項目「1.ホテル」を選択し、確定ボタンSET
を押すと、図5(d)の画面に変わる。図5(d)の画
面に変わった直後には、「1.場所別検索」がハイライ
トしている。
【0055】次に、図5(d)の画面において、例えば
選択項目「1.場所別検索」を選択し、確定ボタンSE
Tを押すと、図5(e)の画面に変わる。図5(e)の
画面に変わった直後には、「1.北海道」がハイライト
している。
【0056】図5(e)の画面において、専用端末リモ
コン4aの選択ボタンCB,CU,CD,VU,VDを
用いて知りたい場所の都道府県を選択し、以降の画面に
おいて、所望の場所にあるホテルの詳細情報を画面上で
モニターすることができる。図5(e)の画面の場合、
全ての都道府県を一画面に表示できないので、知りたい
場所が他の都府県の場合には、「9.次の画面へ移る」
を選択して知りたい場所の都道府県を指定する。
【0057】尚、図5(b)〜図5(e)の画面には、
「前の画面へ移る」及び「メニュー選択画面へ移る」の
選択項目が表示されているため、この項目を選択するこ
とにより、どの時点でも初期画面又は一つ前の選択画面
に容易に戻ることができる。
【0058】以上説明したようなデータ処理を行うため
のソフトウエアを備えた専用端末4を消費者3に提供す
ることにより、消費者3は、テレビ6の画面に表示され
た操作ガイドに従って専用端末リモコン4aのボタンを
操作するだけで、所望の広告情報をテレビ6の画面上で
容易に検索してモニターできる。従って、パソコンに不
慣れな消費者3でも、日常生活で使い慣れたテレビ用リ
モコンまたはビデオ用リモコンを扱うのとほぼ同じ感覚
で、広告用CDに保存されている広告情報をテレビ6の
画面上で容易に検索できる。
【0059】また、消費者3は、テレビ番組やニュース
の合間のコマーシャル時間帯を利用して、テレビリモコ
ン6aによりテレビ6をビデオモードに切り換えるだけ
で、広告用CDに保存されている広告情報をTV画面に
表示することができる。この場合、テレビリモコン6a
のマニュアル操作で画面モードを切り換える以外に、自
動的にビデオモードへの切り換え及びテレビモードへの
再切り換えを行うこともできる。自動切り換えの方法
は、TV番組が広域放送で正・副両チャンネルの音声モ
ードであるのに対して、コマーシャルは一般に単一音声
モードであることを利用することができる。
【0060】また、広告用CDに保存されている広告情
報の要約情報も、広告用CDに保存させても良い。例え
ば、この要約情報を短時間(20〜60秒)でモニター
表示すれば、消費者3の情報検索は更に容易となる。
【0061】また、広告用CDに保存させる広告情報
に、図5で例示したような文字情報の他に、静止画像情
報,動画像情報,音声情報等を含ませることによって、
消費者3に対してより効果的に広告情報を提供できる。
即ち、消費者3は、広告情報の理解がより容易となる。
さらに、小冊子型カタログ配布の場合に比べて、消費者
3のカタログ保管スペースを減らす又は不要とすること
ができる。
【0062】また、情報提供主1は、委託契約に従って
サービス事業者2に商品カタログ等の広告情報を提供し
て電子カタログ製作依頼をするだけで良いので、情報提
供主1による広告情報のメンテナンス作業が容易にな
る。さらに、小冊子型カタログ配布の場合に比べて、情
報提供主1はカタログの製作及び送付に要するコストを
削減することもできる。
【0063】尚、上記実施例で、各画面における項目の
選択を自動的に行うことも可能である。例えば、各画面
において、ハイライトしている状態が所定時間経過する
と自動的にハイライトしている項目を選択するように設
定しても良い。この所定時間としては、例えば0.5秒
〜5秒の範囲内で消費者3の希望により予め設定してお
いたり、例えば初期画面上で消費者3が自分で設定でき
るようにすることも可能である。この場合、各画面にお
いて確定ボタンを押す操作が不要となるため、広告情報
の検索をよりスピーディに(短時間で)行うことができ
る。
【0064】また、上記実施例では専用端末リモコン4
aが専用端末4のみを制御する例を説明したが、専用端
末リモコン4aが専用端末4及びテレビ6の両方を制御
するようにすることも可能である。この場合、専用端末
リモコン4aは、専用端末4を操作するモード(専用端
末モード)とテレビ6を操作するモード(テレビモー
ド)の切り換え機能を備え、各テレビメーカーのリモコ
ンコードを内蔵する。テレビ6をビデオモードに切り換
えた時に、初期画面において消費者3が有するテレビ6
のメーカー名及び型番を画面上で指定することにより、
専用端末リモコン4aのリモコンコードを自動的に消費
者3が有するテレビ6に合わせるようにする。これによ
り、消費者3は、専用端末4用及びテレビ6用の2つの
リモコンを使い分ける必要がなくなるので、リモコンに
よる操作がより簡単になる。
【0065】また、上記実施例では電子情報記録媒体か
らの情報読出装置である専用端末4をサービス事業者2
が消費者3に提供する例を説明したが、本発明は消費者
3が既に情報読出装置を内蔵したTVセットを有してい
る場合にも適用できる。例えば、上記したようなデータ
処理を行うためのソフトウエア及び広告情報を保存した
広告用CDをサービス事業者2が消費者3に提供し、消
費者3が有するTVセットの情報読出装置でこの広告用
CDにアクセスした際に、このソフトウエアが自動的に
読出されるように設定しておけば良い。この場合、情報
読出装置内蔵型のTVセット用のリモコンは、情報読出
装置モードに切り換えることにより、広告用CDに保存
されている広告情報の検索用リモコンとしての機能を有
することになる。この場合も、上記実施例と同様な効果
を得ることができる。
【0066】また、本発明は、サービス事業者2が情報
読出装置内蔵型のTVセットおよびそのリモコンを有料
で消費者3に販売または貸与する場合にも適用できる。
この場合も、上記実施例と同様に広告用CDを消費者3
へ提供することにより、同様な効果を得ることができ
る。
【0067】次に、サービス事業者2の第3の業務であ
る、サービス事業者2から消費者3に提供した広告用C
Dに保存されている広告情報の更新方法について、図6
を用いて説明する。図6は本更新方法に係る概略情報ネ
ットワーク図である。本方法は、情報更新仲介事業者1
0に設置した広告用CDの電子情報書換装置8を用い
て、広告用CDに保存されている広告情報を書き換える
ものである。情報更新仲介事業者10としては、コンビ
ニエンスストア,電気店,旅行代理店などを利用するこ
とができる。
【0068】この場合、サービス事業者2は、情報更新
仲介契約を締結した情報更新仲介事業者10に対して、
予め電子情報書換装置8を送付する。図6に示すよう
に、情報更新仲介事業者10に設置される電子情報書換
装置8は、インターネット等のネットワーク9を介して
サービス事業者2が管理するサーバー20aと接続され
る。サーバー20aはパソコンなどの情報端末20に接
続されており、サービス事業者2は、情報端末20によ
りサーバー20aを介して電子情報書換装置8との間で
情報のやり取りを行う。また、情報端末20は、情報提
供主1が管理する情報端末1aとサーバー20c及びネ
ットワーク9を介して接続されている。サービス事業者
2は、情報端末20によりサーバー20cを介して情報
提供主1との間で情報のやり取りを行う。
【0069】このような情報ネットワーク構成におい
て、サービス事業者2は、サーバー20cで情報提供主
1からの広告情報変更依頼を受け付けると、情報端末2
0により、情報提供主1から提供された更新情報(訂正
情報)を用いてサーバー20a内に保管されている広告
情報を最新情報に更新する。その後、サービス事業者2
は、消費者3に提供した広告用CDに保存されている広
告情報の情報更新連絡を消費者3に行う。情報更新連絡
方法としては、郵送や電話などが利用できる。
【0070】電子情報書換装置8による広告情報の書換
え作業は、消費者3が以下のような手順で行う。 (1)広告用CDを情報更新仲介事業者10に持ち込ん
で、電子情報書換装置8に広告用CDを挿入する。 (2)広告用CDの認識番号(ID番号)を電子情報書
換装置8に入力する。 (3)電子情報書換装置8の更新ボタンを押す。 (4)広告用CDを電子情報書換装置8から取り出す。
【0071】上記手順により、電子情報書換装置8は、
サーバー20a内の最新の広告情報が保存されているフ
ァイルの中から、消費者3に提供された広告用CDの認
識番号に対応する最新ファイルにアクセスして、広告用
CD内の広告情報を更新する。また、電子情報書換装置
8に入力された認識番号はサーバー20aに保存され
る。サービス事業者2は、情報端末20を用いてサーバ
ー20aに保存された認識番号を参照することにより、
情報更新を実施した消費者3を確認することができる。
【0072】広告用CDの認識番号は、サービス事業者
2が消費者3に広告用CD2aを送付した時に情報とし
て提供する。例えば、広告用CDのケースに認識番号を
表示したり、広告用CDの広告情報をテレビでモニター
する際に初期画面上に認識番号を表示するようにすれば
良い。
【0073】電子情報書換装置8を設置する場所として
は、コンビニエンスストア,電気店,旅行代理店等が考
えられるが、特にコンビニエンスストアの場合、24時
間営業の店を利用できるため、消費者3は何時でも広告
情報を更新できる。
【0074】図1に示すように、このような広告情報の
更新業務に関して、サービス事業者2は、情報更新仲介
事業者10との間で情報更新仲介契約を締結し、情報更
新仲介事業者10に電子情報書換装置8を提供する。こ
の情報更新仲介契約に従って、サービス事業者2は、例
えば情報更新回数に応じた所定の仲介手数料を情報更新
仲介事業者10に支払う。
【0075】一方、情報提供主1との委託契約に従っ
て、サービス事業者2は、広告情報の更新業務に関する
所定の更新手数料を情報提供主1に請求し、更新手数料
を情報提供主1から受け取る。更新手数料は、例えば所
定期間内に受け付けた情報更新回数に応じて設定する。
また、情報提供主1からの要求により、サービス事業者
2は、情報更新を実施した消費者3の情報を情報提供主
1に提供する場合もある。このような条件は、情報提供
主1との委託契約において詳細に決めておく。
【0076】尚、本実施例では更新手数料を情報提供主
1から受け取る例について説明したが、更新手数料を消
費者3から受け取るような契約条件にすることも可能で
ある。
【0077】また、広告情報を更新する方法としては、
上記の書換え方法の他に、広告用CDを再度製作して送
付する方法もある。本方法では、サービス事業者2は、
商品カタログなどの広告情報の元となる標準データを保
管しておき、新製品や価格変更となった情報だけを差し
換えて(再編集して)、最新の広告情報を保存した広告
用CDを製作し、消費者3に送付する。この場合、図1
に示した情報更新仲介事業者10との情報更新仲介契約
は存在せず、消費者3が自分で広告情報の書換え作業を
行う必要もない。この場合も、更新手数料を消費者3か
ら受け取るような会員契約にすることも可能である。
【0078】また、広告情報を更新する時期としては、
情報提供主1から広告情報変更依頼を受けた時に限定さ
れず、例えば定期的(4半期毎,半年毎など)に実施し
ても良い。この場合、消費者3は、特定会員となること
により、興味ある分野における最新の広告情報を定期的
に入手することができる。
【0079】尚、以上では電子情報記録媒体(電子カタ
ログ)としてCDを用いた例について説明したが、他に
デジタルバーサタイズディスク(DVD),ICカード
などを用いても同様な効果を得ることができる。
【0080】以下、図5(a)のメニュー選択画面にお
ける各選択メニューについて簡単に説明する。
【0081】選択メニュー「1.商品カタログ」におい
ては、文字情報,静止画像情報,動画像情報,音声情報
等(以下、文字情報や画像情報等という)を適切に組み
合わせた商品情報を保存しておくことにより、次画面以
降で、詳細且つビジュアルな商品情報を消費者3に的確
に提供することができる。特に、特定の商品群に関する
ニーズが高い消費者に対しては、特定会員または優待顧
客として、特定の商品群に関する最新の商品情報が保存
された広告用CDを定期的に提供することにより、効果
的な商品セールスを展開することができる。この情報に
対する情報提供主1は、商店,デパート,商品メーカー
などである。
【0082】選択メニュー「2.旅行案内・ガイド」に
おいては、文字情報や画像情報等を用いて、例えばパッ
クツアーの概要や各観光名所の概要などに関する情報を
広告情報として保存しておく。この情報に対する情報提
供主1は、旅行代理店,各地の観光組合,ホテル,旅館
などである。近年、国内外の旅行に関する情報は雑誌に
よる文字情報や静止画像情報が主流であるのに対して、
このように動画像情報や音声情報も提供することによ
り、利用者(消費者)にとってパックツアーの概要など
がより解り易くなり、利用者増加にも寄与する。さら
に、従来の雑誌に代わる情報伝達媒体として、ビジュア
ルな広告用CDを商品として販売することも可能であ
る。
【0083】選択メニュー「3.教育・学習」において
は、文字情報や画像情報等を用いて、例えば小学校,中
学校,高校の各学年のカリキュラムに関する情報を学科
ごとに分類して広告情報として保存しておく。この情報
に対する情報提供主1は、各種教育関係機関などであ
る。この場合、特に関連情報を文字情報だけでなく静止
画像情報や動画像情報で提供することによって、理解度
を大幅に向上させることが期待できる。また、現在の学
習塾に相当する補足教育に関する情報を画像情報や音声
情報として広告用CDに保存しておくことによって、効
率的に学習効果をあげることができる。
【0084】選択メニュー「4.企業案内・紹介」にお
いては、文字情報や画像情報等を用いて、例えば企業概
要説明,営業活動,リクルート(求人)活動等の目的別
に広告情報を保存しておくことによって、次画面以降
で、効果的な企業紹介が可能となる。この情報に対する
情報提供主1は、企業である。企業は、顧客,来訪者,
株主等に対してアニュアルレポート(企業年報)や企業
説明資料を渡しているが、これらの資料は毎年更新する
必要があるため、その印刷・製本費用は無視できない金
額となっている。これらの資料を電子情報記録媒体であ
る広告用CDに置き換えることにより、大幅な経費削減
が期待できる。
【0085】選択メニュー「5.学校案内・紹介」にお
いては、文字情報や画像情報等を用いて、例えば大学の
概要,キャンパスライフまたは名物教授の講義風景など
の電子情報を広告情報として保存しておくことにより、
次画面以降で、効果的な学校紹介が可能となる。この情
報に対する情報提供主1は、学校である。また、過去の
入学試験問題や模擬試験回答等を情報として登録してお
くことにより、入学希望者の増加を図ることができる。
さらに、図書館の利用マニュアル,校則・校風の紹介,
学校の各設備と設置場所の紹介などを登録した広告用C
Dを新入生に対して配布することも可能である。
【0086】選択メニュー「6.その他」の次画面で、
例えば「製品の取扱い説明書」を選択した場合を想定す
る。この情報に対する情報提供主1は、製品メーカーな
どである。従来の取扱い説明書は文字主体であったた
め、特に初心者には理解し難かった。これに対して、文
字情報や画像情報等を用いて、製品の機能,検査,運転
手順,操作マニュアルなどの情報を広告用CDに保存し
ておくことにより、次画面以降で、初心者でもそれぞれ
の情報を容易に理解することができる。
【0087】また、図5(a)のメニュー選択画面にお
いて、仮想商店(バーチャルショッピングモール)情報
を提供することもできる。これは、デパートのテナント
または商店街が共同で多品種(多種類)の商品を品揃え
して、仮想商店として一枚の広告用CDに商品情報を掲
示する場合である。即ち、デパートのテナントまたは商
店街が情報提供主1となる。この場合、情報提供主1
は、サービス事業者2から請求される広告用CD製作費
や広告手数料などを共同で負担することにより、各テナ
ントや各商店としての宣伝費(広告費)を低減すること
ができる。
【0088】サービス事業者2は、図1を用いて説明し
たように、各テナントや各商店から募集した商品カタロ
グを用いて広告用CDを編集・製作し、製作した広告用
CDを特定会員である消費者3に提供する。また、サー
ビス事業者2は、例えば情報量に応じて、広告用CD製
作費や広告手数料などを各テナントや各商店から受け取
る。サービス事業者2は、製作した広告用CDを商品と
して店舗で販売することもできる。
【0089】次に、本発明による広告情報提供方法の第
2実施例を、図7及び図8を用いて説明する。図7は第
2実施例の概略ビジネスフロー図、図8は図7の第4の
業務に係る概略情報ネットワーク図である。
【0090】本実施例は、サービス事業者2が第1〜第
3の業務を実施する点では第1実施例と同じであり、サ
ービス事業者2が第4の業務として商品の仲介業務も実
施する点で第1実施例と異なる。第1〜第3の業務に係
る各当事者のビジネス内容は第1実施例と同じであるた
め、ここでは説明を省略する。以下、サービス事業者2
が実施する第4の業務を中心に説明する。
【0091】図8に示すように、本実施例では、サービ
ス事業者2から消費者3に提供される専用端末4は、電
話回線11に接続可能に構成されている。消費者3が有
する専用端末4は、電話回線11を介してサービス事業
者2が管理するサーバー20bに接続される。サーバー2
0bはパソコンなどの情報端末20に接続されており、
サービス事業者2は、情報端末20によりサーバー20
bを介して消費者3との間で情報のやり取りを行う。ま
た、情報端末20は、情報提供主1が管理する情報端末
1aとサーバー20c及びネットワーク9を介して接続
されている。サービス事業者2は、情報端末20により
サーバー20cを介して情報提供主1との間で情報のや
り取りを行う。
【0092】このような情報ネットワーク構成におい
て、サービス事業者2は、サーバー20bで消費者3か
ら商品の注文及びその消費者情報の提供を受け付ける
と、その商品の情報提供主1に対して、商品の注文に関
する情報及び注文した消費者3の情報を提供する。
【0093】次に、サービス事業者2は、サーバー20
cで情報提供主1から商品の納期及び値段(送料や税金
込み)に関する情報を入手すると、これらの情報を注文
受け付けの連絡情報と共に消費者3に提供する。これら
の情報の中には、何らかの事情で注文を受けられないこ
とも含まれる。尚、情報提供主1に商品の注文に関する
情報を提供する際に消費者3に注文受け付けの連絡をし
て、その後商品の納期及び値段に関する情報を消費者3
に提供しても良い。消費者3は、情報提供主1から提供
された納期又は値段に納得できなければ、この時点で注
文をキャンセルできる。
【0094】次に、情報提供主1は、消費者3からキャ
ンセルの連絡がなければ、注文を受けた商品を消費者3
に発送する。消費者3は、商品を受け取り、注文したも
のと一致していることを確認した後で、商品の代金を情
報提供主1に支払う。受け取った商品が注文したものと
違っていたり、商品に傷などがある場合には、消費者3
は正当な理由を付けて返品することができる。
【0095】その後、サービス事業者2は、サーバー2
0cで情報提供主1から商品代金の受取り連絡情報を入
手すると、成功報酬として商品仲介手数料を情報提供主
1に請求し、商品仲介手数料を情報提供主1から受け取
る。この商品仲介手数料に関しても、情報提供主1との
委託契約で決めておく。商品仲介手数料としては、成功
報酬のみに限定されず、例えば情報提供主1側の理由で
売買が成立しなかった場合には、所定の手数料を貰える
ような委託契約とする場合もある。
【0096】以下、消費者3がテレビ6の画面上で商品
の注文を行う方法について、具体例を用いて説明する。
【0097】消費者3は、第1実施例と同様な手順で、
初めにテレビリモコンを用いてテレビ6をビデオモード
に切り換えると、図9(a)に示すように、初期画面と
して広告情報のメニュー選択画面が表示される。このメ
ニュー選択画面では、「1.ショッピング」,「2.商
品カタログ」,「3.旅行案内・ガイド」,「4.教育
・学習」,「5.企業案内・紹介」,「6.学校案内・
紹介」,「7.その他」が選択メニューとして表示され
る。ビデオモードへの切り換え直後には、「1.ショッ
ピング」がハイライトしている。
【0098】図9(a)の画面において、そのまま選択
メニュー(選択項目)「1.ショッピング」を選択し、
専用端末リモコン4aの確定ボタンSETを押すと、図
9(b)の画面に変わる。図9(b)の画面に変わった
直後には、「1.食品」がハイライトしている。次に、
図9(b)の画面において、専用端末リモコン4aの選
択ボタンを用いて選択項目「3.電気製品」を選択し、
以降の画面において、購入したい電気製品の情報を画面
上でモニターすることができる。尚、図9(b)の画面
における選択項目「9.注文受付情報」は、後述するよ
うにサービス事業者2から提供される注文受付情報をモ
ニターする際に利用される。
【0099】このようにして購入したい電気製品を選択
した最終的な商品画面の一例を図9(c)に示す。この
画面には、対象商品の外観写真,商品コード,商品名お
よび単価と、6つの選択項目「1.詳細情報を見る」,
「2.買物カゴに入れる」,「3.精算する」,「4.
前の画面へ戻る」,「5.ショッピング画面へ戻る」,
「6.メニュー選択画面へ戻る」が表示されている。図
9(c)の画面に変わった直後には、「1.詳細情報を
見る」がハイライトしている。
【0100】対象商品のより詳細な情報を知りたい場合
には、図9(c)の画面において選択項目「1.詳細情
報を見る」を選択することにより、対象商品の詳細情報
が例えば動画によって画面上でモニターできる。また、
対象商品の選択可能な色の種類やサイズ、関連するアク
セサリーなども詳細情報としてモニターできる。
【0101】対象商品を購入したい場合には、図9
(c)の画面において選択項目「2.買物カゴに入れ
る」を選択することにより、数量入力画面(図示せず)
に変わる。数量入力画面において、専用端末リモコン4
aの数字ボタンCBにより数量を選択し、確定ボタンS
ETを押すことによって入力操作を完了する。この入力
操作が完了すると、対象商品は買物カゴ(ショッピング
カート)に一時的に収納される。
【0102】尚、入力した数量を修正する場合には、専
用端末リモコン4aの消音ボタンを押した後で、再度、
上記入力操作を繰り返す。即ち、本実施例の場合、専用
端末リモコン4aは、選択ボタン及び確定ボタンの他
に、データ修正用の消音ボタン(修正ボタン)SBも備
える。
【0103】他の商品を購入したい(買物を継続した
い)場合には、図9(c)の画面において選択項目
「4.前の画面へ戻る」または「5.ショッピング画面
へ戻る」を選択し、同様にして購入したい商品を買物カ
ゴに収納する。このようにして、消費者3は、購入した
い全ての商品を買物カゴに収納した後で、選択項目
「3.精算する」を選択する。
【0104】尚、買物の途中で買物を止めたい場合に
は、どの画面においても選択項目「メニュー選択画面へ
戻る」を選択することにより、買物を中止できる。
【0105】図9(c)の画面において選択項目「3.
精算する」を選択し、専用端末リモコン4aの確定ボタ
ンSETを押すと、図9(d)のような購入品確定画面
に変わる。この画面には、消費者3が購入しようとして
いる購入対象商品リスト,支払い金額情報、及び購入対
象商品の購入に関する最終判断情報が表示されている。
【0106】購入対象商品リストには、各商品の商品コ
ード,商品名,単価,数量及び金額が含まれている。支
払い金額情報には、消費税及び送料を含む合計金額が含
まれている。図9(d)の場合、最終判断情報には、2
つの購入対象商品を店に返品するか又は返品しないこと
を確認するための2つの選択項目「1.返品する」およ
び「2.返品する」と、購入対象商品を注文するための
選択項目「3.注文する」と、買物を続行するための選
択項目「4.買物を続行する」とが表示されている。図
9(d)の画面に変わった直後には、「1.返品する」
がハイライトしている。
【0107】購入対象商品の金額を再確認して購入を止
めたい場合には、図9(d)の画面において購入対象商
品に対応する選択項目「返品する」を選択し、専用端末
リモコン4aの確定ボタンSETを押す。この操作によ
り、選択した購入対象商品が購入対象商品リストから削
除され、削除された購入対象商品を除いた最新の購入品
確定画面に画面が切り換わる。このようにして、購入品
確定画面において商品の購入を容易に中止できる。購入
対象商品の金額を再確認して問題がなければ、選択項目
「3.注文する」を選択することにより、購入対象商品
リストに表示されている商品を注文できる。
【0108】尚、まだ買物を続行したい場合には、選択
項目「4.買物を続行する」を選択することにより、シ
ョッピング画面に戻って、再度買物を続けることができ
る。
【0109】図9(d)の画面において選択項目「3.
注文する」を選択し、専用端末リモコン4aの確定ボタ
ンSETを押すと、注文画面(図示せず)に変わる。注
文画面では、商品代金の支払方法に関する選択項目とし
て、「クレジットカード」,「着払い」,「郵便」,
「銀行振込み」などが表示される。これらの支払方法の
中から1つを選択して確定ボタンSETを押すことによ
り、注文手続きが完了する。
【0110】注文画面において注文手続きが完了する
と、購入対象商品リストに関する商品の注文情報および
消費者3の認識番号データ(消費者情報)が、図8の専
用端末4から電話回線11を介してサービス事業者2の
サーバー20bに自動的に送信される。
【0111】この消費者3の商品注文に対するサービス
事業者2からの注文受付情報及び納期・値段情報は、サ
ーバー20bから電話回線11を介して専用端末4に送
信され、専用端末4内に自動的に保存される。消費者3
は、図9(b)の画面において選択項目「9.注文受付
情報」を選択することにより、これらの情報をテレビ6
の画面上で確認することができる。この注文受付情報に
は、注文番号,注文を受けた商品の商品コード,商品
名,単価及び数量などが含まれる。
【0112】サービス事業者2は、消費者3から注文番
号を指定して問合せを受けた時に、対応する商品の最新
情報(製造中,発送待ち,発送済みなどの情報)を消費
者3に提供する場合もある。この場合、これらのサービ
ス内容も含めて、予め消費者3との会員契約を締結して
おく。
【0113】なお、図9(a)のメニュー選択画面にお
いて他の選択項目「2」〜「7」を選択すれば、図5
(a)のメニュー選択画面において選択項目「1」〜
「6」を選択した場合と同様に、各項目に関する広告情
報について以降の画面でモニターすることができる。
【0114】本実施例においても、以上説明したような
データ処理を行うためのソフトウエアを備えた専用端末
4を消費者3に提供することにより、消費者3は、テレ
ビ6の画面に表示された操作ガイドに従って専用端末リ
モコン4aのボタンを操作するだけで、所望の広告情報
をテレビ6の画面上でモニターでき、所望の商品をテレ
ビ6の画面上から注文できる。
【0115】従って、消費者3がパソコンに不慣れな場
合でも、消費者3は、日常生活で使い慣れたテレビ用リ
モコンまたはビデオ用リモコンを扱うのとほぼ同じ感覚
で、広告用CDに保存されている広告情報をテレビ6の
画面上で容易に検索できるとともに、広告用CDで紹介
されている商品をテレビ6の画面上から容易に注文でき
る。
【0116】本実施例でも、第1実施例と同様に、専用
端末リモコン4aに専用端末モードとテレビモードの切
り換え機能を持たせて、専用端末リモコン4aが専用端
末4及びテレビ6の両方を操作できるようにすることも
可能である。この場合、消費者3は、専用端末4用及び
テレビ6用の2つのリモコンを使い分ける必要がなくな
るので、リモコンによる操作がより簡単になる。
【0117】また、本実施例のサービスビジネスは、第
1実施例と同様に、消費者3が情報読出装置内蔵型TV
セットを有している場合や、サービス事業者2が情報読
出装置内蔵型TVセット及びそのリモコンを有料で消費
者3に販売又は貸与する場合にも適用できる。
【0118】但し、消費者3が情報読出装置内蔵型TV
セットを有している場合には、上記したような自動商品
注文処理も含めたデータ処理を行うためのソフトウエア
および広告情報を保存した広告用CDを消費者3に提供
する。また、情報読出装置内蔵型TVセットを消費者3
に販売又は貸与する場合には、上記したような自動商品
注文処理も含めたデータ処理を行うためのソフトウエア
を、予めTVセットの情報読出装置に保存させておく。
【0119】また、上記第2実施例では専用端末4に接
続された電話回線11を用いて消費者3からの商品注文
を受け付ける例について説明したが、これに限定されな
い。即ち、例えば消費者3が双方向通信可能なテレビ
(双方向テレビ,ケーブルテレビ,インターネットに接
続可能なテレビなど)を有している場合には、このテレ
ビに接続されている通信回線を利用して、消費者3から
の商品注文を受け付けることも可能である。
【0120】また、上記第2実施例において、サービス
事業者2が情報提供主1に代わって、商品の発送や消費
者3からの代金の徴収を実施しても良い。この場合、情
報提供主1のこれらの業務を軽減できる効果もある。
【0121】
【発明の効果】本発明によれば、情報提供主からの広告
情報を消費者に提供するサービスビジネスにおいて、情
報提供主による広告情報のメンテナンス作業が容易にな
り、パソコンに不慣れな消費者でも提供された広告情報
の検索を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広告情報提供方法の第1実施例の
概略ビジネスフロー図である。
【図2】図1の主なビジネスイメージ図である。
【図3】専用端末とテレビの接続関係説明図である。
【図4】専用端末リモコンの操作ボタンの一例を示す図
である。
【図5(a)】第1におけるメニュー選択画面の一例を
示す図である。
【図5(b)】第1における旅行案内・ガイド画面の一
例を示す図である。
【図5(c)】第1における宿泊施設別検索画面の一例
を示す図である。
【図5(d)】第1におけるホテル検索画面の一例を示
す図である。
【図5(e)】第1におけるホテル(場所別)検索画面
の一例を示す図である。
【図6】第1における広告情報の更新方法に係る概略情
報ネットワーク図である。
【図7】本発明による広告情報提供方法の第2実施例の
概略ビジネスフロー図である。
【図8】図7の第4の業務に係る概略情報ネットワーク
図である。
【図9(a)】第2におけるメニュー選択画面の一例を
示す図である。
【図9(b)】第2におけるショッピング画面の一例を
示す図である。
【図9(c)】第2における商品画面の一例を示す図で
ある。
【図9(d)】第2における購入品確定画面の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1…情報提供主、2…サービス事業者、3…消費者、4
…専用端末、4a…専用端末リモコン、6…テレビ、6
a…テレビリモコン、8…電子情報書換装置、9…ネッ
トワーク、10…情報更新仲介事業者、11…電話回
線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540P 17/30 170 17/30 170Z H04N 5/00 H04N 5/00 A 5/44 5/44 A 5/445 5/445 Z 5/76 5/76 Z (72)発明者 田中 克之 東京都品川区東品川二丁目5番8号 株式 会社日立モバイル内 Fターム(参考) 5B075 ND20 UU37 5C025 AA30 CA09 CB10 DA05 5C052 AA04 AB04 DD04 DD08 EE02 EE03 5C056 AA01 BA01 DA08 EA06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報提供主から提供された広告情報を用い
    て、この広告情報を電子情報として記憶させた電子情報
    記録媒体を製作し、 テレビに接続することにより前記電子情報記録媒体に記
    憶されている広告情報を前記テレビに表示するための電
    子情報モニター用機器であって、この電子情報モニター
    用機器のリモコン操作により前記テレビに表示された広
    告情報を検索可能に構成された前記電子情報モニター用
    機器を、予め契約した特定会員に提供するとともに、 前記広告情報を記憶させた前記電子情報記録媒体を前記
    特定会員に提供することによって、前記広告情報を前記
    特定会員に提供することを特徴とする広告情報提供方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記電子情報モニター
    用機器はテレビゲームのアダプターとしても使用可能に
    構成されていることを特徴とする広告情報提供方法。
  3. 【請求項3】情報提供主から提供された広告情報を用い
    て、この広告情報を電子情報として記憶させた電子情報
    記録媒体を製作し、 前記電子情報記録媒体に記憶されている広告情報をテレ
    ビ画面に表示可能な電子情報モニター機能付きテレビで
    あって、この電子情報モニター機能付きテレビのリモコ
    ン操作により前記テレビ画面に表示された広告情報を検
    索可能に構成された前記電子情報モニター機能付きテレ
    ビを、予め契約した特定会員に提供するとともに、 前記広告情報を記憶させた前記電子情報記録媒体を前記
    特定会員に提供することによって、前記広告情報を前記
    特定会員に提供することを特徴とする広告情報提供方
    法。
  4. 【請求項4】情報提供主から提供された広告情報を用い
    て、この広告情報が電子情報として保存させた電子情報
    記録媒体を製作し、 前記電子情報記録媒体に保存されている広告情報をテレ
    ビ画面に表示可能な電子情報モニター機能付きテレビを
    用いて前記電子情報記録媒体の広告情報をモニターする
    モードにおいて、前記電子情報モニター機能付きテレビ
    のリモコン操作により前記テレビ画面に表示された広告
    情報を検索可能とするためのソフトウエアを前記電子情
    報記録媒体に保存させ、 前記広告情報及び前記ソフトウエアが保存された前記電
    子情報記録媒体を予め契約した特定会員に提供すること
    によって、前記広告情報を前記特定会員に提供すること
    を特徴とする広告情報提供方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかにおいて、前記広
    告情報が記憶または保存されている前記電子情報記録媒
    体を前記情報提供主にも提供することを特徴とする広告
    情報提供方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れかにおいて、前記特
    定会員が前記電子情報記録媒体に記憶または保存されて
    いる広告情報の更新作業を行うための電子情報更新装置
    を、予め契約した情報更新仲介事業者に提供するととも
    に、 前記情報提供主からの依頼に応じて前記更新作業の実施
    を前記特定会員に依頼することによって、前記電子情報
    記録媒体の広告情報を更新することを特徴とする広告情
    報提供方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記情報更新仲介事業
    者は、コンビニエンスストア,電気店又は旅行代理店の
    うち少なくとも何れかであることを特徴とする広告情報
    提供方法。
  8. 【請求項8】請求項1乃至5の何れかにおいて、前記情
    報提供主から提供された前記広告情報の更新情報を用い
    て、この更新情報を反映した新たな広告情報を電子情報
    として保存させた新たな電子情報記録媒体を製作し、 この新たな電子情報記録媒体を前記特定会員に提供する
    ことによって、前記電子情報記録媒体の広告情報を更新
    することを特徴とする広告情報提供方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至5の何れかにおいて、前記電
    子情報記録媒体に記憶または保存されている広告情報を
    更新するためのソフトウエアを、通信回線を介して前記
    電子情報モニター用機器又は前記電子情報モニター機能
    付きテレビに配信し、 前記電子情報モニター用機器又は前記電子情報モニター
    機能付きテレビにより、前記電子情報記録媒体の広告情
    報を更新することを特徴とする広告情報提供方法。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9の何れかにおいて、前記
    特定会員からの前記広告情報に含まれる商品の注文に応
    じて、この注文に関する情報を前記情報提供主に提供す
    ることを特徴とする広告情報提供方法。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記注文に関する
    情報を前記情報提供主に提供した後で、前記特定会員か
    ら注文を受けた前記商品の納期及び値段に関する情報を
    前記情報提供主から受け取り、この納期及び値段に関す
    る情報を前記特定会員に提供することを特徴とする広告
    情報提供方法。
  12. 【請求項12】請求項10又は11において、前記特定
    会員が有する双方向テレビ又はケーブルテレビを介して
    前記特定会員からの商品の注文を受け付けることを特徴
    とする広告情報提供方法。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12の何れかにおいて、前
    記電子情報記録媒体を、定期的または前記情報提供主か
    らの依頼時の少なくとも何れかに前記特定会員に提供す
    ることを特徴とする広告情報提供方法。
  14. 【請求項14】請求項1乃至13の何れかにおいて、前
    記電子情報記録媒体には、該電子情報記録媒体に記憶ま
    たは保存されている広告情報の要約情報も保存されてい
    ることを特徴とする広告情報提供方法。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14の何れかにおいて、前
    記電子情報記録媒体に記憶または保存されている広告情
    報は、文字情報,静止画像情報,動画像情報または音声
    情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする広告
    情報提供方法。
  16. 【請求項16】請求項1乃至15の何れかにおいて、前
    記電子情報記録媒体は、コンパクトディスク(CD),
    デジタルバーサタイズディスク(DVD)またはICカ
    ードのうちの何れかであることを特徴とする広告情報提
    供方法。
  17. 【請求項17】請求項1乃至16の何れかにおいて、前
    記情報提供主は、商店,デパート又は商品メーカーのう
    ちの何れかであることを特徴とする広告情報提供方法。
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