JP2020017031A - 音声データ提供システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】商品を消費者に効果的に訴求できないという課題があった。【解決手段】音声データ提供システムは、商品提供者から提供される商品情報を示す第1の音声メッセージデータ及び前記商品提供者から商品購入者への第2の音声メッセージデータを提供する。音声データ提供システムは、商品が購入される前に、前記商品の識別情報に対応づけられた前記第1の音声メッセージデータを前記商品の購入に用いられる端末に提供し、前記商品が購入された後に、前記商品の識別情報に対応づけられた前記第2の音声メッセージデータを前記商品購入者に提供する音声情報提供部を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、音声データ提供システム及びプログラムに関する。
消費者のブラウザ端末と電子商取引サイトサーバとの間で連携処理を行い、店頭販売と同様な口頭でのやり取りでオンラインショッピングを行うためのシステムが知られている(例えば、下記特許文献1を参照。)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2003−044756号公報
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2003−044756号公報
従来の電子商取引においては、商品の説明が主に文字と画像で行われる。従来の電子商取引においては商品を消費者に効果的に訴求できないという課題があった。
本発明の第1の態様によれば、音声データ提供システムが提供される。音声データ提供システムは、商品提供者から提供される商品情報を示す第1の音声メッセージデータ及び商品提供者から商品購入者への第2の音声メッセージデータを提供する。音声データ提供システムは、商品が購入される前に、商品の識別情報に対応づけられた第1の音声メッセージデータを商品の購入に用いられる端末に提供し、商品が購入された後に、商品の識別情報に対応づけられた第2の音声メッセージデータを商品購入者に提供する音声情報提供部を備えてよい。
音声情報提供部は、商品の購入代金の決済処理が完了した場合に、商品の識別情報に対応づけられた第2の音声メッセージデータを特定するリソース情報を商品購入者に提供し、リソース情報から特定される音声メッセージデータの提供要求に応じて第2の音声メッセージデータを提供してよい。
リソース情報は、電子メッセージ又は端末に表示される決済完了画面を通じて商品購入者に提供されてよい。
音声データ提供システムは、商品提供者の音声データを第1の音声メッセージデータとして取得する音声データ取得部をさらに備えてよい。
音声データ提供システムは、商品提供者以外の音声提供元から提供された複数の音声メッセージデータのうち、商品提供者によって第1の音声メッセージデータとして選択された音声メッセージデータの識別情報を取得する音声選択情報取得部を備えてよい。音声データ提供システムは、音声選択情報取得部が取得した識別情報を、第1の音声メッセージデータの識別情報として、商品提供者から提供された商品の識別情報に対応づける音声対応づけ制御部を備えてよい。音声データ提供システムは、提供された複数の音声メッセージデータを音声提供者同士及び当該音声提供者以外との間で交換、加工、評価、及び削除できる機能を備えてよい。
対応づけ制御部は更に、商品提供者が複数の音声メッセージデータの中から特定の音声メッセージデータを検索するためのキーワード情報を、複数の音声メッセージデータの識別情報に対応づけてよい。
音声データ提供システムは、商品の購入に用いられる端末によって第1の音声メッセージデータが再生された回数に応じて、第1の音声メッセージデータの提供者に報酬を付与する報酬付与部を備えてよい。
音声データ提供システムは、第1の音声メッセージデータが再生された回数に応じて、商品提供者に課金する課金部を備えてよい。
音声データ提供システムは、商品を購入するための電子商取引システムにおける消費者の識別情報に対応づけて、消費者が用いる決済手段を識別する文字データと商品の購入代金の決済手段を示す決済手段情報とを対応づけて格納する格納部を備えてよい。音声データ提供システムは、消費者が決済手段を選択する場合に端末で検出された消費者の音声から認識された文字データを取得する認識文字取得部を備えてよい。音声データ提供システムは、認識文字取得部が取得した文字データに対応づけられた決済手段情報が示す決済手段を、商品の購入代金の決済を行うための決済手段として選択する決済手段選択部を備えてよい。
第2の態様において、プログラムが提供される。プログラムは、コンピュータを、上記の音声データ提供システムとして機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態のショッピングシステム10の利用環境を概略的に示す。ショッピングシステム10は、音声を用いた電子商取引プラットフォームを提供する。ショッピングシステム10は、消費者90に商品提供者70の音声を提供して、商品の購入を促進する機能を有する。ショッピングシステム10は、ショッピングカートサーバ20と、ボイスサービスサーバ30と、音声データベース40と、合言葉データベース50と、プロ音声提供者端末180と、商品提供者端末170と、消費者端末190とを備える。消費者端末190、商品提供者端末170、及びプロ音声提供者端末180は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の情報機器である。
ショッピングカートサーバ20と、ボイスサービスサーバ30と、プロ音声提供者端末180と、商品提供者端末170と、消費者端末190とは、ネットワーク12を介して接続される。ネットワーク12は、任意のネットワークであってよい。例えば、ネットワーク12は、インターネットと、いわゆる3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)及び5G(5th Generation)等の携帯電話網、公衆通信網、及び専用網の少なくともいずれかを含んでよい。ボイスサービスサーバ30と音声データベース40及び合言葉データベース50とは、ローカル接続されてよいし、ネットワーク12の公衆通信網を通じて接続されてよい。
ショッピングカートサーバ20は、ネットワーク12を通じた電子商取引におけるショッピングカート機能を提供する。ショッピングカートサーバ20は、例えば、ネットショッピングの運営会社により運営される。ショッピングカートサーバ20は、ネットショッピングのプラットフォームを商店に提供する。ショッピングカートサーバ20及びボイスサービスサーバ30は、互いに連携して、商品の閲覧、購入及び決済を行う。例えば、ショッピングカートサーバ20及びボイスサービスサーバ30は、消費者90が商品を閲覧するための商品情報画面を消費者端末190等に提供し、消費者90からの商品の購入指示を取得し、商品の購入指示に応じて、当該商品の購入代金の決済処理を行う。例えば、ボイスサービスサーバ30は、商取引の決済を行う決済機関が運営する決済サーバに、商品の購入代金の決済を依頼する。決済機関は、銀行、クレジットカードのイシュア等を含むクレジットカード会社、決済代行会社、携帯電話会社等、決済機能を提供する様々な機関であってよい。
ボイスサービスサーバ30は、音声データ提供システムの一例である。ボイスサービスサーバ30は、ショッピングカートサーバ20や決済処理を行うサーバが提供する電子商取引において音声機能を追加するゲートウェイとして機能してよい。例えば、ボイスサービスサーバ30は、商品提供者70から提供される商品情報を示す商品音声メッセージデータを提供する。また、ボイスサービスサーバ30は、商品提供者70から商品購入者へのお礼音声メッセージデータを提供する。商品音声メッセージデータは、第1の音声メッセージデータの一例であり、お礼音声メッセージデータは、第2の音声メッセージデータの一例である。
商品提供者70は、例えば商品の生産者や、ネットショッピングの商店に属する人物等である。商品提供者70は、提供する商品を紹介する音声を商品提供者端末170で録音する。例えば、商品提供者70は、「暑い夏には肉をしっかり食べて夏を乗り切ろう。」等の音声を録音する。ボイスサービスサーバ30は、商品提供者端末170により録音された音声データを受信して、商品音声メッセージデータとして、音声データベース40に格納する。
また、商品提供者70は、商品提供者70が出品する商品の購入者向けのお礼の音声を、商品提供者端末170で録音する。例えば、商品提供者70は、「お肉をお買い上げ頂き本当に有り難うございました。」等の音声を録音する。ボイスサービスサーバ30は、商品提供者端末170により録音されたお礼の音声データを受信して、お礼音声メッセージデータとして、音声データベース40に格納する。
プロ音声提供者80は、出品者とは異なる音声提供者の一例である。プロ音声提供者80は、例えば芸能人や声優等であってよい。プロ音声提供者80は、プロ音声提供者端末180で、汎用的な紹介音声を録音する。例えば、プロ音声提供者80は、「山形県出身、俳優の田中です。私もこれ、気に入ってます。」等の音声を録音する。ボイスサービスサーバ30は、プロ音声提供者80により録音された音声データを受信して、商品音声メッセージデータとして音声データベース40に格納する。
また、プロ音声提供者80は、商品の購入者向けのお礼の音声をプロ音声提供者端末180で録音する。例えば、プロ音声提供者80は、「お買い上げ頂き本当に有り難うございました。」等の音声を録音する。ボイスサービスサーバ30は、プロ音声提供者端末180により録音されたお礼の音声データを受信して、お礼音声メッセージデータとして、音声データベース40に格納する。
商品提供者70は、音声データベース40に格納されている商品音声メッセージデータ及びお礼音声メッセージデータの中から、商品提供者70が提供する商品に対応づける音声データを選択することができる。ボイスサービスサーバ30は、商品提供者70が選択した商品音声メッセージデータ及びお礼音声メッセージデータを商品に対応づける。消費者90は、消費者端末190に表示される商品情報画面から、商品に対応づけられた商品音声メッセージデータを再生することができる。また、消費者端末190に表示される商品の決済完了画面や決済完了電子メールの表示画面から、商品に対応づけられたお礼音声メッセージデータを再生することができる。
図2は、消費者端末190に表示される商品情報画面200において音声が再生される様子を模式的に示す。商品情報画面200には、商品の画像210と、音声再生ボタン220と、購入ボタン230と、購入ボタン240とが含まれる。音声再生ボタン220は、商品に対応づけられた音声を再生する指示を消費者90から受け付けるための表示オブジェクトの一例である。購入ボタン230及び購入ボタン240は、商品を購入する指示を消費者90から受け付けるための表示オブジェクトの一例である。
消費者90が音声再生ボタン220の表示位置をタッチすると、ボイスサービスサーバ30は、商品情報画面200で表示されている商品に対応づけられた商品音声メッセージデータを、消費者端末190に送信する。消費者端末190は、ボイスサービスサーバ30から受信した音声を再生する。図2には、「めちゃ暑い夏にはスタミナ野菜食べたらええで」という商品提供者70の音声が夏野菜セットの商品に対応づけられていた場合を示す。このように、ショッピングシステム10によれば、商品提供者70が方言で話す音声を消費者90に届けることができる。これにより、消費者90に商品を効果的に訴求することができる。
購入ボタン230は、音声を用いて商品の購入手続を行うためのボタンである。消費者90が購入ボタン230の表示位置をタッチすると、消費者90は、決済方法を示す合言葉を言うよう音声で促される。合言葉データベース50には、消費者90が事前に登録した合言葉が、決済手段に対応づけられている。ボイスサービスサーバ30は、消費者端末190で検出された音声から抽出された合言葉に対応づけられた決済手段を特定して、特定した決済手段で決済機関に決済を依頼する。これにより、消費者90は音声のやりとりで決済手段を指示することができるので、決済手続を簡単に済ませることができる。なお、購入ボタン240は、音声を用いずに商品を購入するためのボタンである。
図3は、ボイスサービスサーバ30の機能ブロック構成の一例を概略的に示す。ボイスサービスサーバ30は、処理部32と、通信部34と、記憶部38とを備える。処理部32は、音声データ取得部300と、音声情報提供部310と、音声選択情報取得部320と、音声対応づけ制御部330と、課金部350と、報酬付与部360と、認識文字取得部380と、決済手段選択部390とを備える。
ボイスサービスサーバ30は、コンピュータにより実現される。例えば、処理部32は、プロセッサ等の演算処理装置である。通信部34は、ネットワーク12を通じて、ショッピングカートサーバ20、消費者端末190、商品提供者端末170、及びプロ音声提供者端末180と通信する。通信部34が受信した情報は、処理部32に供給される。記憶部38は、ボイスサービスサーバ30の動作に必要な情報を記憶する。記憶部38は、大容量記憶媒体、ROM及びRAM等を含む。記憶部38は、オペレーティングシステムを含むプログラム、プログラムの実行に用いられる定数及び変数、及び、プログラムの実行に必要な一時的な情報を記憶する。ボイスサービスサーバ30において、処理部32がプログラムを実行することにより、処理部32の各部の機能が実現される。記憶部38は、コンピュータが読み取ることが可能な記憶媒体の一例である。
音声データ取得部300、音声選択情報取得部320、及び認識文字取得部380は、外部から供給されるデータを、通信部34を通じて取得する。音声情報提供部310は、通信部34を通じて外部に情報を提供する。
音声情報提供部310は、商品が購入される前に、商品の識別情報に対応づけられた商品音声メッセージデータを商品の購入に用いられる消費者端末190に提供する。例えば、音声情報提供部310は、商品の識別情報に対応づけられた商品音声メッセージデータを特定するリソース情報を、消費者端末190に送信する。音声情報提供部310は、リソース情報から特定される音声メッセージデータの提供要求に応じて、商品音声メッセージデータを提供する。
商品音声メッセージデータを特定するリソース情報は、例えば、音声データベース40に格納されている商品音声メッセージデータの場所を示す情報であってよい。リソース情報としては、URL及びURIや、音声データベース40内の商品音声メッセージデータにアクセスするために用いられるキー情報等を例示することができる。リソース情報は、例えば、上述した消費者端末190に表示される商品情報画面200に対応づけて提供される。例えば、リソース情報は、商品情報画面200の音声再生ボタン220に対応づけられてよい。商品情報画面200がHTMLで記述される場合、リソース情報は、再生される商品音声メッセージデータの音声ファイルの場所情報を含むハイパーリンクで記述されてよい。
音声情報提供部310は、リソース情報から特定される音声メッセージデータの提供要求に応じて、商品音声メッセージデータを消費者端末190に提供する。例えば、消費者端末190において音声再生ボタン220がタッチされると、リソース情報がボイスサービスサーバ30に送信される。音声情報提供部310は、受信したリソース情報から特定される音声メッセージデータを消費者端末190に送信する。なお、音声情報提供部310は、ショッピングカートサーバ20を通じて、音声メッセージデータを消費者端末190に送信してもよい。
ショッピングシステム10によれば、消費者90は、商品情報画面において、商品提供者70から提供される商品情報を聞くことができる。これにより、消費者90に対する商品の訴求力を高めることができる。
次に、お礼音声メッセージデータに関する動作について説明する。音声情報提供部310は、商品が購入された後に、商品の識別情報に対応づけられたお礼音声メッセージデータを商品購入者に提供する。例えば、音声情報提供部310は、商品の購入代金の決済処理が完了した場合に、商品の識別情報に対応づけられたお礼音声メッセージデータを特定するリソース情報を商品購入者に提供する。音声情報提供部310は、リソース情報から特定される音声メッセージデータの提供要求に応じてお礼音声メッセージデータを提供する。リソース情報は、例えば、電子メッセージ又は端末に表示される決済完了画面に対応づけて商品購入者に提供される。
お礼音声メッセージデータを特定するリソース情報は、例えば、音声データベース40に格納されているお礼音声メッセージデータの場所を示す情報であってよい。リソース情報としては、URL及びURIや、音声データベース40内のお礼音声メッセージデータにアクセスするためのキー情報等を例示することができる。リソース情報は、消費者端末190に表示される決済完了画面を通じて提供されてよい。例えば、消費者端末190に送信されたリソース情報は、決済完了画面の音声再生ボタンに対応づけられてよい。
例えば、決済完了画面がHTMLで記述される場合、リソース情報は、再生されるお礼音声メッセージデータの音声ファイルの場所情報を含むハイパーリンクで記述されてよい。消費者端末190において音声再生ボタンがタッチされると、リソース情報がボイスサービスサーバ30に送信される。音声情報提供部310は、受信したリソース情報から特定される音声メッセージデータを消費者端末190に送信する。なお、音声情報提供部310は、ショッピングカートサーバ20を通じて、お礼音声メッセージデータを消費者端末190に送信してもよい。
また、リソース情報は、商品購入者としての消費者90宛の電子メールの本文に含めて送信されてよい。例えば、リソース情報は、電子メールの本文データにハイパーリンク形式で含められてよい。消費者90が消費者端末190で電子メールを開いてハイパーリンクの表示位置をタッチすると、リソース情報がボイスサービスサーバ30に送信される。音声情報提供部310は、受信したリソース情報から特定されるお礼音声メッセージデータを、消費者端末190に送信する。なお、電子メールは、電子メッセージの一例である。電子メッセージとは、商品提供者70との間のチャットメッセージ等であってもよい。
ショッピングシステム10によれば、消費者90は、決済完了後に、商品提供者70等からのお礼を音声で聞くことができる。そのため、商品提供者70が提供する商品に対する消費者90の印象度を高めることができる。
次に、音声データの取得に関する動作について説明する。音声データ取得部300は、商品提供者70の音声データを商品音声メッセージデータとして取得する。例えば、音声データ取得部300は、商品提供者端末170から、商品提供者70の音声データを取得する。また、音声データ取得部300は、プロ音声提供者80の音声データを商品音声メッセージデータとして取得する。例えば、音声データ取得部300は、プロ音声提供者端末180から、プロ音声提供者80の音声データを取得する。なお、プロ音声提供者は、「商品提供者70以外の音声提供元」の一例である。「商品提供者70以外の音声提供元」は必ずしも人物である必要はない。
音声選択情報取得部320は、商品提供者70以外の音声提供元から提供された複数の音声メッセージデータのうち、商品提供者70によって商品音声メッセージデータとして選択された音声メッセージデータの識別情報を取得する。音声対応づけ制御部330は、音声選択情報取得部320が取得した識別情報を、商品音声メッセージデータの識別情報として、商品提供者70から提供された商品の識別情報に対応づける。音声対応づけ制御部330は更に、商品提供者70が複数の音声メッセージデータの中から特定の音声メッセージデータを検索するためのキーワード情報を、複数の音声メッセージデータの識別情報に対応づけてよい。なお、処理部32は、提供された複数の音声メッセージデータを音声提供者同士及び音声提供者以外との間で交換、加工、評価、及び削除できる機能を備えてよい。
報酬付与部360は、商品の購入に用いられる端末によって商品音声メッセージデータが再生された回数に応じて、商品音声メッセージデータの提供者に報酬を付与する。商品提供者70から提供された音声データが、商品提供者70から提供される商品情報画面で再生された場合であっても、商品提供者70に報酬が提供されてよい。一再生あたりの報酬単価について、商品提供者70への報酬単価より、プロ音声提供者80への報酬単価を高く設定してよい。課金部350は、商品音声メッセージデータが再生された回数に応じて、商品提供者70に課金する。課金部350は、提供された音声データの数に応じて音声提供者に課金してよい。また、課金部350は、商品提供者70が提供する商品を扱う商店に、音声メッセージ機能を利用する固定の利用料を課金してよい。報酬付与部360及び課金部350は、決済機関を通じて報酬の送金や課金を行ってよい。課金方法や報酬方法としてチケット制やポイント制を採用してもよい。
合言葉データベース50は、商品を購入するための電子商取引システムにおける消費者90の識別情報に対応づけて、消費者が用いる決済手段を識別する文字データ及び商品の購入代金の決済手段を示す決済手段情報を記憶する。決済手段としては、「銀行振込」、「銀行口座引き落とし」、「クレジットカード払い」、「デビットカード払い」、「コンビニエンスストア払い」、「携帯電話会社払い」、「現金払い」、「電子マネー払い」、「電子ポイント払い」等を例示することができる。
認識文字取得部380は、消費者端末190が決済手段を選択する場合に消費者端末190で検出された消費者の音声から認識された文字データを取得する。例えば、認識文字取得部380は、消費者端末190から取得した消費者90の音声認識の結果データに対して自然言語分類や対話解析を行って、合言葉の文字データを取得する。決済手段選択部390は、認識文字取得部が取得した文字データに対応づけられた決済手段情報が示す決済手段を、商品の購入代金の決済を行うための決済手段として選択する。これにより、消費者90は、音声により簡単に決済手続を進めることができる。
図4は、商品情報画面を編集するための編集画面400の一例を模式的に示す。商品提供者70は、商品提供者端末170でショッピングカートサーバ20にログインして、各商品の商品情報画面を編集する。編集画面400は、商品提供者端末170に表示される。
編集画面400は、模擬画面410と、お礼音声メッセージデータの登録ボタン450とを含む。お礼音声メッセージデータの登録ボタン450は、お礼音声メッセージデータを商品に登録するためのボタンである。
模擬画面410は、消費者端末190に表示される商品情報画面200を模擬した画面である。模擬画面410には、商品名を編集するためのボタン420と、商品画像432を選択するためのボタン430と、商品音声メッセージデータを商品に登録するためのボタン440とを含む。商品提供者70がボタン440をクリックすると、ボイスサービスサーバ30は、商品音声メッセージデータを登録するための一覧画面を、商品提供者端末170に表示させる。
図5は、商品音声メッセージデータの一覧画面500の一例を模式的に示す。一覧画面500は、一覧切換ボタン510a〜bと、音声一覧メニュー590とを含む。音声一覧メニュー590は、メタデータ入力フォーム520と、音声を追加するための追加ボタン530と、音声選択ボタン540a〜dと、音声再生ボタン550a〜dと、編集ボタン560a〜dと、削除ボタン570a〜dとを含む。
一覧切換ボタン510aは、商品提供者70から提供された商品音声メッセージデータの一覧を表示するためのボタンである。一覧切換ボタン510bは、プロ音声提供者80から提供された商品音声メッセージデータの一覧を表示するためのボタンである。図5は、一覧切換ボタン510aがクリックされて、商品提供者70から提供された商品音声メッセージデータの一覧が表示された状態を示す。
商品提供者70が追加ボタン530をクリックすると、商品音声メッセージデータとして追加する音声データファイルを選択する画面が表示される。商品提供者70が、商品提供者端末170に記憶されている音声データを選択すると、選択した音声データがボイスサービスサーバ30に送信される。ボイスサービスサーバ30において、音声データ取得部300は、商品提供者端末170から送信された音声データファイルを取得して、商品提供者70の利用者IDに対応づけて音声データベース40に格納する。なお、追加ボタン530をクリックすると、音声の録音画面が商品提供者端末170に表示され、当該録音画面を通じて商品提供者端末170で録音した音声データが、商品提供者端末170からボイスサービスサーバ30に送信されてもよい。
音声選択ボタン540a〜dは、音声データベース40に登録済みの音声データを選択するためボタンである。例えば、音声選択ボタン540aが選択されると、図4で示した編集画面400で選択されていた商品の識別情報と、音声選択ボタン540aに対応する商品音声メッセージデータの識別情報がボイスサービスサーバ30に送信される。ボイスサービスサーバ30において、音声対応づけ制御部330は、受信した商品及び商品音声メッセージデータの識別情報を対応づけるデータを、音声データベース40に格納する。
削除ボタン570a〜dは、音声データを削除するためのボタンである。例えば、削除ボタン570aがクリックされると、削除ボタン570aに対応する商品音声メッセージデータの識別情報がボイスサービスサーバ30に送信される。ボイスサービスサーバ30において、処理部32は、削除ボタン570aに対応する商品音声メッセージデータを音声データベース40から削除する。
メタデータ編集ボタン560a〜dは、音声データに付与するデータを編集するためのボタンである。例えば、編集ボタン560aがクリックされると、音声選択ボタン540aに対応する商品音声メッセージデータへの付与データ入力画面が表示される。付与データとしては、音声メッセージの検索キーとして使用されるメタデータを例示することができる。メタデータとしては、「夏」、「食べ物」、「関西弁」等のように、商品の旬を示す季節、商品の種類、方言等を例示することができる。また、音声選択ボタン540aに表示されるタイトル文字を付与データとして入力可能であってよい。入力されたメタデータは、編集ボタン560aに対応する商品音声メッセージデータの識別情報に対応づけて、音声データベース40に格納される。
メタデータ入力フォーム520は、商品提供者70がメタデータを入力するための入力フォームである。メタデータ入力フォーム520に文字が入力されると、メタデータ入力フォーム520に入力された文字に適合するメタデータが対応づけられた商品音声メッセージデータのみが、一覧画面500に表示される。
一覧切換ボタン510bがクリックされると、音声データベース40に格納されている商品音声メッセージデータのうち、プロ音声提供者80から提供された音声データの一覧が表示される。
図6は、プロ音声提供者80から提供された音声データの一覧が表示された状態の一覧画面600を示す。一覧画面600は、一覧切換ボタン510a〜bと、音声一覧メニュー690とを含む。音声一覧メニュー690は、メタデータ入力フォーム520と、音声選択ボタン640a〜dと、音声再生ボタン550a〜dとを含む。音声選択ボタン640a〜dは、図5の音声選択ボタン540a〜dに対応する。一覧画面600に含まれる各ボタン及び入力フォームは、図5に示す一覧画面500と同じ機能を有する。
例えば、音声選択ボタン640a〜dは、プロ音声提供者80から提供された商品音声メッセージデータを選択するためボタンである。例えば、音声選択ボタン640aが選択されると、音声選択ボタン640aに対応するプロ音声提供者80からの商品音声メッセージデータの識別情報と商品の識別情報とが、ボイスサービスサーバ30に送信される。ボイスサービスサーバ30において、音声対応づけ制御部330は、受信した商品及び商品音声メッセージデータの識別情報を対応づけるデータを、音声データベース40に格納する。
図5及び図6に関連して、商品音声メッセージデータの一覧画面の一例を説明した。お礼音声メッセージデータの一覧画面面も、図5及び図6に示す画面と同様の画面構成で構築することができる。
なお、プロ音声提供者80が商品音声メッセージデータやお礼音声メッセージデータを登録する場合には、図5の一覧画面500における音声一覧メニュー590と同様のメニューをプロ音声提供者端末180に提供してよい。これにより、プロ音声提供者80は、当該メニューを通じて、商品音声メッセージデータやお礼音声メッセージデータの登録、編集及び削除を行うことができる。
また、ボイスサービスサーバ30は、商品提供者70及びプロ音声提供者80を含む複数の登録利用者の間で、音声データベース40に格納されている複数の音声メッセージデータを相互に評価や共有したりコメントを追加したりするための機能を有してよい。例えば、図5の画面500における音声一覧メニュー590を含む画面が、登録利用者の端末に提供されてよい。一例として、登録利用者の端末において、音声一覧メニュー590における音声選択ボタン540a〜dにそれぞれ対応づけて、他の登録利用者からの評価を受け付けるとともに、音声メッセージデータの現在の評価値を表示する評価ボタンが表示されてよい。ボイスサービスサーバ30は、当該評価ボタンがクリックされたことを示すメッセージを受信すると、音声データベース40に格納されている当該音声メッセージデータの評価値を高めてよい。また、登録利用者の端末において編集ボタン560a〜dがクリックされると、音声メッセージデータの交換や加工を行う画面に遷移し、当該画面を通じて、音声メッセージデータの交換や加工を行う指示がボイスサービスサーバ30に送信されてよい。なお、登録利用者の端末において表示される編集ボタン560a〜dや削除ボタン570a〜dは、その登録利用者に対して共有設定された音声メッセージデータに対応するボタンのみが、ボタン操作を受け付けるイネーブル状態で表示され、共有設定されていない音声メッセージデータに対応するボタンは、ボタン操作を受け付けないディセーブル状態で表示されてよい。
図7は、音声データベース40に格納される音声データ管理テーブルの一例を示す。音声データ管理テーブルは、音声IDと、音声データ格納先と、提供者IDと、メタデータと、音声種別と、再生回数とを含む。
「音声ID」には、商品音声メッセージデータ及びお礼音声メッセージデータの識別情報が格納される。「音声ID」に格納される識別情報は、複数の音声データを一意に特定する情報であってよい。「音声ID」に格納される識別情報は、ショッピングカートサーバ20で提供されるサービスや他のサーバで提供されるサービスで音声データベース40の音声を使用するためのキー情報として使用されてよい。「音声データ格納先」には、商品音声メッセージデータ及びお礼音声メッセージデータの実体データファイルの格納先を示す情報が格納される。「音声データ格納先」には、ネットワーク12上における音声データの場所を示すリソース情報が格納されてよい。「音声データ格納先」には、音声データベース40に格納されている音声データの場所を示す情報が格納されてよい。「音声データ格納先」には、音声データベース40に格納されている音声データを検索するためのキー情報が格納されてよい。
「提供者ID」には、商品音声メッセージデータ及びお礼音声メッセージデータのそれぞれを提供した提供者の識別情報が格納される。例えば、「提供者ID」には、商品提供者70の識別情報や、プロ音声提供者80の識別情報が格納される。
「メタデータ」には、商品音声メッセージデータ及びお礼音声メッセージデータに対応づけられるメタデータが格納される。例えば、「メタデータ」には、図5の音声データの一覧画面500の編集ボタン560a〜dから登録されたタデータが格納される。
「音声種別」には、対応する音声データが商品音声メッセージデータであるかお礼音声メッセージデータであるかを識別する情報が格納される。「再生回数」には、対応する音声データが再生された回数が格納される。
図8は、音声データベース40に格納される音声対応付けデータの一例を示す。音声対応付けデータは、商品IDと、商品音声メッセージIDと、お礼音声メッセージIDとを対応づける。「商品ID」には、商品の識別情報が格納される。「商品音声メッセージID」には、商品音声メッセージデータの識別情報が格納される。例えば、図5に示した一覧画面500の音声選択ボタン540a〜dにより商品提供者70が選択した商品音声メッセージデータの識別情報が、「商品音声メッセージID」に格納される。「お礼音声メッセージID」には、お礼音声メッセージデータの識別情報が格納される。これにより、商品提供者70が提供される商品に、商品音声メッセージデータ及びお礼音声メッセージデータをセットで対応づけることができる。
図9は、合言葉データベース50に格納される合言葉テーブルの一例を示す。合言葉テーブルは、消費者IDと、合言葉と、決済手段IDとを対応づける。「消費者ID」には、消費者90の識別情報が格納される。「決済手段ID」には、消費者90のそれぞれが決済に使用する決済手段の識別情報が格納される。
「合言葉」には、決済手段を示す合言葉の文字データが格納される。合言葉の文字データは、消費者90がそれぞれ事前に登録することができる。合言葉は、決済手段に関する文字でなくてよく、消費者90が自由に登録することができる。
合言葉は、ボイスサービスサーバ30から消費者端末190に提供される合言葉登録画面を通じて入力されて、消費者端末190からボイスサービスサーバ30に送信される。例えば、合言葉の文字データは、消費者90が消費者端末190に文字入力することによって入力され、ボイスサービスサーバ30に送信される。なお、合言葉の文字データは、消費者90が消費者端末190に音声で入力されてよい。この場合、消費者端末190で音声認識された文字データが、ボイスサービスサーバ30に送信されてよい。また、消費者端末190は、消費者端末190に音声入力された合言葉の音声データをボイスサービスサーバ30に送信してもよい。この場合、合言葉の文字データは、ボイスサービスサーバ30又は外部の音声認識サーバで消費者90の音声データを音声認識することによって、得られてよい。
なお、合言葉は、決済手段に加えて、消費者90の住所等、商品の送付先の情報が対応づけてられてもよい。この場合、決済手段及び商品の送付先の組み合わせを一つの合言葉で選択することができる。
図10は、決済画面1000において音声が再生される様子を模式的に示す。決済画面1000は、図2において、消費者90が購入ボタン230の表示位置をタッチした場合に表示される。決済画面1000には、商品の画像210と、再生中アイコン1020と、音声入力中アイコン1030とが含まれる。
消費者端末190から音声が出力されている期間においては、再生中アイコン1020がイネーブル状態で表示され、音声入力中アイコン1030がディセーブル状態で表示される。この期間において、消費者端末190は消費者90の音声を取得しない。消費者端末190が消費者90の音声を取得可能な期間においては、再生中アイコン1020がディセーブル状態で表示され、音声入力中アイコン1030がイネーブル状態で表示される。
決済画面1000において、ボイスサービスサーバ30は、「お支払いはいつもの通りですか?」(S1050)という質問文の会話データを送信して、消費者端末190から音声出力させる。この音声出力に続いて、消費者90が「いつもの」(S1051)という合言葉を発話すると、消費者端末190で音声認識された文字データがボイスサービスサーバ30に送信される。ボイスサービスサーバ30において、認識文字取得部380は、送信された文字データから、自然言語分類や対話解析を行って、合言葉の文字データを取得する。決済手段選択部390は、当該合言葉の文字データ及び消費者90の消費者IDに対応づけられた決済手段IDを、合言葉データベース50から検索する。
決済手段IDが検索されると、ボイスサービスサーバ30は、検索された決済手段IDが示す決済手段に対応する会話データを消費者端末190に送信して、消費者端末190から音声出力させる。例えば、銀行振込等の支払手段が検索された場合において、二段階認証の電子メールが消費者90に送信されるときは、電子メールに従って二段階認証の暗証番号入力を促す音声が出力される(S1052)。
また、消費者90の決済手段としてクレジットカードが登録されている場合には、「クレジットカードの登録がございます。こちらでお支払いしますか?」という質問の会話データを消費者端末190に送信し、この音声出力に応じて消費者90が「いつものカードでお願い」という合言葉を発話すると、「いつものかーどでおねがい」という合言葉に対応する特定のクレジットカードが、決済手段として選択される。
また、合言葉データベース50は、合言葉にの前に出力される質問を更に対応づけて記憶してもよい。例えば、合言葉データベース50は、「出身地はどこですか?」という質問と「いばらきけん」という合言葉とを、特定の決済手段に対応づけて登録してよい。この場合、消費者90は、「出身地はどこですか?」という質問の音声出力に続いて「茨城県」という発話をすることで、特定の決済手段を選択することができる。
図11は、消費者90に送信される決済完了電子メール1100の表示内容を模式的に示す。決済完了電子メール1100は、決済機関によって決済処理が完了した場合に、消費者90の電子メールアドレス宛に送信される。
決済完了電子メール1100の本文には、お礼音声メッセージデータを再生するためのハイパーリンク情報が含まれる。決済完了電子メール1100をメールクライアントソフト上で表示すると、ハイパーリンク情報は音声再生ボタン1110として表示される。なお、ショッピングカートサーバ20から決済完了電子メール1100を送信するシステム構成を採用する場合には、ボイスサービスサーバ30からショッピングカートサーバ20に、お礼音声メッセージデータのURL情報が提供されてよい。
消費者90が消費者端末190で決済完了電子メール1100を表示し、音声再生ボタン1110をタッチすると、ハイパーリンク情報で示されるお礼音声メッセージデータがボイスサービスサーバ30から消費者端末190にダウンロードされつつ、消費者端末190で再生される。
図12は、決済完了画面においてお礼音声メッセージデータを再生する場合の表示例を模式的に示す。決済完了画面1200は、決済機関によって決済処理が完了した場合に表示される。決済処理が完了すると、定型の音声メッセージが再生される(S1251)。
決済完了画面1200がHTML等の言語で記述される場合、決済完了画面1200は、お礼音声メッセージデータを再生するためのハイパーリンク情報を含んで記述される。ハイパーリンク情報は、決済完了画面1200において音声再生ボタン1210として表示される。消費者90が、決済完了画面1200の音声再生ボタン1110をタッチすると、ハイパーリンク情報で示されるお礼音声メッセージデータがボイスサービスサーバ30から消費者端末190にダウンロードされつつ、消費者端末190で再生される(S1252)。これにより、商品提供者70からのお礼の音声を消費者90に提供することができるので、商品提供者70が提供する商品の印象度を高めることができる。
以上に説明したように、ショッピングシステム10によれば、商品提供者70は、商品提供者70が提供する商品に、商品音声メッセージデータ及びお礼音声メッセージデータをセットで登録することができる。例えば、生産者等の生の声を登録できるので、生産者の方言を交えた声を消費者90に届けることができる。そのため、文章では伝えられない人間らしさを、ネットショッピングにおいても提供することができる。このように、単に画像や文字で商品情報を提供する場合に比べて、音声によって消費者90に商品の魅力を強く訴求することができる。また、消費者90は商品の説明文を読む必要もなく、早く商品情報を提供することができる。
また、ショッピングシステム10によれば、消費者90は、合言葉によって決済手段を選択することができるので、キー入力する場合に比べて、迅速に決済処理を進めることができる。消費者90は合言葉を自由に登録できるので、仮に不正利用者がショッピングサイトのログイン認証を突破して決済画面に進んだ場合でも、合言葉が合致しない限り決済手段を選ぶことができないようにすることができる。そのため、セキュリティを高めることができる。合言葉の音声入力には、スマートフォンやパーソナルコンピュータの録音機能を利用することができるので、特別な機器を追加で用意する必要もない。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 ショッピングシステム、12 ネットワーク、20 ショッピングカートサーバ、30 ボイスサービスサーバ、32 処理部、34 通信部、38 記憶部、40 音声データベース、50 合言葉データベース、70 商品提供者、80 プロ音声提供者、90 消費者、170 商品提供者端末、180 プロ音声提供者端末、190 消費者端末、200 商品情報画面、210 画像、220 音声再生ボタン、230、240 購入ボタン、300 音声データ取得部、310 音声情報提供部、320 音声選択情報取得部、330 音声対応づけ制御部、350 課金部、360 報酬付与部、380 認識文字取得部、390 決済手段選択部、400 編集画面、410 模擬画面、420、430 ボタン、432 商品画像、440 ボタン、450 登録ボタン、500 一覧画面、510 一覧切換ボタン、520 メタデータ入力フォーム、530 追加ボタン、540 音声選択ボタン、550 音声再生ボタン、560 編集ボタン、570 削除ボタン、590 音声一覧メニュー、600 一覧画面、640 音声選択ボタン、690 音声一覧メニュー、1000 決済画面、1020 再生中アイコン、1030 音声入力中アイコン、1100 決済完了電子メール、1110 音声再生ボタン、1200 決済完了画面、1210 音声再生ボタン
Claims (10)
- 商品提供者から提供される商品情報を示す第1の音声メッセージデータ及び前記商品提供者から商品購入者への第2の音声メッセージデータを提供する音声データ提供システムであって、
商品が購入される前に、前記商品の識別情報に対応づけられた前記第1の音声メッセージデータを前記商品の購入に用いられる端末に提供し、前記商品が購入された後に、前記商品の識別情報に対応づけられた前記第2の音声メッセージデータを前記商品購入者に提供する音声情報提供部
を備える音声データ提供システム。 - 前記音声情報提供部は、前記商品の購入代金の決済処理が完了した場合に、前記商品の識別情報に対応づけられた前記第2の音声メッセージデータを特定するリソース情報を前記商品購入者に提供し、前記リソース情報から特定される音声メッセージデータの提供要求に応じて前記第2の音声メッセージデータを提供する
請求項1に記載の音声データ提供システム。 - 前記リソース情報は、電子メッセージ又は前記端末に表示される決済完了画面を通じて前記商品購入者に提供される
請求項2に記載の音声データ提供システム。 - 前記商品提供者の音声データを前記第1の音声メッセージデータとして取得する音声データ取得部
をさらに備える請求項1から3のいずれか一項に記載の音声データ提供システム。 - 商品提供者以外の音声提供元から提供された複数の音声メッセージデータのうち、前記商品提供者によって前記第1の音声メッセージデータとして選択された音声メッセージデータの識別情報を取得する音声選択情報取得部と、
前記音声選択情報取得部が取得した識別情報を、前記第1の音声メッセージデータの識別情報として、前記商品提供者から提供された前記商品の識別情報に対応づける音声対応づけ制御部と
をさらに備える請求項1から4のいずれか一項に記載の音声データ提供システム。 - 前記対応づけ制御部は更に、前記商品提供者が前記複数の音声メッセージデータの中から特定の音声メッセージデータを検索するためのキーワード情報を、前記複数の音声メッセージデータの識別情報に対応づける
請求項5に記載の音声データ提供システム。 - 前記商品の購入に用いられる端末によって前記第1の音声メッセージデータが再生された回数に応じて、前記第1の音声メッセージデータの提供者に報酬を付与する報酬付与部
をさらに備える請求項1から6のいずれか一項に記載の音声データ提供システム。 - 前記第1の音声メッセージデータが再生された回数に応じて、前記商品提供者に課金する課金部
をさらに備える請求項7に記載の音声データ提供システム。 - 前記商品を購入するための電子商取引システムにおける消費者の識別情報に対応づけて、前記消費者が用いる決済手段を識別する文字データと前記商品の購入代金の決済手段を示す決済手段情報とを対応づけて格納する格納部と、
前記消費者が前記決済手段を選択する場合に前記端末で検出された前記消費者の音声から認識された文字データを取得する認識文字取得部と、
前記認識文字取得部が取得した文字データに対応づけられた前記決済手段情報が示す決済手段を、前記商品の購入代金の決済を行うための決済手段として選択する決済手段選択部と
をさらに備える請求項1から8のいずれか一項に記載の音声データ提供システム。 - コンピュータを請求項1から9のいずれか一項に記載の音声データ提供システムとして機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018138890A JP2020017031A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 音声データ提供システム及びプログラム |
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JP2018138890A JP2020017031A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 音声データ提供システム及びプログラム |
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JP2018138890A Pending JP2020017031A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 音声データ提供システム及びプログラム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115345660A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-15 | 南京汇银迅信息技术有限公司 | 一种智能提醒方法、系统以及存储介质 |
CN117133271A (zh) * | 2023-10-25 | 2023-11-28 | 北京吉道尔科技有限公司 | 基于区块链的电商平台购物和智能语音评价方法及系统 |
WO2024180590A1 (ja) * | 2023-02-27 | 2024-09-06 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、システム、方法及び非一時的なコンピュータ記録媒体 |
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2018
- 2018-07-24 JP JP2018138890A patent/JP2020017031A/ja active Pending
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