JP2003187053A - 評価情報管理方法及び装置 - Google Patents

評価情報管理方法及び装置

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JP2003187053A JP2002223457A JP2002223457A JP2003187053A JP 2003187053 A JP2003187053 A JP 2003187053A JP 2002223457 A JP2002223457 A JP 2002223457A JP 2002223457 A JP2002223457 A JP 2002223457A JP 2003187053 A JP2003187053 A JP 2003187053A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信ネットワークを介して評価者から提供され
る評価情報を管理する評価情報管理方法及び装置に関
し、より信頼性の高い評価情報を管理するとともに提示
する。 【解決手段】サーバ100が、評価者Bによってアクセス端
末300から入力される評価者情報を登録し、評価対象品
目の提供者である被評価者300Aが該評価対象品目の提供
と同時に該評価者に与える評価識別情報の付与を、該被
評価者が該アクセス端末200から要求したとき、該評価
識別情報を該評価対象品目に対応付けて生成し、アクセ
ス端末200を介して被評価者Aに付与し、被評価者Aが該
評価対象品目に対して付与した該評価識別情報に対し、
評価者Bが、アクセス端末300から評価情報を付加して入
力したとき、評価者Bがサーバ100に登録済でありかつ該
評価識別情報が正当であることを確認し、該評価識別情
報と共に該評価情報をデータベースDBに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、評価情報管理方法
及び装置に関し、特に通信ネットワークを介して評価者
から提供される評価情報を管理する評価情報管理方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般消費者は、商品(サービスを含む)を
購入する際、類似した商品が多数存在する場合、いずれ
の商品が自分の欲求を最も満足するものであるかを判断
するための情報を求めている。この様な情報には、新聞
や雑誌及びテレビやラジオのマスコミュニケーションか
ら得られるものや、広告やチラシや口コミによるコミュ
ニティから得られるものがある。
【0003】また、近年では、インターネットに代表さ
れる通信サービスの普及により、ネットワーク上で様々
なサービスが提供されており、ネットワーク上で上述の
情報を取得可能な各種サービスが提供されつつある。従
来、一般消費者は、全国規模かつリアルタイムかつ双方
向性のある各種商品の価格比較や商品評価の公表や情報
交換が可能な手段は持ち得なかった。ネットワークサー
ビスの発展により一般消費者がメディアを所有し情報の
発信と相互交換が可能となったことは社会的インフラの
向上と言える。
【0004】ネットワークの特性を利用したサービスの
一つに、商品の評価及び比較サービスを行う評価サイト
と呼ばれるものがある。評価サイトは、異なる企業(供
給者)の商品やサービス(以下、評価対象品目と称す
る。)の価格を比較したり、一般消費者が評価対象品目
の仕様や品質に関して提供した評価や意見をネットワー
ク上に公開することにより、他の一般消費者の利用や購
入の為の情報提供を目的としている。
【0005】図49は、この様な評価サイトの一例を示し
たものであり、図示の如く、評価サイトを提供するサー
ビスプロバイダによって運用されるサーバ100は、評価
サイトを利用する一般利用者(評価者を含む)のアクセ
ス端末300を含む任意のアクセス端末からネットワークN
Wを介して接続可能なものである。
【0006】サーバ100は、各種情報を格納するための
データベースDB、ネットワークNWを介して各種情報を入
出力する入出力部1、データベースDBに登録された評価
者情報を管理する評価者情報管理部2、入出力される評
価情報を制御する評価情報制御部3、評価情報を表示す
るために編集する評価情報編集部4、データベースDBに
登録された評価情報を管理する評価情報管理部5を有し
ている。
【0007】例えば、或る一般利用者が同図のアクセス
端末300から、評価サイトに寄せられた評価情報の閲覧
を要求した場合のサーバ100における処理を図50のシー
ケンス図を参照して説明する。一般利用者が評価情報の
閲覧を要求すると、サーバ100では、まず、入力部1が評
価情報表示依頼M1を評価情報制御部3へ送信する。評価
情報制御部3は閲覧依頼のあった評価情報を要求するた
め、評価情報要求M2を評価情報管理部5に送信する。
【0008】評価情報管理部5は要求のあった評価情報
をデータベースDBから検索し、評価情報検索結果M3とし
て評価情報制御部3に送信する。評価情報制御部3は、受
信した評価情報検索結果M3を画面表示用に編集するた
め、評価情報編集要求M4を評価情報編集部4に送信す
る。
【0009】評価情報編集部4は受信した評価情報を画
面表示用に編集し、評価情報M5として入出力部1に送信
する。入出力部1は受信した評価情報M5を一般利用者に
対して表示出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような評価サイ
トは、現状では企業や自治体等の一種公的存在による運
営ではなく、個人もしくは私的な運営によるサイトであ
り、一般消費者の立場に重心を置きつつも、任意の評価
者による匿名の個人的意見公開の場に留まっており、そ
の評価情報の信頼性については社会的認知を得ていると
は言い難い。
【0011】また、商品やサービスの購入・利用の事実
の確証性についても高いとは言えず、単に低価格だけの
情報が重要視される傾向もある。匿名の不適当な評価情
報が公開されれば、企業(供給者)及び商品(サービス
を含む)への悪影響が及ぶ可能性があり、不適当な価格
情報が公開されれば、商品の適正価格維持が困難になる
ため企業の正当な収益が阻害される可能性がある。
【0012】この様な評価サイトでは、一般消費者が評
価者となって商品やサービスの評価を評価サイトに掲載
する場合、評価者は個人情報を明らかにせずネットワー
ク上のみで使用するニックネームを用いるのが一般的で
ある。また、商品やサービスを利用してなくても、商品
やサービスに対しての評価を行うことが可能であるた
め、その商品や企業に対し悪意を抱く人物が容易に虚偽
の評価情報を公開することも可能である。
【0013】他方で企業は、一方的な評価に晒されるだ
けで虚偽の評価情報に対して対抗や防止する手段がない
のが現状である。また、企業は、信頼性の高い評価情報
を解析することにより、解析結果を商品やサービスへ反
映することが可能になるが、現状では、評価サイトから
有用な評価情報を企業にフィードバックする仕組みは確
立されていない。
【0014】また、信頼性の高い評価情報に基づき、そ
の評価情報を入力した評価者に対して企業から情報を配
信する仕組みや、配信された情報に対する評価者からの
応答情報を企業が収集する仕組みがあれば、評価者及び
企業の両者にとって有益であるが、このような仕組みも
確立されていない。
【0015】評価情報の信頼性を向上させる方法とし
て、米国特許第5950172号(以下、Klingman特許と称す
る。)は、安全性の高い電子評価システム(Secured Ele
ctronicRating System)を開示している。すなわち、こ
のKlingman特許は、商品評価を管理するサーバ装置にお
いて、消費者がその商品を購入した時に生成した購入者
識別番号をチェック後、評価点を記載するフォームを消
費者に与え、消費者はそのフォームを使用して評価情報
をサーバ装置に与え、その商品評価の精度を高める為に
1購入者につき1評価入力に制限するものである。
【0016】これにより、基本的には商品未購入者は評
価入力が行えない為、ある程度の信頼性の向上が期待で
きる仕組みとなっている。しかしながら、Klingman特許
は、商品を購入した消費者がその商品に対する評価を行
う仕組みに過ぎず、匿名による評価であるゆえに消費者
が不当な評価を行う危険性は依然高いままである。
【0017】また、その消費者が他の商品に対してどの
様な評価を行っているかを継続的に調査するための情報
や、他の企業によって提供される類似商品との比較を行
うための情報といった、被評価者にとって有用な評価情
報を提供するものではない。従って本発明は、通信ネッ
トワークを介して評価者から提供される評価情報を管理
する評価情報管理方法及び装置に関し、より信頼性の高
い評価情報を管理して提示することを目的とする。
【0018】さらに、本発明は、信頼性の高い評価情報
に基づき、評価者への情報配信及びこれに対する評価者
からの応答情報の収集を可能にすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る評価情報管理方法は、ネットワークに
接続された任意のアクセス端末から評価者が評価者情報
を該サーバに登録する第1ステップと、評価対象品目の
提供者である被評価者が該評価対象品目の提供と同時に
該評価者に与える評価識別情報の付与を、該被評価者が
該アクセス端末から該サーバに要求する第2ステップ
と、該第2ステップに応答して該サーバが、該評価識別
情報を該評価対象品目に対応付けて生成し、該アクセス
端末を介して該被評価者に付与する第3ステップと、該
被評価者が該評価対象品目に対して付与した該評価識別
情報に対し、該評価者が、該アクセス端末から評価情報
を付加して該サーバに入力する第4ステップと、該評価
者が該サーバに登録済でありかつ該評価識別情報が正当
であることを該サーバが確認し、該評価識別情報と共に
該評価情報をデータベースに格納する第5ステップと、
を有することを特徴としている(請求項1及び付記1)。
【0020】本発明に係る評価情報管理方法を、サーバ
100とネットワークNWに接続されたアクセス端末200及び
300とで構成された図1の全体構成例を用いて以下に説明
する。すなわち、第1ステップでは、アクセス端末300か
ら評価者Bが評価者情報をサーバ100に登録する。
【0021】次に、第2ステップでは、評価対象品目の
提供者である被評価者Aが、評価対象品目の提供と同時
に評価者に与える評価識別情報の付与をアクセス端末20
0からサーバ100に要求する。第3ステップでは、サーバ1
00が、第2ステップに応答して、評価識別情報を評価対
象品目に対応付けて生成し、アクセス端末200を介して
被評価者Aに付与する。
【0022】一方、第4ステップでは、評価対象品目の
提供を受けた評価者Bが、被評価者Aが評価対象品目に対
して付与した評価識別情報に対し、アクセス端末300か
ら評価情報を付加してサーバ100に入力する。第5ステ
ップでは、評価者Bがサーバ100に登録済みでありかつ評
価識別情報が正当であることをサーバ100が確認し、第4
ステップで入力された評価識別情報と共に評価情報をデ
ータベースDBに格納する。
【0023】このように、予め評価者情報を登録した評
価者のみが評価情報を入力することにより、匿名である
が故の不当な評価情報の入力を抑止することができる。
また、評価者が実際に評価対象品目の提供を受けたこと
を評価識別情報によって確認できるので、より信頼性の
高い評価情報を管理し提示することが可能となる。
【0024】また、本発明に係る評価情報管理方法は、
該第2ステップの前に、該被評価者が該アクセス端末か
ら被評価者情報を該サーバに登録する第6ステップを有
し、該第3ステップにおいて該サーバは、該被評価者が
該サーバに登録済であることを該評価識別情報の生成前
に確認してもよい(請求項2及び付記2)。
【0025】すなわち、第6ステップでは、被評価者Aが
予め被評価者情報をアクセス端末200からサーバ100に登
録する。この場合、上記の第3ステップでは、サーバは
被評価者Aがサーバ100に登録済みであることを確認した
後に評価識別情報を生成する。
【0026】これにより、予め被評価者情報を登録した
被評価者以外は評価識別情報の付与を受けられないた
め、評価情報の信頼性をより高めることができる。ま
た、本発明に係る評価情報管理方法は、任意の一般利用
者が該アクセス端末から該評価情報の提示を該サーバに
要求する第7ステップと、該第7ステップに応じて該サー
バが該アクセス端末に該評価情報を提示する第8ステッ
プとをさらに有してもよい(付記3)。
【0027】すなわち、第7ステップでは、被評価者A及
び評価者Bを含む任意の一般利用者が例えばアクセス端
末200から評価情報の提示をサーバ100に要求し、ステッ
プ8では、サーバ100が評価情報をアクセス端末200に提
示する。また、本発明に係る評価情報管理方法は、該評
価識別情報が、複数の該被評価者に共通した共通識別情
報を含み、予め該サーバに登録している依頼者が、該共
通識別情報に基づく該評価情報の解析を該アクセス端末
から該サーバに要求する第9ステップと、該第9ステップ
に応答して、該依頼者が登録済であることを該サーバが
確認し、該共通識別情報に基づいて該評価情報を解析し
た結果を該アクセス端末を介して該依頼者に通知する第
10ステップと、をさらに有してもよい(請求項3及び付
記4)。
【0028】すなわち、評価識別情報が上記の被評価者
Aを含む複数の被評価者に共通した共通識別情報を含む
場合、第9ステップでは、例えば、被評価者Aが予めサー
バ100に登録している依頼者としてアクセス端末200から
共通識別情報に基づく評価情報の解析をサーバ100に要
求する。
【0029】これに応答して第10ステップでは、サーバ
100が、該依頼者である被評価者Aが登録済みであること
を確認した後に、共通識別情報に基づいて評価情報を解
析した結果をアクセス端末200を介して被評価者Aに通知
する。このように、複数の被評価者に共通した共通識別
情報を用いて評価情報を解析することが可能となり、依
頼者は有用な解析結果を得ることができる。
【0030】この場合、該評価識別情報が、個別の該被
評価者によって独自に設定される個別識別情報を含み、
該依頼者が、該個別識別情報に基づく該評価情報の解析
を該アクセス端末から該サーバに要求する第11ステップ
と、該第11ステップに応答して、該被評価者が登録済で
あることを該サーバが確認し、該個別識別情報に基づい
て該評価情報を解析した結果を該アクセス端末を介して
該依頼者に通知する第12ステップと、をさらに有しても
よい(請求項4及び付記5)。
【0031】すなわち、評価識別情報が例えば被評価者
Aによって独自に設定される個別識別情報を含む場合、
第11ステップでは、依頼者(例えば被評価者A)がアク
セス端末200から個別識別情報に基づく評価情報の解析
をサーバ100に要求する。これに応答して第12ステップ
では、サーバ100が、被評価者Aが登録済みであることを
確認した後に、個別識別情報に基づいて評価情報を解析
した結果をアクセス端末200を介して被評価者Aに通知す
る。
【0032】このように、被評価者独自の個別識別情報
を用いて評価情報を解析することが可能となり、依頼者
はさらに有用な解析結果を得ることができる。また、本
発明に係る評価情報管理方法は、該サーバが、該評価情
報の入力を行う該評価者に所定のポイントを与える第13
ステップを有してもよい(付記6)。
【0033】すなわち、第13ステップでは、例えば評価
者Bが評価情報の入力を行ったことを検出したとき、サ
ーバ100が評価者Bに所定のポイントを特典として与え
る。これにより、評価者に対して正当な評価を行うこと
や評価継続の動機付けが可能となり、また、良質な評価
者の増加が期待できるため、評価情報の質的向上が可能
となる。
【0034】また、本発明に係る評価情報管理方法は、
該評価識別情報が、複数の該被評価者に共通した共通識
別情報を含み、任意の一般利用者が、該共通識別情報に
基づく該評価情報の解析を該アクセス端末から該サーバ
に要求する第14ステップと、該第14ステップに応答し
て、該サーバが該評価情報を該共通識別情報に基づいて
解析した結果を該アクセス端末を介して該一般利用者に
通知する第15ステップと、をさらに有してもよい(付記
7)。
【0035】すなわち、評価識別情報が上記の被評価者
Aを含む複数の被評価者に共通した共通識別情報を含む
場合、第14ステップでは、任意の一般利用者が例えばア
クセス端末300から共通識別情報に基づく評価情報の解
析をサーバ100に要求する。これに応答して第15ステッ
プでは、サーバ100が、評価情報を共通識別情報に基づ
いて解析した結果をアクセス端末300を介して一般利用
者に通知する。
【0036】このように、複数の被評価者に共通した共
通識別情報を用いて評価情報を解析することが可能とな
り、任意の一般利用者が有用な解析結果を得ることがで
きる。この場合、該評価識別情報が、個別の該被評価者
によって独自に設定される個別識別情報を含み、該一般
利用者が、該個別識別情報に基づく該評価情報の解析を
該アクセス端末から該サーバに要求する第16ステップ
と、該第16ステップに応答して、該サーバが該評価情報
を該個別識別情報に基づいて解析した結果を該アクセス
端末を介して該一般利用者に通知する第17ステップと、
をさらに有してもよい(付記8)。
【0037】すなわち、評価識別情報が例えば被評価者
Aによって独自に設定される個別識別情報を含む場合、
第16ステップでは、任意の利用者がアクセス端末200か
ら個別識別情報に基づく評価情報の解析をサーバ100に
要求する。これに応答して第17ステップでは、サーバ10
0が、評価情報を個別識別情報に基づいて解析した結果
をアクセス端末200を介して利用者に通知する。
【0038】このように、被評価者独自の個別識別情報
を用いて評価情報を解析することが可能となり、任意の
利用者が有用な解析結果を得ることができる。なお、本
発明に係る評価情報管理方法は、該評価対象品目に該被
評価者が提供するサービスが含まれてもよい(付記9)。
【0039】また、本発明に係る評価情報管理方法は、
予め該サーバに登録している依頼者が、該評価情報及び
該評価者情報に対する任意の抽出条件を指定し、該評価
者の中から該抽出条件に該当する特定評価者を抽出する
ように該アクセス端末から該サーバに要求する第18ステ
ップと、該第18ステップに応答して、該サーバが、該依
頼者が登録済であることを確認した後、該特定評価者を
抽出する第19ステップと、をさらに有してもよい(付記
10)。
【0040】すなわち、予め該サーバに登録している依
頼者(例えば被評価者A)が、第18ステップにおいて、該
評価情報を与えた該評価者の中から任意の抽出条件に該
当する評価者を特定評価者として抽出するようにアクセ
ス端末200からサーバ100に要求する。
【0041】これに応答して第19ステップでは、サーバ
100が、該依頼者である被評価者Aが登録済みであること
を確認した後、該特定評価者を抽出する。これにより、
サーバ100に蓄積された信頼性の高い評価情報及び評価
者情報を有効に再利用した特定評価者抽出が可能とな
る。
【0042】この場合、本発明に係る評価情報管理方法
は、該依頼者が、任意の配信情報を指定し、該特定評価
者に対して該配信情報を配信するように該アクセス端末
から該サーバに要求する第20ステップと、該第20ステッ
プに応答して、該サーバが、該アクセス端末を介して該
配信情報を該特定評価者に配信する第21ステップをさら
に有してもよい(付記11)。
【0043】すなわち、特定評価者の抽出を依頼する依
頼者(例えば被評価者A)は、上記の第19ステップの実
行後、第20ステップにおいて、任意の配信情報を該サー
バに送り、第19ステップでサーバ100が既に抽出した特
定評価者(例えば評価者B)に対して該配信情報が配信
されるように、アクセス端末200からサーバ100に要求す
る。
【0044】これに応答して第21ステップでは、サーバ
100が、該特定評価者に対して該配信情報の配信を行な
う。従って、サーバ100に蓄積された評価情報及び評価
者情報が信頼性の高い情報であることから、依頼者は、
該特定評価者に対し、サーバ100を介してその評価情報
に対応した配信情報を配信することが可能となる。
【0045】また、本発明に係る評価情報管理方法は、
上記の第20ステップが、該依頼者が、該配信情報と共に
結果通知条件を指定するステップを含み、さらに、該配
信情報に対する応答情報を該特定評価者が該アクセス端
末から該サーバに入力する第22ステップと、該第22ステ
ップに応答して、該サーバが該応答情報を蓄積した後、
該結果通知条件が満たされたときに、該蓄積した応答情
報を該アクセス端末を介して該依頼者に通知する第23ス
テップと、を備えてもよい(付記12)。
【0046】すなわち、上記の第20ステップで該依頼者
が該サーバに送る配信情報には、応答を促す情報を含め
ることができる。この場合、応答を促された特定評価者
からの応答情報を該サーバが該依頼者に通知するタイミ
ング等の条件を指定するため、該依頼者は該配信情報と
共に結果通知条件を指定しておく。
【0047】第22ステップでは、該配信情報に対する応
答情報を該特定評価者(例えば評価者B)が、該アクセ
ス端末300からサーバ100に入力する。これに応答して第
23ステップでは、サーバ100が該応答情報を蓄積した
後、該依頼者が指定した結果通知条件が満たされたとき
に、該蓄積した応答情報をアクセス端末200を介して該
依頼者(被評価者A)に通知する。
【0048】配信情報が適切な配信対象者である特定評
価者宛に配信されていることから、該特定評価者が応答
情報をサーバに入力する確率が高くなり、依頼者の望む
応答情報をより確実に得ることが出来る。なお、本発明
に係る評価情報管理方法は、上記の該依頼者が該被評価
者及び該評価者のいずれにも該当しない第三者であると
き、該第三者が該アクセス端末から第三者情報を該サー
バに登録する第24ステップをさらに有してもよい(付記
13)。
【0049】すなわち、上記の依頼者は、予め該サーバ
に登録されていれば、被評価者及び評価者のいずれにも
該当しない第三者であってもよく、この場合、第23ステ
ップでは該第三者がアクセス端末300から第三者情報を
サーバ100に登録することになる。
【0050】また、上記の目的を達成するため、本発明
に係る評価情報管理装置は、ネットワークに接続された
任意のアクセス端末と、評価者によって該アクセス端末
から入力される評価者情報を登録する第1手段と、評価
対象品目の提供者である被評価者が該評価対象品目の提
供と同時に該評価者に与える評価識別情報の付与を、該
被評価者が該アクセス端末から要求したとき、該評価識
別情報を該評価対象品目に対応付けて生成し、該アクセ
ス端末を介して該被評価者に付与する第2手段と、該被
評価者が該評価対象品目に対して付与した該評価識別情
報に対し、該評価者が、該アクセス端末から評価情報を
付加して入力したとき、該評価者が該サーバに登録済で
ありかつ該評価識別情報が正当であることを確認し、該
評価識別情報と共に該評価情報をデータベースに格納す
る第3手段と、を有するサーバと、を備えたことを特徴
としている(請求項9及び付記14)。
【0051】すなわち、本発明に係る評価情報管理装置
は、図1に示した全体構成例の如く、ネットワークNWに
接続された任意のアクセス端末200及び300と、サーバ10
0を備えている。サーバ100は、図35に示した従来例と同
様に、各種情報を格納するためのデータベースDB、ネッ
トワークNWを介して各種情報を入出力する入出力部1、
データベースDBに登録された評価者情報を管理する評価
者情報管理部2、入出力される評価情報を制御する評価
情報制御部3、評価情報を表示するために編集する評価
情報編集部4、及びデータベースDBに登録された評価情
報を管理する評価情報管理部5を有している。
【0052】また、サーバ100は、上記に加え、評価識
別情報を配布するための評価識別情報配布部6、データ
ベースDBに登録された評価識別情報を管理する評価識別
情報管理部7、各種の認証を行うための認証部8、データ
ベースDBに登録された被評価者情報を管理する被評価者
情報管理部9、及び評価情報を解析する評価情報解析部1
0を備えている。
【0053】なお、同図において、データベースDBは、
サーバ100内で他の構成部から独立しているように図示
されているが、実際には評価者情報管理部2、評価情報
管理部5、評価識別情報管理部7、及び被評価者情報管理
部9に接続されているものである。
【0054】同図を参照して、サーバ100が有する各手
段を以下に説明する。まず、第1手段として、例えば評
価者Bによってアクセス端末300から入力される評価者情
報を入出力部1が受け付け、評価者情報管理2がデータベ
ースDBに登録する。
【0055】また、第2手段として、評価対象品目の提
供者である例えば被評価者Aが評価対象品目の提供と同
時に評価者に与える評価識別情報の付与を、被評価者A
がアクセス端末200から要求したとき、この要求を入出
力部1が受け付け、評価識別情報管理部7が評価識別情
報を評価対象品目に対応付けて生成し、評価識別情報配
布部6を介して入出力部1から出力することにより、アク
セス端末200を介して被評価者Aに付与する。
【0056】また、第3手段として、例えば評価者Bが、
被評価者Aが評価対象品目に対して付与した評価識別情
報に対し、アクセス端末300から評価情報を付加して入
力したとき、評価識別情報と共に入力される評価情報を
入出力部1が受け付け、認証部8が評価者情報管理部2と
連携して評価者Bが登録済みであることを確認し、さら
に認証部8が評価識別情報管理部7と連携して評価識別情
報が正当であることを確認した後、評価情報制御部3と
評価情報管理部5が連携して評価識別情報と共に評価情
報をデータベースDB格納する。
【0057】また、本発明に係る評価情報管理装置は、
該サーバが、該アクセス端末から該被評価者によって入
力される被評価者情報を登録する第4手段を有し、該第2
手段が、該被評価者が該サーバに登録済であることを該
評価識別情報の生成前に確認する手段を含んでもよい
(請求項10及び付記15)。
【0058】すなわち、サーバ100が有する第4手段とし
て、アクセス端末200から被評価者Aによって入力される
被評価者情報を入出力部1が受け付け、被評価者情報管
理部9がデータベースDBに登録する。この場合、第2手段
に含まれる手段として、認証部8と被評価者情報管理部9
が連携して被評価者Aがサーバ100に登録済であることを
評価識別情報の生成前に確認する。
【0059】また、本発明に係る評価情報管理装置は、
任意の一般利用者が該アクセス端末から該評価情報の提
示を該サーバに要求したとき、該アクセス端末に該評価
情報を提示する第5手段を、該サーバがさらに有しても
よい(付記16)。すなわち、サーバ100が有する第5手段
として、任意の一般利用者が例えばアクセス端末200か
ら評価情報の提示をサーバ100に要求したとき、この要
求を入出力部1が受け付け、評価情報制御部3と評価情
報管理部5が連携して評価情報をデータベースDBから抽
出し、評価情報編集部4を介して入出力部1から出力する
ことにより、アクセス端末200に評価情報を提示する。
【0060】また、本発明に係る評価情報管理装置は、
該評価識別情報が、複数の該被評価者に共通した共通識
別情報を含み、予め該サーバに登録している依頼者が該
アクセス端末から該共通識別情報に基づく該評価情報の
解析を該サーバに要求したとき、該依頼者が登録済であ
ることを確認した後、該評価情報を該共通識別情報に基
づいて解析した結果を該アクセス端末を介して該依頼者
に通知する第6手段を、該サーバがさらに有してもよい
(付記17)。
【0061】すなわち、評価識別情報が上記の被評価者
Aを含む複数の被評価者に共通した共通識別情報を含む
場合、サーバ100が有する第6手段として、例えば、被評
価者Aが予めサーバ100に登録している依頼者としてアク
セス端末200から共通識別情報に基づく評価情報の解析
を要求したとき、この要求を入出力部1が受け付け、認
証部8が被評価者情報管理部9と連携して該依頼者である
被評価者Aが登録済みであることを確認した後に、評価
情報解析部10が評価情報を共通識別情報に基づいて解析
した結果を評価情報編集部4を介して入出力部1から出力
し、アクセス端末200を介して被評価者Aに通知する。
【0062】この場合、該評価識別情報が、個別の該被
評価者によって独自に設定される個別識別情報を含み、
該依頼者が該アクセス端末から該個別識別情報に基づく
該評価情報の解析を該サーバに要求したとき、該依頼者
が登録済であることを確認し、該評価情報を該個別識別
情報に基づいて解析した結果を該アクセス端末を介して
該依頼者に通知する第7手段を、該サーバがさらに有し
てもよい(付記18)。
【0063】すなわち、評価識別情報が例えば被評価者
Aによって独自に設定される個別識別情報を含む場合、
サーバ100が有する第7手段として、該依頼者(例えば被
評価者A)がアクセス端末200から個別識別情報に基づく
評価情報の解析を要求したとき、この要求を入出力部1
が受け付け、認証部8が被評価者情報管理部9と連携して
被評価者Aが登録済みであることを確認した後に、評価
情報解析部10が評価情報を個別識別情報に基づいて解析
した結果を評価情報編集部4を介して入出力部1から出力
し、アクセス端末200を介して被評価者Aに通知する。
【0064】また、本発明に係る評価情報管理装置は、
該サーバが、該評価情報の入力を行う該評価者に所定の
ポイントを与える第8手段を有してもよい(付記19)。
すなわち、サーバ100が有する第8手段として、例えば評
価者Bが評価情報の入力を行ったことを評価情報制御部3
が検出したとき、評価情報制御部3からの依頼に基づき
評価者情報管理部2が評価者Bに所定のポイントを与え
る。
【0065】また、本発明に係る評価情報管理装置は、
該評価識別情報が、複数の該被評価者に共通した共通識
別情報を含み、任意の一般利用者が該共通識別情報に基
づく該評価情報の解析を該アクセス端末から該サーバに
要求したとき、該評価情報を該共通識別情報に基づいて
解析した結果を該アクセス端末を介して該一般利用者に
通知する第9手段を、該サーバがさらに有してもよい(付
記20)。
【0066】すなわち、評価識別情報が上記の被評価者
Aを含む複数の被評価者に共通した共通識別情報を含む
場合、サーバ100が有する第9手段として、例えば、任意
の一般利用者がアクセス端末200から共通識別情報に基
づく評価情報の解析を要求したとき、この要求を入出力
部1が受け付け、評価情報解析部10が評価情報を共通識
別情報に基づいて解析した結果を評価情報編集部4を介
して入出力部1から出力し、アクセス端末200を介して一
般利用者に通知する。
【0067】この場合、該評価識別情報が、個別の該被
評価者によって独自に設定される個別識別情報を含み、
該一般利用者が該個別識別情報に基づく該評価情報の解
析を該アクセス端末から該サーバに要求したとき、該評
価情報を該個別識別情報に基づいて解析した結果を該ア
クセス端末を介して該一般利用者に通知する第10手段
を、該サーバがさらに有してもよい(付記21)。
【0068】すなわち、評価識別情報が例えば被評価者
Aによって独自に設定される個別識別情報を含む場合、
サーバ100が有する第10手段として、例えば、任意の一
般利用者がアクセス端末200から個別識別情報に基づく
評価情報の解析を要求したとき、この要求を入出力部1
が受け付け、評価情報解析部10が評価情報を個別識別情
報に基づいて解析した結果を評価情報編集部4を介して
入出力部1から出力し、アクセス端末200を介して一般利
用者に通知する。
【0069】なお、本発明に係る評価情報管理装置は、
該評価対象品目に該被評価者が提供するサービスが含ま
れてもよい(付記22)。また、本発明に係る評価情報管
理装置は、予め該サーバに登録している依頼者が、該評
価情報及び該評価者情報に対する任意の抽出条件を指定
し、該評価者の中から該抽出条件に該当する特定評価者
を抽出するように該アクセス端末から該サーバに要求し
たとき、該依頼者が登録済であることを確認した後、該
特定評価者を抽出する第11手段を、該サーバがさらに有
してもよい(付記23)。
【0070】すなわち、サーバ100が有する第11手段と
して、予め該サーバに登録している依頼者(例えば被評
価者A)が、該評価情報を与えた該評価者の中から任意
の抽出条件に該当する特定評価者を抽出するようにアク
セス端末200から要求したとき、この要求を入出力部1が
受け付け、認証部8が被評価者情報管理部9と連携して被
評価者Aが登録済みであることを確認した後に、特定評
価者抽出部11が評価情報解析部10、評価情報管理部5と
連携し、さらに評価情報管理部2から該抽出条件に該当
する特定評価者を抽出する。
【0071】この場合、該依頼者が、任意の配信情報を
指定し、該特定評価者に対して該配信情報を配信するよ
うに該アクセス端末から該サーバに要求したとき、該ア
クセス端末を介して該配信情報を該特定評価者に配信す
る第12手段を、該サーバがさらに有してもよい(付記2
4)。
【0072】すなわち、該依頼者(例えば被評価者A)
が、任意の配信情報をサーバ100に送り、特定評価者抽
出部11が既に抽出した該特定評価者(例えば評価者B)
に対して該配信情報が配信されるようにアクセス端末20
0から要求したとき、サーバ100が有する第12手段とし
て、この要求を入出力部1が受け付け、情報提供部12
が、特定評価者抽出部11によって抽出された該特定評価
者に該配信情報を配信する。
【0073】また、該依頼者が、該配信情報と共に結果
通知条件を指定し、該配信情報に対する応答情報を該特
定評価者が該アクセス端末から該サーバに入力したとき
に、該特定評価者の認証を行った後、該応答情報を蓄積
すると共に、該結果通知条件が満たされたときには、該
蓄積した応答情報を該アクセス端末を介して該依頼者に
通知する第13手段を、該サーバがさらに有してもよい
(付記25)。
【0074】すなわち、該依頼者(例えば被評価者A)
は、該配信情報と共に結果通知条件を指定している場
合、該配信情報に対する応答情報を該特定評価者(例え
ば評価者B)がアクセス端末300から入力したときに、サ
ーバ100が有する第13手段として、入力された応答情報
を入出力部1が受け付け、認証部8が評価者情報管理部2
と連携して特定評価者の認証を行った後、入力された応
答情報を情報収集部13が蓄積し、該結果通知条件が満た
されたときには、情報収集部13が被評価者情報管理部9
と連携して、該蓄積した応答情報をアクセス端末200を
介して例えば被評価者Aに通知する。
【0075】また、上記の依頼者が該被評価者及び該評
価者のいずれにも該当しない第三者であるとき、該第三
者が該アクセス端末から第三者情報を該サーバに登録す
る第14手段を、該サーバがさらに有してもよい(付記2
6)。すなわち、該依頼者が該被評価者及び該評価者の
いずれにも該当しない第三者であるときは、サーバ100
が有する第14手段として、例えば、被評価者Aでも評価
者Bでもない第三者Cによってアクセス端末200から入力
された第三者情報を入出力部1が受け付け、第三者情報
管理部14がデータベースDBに登録することになる。
【0076】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施例を示した
システム概要図である。図示の如く、サーバ100と、被
評価者であるA社、B社、及びC社のアクセス端末201〜20
3と、評価者のアクセス端末301〜304とがネットワークN
Wに接続されている。なお、同図におけるアクセス端末3
01〜304には、実際に評価情報を入力する評価者N及びM
が所有する端末だけでなく、サーバ100で管理される評
価情報を閲覧する一般利用者P及びQの端末も含まれてい
るものとする。
【0077】また、サーバ100は、図1に示したものと同
様の構成を有するものとする。実施例(1) まず、実施例(1)として、(1-1)評価者登録、(1-2)被評
価者への評価識別情報の付与、及び(1-3)評価者から入
力される評価情報の登録について説明する。
【0078】なお、以下の説明においては、サーバ100
内における構成及び動作を中心に説明しており、アクセ
ス端末側の構成及び動作については、一般的なネットワ
ークにおけるアクセス端末が有する機能で実現できるも
のであるため、詳細な説明は省略する。
【0079】(1-1)評価者登録 図3は、評価者登録の処理フローの一例として、評価者N
がサーバ100に評価者登録を行う場合を示したものであ
る。まず、評価者Nは、例えば図2のアクセス端末301か
らサーバ100に評価者登録を依頼する(ステップS1)。
この評価者登録依頼を受けたサーバ100は、図4に示すよ
うな評価者登録画面をアクセス端末301の画面上に表示
するための評価者登録用フォームをアクセス端末301に
送信する(同S2)。
【0080】評価者Nは、アクセス端末301の画面上に表
示される評価者登録画面のフォームに従い、登録氏名、
年齢、生年月日、性別、住所、電話番号、職業等、必要
な評価者情報を入力する(同S3)。サーバ100は、評価
者情報が正しく入力されているか否かを確認し(同S
4)、正しく入力されていない場合のみ評価者情報の再
入力を評価者Nに依頼する(同S8)。評価者情報が正し
く入力されている場合、サーバ100は、入力された評価
者情報を図5に示すような評価者認証データファイルに
登録し(同S5)、評価者ID及びパスワードを発行し(同
S6)、評価者Nにアクセス端末301を介して通知する(同
S7)。
【0081】図3の例では、評価者Nには、「評価者ID=
A0005」及び「パスワード=2446」が発行される。な
お、図5に示した評価者認証データファイルの例では、
評価者ID、パスワード、及び入力された評価者情報の
他、評価者ポイントの項目が示されているが、この項目
については実施例(6)で後述する。
【0082】上記の処理フローに従ってサーバ100が評
価者情報を登録する場合における、サーバ100の各部の
動作を、図6を用いて説明する。なお、同図は、図1に示
したサーバ100の各構成要素の内、評価者情報の登録に
関連する構成要素のみを抜粋して示したものである。
【0083】上記のステップS3において評価者Nによっ
て入力された評価者情報は、サーバ100の入出力部1に
よって受け付けられる。入出力部1は、受け付けた評価
者情報M11を認証部8に送る。認証部8は、上記ステップS
4で説明したように入力された評価情報M11の確認を行っ
た後、評価者登録依頼M12を評価者情報管理部2に送る。
【0084】評価者情報管理部2は、データベースDB内
の評価者認証ファイル(図5参照)に評価者情報を格納
すると共に「評価者ID=A0005」及び「パスワード=244
6」を発行し、認証部8を介して入出力部1に評価者情報
登録完了通知M13を送る。入出力部1は、評価者情報登
録の完了をアクセス端末301を介して評価者Nに通知す
る。
【0085】(1-2)被評価者への評価識別情報の付与 まず、本実施例でサーバ100が被評価者に付与する評価
識別情報について説明する。図7は、評価識別情報のフ
ォーマット例を示したものである。図示の如く、本実施
例(1)における評価識別情報は20桁の数字とし、13桁の
共通識別情報と7桁の個別識別情報により構成されてい
る。
【0086】共通識別情報は複数の被評価者に共通した
情報であり、上位桁より3桁の「企業コード」、3桁の
「商品・サービスコード」、3桁の「商品・サービスの
詳細コード」、4桁の「管理番号」により構成されてい
る。残り7桁は、個別識別情報として被評価者が独自に
個別設定を行うことが可能な個別設定用エリアとしてい
る。
【0087】図8(1)は図7に示した個別識別情報の個別
設定用エリアにおける「商品」に関する個別設定例であ
り、先頭2桁を「地域コード」、次の2桁を「出荷月」、
残り3桁を「シリアルNo.」としている。図8(2)は図7に
示した個別識別情報の個別設定エリアにおける「サービ
ス」に関する設定例であり、ホテルのサービスを想定し
て、先頭3桁を「ホテルコード」、次の4桁を「部屋コー
ド」としている。
【0088】被評価者は、評価識別情報の付与をサーバ
100に要求する際、必要な評価識別情報の数を指定する
ことにより個別識別情報を含まない評価識別情報の付与
を受けることもでき、また、個別識別情報の個別設定情
報を指定することにより個別情報を含む評価識別情報の
付与を受けることもできる。
【0089】なお、本実施例(1)の前提として、被評価
者は予めサーバ100に登録されているものとする。従っ
て、サーバ100のデータベースDBには、予め登録された
被評価者について、図9に示すように被評価者IDとパス
ワードとを対応付けた被評価者認証ファイルが既に保存
されているものとする。
【0090】また、データベースDBには共通識別情報を
生成するときに参照するための、図10〜12に示すような
企業コード判別用ファイル、商品・サービスコード判別
用ファイル、商品・サービスの詳細コード判別用ファイ
ルが予め登録されているものとし、企業コードと被評価
者ID、商品・サービスコードと商品名、及び商品・サー
ビスの詳細コードと商品名がそれぞれ対応付けられてい
る。
【0091】以下に個別識別情報の設定が無い場合と有
る場合について、それぞれ、被評価者であるA社(以
下、被評価者Aと称する。)がサーバ100にアクセス端末
201(図2参照)から評価識別情報付与を要求した場合の
処理フローを説明する。図13は、個別識別情報設定無し
の場合における評価識別情報付与の処理フローを示した
ものである。
【0092】まず、被評価者Aは、被評価者ID=B0001及
びパスワード=8673をサーバ100に入力する(ステップS
11)。サーバ100は、被評価者IDが正しいか否かを確認
し(同S12)、さらにパスワードが正しいか否かを確認
する(同S13)。被評価者IDが正しくない場合、サーバ1
00は被評価者の登録を依頼し(同S22)、パスワードが
正しくない場合はパスワードの再入力を依頼する(同S2
3)。
【0093】ステップS13でパスワードが正しいことが
確認されると、サーバ100は、評価識別情報の付与の要
求を入力するためのフォームをアクセス端末201に送信
する(同S24)。このときの、アクセス端末201の画面上
に表示される評価識別情報付与要求用の入力画面を図14
に示す。
【0094】図13のフローでは、被評価者Aは個別識別
情報の設定を行わないので、図14の入力画面における評
価識別情報個別設定の各欄には入力せず、被評価者ID、
対象商品・サービス、商品・サービスの詳細、及び要求
数のみを入力する。図13の例では、被評価者Aは、被評
価者ID=B0001、対象商品・サービス=PC、商品・サー
ビスの詳細=ノートPC、及び、要求数=1000を入力する
(同S15)。
【0095】サーバ100は、評価識別情報の要求が正し
いか否かを判断し(同S16)、正しくない場合は評価識
別情報要求の再入力を依頼する(同S24)。正しい場合
は、図10〜12に示した企業コード判別用データ、商品・
サービスコード判別用データ、商品・サービスの詳細コ
ード判別用データから、それぞれ企業コード、商品・サ
ービスコード、商品・サービスの詳細コードを抽出する
(同S17及びS18)。
【0096】さらに、サーバ100は、入力された要求数
に応じて、ステップS17及びS18で求めたコードを含む評
価識別情報を生成し(同S19)、生成した評価識別情報
を図15に示すような評価識別情報管理ファイルに登録し
(同S20)、被評価者Aに通知する(同S21)。
【0097】この場合、要求数=1000であるので、ステ
ップS19で生成される評価識別情報は、例えば図15の評
価識別情報管理ファイルに示したように、「0010010020
001-1111111〜0010010021000-1111111」となる。
【0098】図16は、個別識別情報設定有りの場合にお
ける評価識別情報付与の処理フローを示したものであ
る。同図の処理フローは図13の処理フローのステップS1
5及びS19をそれぞれステップS25及びS26で置き換えるも
のであるので、ステップS25及びS26についてのみ、以下
に説明する。
【0099】ステップS25において、被評価者Aは、「被
評価者ID=B0001」、「対象商品・サービス=PC」、及
び「商品・サービスの詳細=ノートPC」の各情報の他、
個別識別情報の設定を行うため、図14に示した入力画面
の評価識別情報個別設定の項目1〜3及び用途1〜3に、以
下の入力を行う。 ・「項目1 = 2」「用途1 = 地域コード」 ・「項目2 = 2」「用途2 =出荷月」 ・「項目3 = 3」「用途3 =シリアルNo.」 なお、図16の場合は、図14の要求数の欄には入力しな
い。
【0100】図16のステップS26では、ステップS25で入
力された項目の桁数に応じて、必要な評価識別情報を生
成する。この場合、桁数の合計は7であるので、ステッ
プS25で生成される評価識別情報は、例えば、「0010010
020003-0000001」〜「0010010020003-9999999」とな
る。
【0101】個別識別情報の設定の有無に関わらず、被
評価者登録依頼(図13及び図16のステップS22)、パス
ワードの再入力(同S23)、及び評価情報要求の再入力
依頼(同S24)を行うことなく、上記の評価識別情報の
付与のフローが実施される場合における、サーバ100の
各部の動作を図17及び図18を参照して以下に示す。
【0102】図17は、図1に示したサーバ100の各構成要
素の内、被評価者に評価識別情報の付与に関連する構成
要素を抜粋して示したものであり、図18は図17の動作シ
ーケンスを示したものである。まず、入出力部1は、被
評価者から予め登録済の被評価者ID及びパスワードが設
定された被評価者認証依頼M21を編集して認証部8に送信
する。
【0103】認証部8は、被評価者の認証を行う為に、
被評価者ID及びパスワードが設定された被評価者認証依
頼M22を被評価者情報管理部9に送信する。被評価者情報
管理部9は、入力された被評価者ID及びパスワードをDB
内の被評価者認証データ(図9参照)から検索し、該当
する被評価者IDが登録済であり被評価者ID及びパスワー
ドが認証できた場合、被評価者認証承認M23を認証部8に
返信する。認証部8は被評価者の認証が正常に行われた
旨を伝える為に、被評価者認証承認M24を入出力部1に返
信し、被評価者に対し認証された旨の情報を出力する。
【0104】次に、入出力部1は被評価者から、評価識
別情報付与の要求を受けると、被評価者情報、対象商品
又はサービスの種別、及び要求数又は個別設定情報を評
価識別情報付与要求M25として編集し、商品及びサービ
スに付加する為の評価識別情報取得する為に、認証部8
を経由して評価識別情報配布部6に送信する。
【0105】評価識別情報配布部6は、受信した評価識
別情報付与要求M25に基づき、評価識別情報を生成する
為の評価識別情報生成依頼M26を編集し、評価識別情報
管理部7に送信する。評価識別情報管理部7は、評価識別
情報生成依頼M26に基づいて評価識別情報を生成し、評
価識別情報をデータベースDB内の評価識別管理データ
(図15参照)に管理対象として登録する。
【0106】続いて、評価識別情報管理部7は、生成し
た評価識別情報を評価識別情報生成結果M27に設定し、
評価識別情報配布部6に返信する。評価識別情報配布部6
は、評価識別情報生成結果M27を受信し、商品及びサー
ビスに付加する為の評価識別情報を抽出して評価識別情
報付与結果M28とし、認証部8経由で入出力部1に送信す
る。
【0107】入出力部1は受信した評価識別情報付与結
果M28から評価識別情報を抽出し、被評価者に対して評
価識別情報の出力を行う。(1-3)評価者から入力される評価情報の登録 図19は、評価者から入力される評価情報の登録フローの
例として、上記(1-1)で評価者登録を既に行っている評
価者N(評価者ID:A0005, パスワード: 2446)が、被評価
者AのノートPCを購入し、評価情報をサーバ100に入力す
る場合の例を示したものである。
【0108】被評価者Aは、上記(1-2)によりサーバ100
から評価識別情報の付与を受けており、付与された評価
識別情報をノートPC-Aに付加して販売しているので、評
価者Nが購入した被評価者AのノートPC-Aには、例えば、
評価識別情報(0010010020003-0304010)が付加されてい
る。
【0109】評価者Nは、任意のネットワークを経由し
てサーバ100にアクセスし、購入した商品に対して評価
を実施する意思を、例えば、画面上の釦を押下すること
で示し、これに対して、サーバ100は、評価者の認証を
行うために、「評価者ID」「パスワード」「評価識別情
報」を入力する為のフォームを提示する(図示せず)。
【0110】評価者Nは予めサーバ100に評価者登録した
際に発行される「評価者ID = A0005」と「パスワード =
2446」、そして購入したノートPC-Aに付加されている
「評価識別情報 = 0010010020003-0304010」を、提供さ
れたフォームを用いてサーバ100に入力する(ステップS
31)。サーバ100は、評価者ID及びパスワードが正しい
か否かを確認し(同S32及びS33)、評価者IDが正しくな
い場合は評価者登録を依頼し(同S42)、パスワードが
正しくない場合はパスワードの再入力を依頼する(同S4
3)。
【0111】さらに、サーバ100は、評価識別情報が正
当であるか否かを確認し(同S34)、正当でなければ評
価識別情報の再入力を依頼する(同S44)。続いて、評
価識別情報に該当する評価情報が未登録であることを確
認し(同S35)、登録済みである場合はその旨を通知す
る(同S45)。
【0112】ステップS35で評価情報が未登録であるこ
とを確認した後、サーバ100は、入力された評価識別情
報に基づき、入力用のフォームを編集し、評価者に提示
する(同S36)。この場合、図20に示すようなノートPC
の評価情報入力画面が評価者Nのアクセス端末上に表示
される。
【0113】評価者Nは、フォームに従って、例えば、
以下のような評価情報をサーバ100に入力する(同S3
7)。 ・「デザイン = 3」 ・「携帯性 = 4」 ・「ディズプレイの鮮やかさ = 5」 ・「フラットマウスの操作性 = 4」 ・「キーボードに関するコメント = キータッチの感覚
が、とても良くなじむ。」 サーバ100は、入力された評価情報を図21に示すような
ノートPCに関する評価情報データに登録し(同S38)、
図15の評価識別情報管理データ内の該当する評価識別情
報の「評価情報の有無」の欄を「有」に変更し(同S3
9)、評価情報の登録完了を評価者Nに通知する(同S4
0)。
【0114】上記の評価情報登録の処理フローが実施さ
れる場合におけるサーバ100の各部の動作を図22〜25を
参照して以下に説明する。なお、図22及び図24は、図1
に示したサーバ100の各構成要素の内、それぞれ図19の
ステップS31〜S36及びステップS37〜S40に関連する構成
要素を抜粋して示したものであり、図23及び図25は、そ
れぞれ図22及び図24の動作シーケンスを示したものであ
る。
【0115】まず、評価者から評価者ID、パスワード、
評価識別情報の入力を受け付けると、入出力部1は、こ
れらを評価者認証依頼M31に設定して認証部8に送信す
る。評価者認証依頼M31を受けた認証部8は、評価者認証
依頼M31から評価者ID及びパスワードを抽出し、評価者
認証依頼M32に設定して評価者情報管理部2に送信する。
【0116】評価者認証依頼M32を受信した評価者情報
管理部2は、データベースDB内の評価者認証ファイル
(図5参照)を用いて評価者ID及びパスワードの認証を
行い、認証できた場合、評価者認証承認M33を認証部8に
返信する。認証部8は、評価者認証承認M33を受信する
と、次に、評価者認証依頼M31に設定された評価識別情
報の正当性を検証する為、評価識別情報認証依頼M34を
評価識別情報管理部7に送信する。
【0117】評価識別情報管理部7は、評価識別情報認
証依頼M34に設定された評価識別情報がデータベースDB
内の評価識別情報管理ファイル(図15参照)が登録済み
であり、評価情報が未登録であることを検証すると、評
価識別情報認証承認M35を認証部8へ送信する。
【0118】続いて、認証部8は、評価者に対し評価情
報の入力を行わせる為の評価情報入力依頼M36を評価情
報制御部3に送信する。評価情報制御部3は、評価情報の
入力画面を表示させる為に、評価識別情報を設定した評
価情報入力画面依頼M37を評価情報編集部4に送信する。
【0119】評価情報編集部4は、評価情報入力画面依
頼M37を受信すると、評価情報入力用の画面を編集する
為に評価識別情報内の共通識別情報を解析する。例え
ば、共通識別情報= 0010010020003である場合、図7に示
した評価識別情報のフォーマットにおける「商品・サー
ビスコード」が「001」で、「商品・サービスの詳細コ
ード」が「002」である為、データベースDB内の商品・
サービスコード判別用ファイル(図11参照)及び商品・
サービス詳細コード判別用ファイル(PC関連)(図12参
照)を参照することにより、ノートPCのコードに該当し
ていることが判明する。
【0120】そこで、評価情報編集部4はノートPCに関
する評価フォーマットとして、図20に示すようなノート
PCの評価情報入力画面を編集し評価情報入力画面表示M3
8として、認証部8を介して入出力部1に送信する。この
ようにして評価情報入力画面が表示された後、評価者は
評価情報を入力する。
【0121】入出力部1は、評価者から入力された評価
情報を評価情報M41として、認証部8介して評価情報制御
部3に送信する。評価情報制御部3は、受信した評価情報
M41を登録用に編集して評価情報登録依頼M42として評価
情報管理部5に送信する。評価情報管理部5は、受信した
評価情報登録依頼M42より評価情報を抽出し、データベ
ースDBに登録した後、登録の完了を知らせる評価情報登
録完了通知M43を評価情報制御部3に返信する。
【0122】評価情報制御部3は、評価情報が正常に登
録された旨を通知する為の画面表示依頼を、評価情報登
録完了画面依頼M44として評価情報編集部4に送信する。
評価情報編集部4は、登録完了を示す画面情報を編集
し、評価情報登録完了画面表示M45として認証部8を介し
て入出力部1に送信する。
【0123】本実施例において、評価識別情報は20桁の
文字列を使用しているが、評価識別情報は文字列に限ら
ず、「二次元コード」や「tag」等のセキユリティの高
い識別情報を使用するなど、被評価者の商品及びサービ
スを購入した評価者が、評価情報を入力する際に認証可
能な情報であれば良い。
【0124】実施例(2) 次に、実施例(2)として、任意の一般利用者による評価
情報の参照フローを図26を参照して説明する。図2に示
したアクセス端末201〜203及び301〜304のように、サー
バ100に接続可能な任意のアクセス端末から、任意の利
用者がサーバ100に登録された評価情報を参照する場合
の例として、サーバ100に評価者として登録していない
一般利用者Pが、ノートPCに関する評価情報を参照する
場合を例にとる。
【0125】まず、サーバ100は、一般利用者Pがノート
PCの評価情報を要求していることを解析し(図26のステ
ップS51)、ノートPC関連評価情報ファイル(図21参
照)から必要な評価情報を検索する(図26のステップS5
2)。そして、検出した評価情報を表示用に編集し(同S
53)、編集した評価情報を出力する(同S54)。
【0126】この場合の、サーバ100の各部の動作を、
図27を参照して以下に説明する。まず、入出力部1は、
参照要求を評価情報参照要求M51に設定し、認証部8を介
して評価情報制御部3に送信する。評価情報制御部3は、
受信した評価情報参照要求M51から、参照要求がノートP
Cに関するものであることを解析し、ノートPCに関する
データの出力を要求するために、ノートPCデータ出力要
求M52を評価情報管理部5に送信する。
【0127】評価情報管理部5は、受信したノートPCデ
ータ出力要求M52に基づき、ノートPC関連評価情報情報
ファイルを検索し、ノートPCデータM53を評価情報制御
部3に返信する。評価情報制御部3は、受信したノートPC
データM53を解析した後、画面表示を行う為にノートPC
情報表示M54を評価情報編集部4に送信する。
【0128】評価情報編集部4は、受信したノートPC情
報表示M54を編集してノートPC情報表示M55として、認証
部8を介して入出力部1に出力する。上記の評価情報参照
フローは、図36を用いて説明した従来のシーケンスとほ
ぼ同様であるが、サーバ100に登録されている評価情報
が、実施例(1)で説明したような方法で登録したもので
あるため、従来に比べて信頼性の高い情報の参照が可能
となる。
【0129】実施例(3) 次に、実施例(3)として、被評価者Aが他社との比較を行
うため、一例として「ノートPC」に関する評価情報の会
社別解析要求を行う場合の処理フローを図28を参照して
説明する。
【0130】被評価者Aからの解析依頼を受けたサーバ1
00は、他社と比較するためのノートPCに関する評価情報
解析依頼であることを判断し(ステップS61)、ノートP
Cに関する評価情報をデータベースDBから抽出し(同S6
2)、これを解析する(同S63)。さらに、解析結果を表
示用に編集し(同S64)、被評価者Aに対して出力する
(同S65)。
【0131】上記のフローにおけるサーバ100の各部の
動作を、図29及び図30を参照して説明する。図29は図1
に示したサーバ100の各構成要素の内、評価情報の解析
に関連する構成要素を抜粋して示したものであり、図30
はその処理シーケンスを示したものである。
【0132】まず、入出力部1は、被評価者Aから評価情
報の解析依頼を受けると、評価情報解析依頼M61を編集
し、認証部8を介して評価情報解析部10に送信する。評
価情報解析部10は必要な評価情報を取得する為、受信し
た評価情報解析依頼M61を解析し、例えば、「ノートPC
に関する評価情報の会社別比較」の解析依頼であると判
断するとノートPCに関する評価情報を評価情報要求M62
として評価情報管理部5に送信する。
【0133】評価情報管理部5は、受信した評価情報要
求M62に基づき、ノートPCに関する評価情報を取り出す
為、データベースDB内のノートPC関連評価情報ファイル
(図21参照)の検索を行い、検索結果を評価情報検索結
果M63に設定して、評価情報解析部10に返信する。
【0134】評価情報解析部10は受信した評価情報検索
結果M63の解析を行い、評価結果を表示出力する為の評
価情報表示要求M64を作成し評価情報編集部4に送信す
る。評価情報編集部4は、評価情報表示要求M64から評価
結果を抽出し、画面表示する為に評価結果を図31に示す
ノートPCの会社別比較結果の様に編集し、評価情報解析
結果M65として認証部8を介して入出力部1に送信する。
【0135】入出力部1は、評価結果が設定された評価
情報解析結果M65を、被評価者のA社に対して出力する。
図31(1)は、デザイン、携帯性、ディスプレイの鮮やか
さ、フラットマウスの操作性の各社比較をグラフにした
ものであり、同図(2)は、キーボードに関するコメント
を会社毎に表示したものである。
【0136】この様に、被評価者は評価情報の有用な解
析結果を入手することができる。なお、図30に示したよ
うに、予め登録された被評価者のみが解析結果を入手で
きるように、被評価者認証依頼M21及びM22、評価者認証
承認M23及びM24を用いて入力部1、認証部8及び被評価者
情報管理部9が被評価者の認証を行うようなシーケンス
を加えてもよい。
【0137】本実施例(3)では、評価情報の解析を依頼
する依頼者が被評価者である場合について説明したが、
依頼者は予めサーバ100に登録されていればよく、評価
者又は第三者(評価者及び被評価者のいずれにも該当し
ない者)であってもよい。この場合、サーバ100は、上記
の説明における被評価者情報管理部9の代りに評価者情
報管理部2又は第三者情報管理部14を用いて依頼者の認
証を行えばよい。但し、依頼者が第三者である場合は、
予め図9の被評価者認証ファイルと同様な第三者認証フ
ァイル(図示せず)に第三者情報(例えば、第三者ID及び
パスワード)を登録しておくものとする。
【0138】さらに、解析を有料化し、解析を要求した
被評価者に課金するようにしても良い。実施例(4) 次に、実施例(4)として、被評価者Aが自社のノートPCに
関する評価情報を解析を行う場合のフローを図32を参照
して説明する。
【0139】被評価者Aからの解析依頼を受けたサーバ1
00は、被評価者AのノートPCに関する評価情報解析依頼
であることを判断すると(ステップS71)、個別識別情
報を解析する(同S72)。さらに、個別識別情報の解析
結果に基づき、必要な被評価者AのノートPCに関する評
価情報をデータベースDBから抽出し(同S73)、これを
解析する(同S74)。さらに、解析結果を表示用に編集
し(同S75)、被評価者Aに対して出力する(同S76)。
【0140】この場合の、サーバ100における各部の動
作は、実施例(3)の場合と同様であるが、例えば、A社が
自社のノートPCに対して、個別識別情報の「地域コード
= 003」「出荷月 = 03」で購入した評価者(購入者)の
傾向を知る為に、サーバ100に対し解析依頼を行う場合
を例に説明すると、図29及び図30で評価情報解析依頼M6
1を受信した評価情報解析部10は、個別識別情報に関す
る解析依頼であると判断するので、A社のノートPCに関
するデータで「地域コード = 003」「出荷月 = 03」の
評価情報を要求するため、評価情報要求M62を評価情報
管理部5に送信する。
【0141】また、評価情報管理部5は、受信した評価
情報要求M62に基づき、A社のノートPCに関して、「地域
コード = 003」「出荷月 = 03」の評価情報をデータベ
ースDB内のノートPC関連評価情報ファイルから検索し、
結果を評価情報検索結果M63に設定して、評価情報解析
部10に返信する。
【0142】上記の実施例(3)の場合と同様に、評価情
報解析部10は受信した評価情報検索結果(7)の解析を行
い、評価結果を出力する為の評価情報表示要求M64を作
成し評価情報編集部4に送信する。評価情報編集部4は、
評価情報表示要求M64から評価結果を抽出し、画面表示
する為に評価結果を図34に示すA社ノートPCの個別情報
による解析結果の様に編集し、評価情報解析結果M65と
して認証部8を介して入出力部1に送信する。
【0143】図33(1)及び(2)には、図31(1)及び(2)と同
様な評価内容が、被評価者AのノートPCのみについて表
示され、さらに、図33(3)には、被評価者Aが行った個別
識別情報の設定に応じて、評価者の年代別による販売数
がグラフ表示されている。この場合、評価者の年齢は評
価者認証ファイル(図5参照)に登録された評価者情報
を用いることになる。
【0144】本実施例(4)においても、上記の実施例(3)
と同様に評価情報の解析依頼を被評価者以外の依頼者が
行ってもよい。実施例(5) 次に、実施例(5)として、任意の利用者が上記実施例(3)
又は(4)における被評価者Aと同様に評価情報の解析を要
求する場合について説明する。この場合、処理フローは
図28又は図32と同様であり、但し解析を要求する主体が
被評価者Aから例えば一般利用者Pに変更になるだけであ
る。
【0145】また、図34は、この場合のサーバ100内の
各部の動作シーケンスを示したものであるが、図30と同
様である。但し、本実施例(5)では、任意の利用者によ
る評価情報の解析要求を可能にしているので、図34は図
30と異なり、解析を要求する者の認証は行なわない。
【0146】実施例(6) 次に、実施例(6)として、継続して評価情報を入力する
評価者にインセンティブとして評価者ポイントを与える
場合について説明する。図19に示した処理フローによ
り、評価者が評価情報を登録した場合、図25において、
評価情報管理部5から評価情報登録完了通知M43が評価情
報制御部3に送信されたものとする。
【0147】上記の実施例(1)では、評価情報制御部3は
登録完了画面を表示させる為の評価情報登録完了画面依
頼M44を評価情報編集部4に送信していたが、本実施例
(6)では、さらに評価情報制御部3は、評価情報を入力し
た評価者に評価者ポイントを加算する為に、評価者ポイ
ント加算依頼M46を評価情報管理部2に送信する。
【0148】評価情報管理部2は評価者ポイント加算依
頼M46を受け、評価者認証ファイル(図5参照)の該当する
評価者の評価者ポイントを加算する。このように、サー
バ100に評価情報を登録する評価者に対して有益なイン
センティブを付与できる仕組みを有することにより、評
価者(一般利用者)による継続評価の動機づけと囲い込み
を可能とする信頼性のある評価システムを提供すること
が可能となる。
【0149】実施例(7) 次に、実施例(7)として、上記実施例(1)〜(6)のように
して本発明によりサーバ100に蓄積された評価情報及び
評価者情報を用いて、(7-1)特定評価者の抽出、(7-2)特
定評価者に対する配信情報の配信、及び(7-3)配信情報
に対する応答情報の回収を行う場合について説明する。
【0150】本実施例(7)の前提として、図35に示す様
な評価者認定ファイルがデータベースDB内に保存されて
いるものとする。図35は、実施例(1)の説明に用いた図5
の評価者認定ファイルにおいては、「評価者個人情報」
としていた項目をより具体的に「氏名」、「性別」、
「年齢」、「職業」、「通信手段」として示したもので
ある。図35では、評価者IDが「A0001」〜「A0006」の評
価者に関する具体例が示されており、例えば評価者ID
「A0001」は、氏名が“G”であり、20代の男性会社員で
あって、通信手段としてはEメール(アドレスGGG)であ
る。
【0151】また、本実施例(7)で使用する企業コード
判別用ファイルとしては、図36に示すものを使用するも
のとする。これは、上記実施例(1)で用いた「企業コー
ド」と「被評価者ID」とを対応付けた図10の企業コード
判別用ファイルとは異なり、「企業コード」、「企業
名」、及び「通信手段」を対応付けたものである。
【0152】また、本実施例(7)で使用するノートPC評
価情報ファイルとして図37に示すものがデータベースDB
内に保存されているものとする。同図は、図21と同様な
ファイルを示したものであるが、本実施例(7)の説明に
適するよう、上記の評価者IDが「A0001」〜「A0006」の
評価者による評価情報の例が示されている。
【0153】図36の企業判別用ファイルを参照すれば、
図37のノートPC関連評価情報ファイルにおける評価識別
情報の上位3桁のコード“001”、“002”、及び“003”
がそれぞれ、A社、B社、C社を示すものであることか
ら、評価者であるG氏及びH氏はそれぞれ、被評価者であ
るA社のノートPCを購入していることが分かる。
【0154】同様に、I氏及びJ氏はB社のノートPCを購
入しており、K氏及びL氏はC社のノートPCを購入してい
る。上記の前提条件の下、被評価者であるA社がノート
PC購入履歴のある20代の男性会社員を対象に、ノー
トPC買替予定アンケートを実施する場合を想定する。
【0155】(7-1)特定評価者の抽出 まず、A社は、アクセス端末201(図2参照)の画面上に表
示される図38に示す様な評価者抽出条件入力画面から、
以下のような情報を入力する。 「対象商品・サービス =PC」 「商品・サービスの詳細 =ノートPC」 「条件1=20代」 「条件2=男性」 「条件3=会社員」 「配布資料番号=1000」 上記の入力後、設定終了の釦を押下することにより上記
の評価者抽出条件がサーバ100に送信される。
【0156】以下、サーバ100が上記の評価者抽出条件
を受信してから、この条件に該当する特定評価者を抽出
するまでのサーバ100の動作を図39及び図40を参照して
説明する。なお、図39は図1に示したサーバ100の各構
成要素の内、特定評価者の抽出に関連する構成要素を抜
粋して示したものであり、図40は図39の動作シーケンス
を示したものである。
【0157】まず、サーバ100の入出力部1は、上記の評
価者抽出条件を受信すると、指定された条件である「P
C」、「ノートPC」、「20代」、「男性」、「会社
員」、及び「配布資料番号=1000」が設定された評価者
抽出条件通知M71を編集して特定評価者抽出部11に送信
する。
【0158】特定評価者抽出部11は、受信した評価者抽
出条件通知M71の中から評価識別情報及び評価情報に関
する条件である「PC」及び「ノートPC」をそれぞれ抽出
し、評価識別情報抽出依頼M72を編集して評価情報解析
部10に送信する。評価情報解析部10は、評価識別情報抽
出依頼M72に基づき、抽出条件として「PC」及び「ノー
トPC」を設定した評価情報要求M73を評価情報管理部5に
送信する。
【0159】評価情報要求M73を受信した評価情報管理
部5は、「PC」及び「ノートPC」の条件でデータベースD
B内のノートPC関連評価情報ファイル(図37参照)の検
索を行い、条件に該当する評価者の評価者ID:A0001(G
氏)、A0002(H氏)、A0003(I氏)、A0004(J氏)、A0005(K
氏)、及びA0006(L氏)を抽出し、これらを抽出結果とし
て評価情報抽出結果M74に設定して、評価情報解析部10
に送信し、評価情報解析部10はさらに評価情報抽出結果
M74を特定評価者抽出部11に返信する。
【0160】次に、特定評価者抽出部11は、評価者抽出
条件通知M71から評価者の条件である「20代」、「男
性」、「会社員」の条件を抽出し、これらの条件と受信
した評価情報抽出結果M74の中の各評価者IDとを組合せ
て評価者条件問合せM75を編集し、評価情報管理部2に送
信する。
【0161】評価者条件問合せM75を受信した評価情報
管理部2は、問合せのあった評価者IDについて「20
代」、「男性」、及び「会社員」の条件に合致するか否
かをデータベースDB内の評価者認証ファイル(図35参
照)を参照して判別し、結果を評価者条件応答M76とし
て特定評価者抽出部11に送信する。
【0162】本実施例(7)の場合、評価情報抽出結果M74
には上記の6名分の評価者IDが含まれているので、図40
において点線で囲まれた部分の処理は6回分繰り返す
ことになる。図35の評価者認証ファイルから分かるよう
に、本実施例(7)の場合、評価者ID:A0001、A0002、A00
03、A0004、A0005、A0006の中、「20代」、「男性」、
「会社員」に合致する評価者としては、評価者ID:A000
1の「G氏」、同A0002の「H氏」、同A0003の「I氏」の3
名が、特定評価者として抽出される。
【0163】(7-2)特定評価者に対する配信情報の配信 次に、上記(7-1)で抽出した特定評価者に対して、配信
情報を配信する場合について説明する。図39及び図40に
サーバ100の入出力部1が受信する情報として配信情報M7
7が記載されているが、配信情報M77の具体例として本実
施例(7)においては図41に示す様な「ノートPC買替予定
アンケート」を使用する。
【0164】なお、配信情報はアンケートに限らず、各
種イベント情報や、新製品情報等、評価者のニーズや興
味、趣味・嗜好に合致する可能性の高い情報であればど
のようなものでもよく、被評価者にとってもマーケティ
ング効果の高い広告活動を可能とする情報であればよ
い。
【0165】図41に示した「ノートPC買替予定アンケー
ト」には「配布資料番号:1000」が対応付けられてお
り、図39及び図40に示す如くサーバ100では、入出力部
1が受信した配信情報M77は情報提供部12に渡され、デ
ータベースDB内に配布資料ファイルとして格納される。
図42は配布資料ファイルの例を示したものであり、図示
の如く、「配布資料番号」は「配布資料名」と対応付け
られており、さらに配布資料の内容に応じて「アイテム
1」〜「アイテム6」と対応付けられている。
【0166】なお、図示のアイテム以外に特定評価者の
抽出条件(例えば、「PC」、「ノートPC」、「20
代」、「男性」及び「会社員」)を「配布資料番号」に
対応付けてもよい。以下、図43及び図44を用いて上記(7
-1)で抽出した特定評価者に対する配信情報の配信する
場合のサーバ100の動作を説明する。なお、図43は図1に
示したサーバ100の各構成要素の内、配信情報の配信及
び応答情報の受信に関連する構成要素を抜粋して示した
ものであり、図44は配信情報の配信に関する図43の動作
シーケンスを示したものである。
【0167】特定評価者抽出部11は抽出した特定評価者
である「G氏」、「H氏」及び「I氏」を指定するととも
にこれらの特定評価者に対して「配布資料番号:1000」
の配信情報の配信を依頼する情報配信依頼M78を情報提
供部12に送信する。情報提供部12は受信した情報配信依
頼M78により、特定評価者の人数分の配布資料コードを
発行する。この場合、配布資料コードのフォーマットは
図45に示す如く4桁の配布資料番号と5桁の管理番号から
なるものとする。今回は、3人の特定評価者用に、管理
番号「00001」、「00002」、「00003」を発行し、これ
を前記配布資料番号と組み合わせた配布資料コードとし
て、「配布資料コード=100000001」、「配布資料コード
=100000002」、「配布資料コード=100000003」を発行す
る。
【0168】次に、情報提供部12は、特定評価者である
「G氏」のネットワーク上の通信情報を得る為の評価者
通信情報要求M79を評価者情報管理部2に送信する。評価
者情報管理部2は、図35に示した評価者認証ファイルを
参照することにより「G氏」のネットワーク上の通信情
報であるEメールアドレスとして“GGG”が得られるの
で、評価者通信情報応答M80を情報提供部12に応答す
る。
【0169】情報提供部12は、受信した評価者通信情報
応答M80に基づいて「G氏」宛の配信情報M77を入出力部1
経由で送信する。同様に、「H氏」、及び「I氏」につい
ても、図44において点線で囲まれた部分の処理が分繰
り返される。
【0170】なお、「G氏」、「H氏」、及び「I氏」宛
のEメールにより、配信情報M77と共に、それぞれ「配布
資料コード=100000001」、「配布資料コード=10000000
2」、「配布資料コード=100000003」が配信される。(7-3)配信情報に対する応答情報の回収 次に、A社が配信情報に対する応答情報の回収を行う際
のサーバ100の動作を説明する。この場合、「G氏」、
「H氏」、及び「I氏」が上記の「ノートPC買替予定アン
ケート」に回答するものとし、A社は配信情報の配信1週
間後に結果を通知するよう予めサーバ100に依頼してい
るものとする。
【0171】「G氏」、「H氏」、及び「I氏」が上記の
配信情報をEメールにより受け取った場合、具体的には
図41に示したような画面が表示されることから、記述さ
れたURL(Unified Resource Locator)をクリックする
と、図46に示す様な応答情報入力画面が表示される。
【0172】例えば、「G氏」が画面の入力フォーマッ
トに従い、以下の様な応答情報の入力を行う場合を想定
する。 「評価者ID = B0001」 「パスワード = 8673」 「配布資料コード = 100000001」 「購入予定時期 =1ヶ月以内」 「購入メーカ =A社」 「予算=20万円以下」 「G氏」が上記の応答情報入力後、画面上の設定終了の
釦を押下することにより、上記の応答情報はサーバ100
に送信される。
【0173】この場合のサーバ100による処理を図43及
び図47を参照して説明する。なお、図47は応答情報の受
信に関する図43の動作シーケンスを示したものである。
入出力部1は、上記の応答情報を応答情報M81として受信
し、受信内容を評価者認証依頼M82に設定して認証部8に
送信する。
【0174】認証部8は、G氏の認証を行う為、「評価者
ID = B0001」、「パスワード = 8673」が設定された評
価者認証依頼M83を編集し評価者情報管理部2に送信す
る。評価者情報管理部2はデータベースDB内の評価者認
証ファイル(図35参照)を検索し登録済の評価者であった
場合、評価者認証承認M84を認証部8に返信する。
【0175】なお、本実施例(7)では、上記のように応
答情報を入力する評価者の認証を行っているが、評価者
ID及びパスワードを未入力とし、認証を行わずに応答情
報を受け付けるようにしてもよい。認証部8は、引き続
き、先に受信した評価者認証依頼M82の「配布資料コー
ド100000001」及びアンケート回答情報「購入予定時期
=1ヶ月以内」、「購入メーカ =A社」、「予算=20万円
以下」が設定された評価者応答情報M85を情報収集部13
に送信する。
【0176】情報収集部13は、評価者応答情報M85をデ
ータベースDB内のノートPC買替予定アンケート回答デー
タファイル(図48参照)に応答情報M86として蓄積す
る。「H氏」及び「I氏」についても上記と同様にして図
47において点線で囲まれた部分の処理を繰り返す。こ
の結果、図48に示す如く、“100000001”〜“10000000
3”の「配布資料コード」について応答情報が蓄積され
る。
【0177】この後、A社が予め指定していた「配信情
報の配信1週間後」の期限が到来すると、情報収集部13
は、依頼元であるA社のネットワーク上の通信情報を得
る為の被評価者通信情報要求M87を被評価者情報管理部9
に送信する。被評価者情報管理部9は、データベースDB
内の企業コード判別用ファイル(図36参照)を検索し、A
社のネットワーク上の通信情報であるEメールアドレス
“AAA”を抽出し、被評価者通信情報応答M88により情報
収集部13に返信する。
【0178】情報収集部13は、受信した被評価者通信情
報応答M88に基づきA社のメールアドレス“AAA”を宛先
として、「ノートPC買替予定アンケート」の回収結果
として、応答情報M86を入出力部1へ送信する。入出力部
1は受信した応答情報M86をA社に対してEメール機能によ
り配信する。
【0179】本実施例(7)では、特定評価者の抽出、特
定評価者に対する配信情報の配信、及び配信情報に対す
る応答情報の収集を依頼する依頼者が被評価者である場
合について説明したが、依頼者は予めサーバ100に登録
されていればよく、評価者又は第三者であってもよい。
【0180】この場合、上記の実施例(3)の場合と同様
に、被評価者情報管理部9の代りに評価者情報管理部2又
は第三者情報管理部14を用いて依頼者の認証を行えばよ
い。また、情報収集部13が依頼者の通信情報を取得する
際の問合せ先を、それぞれ、評価者情報管理部2又は第
三者情報管理部14にすればよい。
【0181】上記の説明においては、サーバ100の各構
成要素を機能別に独立した構成要素として説明している
が、例えば、情報提供部12の機能を特定評価者抽出部11
に含めることにより評価者情報管理部2に対する問合せ
の回数を削減するような構成にすることも可能である。
【0182】また、本実施例(7)では、評価者情報及び
評価情報が二次利用され、配信情報が配信される可能性
があることについて予め評価者が合意していることが必
要であるが、合意のインセンティブとして上記の実施例
(6)と同様に評価者ポイントを与えるようにしてもよ
い。さらに、応答情報の入力に対しても評価者ポイント
を与えるようにしてもよい。
【0183】上記の実施例(1)〜(7)の説明において、ア
クセス端末としてPCを使用しているが、本発明における
アクセス端末はPCに限定されるものではなく、携帯電
話、固定電話、FAX等、ネットワークに接続可能な機器
であればよい。また、通信手段もEメールに限定するも
のではなく、さらにネットワークもインターネットに限
定するものではない。 (付記1)ネットワークに接続された任意のアクセス端
末から評価者が評価者情報を該サーバに登録する第1ス
テップと、評価対象品目の提供者である被評価者が該評
価対象品目の提供と同時に該評価者に与える評価識別情
報の付与を、該被評価者が該アクセス端末から該サーバ
に要求する第2ステップと、該第2ステップに応答して該
サーバが、該評価識別情報を該評価対象品目に対応付け
て生成し、該アクセス端末を介して該被評価者に付与す
る第3ステップと、該被評価者が該評価対象品目に対し
て付与した該評価識別情報に対し、該評価者が、該アク
セス端末から評価情報を付加して該サーバに入力する第
4ステップと、該評価者が該サーバに登録済でありかつ
該評価識別情報が正当であることを該サーバが確認し、
該評価識別情報と共に該評価情報をデータベースに格納
する第5ステップと、を有することを特徴とする評価情
報管理方法。 (付記2)付記1において、該第2ステップの前に、該
被評価者が該アクセス端末から被評価者情報を該サーバ
に登録する第6ステップを有し、該第3ステップにおいて
該サーバは、該被評価者が該サーバに登録済であること
を該評価識別情報の生成前に確認することを特徴とする
評価情報管理方法。 (付記3)付記1または2において、任意の一般利用者
が該アクセス端末から該評価情報の提示を該サーバに要
求する第7ステップと、該第7ステップに応じて該サーバ
が該アクセス端末に該評価情報を提示する第8ステップ
とをさらに有することを特徴とする評価情報管理方法。 (付記4)付記2において、該評価識別情報が、複数の
該被評価者に共通した共通識別情報を含み、予め該サー
バに登録している依頼者が、該共通識別情報に基づく該
評価情報の解析を該アクセス端末から該サーバに要求す
る第9ステップと、該第9ステップに応答して、該依頼者
が登録済であることを該サーバが確認した後、該共通識
別情報に基づいて該評価情報を解析した結果を該アクセ
ス端末を介して該依頼者に通知する第10ステップと、を
さらに有することを特徴とする評価情報管理方法。 (付記5)付記4において、該評価識別情報が、個別の
該被評価者によって独自に設定される個別識別情報を含
み、該依頼者が、該個別識別情報に基づく該評価情報の
解析を該アクセス端末から該サーバに要求する第11ステ
ップと、該第11ステップに応答して、該依頼者が登録済
であることを該サーバが確認した後、該個別識別情報に
基づいて該評価情報を解析した結果を該アクセス端末を
介して該依頼者に通知する第12ステップと、をさらに有
することを特徴とする評価情報管理方法。 (付記6)付記1において、該サーバが、該評価情報の
入力を行う該評価者に所定のポイントを与える第13ステ
ップを有することを特徴とする評価情報管理方法。 (付記7)付記1または2において、該評価識別情報
が、複数の該被評価者に共通した共通識別情報を含み、
任意の一般利用者が、該共通識別情報に基づく該評価情
報の解析を該アクセス端末から該サーバに要求する第14
ステップと、該第14ステップに応答して、該サーバが該
評価情報を該共通識別情報に基づいて解析した結果を該
アクセス端末を介して該一般利用者に通知する第15ステ
ップと、をさらに有することを特徴とする評価情報管理
方法。 (付記8)付記7において、該評価識別情報が、個別の
該被評価者によって独自に設定される個別識別情報を含
み、該一般利用者が、該個別識別情報に基づく該評価情
報の解析を該アクセス端末から該サーバに要求する第16
ステップと、該第16ステップに応答して、該サーバが該
評価情報を該個別識別情報に基づいて解析した結果を該
アクセス端末を介して該一般利用者に通知する第17ステ
ップと、をさらに有することを特徴とする評価情報管理
方法。 (付記9)付記1において、該評価対象品目に該被評価
者が提供するサービスが含まれることを特徴とする評価
情報管理方法。 (付記10)付記1又は2において、予め該サーバに登
録している依頼者が、該評価情報及び該評価者情報に対
する任意の抽出条件を指定し、該評価者の中から該抽出
条件に該当する特定評価者を抽出するように該アクセス
端末から該サーバに要求する第18ステップと、該第18ス
テップに応答して、該サーバが、該依頼者が登録済であ
ることを確認した後、該特定評価者を抽出する第19ステ
ップと、をさらに有することを特徴とした評価情報管理
方法。 (付記11)付記10において、該依頼者が、任意の配
信情報を指定し、該特定評価者に対して該配信情報を配
信するように該アクセス端末から該サーバに要求する第
20ステップと、該第20ステップに応答して、該サーバ
が、該アクセス端末を介して該配信情報を該特定評価者
に配信する第21ステップをさらに有することを特徴とす
る評価情報管理方法。 (付記12)付記11において、該第20ステップは、該
依頼者が、該配信情報と共に結果通知条件を指定するス
テップを含み、さらに、該配信情報に対する応答情報を
該特定評価者が該アクセス端末から該サーバに入力する
第22ステップと、該第22ステップに応答して、該サーバ
が該応答情報を蓄積した後、該結果通知条件が満たされ
たときに、該蓄積した応答情報を該アクセス端末を介し
て該依頼者に通知する第23ステップと、を備えたことを
特徴とする評価情報管理方法。 (付記13)付記4または10において、該依頼者が該
被評価者及び該評価者のいずれにも該当しない第三者で
あるとき、該第三者が該アクセス端末から第三者情報を
該サーバに登録する第24ステップをさらに有することを
特徴とする評価情報管理方法。 (付記14)ネットワークに接続された任意のアクセス
端末と、評価者によって該アクセス端末から入力される
評価者情報を登録する第1手段と、評価対象品目の提供
者である被評価者が該評価対象品目の提供と同時に該評
価者に与える評価識別情報の付与を、該被評価者が該ア
クセス端末から要求したとき、該評価識別情報を該評価
対象品目に対応付けて生成し、該アクセス端末を介して
該被評価者に付与する第2手段と、該被評価者が該評価
対象品目に対して付与した該評価識別情報に対し、該評
価者が、該アクセス端末から評価情報を付加して入力し
たとき、該評価者が該サーバに登録済でありかつ該評価
識別情報が正当であることを確認し、該評価識別情報と
共に該評価情報をデータベースに格納する第3手段と、
を有するサーバと、を備えたことを特徴とする評価情報
管理装置。 (付記15)付記14において、該サーバが、該アクセ
ス端末から該被評価者によって入力される被評価者情報
を登録する第4手段を有し、該第2手段が、該被評価者が
該サーバに登録済であることを該評価識別情報の生成前
に確認する手段を含むことを特徴とする評価情報管理装
置。 (付記16)付記14または15において、任意の一般
利用者が該アクセス端末から該評価情報の提示を該サー
バに要求したとき、該アクセス端末に該評価情報を提示
する第5手段を、該サーバがさらに有することを特徴と
する評価情報管理装置。 (付記17)付記15において、該評価識別情報が、複
数の該被評価者に共通した共通識別情報を含み、予め該
サーバに登録している依頼者が該アクセス端末から該共
通識別情報に基づく該評価情報の解析を該サーバに要求
したとき、該依頼者が登録済であることを確認した後、
該評価情報を該共通識別情報に基づいて解析した結果を
該アクセス端末を介して該依頼者に通知する第6手段
を、該サーバがさらに有することを特徴とする評価情報
管理装置。 (付記18)付記17において、該評価識別情報が、個
別の該被評価者によって独自に設定される個別識別情報
を含み、該依頼者が該アクセス端末から該個別識別情報
に基づく該評価情報の解析を該サーバに要求したとき、
該依頼者が登録済であることを確認した後、該評価情報
を該個別識別情報に基づいて解析した結果を該アクセス
端末を介して該依頼者に通知する第7手段を、該サーバ
がさらに有することを特徴とする評価情報管理装置。 (付記19)付記14において、該サーバが、該評価情
報の入力を行う該評価者に所定のポイントを与える第8
手段を有することを特徴とする評価情報管理装置。 (付記20)付記14または15において、該評価識別
情報が、複数の該被評価者に共通した共通識別情報を含
み、任意の一般利用者が該共通識別情報に基づく該評価
情報の解析を該アクセス端末から該サーバに要求したと
き、該評価情報を該共通識別情報に基づいて解析した結
果を該アクセス端末を介して該一般利用者に通知する第
9手段を、該サーバがさらに有することを特徴とする評
価情報管理装置。 (付記21)付記20において、該評価識別情報が、個
別の該被評価者によって独自に設定される個別識別情報
を含み、該一般利用者が該個別識別情報に基づく該評価
情報の解析を該アクセス端末から該サーバに要求したと
き、該評価情報を該個別識別情報に基づいて解析した結
果を該アクセス端末を介して該一般利用者に通知する第
10手段を、該サーバがさらに有することを特徴とする評
価情報管理装置。 (付記22)付記14において、該評価対象品目に該被
評価者が提供するサービスが含まれることを特徴とする
評価情報管理装置。 (付記23)付記14又は15において、予め該サーバ
に登録している依頼者が、該評価情報及び該評価者情報
に対する任意の抽出条件を指定し、該評価者の中から該
抽出条件に該当する特定評価者を抽出するように該アク
セス端末から該サーバに要求したとき、該依頼者が登録
済であることを確認した後、該特定評価者を抽出する第
11手段を、該サーバがさらに有することを特徴とした評
価情報管理装置。 (付記24)付記23において、該依頼者が、任意の配
信情報を指定し、該特定評価者に対して該配信情報を配
信するように該アクセス端末から該サーバに要求したと
き、該アクセス端末を介して該配信情報を該特定評価者
に配信する第12手段を、該サーバがさらに有することを
特徴とする評価情報管理装置。 (付記25)付記24において、該依頼者が、該配信情
報と共に結果通知条件を指定し、該配信情報に対する応
答情報を該特定評価者が該アクセス端末から該サーバに
入力したときに、該特定評価者の認証を行った後、該応
答情報を蓄積すると共に、該結果通知条件が満たされた
ときには、該蓄積した応答情報を該アクセス端末を介し
て該依頼者に通知する第13手段を、該サーバがさらに有
することを特徴とする評価情報管理装置。 (付記26)付記17または23において、該依頼者が
該被評価者及び該評価者のいずれにも該当しない第三者
であるとき、該第三者が該アクセス端末から第三者情報
を該サーバに登録する第14手段を、該サーバがさらに有
することを特徴とする評価情報管理装置。
【0184】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る評価
情報管理方法及び装置は、サーバが、評価者によって該
アクセス端末から入力される評価者情報を登録し、評価
対象品目の提供者である被評価者が該評価対象品目の提
供と同時に該評価者に与える評価識別情報の付与を、該
被評価者が該アクセス端末から要求したとき、該評価識
別情報を該評価対象品目に対応付けて生成し、該アクセ
ス端末を介して該被評価者に付与し、該被評価者が該評
価対象品目に対して付与した該評価識別情報に対し、該
評価者が、該アクセス端末から評価情報を付加して入力
したとき、該評価者が該サーバに登録済でありかつ該評
価識別情報が正当であることを確認し、該評価識別情報
と共に該評価情報をデータベースに格納するように構成
したので、より信頼性の高い評価情報を管理するととも
に提示することができる。
【0185】また、本発明に係る評価情報管理方法及び
装置は、予めサーバに登録している依頼者の要求に基づ
き、該サーバが、該評価情報及び該評価者情報に対する
任意の抽出条件に該当する特定評価者を抽出し、該特定
評価者に対する配信情報の配信を行い、該特定評価者か
らの該配信情報に対する応答情報を蓄積した後、結果通
知条件が満たされたときに該依頼者に蓄積した該応答情
報を通知するように構成すれば、信頼性の高い評価情報
に基づき、評価者への情報配信及びこれに対する評価者
からの応答情報の収集が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成例を示したブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例(1)〜(7)におけるシステム概要
を示したネットワーク図である。
【図3】本発明の実施例(1)における評価者登録の処理
フローを示したフローチャート図である。
【図4】本発明の実施例(1)における評価者登録画面を
示した画面レイアウト図である。
【図5】本発明の実施例(1)における評価者認証ファイ
ルの例を示した図である。
【図6】評価者登録時におけるサーバ100の動作を説明
するためのブロック図である。
【図7】本発明の実施例(1)における評価識別情報のフ
ォーマット例を示した図である。
【図8】本発明の実施例(1)における個別識別情報の個
別設定例を示した図である。
【図9】本発明の実施例(1)における被評価者認証ファ
イルの例を示した図である。
【図10】本発明の実施例(1)における企業コード判別用
ファイルの例を示した図である。
【図11】本発明の実施例(1)における商品・サービスコ
ード判別用ファイルの例を示した図である。
【図12】本発明の実施例(1)における商品・サービス詳
細コード判別用(PC関連)ファイルの例を示した図であ
る。
【図13】本発明の実施例(1)における評価識別情報付与
の処理フロー(個別識別情報設定無し)を示したフローチ
ャート図である。
【図14】本発明の実施例(1)における評価識別情報付与
要求用の入力画面を示した画面レイアウト図である。
【図15】本発明の実施例(1)における評価識別情報管理
ファイルを示した図である。
【図16】本発明の実施例(1)における評価識別情報付与
の処理フロー(個別識別情報設定有り)を示したフローチ
ャート図である。
【図17】評価識別情報付与時におけるサーバ100の動作
を説明するためのブロック図である。
【図18】図17における各部の動作シーケンスを示したシ
ーケンス図である。
【図19】本発明の実施例(1)における評価情報登録の処
理フローを示したフローチャート図である。
【図20】本発明の実施例(1)におけるノートPCの評価情
報入力画面を示した画面レイアウト図である。
【図21】本発明の実施例(1)におけるノートPC関連評価
情報ファイルの例を示した図である。
【図22】図19のステップS31〜S36におけるサーバ100の
動作を説明するためのブロック図である。
【図23】図22における各部の動作シーケンスを示したシ
ーケンス図である。
【図24】図19のステップS37〜S40におけるサーバ100の
動作を説明するためのブロック図である。
【図25】図24における各部の動作シーケンスを示したシ
ーケンス図である。
【図26】本発明の実施例(2)の処理フローを示したフロ
ーチャート図である。
【図27】図26の処理フローにおけるサーバ100の動作を
説明するためのブロック図である。
【図28】本発明の実施例(3)の処理フローを示したフロ
ーチャート図である。
【図29】図28の処理フローにおけるサーバ100の動作を
説明するためのブロック図である。
【図30】図29における各部の動作シーケンスを示したシ
ーケンス図である。
【図31】本発明の実施例(3)におけるノートPCの会社別
比較結果を示した図である。
【図32】本発明の実施例(4)の処理フローを示したフロ
ーチャート図である。
【図33】本発明の実施例(4)におけるA社ノートPCの個別
情報による解析結果を示した図である。
【図34】本発明の実施例(5)におけるサーバ100の各部の
動作シーケンスを示したシーケンス図である。
【図35】本発明の実施例(7)における評価者認証ファイ
ルの例を示した図である。
【図36】本発明の実施例(7)における企業コード判別用
ファイルの例を示した図である。
【図37】本発明の実施例(7)におけるノートPC関連評価
情報ファイルの例を示した図である。
【図38】本発明の実施例(7)における特定評価者抽出条
件入力画面を示した画面レイアウト図である。
【図39】評価者抽出時におけるサーバ100の動作を説明
するためのブロック図である。
【図40】図39における各部の動作シーケンスを示したシ
ーケンス図である。
【図41】本発明の実施例(7)における配信情報の一例を
示した図である。
【図42】本発明の実施例(7)における配布資料ファイル
の例を示した図である。
【図43】配信情報配信時及び応答情報受信時におけるサ
ーバ100の動作を説明するためのブロック図である。
【図44】図43における各部の動作シーケンス(1)を示
したシーケンス図である。
【図45】本発明の実施例(7)における配布資料コードの
フォーマット例を示した図である。
【図46】本発明の実施例(7)における応答情報入力画面
を示した画面レイアウト図である。
【図47】図43における各部の動作シーケンス(2)を示
したシーケンス図である。
【図48】本発明の実施例(7)におけるノートPC買替予定
アンケート回答データファイルの例を示した図である。
【図49】従来技術の全体構成例を示したブロック図であ
る。
【図50】従来技術における評価情報閲覧シーケンスを示
したシーケンス図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 評価者情報管理部 3 評価情報制御部 4 評価情報編集部 5 評価情報管理部 6 評価識別情報配布部 7 評価識別情報管理部 8 認証部 9 被評価者情報管理部 10 評価情報解析部 11 特定評価者抽出部 12 情報提供部 13 情報収集部 14 第三者情報管理部 100 サーバ 200〜203, 300〜304 アクセス端末 DB データベース NW ネットワーク 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩永 司 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通西日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (72)発明者 吉岡 浩二 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通西日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (72)発明者 日野 勇二 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通西日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続された任意のアクセス
    端末から評価者が評価者情報を該サーバに登録する第1
    ステップと、 評価対象品目の提供者である被評価者が該評価対象品目
    の提供と同時に該評価者に与える評価識別情報の付与
    を、該被評価者が該アクセス端末から該サーバに要求す
    る第2ステップと、 該第2ステップに応答して該サーバが、該評価識別情報
    を該評価対象品目に対応付けて生成し、該アクセス端末
    を介して該被評価者に付与する第3ステップと、 該被評価者が該評価対象品目に対して付与した該評価識
    別情報に対し、該評価者が、該アクセス端末から評価情
    報を付加して該サーバに入力する第4ステップと、 該評価者が該サーバに登録済でありかつ該評価識別情報
    が正当であることを該サーバが確認し、該評価識別情報
    と共に該評価情報をデータベースに格納する第5ステッ
    プと、 を有することを特徴とする評価情報管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該第2ステップの前に、該被評価者が該アクセス端末か
    ら被評価者情報を該サーバに登録する第6ステップを有
    し、 該第3ステップにおいて該サーバは、該被評価者が該サ
    ーバに登録済であることを該評価識別情報の生成前に確
    認することを特徴とする評価情報管理方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 該評価識別情報が、複数の該被評価者に共通した共通識
    別情報を含み、 予め該サーバに登録している依頼者が、該共通識別情報
    に基づく該評価情報の解析を該アクセス端末から該サー
    バに要求する第9ステップと、 該第9ステップに応答して、該依頼者が登録済であるこ
    とを該サーバが確認した後、該共通識別情報に基づいて
    該評価情報を解析した結果を該アクセス端末を介して該
    依頼者に通知する第10ステップと、 をさらに有することを特徴とする評価情報管理方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、 該評価識別情報が、個別の該被評価者によって独自に設
    定される個別識別情報を含み、 該依頼者が、該個別識別情報に基づく該評価情報の解析
    を該アクセス端末から該サーバに要求する第11ステップ
    と、 該第11ステップに応答して、該依頼者が登録済であるこ
    とを該サーバが確認した後、該個別識別情報に基づいて
    該評価情報を解析した結果を該アクセス端末を介して該
    依頼者に通知する第12ステップと、 をさらに有することを特徴とする評価情報管理方法。
  5. 【請求項5】請求項1又は2において、 予め該サーバに登録している依頼者が、該評価情報及び
    該評価者情報に対する任意の抽出条件を指定し、該評価
    者の中から該抽出条件に該当する特定評価者を抽出する
    ように該アクセス端末から該サーバに要求する第18ステ
    ップと、 該第18ステップに応答して、該サーバが、該依頼者が登
    録済であることを確認した後、該特定評価者を抽出する
    第19ステップと、 をさらに有することを特徴とした評価情報管理方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、 該依頼者が、任意の配信情報を指定し、該特定評価者に
    対して該配信情報を配信するように該アクセス端末から
    該サーバに要求する第20ステップと、 該第20ステップに応答して、該サーバが、該アクセス端
    末を介して該配信情報を該特定評価者に配信する第21ス
    テップをさらに有することを特徴とする評価情報管理方
    法。
  7. 【請求項7】請求項6において、 該第20ステップは、該依頼者が、該配信情報と共に結果
    通知条件を指定するステップを含み、 さらに、該配信情報に対する応答情報を該特定評価者が
    該アクセス端末から該サーバに入力する第22ステップ
    と、 該第22ステップに応答して、該サーバが該応答情報を蓄
    積した後、該結果通知条件が満たされたときに、該蓄積
    した応答情報を該アクセス端末を介して該依頼者に通知
    する第23ステップと、 を備えたことを特徴とする評価情報管理方法。
  8. 【請求項8】請求項3又は5において、 該依頼者が該被評価者及び該評価者のいずれにも該当し
    ない第三者であるとき、該第三者が該アクセス端末から
    第三者情報を該サーバに登録する第24ステップをさらに
    有することを特徴とする評価情報管理方法。
  9. 【請求項9】ネットワークに接続された任意のアクセス
    端末と、 評価者によって該アクセス端末から入力される評価者情
    報を登録する第1手段と、評価対象品目の提供者である
    被評価者が該評価対象品目の提供と同時に該評価者に与
    える評価識別情報の付与を、該被評価者が該アクセス端
    末から要求したとき、該評価識別情報を該評価対象品目
    に対応付けて生成し、該アクセス端末を介して該被評価
    者に付与する第2手段と、該被評価者が該評価対象品目
    に対して付与した該評価識別情報に対し、該評価者が、
    該アクセス端末から評価情報を付加して入力したとき、
    該評価者が該サーバに登録済でありかつ該評価識別情報
    が正当であることを確認し、該評価識別情報と共に該評
    価情報をデータベースに格納する第3手段と、を有する
    サーバと、 を備えたことを特徴とする評価情報管理装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、 該サーバが、該アクセス端末から該被評価者によって入
    力される被評価者情報を登録する第4手段を有し、 該第2手段が、該被評価者が該サーバに登録済であるこ
    とを該評価識別情報の生成前に確認する手段を含むこと
    を特徴とする評価情報管理装置。
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