JP2004343798A - 契約業務サポートシステムおよび方法 - Google Patents

契約業務サポートシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004343798A
JP2004343798A JP2004199978A JP2004199978A JP2004343798A JP 2004343798 A JP2004343798 A JP 2004343798A JP 2004199978 A JP2004199978 A JP 2004199978A JP 2004199978 A JP2004199978 A JP 2004199978A JP 2004343798 A JP2004343798 A JP 2004343798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
information
operator
message
contract
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004199978A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshibumi Miyazaki
義文 宮崎
Eri Fukuouji
江里 福王寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IBM Japan Ltd
Original Assignee
IBM Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IBM Japan Ltd filed Critical IBM Japan Ltd
Priority to JP2004199978A priority Critical patent/JP2004343798A/ja
Publication of JP2004343798A publication Critical patent/JP2004343798A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 電話を使用した取引に際し、依頼者に対して依頼をうけた内容を正確に直接リアルタイムで確認することができ、電話を受けるオペレータの入力時の不正防止を行うことができるとともに電話を使用した取引の省力化・自動化を図る。
【解決手段】
依頼者からの電話271をオペレータ用構内電話機281によって受けたオペレータは、依頼者との会話による契約の内容に応じてデータ入力装置110に契約データを入力する。この契約データは、音声応答装置150に送られ、音声データである取引内容確認メッセージに変換される。変換に際しては、取引内容確認依頼メッセージを解析し、対応する固定音片とこのメッセージの一部を音声合成したものとが編集される。音声データである取引内容確認メッセージは、自動交換記200及び自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250の制御の下、依頼者の電話に送られる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、コンピュータネットワークにおけるデータ処理方法に関し、より詳しくは、電話を使用した契約業務をサポートする改良されたシステムおよび方法に関する。
従来、電話にて金融取引をはじめとした商品取引または商品受注等の契約業務を行うに際し、電話を受けるオペレータの入力時の不正防止を行う為に下記の方法を用いていた。
1)電話を通じて依頼をうけた内容をデータ入力し、依頼を受けた人間とは別の人が依頼を受けた内容を再度、依頼者に対して復唱する等により行っていた。 2)電話を通じて依頼をうけた内容をデータ入力し、依頼を受けた内容をFAXや郵便等により送信/郵送する等により行っていた。
1)の方法を行う場合、1つの取引に2名の人を必要とすること、何れも人が介在する為利用者から見ての不安は完全には解消出来ないところがあった。また、2)の方法では、即時性がない為不正あるいはミスがあっても後から判明するといった問題点があった。
本発明の一つの目的は、電話を用いた契約を行うに際し、電話を受けるオペレータの入力時の不正や入力ミスを防止することのできるシステムおよび方法を提供することにある。
本発明の他の一つの目的は、省力化・自動化・即時性を有するシステムおよび方法を提供することにある。
依頼者からの電話をオペレータ用構内電話機によって受けたオペレータは、依頼者との会話による契約の内容に応じてデータ入力装置に契約データを入力する。この契約データは、音声データである取引内容確認メッセージに変換され、依頼者の電話に送られる。これにより、依頼者に対して依頼をうけた内容を正確に直接リアルタイムで確認することができ、電話を受けるオペレータの入力時の不正防止を行うことができるとともに省力化・自動化・即時性によるサービス向上がはかれる。
本発明の一態様においては、
(a)複数のオペレータ用構内電話機と、
(b)依頼者の電話機からの電話を前記オペレータ用構内電話機のうちの一つに接続する交換装置と、
(c)オペレータが取引内容に応じて、被音声合成情報と取引の種別を指定する情報とオペレータ端末を指定する情報とを含む取引内容確認依頼メッセージを生成するオペレータ端末と、
(d)前記取引内容確認依頼メッセージから前記オペレータ端末を指定する情報を読み出して、前記交換装置に対して依頼者の電話機に対する音声応答回線を確立させる制御装置と、
(e)前記取引内容確認依頼メッセージを前記制御装置から受け取り、前記取引の種別を指定する情報により指定される固定音片と前記被音声合成情報を音声合成したものとを編集して音声データとして取引内容確認メッセージを生成し、前記音声応答回線を介して前記取引内容確認メッセージを前記依頼者に通知する音声応答装置と
を含む契約業務サポートシステムが提供される。
本発明の他の一態様においては、
依頼者とオペレータとの間において取り交わされた契約を合成音声により支援するための契約業務サポートシステムであって、前記システムは、
(a)前記オペレータにより依頼者との間の契約内容情報が入力され、前記契約内容情報の入力完了に応答して、前記契約内容情報を音声合成させるための情報と契約内容情報を生成したオペレータ端末を識別させる情報とを含む電文メッセージを作成する前記オペレータ端末と、
(b)前記電文メッセージを受信してデータボックスに格納し、前記電文メッセージに含まれる前記オペレータ端末を識別させる情報を選択して交換装置に通知させ、かつ前記電文メッセージを音声応答装置に通知して音声合成させる制御装置と、
を含む、契約業務サポートシステムが提供できる。
本発明の他の一態様においては、
前記交換装置は、前記通知された前記オペレータ端末を識別させる情報を参照して前記依頼者との間の音声回線を指定し、前記音声応答装置は、前記通知された電文メッセージから前記契約内容情報に対応する音声データとして契約内容確認メッセージを音声合成し、前記指定された音声回線を介して前記契約内容確認メッセージを前記依頼者に通知する。
本発明の他の一態様においては、
前記オペレータ端末は、オペレータにより入力される取引内容に応じた契約内容情報から固定音片特定情報と、被音声合成情報とを区別して前記電文メッセージの所定の領域に配置させ、前記電文メッセージは、電子メールメッセージ、またはメッセージ・パケットとされる。
本発明の他の一態様においては、
前記制御装置は、前記交換装置によって接続された一つのオペレータ用構内電話機と、前記契約内容情報が入力されたオペレータ端末との対応関係を格納する記憶部を含み、前記オペレータ端末を識別させる情報を使用して前記記憶部を検索して交換装置による音声応答処理を制御する。また、前記音声応答装置は、前記電文メッセージを解析し、前記固定音片特定情報に対応する予め格納された固定音片を特定して読み出す手段と、前記被音声合成情報を読み込んで音声合成する音声合成手段とを含み、前記読み出された固定音片と前記被音声合成情報の音声合成されたものとを合成し、音声データとして取引内容確認メッセージを生成する。さらに、前記交換装置は、前記取引内容確認メッセージを前記依頼者の電話機に音声復唱させ、前記音声応答装置は、依頼者からの取引内容の確認結果を示す確認結果信号を受け取って確認結果の内容を解析し、前記確認結果信号が肯定を意味すると判断された場合には、前記オペレータ端末に取引指示メッセージを送信させる。
本発明の他の一態様においては、
複数のオペレータ用構内電話機と、依頼者の電話機からの電話を前記オペレータ用構内電話機のうちの一つに接続するための接続装置と、オペレータにより取引内容に応じて契約内容情報が入力されるオペレータ端末とを少なくとも含む契約業務サポートシステムにおいて、コンピュータをして依頼者とオペレータとの間において取り交わされる契約を合成音声により支援する契約業務サポート方法であって、前記方法は、コンピュータに対して、
(a)前記オペレータ端末と前記接続装置との間において、電話回線−パケット通信のインタフェースを提供する制御装置を構成する段階と、
(b)前記オペレータ端末による前記契約内容情報の入力の完了に応答して被音声合成情報と取引の種別を指定する情報とオペレータ端末を指定する情報とを含む電文メッセージを生成する段階と、
(c)前記生成された電文メッセージを前記制御装置に送付する段階と、
(d)前記電文メッセージから前記オペレータ端末を指定する情報を読み出し、記憶部に格納されたリストを参照して前記接続装置に通知し、前記接続装置に対し、依頼者の電話機に対する通信の経路指定を確立させる段階と
を実行させる、契約業務サポート方法が提供される。
さらに、本発明の他の一態様では、
前記制御装置から前記電文メッセージを音声応答装置に伝送する段階と、前記音声応答装置により前記取引の種別を指定する情報で指定される固定音片を読み出す段階と、前記音声応答装置により前記被音声合成情報を識別して前記被音声合成情報を音声合成する段階と、前記固定音片と前記被音声合成情報を音声合成したものとを編集して音声データとして取引内容確認メッセージを生成させる段階とを実行させることができる。
さらに、本発明の他の一態様では、
前記取引内容確認メッセージを前記経路指定にしたがって前記依頼者に通知する段階を実行させることができる。また、前記接続装置に対して前記取引内容確認メッセージを前記依頼者の電話機に音声復唱させる段階と、
前記音声応答装置に対して依頼者からの取引内容の確認結果を示す確認結果信号を受け取って確認結果の内容を解析させ、前記確認結果信号が肯定を意味すると判断された場合には、前記オペレータ端末に取引指示メッセージを送信する段階を実行させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、電話を用いた契約を行うに際し、電話を受けるオペレータの入力時の不正や入力ミスを防止することのできるシステムを提供することができる。
また、本発明によれば、省力化・自動化・即時性を有するシステムを提供することができる。
A.ハードウェア構成
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1を参照すると、本発明の好適な実施例で使用される音声処理プロセッサ、データ入力装置、音声合成プロセッサ、または自動電話交換機−コンピュータ間制御装置のハードウェア構成の概観図が示されている。音声処理プロセッサ、データ入力装置、音声合成プロセッサ、または自動電話交換機−コンピュータ間制御装置は、中央処理装置(CPU)1とメモリ4とを含んでいる。CPU1とメモリ4は、バス2を介して、補助記憶装置としてのハードディスク装置13とを接続してある。フロッピー(登録商標)ディスク装置(またはMO、CD−ROM等の記憶媒体駆動装置)20はフロッピー(登録商標)ディスクコントローラ19を介してバス2へ接続されている。
フロッピー(登録商標)ディスク装置(またはMO、CD−ROM等の記憶媒体駆動装置)20には、フロッピー(登録商標)ディスク(またはMO、CD−ROM等の記憶媒体)が挿入され、このフロッピー(登録商標)ディスク等やハードディスク装置13、ROM14には、オペレーティング・システムと協働してCPU等に命令を与え、本発明を実施するためのコンピュータ・ソフトウエアを記録することができ、メモリ4にロードされることによって実行される。このコンピュータ・ソフトウエアは圧縮し、または、複数に分割して、複数の媒体に記録することもできる。本発明の好適な実施例において、後述する音声プロセッサのハードディスクには、IBM社製のDirectTalk/6000等の音声応答ソフトウエアが格納されている。また、音声合成装置のハードディスクには、IBM社製のProTalker等の音声合成ソフトウエアが格納されている。
音声処理プロセッサ、データ入力装置、音声合成プロセッサ、または自動電話交換機−コンピュータ間制御装置は更に、ユーザ・インタフェース・ハードウェアを備えたシステムとすることができ、ユーザ・インタフェース・ハードウェアとしては、例えば、入力をするためのポインティング・デバイス(マウス、ジョイスティック等)7またはキーボード6や、視覚データをユーザに提示するためのディスプレイ12があり、また、パラレルポート16を介してプリンタを接続するも可能である。この音声処理プロセッサ、データ入力装置、音声合成プロセッサ、または自動電話交換機−コンピュータ間制御装置は、シリアルポート15を介してモデムを接続することが可能であり、シリアルポート15およびモデムまたはトークンリングや通信アダプタ18等を介してネットワークに接続し、他のコンピュータシステムと通信を行っている。
このように、本発明の音声処理プロセッサ、データ入力装置、音声合成プロセッサ、または自動電話交換機−コンピュータ間制御装置は、通常のパーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション、汎用機や、これらの組合せによって実施可能であることを容易に理解できるであろう。ただし、これらの構成要素は例示であり、その全ての構成成要素が本発明の必須の構成要素となるわけではない。特に音声処理プロセッサ、音声合成プロセッサ、または自動電話交換機−コンピュータ間制御装置は、ユーザインタフェース等は不要であり、CPUやメモリ等の基本的なデータ処理機能と通信機能があれば足りる。
音声処理プロセッサ、データ入力装置、音声合成プロセッサ、自動電話交換機−コンピュータ間制御装置ともに、オペレーティング・システムとしては、Windows(登録商標)NT(マイクロソフトの商標)、Windows(登録商標)95(マイクロソフトの商標)、Windows(登録商標)3.x(マイクロソフトの商標)、OS/2(IBMの商標)、AIX(IBMの商標)上のX−WINDOWシステム(MITの商標)などの、標準でGUIマルチウインドウ環境をサポートするものや、PC−DOS(IBMの商標)、MS−DOS(マイクロソフトの商標)などのキャラクタ・ベース環境のもの、さらにはOS/Open(IBMの商標)VxWorks(Wind River Systems, Inc.の商標)等のリアルタイムOSでも実現可能であり、特定のオペレーティング・システム環境に限定されるものではない。
この一方、自動電話交換機200としては、ルーセントテクノロジー社製のDefinity G3i/G3kやノーザンテレコム社製のMelidian−1等によって実施可能であり、音声応答装置150は、IBM社製のDirectTalk/6000等の音声応答ソフトウエアとIBM9295等のハードウェアを搭載したRS/6000等のPCで実現可能である。
B.システム構成
次に、図2のブロック図を参照して、本発明の好適な実施例における契約業務サポートシステムのシステム構成について説明する。
図2は、契約業務サポートシステム50における処理要素の一実施例を示す機能ブロック図である。本発明の好適な実施例における取引業務サポートシステム50は、オペレータ用構内電話機281、283、285と、公衆回線270を介して依頼者の電話機からの電話をオペレータ用構内電話機281、283、285に接続する自動電話交換機200と、取引内容に応じて契約データを入力するオペレータ端末(データ入力端末)110、120、130と、オペレータ用構内電話機281、283、285と、オペレータ端末110、120、130との対応関係を管理する自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250と、オペレータ端末110、120、130から入力された契約データを、音声データである取引内容確認メッセージに変換する音声応答装置150及び音声合成プロセッサ140とを含んでいる。
依頼者電話機271、273は、電話機能を有する通常の電話機、携帯電話機、PHS、または電話機能を有するコンピュータである。依頼者電話機271、273は、通常の電話機能を使用して自動電話交換機200側に電話することにより、公衆回線網270または専用線を介して自動電話交換機200と接続することができる。
自動電話交換機200は、複数のトランク回路201、203を有しており、呼処理プロセッサ230および、時分割スィッチ(NW)210を使用して、依頼者電話機271、273からの電話を音声応答装置150へ通話転送する。また、呼状態記憶部237に記憶された回線毎の空き状況の情報を検索することによって、音声応答装置150の通話回線(合成音声再生用回線)が複数ある場合に空き回線を選択することができる。
本発明の好適な実施例において、自動電話交換機200に含まれる呼処理プロセッサ230は、トランク回路監視制御部231、時分割スィッチ(NW)制御部233、加入者回路監視制御部235、呼状態記憶部237、呼処理制御部239、インタフェース制御部241、及び監視イベント記憶部243を含んでいる。
トランク回路監視制御部231は、トランク回路監視制御バス211を監視し、各トランク回路201、203の稼働状況を検査する。トランク回路監視制御部231の検出した情報は、呼処理制御部239に渡される。
時分割スィッチ(NW)制御部233は、呼処理制御部239の指示に基づいて時分割スィッチ(NW)210の切り換えを行う。加入者回路監視制御部235は、複数の加入者回路221〜227を加入者回路監視バス213を介して監視・制御しており、加入者回線274〜277及びオペレータ用構内電話機281〜285からの起呼・ダイアル・復旧等のイベントを検出し、その情報を呼処理制御部239に渡している。
呼状態記憶部237は、自動電話交換機200の管理する各回線の空き状況、接続先情報等を管理している。インタフェース制御部241は、自動電話交換機−コンピュータ関制御装置250からの指示を受信し、呼処理に渡すとともに、呼処理制御部239からの指示を受信してインタフェース245を介して自動電話交換機−コンピュ−タ関制御装置250に渡す。
呼処理制御部239は、トランク制御部231、加入者回路制御部235、インタフェース制御部241からのイベント指示を受けて呼状態記憶部237及び関しイベント記憶部243を更新している。また、NW制御部253、トランク制御部231、加入者回路制御部235を介して交換処理を行っている。さらに、関しイベント記憶部243に監視される対象として登録のあるイベントについてはインタフェース制御部241、インタフェース245、251を介して自動交換機−コンピュ−タ間制御装置250にイベントの通知を行う。
インタフェース114、124、134、141、187、191、246、251、261、291は、各装置間の通信接続を可能にするための通信カードである。
この一方、自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250は、自動交換機200に対して、転送等のコマンドを指示を送信し、自動交換機200からの応答等の監視イベントを受信する。
本発明の好適な実施例において、自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250は、インタフェース251、インタフェース制御部253、PBX−コンピュータ間制御部255、電話/端末対応記憶部257、データメールBOX259、及びLANインタフェース261を含んでいる。インタフェース制御部253は、インタフェース251を介して自動電話交換機200との間で通信を行っている。
PBX−コンピュータ間制御部255は、電話/端末対応記憶部257に格納されたオペレータ用構内電話機281、283、285とオペレータ用データ入力端末110、120、130の対応関係を検査し、オペレータ用データ入力端末110、120、130から送信されたメッセージ・パケットをどの回線に対応付けるかを決定している。また、オペレータ用データ入力端末110、120、130から送信されたメッセージ・パケットをデータメールBOX259を介して音声応答装置150へ、また、これと反対に音声応答装置150から送られたメッセージ・パケットをオペレータ用データ端末110、120、130へ送信する。
データメールBOX259は、オペレータ用データ入力端末110、120、130からの入力に基づいて生成された音声応答装置180において音声応答されるべきメッセージの原形となるメッセージ・パケットや音声応答装置150からオペレータ用データ端末110、120、130に送られるメッセージ・パケット等を保持している。
この一方、オペレータ端末110、120、130は、オペレータ用構内電話機281、283、285を通じて依頼者からの依頼をうけたオペレータが、その依頼の内容を入力するデータ入力装置であり、キーボード111、121、131やポインテフィングデバイス等のデータ入力手段と、入力結果や処理結果を表示するためのディスプレイ113、123、133、LAN190に接続するためのインタフェース114、124、134、入出力の制御を行う入出力制御部117、127、137を含んでいる。
本発明の好適な実施例におけるオペレータ端末110、120、130はさらに、自動交換機−コンピュータ間制御部255との間でLAN190及びインタフェース114、124、134、261を介してメッセージの授受を行うPBX−コンピュータ制御インタフェース115、125、135と、キーボード111、121、131との間で入出力を制御する入出力制御部117、127、137とディスプレイ113、123、133及びキーボード111、121、131からの入力を受けてPBX−コンピュータ制御インタフェース115、125、135とのやり取りを通して業務処理を行い取引処理290に取引処理を依頼するデータ入力業務処理部116、126、136を含んでいる。
音声応答装置150は、受領したディジタル音声データの編集、音声信号への変換、回線への音声出力を行っている。本発明の好適な実施例において、音声応答装置150は、アナログ電話回線制御ユニット151、153、155、157、バッファメモリ161、163、165、167、メモリ・バス171、制御バス173、音声処理プロセッサ180、音声応答処理部181、音声合成編集部183、固定音片記憶部185、音声合成プロセッサとの間の通信インタフェース187、メモリ189を含んでいる。
アナログ電話回線制御ユニット151、153、155、157は、アナログ構内回線274〜277に対応し、プッシュ信号受信回路及び、ディジタル−アナログ変換回路を内蔵し、加入者回路221〜224へのアナログ回線インタフェースと音声処理プロセッサ180との間でバス173で接続されており、アナログ回線制御、音声信号の送出、プッシュホン信号の受信を行っている。また、バッファメモリ161、163、165、167は、アナログ変換されるべきデジタルデータを一時的に格納している。
そして、音声処理プロセッサ180は、音声応答処理部181と音声合成編集部183とを含んでいる。音声応答処理部181は、音声に変換されるメッセージ・パケットを受領し、音声合成編集部183、固定音片記憶部185、メモリ189等を使用して受領したメッセージ・パケットに対応するディジタルの音声データを生成している。
音声合成編集部183は、受領したメッセージ・パケットの内容を解析して固定音片記憶部185に格納された固定音片を取り出し、また、メッセージ・パケットに含まれる変動部分の音声合成を音声合成プロセッサ140に依頼する。音声合成編集部183は、更に取り出した固定音片と音声合成プロセッサ140によって音声合成された音声データを編集する。
音声合成プロセッサ140は、音声編集制御部183から渡されたデータテキストをディジタルの音声データに変換する。
LAN(Local Area Network)190は、データ入力装置110、120、130、音声応答装置150、自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250及び取引処理装置290の相互間でデータを転送している。
オペレータ端末110、120、130から送信された取引指示メッセージ580に基づいた取引処理を行っている。
以上図2に示す各機能ブロックを説明したが、これらの機能ブロックは、論理的機能ブロックであり、各々1つのまとまりを持ったハードウェアやソフトウエアによって実現されることを意味するのではなく、複合し、または共通したハードウェアやソフトウエアによって実現可能である。また、この図2に示す全ての機能ブロックが本発明に必須の構成要素という訳ではない。
例えば、音声合成部145を音声処理プロセッサ180内に置くことにより音声合成装置140は不要であり、また、各オペレータ端末110、120、130に自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250の機能であるオペレータ用構内電話機281、283、285とオペレータ端末110、120、130の対応付けをする機能や各種コマンドやメッセージの送信機能を持たせることにより自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250は不要になる。この場合、各オペレータ端末110、120、130から送信するメッセージに対応する対応するオペレータ用構内電話機281、283、285の識別情報を含ませることとなる。
C.動作説明
以下、図2に示した本発明の好適な実施例における契約業務サポートシステム50の動作を図3に示すシステムの動作手順を示すフローチャートにそって各部の働きについて説明する。
取引利用者の外線電話機(依頼者電話機)271から、公衆回線網270を介して発信する(ブロック301)。
この取引利用者の発信は、公衆回線網270を介して自動電話交換機200側に着信する(ブロック303)。具体的には、自動電話交換機200のトランク回路201、203に着信し、この例においてはトランク回路201に着信している。
このトランク回線201への着信が発生すると、自動電話交換機200に備えられた呼処理プロセッサ230のトランク監視制御部231により検出される。トランク監視制御部231はこの着信を検出すると、呼処理プロセッサ230の呼処理制御部239にオペレータ用構内電話機281、283、285への接続を要求する。呼処理制御部239は、呼状態記憶部237を参照して、現在空いているオペレータ用構内電話機281、283、285を検索する。
図6は、本発明の好適な実施例における呼状態記憶部243の管理する情報の内容である。この呼状態記憶部243においては、構内回線の状況を管理する構内回線管理テーブルが格納されており、本発明の好適な実施例における自動電話交換記200の利用可能な構内回線431の状態433、接続先識別情報435、転送依頼元識別子436、回線グループ437を管理している。回線の状態433の情報としては、現在空いている/Busyの他、呼処理に必要な資源の状態を示す情報がある。接続先識別子433は、接続先の公衆回線270に接続するトランク回路201、203及び加入者回路221〜227を識別する情報である。
グループ437には、この回線が音声応答装置150側に接続されている回線か、オペレータ用構内電話機281、283、285に接続されている回線かを識別する情報が格納されている。
検索により、現在空いているオペレータ用構内電話機281、283、285が見つかった場合には、加入者回路制御部235を介して該空いているオペレータ用構内電話機281、283、285の1つに対応する加入者回路225、226、227に着信指示を行う(ブロック305)。この例においては、オペレータ用構内電話機281に対応する加入者回路227に対して着信指示がなされている。
本発明の好適な実施例において、検索により、現在空いているオペレータ用構内電話機281、283、285が見つからなかった場合には、通話中として処理し、取引利用者の外線電話機271に対し、通話中を示す信号を送信する。
オペレータ用構内電話機281への着信にオペレータが応答すると、その応答を加入者回路227が検出し、その情報は加入者回路制御部235を介して呼処理制御部239に伝達される。これに対し、呼処理制御部239は、呼状態記憶部237のオペレータ用構内電話機281に対応する回線の情報を更新する。
具体的には、回線状況433をBusyに、接続先識別子435にトランク201の識別情報をセットする。この一方、時分割スイッチ(NWスイッチ)制御部233を使用して、時分割スイッチ(NWスイッチ)210をオペレータ用構内電話機281とトランク回路201の通話が成立するようにスイッチの切り換えを行う。
本発明の好適な実施例において、オペレータは、依頼者と会話して依頼内容をデータ入力装置110に入力する。さらにオペレータは、入力データ内容の確認指示をキーボード111またはマウス等のポインティング・デバイスから入力する(ブロック307)。
入出力制御部117は、これを検出してデータ入力業務処理部116が取引内容確認依頼メッセージをPBX−コンピュータ制御インタフェース115及びLANインタフェース114を介して自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250に送る。
図9は、本発明の好適な実施例における取引内容確認依頼メッセージの一実施例である。本発明の好適な実施例においては、オペレータが取引利用者の外線電話機からの要求に応答して、該取引利用者の口座から指定された口座への振り込み等を行っている。図の取引内容確認依頼メッセージ510においては、このメッセージが取引内容確認依頼メッセージであることを判別するためのコマンドコード511やこの取引内容確認依頼コードが振り込みを指示するためのメッセージであることを示す取引種別コード513等のコード部、振込先銀行515、支店517、振込先口座番号518、振込先氏名519、金額521等の内容部、オペレータ端末ID523等を含んでいる。また、後述する音声合成プロセッサ140が正しく音声合成することを可能にするためにアクセント、ピッチ、抑揚、発音等の属性情報を含ませることも有効である。
本発明の好適な実施例において、データ入力業務処理部116は、オペレータ端末ID523を自動的にセットし、コード部をオペレータが選択したパネルに応じてセットしている。内容部(テキスト部+数字データ)にセットする情報は、銀行コード等の入力内容を識別するための情報であっても、そのまま公知の音声合成ソフトウエアによって音声合成することが可能なかな漢字混りのテキスト情報であっても良い。本発明の好適な実施例においては、テキスト部は、漢字かな混りの文字コードがセットされている。
このメッセージが自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250のLANインタフェース261に到着すると、PBX−コンピュータ間制御部255はこれを検出する。
自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250のPBX−コンピュータ間制御部255は、取引内容確認依頼メッセージ510内のオペレータ端末IDフィールド523からオペレータ端末110の識別子を求め、電話機/端末対応記憶部257を検索して対応する電話機281の識別番号入手する。図4は、本発明の好適な実施例における電話機/端末対応記憶部257の一実施例を示す概念図である。
本発明の好適な実施例の電話機/端末対応記憶部257においては、オペレータ端末110、120、130と、それに対応するオペレータ用構内電話機281、283、285が管理されたテーブルを有している。
本発明の好適な実施例においては、自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250内が電話機/端末対応記憶部257を備えることによって、オペレータ端末110、120、130と、オペレータ用構内電話機281、283、285の対応付けを判断しているが、オペレータ端末110、120、130側に、各々それに対応するオペレータ用構内電話機281、283、285の情報を管理させ、取引内容確認依頼メッセージ510等に、対応するオペレータ用構内電話機の識別情報を含ませて送信することによって、自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250がオペレータ端末110、120、130に対応するオペレータ用構内電話機281、283、285を判断することもできる。
この場合、オペレータの交代時にオペレータ識別情報とともに使用するオペレータ用構内電話機281、283、285の識別情報をオペレータ端末110、120、130に入力することもできる。また、一人のオペレータが複数のオペレータ用構内電話機281、283、285に対応する態様においては、取引発生毎に、取引に対応するオペレータ用構内電話機281、283、285の識別情報をオペレータ端末110、120、130に入力することも可能である。
そして、PBX−コンピュータ間制御部255は、取引内容確認依頼メッセージ510をデータメールBOX259にセットする。具体的には、図8の本発明の好適な実施例において使用されるデータメールBOX259の概念図に示すように、PBX−コンピュータ間制御部255は、電話機/端末対応記憶部257から入手した対応するオペレータ用構内電話機281に対応付けて取引内容確認依頼メッセージ510の内容をメール内容447にセットする。
さらに、自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250に対して、オペレータが依頼者電話機271の通話を通話中のオペレータ用構内電話機281から音声応答装置150の空き回線274〜277に転送するために、インタフェース制御部253、インタフェース251を介して自動電話交換機200の呼処理プロセッサ230に対し、指示コマンド540を送信する。
図10は、本発明の好適な実施例における指示コマンド540の概念図である。本発明の好適な実施例の指示コマンド540は、このコマンドが指示コマンドであることを識別可能にするためのコマンドコード541と転送元を識別するための転送依頼電話機ID543と転送先グループ番号545を含んでいる。ここでは、転送依頼電話機ID543に取引内容確認依頼メッセージ510に含まれるオペレータ端末ID523の値から、電話/端末対応記憶部257により求められた対応するオペレータ用構内電話機ID(281)がセットされ、転送先グループ番号545には、音声応答回線グループを選択することを示すフラグ(1)がセットされる。
自動電話交換機200のインタフェース制御部241は、インタフェース245への指示コマンド540の受信を検出し、該指示コマンド540を呼処理制御部239に渡す。
これを受領した呼処理制御部239は、この指示コマンド540を分析し、呼状態記憶部243より空いている音声応答用音声回線274〜277を求める。このとき、呼処理制御部239は、呼状態記憶部237の回線インタフェース274の状態433を「着信中」に、トランク201の識別情報を転送依頼先識別子435に、オペレータ用構内電話機のIDを転送依頼元識別子436にセットする。
本発明の好適な実施例においては、オペレータ用端末110、120、130の数以上の音声応答用音声回線274を用意しているので、常に空き状態の音声応答用音声回線274〜277が利用可能になっている。この例においては、音声応答用音声回線274が選択される。
そして、呼処理制御部239は、加入者回路制御部235を介して、選択された音声応答用音声応答回線274に対応する加入者回路221に着信指示を行う。
この着信指示に音声応答装置150が自動応答すると応答を加入者回路221が検出する。呼処理部239は、これに応答して、呼状態記憶部243を更新する。具体的には、自動応答した音声応答回線274の回線状況433をBusyに、さらに呼処理に必要な情報をセットする。
この一方、呼処理部239は、時分割スイッチ(NWスイッチ)制御部233を使用して、時分割スイッチ(NWスイッチ)210を音声応答用音声回線274とトランク回路201の通話が成立するようにスイッチの切り換えを行う(ブロック309)。
この間、呼処理制御手段は、監視イベントメモリ243を参照しインタフェース274の回線に応答監視のフラッグが立っている場合には,自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250に転送応答メッセージ(図11)をインタフェース245、251等を経由して送信する。
図11は、本発明の好適な実施例における転送応答メッセージ550の概念図である。本発明の好適な実施例の転送応答メッセージ550は、このメッセージが応答メッセージであることを識別可能にするためのコマンドコード551と応答した音声応答回線274を識別するための応答電話ID553と対応する依頼者電話機を識別するための転送依頼電話ID555の情報を含んでいる。ここでは、応答電話ID553に応答音声回線274の識別IDの値がセットされ、転送依頼電話ID555には、呼状態記憶部237の呼状態テーブル430で、内線識別子431が音声応答回線281に対応する転送依頼元識別子436にある内容(この場合、オペレータ用構内電話機281のID)がセットされる。
PBX−コンピュータ間制御手段255は、この転送応答メッセージ550を受信して、データメールBOX259の着信電話識別子443を転送応答メッセージ550の応答先電話IDの値に更新し、受け取り先としてセットする。
この一方、音声応答装置150において、音声応答用音声回線274に着信した呼は、アナログ電話回線制御ユニット151により検出され、制御バス173を介して音声応答制御部181に送られる。音声応答制御部181は、アナログ電話回線制御ユニット151に自動応答指示を出した後、LANインタフェース191を介して自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250にデータメール受信要求コマンド560を送信する。
図12は、本発明の好適な実施例におけるデータメール受信要求コマンド560の概念図である。本発明の好適な実施例のデータメール受信要求コマンド560は、このコマンドがデータメール受信要求コマンドであることを識別可能にするためのコマンドコード561とメールを取り出す際にメールの着信先を識別するための要求電話ID563と、メール内容を受信する場合のアドレスを識別するための戻りアドレス565の情報を含んでいる。ここでは、要求電話ID563に音声応答用音声回線274を識別するための情報がセットされ、戻りアドレス565には、音声応答部181の返信アドレスがセットされる。
PBX−コンピュータ間制御部255は、インタフェース261を介してこのデータメール受信要求コマンド560を受領し、データメールBOX259を要求電話ID563をキーにサーチして音声応答用音声回線274宛てのメッセージ447を取り出す。そして、データメール受信要求コマンド560の戻りアドレス565の情報を利用してインタフェース261を介して要求元である音声応答制御部181にメッセージ447(取引内容確認依頼メッセージ510)を送付する。
取引内容確認依頼メッセージ510を受領した音声応答制御部181は、同メッセージを音声応答制御部181に渡す。音声編集部183は、このメッセージの内容を解析し、取引内容確認依頼メッセージ510の取引種別コード513に対応する固定音片記憶部185をサーチする。その一方、インタフェース187を介して音声合成プロセッサ140に取引内容確認依頼メッセージ510の内容部を送信する。本発明の好適な実施例においては銀行名、支店名の変更等に柔軟に対応できるように、漢字かな混りのテキストとして音声合成プロセッサ140に送信されるが、取引内容確認依頼メッセージ510に銀行コードや支店コードを含める態様においては、これらのコードに対応する固定音片を固定音片記憶部185に記憶させても良い。
音声合成プロセッサ140は音声合成部145により受信テキストをメモリ143上にディジタル信号データとして生成し、インタフェース141、187を介して音声編集部183に返送する。本発明の好適な実施例において、音声合成プロセッサ140は、独立した機能ブロックとして実現されているが、音声応答装置150内に組込んでも良い。
音声合成プロセッサ140からディジタル信号データを受領した音声編集部183は、メモリ189上に図13に示すようなメッセージに編集し、音声応答制御部181に制御を渡す。音声応答制御部181は、この編集データをバス171を介してメモリ161に送信し、アナログ電話回線制御ユニット151を起動して図13のメッセージをアナログ波形データとして再生する。
利用者は、電話機からこのメッセージを聞いた後、プシュホンにて1#または#2を入力、音声応答制御部181は、アナログ電話回線制御ユニット151、メモリ・バス171等を経由してその信号情報を受領する。そして、音声応答制御部181は、この信号によって利用者の確認(OK/NG)を判定する。利用者の確認の判定は本発明の好適な実施例において音声応答制御部181が行っているが、この信号情報を他の処理要素に送信することにより、他の処理要素(例えば、データ入力業務処理部116、126、136やデータ入力装置110、120、130にサービスを提供するサーバ)によっても実施可能である。
音声応答制御部181は、判定結果に基づいて図14に示す意志確認メッセージ570を生成する。
図14の本発明の好適な実施例における意志確認メッセージ570の概念図に示すように、本発明の好適な実施例の意志確認メッセージ570は、このコマンドが意志確認メッセージであることを識別可能にするためのコマンドコード571と使用している音声応答回線(この場合は274)を識別するための音声応答回線ID573と、判定結果情報575と、取引確認を依頼したオペレータを識別するための転送先オペレータID577の情報を含んでいる。ここでは、音声応答回線ID573に音声応答回線274の識別子がセットされ、判定結果情報575にはOKであることを示す「0」がセットされ、転送先オペレータID577には、オペレータ用端末IDとして取引内容確認依頼メッセージ510のオペレータID523の情報がセットされる。
音声応答制御部181は、この意志確認メッセージ570をLANインタフェース191経由で自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250に送る。PBX−コンピュータ間制御部255は、インタフェース261を介してこのメッセージを受信する。
自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250内のPBX−コンピュータ間制御部255は、受信メッセージ570内の転送先オペレータID577のフィールドから対応するオペレータ用構内電話機281のIDを電話機/端末対応記憶部257から求め、転送元回線274の識別子と共に転送コマンド540(図10)にセットする。そして、この転送コマンド540を、インタフェース261を介して自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250に送信し、音声応答回線274の通話をオペレータ用構内電話機281に転送するよう指示する。また、音声応答回線274の識別番号を発呼電話識別子443に、オペレータ用構内電話機281の識別子を着呼電話機識別子443に、意志確認メッセージ570をデータメールBOX440にセットする。
この一方、自動交換機200では、転送コマンド540が、インタフェース245、インタフェース制御部241を経由して呼処理制御部239に渡される。この転送コマンド540が検出されると呼処理制御部239は、コマンドの内容を分析し、音声応答回線274からオペレータ用構内電話機281に対応する加入者回路227に転送指示を行う。
オペレータ用構内電話機281への着信にオペレータが応答すると応答を加入者回路227が検出し、これに応答して呼処理部239が呼状態記憶部243を更新する。また、時分割スイッチ(NWスイッチ)制御部233を使用して、時分割スイッチ(NWスイッチ)210を加入者回路227とトランク回路201の通話が成立するようにスイッチの切り換えを行う(ブロック309)。
この間、呼処理部239は、監視Event記憶部243を参照し、オペレータ用構内電話機281の回線に応答監視のフラッグが立っているか否かを検査する。応答監視のフラッグが立っている場合には,自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250に転送応答メッセージ550(図11)をインタフェース制御部241、インタフェース245等を経由して送信する。
PBX−コンピュータ間制御部255は、この転送応答メッセージ550を受信して、転送依頼電話IDを発呼電話識別子441に持つ行をサーチすることにより、応答オペレータを示す応答電話ID553をデータメールBOX259のメッセージの受取り先として着信電話識別ID443(図6)にセットする。オペレータが端末110から意志確認結果の表示指示のキーボード入力を行うと、データ入力業務処理部116は、図12のデータメール要求コマンド560の要求電話IDにオペレータ端末110の識別子をセットし、LANインタフェース114を介して自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250に送信する。これを受領したPBX−コンピュータ間制御部255は、電話/端末登録記憶部257からオペレータ用構内電話機281のIDを求め、これをキーにデータメールBOX259をサーチする。そして、オペレータ用構内電話機281宛てのメッセージを取り出し、要求元のデータ入力業務処理部116に返送する。
このメッセージを受領したデータ入力業務処理部116は、データメール要求560を自動電話交換機−コンピュータ間制御装置250にLAN190経由で送信し、意志確認メッセージ570(図14)を受け取り、意志確認の結果を表示装置113に表示する。OKであれば、LAN190を介して、取引処理装置290に取引指示メッセージ580を送信する。
本発明の好適な実施例において使用されている取引指示メッセージ580においては、図15に示すように、このメッセージが取引指示メッセージであることを判別するためのコマンドコード581やこのコードが振込を指示するためのメッセージであることを示す取引種別コード582、振込元銀行583、振込元支店584、振込元口座番号585、振込先氏名586、振込先銀行587、支店588、振込先口座番号589、金額591、オペレータ端末ID592等を含んでいる。取引処理部293はこのデータを受領し、従来より銀行システムにおいて使用されている振込トランザクションデータを発生させる。
オペレータ端末110が取引指示メッセージ580を送出後、オペレータ用構内電話281、283、285または依頼者電話機271、273の切断と共に各部にて終了処理を行う。
本発明における契約業務サポートシステムのハードウェア構成の一実施例を示すブロック図である。 本発明の契約業務サポートシステムの処理要素の一実施例を示すブロック図である。 本発明の好適な実施例における契約業務サポートシステムの動作手順を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施例における電話/端末対応記憶部の内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における固定音片記憶部の内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における呼状態記憶部の内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における監視イベント記憶部の内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例におけるデータメールボックスの内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における取引内容確認依頼メッセージの内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における転送コマンドの内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における転送応答メッセージの内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例におけるデータメール要求の内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における取引内容確認メッセージの内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における意志確認メッセージの内容を示す概念図である。 本発明の好適な実施例における取引指示メッセージの内容を示す概念図である。
符号の説明
110、120、130 オペレータ端末(データ入力装置)
111、121、131 キーボード
113、123、133 ディスプレイ
114、124、134 LANへのインタフェース
115、125、135 PBX−コンピュータ制御インタフェース
116、126、136 データ入力業務処理部
117、127、137 入出力制御部
140 音声合成プロセッサ
141 音声応答装置との接続インタフェース
143 メモリバッファ
145 音声合成部
147 バス
150 音声応答装置
151、153、155、157 アナログ電話回線制御ユニット
161、163、165、167 バッファメモリ
171 メモリ・バス
173 制御バス
180 音声処理プロセッサ
181 音声応答処理部
183 音声合成編集部
185 固定音片記憶部
187 音声合成プロセッサとの間の通信インタフェース
189 メモリ
190 LAN(Local Area Network)
200 自動電話交換機
201、203 トランク回路
210 時分割スィッチ(NW)
211 トランク回路監視制御バス
213 加入者回路監視制御バス
221〜227 加入者回路
230 呼処理プロセッサ
231 トランク回路監視制御部
233 時分割スィッチ(NW)制御部
235 加入者回路監視制御部
237 呼状態記憶部
239 呼処理制御部
241 インタフェース制御部
243 監視イベント記憶部
245 インタフェース
250 自動電話交換機−コンピュータ間制御装置
251 インタフェース
253 インタフェース制御部
255 PBX−コンピュータ間制御部
257 電話/端末対応記憶部
259 データメールBOX
261 LANインタフェース
270 公衆回線網
271、273 依頼者電話機
274〜277 音声応答装置側構内回線インタフェース
281、283、285 オペレータ用構内電話機
290 取引処理装置
291 インタフェース
293 取引処理部

Claims (11)

  1. (a)複数のオペレータ用構内電話機と、
    (b)依頼者の電話機からの電話を前記オペレータ用構内電話機のうちの一つに接続する交換装置と、
    (c)オペレータが取引内容に応じて、被音声合成情報と取引の種別を指定する情報とオペレータ端末を指定する情報とを含む取引内容確認依頼メッセージを生成するオペレータ端末と、
    (d)前記取引内容確認依頼メッセージから前記オペレータ端末を指定する情報を読み出して、前記交換装置に対して依頼者の電話機に対する音声応答回線を確立させる制御装置と、
    (e)前記取引内容確認依頼メッセージを前記制御装置から受け取り、前記取引の種別を指定する情報により指定される固定音片と前記被音声合成情報を音声合成したものとを編集して音声データとして取引内容確認メッセージを生成し、前記音声応答回線を介して前記取引内容確認メッセージを前記依頼者に通知する音声応答装置と
    を含む契約業務サポートシステム。
  2. 依頼者とオペレータとの間において取り交わされた契約を合成音声により支援するための契約業務サポートシステムであって、前記システムは、
    (a)前記オペレータにより依頼者との間の契約内容情報が入力され、前記契約内容情報の入力完了に応答して、前記契約内容情報を音声合成させるための情報と契約内容情報を生成したオペレータ端末を識別させる情報とを含む電文メッセージを作成する前記オペレータ端末と、
    (b)前記電文メッセージを受信してデータボックスに格納し、前記電文メッセージに含まれる前記オペレータ端末を識別させる情報を選択して交換装置に通知させ、かつ前記電文メッセージを音声応答装置に通知して音声合成させる制御装置と、
    を含む、契約業務サポートシステム。
  3. 前記交換装置は、前記通知された前記オペレータ端末を識別させる情報を参照して前記依頼者との間の音声回線を指定し、前記音声応答装置は、前記通知された電文メッセージから前記契約内容情報に対応する音声データとして契約内容確認メッセージを音声合成し、前記指定された音声回線を介して前記契約内容確認メッセージを前記依頼者に通知する、請求項2に記載の契約業務サポートシステム。
  4. 前記オペレータ端末は、オペレータにより入力される取引内容に応じた契約内容情報から固定音片特定情報と、被音声合成情報とを区別して前記電文メッセージの所定の領域に配置させ、前記電文メッセージは、電子メールメッセージ、またはメッセージ・パケットである、請求項2に記載の契約サポートシステム。
  5. 前記制御装置は、前記交換装置によって接続された一つのオペレータ用構内電話機と、前記契約内容情報が入力されたオペレータ端末との対応関係を格納する記憶部を含み、前記オペレータ端末を識別する情報を使用して前記記憶部を検索して交換装置による音声応答処理を制御する、請求項2に記載の契約業務サポートシステム。
  6. 前記音声応答装置は、前記電文メッセージを解析し、前記固定音片特定情報に対応する予め格納された固定音片を特定して読み出す手段と、前記被音声合成情報を読み込んで音声合成する音声合成手段とを含み、前記読み出された固定音片と前記被音声合成情報の音声合成されたものとを合成し、音声データとして取引内容確認メッセージを生成する、請求項4に記載の契約業務サポートシステム。
  7. 前記交換装置は、前記取引内容確認メッセージを前記依頼者の電話機に音声復唱させ、前記音声応答装置は、依頼者からの取引内容の確認結果を示す確認結果信号を受け取って確認結果の内容を解析し、前記確認結果信号が肯定を意味すると判断された場合には、前記オペレータ端末に取引指示メッセージを送信させる、請求項2に記載の契約業務サポートシステム。
  8. 複数のオペレータ用構内電話機と、依頼者の電話機からの電話を前記オペレータ用構内電話機のうちの一つに接続するための接続装置と、オペレータにより取引内容に応じて契約内容情報が入力されるオペレータ端末とを少なくとも含む契約業務サポートシステムにおいて、コンピュータをして依頼者とオペレータとの間において取り交わされる契約を合成音声により支援する契約業務サポート方法であって、前記方法は、コンピュータに対して、
    (a)前記オペレータ端末と前記接続装置との間において、電話回線−パケット通信のインタフェースを提供する制御装置を構成する段階と、
    (b)前記オペレータ端末による前記契約内容情報の入力の完了に応答して被音声合成情報と取引の種別を指定する情報とオペレータ端末を指定する情報とを含む電文メッセージを生成する段階と、
    (c)前記生成された電文メッセージを前記制御装置に送付する段階と、
    (d)前記電文メッセージから前記オペレータ端末を指定する情報を読み出し、記憶部に格納されたリストを参照して前記接続装置に通知し、前記接続装置に対し、依頼者の電話機に対する通信の経路指定を確立させる段階と
    を実行させる、契約業務サポート方法。
  9. さらに、前記制御装置から前記電文メッセージを音声応答装置に伝送する段階と、
    前記音声応答装置により前記取引の種別を指定する情報で指定される固定音片を読み出す段階と、
    前記音声応答装置により前記被音声合成情報を識別して前記被音声合成情報を音声合成する段階と、
    前記固定音片と前記被音声合成情報を音声合成したものとを編集して音声データとして取引内容確認メッセージを生成させる段階と、
    を実行させる、請求項8に記載の方法。
  10. さらに、前記取引内容確認メッセージを前記経路指定にしたがって前記依頼者に通知する段階を実行させる、請求項8に記載の方法。
  11. 前記接続装置に対して前記取引内容確認メッセージを前記依頼者の電話機に音声復唱させる段階と、
    前記音声応答装置に対して依頼者からの取引内容の確認結果を示す確認結果信号を受け取って確認結果の内容を解析させ、前記確認結果信号が肯定を意味すると判断された場合には、前記オペレータ端末に取引指示メッセージを送信する段階を実行させる、請求項8に記載の方法。
JP2004199978A 2004-07-07 2004-07-07 契約業務サポートシステムおよび方法 Withdrawn JP2004343798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004199978A JP2004343798A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 契約業務サポートシステムおよび方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004199978A JP2004343798A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 契約業務サポートシステムおよび方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27885497A Division JP3609593B2 (ja) 1997-10-13 1997-10-13 契約業務サポートシステム、契約業務サポート方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004343798A true JP2004343798A (ja) 2004-12-02

Family

ID=33535871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004199978A Withdrawn JP2004343798A (ja) 2004-07-07 2004-07-07 契約業務サポートシステムおよび方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004343798A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060490A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Oki Electric Ind Co Ltd 音声ガイダンスシステム、音声ガイダンス制御装置および音声ガイダンス試験方法
JP2008204074A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Daiwa Securities Smbc Co Ltd 売買注文管理装置及びプログラム
JP2021064228A (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 株式会社ナレッジフロー 受注管理システム及び受注管理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060490A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Oki Electric Ind Co Ltd 音声ガイダンスシステム、音声ガイダンス制御装置および音声ガイダンス試験方法
JP2008204074A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Daiwa Securities Smbc Co Ltd 売買注文管理装置及びプログラム
JP2021064228A (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 株式会社ナレッジフロー 受注管理システム及び受注管理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101243679B (zh) 用于提供语音通信的语音通信器
JPH1117806A (ja) 情報受信処理方法およびコンピュータ・テレフォニイインテグレーションシステム
JPS62500275A (ja) 電話交換機用呼処理システム
CN101711381A (zh) 语音邮件过滤和转录系统
JPH08167938A (ja) 電子メール送信装置
JPH09214559A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
WO1998023058A2 (en) System for integrated management of messaging and communications
JPH10107833A (ja) マルチメディア電子メールシステム
JPH118870A (ja) 送信装置
US20040192263A1 (en) E-mail system and e-mail transmitting method
JP2002057693A (ja) メッセージ交換システムおよび記録媒体
JP3163227B2 (ja) 端末装置
CN100477699C (zh) 一种实现电话留言管理和上报的方法
JP2004343798A (ja) 契約業務サポートシステムおよび方法
JP3609593B2 (ja) 契約業務サポートシステム、契約業務サポート方法
JPH05260176A (ja) 電話機サービス方式
JP2005109782A (ja) Ctiサーバ、記録媒体、および電話対応支援システム。
JP2000013866A (ja) 通信システム、情報機器、データ通信方法、及びデータ受信方法
US7327832B1 (en) Adjunct processing of multi-media functions in a messaging system
JPS6338908B2 (ja)
WO1998032272A1 (en) Method and apparatus for messaging
JP3730888B2 (ja) 電子メールアクセスシステム及び電子メールアクセス方法
JP3442098B2 (ja) 電子メール/音声メール連携装置
JPH08242280A (ja) 音声メール装置
CN1197337C (zh) 远端处理电子邮件的方法及其系统

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070918

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20071004

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20071004

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071119

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20080408

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080422