JP5066364B2 - スパークプラグ中心電極アセンブリ - Google Patents
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Description
この発明は概して、スパークプラグ、点火器、および他のこのような点火装置に関し、より特定的には、点火先端部において貴金属の挿入物を利用するこのような装置のための中心電極アセンブリに関する。
内燃機関において使用されるスパークプラグは、極端な温度を有する環境および損傷を与える可能性のある他の要素に常に晒される。このような攻撃的な環境に対抗するため、および中心電極を保護するために、特定の貴金属が中心電極の点火先端部において利用されることが多い。これらの金属は、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、ならびに電食および化学的な腐食に対する耐性を示す他の貴金属を含む。挿入物、つまり中心電極の最下部先端部に加えられる小さな固体の貴金属部品の形でこれらの金属を利用することが当該技術分野において公知である。これは、経済的に実用的ではない可能性がある貴金属から電極全体を構成する必要なく、耐久性のあるスパーク面をもたらす。貴金属の挿入物の使用はスパークプラグの消耗耐性(動作寿命)および性能特徴(点火性)を向上させることができるが、その使用は新たな設計および製造の問題を持ち込む可能性がある。それらの問題のうちの1つは、使用中に挿入物にかけられる極端な力に耐えることができる態様で点火先端部に挿入物を取付けることを含む。
で貴金属の挿入物を中心電極に固定して取付けることを可能にする中心電極アセンブリを提供することである。
先行技術の電極アセンブリの上記の欠点は、スパークプラグまたは点火器などの点火装置で用いる電極アセンブリを提供するこの発明によって克服される。1つの実施例に従って、電極アセンブリは中心電極および貴金属の挿入物を含む。中心電極および貴金属の挿入物は、機械的な噛み合いおよび蒸気通気溶接部によって互いに固定される。蒸気通気溶接部は、たとえば中心電極と挿入物との間に存在するいずれかの空間から閉じ込められたガスが漏れることを可能にする少なくとも1つのとぎれを含む周囲溶接部などの異なる形状を取り得る。
図1を参照して、金属製の外殻12、絶縁体14、接地電極16、および中心ワイヤアセンブリ18を概して含むスパークプラグ10が見られる。金属製の外殻12は、絶縁体14が固定される中心穴を含み、接地電極16は、外殻12の下端に溶接されるか、またはそうでなければ外殻12の下端に取付けられる湾曲した電極を含む。金属製の外殻、絶縁体、および接地電極の構成要素は当該技術分野において周知であり、したがって、それらの構造および機能のより詳細な説明は不要である。中心ワイヤアセンブリ18は構成要素の多くの組合せのうちの1つを含んでもよく、乗物の点火システムに電気的に結合される端子端部20から、点火室と連通するスパークギャップ22に高圧点火パルスを送るために使用される。本明細書に見られる中心ワイヤアセンブリ構成要素の特定の組合せは、端子電極30、1つ以上の伝導性および/または抵抗性ガラスシール32、および中心電極アセンブリ34を含むが、構成要素の多くの他の組合せのいずれかが代替的に利用され得るであろう。中心電極アセンブリ34は、接地電極16とともにスパークギャップ22を形成する中心ワイヤアセンブリ18の最下部の電極構成要素を指す。高圧点火パルスは、端子端部20から中心ワイヤアセンブリを通って中心電極アセンブリ34に伝わり、中心電極アセンブリ34では、その下部先端部から、点火パルスがスパークギャップ22を横切ってアークを作り、それによって、燃焼プロセスを開始させる。端子電極およびガラスシールの構造および機能性は広く公知であるので、各々の個々の説明は省略されている。ここで、中心電極アセンブリ34について記載し、その軸方向の下端は図2A〜図2Cにより詳細に見られることができる。
良するための銅芯44を含む。中心電極40の軸方向の上端(図2Aでは図示せず)は典型的には、絶縁体14の軸方向の穴内の相補的な内部肩部分に支えられる径方向に拡大したフランジを含む。中心電極の軸方向の下端46は、電極40の軸と概して同軸であるように軸方向の下端の中に上向きに延在するブラインド穴48を作るように前もって形成される。ブラインド穴48を作ることにより、電極40の主要部分が境界となる軸方向の上端および自由な軸方向の下端を有する中空の円筒形部分50が形成されることになる。図2Aに示される特定のブラインド穴は、穴開け動作によって作られるが、当該技術分野において公知の他の動作が代わりに使用され得るであろう。
および電極からの貴金属の挿入物の分離の可能性を低減する。溶接は、レーザ溶接などの任意の好適な技術によってなされることができる。好ましくは、周方向の溶接部80は3つの弓形の溶接部分を含み、各々の広がりは約90°である。この不連続な溶接部は3つの弓形の溶接部のとぎれをもたらし、各々が互いから約120°だけ等しく間隔をあけられ、各々の広がりは約30°である。しかしながら、弓形の溶接部分または溶接部のとぎれのいずれかの数、溶接部分または溶接部のとぎれのいずれかの角度の広がり(弓形の長さ)、および周方向の溶接部80の他の属性はこの実施例に示されるものとは異なり得ることが認識されるべきである。たとえば、周方向の溶接部80は、1つ、2つ、4つ、5つ、またはその他の適当な数の弓形の溶接部分を含み得るであろう。さらに、溶接部分および溶接部のとぎれの弓形の長さは同じである可能性があり、または溶接部のとぎれの弓形の長さは溶接部分の弓形の長さより大きい可能性もあるだろう。他の修正および変更は当業者に明らかになる。
に用いる中心電極アセンブリがこの発明に従って提供されてきたことが明らかである。もちろん、上の記載はこの発明のいくつかの好ましい例示的な実施例についてのものであり、この発明は示される具体的な実施例に限定されるものではないことが理解される。たとえば、端子電極、1つ以上のガラスシール、中心電極などを含む中心ワイヤアセンブリの構成要素の例示的な組合せは、構成要素の異なる組合せから単に容易に構成され得るであろう。さらに、中心電極は銅芯である必要はなく、中心電極は別個の芯を全く含まない可能性もあり、または銅以外の材料で芯を抜かれる可能性もあるだろう。さらに、貴金属の挿入物は、ブラインド穴を前もって形成するのではなく、軸方向の下端の溶解および溶解した電極材料への貴金属の挿入物の埋込によって、中心電極と機械的に噛み合わされることができるであろう。これは、2つの構成要素をともに機械的に噛み合わせながらブラインド穴を作り出す。さまざまな他の変更および修正が当業者に明らかになり、すべてのこのような変更および修正はこの発明の範囲内であるように意図される。
Claims (14)
- 点火装置で用いる電極アセンブリであって、
軸方向の下端(46)の中に延在するブラインド穴(48)を有する前記軸方向の下端(46)を有する細長い中心電極(34、90、110、120)と、
機械的な噛み合い機構(96)およびスパーク面(62、102、126)を有する貴金属の挿入物(42、94、124)とを備え、
前記貴金属の挿入物(42、94、124)は前記スパーク面(62、102、126)に隣接する側面をさらに有し、
前記機械的な噛み合い機構(96)は、前記貴金属の挿入物(42、94、124)の前記側面に形成されるとともに、前記ブラインド穴(48)の内側面が前記機械的な噛み合い機構(96)の外側面に周方向に接触するように、前記軸方向の下端(46)が前記機械的な噛み合い機構(96)と係合する状態で、前記ブラインド穴(48)内に少なくとも部分的に位置し、
前記ブラインド穴の内部では、前記貴金属の挿入物の前記軸方向の上端の上に空間が形成され、
前記中心電極(34、90、110、120)は、閉じ込められたガスが前記ブラインド穴(48)から漏れることを可能にする少なくとも1つのとぎれ(84)を含む周囲溶接部を有する前記溶接部(80、106)によって前記貴金属の挿入物(42、94、124)に接合され、
前記機械的な噛み合い機構(96)は上部(98)および下部(100)軸方向部分を有する傾斜した構成を有し、そのため、前記機械的な噛み合い機構(96)の半径は前記上部軸方向部分(98)と下部軸方向部分(100)との間で徐々に変化し、
前記上部軸方向部分(98)における前記機械的な噛み合い機構(96)の半径は、前記下部軸方向部分(100)における前記機械的な噛み合い機構(96)の半径よりも大きい、電極アセンブリ。 - 前記貴金属の挿入物(42、124)の下部部分は、前記電極の隣接する外側面と前記貴金属の挿入物(42、124)との間に滑らかな移行部が発生するように、前記軸方向の下端(46)の外側半径と同じ外側半径を含む、請求項1に記載の電極アセンブリ。
- 前記溶接部(80、106)は前記滑らかな移行部において前記アセンブリの周りに周方向に延在する、請求項2に記載の電極アセンブリ。
- 前記電極は銅芯(44)を含む、請求項1に記載の電極アセンブリ。
- 前記貴金属の挿入物(42、94、124)は、白金、イリジウム、白金およびイリジウムの組合せ、または白金もしくはイリジウムのいずれかを含む合金から作られる、請求項1に記載の電極アセンブリ。
- 前記溶接部(80、106)は前記とぎれ(84)の3つを含み、各々は他のとぎれ(84)から約120°の間隔をあけられる、請求項1に記載の電極アセンブリ。
- 点火装置で用いる電極アセンブリであって、
軸方向の下端(46)の中に延在するブラインド穴(48)を有する前記軸方向の下端(46)を有する細長い電極(34、90、110、120)と、
機械的な噛み合い機構(60、96)およびスパーク面(62、102、126)を有する貴金属の挿入物(42、94、124)と、
前記ブラインド穴(48)の内側の位置から前記アセンブリの外側の位置に延在する通気穴(116)とを備え、
前記貴金属の挿入物(42、94、124)は前記スパーク面(62、102、126)に隣接する側面をさらに有し、
前記機械的な噛み合い機構(60、96)は、前記貴金属の挿入物(42、94、124)の前記側面に形成されるとともに、前記ブラインド穴(48)の内側面が前記噛み合い機構(60、96)の外側面に周方向に接触するように、前記軸方向の下端(46)が前記噛み合い機構(60、96)と係合する状態で、前記ブラインド穴(48)内に少なくとも部分的に位置し、前記電極は前記電極と前記貴金属の挿入物(42、94、124)との間の外周の境界面において前記貴金属の挿入物(42、94、124)に溶接され、
前記通気穴(116)は前記軸方向の下端(46)を通って径方向に延在する、電極アセンブリ。 - 点火装置で用いる電極アセンブリであって、
軸方向の下端(46)の中に延在するブラインド穴(48)を有する前記軸方向の下端(46)を有する細長い電極(34、90、110、120)と、
機械的な噛み合い機構(60、96)およびスパーク面(126)を有する貴金属の挿入物(124)と、
前記ブラインド穴(48)の内側の位置から前記アセンブリの外側の位置に延在する通気穴(122)とを備え、
前記貴金属の挿入物(124)は前記スパーク面(126)に隣接する側面をさらに有し、
前記機械的な噛み合い機構(60、96)は、前記貴金属の挿入物(124)の前記側面に形成されるとともに、前記ブラインド穴(48)の内側面が前記噛み合い機構(60、96)の外側面に周方向に接触するように、前記軸方向の下端(46)が前記噛み合い機構(60、96)と係合する状態で、前記ブラインド穴(48)内に少なくとも部分的に位置し、前記電極は前記電極と前記貴金属の挿入物(124)との間の外周の境界面において前記貴金属の挿入物(124)に溶接され、
前記通気穴(122)は前記貴金属の挿入物(124)を通って軸方向に延在する、電極アセンブリ。 - 内燃機関で用いる点火装置であって、
中心穴を有する金属製の外殻(12)と、
前記中心穴内に固定され、前記中心穴と概して同軸の軸方向の穴を有する絶縁体(14)と、
前記軸方向の穴内に固定される中心ワイヤアセンブリ(18)とを備え、前記中心ワイヤアセンブリは、
軸方向の下端(46)の中に延在するブラインド穴(48)を有する前記軸方向の下端(46)を有する細長い電極(34、90、110、120)と、
機械的な噛み合い機構(96)およびスパーク面(62、102、126)を有する貴金属の挿入物(42、94、124)とを少なくとも備え、
前記貴金属の挿入物(42、94、124)は前記スパーク面(62、102、126)に隣接する側面をさらに有し、
前記機械的な噛み合い機構(96)は、前記貴金属の挿入物(42、94、124)の前記側面に形成されるとともに、前記ブラインド穴(48)の内側面が前記噛み合い機構(60、96)の外側面に周方向に接触するように、前記軸方向の下端(46)が前記噛み合い機構(96)と係合する状態で、前記ブラインド穴(48)内に少なくとも部分的に位置し、前記軸方向の下端(46)は、閉じ込められたガスが前記ブラインド穴(48)から漏れることを可能にする少なくとも1つのとぎれ(84)を含む周囲溶接部(80、106)を有する前記溶接部(80、106)によって前記貴金属の挿入物(42、94、124)に接合され、
前記機械的な噛み合い機構(96)は上部(98)および下部(100)軸方向部分を有する傾斜した構成を有し、そのため、前記機械的な噛み合い機構(96)の半径は前記上部軸方向部分(98)と下部軸方向部分(100)との間で徐々に変化し、
前記上部軸方向部分(98)における前記機械的な噛み合い機構(96)の半径は、前記下部軸方向部分(100)における前記機械的な噛み合い機構(96)の半径よりも大きく、
前記軸方向の下端(46)および前記貴金属の挿入物(124)のいずれか一方には、前記ブラインド穴(48)の内側の位置から前記アセンブリの外側の位置に延在する通気穴(116、122)が形成されている、点火装置。 - 前記点火装置はスパークプラグ(10)を備える、請求項9に記載の点火装置。
- 前記点火装置は点火器を備える、請求項9に記載の点火装置。
- 点火装置で用いる電極アセンブリを製造する方法であって、
(a) 軸方向の下端(46)の中に延在するブラインド穴(48)を有する前記軸方向の下端(46)を有する細長い電極(34、90)を提供するステップと、
(b) スパーク面(62、102)と、前記スパーク面(62、102)に隣接する側面と、前記側面に形成された機械的な噛み合い機構(96)とを有する貴金属の挿入物(42、94)を提供するステップと、
(c) 前記機械的な噛み合い機構(96)の少なくとも一部が前記ブラインド穴(48)内に位置するとともに、前記ブラインド穴の内部で前記貴金属の挿入物の前記軸方向の上端の上に空間が形成されるように前記貴金属の挿入物(42、94)を前記ブラインド穴(48)に差込むステップと、
(d) 前記ブラインド穴(48)の内側面が前記機械的な噛み合い機構(96)の外側面に周方向に接触するように前記軸方向の下端(46)を機械的に変形するステップと、
(e) 前記挿入物(42、94)と電極(34、90)との間の外周の境界面の周りで前記貴金属の挿入物(42、94)を前記電極(34、90)に不連続に溶接するステップとを備え、それによって、前記不連続な溶接は、閉じ込められたガスが前記ブラインド穴(48)から漏れることを可能にするとぎれ(84)を有する溶接部(80、106)をもたらし、
前記機械的な噛み合い機構(96)は上部(98)および下部(100)軸方向部分を有する傾斜した構成を有し、そのため、前記機械的な噛み合い機構(96)の半径は前記上部軸方向部分(98)と下部軸方向部分(100)との間で徐々に変化し、
前記上部軸方向部分(98)における前記機械的な噛み合い機構(96)の半径は、前記下部軸方向部分(100)における前記機械的な噛み合い機構(96)の半径よりも大きい、方法。 - 点火装置のための電極アセンブリを製造する方法であって、
スパーク面(62、102、126)と、前記スパーク面(62、102、126)に隣接する側面と、前記側面に形成された機械的な噛み合い機構(60、96)とを有する貴金属の挿入物(42、94、124)を、中心電極(34、90、110、120)の端部に機械的に噛み合わせるステップと、
貴金属の挿入物(42、94、124)と中心電極(34、90、110、120)との間の周囲面の境界の周りで貴金属の挿入物(42、94、124)を中心電極(34、90、110、120)に溶接するステップと、
貴金属の挿入物(42、94、124)と中心電極(34、90、110、120)との間に位置する閉じ込められたガス用の通気口(84、116、122)を設けるステップとを備え、
前記設けるステップは、前記ブラインド穴(48)から前記電極アセンブリ(110、120)の外面に通気穴(116、122)を設けるステップをさらに備える、方法。 - 点火装置のための電極アセンブリを製造する方法であって、
スパーク面(62、102、126)と、前記スパーク面(62、102、126)に隣接する側面と、前記側面に形成された機械的な噛み合い機構(96)とを有する貴金属の挿入物(42、94、124)を、中心電極(34、90、110、120)の軸方向の下端に、前記貴金属の挿入物の前記軸方向の上端の上に空間が形成されるように、機械的に噛み合わせるステップと、
貴金属の挿入物(42、94、124)と中心電極(34、90、110、120)との間の周囲面の境界の周りで貴金属の挿入物(42、94、124)を中心電極(34、90、110、120)に溶接するステップと、
貴金属の挿入物(42、94、124)と中心電極(34、90、110、120)との間に位置する閉じ込められたガス用の通気口(84、116、122)を設けるステップとを備え、
前記溶接するステップおよび設けるステップはともに、少なくとも1つの溶接部のとぎれ(84)を有する外周溶接部(80、106)が形成されるように、前記貴金属の挿入物(42、94)を前記電極(34、90)に不連続に溶接するステップを備え、
前記機械的な噛み合い機構(96)は上部(98)および下部(100)軸方向部分を有する傾斜した構成を有し、そのため、前記機械的な噛み合い機構(96)の半径は前記上部軸方向部分(98)と下部軸方向部分(100)との間で徐々に変化し、
前記上部軸方向部分(98)における前記機械的な噛み合い機構(96)の半径は、前記下部軸方向部分(100)における前記機械的な噛み合い機構(96)の半径よりも大きい、方法。
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