JP5066348B2 - ラミネート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュール等の被ラミネート体を製造するためのラミネート装置に関するものである。
従来の太陽電池モジュールを製造するためのラミネート装置としては、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3などの公報に記載された公知例がある。これらのラミネート装置としては、上下にチャンバを備えたものが使用されている。上チャンバは、下方に向けて膨張自在なダイヤフラムを有し、下チャンバは、内部に発熱板を有し、上下のチャンバはヒンジ結合し、上チャンバが下チャンバの蓋のようになっている。
このラミネート装置の使用方法は、以下の通りである。まず、上チャンバを開いた状態で、搬送ベルト上に被加工物を載せて搬送し、前記下チャンバに設けられた発熱板上に、被加工物を載置する。被加工物としての太陽電池モジュールは、最下層がガラス板で、その上にシート状の充填材、太陽電池セル、シート状の充填材と順次積層し、最上層にシート状の裏面材を配した構成である。上チャンバを下チャンバに重ねて上下のチャンバ内部を減圧し、被加工物を加熱する。その後、上チャンバのみに大気を導入することにより、ダイヤフラムを膨張させ、被加工物としての太陽電池モジュールを発熱板の上面とダイヤフラムとの間で挟圧する。発熱板の熱により充填材が溶融し、架橋反応を起こして硬化しラミネート加工がされる。
上記工程において、上チャンバと下チャンバを重ねて内部を減圧するのは、太陽電池内に気泡を残存させないことを目的としたものである。太陽電池に気泡が残されたままの状態だと、太陽光にさらされたとき、温度が上昇し、気泡が膨張して劣化が早まるからである。
また、太陽電池モジュールは発熱板により加熱されるが、発熱板の温度は設定温度に制御されているので、所定の時間が経過すると、被加工物は発熱板の温度とほぼ同一となる。そこで、発熱板の設定温度を充填材の融点より高く設定しておくことにより、充填材を溶融できることになる。また、上チャンバのダイヤフラムにのみ大気を導入することにより、ダイヤフラムを膨張させ、被加工物を発熱板に押し付けて一体に接合することができる。接合後、下チャンバを大気圧に戻すことで、蓋を開くことができ、被加工物を取り出せるようになっている。
一方、充填材としては、通常、EVA樹脂(エチレンビニルアセテート)などが使用されている。EVA樹脂は80〜100℃程度で溶融するので、ラミネート装置においては、前記80〜100℃以上の温度でEVA樹脂を溶融させて、プレス接合させている。
ところで、以上のようなラミネート加工において使用される充填材は、シート状に形成され、そのサイズが、被加工物のサイズより数mm程度大きく形成されている。これは、ラミネート加工される太陽電池モジュール端面でのシール性を確保するためである。太陽電池モジュールを製造する場合、発熱板の上で被加工物を加熱した際に、充填材であるEVAが流れ出し、ダイヤフラムや搬送ベルトなどに付着するといった問題を生じている。そして、ダイヤフラムや搬送ベルトなどに付着したEVAは、たとえ、直径がわずか1mm程度の大きさであっても、次にラミネートされる太陽電池モジュールに付着すると、薄く引き延ばされてカバーガラスに転写して汚したり、裏面材を凹ませたりする。また、より大きな付着物の場合は、裏面材を押すことによって太陽電池セルを割ることがあり、トラブルの原因となり、ラミネート品質に悪影響を与える。
そこで従来は、上下のチャンバ間に搬入した太陽電池モジュールの上にシリコン含浸のガラスクロスシートなどからなる剥離シートを被せることにより、太陽電池モジュールから溶け出したEVAがダイヤフラムに付着しないようにしている。また、搬送ベルトの表面も、付着物を取りやすくするために、シリコンをコーティングしている。このような剥離シートをかぶせる作業や剥離シートや搬送ベルトに付着したEVAを除去する作業は作業員の手によって行われており、作業負担を増す原因となっていた。
このような問題を解決するものとして、特許文献2では、剥離シートの両端に巻取用の回転ローラを設け、両側の回転ローラを交互に回転することによって、被加工物とダイヤフラムとの間に剥離シートを送り込んだり、回収したりすることができるようにしている。なお、ラミネート装置の構造上の問題から、剥離シートを、エンドレス方式にすることが難しく、このような両端に巻取ローラを設けた巻き取り方式が採用されている。
そして、上下のチャンバに被加工物を送り込む搬入側(搬送方向の上流側)に、剥離シートに付着した充填材などの付着物を除去する付着物除去手段を設けている。このような構成によって、EVAなどの付着物が、ダイヤフラムシートなどに付着することを、作業負担を増やすことなく防止できる。
特開平9−141743号公報 特開平11−204811号公報 実用新案登録第3037201号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載のラミネート装置は、次のような問題がある。剥離シートに付着した付着物の除去手段を、被加工物の搬送方向の上流側に設けているので、付着物除去手段で掻き落とした付着物が次にラミネート加工を受ける被加工物の上に落下する。そして、そのままラミネート加工されてしまうと不良品になる。一方、搬送ベルトにも付着物が付着するが、ここには付着物を除去する装置がない。
また、付着物除去手段としてはブラシローラを使用しているが、このブラシローラは、剥離シートの片面にしか設けられていない。この片面は、直接付着物が付着する面であるから、この面にある付着物を全て掻き落とせれば問題はない。しかし、若干の付着物が残ることがあり、この付着物が巻取ローラで巻き取られたとき、剥離シートの裏面に付着することが起こる。剥離シートの裏面は、直接ダイヤフラムに接触するので、付着物がダイヤフラムに付着することになる。ダイヤフラムは伸縮性ゴム素材からなるもので、EVAの付着物が付着すると、プレス時の均一なダイヤフラムの変形を妨げる。さらにEVAの付着物の付着部分が溶融して固化するため、プレスを繰り返すうちにダイヤフラムが損傷し易くなる。また、ダイヤフラムに付着したEVAに剥離シートが粘着することによる剥離シートの円滑な進退走行を妨げるという問題がある。
一方、ヒータとして、電気ヒータを使用すれば、搬送ベルトをエンドレス構造にすることができる。また、電気ヒータは温度制御を容易に、かつ、正確に行うことができる。しかし、反面、温度分布のバラツキが大きく、±5℃程度の温度差が生じる。温度分布にバラつきがあると、充填材の溶融状態が均一にならず、溶融した充填材の中に気泡が生じるという問題がある。
これに対し、ヒータにオイルヒータを使用すると、温度分布をほぼ均等にすることができる。ただし、ヒータをオイルヒータとすると、フレームの内部側に補機類が配置されるので、搬送ベルトはエンドレス構造を採用できなくなり、順送り・逆送りする往復走行方式となる。そして、搬送ベルトの表面に付着したEVAの付着物は、次の被加工物に付着し、被加工物を汚す原因となる。また、往復走行方式だと、搬送ベルトを被加工物の搬入側と搬出側との間で巻き取るので、搬送ベルトが巻き取られたときに付着物が搬送ベルトの裏面に移動し、つぎの被加工物をラミネート加工するときに、付着物がヒータに付着してヒータの機能を低下させる。また、付着物が搬送ベルトの裏面に転写されると、被加工物がラミネートする際にヒータから浮き上がってしまったり、搬送ベルトとヒータが充填材により接着されてしまい搬送ベルトが走行できなくなるという問題が発生する。
本発明は、これらの問題の解決を図ったもので、剥離シートから掻き落とされた付着物が次の被加工物に付着しないラミネート装置を提供することを第1の目的としている。また、搬送ベルトに付着した付着物を除去できるベルト清掃手段を備えたラミネート装置を提供することを第2の目的としている。また、第1、第2の目的に併せて、剥離シート又は搬送ベルトの裏面に付着した付着物を取り除くことができるラミネート装置を提供することを目的としている。
上記の第1の目的を達成するために本発明のラミネート装置は、被加工物を上側に設けられたダイヤフラムと下側に設けられたヒータを備えたラミネート部に送り込み、前記ダイヤフラムと前記被加工物との間に剥離シートを介在させて前記ダイヤフラムとヒータとで前記被加工物内部の充填材を融解させながら被加工物を挟圧してラミネート加工を行うラミネート装置であって、前記剥離シートを、ラミネート加工を行うラミネート位置と該ラミネート位置から前記被加工物の搬送方向下流側に外れた待機位置との間で往復移動する剥離シート移動手段を設け、前記ラミネート部から外れた搬送方向の下流側の位置に、前記剥離シートに付着した付着物を除去する付着物除去手段を設け、前記付着物除去手段と前記ラミネート部との間に、冷却ノズルを設けたことを特徴としている。

前記付着物除去手段が、前記剥離シートの両面側に設けられたブラシローラである構成としたり、前記ブラシローラと剥離シートの接触圧は、ブラシローラを支持したアジャスタの進退によって調節する構成としたり、前記付着物除去手段が、前記剥離シートから除去された付着物を受ける付着物受具を有する構成としたり、前記付着物除去手段と前記ラミネート部との間に、冷却ノズルを設けた構成としたり、前記剥離シートが前記ラミネート位置から移動して前記付着物除去手段を通過した後方の位置に粘着ローラを設けた構成としたり、前記付着物除去手段の近傍に、吸引手段を設けた構成としたり、前記付着物除去手段が、前記剥離シートが傾斜している部分に設けられている構成としたり、前記被加工物が搬送ベルトにより前記ヒータ上に搬送され、前記搬送ベルトの前記ヒータから外れた位置に、前記搬送ベルトに付着した付着物を除去するベルト清掃手段を設けた構成とすることができる。
または、本発明の第2の目的を達成するために、本発明のラミネート装置は、被加工物をダイヤフラムとヒータを備えたラミネート部に送り込み、被加工物を前記ダイヤフラムとヒータとで前記被加工物内部の充填材を融解させながら被加工物を挟圧してラミネート加工を行うラミネート装置であって、前記搬送ベルトが、ラミネート加工を行うラミネート位置と該ラミネート位置から前記被加工物の搬送方向下流側に外れた搬出位置との間で往復移動する搬送ベルト移動手段を設け、前記ラミネート部から外れた位置に、前記搬送ベルトに付着した付着物を除去するベルト清掃手段を設けたことを特徴としている。
前記ベルト清掃手段が、前記搬送ベルトの両面側に設けられたブラシローラである構成としたり、前記ブラシローラと搬送ベルトの接触圧は、ブラシローラを支持したアジャスタの進退によって調節する構成としたり、前記ベルト清掃手段が、前記搬送ベルトから除去された付着物を受ける付着物受具を有する構成としたり、前記ベルト清掃手段と前記ラミネート部との間に、冷却ノズルを設けた構成としたり、前記搬送ベルトが前記ラミネート部から移動して前記ベルト清掃手段を通過した後方の位置に粘着ローラを設けた構成としたり、前記ベルト清掃手段の近傍に、吸引手段を設けた構成としたり、前記ベルト清掃手段が、前記搬送ベルトが傾斜している部分に設けられている構成とすることができる。
被加工物は、ラミネート部において、一方の面が、剥離シートを介してダイヤフラムに押圧され、他方の面は搬送ベルトを介してヒータに押圧され、ヒータの熱を受ける。これによって、内部の充填材が溶融してラミネート加工がされる。充填材が溶融したとき、一部が被加工物の外に流れ出し、剥離シートや搬送ベルトに付着する。本発明によれば、このような充填材が溶融して剥離シート上に付いた付着物を、搬送方向の下流側に設けられた付着物除去手段で掻き落とすことができる。また、下流側で掻き落とすので、搬送方向の上流側に待機している次の被加工物上に掻き落とされた付着物が落下することがない。
また、搬送ベルトに付着した付着物は、ラミネート部から外れた位置に設けられたベルト清掃手段で除去することができる。搬送ベルトは被加工物の下にあり、搬送ベルトから掻き落とされた付着物が次の被加工物の上に落下することがないので、ベルト清掃手段は、ヒータの上流側でも下流側でもよい。
付着物除去手段或いはベルト清掃手段がブラシローラであって、剥離シート又は搬送ベルトの両面側に設けられた構成とすることで、剥離シートや搬送ベルトの裏面に付着した付着物も取り除くことができる。
付着物受具を設けることで、付着物除去手段やベルト清掃手段が掻き落とした付着物が、再度剥離シートや搬送ベルトに付着することを防止することができる。
剥離シート又は搬送ベルトが、付着物除去手段或いは搬送ベルト清掃手段に進入する手前に冷却ノズルを設けることで、付着物を固化させて、付着物除去手段或いは搬送ベルト清掃手段で掻き落とし易くすることができる。更に、冷却ノズルを剥離シート下面に向けることにより、ラミネート後の被加工物を容易に剥離シートから分離することができる。
付着物除去手段又はベルト清掃手段に、粘着ローラを付加することで、残存する少量の付着物も取り除くことができる。付着物除去手段又はベルト清掃手段に、吸引手段を付加することで、残存する付着物を取り除くことができる。
付着物除去手段又はベルト清掃手段を、剥離シート又は搬送ベルトが傾斜する部分に設けると、剥離シート又は搬送ベルトから付着物を掻き落とし易くなる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のラミネート装置の第1実施例の構成を示す図である。同図に示すラミネート装置100の右側には、供給コンベア200があり、左側には、搬出コンベア300がある。供給コンベア200は、これからラミネート処理をする被加工物10としての太陽電池モジュールをラミネート装置100に供給するものであり、搬出コンベア300は、ラミネート処理がされた被加工物10を搬出するものである。
そして、これら供給コンベア200、ラミネート装置100及び搬出コンベア300の順に受け渡しながら、図1の左向きに被加工物10を搬送する。ラミネート装置100には、被加工物10を供給コンベア200から受け取り、搬出コンベア300に渡すための搬送ベルト130が設けられている。
搬送ベルト130は、前述したように、ヒータ122(図3)を電気ヒータにすると、エンドレスにすることが可能となる。しかし、電気ヒータは温度差が生じるという問題があるので、この実施例ではヒータ122として温度分布の殆ど生じないオイルヒータを使用している。オイルヒータを使用する場合には、前述したように、補機類を下ケース120の下部に配置することから搬送ベルト130をエンドレスにするのが困難となり、図1に示すような往復巻き取り方式としている。
すなわち、搬送ベルト130は、搬送方向の上流側に中間ローラ133と巻取ローラ131とを有し、下流側に中間ローラ134と巻取ローラ132を有する。これらの巻取ローラ131,132で搬送ベルト移動手段を構成している。搬送ベルト130の直線部分は、下ケース120の上を通っており、両側の中間ローラ133,134で垂直下方に折れ曲がっている。
下流側の巻取ローラ132が巻き取りのための回転をすると搬送ベルト130は実線の矢印方向に移動し、ラミネート部101にてラミネート加工された被加工物10を搬出コンベア300に渡す。下流側の巻取ローラ132が巻き取りを完了した位置を搬出位置とする。その後上流側の巻取ローラ131が巻き取りのための回転をすると、搬送ベルト130は、点線の矢印方向に移動し、巻取ローラ131が巻き取りを完了した位置で、供給コンベア200から被加工物10を受け取る状態に戻る。次に下流側の巻取ローラ132が巻き取りのための回転をすると搬送ベルト130は実線の矢印方向に移動し、供給コンベア200から次の被加工物10がラミネート位置に搬入され、搬送ベルト130は停止する。
ラミネート装置100は、上ケース110と下ケース120とを有している。上ケース110は、下ケース120にヒンジまたは昇降装置を介して結合され、上ケース110が下ケース120の蓋のようになっている。蓋を閉じることで、上ケース110は下ケース120に密着し、蓋を開くことで離反して開放される。
被加工物10とダイヤフラム112(図3)との間には、従来例で説明したのと同様な剥離シート140が配置されている。剥離シート140は搬送ベルト130と同様の往復巻取式で、搬送方向の上流側に中間ローラ143と巻取ローラ141とを有し、下流側に中間ローラ144と巻取ローラ142を有する。これらの巻取ローラ141,142で剥離シート移動手段を構成している。剥離シート140の直線部分は、ダイヤフラム112の下を通っており、中間ローラ143,144のところで垂直上方に立ち上がっている。
巻取ローラ142が回転して剥離シート140が実線の矢印方向に巻き取られる場合は、ブラシローラ151も実線の矢印方向に回転する。巻取ローラ141が回転して剥離シート140が点線の矢印方向に巻き取られる場合は、ブラシローラ151も点線の矢印方向に回転する。このような回転により、ブラシと剥離シート140の接触する位置では、双方の進行方向が逆方向になり、ブラシが掻き落とす相対速度を早くして掻き落としを効果的に行えるようにしている。
上流側の巻取ローラ141を回転して剥離シート140を巻き取ると、剥離シート140は点線の矢印方向に移動するが、巻き取りが完了した位置を、被加工物10を挟圧してラミネート加工をするラミネート位置とする。そして、この位置から、下流側の巻取ローラ142を巻き取り方向に回転すると、剥離シート140は実線の矢印に示す方向に移動し、被加工物10を押圧していた部分が、下流側の巻取ローラ142に巻き取られるが、巻き取りが完了した位置を待機位置とする。
図2は、被加工物10としての太陽電池モジュールの構造を示す断面図である。太陽電池モジュールは、図示のように、下側に配置された透明なカバーガラス11と上側に配置された裏面材12の間に,充填材13,14を介してストリング15をサンドイッチした構成を有する。裏面材12は例えばポリエチレン樹脂などの透明な材料が使用される。充填材13,14には例えばEVA(エチレンビニルアセテート)樹脂などが使用される。ストリング15は,電極16,17の間に,太陽電池セル18を、リード線19を介して接続した構成である。
図3は、ラミネート部101を示す断面図である。上ケース110の内部を水平に仕切るようにしてダイヤフラム112が装着されており、このダイヤフラム112と上ケース110の内壁面で囲まれた空間が上チャンバ113となっている。ダイヤフラム112は、フッ素系のゴムなどの耐熱性のあるゴムなどを使用している。また、上ケース110の上面には上チャンバ113に連通する吸排気口114が設けられており、この吸排気口114を図示しない真空ポンプに接続して上チャンバ113内を真空引きしたり、外気と接続して上チャンバ113内に大気圧を導入したりできるようになっている。
下ケース120の内部空間としての下チャンバ121内には板状のヒータ122が配置されている。前述したように、この実施例のヒータはオイルヒータを使用している。ヒータ122は、図3又は図4に示すとおり下チャンバ121の底部からサポート体などで支持されている。
下ケース120の下面には下チャンバ121に連通するようにして吸排気口123が設けられている。下チャンバ121は、上方を上ケース110により封止され、吸排気口123から下チャンバ121内を真空引きしたり、この吸排気口123から下チャンバ121内に大気圧を導入したりできるように構成されている。
被加工物10のラミネート加工は、次のようにして行われる。まず、予め巻取ローラ141を回転して剥離シート140を図1の点線に示す方向に巻き取り、ラミネート位置に移動しておく。また、巻取ローラ131が搬送ベルト130を図1の点線に示す方向に巻き取っておく。次に巻取ローラ132が搬送ベルト130を巻き取りながら被加工物10を搬送し、ラミネート位置に達すると停止する。上ケース110を閉じて下ケース120上に重ね、吸排気口114,123を真空ポンプにつなぎ、上チャンバ113と下チャンバ121内の空間を減圧する。また、ヒータ122を加熱し、搬送ベルト130を通して被加工物10に圧接させる。所定の真空度に達し、ヒータ122が所定の温度に達したら、上チャンバ113内に大気を導入する。
図4に示すように、ダイヤフラム112は下方に膨らみ、剥離シート140を介して被加工物10をヒータ122に強く押しつける。被加工物10はヒータ122により加熱され、被加工物10内の充填材13,14が溶融して架橋反応を起こし、硬化する。
充填材13,14が硬化を完了してラミネート加工が完了したら、下チャンバ121内に大気を導入し、大気圧にして上ケース110を開く。巻取ローラ132が搬送ベルト130を巻き取ることで被加工物10は図1の左方に進み、搬出位置に達して搬出コンベア300に載って搬出される。次に、上流側の巻取ローラ131が搬送ベルト130を巻き取る。巻き取りが完了したら供給コンベア200から次の被加工物10を受け取り、上記を繰り返す。
剥離シート140は、ラミネート加工が完了したら、搬送ベルト130の動きに合わせて巻取ローラ142により巻き取られ、待機位置に移動する。ラミネート加工の終了した被加工物10が搬出コンベア300に移送された後、上流側の巻取ローラ131が搬送ベルト130を巻き取るのに合わせて巻取ローラ141を回転し、ラミネート位置に戻って次の被加工物10のラミネート加工のために待機する。
充填材13,14がラミネート装置100で加熱され溶融したとき、その一部が裏面材12の周囲から剥離シート140に流れ出して付着する。付着したまま放置すると、次の被加工物10に付着し、その付着物により裏面材12に凹みを発生させたり、裏面材12を押すことによる太陽電池セル18の割れなどの原因となり、ラミネート品質に悪影響を与える。
また、剥離シート140が巻取ローラ142で巻き取られ、待機位置に移動したとき、付着物の一部が剥離シート140の裏面に付着する。そして、つぎに剥離シート140がラミネート位置に戻ったとき、この付着物は、溶融してダイヤフラム112に付着することになる。
ダイヤフラム112は伸縮性ゴム素材からなるもので、EVAの付着物が付着すると、プレス時の均一なダイヤフラム112の変形を妨げる。さらにEVAの付着物の付着部分が固化するため、プレスを繰り返すうちにダイヤフラム112が損傷し易くなる。また、ダイヤフラムに付着したEVAに剥離シートが粘着すると、剥離シート140の円滑な進退走行を妨げる。
そこで、本発明は、被加工物10が搬送される下流側の上ケース110と巻取ローラ142との間に、付着物除去手段150を設けた。付着物除去手段150は、剥離シート140の表面側に設けられたブラシローラ151と、剥離シート140の裏面側に設けられたシート受け152と、ブラシローラ151の下方に設けられた付着物受具153とを有する。ブラシローラ151は、支持アーム151aに支持され、モータにより実線と点線で示す矢印の両方向に回転可能である。ブラシローラ151と剥離シート140との接触圧はエアーシリンダなどのアジャスタ151bがブラシローラ151をシート受け152に押圧する力で調整する。
一方、搬送ベルト130にも、充填材13,14の溶融した一部が付着するので、ベルト清掃手段160を取り付けている。ベルト清掃手段160は、付着物除去手段150とほぼ同じ構成のもので、搬送ベルト130の表面の付着物を掻き落とすブラシローラ161と、搬送ベルト130の裏面側に設けられたベルト受け162と、ブラシローラ161の下方に設けられた付着物受具163とを有する。ブラシローラ161は、支持アーム161aに支持され、モータにより実線と点線で示す矢印の両方向に回転可能である。ブラシローラ161と搬送ベルト130との接触圧はエアーシリンダなどのアジャスタ161bがブラシローラ161をベルト受け162に押圧する力で調整する。
巻取ローラ132が回転して搬送ベルト130が実線の矢印方向に巻き取られる場合は、ブラシローラ161も実線の矢印方向に回転する。巻取ローラ131が回転して搬送ベルト130が点線の矢印方向に巻き取られる場合は、ブラシローラ161も点線の矢印方向に回転する。このような回転により、ブラシと搬送ベルト130の接触する位置では、双方の進行方向が逆方向になり、ブラシが掻き落とす相対速度を早くして掻き落としを効果的に行えるようにしている。ブラシローラ161が掻き落とした付着物は、付着物受具163により回収される。
ラミネート加工が完了すると、上下のケース110,120が開き、搬送ベルト130の巻取ローラ132が回転して搬送ベルト130は実線の矢印方向に進み、被加工物10は、搬出コンベア300に移され、ラミネート装置100の外に排出される。同時に剥離シート140の巻取ローラ142も回転して剥離シート140を実線の矢印方向に移動させる。付着物除去手段150のブラシローラ151と、ベルト清掃手段160のブラシローラ161が実線の矢印方向に回転して付着しているEVAの付着物を掻き落とす。
ブラシローラ151,161で掻き落とされた付着物は、再度剥離シート140や搬送ベルト130に付着することがないように、付着物受具153,163に回収される。付着物受具153の先端をスクレーパ153aにすると、このスクレーパ153aでも付着物を掻き落とすことができる。
本発明では、付着物除去手段150を上ケース110の、搬送方向の下流側に配置している。したがって、掻き落とされた付着物が付着物受具153に回収されずに、たとえ下方に落下しても、ラミネートの完了した被加工物10に落ちるだけなので、簡単に払い落とすことができ、品質低下を生じることがない。
なお、剥離シート140の付着物除去手段150は、ラミネート装置100の下流側に設けているが、これは、剥離シート140が上方にあり、掻き落とした付着物が落下したとき、ラミネート加工前の被加工物10上に落下する可能性があるからである。これに対し、搬送ベルト130には、このような問題がないので、ベルト清掃手段160は上流側に設けてもよい。
図5は、本発明のラミネート装置の第2実施例を示す図である。ここでは、付着物除去手段150のブラシローラ151と、ベルト清掃手段160のブラシローラ161とを、それぞれ巻取ローラ142,132とに対向する位置に設けている。これによって、シート受け152やベルト受け162を省略することができる。また、ブラシローラ151,161による掻き落としが、巻取ローラ142,132の曲面上で行われるので、付着物を剥離させ易いという特徴がある。
図6は、本発明のラミネート装置の第3実施例を示す図である。第1、第2実施例のように、剥離シート140や搬送ベルト130の表面だけにブラシローラ151,161を設けた場合、付着している付着物を完全に除去できずに、一部が残る場合がある。付着物が残ったままで、剥離シート140や搬送ベルト130を巻取ローラ132,142で巻き取ると、残った付着物が裏面に移行する原因となる。
裏面に移行した付着物は、次の被加工物10をラミネート加工する際に、ダイヤフラム112やヒータ122に付着する。剥離シート140の裏面に付着したものは、前述したように、ダイヤフラム112に付着してダイヤフラム112を変形させるなどの損傷を与えたり、製品を汚すなどの問題を起こす。また、搬送ベルト130の裏面に付着物が付着すると、被加工物10がラミネートする際にヒータ122から浮き上がってしまったり、搬送ベルト130とヒータ122が充填材13,14により接着されてしまい搬送ベルト130が走行できなくなる。そこで、この実施例では、ブラシローラ151と161を剥離シート140及び搬送ベルト130の表裏両面に設けている。表裏両面に設けることで、裏面の付着物も掻き落とすことができるようになる。また、付着物受具153,163も表裏両面にまたがるように設けている。付着物受具153,163の中央の部分をスクレーパ153a,163aとすることで、付着物の剥離を良くすることができる。
図7は本発明のラミネート装置の第4実施例を示す図である。充填材13,14の付着物は、ラミネート装置100で加熱されるので、付着物除去手段150のブラシローラ151に達したとき、固化していないことがある。固化していないと、ブラシローラ151で擦っても、剥落しない。そこで、この実施例では、剥離シート140の付着物除去手段150に侵入する前の位置、すなわち、付着物除去手段150とラミネート部101との間に冷却ノズル170を設けている。この冷却ノズル170で付着物Wに空気を吹きかけることで、付着物Wは冷却されて固化が促進され、ブラシローラ151の位置で掻き落とし易くなる。冷却ノズル170を剥離シート140と被加工物10とが離れる位置、すなわち、中間ローラ144の近くに設けると、剥離シート140と被加工物10の離反性も良くなるという効果も発現する。なお、図7の実施例では、搬送ベルト130のベルト清掃手段160には冷却ノズルがないが、必要に応じてベルト清掃手段160とラミネート部101との間に設けてもよい。
図8は、本発明のラミネート装置の第5実施例を示す図である。この実施例では、剥離シート140の巻取ローラ142を左方にずらし、剥離シート140を傾斜させて巻き取るようにしている。また、搬送ベルト130の巻取ローラ132を右にずらし、搬送ベルト130を傾斜させて巻き取っている。このように傾斜させることによって、付着物が剥離しやすくなる。
なお、本発明の実施例では、搬送ベルト130を巻き取り式のものとしているが、ヒータ122を電気式にした場合など、搬送ベルト130をエンドレスベルトにすることもできる。その場合、搬送ベルトの裏面に充填材が付着することはないが、表面には付着する。そのため、表面だけのベルト清掃手段は必要となる。
本発明の実施例では、ブラシローラ151,161は、剥離シート140又は搬送ベルト130の搬送方向に沿って1つだけであるが、2本以上を搬送方向に沿って配置してもよい。ブラシローラ151,161を2本並べて設ける場合には、ブラシの硬度に差を付けたものを用いるとよい。例えば1個目のブラシに付着物Wの引き起しをさせ、2個目のブラシで引き起された付着物Wを掻き落とす作用をさせれば、除去効率がより高まる。また、図示しないが搬送ベルト130のブラシローラ161を中間ローラ133と巻取ローラ131との間に配置することもできる。ここにブラシローラ161を設けると、搬送ベルト130の巻戻し走行時、又は、ラミネート工程に入る前に搬送面を清浄できる。
なお、本発明においては、図示しないが、ブラシローラ151,161の下流側、すなわち、搬送ベルト130及び剥離シート140がラミネート位置から移動して付着物除去手段150又はベルト清掃手段160を通過した後方の位置に、搬送ベルト130の搬送面や剥離シート140の表面側に接する粘着ローラを設けてもよい。粘着ローラとしては、粘着性のゴムを金属製などのローラ外面に巻き付けたもの、或は、長尺の粘着性シートをローラに巻き付けたものがある。
なお、粘着ローラは、ブラシローラ151,161の支持アーム151a,161aを上方へ延長してそこに設けたり、別の支持アームに設けられるようにしてもよい。勿論、支持アームを用いない構造で設けることもできる。また、粘着ローラは、進退式のアジャスタ機構を具備したものでもよい。
粘着ローラを設けると、ブラシローラ151,161で付着物Wを除去した後、ブラシローラ151,161では落せなかった微細な付着物を粘着ローラにより除去することができる。
本発明では、ブラシローラ151,161の近傍に、付着物受け用の付着物受具153,163と一緒に、又は、これとは別に、図示しない吸引手段としての吸引ダクトを設け、この吸引ダクトに集塵機を接続した構成を採ってもよい。ブラシローラ151,161により、付着物Wを掻き落とすと、その落とされた付着物が、ブラシローラ151,161の回転により飛散する。この飛散で付着物Wが再び搬送ベルト130に付着してしまう場合がある。これを避けるために吸引ダクトを設け、集塵機によって飛散する付着物Wを吸い込み、剥離シート140や搬送ベルト130に再付着することを防止できる。
また、ブラシローラ151,161に対してもブラシローラ用のスクレーパを当てる構造を採り、ブラシローラ151,161に掻き落とした付着物Wがローラに巻きついたり、ローラ表面に付着することを防止するようにしてもよい。
本発明のラミネート装置の第1実施例の構成を示す図である。 被加工物としての太陽電池モジュールの構造を示す断面図である。 ラミネート装置のラミネート部を示す断面図である。 図3の装置で、ラミネート加工をする状態を示す図である。 本発明のラミネート装置の第2実施例を示す図である。 本発明のラミネート装置の第3実施例を示す図である。 本発明のラミネート装置の第4実施例を示す図である。 本発明のラミネート装置の第5実施例を示す図である。
符号の説明
10 被加工物
13,14 充填材
100 ラミネート装置
101 ラミネート部
112 ダイヤフラム
122 ヒータ
130 搬送ベルト
131,132 搬送ベルト移動手段(巻取ローラ)
140 剥離シート
141,142 剥離シート移動手段(巻取ローラ)
150 付着物除去手段
151 ブラシローラ
153 付着物受具
160 ベルト清掃手段
170 冷却ノズル

Claims (9)

  1. 被加工物を上側に設けられたダイヤフラムと下側に設けられたヒータを備えたラミネート部に送り込み、前記ダイヤフラムと前記被加工物との間に剥離シートを介在させて前記ダイヤフラムとヒータとで前記被加工物内部の充填材を融解させながら被加工物を挟圧してラミネート加工を行うラミネート装置であって、前記剥離シートを、ラミネート加工を行うラミネート位置と該ラミネート位置から前記被加工物の搬送方向下流側に外れた待機位置との間で往復移動する剥離シート移動手段を設け、前記ラミネート部から外れた搬送方向の下流側の位置に、前記剥離シートに付着した付着物を除去する付着物除去手段を設け、前記付着物除去手段と前記ラミネート部との間に、冷却ノズルを設けたことを特徴とするラミネート装置。
  2. 前記付着物除去手段が、前記剥離シートの両面側に設けられたブラシローラであることを特徴とする請求項1記載のラミネート装置。
  3. 前記ブラシローラと剥離シートの接触圧は、ブラシローラを支持したアジャスタの進退によって調節することを特徴とする請求項2記載のラミネート装置。
  4. 前記ブラシローラと対向する前記剥離シートの裏面側に、シート受けを設けたことを特徴とする請求項2または3に記載のラミネート装置。
  5. 前記付着物除去手段が、前記剥離シートから除去された付着物を受ける付着物受具を有することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のラミネート装置。
  6. 前記剥離シートが前記ラミネート位置から移動して前記付着物除去手段を通過した後方の位置に粘着ローラを設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のラミネート装置。
  7. 前記付着物除去手段の近傍に、吸引手段を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のラミネート装置。
  8. 前記付着物除去手段が、前記剥離シートが傾斜している部分に設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のラミネート装置。
  9. 前記被加工物が搬送ベルトにより前記ヒータ上に搬送され、前記搬送ベルトの前記ヒータから外れた位置に、前記搬送ベルトに付着した付着物を除去するベルト清掃手段を設けたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のラミネート装置。
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