JP5065673B2 - 締結具 - Google Patents

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本発明は、木造建築物の骨格を構成する土台や柱などの部材同士を接合する際に使用され、一般にホゾパイプと呼ばれている締結具に関する。
住宅などの木造建築物の施工方法として広く普及している軸組工法は、基礎コンクリートを打設した後、この上に土台を水平に敷設していき、さらに土台の上に柱を直立させて建物の骨格を構成している。軸組工法は建物の強度を確保するため、土台や柱や梁などの部材同士を強固に接合する必要があり、古くから部材の端面にホゾを加工するなどの対策が講じられているが、最近では費用や作業性などに優れている各種の金物を使用する場合が多い。
前記の金物は、用途に応じて様々な形態の物が使用されているが、その中の一つにホゾパイプがある。このホゾパイプは金属製の丸棒であり、接合される二つの部材の重合する面を連通するように差し込まれる。しかしホゾパイプを部材に差し込んだだけでは、引き抜き方向への荷重に対抗できないため、部材とホゾパイプとを貫通するドリフトピンを打ち込んでいる。そのためホゾパイプには、その側面を貫通する横孔が複数個形成されている。なお土台と柱とをホゾパイプで接合する状態例を図5に示す。またホゾパイプに関する技術開発の例としては、下記特許文献が挙げられる。
特開2000−204676号公報
木造建築物に限らず通常の建物は、施工性や間取りなどを考慮して、部屋の区画は矩形状であり、また建物の縁部は、直交する二直線方向に沿っている。しかし都市部などで敷地に制約がある場合、やむを得ず、台形状などの変則的な建て方をすることがある。この場合、一部の部材だけを斜方向に配置することになるが、軸組工法は、柱などの各部材を平行または直角に配置することを原則としており、斜方向に配置された部材を他の部材に接合する際は、汎用の金物の使用が難しく、特別な作業や部品が必要になり、施工時の費用や時間が増加しやすい。
通常のホゾパイプは、土台や柱などが互いに平行または直角に配置されていることを前提としており、ドリフトピンを打ち込むための横孔も、同一方向または互いに直交する方向に形成されている。しかし敷地の都合などで一部の部材を斜方向に配置する場合、図5の中の二点鎖線で示すように、接合される二部材の側面が平行ではなく交角を有することがある。その際、ドリフトピンを打ち込むため部材に加工されるピン孔は、交角に応じて斜方向に形成する必要があり、作業性が悪く精度の確保も難しい。これを解消するには、両部材の交角に応じた方向に横孔が形成されているホゾパイプを使用すればよいが、汎用性がなく費用の増大は避けられない。
本発明はこうした実情を基に開発されたもので、接合される二部材の側面が平行に揃っていない場合でも、従来のホゾパイプと同様な要領で施工可能な締結具の提供を目的としている。
前記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、第一部材と第二部材との重合部分を連通する軸穴に埋め込まれ、ドリフトピンを介して各部材と一体化する締結具であり、第一部材の軸穴に埋め込まれ且つドリフトピンを挿通するための横孔が形成されている円断面の第一シャフトと、第二部材の軸穴に埋め込まれ且つドリフトピンを挿通するための横孔が形成されている円断面の第二シャフトと、で構成され、前記第一シャフトと前記第二シャフトは、中空状の第二シャフトの一端面に位置して通し孔を有する底板と、第一シャフトの一端面に形成されている雌ネジと、第二シャフトの通し孔を経て雌ネジに螺合するボルトと、からなる結合手段によって周方向に回転可能に連結していることを特徴とする締結具である。
ここで第一部材および第二部材は、本発明による締結具で一体化される二つの部材を区別するため、便宜上付与した名称であり、いずれも土台や柱や梁など、軸組工法において骨格となる棒状の部材を指しており、使用箇所やその配置などは何らの限定もない。また第一部材と第二部材との重合形態についても、一方の部材の側面に他方の部材の端面を接触させるT字状を始めとして、実現可能であればどのような形態でもよい。
第一シャフトおよび第二シャフトは、従来のホゾパイプ本体に相当するもので、本発明ではこれを二分割しており、その一方を第一シャフト、他方を第二シャフトとしており、それぞれの長さは異なっていてもよいが、直径は同一であることが好ましい。また従来と同様、各シャフトには、ドリフトピンを打ち込むための横孔が形成されている。なお各シャフトとも、必ずしも中実である必要はなく、強度などの問題がなければ中空でもよい。
軸穴は、シャフトを埋め込むため、双方の部材の重合部分を連通するように同心で加工されるもので、このうち第一部材側の軸穴には、第一シャフトが埋め込まれて、第二部材側の軸穴には、第二シャフトが埋め込まれる。しかし両シャフトの境界は、必ずしも両部材の境界に一致している必要はない。また当然ながら、軸穴とシャフト側面に隙間があることは好ましくなく、軸穴は精度良く加工する必要がある。
第一シャフトと第二シャフトは、中心軸を揃えてあり、さらに結合手段によって両シャフトを回動自在に一体化する。このように構成することで、第一シャフトおよび第二シャフトは、横孔の位相をシャフト毎に調整可能であり、第一部材と第二部材の側面が揃わず交角がある場合でも、これに応じてシャフトの位相を調整して、ドリフトピンを打ち込むことができる。
両シャフトを回動自在に一体化する結合手段は、中空状の第二シャフトの一端面に位置して通し孔を有する底板と、第一シャフトの一端面に形成されている雌ネジと、第二シャフトの通し孔を経て雌ネジに螺合するボルトと、で構成されている。
本発明では、結合手段の一要素としてボルトを使用しているが、このボルトは、第二シャフトから第一シャフトに向けて差し込まれる。そのため第二シャフトは、内部にボルトを差し込めるよう中空になっており、さらに第一シャフト側の端面は、ボルトのネジ部だけを通過させて頭部を係止できるよう、中心に通し孔が開いている底板で塞がれている。また対向する第一シャフトの端面には、このボルトのネジ部と螺合する雌ネジが中心軸上に加工されている。そのため第一シャフトと第二シャフトの端面同士を接触させた後、第二シャフトの中にボルトを差し込んでいき、第一シャフトに螺合させることで、両シャフトは一体化する。この際、ボルトの締め付け力を調整することで、各シャフトは単独で周方向に回転できる。
請求項2記載の発明は、第一部材と第二部材との重合部分を連通する軸穴に埋め込まれ、ドリフトピンを介して各部材と一体化する締結具であり、第一部材の軸穴に埋め込まれ且つドリフトピンを挿通するための横孔が形成されている円断面の第一シャフトと、第二部材の軸穴に埋め込まれ且つドリフトピンを挿通するための横孔が形成されている円断面の第二シャフトと、で構成され、前記第一シャフトと前記第二シャフトは、中空状の第二シャフトの一端面に位置して通し孔を有する底板と、第一シャフトの一端面に形成されている雌ネジと、第二シャフトの通し孔を経て雌ネジに螺合するボルトと、該ボルトと螺合し且つ第一シャフトに圧接して配置されるナットと、からなる結合手段によって周方向に回転可能に連結していることを特徴とする締結具である。
本発明は、請求項1記載の発明と類似しているが、第一シャフトと第二シャフトとの間にナットを介在させている点が相違している。第一シャフトと第二シャフトとがボルトによって一体化した後、このナットを第一シャフトの端面に圧接するように締め上げることで、ボルトは、雌ネジから遠ざかる方向に反力を受けるため、ボルトと雌ネジとの間の摩擦が増加してボルトが不動状態になる。そのためボルトは、第二シャフトを押し付けることなく固定でき、各シャフトは円滑に回転できる。
請求項3記載の発明は、第一部材と第二部材との重合部分を連通する軸穴に埋め込まれ、ドリフトピンを介して各部材と一体化する締結具であり、第一部材の軸穴に埋め込まれ且つドリフトピンを挿通するための横孔が形成されている円断面の第一シャフトと、第二部材の軸穴に埋め込まれ且つドリフトピンを挿通するための横孔が形成されている円断面の第二シャフトと、で構成され、前記第一シャフトと前記第二シャフトは、第一シャフトの一端面に形成され側周面に環溝を備える凸部と、第二シャフトの一端面に形成され前記凸部に嵌まり込む凹部と、第二シャフトの側面から前記環溝に差し込まれる係止ピンと、からなる結合手段によって周方向に回転可能に連結していることを特徴とする締結具である。
本発明は、先の請求項に記載した発明と同様、第一シャフトと第二シャフトを用いているが、両シャフトを一体化する結合手段は、凸部と凹部と係止ピンで構成されている。凸部は第一シャフトの端面を同心円柱状に突出させたものであり、対する第二シャフトの端面には、これを受け入れる凹部が形成されている。また係止ピンは、第二シャフトの側面から第一シャフトの凸部の側面に向けて差し込まれるもので、軸線方向に作用する荷重を伝達する機能がある。そのため凸部の側面には環溝が形成されており、この中に係止ピンの先端が差し込まれる。このように構成することで、凸部と凹部との嵌合によって両シャフトが同心に揃い、しかも係止ピンによって軸線方向への移動も拘束されるが、旋回は自在である。
請求項1記載の発明のように、ホゾパイプを第一シャフトと第二シャフトとの二分割構造として、さらに双方のシャフトは、結合手段によって周方向に対して自在に回転できるように一体化することで、ドリフトピンを差し込むための横孔の位相をシャフト毎に調整できる。そのため第一部材と第二部材との側面が平行に揃っていない場合でも、一方のシャフトを旋回させて、部材の側面に対して横孔を垂直に向けることが可能であり、従来のように交角に応じてピン孔を斜方向に加工する必要がなく、作業性や精度に優れている。しかも第一シャフトと第二シャフトは、それぞれが自在に旋回できるため、どのような交角でも問題なく対応でき、汎用性が高く量産が可能であり、費用の増加も抑制できる。
加えて、ボルトを用いて第一シャフトと第二シャフトとを結合することで、簡単な構造で所定の機能を発揮することが可能で、しかも製造費用を抑制しやすい。また請求項2記載の発明のように、結合部材としてボルトとナットを用いて第一シャフトと第二シャフトとを結合することで、ナットをボルトに螺合させた後、ボルトを雌ネジに螺合させてから、ナットを第一シャフトの端面に押し付けるように締め上げることで、ボルトが不動状態で固定される。そのため第二シャフトは、ボルトによって締め付けられることがなく、各シャフトは自在に回転可能であり、ドリフトピンを打ち込むための角度調整が容易に実現する。また請求項3記載の発明のように、第一部材に形成された凸部と第二部材に形成された凹部とを嵌め合わせて、係止ピンによって軸方向への移動を拘束することで、シャフトの角度調整が容易であり、しかも軸方向への引張荷重も確実に伝達できる。
図1は、本発明による締結具30の使用例を示す斜視図である。直線状に延びる基礎コンクリートFの上に第一部材11(土台)が敷設されており、この第一部材11の上面に第二部材21(柱)を直立させる場合、通常であれば第一部材11と第二部材21の側面が平行に揃うように据え付けるのが一般的だが、この図では第一部材11の側面に対して第二部材21の側面が平行ではなく、交角を有するように据え付けている。また締結具30は、下側の第一シャフト31と上側の第二シャフト32とで構成されており、双方は結合手段によって一体化されており、第一シャフト31と第二シャフト32とが分離することはない。ただし第一シャフト31および第二シャフト32のいずれも、中心軸を原点として個別に回転可能である。なお結合手段の詳細は図3に示している。また第一シャフト31および第二シャフト32の側面には、ドリフトピン41,42を挿通するための横孔33,34が形成されている。この横孔33,34は、各シャフト31,32について、計三箇所形成されているが、そのうち上下の二個は向きが同一であり、中間の一個はそれらに対して直交している。
締結具30を差し込むため、第一部材11の上面には、垂直に延びる軸穴12が加工されており、さらにドリフトピン41を打ち込むためのピン孔13が、所定の位置に二箇所加工されている。第二部材21についても同様に、底面から垂直方向に延びる軸穴22が加工されており、さらに軸穴22に交差するピン孔23が、直交する二方向に計三箇所加工されている。ここで第一部材11および第二部材21に加工するピン孔13,23は、各部材11,21が交角を有して接合するにも係わらず、各部材11,21の側面に対して垂直に加工すればよく、汎用のドリルで容易に作業が可能である。なお第一シャフト31は、第一部材11の軸穴12に埋め込まれて、また第二シャフト32は、第二部材21の軸穴22に埋め込まれるが、第一シャフト31と第二シャフト32との境界は、必ずしも第一部材11と第二部材21の境界に一致する必要はない。
第一シャフト31と第二シャフト32は、結合手段によって回転可能な状態で一体化しており、それぞれの横孔33,34は、個別に方向を変えることができる。そこで締結具30を各部材11,21に埋め込む際、その交角に応じて横孔33,34の角度を調整して、ピン孔13,23と同心に一致させることで、従来と同様な要領で施工が実現する。
図2は、図1を組み立てた後の状態を示しており、第二部材21は、第一部材11の上に載せられており、第一部材11の側面と第二部材21の側面とは交角を有している。なお第一部材11と第一シャフト31とを一体化するドリフトピン41は、一方向のみ計二個使用されているが、第二部材21と第二シャフト32とを一体化するドリフトピン42は、直交する二方向に計三個使用されている。
図3は、第一シャフト31と第二シャフト32とを一体化する結合手段の具体例を示しており、図3(A)は請求項1記載の発明に、図3(B)は請求項2記載の発明に、図3(C)は請求項3記載の発明に基づいている。図3(A)は、ボルト43によって第一シャフト31と第二シャフト32とを一体化したもので、左側の図は各構成要素を分離した状態で、右側の図は各構成要素を組み上げた状態である。第一シャフト31は円断面の中実棒であり、その側面には、直交する二方向に横孔33が形成されているほか、その上端面の中心には雌ネジ35が形成されている。一方の第二シャフト32は、第一シャフト31と同径の円断面だが中空であり、下端面は中心に通し孔48がある底板36によって塞がれており、ボルト43のネジ部だけを余裕を持って通過させることができる。また第二シャフト32にも、第一シャフト31と同様、側面を貫く横孔34が形成されている。ボルト43を第二シャフト32の中に差し込んで、そのネジ部を底板36から下方に突出させて、さらに雌ネジ35に螺合させることで、第一シャフト31と第二シャフト32は一体化する。ただしボルト43の締め付け力を調整することで、各シャフト31,32は自在に回転可能である。
図3(B)は、各シャフト31,32の回転が容易にできることを特徴としており、各シャフト31,32の形状は図3(A)と全く同じだが、その境界にナット44を挟み込んでいる。そのため図3(B)右側に示すように、ナット44をボルト45に螺合させた後、ボルト45を雌ネジ35に螺合させてから、ナット44だけを締め上げて第一シャフト31の上面に圧接させる。そうするとボルト45のネジ部が反力で引き上げられ、ボルト45と雌ネジ35が強力に押し付け合う状態になり、この摩擦でボルト45は不動状態になる。したがって図3(B)中央に示すように、ボルト45の頭部とナット44との間で底板36を挟み込んだ場合でも、底板36を締め付けない状態でボルト45を固定できるため、各シャフト31,32は自在に回転できる。
図3(C)は、第一シャフト31の上端中央部を同心円状に突出させた凸部37を形成して、第二シャフト32の底面に環状の凹部39を形成して、凸部37と凹部39を嵌め合わせる形態である。凸部37の側周面には、リング状に掘り込まれた環溝38が形成されており、この環溝38に向けて第二シャフト32の側面から係止ピン46を差し込む。この係止ピン46を差し込むため、第二シャフト32には止め孔47が複数形成されており、双方はネジなどによって固定されている。図3(C)右側に示すように、凸部37と凹部39を嵌め合わせることで、各シャフト31,32は自在に回転可能であり、しかも環溝38に差し込まれた係止ピン46によって軸方向に作用する荷重を伝達している。
図4は本発明による締結具30で部材を接合する状態例を示している。この図のように土台51と梁52は、他の土台や梁に対して交角を有するように配置されており、この両部材51,52を結ぶように柱53が配置されている。柱53は、その中間で横架材54を支持しており、柱53と横架材54はT状に一体化している。そのため図中の一点鎖線円で示される柱53両端の接合箇所は、柱53の側面に対して、土台51および梁52の側面が交角を有した状態になる。本発明による締結具30は、このような箇所に使用するのが最適であり、土台51、梁52、柱53とも、部材に特別な孔加工などが不要で、従来のホゾパイプと同様な要領で施工が可能である。
本発明による締結具の使用例を示す斜視図である。 図1に示す第一部材と第二部材とを組み立てた後の状態を示す斜視図である。 第一シャフトと第二シャフトとを一体化する結合手段の具体例を示しており、(A)は請求項1記載の発明に、(B)は請求項2記載の発明に、(C)は請求項3記載の発明に基づいている。 本発明による締結具で部材を接合する状態例を示す斜視図である。 従来から使用されているホゾパイプを用いて柱と土台とを接合する際の斜視図である。
11 第一部材
12 軸穴(第一部材側)
13 ピン孔(第一部材側)
21 第二部材
22 軸穴(第二部材側)
23 ピン孔(第二部材側)
30 締結具
31 第一シャフト
32 第二シャフト
33 横孔(第一シャフト側)
34 横孔(第二シャフト側)
35 雌ネジ
36 底板
37 凸部
38 環溝
39 凹部
41 ドリフトピン(第一シャフト側)
42 ドリフトピン(第二シャフト側)
43 ボルト
44 ナット
45 ボルト
46 係止ピン
47 止め孔
48 通し孔
51 土台
52 梁
53 柱
54 横架材
F 基礎コンクリート

Claims (3)

  1. 第一部材(11)と第二部材(21)との重合部分を連通する軸穴(12,22)に埋め込まれ、ドリフトピン(41,42)を介して各部材(11,12)と一体化する締結具であり、
    第一部材(11)の軸穴(12)に埋め込まれ且つドリフトピン(41)を挿通するための横孔(33)が形成されている円断面の第一シャフト(31)と、第二部材(21)の軸穴(22)に埋め込まれ且つドリフトピン(42)を挿通するための横孔(34)が形成されている円断面の第二シャフト(32)と、で構成され、
    前記第一シャフト(31)と前記第二シャフト(32)は、中空状の第二シャフト(32)の一端面に位置して通し孔(48)を有する底板(36)と、第一シャフト(31)の一端面に形成されている雌ネジ(35)と、第二シャフト(32)の通し孔(48)を経て雌ネジ(35)に螺合するボルト(43)と、からなる結合手段によって周方向に回転可能に連結していることを特徴とする締結具。
  2. 第一部材(11)と第二部材(21)との重合部分を連通する軸穴(12,22)に埋め込まれ、ドリフトピン(41,42)を介して各部材(11,12)と一体化する締結具であり、
    第一部材(11)の軸穴(12)に埋め込まれ且つドリフトピン(41)を挿通するための横孔(33)が形成されている円断面の第一シャフト(31)と、第二部材(21)の軸穴(22)に埋め込まれ且つドリフトピン(42)を挿通するための横孔(34)が形成されている円断面の第二シャフト(32)と、で構成され、
    前記第一シャフト(31)と前記第二シャフト(32)は、中空状の第二シャフト(32)の一端面に位置して通し孔(48)を有する底板(36)と、第一シャフト(31)の一端面に形成されている雌ネジ(35)と、第二シャフト(32)の通し孔(48)を経て雌ネジ(35)に螺合するボルト(45)と、該ボルト(45)と螺合し且つ第一シャフト(31)に圧接して配置されるナット(44)と、からなる結合手段によって周方向に回転可能に連結していることを特徴とする締結具。
  3. 第一部材(11)と第二部材(21)との重合部分を連通する軸穴(12,22)に埋め込まれ、ドリフトピン(41,42)を介して各部材(11,12)と一体化する締結具であり、
    第一部材(11)の軸穴(12)に埋め込まれ且つドリフトピン(41)を挿通するための横孔(33)が形成されている円断面の第一シャフト(31)と、第二部材(21)の軸穴(22)に埋め込まれ且つドリフトピン(42)を挿通するための横孔(34)が形成されている円断面の第二シャフト(32)と、で構成され、
    前記第一シャフト(31)と前記第二シャフト(32)は、第一シャフト(31)の一端面に形成され側周面に環溝(38)を備える凸部(37)と、第二シャフト(32)の一端面に形成され前記凸部(37)に嵌まり込む凹部(39)と、第二シャフト(32)の側面から前記環溝(38)に差し込まれる係止ピン(46)と、からなる結合手段によって周方向に回転可能に連結していることを特徴とする締結具。
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