JP5064449B2 - 扉を取付けた枠体 - Google Patents
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Description
それは、枠体2における四方角部の連結構造に関する発明であり、リップZ形鋼である形鋼を枠体2の縦枠材4、横枠材5として使用する四方角部の構造である。この構造のものは形鋼の連結個所の組み立て時の作業性の向上を図るとともに、スポット溶接の溶接品質を良好にするものである。
帯板部材によって平面視においてL形平板状に形成され、縦枠材4の第一フランジ4cの裏面に重ねて固定される縦連結板片6a、横枠材5の第一フランジ5cの裏面に重ねて固定される横連結板片6b、該横連結板片6bと縦連結板片6aとの間のコーナー部分の外側縁6c1が外向きアール状に形成されるとともに、該外側縁6c1には第一リップ4d、5dと連続して繋がる形態を呈する接続リップ6c2が形成される連結部材6とを、含むものである。
それは、枠体2における四方角部の連結構造の他の補強構造に関する発明であり、リップZ形鋼である形鋼の縦枠材4、横枠材5の連結部分において、枠体2がダクト壁D1の開口部D2に装着された状態で、ダクトD内方に位置する縦枠材4、横枠材5の第二フランジ4e、5e相互を強固に連結するためにコーナ補強部材7を構成の一部に含む構造のものである。
ウエブ4b、5bからダクト壁D1の開口部D2内側の中央側に延出される第二フランジ4e、5eからダクト壁D1の外側に延出する第二リップ4f、5fを有する縦枠材4及び横枠材5と、縦枠材4と横枠材5との第二フランジ4e、5eどうしを連結するためのコーナー内側部材7とを有し、
該コーナー内側部材7は帯板部材によってL形平板状をなすと共に、その隅角は、内向きアール状に形成される本体部7aが第二フランジ4e、5eに重ねられてスポット溶接によって固定されるとともに、その固定時には、縦枠材4と横枠材5の第二フランジ4e、5eの外側に重ねられて密着配設される外リップ7bを備えるものである。
それは、枠体2における四方角部の連結個所を蝶番構造の一部を構成する部材で補強するとともに、扉3の開閉において、特に扉3が開放された際にダクトDのダクト壁D1に扉3が当たらないようにし、ダクト壁D1の損傷を防止するようにしたものである。
該蝶番軸10を固定するブラケット11と、
該ブラケット11の蝶番軸10が挿通される軸受部(筒状部12a)を有し、扉3に固定される軸受部材12とを備え、
ブラケット11は帯状部材を板厚方向に屈曲してL形に形成され、枠体2を形成する横枠材5と縦枠材4との連結個所としてのコーナー部に密着固定された状態で、当該ブラケット11から外側に一体的に突出形成されつつ先端側を枠体2の外側方に延出形成させるようにした軸受片11aが形成され、該軸受片11aに蝶番軸10を挿通固定するとともに、軸受片11aの先端側には、開放される扉3に当接し当該扉3の開放範囲(開き角度)を規制するストッパ片11bを設けたものである。
それは、調整ねじ部材13を螺入するめねじ孔14のねじピッチを増やし、扉3を押すときの荷重に耐えうる強度を備えさせるものである。
それは、ボール体15と凹部16の形状の組合せに関する発明である。この構造のものは扉3の下端3bを保持するボール体15の回転機能を向上維持するために好適なものとなる。
該凹部16に入れる球形のボール体15と、
該ボール体15の上半球側を突出させつつ抜け落ちを規制するようにバーリング加工される保持孔17を有するボール保持板部材18とを備え、
凹部16にボール体15が入れられ、保持孔17からボール体15の上半球側を突出させた状態で当該ボール体15を回動自在となすように、ボール保持板部材18を横枠材5に固定した形態で、ボール体15の曲率半径よりも凹部16の曲率半径を大きく設定したものである。
それは、枠体2とばね固定部材20の組合せに関する発明である。この構造のものは点検口1としての枠体2のダクト壁D1への装着時の作業性を向上させるために好適なものとなる。
該ばね固定部材20はウエブ4b、5bに固定される固定片20aから連続して傾斜状に押圧片20bが形成され、該押圧片20bには、枠体2を開口部D2へ装着することにより開口部D2の内側縁D3が接触しながら該内側縁D3から遠ざかるように押圧片20bを弾性変形させるための誘導部20d1を有する係合凸部20dが設けられ、この誘導部20d1をダクト壁D1の内周縁D3が乗り越えると押圧片20bは弾性復帰し、係合凸部20dの端縁20d2がダクト壁D1の内周縁D3に接触し、枠体2の装着方向とは逆方向へ抜け止めするようにしたものである。
2 枠体
3 扉
3a 側面
3b 下端面
4 縦枠材
4b ウエブ
4c 第一フランジ
4d 第一リップ
4e 第二フランジ
4f 第二リップ
5 横枠材
5b ウエブ
5c 第一フランジ
5d 第一リップ
5e 第二フランジ
5f 第二リップ
6 連結部材
6a 縦連結板片
6b 横連結板片
6c 接続板片部
6c1 外側縁
6c2 接続リップ
6c3 表面
7 コーナ内側部材
7a 外リップ
8 コーナープレート部材
9 第二フランジ補強部材
10 蝶番軸
11 ブラケット
12 軸受部材
13 押圧調整部材
13a 調整ねじ部材
13b ロックナット
14 めねじ孔
15 ボール体
19 ボールストッパ部
Claims (8)
- ダクトを形成するダクト壁の開口部に設けられる点検口の一部を構成するように、前記開口部に内嵌する方形枠状の枠体であって、
該枠体は、形鋼からなる縦枠材及び横枠材と、この両者を四方角部で連結固定する連結部材とを備え、
前記縦枠材及び前記横枠材は、前記ダクト壁の前記開口部における内側縁に対向配置されるウエブと、該ウエブから延出して前記開口部の外側周囲の前記ダクト壁に対向配置される第一フランジと、該第一フランジから前記ダクト壁側に延出する第一リップを有し、
前記連結部材は、帯板部材によってL形平板状となし、前記縦枠材の前記第一フランジにおける前記ダクト壁に対向する裏面に重ねて固定される縦連結板片と、前記横枠材の前記第一フランジにおける前記ダクト壁に対向する裏面に重ねて固定される横連結板片を有し、
その縦連結板片と横連結板片との間の接続板片部の外側縁を外向きアール状に形成し、該外側縁には前記縦枠材及び前記横枠材の前記第一リップと連続して繋がる形態を呈する接続リップが形成される枠体の、何れか一方の前記縦枠材の上側および下側で前記枠体の内側に位置して、前記横枠材との間のコーナー部にブラケットが密着固定され、
そのブラケットには、前記枠体の前記内側の開口を開閉自在とする扉のための蝶番軸が前記枠体の前記第一フランジよりも外側に位置して配置され、
該蝶番軸と嵌合して軸受部を構成する軸受部材が前記扉の側部に配置され、その軸受部材は前記扉の表面よりも外側に位置して、前記扉が閉じたときに前記扉が前記内側の開口に収納可能になっており、
前記枠体の上方又は下方に位置する前記蝶番軸と隣接する前記縦枠材の前記ウエブには、閉ざされた前記扉の側面に向かって進退移動して、その側面を押圧する押圧調整部材が設けられ、
前記扉によって前記枠体の前記内側を閉鎖した態様において、前記枠体の前記ウエブと前記扉の側面との隙間寸法が、前記押圧調整部材によって調整可能であり、
前記扉によって前記枠体の前記内側を閉鎖するときに、前記扉の前記側面に前記押圧調整部材が当接し、前記扉は前記側面とは反対側の自由端側に向かって移動することで、前記扉の閉状態が調整されることを特徴とする扉を取付けた枠体。 - 前記縦枠材及び前記横枠材の前記第一フランジの表面と、前記連結部材の接続板片部の表面とを面一状となしたことを特徴とする請求項1に記載の扉を取付けた枠体。
- 前記縦枠材及び前記横枠材は、前記ウエブから前記開口部の中央側に延出される第二フランジと、該第二フランジから前記ダクト壁の外側に延出する第二リップを有し、
前記縦枠材と前記横枠材とが交差する隅角において前記第二フランジ同士を連結するために、帯板部材によってL形平板状をなすと共に、前記第二フランジの外側に重ねられて固定されるコーナー内側部材を有し、
該コーナー内側部材の内角側には、前記縦枠材と前記横枠材の前記第二フランジの外側に重ねて配設される外リップが形成され、該外リップは前記隅角に向かって内向きアール状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉を取付けた枠体。 - 前記縦枠材と前記横枠材とが交差する隅角において前記縦枠材及び前記横枠材の前記ウエブにおける前記開口部の内側縁に対向する面又はその裏面に重ねられて固定される帯板部材を板厚方向に折曲してL形に形成したコーナープレート部材を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の扉を取付けた枠体。
- 前記縦枠材と前記横枠材とが交差する隅角において、前記コーナー内側部材が固定される反対側である前記縦枠材及び前記横枠材の前記第二フランジに重ねられて固定される帯板部材によって、L形平板状となした第二フランジ補強部材を有することを特徴とする請求項3に記載の扉を取付けた枠体。
- 前記押圧調整部材は、前記縦枠材の前記ウエブに形成するめねじ孔に螺入される調整ねじ部材からなり、該調整ねじ部材には、回り止めのためのロックナットが螺合されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の扉を取付けた枠体。
- 前記枠体における前記横枠材において、前記扉によって前記枠体内側を閉鎖した態様で前記扉と対向する前記ウエブには、球面の一部を前記扉側に突出させるようしたボールストッパ部が設けられ、該ボールストッパ部の前記球面が前記扉に接触して前記扉を保持することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の扉を取付けた枠体。
- 前記ボールストッパ部の前記球面はボール体によって形成され、該ボール体を回転自在となしたことを特徴とする請求項7に記載の扉を取付けた枠体。
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