JPH116281A - 床下収納庫用の開口枠体及び蓋用枠体 - Google Patents

床下収納庫用の開口枠体及び蓋用枠体

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JPH116281A
JPH116281A JP15822797A JP15822797A JPH116281A JP H116281 A JPH116281 A JP H116281A JP 15822797 A JP15822797 A JP 15822797A JP 15822797 A JP15822797 A JP 15822797A JP H116281 A JPH116281 A JP H116281A
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JP
Japan
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frame
opening
lid
corner
underfloor storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP15822797A
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English (en)
Inventor
Takaaki Saigou
隆晄 西郷
Kohei Yamamoto
浩平 山本
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SUTAARAITO KOGYO KK
Starlite Co Ltd
Original Assignee
SUTAARAITO KOGYO KK
Starlite Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by SUTAARAITO KOGYO KK, Starlite Co Ltd filed Critical SUTAARAITO KOGYO KK
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Publication of JPH116281A publication Critical patent/JPH116281A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床下収納庫用の開口部の口縁に取り付ける開
口枠体や、開口部の開閉を行なう蓋材の周囲に取り付け
る蓋用枠体に使用する枠材を有効に利用すると共に、コ
ーナ部分が丸くなるようにしてこれらの枠体を簡単に組
み立てることができるようにする。 【解決手段】 床1に設けられた床下収納庫用の開口部
2の口縁に取り付ける床下収納庫用の開口枠体20や、開
口部の開閉を行なう蓋材3の周囲に取り付ける蓋用枠体
30を、開口部2や蓋材3のコーナ部分に取り付ける樹脂
製のコーナ材23,33とコーナ材間に設けられる枠材21,
31とで構成し、各コーナ材の両端部にそれぞれ枠材の端
部と係合する係合部24,34を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床に床下収納庫
を設けるにあたり、床に設けられた床下収納庫用の開口
部の口縁に取り付けられる床下収納庫用の開口枠体及び
床に設けられた床下収納庫用の開口部を開閉する蓋材の
周囲に取り付けられる蓋用枠体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、台所の床等に床下収納庫を設
けることが行なわれており、このように床下収納庫を設
けるにあたっては、図1に示すように、床1に床下収納
庫の出し入れを行なう開口部2を設け、図2に示すよう
に、この開口部2の口縁に開口枠体20を取り付けると
共に、この開口部2の開閉を行なう蓋材3の周囲にも蓋
用枠体30を取り付けるようにしていた。
【0003】ここで、床下収納庫用の開口部2の口縁に
取り付ける開口枠体20の場合、一般に、図3(A)に
示すような適当な断面形状になるように押し出し成形し
て長尺状になったアルミニウム製の枠材21を用い、図
3(B)に示すように、この枠材21をその端部が約4
5゜の角度で傾斜するようにして所要長さに切断し、図
3(C)に示すように、切断されて枠材21相互の端部
を接合させると共に、このように接合された枠材21相
互をアングル状になった連結金具(図示せず)を用いて
ネジ22で連結させるようにしていた。
【0004】また、この開口部2の開閉を行なう蓋材3
の周囲に蓋用枠体30を取り付ける場合においても、一
般に図4(A)に示すような適当な断面形状になるよう
に押し出し成形して長尺状になったアルミニウム製の枠
材31を使用し、図4(B)に示すように、この枠材3
1をその端部が約45゜の角度で傾斜するようにして所
要長さに切断し、図4(C)に示すように、切断された
枠材31相互の端部を接合させると共に、このように接
合された枠材31相互をアングル状になった連結金具
(図示せず)を用いてネジ32で連結させるようにして
いた。
【0005】ここで、上記のように開口枠体20に使用
する枠材21や、蓋用枠体30に使用する枠材31をそ
れぞれ端部が約45゜の角度で傾斜するようにして切断
させる場合、枠材21,31を所要長さに切断するの
に、接合させる枠材21,31の端部をそれぞれ別々に
切断しなければならず、その作業が面倒であると共に、
図3(B),図4(B)に示すように、各枠材21,3
1にそれぞれ三角形状になった利用されない無駄な部分
S1,S2が生じて、これらの枠材21,31を有効に
利用することができないという問題があった。
【0006】また、開口枠体20や蓋用枠体30を組み
立てる場合においても、上記のように約45゜傾斜する
ようにして切断されたそれぞれの枠材21,31の端面
相互を接合させると共に、このように接合されたそれぞ
れの枠材31相互をアングル状になった連結金具を用い
てネジ22,32で取り付けなければならず、その組立
作業が非常に面倒であり、施工現場等において簡単に開
口枠体20や蓋用枠体30を組み立てることができなか
った。
【0007】このため、従来においては、一般に開口枠
体20や蓋用枠体30を予め組み立て、この状態で開口
枠体20や蓋用枠体30を保管し、施工現場等に搬入さ
せるようにしていたが、このようにした場合、開口枠体
20や蓋用枠体30が嵩張って、これらの保管や輸送が
困難になる等の問題があった。
【0008】さらに、上記のように45゜傾斜するよう
に切断されたそれぞれの枠材21,31の端面相互を連
結させた場合、開口枠体20や蓋用枠体30におけるコ
ーナ部分が角ばった状態になり、施工時や使用時におい
て、これらの角ばったコーナ部分に足や手が当たって傷
ついたりするという問題があった。
【0009】このため、従来においては、図3(C)や
図4(C)に示すように、開口枠体20や蓋用枠体30
において角ばったコーナ部分をやすり等で丸く研摩する
ようにしていた。
【0010】しかし、このように開口枠体20や蓋用枠
体30において角ばったコーナ部分をやすり等で丸く研
摩する作業は非常に面倒で時間がかかると共に、これら
のコーナ部分をうまく研摩することが困難で、その仕上
がり状態も悪くなり、特に、表面にメッキを行なった枠
材21,31を使用した場合、この研磨によってその部
分のメッキが剥がれて、仕上がりが汚くなるという問題
があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、床に床下
収納庫を設ける場合における上記のような問題を解決す
ることを課題とするものである。
【0012】すなわち、この発明においては、床に設け
られた床下収納庫用の開口部の口縁に取り付ける床下収
納庫用の開口枠体や、上記の開口部の開閉を行なう蓋材
の周囲に取り付ける蓋用枠体を組み立てるにあたり、開
口枠体や蓋用枠体に使用する枠材に利用されない無駄な
部分が発生するのを抑制し、枠材が有効に利用されて材
料コスト等が安くてすむと共に、開口枠体や蓋用枠体を
施工現場等において簡単に組み立てることができ、開口
枠体や蓋用枠体が嵩張って保管や輸送が困難になるとい
うこともなく、また開口枠体や蓋用枠体におけるコーナ
部分をやすり等で研摩しなくても、簡単にこれらをコー
ナ部分を丸くすることができ、良好な仕上がり状態が得
られるようにすることを課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にお
ける床下収納庫用の開口枠体においては、上記のような
課題を解決するため、床に設けられた床下収納庫用の開
口部の口縁に取り付けられる床下収納庫用の開口枠体
を、上記の開口部のコーナ部分に取り付けられる樹脂製
のコーナ材とコーナ材間に設けられる枠材とで構成し、
各コーナ材の両端部にそれぞれ枠材の端部と係合する係
合部を設けるようにしたのである。
【0014】ここで、この請求項1における床下収納庫
用の開口枠体のように、開口部のコーナ部分に取り付け
る樹脂製のコーナ材を用い、このコーナ材の両端部に枠
材の端部と係合する係合部を設けると、上記の枠材の端
面をまっすぐに切断し、このように切断された枠材の端
部を上記のコーナ材の両端部に設けられたそれぞれの係
合部に係合させることによって開口枠体を簡単に組み立
てることができるようになる。
【0015】このため、この請求項1における床下収納
庫用の開口枠体においては、枠材を所要長さに切断する
にあたって、従来のように枠材の端面がそれぞれ約45
゜の角度で傾斜するように別々に切断する必要がなく、
その作業が簡単に行なえると共に、枠材に利用されない
無駄な部分が発生するのも抑制され、枠材が有効に利用
されて、材料コスト等が安くてすむようになる。
【0016】また、上記のように枠材の端部を上記のコ
ーナ材の両端部に設けられたそれぞれの係合部に係合さ
せることにより、施工現場等において開口枠体を簡単に
組み立てることができるため、この開口枠体を予め組み
立てておく必要がなく、上記の枠材やコーナ材を床下収
納庫の収納容器内等に収容させて保管したり輸送するこ
とができ、開口枠体が嵩張って保管や輸送が困難になる
ということもない。
【0017】さらに、この請求項1における床下収納庫
用の開口枠体においては、上記のようにコーナ材を樹脂
で構成するため、その成形時において、このコーナ材の
角を丸く成形することが簡単に行なえ、従来のように開
口枠体のコーナ部分をやすり等で研摩するという面倒な
作業を必要とせず、表面にメッキを行なった枠材を使用
した場合においても、研磨によってその部分のメッキが
剥がれて、仕上がりが汚くなるということもない。
【0018】また、この発明の請求項2における蓋用枠
体においては、上記のような課題を解決するため、床に
設けられた床下収納庫用の開口部を開閉する蓋材の周囲
に取り付けられる蓋用枠体を、蓋材のコーナ部分に取り
付けられる樹脂製のコーナ材とコーナ材間に設けられる
枠材とで構成し、各コーナ材の両端部にそれぞれ枠材の
端部と係合する係合部を設けるようにしたのである。
【0019】ここで、この請求項2における蓋用枠体に
おいても、上記の請求項1における床下収納庫用の開口
枠体の場合と同様に、その枠材の端面をまっすぐに切断
し、このように切断された枠材の端部を上記のコーナ材
の両端部に設けられたそれぞれの係合部に係合させるこ
とによって蓋用枠体を簡単に組み立てることができ、従
来のように枠材の端面がそれぞれ約45゜の角度で傾斜
するように別々に切断する必要がなく、その作業が簡単
に行なえると共に、枠材に利用されない無駄な部分が発
生するのも抑制され、枠材が有効に利用されて材料コス
ト等が安くてすむようになる。
【0020】また、上記のように枠材の端部を上記のコ
ーナ材の両端部に設けられたそれぞれの係合部に係合さ
せることにより、施工現場等において蓋用枠体を簡単に
組み立てることができるため、この蓋用枠体を予め組み
立てておく必要がなく、上記の枠材やコーナ材を床下収
納庫の収納容器内等に収容させて保管したり輸送するこ
とができ、蓋用枠体が嵩張って保管や輸送が困難になる
ということもない。
【0021】さらに、上記のコーナ材を樹脂で成形する
際に、このコーナ材の角を丸く成形することが簡単に行
なえ、従来のように蓋用枠体のコーナ部分をやすり等で
研摩するという面倒な作業を必要とせず、表面にメッキ
を行なった枠材を使用した場合においても、研磨によっ
てその部分のメッキが剥がれて、仕上がりが汚くなると
いうこともない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る床下収納庫
用の開口枠体及び蓋用枠体の実施形態を添付図面に基づ
いて具体的に説明する。
【0023】この実施形態においては、床1に設けられ
た床下収納庫用の開口部2の口縁に取り付ける開口枠体
20を形成するにあたり、この開口枠体20における枠
材21として、前記の図3(A)に示したように、適当
な断面形状に押し出し成形されて長尺状になったアルミ
ニウム製の枠材21を用いるようにした。
【0024】そして、この実施形態においては、上記の
枠材21を所要長さに切断するにあたり、図5に示すよ
うに、上記の枠材21の端部まっすぐに切断させるよう
にした。このようにすると、枠材21の端部が約45゜
の角度で傾斜するようにして切断する従来の場合のよう
に、接合させる枠材21の端部をそれぞれ別々に切断す
る必要がなく、枠材21の切断が簡単に行なえると共
に、枠材21に無駄が生じるということもなくなった。
【0025】一方、上記の開口部2のコーナ部分に取り
付ける樹脂製のコーナ材23を得るにあたっては、所定
の金型を用いて上記の枠材21の断面形状に対応するよ
うな形状に成形し、図6に示すように、枠材21の上面
フランジ21aと連続するコーナ材23の上面フランジ
23aをアングル状に成形すると共に、このアングル状
になった上面フランジ23aの外側のコーナ部分を丸く
角取りし、またこのコーナ材23の両端部にはそれぞれ
上記の枠材21の端部と係合する係合部24を一体成形
するようにした。
【0026】ここで、上記のコーナ材23に使用する樹
脂としては、例えば、ABS樹脂,変性PPO樹脂,変
性PPE樹脂,PBT樹脂,ポリオキシメチレン樹脂,
ナイロン6,6樹脂,熱可塑性エラストマー,PET樹
脂,PC樹脂等を用いることができ、好ましくは、十分
な強度を有すると共に弾力性にも優れたABS樹脂,変
性PPO樹脂,熱可塑性エラストマー樹脂を用いるよう
にする。
【0027】また、この実施形態においては、上記のコ
ーナ材23の両端部に係合部24を設けるにあたり、図
6に示すように、上記の枠材21における上面フランジ
21aの内側において下方に折曲がった折曲げ片21b
とウエブ21cとによって形成される溝部分に挿入させ
る第1係合片24aと、上記の枠材21の底部に形成さ
れた溝部分に挿入させる第2係合片24bと、上記の枠
材21の内側において鉤形状に折り曲げられた鍔部21
dと係合する第3係合片24cとをコーナ材23の両端
部に設けるようにした。
【0028】そして、図7に示すように、コーナ材23
の両端部に設けられた係合部24にそれぞれ枠材21の
端部を係合させ、4つのコーナ部材23の両端部にそれ
ぞれ枠材21が直交するように取り付けて、図8に示す
ような四角環状になった開口枠体20を形成するように
した。
【0029】このように、この実施形態の開口枠体20
においては、コーナ材23の両端部に設けられた係合部
24にそれぞれ枠材21の端部を係合させるだけでよ
く、施工現場等においてもこの開口枠体20を簡単に組
み立てることができ、開口枠体20を予め組み立てた状
態で保管したり施工現場等に搬入する必要がなく、従来
のように開口枠体20の保管や輸送が嵩ばって、コスト
が高く付くということがなくなった。
【0030】そして、上記のように開口枠体20を組み
立てた後は、この開口枠体20を床1に設けられた開口
部2に嵌め込んで、この開口枠体20を開口部2の口縁
にビス(図示せず)等で取り付けるようにした。
【0031】ここで、この開口枠体20を床1に設けら
れた開口部2の口縁に取り付けた場合、この開口枠体2
0のコーナ部分に上記のように成形した樹脂製のコーナ
材23を用いているため、従来のように開口枠体20の
コーナ部分が角ばった状態になるということがなく、施
工時や使用時にこのコーナ部分に足や手が当たって傷つ
くということがなくなり、また従来のように開口枠体2
0のコーナ部分をやすり等で丸く研摩するという面倒な
作業を行なう必要がなく、作業性が向上すると共に、研
磨によって開口枠体20が傷つくということもなく、開
口枠体20を床1に設けられた開口部2の口縁に奇麗な
仕上がり状態で取り付けることがてきるようになった。
【0032】また、このように開口枠体20が取り付け
られた開口部2の開閉を行なう蓋材3の周囲に取り付け
る蓋用枠体30を形成するにあたっては、この蓋用枠体
30における枠材31として、前記の図4(A)に示し
たように、適当な断面形状に押し出し成形されて長尺状
になったアルミニウム製の枠材31を用いるようにし
た。
【0033】そして、この実施形態においては、上記の
枠材31を所要長さに切断するにあたり、図9に示すよ
うに、上記の枠材31の端部まっすぐに切断させるよう
にした。このようにすると、枠材31の端部が約45゜
の角度で傾斜するようにして切断する従来の場合のよう
に、接合させる枠材31の端部をそれぞれ別々に切断す
る必要がなく、枠材31の切断が簡単に行なえると共
に、枠材31に無駄が生じるということもなくなった。
【0034】一方、上記の蓋材3のコーナ部分に取り付
ける樹脂製のコーナ材33を得るにあたっては、所定の
金型を用いて上記の枠材31の断面形状に対応するよう
な形状に成形し、図10に示すように、枠材31の上面
フランジ31aと連続するコーナ材33の上面フランジ
33aをアングル状に成形すると共に、このアングル状
になった上面フランジ33aの外側のコーナ部分を丸く
角取りし、またこのコーナ材33の両端部にはそれぞれ
上記の枠材31の端部と係合する係合部34を一体成形
するようにした。
【0035】ここで、上記のコーナ材33に使用する樹
脂としては、上記の開口枠体20のコーナ材23と同様
の樹脂を用いることができる。
【0036】また、この実施形態においては、上記のコ
ーナ材33の両端部に係合部34として、図10に示す
ように、上記の枠材31における上面フランジ31aと
下面フランジ31bとにそれぞれウエブ31cよりも若
干内側の位置において対向するようにして突出された突
出片31d,31eによって形成される溝部分に挿入さ
せる係合片34aを設けるようにした。
【0037】そして、コーナ材33の両端部に設けられ
た係合部34にそれぞれ枠材31の端部を係合させると
共に、上記の枠材31における上面フランジ31aと下
面フランジ31bと間に蓋材3の周縁部を挟み込むよう
にし、4つのコーナ部材33の両端部にそれぞれ枠材2
1が直交するように係合させて、四角環状になった蓋用
枠体30を蓋材3の周囲にビス(図示せず)等で取り付
けるようにした。
【0038】このように、この実施形態における蓋用枠
体30においても、コーナ材33の両端部に設けられた
係合部34にそれぞれ枠材31の端部を係合させるだけ
でよく、施工現場等においても、この蓋用枠体30を簡
単に組み立てて蓋材3の周囲に取り付けることができ、
蓋用枠体30を蓋材3と一緒に予め組み立てた状態で保
管したり施工現場等に搬入する必要がなく、従来のよう
に蓋用枠体30の保管や輸送が嵩ばってコストが高く付
くということがなくなった。
【0039】また、この蓋用枠体30においては、上記
のように蓋用枠体30のコーナ部分に上記のように成形
した樹脂製のコーナ材33を用いているため、従来のよ
うに蓋用枠体30のコーナ部分が角ばった状態になると
いうことがなく、施工時や使用時にこのコーナ部分に足
や手が当たって傷つくということがなくなり、また従来
のように蓋用枠体30のコーナ部分をやすり等で丸く研
摩するという面倒な作業を行なう必要がなく、作業性が
向上すると共に、研磨によって蓋用枠体30のコーナ部
分が傷つくということもなく、蓋材3の周囲に蓋用枠体
30を奇麗な状態で取り付けることができるようになっ
た。
【0040】なお、この実施形態においては、開口枠体
20や蓋用枠体30における各コーナ材23,33の両
端部にそれぞれ各係合片24a〜24c,34aを設
け、これらの係合片24a〜24c,34aをそれぞれ
枠材21,31に設けられた溝部分等に挿入させて、各
コーナ材23,33の両端部にそれぞれ枠材21,31
を係合させるようにしただけであるが、係合片24a〜
24c,34aの適当な部分に係止片(図示せず)等を
設けると共に、この係止片等を係止される係止孔(図示
せず)等を枠材21,31に設け、これによって各枠材
21,31を各コーナ材23,33に係止させ、各枠材
21,31が各コーナ材23,33から簡単に外れない
ようにすることも可能である。
【0041】また、この発明における開口枠体20や蓋
用枠体30に使用する枠材21,31の形状は、前記の
図3(A)や図4(A)に示したものに限定されず、開
口枠体20や蓋用枠体30の枠材21,31として使用
されるものであればどのような形状のものであってもよ
く、使用する枠材21,31の形状に対応させて、コー
ナ材23,33の形状やコーナ材23,33の両端部に
設ける係合部24,34の形状を変更させるようにす
る。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の請求項
1における床下収納庫用の開口枠体においては、床に設
けられた開口部のコーナ部分に取り付けられる樹脂製の
コーナ材を用いるようにし、またこの発明の請求項2に
おける蓋用枠体においても、床に設けられた床下収納庫
用の開口部を開閉する蓋材のコーナ部分に取り付けられ
る樹脂製のコーナ材を用い、これらのコーナ材の両端部
に、開口枠体や蓋用枠体に用いる枠材の端部と係合する
係合部を設けるようにしたため、これらの枠材の端面を
まっすぐに切断し、このように切断された枠材の端部を
上記の各コーナ材の両端部に設けられたそれぞれの係合
部に係合させることによって開口枠体や蓋用枠体を簡単
に組み立てることができるようになった。
【0043】このため、上記の請求項1における床下収
納庫用の開口枠体や、請求項2における蓋用枠体におい
ては、それぞれの枠材を所要長さに切断するにあたっ
て、従来のように枠材の端面がそれぞれ約45゜の角度
で傾斜するように別々に切断する必要がなくなり、その
切断作業が簡単に行なえると共に、枠材に利用されない
無駄な部分が発生するのも抑制され、枠材が有効に利用
されて材料コスト等が安くてすむようになった。
【0044】また、上記のように枠材の端部をそれぞれ
コーナ材の両端部に設けられた係合部に係合させること
により、施工現場等において開口枠体や蓋用枠体を簡単
に組み立てることができるため、この開口枠体を予め組
み立てておく必要がなく、従来のように開口枠体や蓋用
枠体が嵩張って保管や輸送が困難になるということもな
く、保管や輸送が効率よく行なえるようになった。
【0045】さらに、請求項1における床下収納庫用の
開口枠体や、請求項2における蓋用枠体においては、上
記のようにコーナ材を樹脂で構成するため、その成形時
において、このコーナ材の角を丸く成形することが簡単
に行なえ、施工時や使用時において、開口枠体や蓋用枠
体のコーナ部分に足や手が当たって傷ついたりするのを
抑制できると共に、従来のように開口枠体のコーナ部分
をやすり等で研摩するという面倒な作業を必要とせず、
作業性が著しく向上すると共に、表面にメッキを行なっ
た枠材を使用した場合においても、研磨によってメッキ
が剥がれたりするということもなく、仕上がり状態が奇
麗な床下収納庫を簡単に施工できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】床に床下収納庫用の開口部を設けた状態を示し
た概略図である。
【図2】床下収納庫用の開口部の口縁に開口枠体を取り
付けると共に、蓋用枠体が取り付けられた蓋材によって
この開口部を閉塞させた状態を示した従来例の概略図で
ある。
【図3】開口枠体に使用する枠材、この枠材を切断する
状態及び切断された枠材を接合させて開口枠体のコーナ
部分を形成する状態を示した従来例の説明図である。
【図4】蓋用枠体に使用する枠材、この枠材を切断する
状態及び切断された枠材を接合させて蓋用枠体のコーナ
部分を形成する状態を示した従来例の説明図である。
【図5】この発明の実施形態において、開口枠体に使用
する枠材を切断する状態を示した説明図である。
【図6】同実施形態において、開口枠体に使用するコー
ナ材の平面図である。
【図7】同実施形態において、コーナ材の両端部にそれ
ぞれ枠材を係合させた開口枠体のコーナ部分を示した平
面図である。
【図8】同実施形態において組み立てた開口枠体の平面
図である。
【図9】同実施形態において、蓋用枠体に使用する枠材
を切断する状態を示した説明図である。
【図10】同実施形態において、蓋用枠体に使用するコ
ーナ材の平面図である。
【図11】同実施形態において、コーナ材の両端部にそ
れぞれ枠材を係合させた蓋用枠体のコーナ部分を示した
平面図である。
【図12】同実施形態において、蓋材の周囲に蓋用枠体
を取り付けた状態を示した平面図である。
【符号の説明】
1 床 2 開口部 3 蓋材 20 開口枠体 21 枠材 23 コーナ材 24 係合部 30 蓋用枠体 31 枠材 33 コーナ材 34 係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床に設けられた床下収納庫用の開口部の
    口縁に取り付けられる床下収納庫用の開口枠体におい
    て、この開口枠体が、上記の開口部のコーナ部分に取り
    付けられる樹脂製のコーナ材とコーナ材間に設けられる
    枠材とで構成され、コーナ材の両端部にそれぞれ枠材の
    端部と係合する係合部が設けられてなることを特徴とす
    る床下用収納用の開口枠体。
  2. 【請求項2】 床に設けられた床下収納庫用の開口部を
    開閉する蓋材の周囲に取り付けられる蓋用枠体におい
    て、この蓋用枠体が、蓋材のコーナ部分に取り付けられ
    る樹脂製のコーナ材とコーナ材間に設けられる枠材とで
    構成され、コーナ材の両端部にそれぞれ枠材の端部と係
    合する係合部が設けられてなることを特徴とする蓋用枠
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011012478A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Daiei Giken Kogyo Kk 枠体及び扉を取付けた枠体

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