JP5062176B2 - 半導体記憶装置、半導体記憶装置の製造方法、半導体記憶装置の書き込み方法及び半導体記憶装置の読み出し方法 - Google Patents

半導体記憶装置、半導体記憶装置の製造方法、半導体記憶装置の書き込み方法及び半導体記憶装置の読み出し方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気抵抗の変化により情報を記憶する抵抗記憶体を含むメモリセルから構成される半導体記憶装置に関する。
RRAM(Resistance Random Access Memory)は、フラッシュメモリ等と同様に、“0”と“1”が記憶可能なメモリセルが格子状に多数配列されたセルアレイを有する。そのため、RRAMでは、フラッシュメモリ等と同様に、メモリセルの高密度化が重要な課題の一つである。
このような従来のRRAMでは、各メモリセルに、抵抗記憶体と当該抵抗記憶体に電圧を印加する選択トランジスタが設けられている。そして、その各メモリセルが、ビット線BLやワード線WLに接続されるとともに、基準の電位を与えるためのソース線SLにも接続されている(特許文献1の図3)。
また、上記メモリセルにおいては、選択トランジスタがシリコン基板上に形成され、そのソース領域は、コンタクトプラグを経由してソース線SLに接続される。また、選択トランジスタのドレイン領域は、コンタクトプラグを経由して抵抗記憶体(の一方の電極)に接続され、当該抵抗記憶体の他方の電極はコンタクトプラグを経由してビット線BLに接続される(特許文献1の図2)。
特開2005−25914号公報 I. G. Baek et al., Tech. DigestIEDM 2004, p.587
(発明が解決しようとする課題)
このように、従来のRRAMでは、メモリセルが、シリコン基板上に多数の層が形成された構造を有しているため、多くの製造工程を必要とするという問題があった。また、このような構造のために、メモリセルが占有する体積が大きくなり、RRAMにおけるメモリセルの実装密度が低下してしまうという問題もあった。
特に、従来のメモリセル構成では、選択トランジスタのドレインが、抵抗記憶体(抵抗記憶材料からなる層と当該抵抗記憶材料からなる層を挟んでその両端に配置される2つの電極)を介してビット線BLに接続されているため、基板上に形成される層数が多くなり、高密度化を妨げていた。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、メモリセルを簡易な構成とし、メモリセルの高密度化を実現するRRAMを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の課題は、メモリセルに接続されていたソース線SLを不用とする回路構成とし、各メモリセルを簡易な構成にすることによって解決可能である。
すなわち、本発明の一観点によれば、本発明の半導体記憶装置は、複数のワード線と、前記ワード線に交差する方向に配置される複数のビット線と、前記ワード線とビット線とが交差する位置にそれぞれ配置されるメモリセルとを有する。そして更に、前記複数のメモリセルの各々が、抵抗記憶体と、前記抵抗記憶体への電圧の印加を制御する選択トランジスタとを有し、且つ、各々の前記メモリセルにおいて前記選択トランジスタのドレインは前記抵抗記憶体の一方の電極と接続され、前記ワード線は、該ワード線に沿って配置されたメモリセル群に含まれる複数の前記選択トランジスタのゲートに接続されるとともに、前記メモリセル群に含まれる複数の前記抵抗記憶体の他方の電極に接続され、前記ビット線は、該ビット線に沿って配置されたメモリセル群に含まれる複数の前記選択トランジスタのソースに接続されることを特徴とする。
また、本発明の他の観点によれば、本発明の半導体記憶装置の製造方法は、複数のワード線と、前記ワード線に交差する方向に配置される複数のビット線と、抵抗記憶体を有し且つ前記ワード線とビット線とが交差する位置にそれぞれ配置されるメモリセルとが、基板上に形成される半導体記憶装置の製造方法である。そして更に、前記基板上に、そのゲート電極が前記ワード線と電気的に接続され、且つ、前記抵抗記憶体への電圧の印加を制御する選択トランジスタを形成する第1の工程と、前記選択トランジスタが形成された前記基板上に、前記ゲート電極の一部が露出するように、絶縁材料からなる第1の膜を形成する第2の工程と、前記ゲート電極上に、前記ゲート電極の露出部と接するように前記抵抗記憶体の抵抗記憶層を形成するとともに、前記抵抗記憶層の1部が露出するように、絶縁材料からなる第2の膜を形成する第3の工程と、前記第1の膜及び前記第2の膜を穴明け加工した後、該穴を導電材料で埋めて、前記選択トランジスタのドレイン領域に接続される第1のコンタクトプラグを形成する第4の工程と、前記抵抗記憶層の前記露出部と前記第1のコンタクトプラグとを電気的に接続する配線を形成するとともに、前記配線全体を覆うように、絶縁材料からなる第3の膜を形成する第5の工程と、前記選択トランジスタのソース領域と電気的に接続される前記ビット線とを形成する第6の工程とを含むことを特徴とする。
(発明の効果)
本発明では、メモリセルに与えるバイアス電圧を、ビット線BLとワード線WLから印加する構成としたため、本発明によれば、ソース線SLが不要となり、メモリセルを簡易な構造にすることが可能となる。その結果、メモリセルが高密度に配置された半導体記憶装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施例1に係る抵抗記憶体の電流−電圧特性を示すグラフである。 図2A及び図2Bは、本発明の実施例1に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの基本構成を示す図である。 図3は、本発明の実施例1に係るメモリセルアレイの回路図である。 図4A及び図4Bは、本発明の実施例1に係るメモリセルアレイにおける書き込み制御のタイムチャートを表した図である。 図5は、本発明の実施例1に係るメモリセルアレイにおける読み出し制御のタイムチャートを表した図である 図6A及び図6Bは、本発明の実施例1に係るメモリセルアレイの配置を示した図(平面図及び断面図)である。 図7A〜図7Cは、本発明の実施例1に係るメモリセルアレイの製造工程(その1)を示した図である。 図8D〜図8Fは、本発明の実施例1に係るメモリセルアレイの製造工程(その2)を示した図である。 図9G〜図9Iは、本発明の実施例1に係るメモリセルアレイの製造工程(その3)を示した図である。 図10J〜図10Lは、本発明の実施例1に係るメモリセルアレイの製造工程(その4)を示した図である。 図11A及び図11Bは、本発明の実施例2に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの基本構成を示す図である。 図12は、本発明の実施例2に係るメモリセルアレイの回路図である。 図13A及び図13Bは、本発明の実施例2に係るメモリセルアレイの配置を示した図(平面図及び断面図)である。断面図である。 図14A及び図14Bは、本発明の実施例3に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの基本構成を示す図である。
符号の説明
10、30、50、70…メモリセル
11、31、71…シリコン基板
12、32、52、72…抵抗記憶体
12a、32a、52a…電極(下部電極)
12b、32b、52b、72b…抵抗記憶層
12c、32c…電極(上部電極)
13a、13b、13c…層間絶縁膜
14、34、54、74…選択トランジスタ
16、36、76…ソース領域
17、37、77…ビット線
17−1、17−2、17−3、17−4…ビット線選択トランジスタ
18、38、78…ドレイン領域
19、39…素子分離膜
20、40…メモリセルアレイ
24、25、44、45、84…コンタクトプラグ
37−1、37−2、37−3、37−4…ビット線選択トランジスタ
72a、72c…電極
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施例1)
−抵抗記憶材料の基本特性−
まず、以下に示す実施例に使用される抵抗記憶材料の基本特性(電流−電圧特性)の一例を、図1を用いて説明する。なお、図1は、抵抗記憶材料として、酸化チタン(TiO)を用いた場合のグラフである。
抵抗記憶体の初期状態(高抵抗状態)をa点とする。このa点から印加電圧を徐々に増加していくと、電流は曲線Aに沿って徐々に増加する。印加電圧が更に大きくなり約1.5V(図中のb点)を超えると、抵抗記憶体が高抵抗状態から低抵抗状態にスイッチ(セット)する。
なお、b点からc点までの間、電流値が約2mAで一定(直線B)になるが、これは、電流制限を施しているためである。すなわち、抵抗記憶体は、b点の時点で既に低抵抗状態に遷移している。従って、仮に電流制限を外した場合には、大電流が抵抗記憶体に流れることになり、抵抗記憶体が破損する可能性がある。
その後、c点から徐々に電圧を減少していくと、電流は曲線Cに沿って矢印の方向に変化し、その絶対値は徐々に減少する。次に、低抵抗状態で、印加電圧を徐々に増加していくと、電流は曲線Dに沿って矢印の方向に変化し、その絶対値は徐々に増加する。
印加する正電圧を更に大きくし、約0.7V(d点)を超えると、抵抗記憶体が低抵抗状態から高抵抗状態にスイッチ(リセット)する。これに伴い、曲線Eに沿って、電流の絶対値が急激に減少し、電流−電圧特性はd点からe点に遷移する。
e点に遷移後、e点の状態から電圧を減少或いは増加していくと、電流は曲線A沿って変化する。電圧がb点を超えない限り、この抵抗記憶体は、そのまま高抵抗状態を維持する。
以上のように、抵抗記憶体としてTiOを使用した場合、高抵抗状態では、印加電圧がb点の電圧(約1.5V)よりも低ければ、電流−電圧特性は曲線Aに沿って線形的に変化し、高抵抗状態が維持される。同様に、低抵抗状態では、印加電圧がd点(約0.7V)の電圧よりも低ければ、電流−電圧特性は曲線Cに沿って変化し、低抵抗状態が維持される。すなわち、抵抗記憶体の抵抗状態がいずれの状態であっても、抵抗記憶体への印加電圧が所定の電圧(ここでは、例えば0.7V)より低ければ安定であり、電源を切ってもその時点における抵抗状態が保たれる。
なお、上記材料を用いて抵抗記憶体を形成する場合、素子形成直後の初期状態では図1に示すような特性は必ずしも得られない。抵抗記憶材料を高抵抗状態と低抵抗状態との間で可逆的に変化しうる状態にするためには、フォーミングと呼ばれる処理が必要になるケースもある。フォーミングは、抵抗記憶材料にセット電圧よりも高い電圧を印加する。一度フォーミングを行った後は、抵抗記憶体が初期状態に戻ることはない。
−メモリセルの基本構成−
次に、実施例1に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの基本構成を、図2を使用して説明する。図2Aは、実施例1に係る半導体記憶装置におけるメモリセルを示す回路図であり、図2Bは、実施例1に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの構造を示す概略断面図である。
図2Aに示すように、半導体記憶装置のメモリセル10は、抵抗記憶体12および選択トランジスタ14を有している。選択トランジスタ14のソースSはビットラインBLに接続され、ゲートGはワードラインWLに接続されている。抵抗記憶体12は、その一端が選択トランジスタ14のドレインDに接続され、他端がワードラインWLに接続されている。
抵抗記憶体12は、一対の電極(下部電極12a,上部電極12c)間に抵抗記憶材料からなる抵抗記憶層12bが狭持されたものであるが、ここで、抵抗記憶材料としては、例えばTiOからなる単極性抵抗記憶材料を使用する。
次に、図2Aに示したメモリセル10の構造を説明する。図2Bに示すように、シリコン基板11上に選択トランジスタ14が形成される。選択トランジスタ14のドレイン領域18は、コンタクトプラグ25を経由して抵抗記憶体12の一方の電極12cに接続される。抵抗記憶体12の抵抗記憶層12bは、選択トランジスタ14のゲート電極Gと接続される。また、選択トランジスタ14のソース領域16は、コンタクトプラグ24を経由してビット線17に接続される。図2Bには、抵抗記憶層12bとゲート電極Gの間に、抵抗記憶体12の下部電極12aを設けないで、下部電極12aをゲート電極Gで代用する例を示したが、抵抗記憶層12bとゲート電極Gの間に下部電極12aを配置する構成にしても構わない。
選択トランジスタ14のゲートGは、紙面の表から裏に向かって(すなわち紙面に垂直方向に)延びている。(以下、ゲートGが延びている方向を「行方向」という。)当該ゲートGは、行方向に並んで配置される選択トランジスタ14のゲートG同士を接続するワード線WLとしての機能も有する。なお、本実施例では、図2Bに示すように、ワード線WLは、抵抗記憶体12の電極12aの用途も兼ねている。なお。ここで、選択トランジスタ14は、例えばNチャネルMOS型トランジスタであり、当該選択トランジスタ14のスレッシュホールド電圧Vthが0.4Vのものを使用する。
−メモリセルアレイの基本構成−
図3は、図2のメモリセル10をマトリクス状に配置したメモリセルアレイ20の回路を示した図である。また、図3に示したメモリセルアレイを実際にシリコン基板上に配置した例を図6に示す。図6に示すように、メモリセル10は、行方向及び列方向に並んで配置される。
行方向には、当該行方向に延在して並行に、複数のワード線WL1,WL2,WL3・・・が配置されている。これらのワード線は、行方向に並んだ複数のメモリセル10にそれぞれ接続されている。具体的には、各ワード線は、各メモリセル10の選択トランジスタ14のゲートGと接続されるとともに、(選択トランジスタ14に接続されている)抵抗記憶体12の一端とも接続される。
列方向には、当該列方向に延在して並行に、複数のビット線BL1,BL2,BL3,BL4・・・が配置されており、これらのビット線は、列方向に並んだ複数のメモリセル10にそれぞれ接続されている。具体的には、各ビット線BLは、各メモリセル10の選択トランジスタ14のソースSと接続される。
また、各ビット線BLには、図3に示すように、可変抵抗素子としての機能を有するビット線選択用のトランジスタ17−1,17−2,17−3,17−4・・・が設けられている。ビット線選択用のトランジスタ17−1,17−2,17−3,17−4の先には、各メモリセル10に記憶されているデータの読み出しを行う(図示しない)センスアンプがそれぞれ設けられている。
次に、各メモリセル10に対するデータの書き込み・読み出し制御について説明する。最初に、各メモリセル10に対するデータの書き込み制御(セット動作及びリセット動作)を、図3及び図4を参照しながら説明する。なお、図4は、図3で示したメモリセルアレイ20における書き込み制御のタイムチャートを表した図である。
−セット動作制御−
最初に、抵抗記憶体32の抵抗状態を高抵抗状態から低抵抗状態へ切り換えるセット動作について説明する。なお、説明は、図3の点線で囲ったメモリセル10について行う。
ステップ1:ビット線BL1を基準電位(例えば接地電位である0V)に設定する。なお、ビット線BL1を基準電位に設定する前の状態は、例えば、所定の電圧に接続されていないフロー状態とする。また、このステップ1の期間は、ワード線WL1が、例えば接地電位である0Vに設定されている。
ステップ2:ワード線WL1にバイアス電圧を印加する。当該バイアス電圧の値は例えば2.0Vである。当該バイアス電圧は、抵抗記憶体12がセットするために必要なセット電圧Vset(例えば、本実施例ではVset=1.5V)を、抵抗記憶体12に対して印加するための電圧である。なお、ワード線WL1の初期状態は、例えば接地電位である0Vとする。
ステップ3:前記バイアス電圧の印加とともに、選択トランジスタ14のゲートG−ソースS間にも、前記バイアス電圧による電圧が印加される。そして、ゲートG−ソースS間の電圧がスレッシュホールド電圧Vth(例えば、本実施例ではVth=0.4V)を超えると、選択トランジスタ14がオンし、前記バイアス電圧が、抵抗記憶体12と選択トランジスタ14に印加される。そして、2.0Vが、高抵抗状態における抵抗記憶体12の抵抗値Rhと、選択トランジスタ14のチャネル抵抗Rchとに応じて分配される。なお、選択トランジスタ14がオフした状態では、選択トランジスタ14のドレインDの電圧はWLの電圧と略同じ電圧になっており、抵抗記憶体12には殆ど電圧が印加されない。
このとき、抵抗記憶体12の(高抵抗状態の)抵抗値Rhが、例えば約750kΩであり、選択トランジスタ34のチャネル抵抗Rchが、例えば1.0kΩである。そして、このような抵抗値の分圧に応じた電圧が印加され、抵抗記憶体32には1.997Vが印加され、抵抗記憶体12は、高抵抗状態から低抵抗状態に変化(セット動作)する。
ステップ4:次いで、ワード線WL1の電圧を0Vに戻す。その後、ビット線BL1の接地電位との接続を解除し。所定の電圧に接続されていないフロー状態に戻して、セットの動作を完了する。
なお、上記セット動作において、複数のビット線BL(例えば、BL1〜BL3)を同時に駆動すれば、選択したワード線(例えば、WL1)に接続される複数のメモリセル30を一括してセット動作させることも可能である。
−リセット動作制御−
次に、抵抗記憶体12の抵抗状態を低抵抗状態から高抵抗状態へ切り換えるリセット動作について説明する。なお、説明は、図3の点線で囲ったメモリセル10について行う。
ステップ1:ビット線BL1を、例えば0.8Vに設定する。具体的には、ステップ1を設定する前は、例えば、ビットラインBL1を所定の電圧に接続されていないフロー状態とし、ステップ1を設定する際に、ビットラインBL1を0.8Vに設定する。
ステップ2:ワード線WL1にバイアス電圧を印加する。当該バイアス電圧の値は例えば2.0Vである。このバイアス電圧は、抵抗記憶体12がリセットするために必要なリセット電圧Vreset(例えば、本実施例ではVreset=0.7V)を、抵抗記憶体12に対して印加するための電圧である。なお、ワード線WL1の初期状態は、例えば接地電位である0Vとする。
ステップ3:前記バイアス電圧の印加とともに、選択トランジスタ14のゲートG−ソースS間にも、前記バイアス電圧による電圧が印加される。そして、ゲートG−ソースS間の電圧がスレッシュホールド電圧Vth(例えば、本実施例ではVth=0.4V)を超えると、選択トランジスタ14がオンし、前記バイアス電圧が、抵抗記憶体12と選択トランジスタ14に印加される。そして、1.2Vが、高抵抗状態における抵抗記憶体12の抵抗値Rhと、選択トランジスタ14のチャネル抵抗Rchとに応じて分配される。
このとき、抵抗記憶体12の(低抵抗状態の)抵抗値Rlが、例えば約10kΩであり、選択トランジスタ34のチャネル抵抗Rchが、例えば1.0kΩである。そして、このような抵抗値の分圧に応じた電圧が印加され、抵抗記憶体12には10.9Vが印加され、抵抗記憶体12は、低抵抗状態から高抵抗状態に変化(リセット動作)する。
ステップ4:次いで、ワード線WL1の電圧を0Vに戻す。その後、ビット線BL1の接地電位との接続を解除し、所定の電圧に接続されていないフロー状態に戻して、リセットの動作を完了する。
なお、リセット動作においては、抵抗記憶体12が低抵抗状態から高抵抗状態に切り換わった瞬間に、バイアス電圧(本実施例では1.2V)の殆ど全てが抵抗記憶体12に印加されることになる。しかし、抵抗記憶体12に印加される電圧は、抵抗記憶体12のリセット電圧である1.5Vを超えないため、抵抗記憶体12がリセット動作を行った後に再びセット動作をしてしまうことは無い。
なお、上記リセット動作において、複数のビット線BL(例えば、BL1〜BL3)を同時に駆動すれば、選択したワードライン(例えば、WL1)に接続される複数のメモリセル10を一括してリセット動作させることも可能である。
−読み出し制御−
次に、各メモリセル10に対するデータの読み出し制御について、図3及び図5を参照しながら説明する。なお、図5は、図3で示したメモリセルアレイ20における読み出し制御のタイムチャートを表した図である。なお、説明は、図3の点線で囲ったメモリセル10について行う。
図1における抵抗記憶材料の基本特性に示されるように、例えば、抵抗記憶材料としてTiOを使用した場合、抵抗記憶体に印加される電圧が0.7V未満の場合には、抵抗記憶体12がセット動作やリセット動作を生じない。したがって、読み出し制御におけるメモリセル10(抵抗記憶体12と選択トランジスタ14)へのバイアス電圧を、例えば、0.5Vに設定する。この設定値は、上記0.7Vに対して0.2Vのマージンを確保した値である。
具体的には、最初に、ワード線WL1を例えば2.0Vに設定する(ステップ1)。その後、ビット線BL1に例えば1.5Vを印加する(ステップ2)。このように、読み出し用のバイアス電圧として、0.5Vを印加する。この0.5Vのバイアス電圧の印加によって選択トランジスタ14がオンし、メモリセル10の選択トランジスタ14と抵抗記憶体12に、0.5Vのバイアス電圧が印加される(ステップ3)。
バイアス電圧が印加されると、ビット線BL1には、抵抗記憶体12の抵抗値に応じた電流が流れる。したがって、ビット線BL1に流れるこの電流値を図示しないセンスアンプで検出することにより、抵抗記憶体12がどのような抵抗状態にあるかを読み出すことができる。
最後に、ビット線BL1の接地電位との接続を解除し、所定の電圧に接続されていないフロー状態に戻す。その後、ワード線WL1の電圧を0Vに戻して、読み出し動作を完了する(ステップ4)。
なお、上述したデータの書き込み・読み出し制御は、選択トランジスタ14としてNチャネルMOS型トランジスタを使用した場合の制御方法を示したものであるが、選択トランジスタ14としては、PチャネルMOS型トランジスタも使用可能である。但し、選択トランジスタ14としてPチャネルMOS型トランジスタを使用する場合、(上述した制御とは反対に、)ビット線BL1の電圧値よりもワード線WL1の電圧値が低くなるような制御を行ない、そのようなバイアス電圧をメモリセルに加える必要がある。
次に、本実施例に係るメモリセルアレイの基本配置について、図6を用いて説明する。図6Aは、本実施例に係るメモリセルアレイの構造を示す概略断面図であり、図6Bは、図6Aのメモリセルアレイを上面から見た図である。なお、図6Aは、図6Bにおける線A−A’の切断面を示した図である。
図6Aに示すように、シリコン基板11には、素子領域を画定する素子分離膜19が形成されている。シリコン基板11の素子領域には、ゲート電極12a及びソース/ドレイン領域16,18を有する選択トランジスタ14が形成されている。
前記選択トランジスタのゲートGは、図2Bと同様に、紙面の表から裏に向かって延びる方向、すなわち行方向に延びている。当該ゲートGは、行方向に並んで配置される選択トランジスタのゲートG同士を接続するワード線WLとしての機能も有する。なお、ワード線WLは、抵抗記憶体12の電極12cの用途も兼ねている。
選択トランジスタ14が形成されるシリコン基板11上には、ワード線WLを兼ねたゲートGの他に、ソース領域16に電気的に接続されたコンタクトプラグ24と、ドレイン領域18に電気的に接続されたコンタクトプラグ25とが形成される。また、シリコン基板11上には、ゲートG及びコンタクトプラグ24,25の周囲を埋めるように、層間絶縁膜13aが形成されている。
ワード線WLを兼ねたゲートGの上には、ゲートGと接するように抵抗記憶層12bが形成されている。前記層間絶縁膜13aの上には、抵抗記憶層12b及びコンタクトプラグ24,25の周囲を覆い、これらを埋め込む層間絶縁膜13bが形成されている。
また、前記抵抗記憶層12b上には、前記抵抗記憶層12bと接するように(抵抗記憶体12の)上部電極12cが形成されている。上部電極12cは、ドレイン領域18と接続するコンタクトプラグ25に届く位置まで延び、当該コンタクトプラグ25と接続されている。層間絶縁膜13b上には、上部電極12c及びコンタクトプラグ24の周囲を覆い、これらを埋め込む層間絶縁膜13cが形成されている。
なお、絶縁膜13cは、上部電極12cの側面だけでなく、上部電極12cの上部の表面も覆うように形成されている。
コンタクトプラグ24上には、前記コンタクトプラグ24と接するようにビット線BL2が形成されている。ビット線BL2は紙面に沿って平行に延びている。ビット線BLは、前記層間絶縁膜13c上に形成される(図示しない)層間絶縁膜によって周囲が覆われた状態になっている。
このように、本実施例では、メモリセルに与えるバイアス電圧を、ビット線とワード線から印加する構成としたため、ソース線SLが不要となり、ソース線SLの形成工程を削減することができる。また、ソース線SLを設けない構成にすることにより、全体の実装密度を高めることができる。更には、本実施例では、抵抗記憶体12を、ワード線WL上で、且つ、ワード線WLと重なる位置に形成する構成としているため、ワード線WLが抵抗記憶体12の一方の電極(シリコン基板側の電極12a)を兼ねることが可能となる。その結果、メモリセル10を構成する積層数が減少する。
また、抵抗記憶体12の他方の電極(シリコン基板と反対側の電極12c)が、ソース領域18と接続するコンタクトプラグ25に届く位置まで延びて、当該コンタクトプラグ25と接続されている。このように、抵抗記憶体12の電極12cが、抵抗記憶体12とコンタクトプラグ25との間を接続する配線の機能も兼ねることにより、当該配線が不要になるというメリットもある。
次に、図6に示した半導体記憶装置の製造方法について、図7〜10を用いて説明する。
工程1:図7 Aに示すように、ゲート電極及びソース/ドレイン領域16,18を有する選択トランジスタを形成する。具体的には、シリコン基板11内に、例えばSTI(ShallowTrench Isolation)により、素子領域を画定する素子分離膜19を形成する。次いで、シリコン基板11上に、通常のMOSトランジスタの製造方法を用いて、ゲート電極G(12a)及びソース/ドレイン領域16,18を有する選択トランジスタ14を形成する。
なお、ゲート電極Gには、例えば、ポリシリコン(polySi)材料が使用される。当該polySiの上面には、例えば(図示しない)シリサイドが形成される。ここで使用されるシリサイドとしては、NiSi、CoSi、TiSi、WSi、MoSi等が挙げられる。シリサイドとしてCoSiを使用する場合、例えば次のような方法でシリサイドを形成する。先ず、例えばスパッタ法やCVD(Chemical Vapor Deposition)法によって、PolySiのゲート電極Gを覆うように(図示しない)コバルト(Co)膜を形成する。続いて、数百度で数十秒間のアニールを行ない、PolySiの一部をシリサイド化させる。その後、Coをウェットエッチングによって除去した後、更に、数百度で数十秒間のアニールを行ない、シリサイドの形成を完了する。なお、このようなシリサイドの形成を、ゲート電極Gの表面だけでなく、ソース/ドレイン領域16,18の表面に形成しても良い。
工程2:図7Bに示すように、層間絶縁膜を形成するための膜13a’を形成する。具体的には、選択トランジスタ14が形成されたシリコン基板11上に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、シリコン酸化膜(SiO)を堆積し、シリコン酸化膜からなる膜13a’を形成する。
工程3:図7Cに示すように、例えばCMP(ChemicalMechanical Polish)法により、堆積した層間絶縁膜13a’を、ゲートGの先端が露出する厚さまで研磨して、層間絶縁膜13aを形成する。なお、前記研磨処理を行う際に、層間絶縁膜13aの表面の平坦化も併せて行う。
工程4:図8Dに示すように、抵抗記憶層12bを形成するための層12b’を形成する。具体的には、例えばPLD(Pulsed Laser Deposition)法、ゾルゲル法、スパッタ法、MOCVD(Metal-Organic ChemicalVapor Deposition)法等により、例えば酸化チタン(TiO)の膜を堆積させ、抵抗記憶層12bを形成するための層12b’を形成する。このとき、TiOの膜厚は例えば60nmとする。
工程5:図8Eに示すように、抵抗記憶層12bを形成する。具体的には、例えばフォトリソグラフィ及びドライエッチング法により、工程4で形成した層12b’を選択的にパターニングして、抵抗記憶層12bを形成する。なお、抵抗記憶層12bは、選択トランジスタ14のゲートG(12a)に接するように、ゲートGの真上の位置に形成される。
ここで、抵抗記憶層12bを形成するための層12b’の材料(即ち、抵抗記憶層12bを構成する材料)としては、例えば、TiO、NiO、YO、CeO、MgO、ZnO、ZrO、WO、NbO、TaO、CrO、MnO、AlO、VO、SiO等の酸化物が挙げられる。また、上記の他に、層12b’(抵抗記憶層12b)の材料としては、例えば、Ti、Ni、Y、Ce、Mg、Zn、Zr、W、Nb、Ta、Cr、Mn、Al、V、Si等の金属が挙げられる。更には、層12b’(抵抗記憶層12b)の材料は、これら酸化物及び金属の混合物であっても良い。また更には、抵抗記憶層12bは、上記酸化物の層と金属の層とを積層させた構成であっても良い。
また、抵抗記憶層12bを形成するための層12b’の材料(即ち、抵抗記憶層12bを構成する材料)としては、例えば、Pr1−XCaMnO、Ls1−XCaMn、SrTiO(X=0〜1)等の酸化物が挙げられる。また、上記の他に、更には、Pr1−XCaMn、Ls1−XCaMn、SrTi(X=0〜1)等の金属が挙げられる。更には、層12b’(抵抗記憶層12b)の材料は、これら酸化物及び金属の混合物であっても良い。また更には、抵抗記憶層12bは、上記酸化物の層と金属の層とを積層させた構成であっても良い。
なお、工程5において、抵抗抗記憶体12bを形成する前に、ゲート電極G(12a)上に、Pt、Ir、W、Ni、Au、Cu、Ag、Pd、Zn、Cr、Al、Mn、Ta、Si、TaN、TiN、Si、Ru、ITO、NiO、IrO、SrRuO、Al−Si、Al−Cu、Al−Si−Cu等からなる層を形成しても良い。このように、ゲート電極G(12a)と抵抗抗記憶体12bの間に特定の金属を挟むことにより、選択トランジスタ14のスイッチング特性が向上することが確認されている。
工程6:図8Fに示すように、抵抗記憶層12bの周囲を覆う層間絶縁膜13bを形成する。具体的には、例えばCVD法により、抵抗記憶層12bを覆うように(図示しない)シリコン酸化膜を堆積する。その後、例えばCMP法により、堆積したシリコン酸化膜を、抵抗記憶層12bの一部(先端表面)が露出する厚さまで研磨して、層間絶縁膜13bを形成する。なお、前記研磨処理を行う際に、層間絶縁膜13bの表面の平坦化も併せて行う。
工程7:図9Gに示すように、コンタクトホール23を形成する。具体的には、例えばフォトリソグラフィ及びドライエッチング法により、層間絶縁膜13a及び層間絶縁膜13bに(層間絶縁膜13a及び層間絶縁膜13bを貫通する)穴をあけ、ドレイン領域に達するコンタクトホール23を形成する。
工程8:図9Hに示すように、コンタクトプラグ25を形成する。具体的には、例えばCVD法により、コンタクトホール23が完全に埋まるように、コンタクトホール23にタングステン(Ta)膜を堆積する。その後、これらの堆積物(バリアメタル及びタングステン膜)をエッチバック処理して、ドレイン領域と電気的に接続するコンタクトプラグ25を形成する。なお、当該エッチバック処理では、堆積されたTa膜の全表面に対してエッチングを行い、Ta膜がコンタクトホール23内にのみ残るようにして、それ以外の(コンタクトホール23外に堆積された)Ta膜を全て除去する。
工程9:図9Iに示すように、(抵抗記憶体12の)上部電極12cを形成する。具体的には、先ず、エッチバック処理により平坦化された層(抵抗記憶層12,コンタクトプラグ25及びこれらの周囲を覆う層間絶縁膜13bからなる層)の上に、上部電極12cを形成するための層(図示せず)を形成する。その後、例えばフォトリソグラフィ及びドライエッチング法により、前記上部電極を形成するための層を選択的にパターニングして、上部電極12cを形成する。このとき、上部電極12cを、図のように、コンタクトプラグ25に届く位置まで延びた形状にパターニングする。
なお、上部電極12cの材料としては、例えば、Pt,Ir,W,Ni,Au,Cu,Ag,Pd,Zn,Cr,Al,Mn,Ta,Si,TaN,TiN,Si,Ru,ITO,NiO,IrO,SrRuO,CoSi,WSi,NiSi,MoSi,TiSi,Al−Si,Al−Si,Al−Cu,Al−Si−Cu等が挙げられる。
工程10:図10Jに示すように、上部電極12cの周囲及び上面を覆う層間絶縁膜13cを形成する。具体的には、例えばCVD法により、上部電極12cを覆うように(図示しない)シリコン酸化膜を堆積する。その後、例えばCMP法により、堆積したシリコン酸化膜を所定の厚さに研磨して、層間絶縁膜13cを形成する。なお、前記研磨処理を行う際に、層間絶縁膜13cの表面の平坦化も併せて行う。
工程11:図10Kに示すように、コンタクトプラグ24を形成する。具体的には、前工程までに堆積されたシリコン酸化膜13a,13b,13cに対して、例えばフォトリソグラフィ及びドライエッチング法により、(図示しない)コンタクトホールを形成する。次に、例えばCVD法により、前記コンタクトホールが完全に埋まるように、Ta膜を堆積した後、この堆積物(Ta膜)をエッチバック処理する。このような処理により、コンタクトプラグ24を形成する。
工程12:図10Lに示すように、ビット線17と(ビット線17の周囲を覆う、図示しない)層間絶縁膜を形成する。具体的には、最初に、例えばPLD(Pulsed Laser Deposition)法、ゾルゲル法、スパッタ法、MOCVD(Metal-Organic ChemicalVapor Deposition)法等により、(不図示しない)タングステン(Ta)の膜を堆積させる。このとき、Taの膜厚は例えば60nmとする。次に、例えばフォトリソグラフィ及びドライエッチング法により、堆積したTaの膜を選択的にパターニングして、ビット線17を形成する。次に、例えばCVD法により、ビット線17を覆うように(図示しない)シリコン酸化膜を堆積する。その後、例えばCMP法により、堆積されたシリコン酸化膜を研磨して、(図示しない)シリコン酸化膜を形成する。なお、前記研磨処理を行う際に、堆積された前記シリコン酸化膜の表面の平坦化も併せて行う。
また、前記図10Lでは、ビット線17及び(ビット線17の周囲を覆う、図示しない)層間絶縁膜を次のような方法で形成しても良い。例えば、最初に、工程11により形成された層(コンタクトプラグ24及びその周囲を覆う層間絶縁膜13cからなる層)上に、CVD法によりシリコン酸化膜を堆積した後、CMP法等により堆積したシリコン酸化膜の表面を平坦化する。次に、その堆積されたシリコン酸化膜に対して、例えばフォトリソグラフィ及びドライエッチング法により、(図示しない)ビット線17形成用の溝を形成する。最後に、例えばCVD法により、前記ビット線17形成用の溝が完全に埋まるように、タングステン膜を堆積した後、これらの堆積物(タングステン膜)をエッチバック処理する。このような処理により、ビット線17を形成するとともに、ビット線17の周囲を覆う(図示しない)層間絶縁膜を形成する。
このように、本実施例では、バイアス電圧を、ビット線とワード線から印加する構成としたため、ソース線SLの形成工程が不要になり、製造工程を簡略化することが可能となる。
(実施例2)
次に、実施例2に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの基本構成を、図11を用いて説明する。図11Aは、実施例2に係る半導体記憶装置におけるメモリセルを示す回路図であり、図11Bは、実施例2に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの構造を示す概略断面図である。
図11A及び図11Bに示すように、メモリセル30とメモリセル50とは隣接して配置されている。メモリセル30は、抵抗記憶体32および選択トランジスタ34を有し、メモリセル50は、抵抗記憶体52および選択トランジスタ54を有している。
メモリセル30では、選択トランジスタ34のソースSはビット線BL1に接続され、ゲートGはワード線WL1に接続されている。抵抗記憶体32は、その一端が選択トランジスタ34のドレインDに接続され、他端がワード線WL1に接続されている。一方、メモリセル50では、選択トランジスタ54のソースSはビット線BL1に接続され、ゲートGはワード線WL2に接続されている。抵抗記憶体52は、その一端が選択トランジスタ54のドレインDに接続され、他端がワード線WL2に接続されている。メモリセル30とメモリセル50とは、各メモリセルに設けられる選択トランジスタのドレインD(選択トランジスタ34のドレインDと選択トランジスタ54のドレインD)で接続されている。
図11Bは、図11Aに示したメモリセル30,50の構造を示した図である。図11Bに示すように、シリコン基板上31上に、メモリセル30とメモリセル50とが隣接して配置される。具体的には、メモリセル30の選択トランジスタ34と、メモリセル50の選択トランジスタ54とが、1つのドレイン領域38を共有する。
また、上記のように、選択トランジスタ34,54が1つのドレイン領域38を共有することに加え、選択トランジスタ34,54が、1つのコンタクトプラグ45を共有する。更には、(メモリセル30及びメモリセル50の)抵抗記憶体32,52が、1つの電極32cを共有する。
すなわち、選択トランジスタ34はドレイン領域38を有し、当該ドレイン領域38は、コンタクトプラグ45を経由して抵抗記憶体32の上部電極32cに接続される。また、選択トランジスタ54は(トランジスタ34と同じ)ドレイン領域38を有し、当該ドレイン領域38は、コンタクトプラグ45を経由して上部電極32cに接続される。このように、本実施例では、ドレイン領域38、コンタクトプラグ45および上部電極32cを、隣り合う2つのメモリセル30,50が共有する。
図12は、図11に示すメモリセル30,50をマトリクス状に配置したメモリセルアレイ40の回路を示した図である。また、図12に示したメモリセルアレイを実際にシリコン基板上に配置した例を図13に示す。図13に示すように、メモリセル10は、行方向及び列方向に並んで配置される。なお、図13Aは、図13Bにおける線B−B’の切断面を示した図である。
行方向には、当該行方向に延在して、複数のワード線WL1,WL2,WL3・・・が配されている。これらのワード線は、行方向に並んだ複数のメモリセルにそれぞれ接続されている。具体的には、ワード線WL1にはメモリセル30の選択トランジスタ34のゲートGと接続されるとともに、(選択トランジスタ34と接続される)抵抗記憶体32の一端に接続されている。また、ワード線WL2はメモリセル50の選択トランジスタ54のゲートGと接続されるとともに、(選択トランジスタ54と接続される)抵抗記憶体52の一端に接続されている。
また、図12及び図13に示すように、メモリセル30の選択トランジスタ34と、メモリセル50の選択トランジスタ54とは、共通のドレインDを有している。すなわち、選択トランジスタ34,54は、それぞれのドレインDで結合されている。また、メモリセル30の抵抗記憶体32と、メモリセル50の選択トランジスタ52とは、ワード線(WL1,WL2)に接続されていない側の端同士が接続されている。なお、その他は、実施例1と同様の構成であるため、説明を省略する。
このように、本実施例では、ビット線に沿って配置されたメモリセルについて、隣り合う2つのメモリセルを一対(ペア)にする。そして、一対になった2つのメモリセルに含まれる各々の選択トランジスタが、1つのドレイン領域を共有する。更には、一対になった2つのメモリセルが、1つの(ドレイン領域に接続される)コンタクトプラグおよび1つの(抵抗記憶体の)上部電極も共有する。そのため、1つのメモリセルが占める実装面積が減少し、半導体記憶装置におけるメモリセルの実装密度が向上する。
(実施例3)
次に、実施例3に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの基本構成を、図14を用いて説明する。図14Aは、実施例3に係る半導体記憶装置におけるメモリセルを示す回路図であり、図14Bは、実施例3に係る半導体記憶装置におけるメモリセルの構造を示す概略断面図である。
図14Aに示すように、半導体記憶装置のメモリセル70は、抵抗記憶体72および選択トランジスタ74を有している。選択トランジスタ74のソースSはビットラインBLに接続され、ゲートGはワードラインWLに接続されている。抵抗記憶体72は、その一端が選択トランジスタ74のドレインDに接続され、他端がワードラインWLに接続されている。
図14Bは、図14Aに示したメモリセル70の構造を示した図である。図14Bに示すように、シリコン基板71上に選択トランジスタ74が形成される。選択トランジスタ74のドレイン領域78は、コンタクトプラグを兼ねた抵抗記憶体72の一方の電極72cを経由して、抵抗記憶層72bに接続される。
抵抗記憶層72bを挟んで電極72cの反対側には、選択トランジスタ74のゲートGが配置されている。選択トランジスタ74のゲートGは、(抵抗記憶体72の)電極72cの機能を兼ねるとともに、ワード線WLの機能も兼ねている。
本実施例のメモリセルの形成は、次のような工程で行う。最初に、実施例1と同様の方法で、ゲート電極72a及びソース/ドレイン領域16,18を有する選択トランジスタを形成する。次に、例えばフォトリソグラフィ及びドライエッチング法等により、ゲート電極72aの一方のサイドウォールを除去するとともに、ゲート電極72aの(サイドウォールを除去した側の)一部分を除去する。次に、例えば、CVD法による成膜及びフォトリソグラフィ及びドライエッチング法によるパターニングを行うことにより、その除去した部分に抵抗記憶層72bを形成するとともに、当該抵抗記憶層72bの側面に(抵抗記憶体の)電極72cを形成する。なお、その他は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施例では、抵抗記憶体72を構成する2つの電極72a,72c及びそれらの間に挟まれた抵抗記憶層72bを、半導体基板71の表面に沿って並べて配置している。このような配置をすることにより、メモリセル70を形成する際の積層数が減少する。すなわち、抵抗記憶体72を構成する3つの構成体(2つの電極72a,72c及び抵抗記憶層72b)を半導体基板71の表面に沿って並べて配置することにより、電極72cを抵抗記憶層72b上に配置する必要が無くなるため、その分の積層数が減少する。また、電極72cを抵抗記憶層72b上に配置しない構成としたことに伴って、半導体基板71の表面からビット線BLまでの高さを低くすることが可能となる。
本発明による半導体記憶装置及びその製造方法は、メモリセルを簡易な回路構成とし、メモリセルの実装効率の向上を実現するものである。したがって、本発明による半導体記憶装置及びその製造方法は、半導体記憶装置を高集積化するうえで極めて有用である。

Claims (10)

  1. 複数のワード線と、
    前記ワード線に交差する方向に配置される複数のビット線と、
    前記ワード線とビット線とが交差する位置にそれぞれ配置されるメモリセルとを有し、
    前記複数のメモリセルの各々が、抵抗記憶体と、前記抵抗記憶体への電圧の印加を制御する選択トランジスタとを有し、且つ、各々の前記メモリセルにおいて前記選択トランジスタのドレインは前記抵抗記憶体の一方の電極と接続され、
    前記ワード線は、該ワード線に沿って配置されたメモリセル群に含まれる複数の前記選択トランジスタのゲートに接続されるとともに、前記メモリセル群に含まれる複数の前記抵抗記憶体の他方の電極に接続され、
    前記ビット線は、該ビット線に沿って配置されたメモリセル群に含まれる複数の前記選択トランジスタのソースに接続されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記抵抗記憶体は、
    電圧の印加によって抵抗が変化する抵抗記憶材料からなる抵抗記憶層と、
    前記抵抗記憶層を挟んで、その両側に形成される上部電極及び下部電極とを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記抵抗記憶材料が、TiO、NiO、YO、CeO、MgO、ZnO
    ZrO、WO、NbO、TaO、CrO、MnO、AlO、VO及びSiOを含むグループから選択された材料であることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記抵抗記憶材料が、Pr1−XCaMnOLa 1−XCa MnO及びSr
    TiO(X=0〜1)を含むグループから選択された材料であることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記選択トランジスタの前記ドレインを構成するドレイン領域上に導電材料からなる第
    1のコンタクトプラグが形成され、前記第1のコンタクトプラグの一端が前記ドレイン領域と接続されるとともに、他端が前記抵抗記憶体の前記上部電極と接続し、
    更に、前記上部電極が前記第1のコンタクトプラグの他端の位置まで延びていることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記選択トランジスタが半導体基板上に形成され、
    前記ビット線に沿って隣接して配置される2つの前記メモリセルが、前記半導体基板上に形成された前記選択トランジスタの1つのドレイン領域を共用することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 一対の電極間に抵抗記憶材料が挟持されてなる抵抗記憶体と、選択トランジスタとから
    なるメモリセルを有する半導体記憶装置であって、
    前記トランジスタは、
    ワード線、及び、前記抵抗記憶体の一方の電極に接続されるゲート電極と、
    ビット線に接続されるソース電極と、
    前記抵抗記憶体の他方の電極と接続されるドレイン電極とを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 複数のワード線と、前記ワード線に交差する方向に配置される複数のビット線と、抵抗
    記憶体を有し且つ前記ワード線とビット線とが交差する位置にそれぞれ配置されるメモリセルとが、基板上に形成される半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記基板上に、そのゲート電極が前記ワード線と電気的に接続され、且つ、前記抵抗記憶体への電圧の印加を制御する選択トランジスタを形成する第1の工程と、
    前記選択トランジスタが形成された前記基板上に、前記ゲート電極の一部が露出するように、絶縁材料からなる第1の膜を形成する第2の工程と、
    前記ゲート電極上に、前記ゲート電極の露出部と接するように前記抵抗記憶体の抵抗記憶層を形成するとともに、前記抵抗記憶層の1部が露出するように、絶縁材料からなる第2の膜を形成する第3の工程と、
    前記第1の膜及び前記第2の膜を穴明け加工した後、該穴を導電材料で埋めて、前記選択トランジスタのドレイン領域に接続される第1のコンタクトプラグを形成する第4の工程と、
    前記抵抗記憶層の前記露出部と前記第1のコンタクトプラグとを電気的に接続する配線を形成するとともに、前記配線全体を覆うように、絶縁材料からなる第3の膜を形成する第5の工程と、
    前記選択トランジスタのソース領域と電気的に接続される前記ビット線とを形成する第6の工程とを含むことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  9. 一対の電極間に抵抗記憶材料が挟持されてなる抵抗記憶体と、選択トランジスタとを有
    し、前記選択トランジスタのドレインが前記抵抗記憶体の一方の電極と接続されるメモリセルを有する半導体記憶装置の書き込み方法であって、
    前記選択トランジスタのソースに接続されるビット線に第1の電圧を印加するステップと、
    次いで、前記選択トランジスタのゲート、及び、前記抵抗記憶体の他方の電極に接続されるワード線に、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧を印加するステップと、
    次いで、前記抵抗記憶体の抵抗状態が変化した後に、前記ワード線を前記第2電圧に設定する前の状態に戻すステップとを備えることを特徴とする半導体記憶装置の書き込み方法。
  10. 一対の電極間に抵抗記憶材料が挟持されてなる抵抗記憶体と、選択トランジスタとを有
    し、前記選択トランジスタのドレインが前記抵抗記憶体の一方の電極と接続されるメモリセルを有する半導体記憶装置の読み出し方法であって、
    前記選択トランジスタのゲート、及び、前記抵抗記憶体の他方の電極に接続されるワード線に、第1の電圧を印加するステップと、
    次いで、前記選択トランジスタのソースに接続されるビット線に前記第1の電圧よりも低い第2の電圧を印加するステップと、
    次いで、前記ビット線に流れる電流を、前記ビット線に接続されたセンスアンプによって検出するステップとを備えることを特徴とする半導体記憶装置の読み出し方法。
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