JP5060786B2 - 太陽電池モジュール用接続具 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュール用接続具に関し、特に、太陽電池モジュールをバイパスするダイオードを備えたものに関する。
太陽電池モジュールの設置現場において、複数の太陽電池モジュールを直列に接続するために接続具が使用される。この接続具には、その内部に、太陽電池モジュールをバイパスするためのバイパスダイオードが設けられているものがある。この接続具を薄型にするために、技術的な改良が行われてきた。例えば日本国特許第3498945号の明細書には、バイパスダイオードに保護パッケージを備えておらず裸の状態であるベアーチップダイオードを使用し、太陽電池モジュール接続具のボックス内を樹脂封止する際に、ベアーチップダイオードもパッケージする技術が開示されている。しかし、この技術では、この接続具が並列に接続されている太陽電池モジュールが発電していないとき、この太陽電池モジュールと直列に接続されている他の太陽電池モジュールからの電流が、発電していない太陽電池モジュールに並列に接続されている接続具のダイオードを介して流れる。この際に、ダイオードが発熱するが、その放熱が充分に行われない。この点を改善しようとする例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている技術では、絶縁体製の箱の内部を互いに平行な3つのゾーンに区画されている。3つのゾーンのうち、一方の端のゾーンが太陽電池モジュールリード線用端子ゾーンであり、中央のゾーンがダイオード放熱板ゾーンであり、他方の端のゾーンが入出力ケーブル用端子ゾーンである。ダイオード放熱板ゾーンの底壁には、開口が形成され、この開口に4つの長方形状の放熱板が1列に配置されている。一方の端にある放熱板から順に3つの放熱板上に、ダイオードが取り付けられている。ダイオードは、絶縁物製のモールド内にダイオードの半導体チップが埋め込まれたものである。その半導体チップのアノードがモールドの底部に露出した外部導体に接続されている。カソードがリードによってモールドから導出されている。3つのダイオードの外部導体が上述した3つの放熱板上に取り付けられ、カソードがそれぞれ隣接する放熱板に接続され、その結果、3つのダイオードが直列に接続されている。各放熱板の太陽電池モジュールリード線用端子ゾーン側の端部に一端が位置し、他端が太陽電池モジュールリード線用端子ゾーン内に位置するように、モジュールリード線用端子がそれぞれ設けられている。また、各放熱板のうち両側にあるものの入出力ケーブル用端子ゾーン側の端部側に一端が位置し、他端が入出力用端子ゾーン内に位置するように、入出力ケーブル用端子がそれぞれ設けられている。この状態において、ダイオード放熱板ゾーンに絶縁樹脂が各ダイオードを埋め込むように充填されている。この充填後に、太陽電池パネルの裏面側に箱を固定する。この際、箱の底壁側に露出している放熱板は熱伝導性絶縁シートを介して太陽電池パネルに接しさせている。各太陽電池モジュールリード線用端子に太陽電池モジュールリード線を介して各太陽電池モジュールを接続して、各ダイオードを太陽電池パネルの各太陽電池モジュールに並列に接続する。入出力ケーブル用端子に入出力ケーブルを接続することによって、各太陽電池モジュールから電流を入出力することができるようにする。なお、太陽電池モジュールリード線は、モジュールリード線用端子に半田付けされ、入出力ケーブルも、入出力用端子に半田付けされている。その後に、太陽電池モジュールリード線用端子ゾーン内に、太陽電池モジュールリード線及び太陽電池モジュールリード線用端子を埋め込むように絶縁性樹脂が充填され、入出力ケーブル用端子ゾーン内に、入出力ケーブル及び入出力ケーブル用端子を埋め込むように絶縁性樹脂が充填される。
特開2005−209971号公報
特許文献1に開示された接続具では、或る太陽電池モジュールが発電していないとき、他の太陽電池モジュールからの電流は、発電していない太陽電池モジュールに並列に接続されているダイオードを介して流れる。特許文献1の技術では、この熱は、放熱板から熱伝導性絶縁シートを介して太陽電池パネルに放熱される。しかし、2005年4月公布の国際電気標準会議(IEC)の太陽電池モジュールに関する規格IEC61215を満たすためには、放熱板を大型にしなければならず、箱が大型になる。その結果、この接続具全体が大型になる。また、箱の放熱板ゾーンに絶縁樹脂を充填しなければならず、この接続具を大量生産する際、生産性が低くなる。また、太陽電池パネルが屋根の上に設置されると、それの太陽電池モジュールの温度が上昇し、これに伴い各太陽電池モジュールに接続されている接続具内のダイオードの温度も上昇する。この温度上昇の繰り返しが、ダイオードに機械的な歪を与えたり、ダイオードの電気的特性を変化させたりする。
本発明は、信頼性を高めて長期の使用に耐える生産性が高い薄型の太陽電池モジュール用接続具を提供することを目的とする。
本発明の一態様の太陽電池モジュール接続具は、ダイオードモジュールとモジュールボックスとを有している。ダイオードモジュールには、ダイオードチップが内蔵されている。1つのダイオードチップを内蔵することも可能であるし、直列に接続した複数のダイオードチップを内蔵することも可能である。ダイオードモジュールは、ダイオードチップを太陽電池モジュールに接続可能に、かつ太陽電池モジュールからの電流を取り出し可能に構成されている。なお、複数のダイオードモジュールが直列に接続されている場合、各ダイオードチップの両端をそれぞれ対応する太陽電池モジュールに接続可能とする。モジュールボックスは、絶縁体製で、前記ダイオードモジュールが収容されている。前記ダイオードチップを太陽電池モジュールに接続するためのリード線と、ダイオードチップからの電流を取り出すためのリード線とをモジュールボックス内に導入するリード線導入部が、モジュールボックスに形成されている。前記モジュールボックスは、太陽電池モジュールに接触する面を有し、この面に開口が形成されていることが望ましい。この場合、この開口に、ダイオードモジュールが嵌められている。更に、ダイオードモジュールの開口に嵌められている面は、平坦でかつ平面に形成されていることが望ましい。更に、ダイオードモジュールの開口に嵌められている面と、前記開口が形成されているモジュールボックスの面とが、一致していることが望ましい。
モジュールボックスは、カバーを有し、このカバーがダイオードモジュールに面接触している部分を有することが安全上、放熱上望ましい。
本発明の第1実施形態の接続具に使用されるダイオードモジュールの正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態の接続具の正面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態の接続具の正面図である。 本発明の第3の実施形態の接続具の正面図である
本発明の第1の実施形態の太陽電池モジュール用接続具1は、図1に示すようなダイオードモジュール2を有している。このダイオードモジュール2は、複数、例えば2つの放熱板4a、4bを備えている。これら放熱板4a、4bは、厚さが例えば1mm以上の矩形の金属製で、それらの長辺が互いに平行となるように、空間絶縁距離Gを隔てて配置されている。放熱板4bの表面に、バイパスダイオード、例えば薄板状のダイオードチップ6の矩形のアノード6Aが半田付けされている。このダイオードチップ6のカソード6Cが、接続導体8を介して放熱板4aの表面に接続されている。このダイオードチップ6のアノードの4隅に、これら4隅をそれぞれ囲むようにスリットを形成することが望ましい。これらスリットによって、ダイオードチップ6の位置決めを行うことができるし、ダイオードチップ6の発熱による熱応力の分散に役立つ。
放熱板4a、4bの一方の短辺に連ねて、太陽電池モジュールリード線接続用端子10、10が形成されている。これら端子10は、放熱板4a、4bの短辺にほぼ垂直に外方に突出し、これらは太陽電池モジュールのリードに接続するように適応されている。
放熱板4a、4bの長辺のうち外側にある長辺から、太陽電池入出力ケーブル用端子12、12が、これら長辺にほぼ垂直に外方に突出している。これら端子12の先端部にケーブルの取付け部12aが形成されている。また、これら端子12、12の中途には、これら端子12に垂直に、端子12の一方側から他方の側まで突起12b、12bが形成されている。
これら放熱板4a、4b、ダイオードチップ6、接続導体8がモールド部16内に含まれ、端子10、10、12、12がモールド部16から露出している。モールド部16は、絶縁モールド材、例えばエポキシ樹脂のような合成樹脂のトランスファモールド成型によって、形成されている。この絶縁モールド材には、熱伝導性の高い添加剤を加えることが望ましい。ダイオードチップ6がモールドされているので、ダイオードチップ6の防湿性と耐衝撃性とが向上している。また、トランスファモールド成型しているので、生産性が高い。モールド部16は、図1及び図2に示すように、概略直方体状であり、放熱板4a、4bは、このモールド部の底壁16aに近い位置にある。底壁16aは、平滑でかつ平坦に形成されている。モールド部16の底壁16aと対向する上面16bの周縁には段16cが形成されている。
ダイオードモジュール2は、図3に示すように、モジュールボックス20に収容されている。モジュールボックス20は、底壁20aの周囲に、これを囲うように側壁20b、20c、20d、20eを有している。側壁20b、20c、20d、20eの底壁20aと反対側に開口が形成されている。モジュールボックス20は、例えば合成樹脂製である。この合成樹脂としては、耐水性、熱伝導性が良好なものが望ましく、例えば変性ポリフェニレンを使用することが望ましい。底壁20aは、放熱性の向上のため、その厚さを薄く形成することが望ましい。モジュールボックス20では、側壁20bと20cとが平行に位置している。ダイオードモジュール2は、側壁20c側に端子10、10が位置し、側壁20d、20e側に端子12、12が位置するように、モジュールボックス20内に配置されている。
モジュールボックス20の底壁20aにおける、ダイオードモジュール2に対応する位置に、矩形の開口22が形成され、この開口22にダイオードモジュール2が嵌められている。この嵌められた状態において、ダイオードモジュール2のモールド部16の底壁16aの外面とモジュールボックス20の底壁20aの外面とは、図4及び図5に示すように一致している。
モジュールボックス20内に、予めトランスファモールドされたダイオードモジュール2を配置する構成であるので、モジュールボックス内に、放熱板に取り付けたダイオードチップを配置して、これら放熱板及びダイオードチップを埋め込むように絶縁材をモジュールボックスひとつひとつに充填する場合よりも、生産性が向上し、大量生産する場合に適している。
端子10に対応する底壁20aの位置に、リード線導入部、例えば矩形の開口24が形成されている。図5に示すように、開口24を介して例えば平角線からなる太陽電池モジュールリード線25、25がモジュールボックス20内に導入され、端子10、10に半田付けによって接続されている。開口24は、底壁20a以外の側壁に形成することも可能であるが、後述するように太陽電池モジュールに、この接続具1を取り付けた際に、防水がしやすいので、底壁20aに形成することが望ましい。
端子12、12に対応して、側壁20d、20eには、図4に示すように、リード線挿入部、例えば太陽電池入出力ケーブル挿通孔26、26が形成されている。挿通孔26、26に挿通された太陽電池入出力ケーブル27、27の先端が、端子12の取付け部12a、12aに半田付けされる。なお、この側壁20d、20eの近傍の底壁20aにも開口28、28が形成されている。
底壁20aの開口22の周囲には、モジュール位置規制部材、例えば爪30a、30b、30b、30c、30cが形成されている。これら爪30a、30b、30b、30c、30cは、モジュールボックスと同一の合成樹脂製で、可撓性を有している。爪30aは、図5に示すように、側壁20b側でモールド部16の段部16cに係合して、ダイオードモジュール2の重量を受けて撓みながらダイオードモジュール2を開口24側に押圧しており、かつダイオードチップ2が底壁20aと反対側に移動することを規制している。また、爪30b、30bは、開口24側でモールド部16の段部16cに係合して、側壁20b、20c側へのダイオードモジュール2の移動を規制している。爪30c、30cは、開口22の側壁20d、20e側でモールド部16の段部16cに係合して、ダイオードモジュール2の側壁20d、20e方向への移動を規制している。
モジュールボックス20内には、図5に示すように、端子10及び太陽電池モジュールリード線25、25、端子12、12、太陽電池入出力ケーブル27、27をその内部に埋め込むように絶縁充填材32がモジュール部16の上面16bを除いて充填されている。図3及び図4には、図示を簡略化するために絶縁性充填材32は示していない。端子10及び太陽電池モジュールリード線25が、絶縁性充填材32内に埋め込まれているので、これらは、防水される上に、モジュールボックス20内で移動することもない。
モジュールボックス20の底壁20aと反対側にある開口が、絶縁材、例えば熱伝導性が良好な絶縁材製のカバー34によって覆われている。このカバー34は、ダイオードモジュール2のモールド部16の上面16bに面接触している接触部34aを有している。この接触部34aは、図4及び図5に示すようにモールド部16の上面全域に面接触していることが望ましい。このように面接触することにより、カバー34とモールド部16との間に空気層が形成されず、ダイオードモジュール2からカバー34を介して放熱される。なお、カバー34の材料の節約及び放熱の良好性を確保するために、接触部34aは、図4及び図5に示すようにカバー34におけるモールド部16の上面に対応する位置を窪ませて形成することが望ましい。なお、図3では、図が錯綜するので、カバー34は示していない。
この接続具1は、ダイオードモジュール2をモジュールボックス20内の開口22に嵌め、かつ端子12、12に太陽電池出力ケーブル27、27を接続した状態で、図示していない太陽電池モジュールの設置現場に搬送される。設置現場では、太陽電池モジュールの太陽電池モジュールリード線25、25を開口24からモジュールボックス内に挿入し、端子10、10に半田付けする。接続具1を取り付ける太陽電池モジュールの部分に接着剤を塗布し、その接着剤の上にモジュールボックス20の底壁20a及びモールド部16の底壁16aを押し付ける。この状態において、モジュールボックス20の底壁20aの外面及びモジュール部16の底壁16aの外面が一致して太陽電池モジュールに接触し、かつモジュール部16の底壁16aが平滑な平面であるので、太陽電池モジュールにモジュール部16の底壁16aが密着している。その後、絶縁性充填材32が充填される。そして、接触部34aがモールド部16の上面16aに接触するように、カバー34がモジュールボックス20の開口に取り付けられる。
このような状態で接続具1が使用されているので、ダイオードチップ6で発熱が生じると、その熱は放熱板4a、4bからモールド部16を介して太陽電池モジュールに伝導される。特に、上述したように、トランスファモールド成型されたモジュール部16が太陽電池モジュールに密着しているので、ダイオードチップ6からの放熱が良好に行われる。また、カバー34の接触部34aがモールド部16の上面に接触しているので、カバー34からも放熱が行われる。従って、モジュールボックス20を大型にしなくても、良好に放熱が行われる。
第2の実施形態の接続具1aを図6に示す。この接続具1aでは、複数、例えば4つの放熱板40a、40b、40c、40dが使用され、これらのうち放熱板40b、40c、40dにダイオードチップ60a、60b、60cのアノードが接続されている。これらダイオードチップ60a、60b、60cのカソードは、接続導体80を介して隣接する放熱板40a、40b、40cに接続されている。各放熱板40a、40b、40c、40dには、端子100がそれぞれ一体に設けられ、両外側に位置する放熱板40a、40dに端子120、120が設けられている。端子100は、第1の実施形態の端子10と同一であり、端子120も第1の実施形態の端子12と同一のものである。これら放熱板40a、40b、40c、40dは、第1の実施形態と同様にモールド部160によってモールドされている。モールド部160が収容されているモジュールボックス200の構成は、第1の実施形態のモジュールボックス20と同様である。同等部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
この第2の実施携帯の接続具1aでは、端子100の隣接する2つが、直列に接続された3つの太陽電池モジュール(図示せず)それぞれの両端間に接続され、これによって3つの太陽電池モジュールとダイオードチップ60a乃至60cとが個別に並列に接続される。なお、この接続具1aでは、放熱板40a乃至40dを全て同じ大きさとしたが、放熱板40a上にはダイオードチップは配置されていないので、各放熱板40a乃至40dが放熱する放熱量は等しくない。そこで放熱板のうち、ダイオードが搭載されておりかつ周囲に放熱しにくくそのままでは高温になりやすいものを最も広幅にし、順次ダイオードが搭載されておりかつ周囲に放熱しやすい放熱板をそれよりは狭幅にして、ダイオードの搭載されていない周囲に放熱しやすい放熱板を最も狭幅にして、各放熱板の最高温度を規定温度以下にし、かつ小型になるようにすることが好ましい。即ち、放熱板40a乃至40dの幅寸法を放熱板40cの幅≧放熱板40dの幅≧放熱板40bの幅>放熱板40aの幅のように異ならせることが望ましい。
図7に第3の実施形態の接続具1bを示す。この実施形態では、モジュールボックス200は、先の2つの実施形態と同様な底壁200aを有し、その周囲に側壁200b、200c、200d、200eを有する。側壁200d、200eは、中途でダイオードモジュール2側に向かって折り曲がり、その折り曲がった部分がダイオードモジュール2の両側に接触している。従って、位置規制用の爪30c、30cが省略されている。また、側壁200cにもダイオードモジュール2は接触している。ダイオードモジュール2は、第1の実施の形態とほぼ同様に形成されているが、端子10に相当する端子210、210が側壁200d、200e側に延長され、これら延長部分210a、210aに太陽電池入出力ケーブル27、27が接続されている。その代わりに端子12、12に相当するものが省略されている。太陽電池入出力ケーブル挿通孔260a、260aは、側壁200d、200eの折り曲がっている部分の外側に形成されている。端子210、210、太陽電池モジュールリード線25、25、太陽電池入出力ケーブル27、27が埋め込まれるように絶縁充填材(図示せず)がモジュールボックス200a内に充填されている。他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、同等部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
第1の実施形態のモジュールボックス20では、底壁20に開口22、24、28を形成したが、放熱板4a、4bからの熱が太陽電池モジュールに伝導されるような薄さに底壁20の厚さを設定するなら、開口22、24、28は不要である。他の実施形態においても同様である。第2の実施の形態の接続具を第3の実施の形態の接続具と同様に変形することも可能である。

Claims (4)

  1. ダイオードチップが内蔵され、該ダイオードチップを太陽電池モジュールに接続可能に、かつ前記太陽電池モジュールからの電流を取り出し可能に構成されたダイオードモジュールと、
    このダイオードモジュールが収容され、前記ダイオードチップを前記太陽電池モジュールに接続するリード線と、ダイオードチップからの電流を取り出すリード線とを導入するリード線導入部が形成されている絶縁体製のモジュールボックスとを、
    具備し、前記モジュールボックスは、前記太陽電池モジュールに接触する面を有し、この面に開口が形成され、この開口に、前記ダイオードモジュールの一面が露出して嵌められている
    太陽電池モジュール接続具。
  2. 請求項記載の太陽電池モジュール接続具において、
    前記モジュールボックスの開口に嵌められている前記ダイオードモジュールの面は、平坦でかつ平面に形成されている
    太陽電池モジュール接続具。
  3. 請求項記載の太陽電池モジュール接続具において、
    前記モジュールボックスにおける前記開口が形成されている面と、該開口に嵌められている前記ダイオードモジュールの面とが、一致している
    太陽電池モジュール接続具。
  4. 請求項1乃至3いずれか記載の太陽電池モジュール接続具において、
    前記モジュールボックスは、カバーを有し、該カバーが前記ダイオードモジュールに面接触している部分を有する
    太陽電池モジュール接続具。
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