JP5060689B2 - 流量制御弁及び流量制御弁の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機における除湿運転用の膨張弁として用いるのに好適な流量制御弁及び流量制御弁の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(従来技術−1)
従来、空気調和機で除湿運転を行うものとして特開平11−51514号公報に開示されたものがある。この特開平11−51514号公報のものは、除湿絞り装置6の「浮遊物詰まり除去動作を行う」目的で発明され、同公報の図25に開示されているように、圧縮機停止(84)→ΔS1後除湿弁全開(85)→ΔS2後圧縮機運転(86)→ΔS3後除湿弁全開(87)という工程により除湿絞り装置6の開閉動作を行うように構成されている。
【0003】
(従来技術−2)
また、従来の除湿運転の制御に関して、特開2000−81239号公報に開示されたものがある。この特開2000−81239号公報によれば、同公報の図4及び図5に開示されている如く、弱暖房運転←→除湿運転を切り換えるに、圧縮機を停止している。すなわち、弱暖房運転(S5)→四方弁暖房側(S11)→圧縮機停止(S15)→弱暖房運転(S6)、あるいは、除湿運転(S6)→四方弁冷房側(S31)→圧縮機停止(S35)→弱暖房運転(S5)という工程により除湿制御するように、構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特開平11−51514号公報(従来技術−1)のものでは、除湿絞り装置の開閉動作を行うに、圧縮機の停止/運転を頻繁に繰り返している。このことは、圧縮機の機械的磨耗を促進し寿命を著しく縮めるので、地球資源の面から好ましくないこと、経済的に割高になること、また、圧縮機を停止するのでエネルギー損失が大きいという、問題点があった。また、特開2000−81239号公報(従来技術−2)のものは、「暖房運転モード」と「除湿(ドライ)運転モード」とを切換制御するに、圧縮機の始動/停止を頻繁に繰り返している。したがって、特開平11−51514号公報のものと同様な問題点があった。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、圧縮機を停止することなく除湿運転モードと冷房運転モードとを切り換え可能にし、圧縮機の信頼性を向上させるとともに、省エネ、省資源に優れた、流量制御弁(電動膨張弁)と流量制御弁の制御装置とを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の流量制御弁は、第1ポートと第2ポートとが形成された弁室内に出没可能に設けられ、前記第2ポートの主弁座に着座/離間する主弁体と、前記主弁体を前記主弁座から離間するように付勢する主弁体付勢手段と、前記主弁体を前記第2ポートの主弁座に着座させる主弁体駆動手段であって、前記主弁体の着座/離間方向に移動可能に配設されたピストンと該ピストンを移動するステッピングモータとからなる主弁体駆動手段と、前記主弁体の前記第2ポートと反対側に形成された主弁体室と前記第1ポートとを導通する導通手段と、前記主弁体に設けられ、前記主弁体室から前記第2ポートへの流体の流量を制御する制御弁であって、前記主弁体に形成された制御弁座と前記ピストンの該主弁体側に突設されたニードル弁とで構成された制御弁と、を備え、前記主弁体を付勢する手段は一部材で形成された前記主弁体付勢手段のみであり、前記制御弁による流量の制御時に、前記第1ポートに導通される前記主弁体室と前記第2ポートとの差圧により前記主弁体付勢手段の付勢力に抗して前記主弁体の着座状態を保持し、前記制御弁を開放することにより前記主弁体室と第2ポートとの差圧を減少させ、前記主弁体付勢手段の付勢力により前記主弁体を離座させるようにしたことを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項2の流量制御弁は、請求項1の構成を備え、前記主弁体付勢手段が、前記ピストンの主弁体側に一端が固定されるとともに該主弁体に他端が固定されたコイルバネであることを特徴とする。
本発明の請求項3の流量制御弁は、請求項1または2の構成を備え、前記主弁体付勢手段は、前記主弁体室内に設けられていることを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項4の流量制御弁の制御装置は、請求項1乃至3のいずれか一項の流量制御弁を制御する流量制御弁の制御装置であって、前記差圧を前記主弁体が着座するような範囲内に保持して、前記制御弁の開度を制御することを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項5の流量制御弁の制御装置は、請求項1乃至3のいずれか一項の流量制御弁が室内熱交換器を構成する第1熱交換器と第2熱交換器との間に設けられた空気調和機を制御する流量制御弁の制御装置であって、前記差圧を前記主弁体が着座するような範囲内に保持して、前記制御弁の開度を制御することを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項1の流量制御弁において、主弁体駆動手段は、主弁体付勢手段の付勢力に抗して主弁体を第2ポートに着座させ、これにより、弁室と第2ポートが隔絶される。第1ポートに導通される主弁体室と第2ポートとの差圧により主弁体の着座状態を保持しながら、制御弁により流量が制御される。また、制御弁を開放することにより主弁体室と第2ポートとの差圧を減少させ、主弁体付勢手段の付勢力により主弁体を離座させ、これにより第1ポートと第2ポートが導通する。
【0013】
したがって、空気調和機の室内熱交換器を構成する第1熱交換器と第2熱交換器との間に膨張弁として該流量制御弁を設け、第1ポートを高圧側、第2ポートを低圧側に接続し、主弁体の離座状態で冷房運転や暖房運転等を行い、主弁体の着座状態で除湿運転を行い、この除湿運転モード時に制御弁により冷媒の流量を制御できる。そして、主弁体を、主弁体駆動手段で着座させることができ、制御弁の開放により離座させることができるので、圧縮機を停止することなく除湿運転モードと冷房運転モードとを切り換えることができる。
【0014】
また、電気的駆動手段でピストンを移動して、このピストンにより主弁体を押圧して該主弁体を主弁座に着座させることができる。さらに、制御弁が主弁体に形成された制御弁座とピストンに突設されたニードル弁とで構成されているので、この制御弁を上記電気的駆動手段で制御できる。したがって、一つの電気的駆動手段により、除湿運転モードと冷房運転モードの切り換えと、除湿運転モード時の冷媒の流量の制御とを行うことができ、制御が容易になる。
【0015】
本発明の請求項2または3の流量制御弁の制御装置によれば、請求項1と同様な作用効果が得られる。
【0017】
本発明の請求項4の流量制御弁の制御装置によれば、請求項1と同様な作用効果が得られるとともに、除湿運転モード時の冷媒の流量の制御を好適に行うことができる。
【0018】
本発明の請求項5の流量制御弁の制御装置によれば、請求項1乃至3のいずれか一項と同様な作用効果が得られるとともに、圧縮機の信頼性が向上し、省エネ、省資源に優れた空気調和機を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による流量制御弁及び流量制御弁の制御装置の実施形態を図面を参照して説明する。
【0020】
図3は本発明の流量制御弁及び流量制御弁の制御装置を適用した実施形態に係る空気調和機の一例を示すブロック図であり、この実施形態の空気調和機は室内ユニット(図の一点鎖線の内側)と室外ユニット(図の一点鎖線の外側)とによるヒートポンプ式の冷凍サイクルにおいて構成されている。図中4は圧縮機、後述する9Aは室内ユニットに搭載された室内熱交換器、9Bは室外ユニットに搭載された室外熱交換器、10Aは第1絞り装置、200はアキュムレータ、100は四方弁を構成する例えばロータリ式の流路切換弁である。
【0021】
圧縮機4の吐出口は流路切換弁100に接続され、圧縮機4の吸入口はアキュムレータ200を介して流路切換弁100に接続されている。また、流路切換弁100は熱交換器用導管を介して室内熱交換器9Aと室外熱交換器9Bとに接続され、第1絞り装置10Aは室内熱交換器9Aと室外熱交換器9Bとの間に介設されている。これにより、圧縮機4、流路切換弁100、アキュムレータ200、室内熱交換器9A、室外熱交換器9B、及び、絞り装置10Aはヒートポンプ式の冷凍サイクルAを構成している。
【0022】
また、室内熱交換器9Aは、第1絞り装置10A側に接続された第1熱交換器9A1、流路切換弁100側に接続された第2熱交換器9A2、および、第1熱交換器9A1と第2熱交換器9A2との間に介設された膨張弁としての第2絞り装置9A3とで構成されている。この第2絞り装置9A3が本発明に係る一実施形態の流量制御弁であり、その詳細については後述する。
【0023】
なお、冷凍サイクルAの流路は流路切換弁100の流路モードに応じて2通りの流路に切り換えられるが、この流路切換弁100の流路モードを「冷房モード」および「暖房モード」とする。また、冷房モード時は冷房運転、除湿運転、除霜運転を行い、暖房モード時は暖房運転を行う。
【0024】
圧縮機4は冷媒を圧縮し、この圧縮された冷媒は流路切換弁100に流入されるが、この流路切換弁100は運転モードに応じて流路モードが切り換えられ、圧縮機4からの冷媒は流路切換弁100で選択的に切り換えられた流路に応じて室内熱交換器9Aまたは室外熱交換器9Bに流入される。
【0025】
すなわち、暖房モードでは、図に実線の矢印で示したように、圧縮された冷媒は流路切換弁100から室内熱交換器9Aに流入され、室内熱交換器9Aから流出された冷媒液は第1絞り装置10Aを介して室外熱交換器9Bに流入される。そして、室外熱交換器9Bから流出された冷媒は流路切換弁100及びアキュムレータ200を介して圧縮機4に流入される。一方、冷房モードでは、図に破線の矢印で示したように、圧縮機4で圧縮された冷媒は流路切換弁100から室外熱交換器9B、第1絞り装置10A、室内熱交換器9A、流路切換弁100、アキュムレータ200、そして、圧縮機4の順に循環される。
【0026】
ここで、室内熱交換器9Aの第2絞り装置(流量制御弁)9A3は、除湿運転モード以外の運転モードのときは後述の主弁体が主弁座から離間して全開とされ、第1熱交換器9A1と第2熱交換器9A2とが実質的に一体となって室内熱交換機9Aの機能を果たす。これにより、暖房モードでは、室内熱交換器9Aは凝縮器として機能し、室外熱交換器9Bは蒸発器として機能し、室内の暖房がなされる。また、除湿運転モード以外の冷房モードでは、室外熱交換器9Bが凝縮器として機能し、室内熱交換器9Aが蒸発器として機能し、室内の冷房等がなされる。
【0027】
一方、除湿運転モードのときは、第2絞り装置9A3は後述の主弁体が主弁座に着座するとともに該主弁体に設けられた制御弁により冷媒を絞る機能を果たす。そして、この時の流路モードが冷房モードであることから、上流側(高圧側)の第1熱交換器9A1が凝縮器として機能し、下流側(低圧側)の第2熱交換器9A2が蒸発器として機能する。すなわち、凝縮器による加熱と、蒸発器による冷却・除湿により、室内の温度を下げずに湿度を下げることができる。
【0028】
なお、暖房運転、冷房運転、除霜運転は従来公知の制御でもよいので、以下の説明では、除湿運転モードについて主に説明する。
【0029】
室内ユニットには室内熱交換器9Aを通過する空気を送風するためのクロスフローファン91Aが設けられており、このクロスフローファン91Aを回転する熱交換器モータ301は、マイクロコンピュータ等で構成された室内制御部300の制御によりドライバC7を介して回転制御が行われる。これにより、室内熱交換器9Aの熱交換能力が制御される。また、室内温度Taは温度センサ302によって検出され、室内熱交換器9Aの温度Tcは温度センサ303によって検出される。なお、赤外線式等のリモコン500の信号を受信部304で受信することにより、室内制御部300の運転の切換えや設定等がリモコン操作でも可能となっている。
【0030】
また、室内制御部300は、第2絞り装置駆動部としてのドライバC11に対して制御信号を出力し、ドライバC11から第2絞り装置9A3に対するパルス信号の供給を制御する。なお、第2絞り装置9A3は後述のステッピングモータ311備えており、ドライバC11からのパルス信号に応じてステッピングモータ311の回動角が制御され、第2絞り装置9A3の全開状態と閉状態の切換制御、冷媒の流量制御が行われる。
【0031】
室外ユニットには室外熱交換器9Bを通過する空気を送風するためのファン91Bが設けられており、このファン91Bを回転する熱交換器モータ401は、マイクロコンピュータ等で構成された室外制御部400の制御によりドライバC8を介して回転制御が行われる。これにより、室外熱交換器9Bの熱交換能力が制御される。また、外気温度Ta´は温度センサ402によって検出され、室外熱交換器9Bの温度Tc´は温度センサ403によって検出される。また、室外制御部400はドライバC6を介して第1絞り装置駆動源としてのステッピングモータ404を駆動し、第1絞り装置10Aの絞りの開度を制御する。さらに、室外制御部400は、圧縮機4の吐出部温度Tdを温度センサ405で検出するとともに、後述説明するインバータモジュールC9からの三相電力により圧縮機4を駆動制御する。
【0032】
また、室外制御部400は、流路切換弁駆動部としてのドライバC10に対して制御信号を出力し、ドライバC10から流路切換弁100の電磁コイル101に供給する電力を制御する。なお、流路切換弁100は電磁コイル101に供給される電力に応じて流路を切り換える。
【0033】
図4は室内制御部300と室外制御部400の主に電気系統を示すブロック図である。室内制御部300は主電源をオン/オフするパワースイッチ310を内蔵しており、このパワースイッチ310を介して100V等の単相交流がAC/DCコンバータ320に供給され、AC/DCコンバータ320で各種所定の直流電圧に変換され、マイコン330等に供給される。なお、マイコン330にはEEPROM340が接続されている。また、パワースイッチ310を介して供給される100Vの単相交流は電源供給線220,221を介して室外制御部400にも供給される。
【0034】
室外制御部400では、供給される交流をノイズフィルタ410にかけた後、コンバータ420で整流して平滑コンデンサ430で平滑し、所定の直流電圧が生成される。前記生成された直流による電流は、シャント抵抗440を介してインバータモジュールC9に供給される。そして、インバータモジュールC9により三相電力が生成され圧縮機4に供給される。一方、平滑コンデンサ430の出力はDC/DCコンバータ460により、所定の内部直流電圧に変換され、マイコン470等に供給される。そして、マイコン470はインバータモジュールC9にドライブ信号を出力することにより、圧縮機4を運転制御する。この圧縮機4が冷媒を圧縮する能力はドライブ信号の周波数(Hz)によって制御され、周波数(Hz)が高い程、圧縮能力が高くなる。例えば、30Hzと10Hzとでは30Hzのときのほうが10Hzのときより冷媒の圧力が高くなる。なお、マイコン470にはEEPROM480および電圧検出器490が接続されており、このEEPROM480には、冷凍サイクルAの停止時の切り換え位置に対応した流路切換弁の主弁体の位置の位置データが記憶される。また、マイコン470は通信線210を介して室内制御部300のマイコン330とシリアル通信を行ってデータの授受を行う。
【0035】
図5は本発明の空気調和機の制御装置の一実施形態の原理的ブロック図であり、この原理的ブロック図の各要素は図3及び図4の各要素や各要素の組合せに対応している。なお、冷凍サイクルAにおいて図3と同じ要素には同符号を付記してある。図5に一点鎖線で示した制御装置Cは、室内制御部300及び室外制御部400に対応しており、この制御装置Cの処理部(制御部)C1は室内制御部300のマイコン330及び室外制御部400のマイコン470に対応している。また、入力部C2は室内ユニットの受信部304、あるいは図示しないマニュアルスイッチに対応し、検出部C3は、温度センサ302、303、402、403、405、あるいは図示しないが、圧力検出手段、流量検出手段、周波数検出手段などに対応している。さらに、停電検出部C4は室外制御部400の電圧検出器490に対応し、半固定記憶部C5は室内制御部300のEEPROM340および室外制御部400のEEPROM480に対応している。
【0036】
第1絞り装置駆動部C6はドライバC6であり、第1絞り装置駆動源404はステッピングモータ404である。第2絞り装置駆動部C11はドライバC11であり、第2絞り装置駆動源311はステッピングモータ311である。室内ファン駆動部C7はドライバC7であり、室内ファン駆動源301は熱交換器モータ301である。室外ファン駆動部C8はドライバC8であり、室外ファン駆動源401は熱交換器モータ401である。流路切換弁駆動部C10は、ドライバC10であり、流路切換弁駆動源101は電磁コイル101である。圧縮機駆動部C9はインバータモジュールC9であり、圧縮機動力源450は圧縮機モータである。
【0037】
次に、実施形態における第2絞り装置(流量制御弁)9A3の構造と具体的な動作について説明する。
【0038】
図1及び図2は実施形態における第2絞り装置9A3の断面図であり、図1は開状態、図2は閉状態を示している。この流体制御弁は弁本体1を備え、弁本体1には弁室1aが形成されている。弁室1aにはその側面に開口する第1ポート1bと下面に開口する第2ポート1cが形成され、第2ポート1cの弁室1a側端部には主弁座1dが形成されている。第1ポート1bには一次継手21が接続され、第2ポート1cには二次継手22が接続されており、一次継手21は、除湿運転モード(冷房モード)時に高圧側となる第1熱交換器9A1に接続され、二次継手22は低圧側となる第2熱交換器9A2に接続される。
【0039】
弁本体1の第2ポート1cと反対側には、弁室1aから上端に開口するシリンダ1eが形成されており、このシリンダ1e内には主弁体2及びピストン3が摺動自在に配設されている。
【0040】
主弁体2は円筒形状をしており、その内部には下端からピストン3側に円錐台状に突出した隔壁を有し、この隔壁の上端部に制御弁座2aが形成されている。また、主弁体2の下端にテーパー面2bが形成され、このテーパー面2bが主弁座1dに当接する。さらに、主弁体2の側面にはその内部の主弁体室2dに導通する「導通手段」としてのブリードホール2cが形成されている。
【0041】
ピストン3の下端中央にはニードル弁4が取り付けられており、ニードル弁4は、その先端が主弁体2の制御弁座2aの内周より小さな径とされ、付け根側が制御弁座2aの内周より大きな径とされている。また、ニードル弁4の外周には、「主弁体付勢手段」としてのコイルバネ5が配設されており、このコイルバネ5の上端はピストン3の下端に固定され、コイルバネ5の下端は主弁体2の内周底部に固定されている。これにより、主弁体2はピストン3側に付勢されている。
【0042】
弁本体2の上方には薄板製の円筒体からなるケース6が取り付けられ、このケース6の下部開口部と弁本体1とは蓋7によって封鎖されている。ケース6の内部には、マグネット製のローター8、雄ネジ9aを有するシャフト9、バネ受け10、コイルバネ11が配設されている。ローター8はシャフト9に取り付けられ、シャフト9の上端はバネ受け10により摺動自在に軸支されて、ローター8の上部とバネ受け10との間にコイルバネ11が介装されている。
【0043】
バネ受け10は、ケース6の頂壁部中心を外側に突出して形成された凹部6aにその先端突出部を回転可能に支持され、シャフト9の下端は、弁本体1の上端部に形成された軸受け1fに軸支されている。これにより、ローター8及びシャフト9はケース6内で回転可能になっている。また、コイルバネ11により、シャフト9の振動吸収が行われる構成になっている。そして、ケース6の外周に固着されたステータ12内にはコイル12aが巻回された配設されており、このコイル12a、ローター8及びシャフト9により「主弁体駆動手段」としてのステッピングモータ311が構成されている。なお、ステータ12とコイル12aは一部図示を省略してある。
【0044】
ピストン3は中空部を有する円柱形状をしており、この中空部上方には、シャフト9の雄ネジ9aに螺合する雌ネジ3aが取り付けられている。また、シリンダ1eの上端部には、ピストン3の回転を止めながら該ピストン3をその軸方向(シャフト4の軸方向)に往復移動可能に案内するガイド部1gが設けられている。また、軸受け1fの下端にはニードル弁4の上端が当接する板バネ1hが配設されている。そして、図1の状態でステッピングモータ311を正回転するとピストン3は下降して図2の状態になり、図2の状態でステッピングモータ311を逆回転するとピストン3は上昇して図1の状態になる。
【0045】
以上の構成により、実施形態の第2絞り装置9A3は次のように動作する。まず図1の状態では、ニードル弁4は板バネ1hを介して軸受け1fをストッパとして第1箇所で停止している。このとき主弁体2はコイルバネ5の引っ張り力(付勢力)によりピストン3と一体になっている。すなわち、主弁体2は主弁座1dから離間して当該第2絞り装置9A3が全開とされ、除湿運転モード以外の運転モードとなっている。
【0046】
次に、除湿運転モードへの切り換え時には、ステッピングモータ311が正回転されるので、ピストン3及び主弁体2が下降して図2の第2箇所に停止する。このとき冷凍サイクルAは冷房モードであり、第1ポート1bが高圧側、第2ポート1cが低圧側になっている。したがって、図2のように主弁体2が主弁座1dに接する(あるいは近づく)と、第1ポート1bの冷媒が導通手段としてのブリードホール2cを介して主弁体2の上部の主弁体室2dに流入し、この主弁体室2dと第2ポート1cとの間に差圧が生じる。したがって、主弁体2は主弁座1dに押し付けられて着座する。
【0047】
なお、この主弁体2を押し付ける力は主弁体室2d(略第1ポート1b)と第2ポート1cとの圧力差とコイルバネ5の引っ張り力によって決まり、主弁体2の制御弁座2aとニードル弁4との隙間の断面積がブリードホール2cの断面積より小さいほど押し付ける力(差圧)は大きくなる。また、主弁体2を押し付ける力がコイルバネ5の付勢力(引っ張り力)より大きくなるように、当該コイルバネ5の強度と、ニードル形状が設定されている。
【0048】
このように、主弁体2は差圧により主弁座1dに着座した状態を保持するので、ステッピングモータ311によりピストン3(すなわちニードル弁4)を上下動することにより、制御弁座2aとニードル弁4で構成される制御弁の開度が変化し、除湿運転モード時の冷媒の流量を制御することができる。
【0049】
次に、除湿運転モードから冷房運転モードに切り換える場合、ステッピングモータ311を逆回転(フル回転)してピストン3を図1の第1箇所に移動する。これにより、ニードル弁4が制御弁座2aを開放するので、主弁体室2dの圧力と第2ポート1cの圧力との差圧が減少し、差圧による力がコイルバネ5の付勢力より小さくなるため、主弁体2は主弁座1dから離間して図1の状態となる。すなわち、第1ポート1bと第2ポート1cが完全に導通して冷凍サイクルAは冷房モード(あるいは暖房モード等)になる。
【0050】
以上のように、冷凍サイクルAに冷媒を循環させた状態でも、ステッピングモータ311の駆動により第2絞り装置9A3の切り換え制御を行うことができるので、圧縮機4を停止する必要がない。また、除湿運転モード時にも、制御弁座2aとニードル弁4で構成される制御弁により、冷媒の流量を制御することができる。
【0051】
次に、実施形態の流量制御弁の制御装置の制御動作をフローチャートに基づいて説明する。図6は冷房運転モードと除湿運転モードとの切り換えを行う処理のフローチャート、図7は暖房運転モードと除湿運転モードとの切り換えを行う処理のフローチャートであり、これらの処理は空気調和機における処理の一部である。
【0052】
図6の場合、まず、ステップS1で冷房運転制御処理を行ながら、ステップS2で除湿運転要求があるかを監視し、除湿運転要求があれば、ステップS3で第1絞り装置10Aを全開とし、ステップS4でステッピングモータ311を正回転して主弁体2を主弁座1dに着座させ、第2絞り装置9A3を閉める。次に、ステップS5で、設定雰囲気に達するように制御弁(制御弁座2aとニードル弁4)の開度を制御し、ステップS6に進む。ステップS6では、冷房運転要求があったかを判定し、冷房運転要求がなければステップS7で暖房運転要求があったかを判定し、暖房運転要求がなければステップS5に戻る。ステップS6で冷房運転要求があれば、ステップS8で、ステッピングモータ311を逆回転して主弁体2を主弁座1dから離間させ、第2絞り装置9A3を開ける。そして、ステップS9で第1絞り装置10Aを冷房運転モード時の所定の開度に戻し、ステップS1に戻る。
【0053】
ステップS7で暖房運転要求があれば図7の処理に進み、ステップS10で流路切換弁100を駆動して冷凍サイクルAを暖房モードとし、ステップS11でステッピングモータ311を逆回転して主弁体2を主弁座1dから離間させ、第2絞り装置9A3を開ける。次に、ステップS12で第1絞り装置10Aを暖房運転モード時の所定の開度に戻し、ステップS13で暖房転制御処理を行ながら、ステップS14で除湿運転要求があるかを監視し、除湿運転要求があれば、ステップS15に進む。
【0054】
ステップS15では、流路切換弁100を駆動して冷凍サイクルAを冷房モードとし、ステップS16で第1絞り装置10Aを全開とし、ステップS17でステッピングモータ311を正回転して主弁体2を主弁座1dに着座させ、第2絞り装置9A3を閉める。次に、ステップS18で、設定雰囲気に達するように制御弁(制御弁座2aとニードル弁4)の開度を制御し、ステップS19に進む。ステップS19では、冷房運転要求があったかを判定し、冷房運転要求がなければステップS20で暖房運転要求があったかを判定し、暖房運転要求がなければステップS18に戻り、暖房運転要求があればステップS10に戻る。また、ステップS19で冷房運転要求があれば、図6のステップS8に進む。
【0055】
以上の実施形態では、第1ポートと主弁体室2dとを導通する導通手段として、主弁体2にブリードホール2cを形成した例について説明したが、この導通手段としては他の手段でもよい。例えば図2において主弁体2とシリンダ1eとの間に僅かに隙間ができるようにし、この隙間を介して第1ポート1bと主弁体室2dとを導通するようにしてもよい。
【0056】
また、実施形態では冷暖房を行う空気調和機について説明したが、冷房専用式の空気調和機であってもよい。この場合、図6のステップS7の判定は常にNOとなることはいうまでもない。
【0057】
また、以上の実施形態では本発明の流量制御弁を空気調和機の膨張弁として利用した好適な例について説明したが、本発明における流量制御弁は他の用途に利用してもよい。
【0058】
【発明の効果】
本発明の請求項1の流量制御弁によれば、主弁体を、主弁体駆動手段で着座させることができ、制御弁の開放により離座させることができるので、空気調和機の絞り装置(膨張弁)に適用した場合、圧縮機を停止することなく除湿運転モードと冷房運転モードとを切り換えることができ、圧縮機の信頼性を向上させるとともに、省エネ、省資源に優れたものとなる。
【0059】
また、一つの電気的駆動手段により、除湿運転モードと冷房運転モードの切り換えと、除湿運転モード時の冷媒の流量の制御とを行うことができ、制御が容易になる。
【0060】
本発明の請求項2または3の流量制御弁の制御装置によれば、請求項1と同様な効果が得られる。
【0062】
本発明の請求項4の流量制御弁の制御装置によれば、請求項1と同様な効果が得られるとともに、除湿運転モード時の冷媒の流量の制御を好適に行うことができる。
【0063】
本発明の請求項5の流量制御弁の制御装置によれば、請求項1乃至3のいずれか一項と同様な効果が得られるとともに、圧縮機の信頼性が向上し、省エネ、省資源に優れた空気調和機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における第2絞り装置の開状態の断面図である。
【図2】本発明の実施形態における第2絞り装置の閉状態の断面図である。
【図3】実施形態における空気調和機の一例を示すブロック図である。
【図4】実施形態における室内制御部と室外制御部の主に電気系統を示すブロック図である。
【図5】実施形態における空気調和機の制御装置の一実施形態の原理的ブロック図である。
【図6】実施形態における冷房運転モードと除湿運転モードとの切り換えを行う処理のフローチャートである。
【図7】実施形態における暖房運転モードと除湿運転モードとの切り換えを行う処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 弁本体
1a 弁室
1b 第1ポート
1c 第2ポート
1d 主弁座
1e シリンダ
2 主弁体
2a 制御弁座
2c ブリードホール(導通手段)
2d 主弁体室
3 ピストン
4 ニードル弁
5 コイルバネ(主弁体付勢手段)
8 ローター
9 シャフト9
12 ステータ
12a コイル
9A 室内熱交換器
9A1 第1熱交換器
9A2 第2熱交換器
9A3 第2絞り装置(流量制御弁)
10A 第1絞り装置
311 第2絞り装置駆動源(ステッピングモータ)
C 制御装置
C1 処理部
Claims (5)
- 第1ポートと第2ポートとが形成された弁室内に出没可能に設けられ、前記第2ポートの主弁座に着座/離間する主弁体と、
前記主弁体を前記主弁座から離間するように付勢する主弁体付勢手段と、
前記主弁体を前記第2ポートの主弁座に着座させる主弁体駆動手段であって、前記主弁体の着座/離間方向に移動可能に配設されたピストンと該ピストンを移動するステッピングモータとからなる主弁体駆動手段と、
前記主弁体の前記第2ポートと反対側に形成された主弁体室と前記第1ポートとを導通する導通手段と、
前記主弁体に設けられ、前記主弁体室から前記第2ポートへの流体の流量を制御する制御弁であって、前記主弁体に形成された制御弁座と前記ピストンの該主弁体側に突設されたニードル弁とで構成された制御弁と、
を備え、
前記主弁体を付勢する手段は一部材で形成された前記主弁体付勢手段のみであり、
前記制御弁による流量の制御時に、前記第1ポートに導通される前記主弁体室と前記第2ポートとの差圧により前記主弁体付勢手段の付勢力に抗して前記主弁体の着座状態を保持し、
前記制御弁を開放することにより前記主弁体室と第2ポートとの差圧を減少させ、前記主弁体付勢手段の付勢力により前記主弁体を離座させるようにしたことを特徴とする流量制御弁。 - 前記主弁体付勢手段が、前記ピストンの主弁体側に一端が固定されるとともに該主弁体に他端が固定されたコイルバネであることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
- 前記主弁体付勢手段は、前記主弁体室内に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の流量制御弁。
- 請求項1乃至3のいずれか一項の流量制御弁を制御する流量制御弁の制御装置であって、
前記差圧を前記主弁体が着座するような範囲内に保持して、前記制御弁の開度を制御することを特徴とする流量制御弁の制御装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項の流量制御弁が室内熱交換器を構成する第1熱交換器と第2熱交換器との間に設けられた空気調和機を制御する流量制御弁の制御装置であって、
前記差圧を前記主弁体が着座するような範囲内に保持して、前記制御弁の開度を制御することを特徴とする流量制御弁の制御装置。
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