JP5060408B2 - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ボールを打撃するフェースにフェースラインが設けられたゴルフクラブヘッドに関し、詳しくはボールへの摩擦力を損ねることなくフェースラインからの異物の排出性を向上させたゴルフクラブヘッド及びその製造方法に関する。
ゴルフクラブヘッドには、ボールを打撃するフェースが設けられる。該フェースには、ボールとの摩擦力を高めるために、トウ・ヒール方向にのびる溝、即ちフェースラインが複数本隔設される。このようなフェースラインは、そのエッジによってボールとの摩擦力を高め、ひいては打球に十分なバックスピンを与える。
一方、ゴルフプレー中、水分、泥土、芝及び/又はボール表面のカバー材料等の異物がフェースラインに詰まることがある。これらの異物がフェースラインに詰まったままボールを打撃すると、フェースとボールとの間の摩擦力が低下し、ひいては打球のバックスピン量が低下して飛距離がばらつくという問題がある。
特に飛距離の安定性が重視されるアイアン型ゴルフクラブ、とりわけ直接グリーンを狙う頻度の高いショートアイアンなどにおいては、このような飛距離のバラツキは重大な問題となる。関連する文献としては、次のものがある。
特開2007−301017号公報 特開2001−321469号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、フェースの打撃面の表面に、算術平均粗さRafが0.20〜0.55μmの粗面部を含ませる一方、フェースラインの表面の算術平均粗さRa1を粗面部の算術平均粗さRafよりも小さくすることを基本として、ボール打撃時の摩擦力を十分に確保しつつフェースラインから異物を容易に排出させ得るゴルフクラブヘッド及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打撃するフェースを有するゴルフクラブヘッドであって、前記フェースは、打撃面と、この打撃面に凹設された少なくとも1本のフェースラインとを含み、前記打撃面は、表面の算術平均粗さRafが0.20〜0.55μmである粗面部を含むとともに、前記フェースラインの表面の算術平均粗さRa1が、前記粗面部の算術平均粗さRafよりも小さいことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記フェースラインの表面の算術平均粗さRa1が0.05〜0.20μmである請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記フェースラインの表面の算術平均粗さRa1と、前記粗面部の算術平均粗さRafとの比Ra1/Rafが0.10〜0.80である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、ロフト角が30〜70度のアイアン型である請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、ボールを打撃するフェースを有するゴルフクラブヘッドを製造する方法であって、前記フェースに、表面の算術平均粗さが0.20〜0.55μmをなす粗面部を形成する工程と、前記粗面部に、主面から突出する凸部を有する刻印型の前記凸部を押し込んで少なくとも1本のフェースラインを刻印する刻印工程とを含み、しかも前記刻印工程は、前記主面をフェースに接触させることなく前記凸部のみをフェースに押し込むことにより、フェースラインを除いて前記粗面部の表面粗さを変えることなくフェースラインを刻印することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法である。
また請求項6記載の発明は、前記凸部の表面の算術平均粗さRatが、0.03〜0.20μmである請求項5記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
本発明では、ボールを打撃するフェースは、打撃面と、この打撃面に凹設された少なくとも1本のフェースラインとを含む。また、打撃面は、表面の算術平均粗さRafが0.20〜0.55μmである粗面部を含む。このように、フェースに、フェースラインと表面粗さが大きい粗面部とを設けることにより、ボール打撃時にボールとの摩擦力を高め、打球に十分なバックスピンを与えることができる。
また、本発明では、フェースラインの表面の算術平均粗さRa1が、前記粗面部の算術平均粗さRafよりも小さく形成される。このようなフェースラインは、その表面の摩擦係数が小さくなるので、該フェースライン中に異物が進入しても、例えばスイング時の振動等により異物が比較的速やかに排出される。従って、本発明のゴルフクラブヘッドは、フェースラインの目詰まりを効果的に防止でき、打球のバックスピン量の低下を抑えて安定した飛距離を提供しうる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は本実施形態のゴルフクラブヘッド1の基準状態の正面図、図2はそのA−A拡大断面図、図3は図2の要部拡大図をそれぞれ示す。
前記基準状態とは、シャフト軸中心線CLを任意の垂直面VP(図2に示す)内に配しかつ規定のライ角αで傾けるとともに、前記垂直面VPに対してフェース2をそのロフト角βに傾けて水平面HPに載置した状態とする。
また、特に言及されていない場合、クラブヘッド1はこの基準状態にあるものとして説明される。例えば、クラブヘッド1に関し上、下(高、低)の方向は、前記基準状態での上、下(高、低)を意味し、前、後の方向は、フェース2側が前、背面6側が後をそれぞれ意味する。また、トウ・ヒール方向とは、前記垂直面VPと平行な水平方向とする。
図において、本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1は、前面にボールを打撃するフェース2を有するヘッド本体部1Aと、このヘッド本体部1Aのヒール側に一体に形成され図示しないシャフトが装着されるシャフト差込孔hを有するホーゼル部1Bとから構成されたアイアン型のものが例示される。
なお、クラブヘッド1にシャフトが装着されていない場合、上記シャフト軸中心線CLには、ホーゼル部1Bのシャフト差込孔hの中心線が代用される。
本実施形態のクラブヘッド1は、全体が金属材料から構成される。前記金属材料としては、例えば炭素鋼、ステンレス、チタン合金又はマレージング鋼などが望ましい。これらの金属材料を、例えば鋳造又は鍛造してクラブヘッド1を作ることができる。また、本実施形態のクラブヘッドは、1種類の金属材料で形成されるが、例えば2種以上の金属材料を複合して構成されたものでも良い。
前記ヘッド本体部1Aは、前記フェース2と、該フェース2の上縁に連なりかつトウ側からヒール側に下に向かって傾斜するヘッド上部を構成するトップ面3と、前記フェース2の下縁に連なってトウ・ヒール方向にほぼ水平にのびてヘッド底面を構成するソール面4と、このソール面4と前記トップ面3との間を滑らかに湾曲して継ぐことによりヘッドの先端部を構成するトウ面5と、フェース2の反対側の面である背面6とで実質的に区画される。
図2に示されるように、フェース2は、打撃面7と、該打撃面7に凹設された少なくとも1本、本実施形態では複数本のフェースライン8とから構成される。
本実施形態の打撃面7は、マクロ的に見て実質的に単一の平面を形成し、フェース2の表面からフェースライン8を除いた部分である。
前記フェースライン8は、ゴルフ規則の付属規則IIの「5c インパクトエリアマーキング」の(i)項に記載されている溝の規定を満たすものとし、本明細書では、さらに溝深さの下限を0.15mmとする。従って、本明細書で言うフェースライン8は、次のような寸法を有する。
・溝幅GW:30度測定法(R&Aテスト内規)で0.9mm以下
・溝深さGD:0.15〜0.508mm
・溝の横断面:左右対称で収束しない側面をもつ
・溝は直線かつ平行
・溝の幅、間隔、横断面は同一
・溝の縁の丸みの半径が0.508mm以下の円形状
・隣接する溝の端と端の間隔は、溝幅の3倍以上かつ1.905mm以上
図1及び2から明らかなように、フェースライン8は、トウ・ヒール方向にのびるとともに、上下に間隔を設けて設けられる。ここで、「トウ・ヒール方向にのびる」フェースライン8とは、前記基準状態において、肉眼でフェースライン8を観察したときにほぼトウ・ヒール方向に沿っていると理解される程度で十分である。これは、ボール打撃時、クラブヘッド1は基準状態に正しく戻らないことからも当然である。このような観点より、フェースライン8は、トウ・ヒール方向に対して少なくとも±4度程度で傾斜していても良い。
本発明のゴルフクラブヘッド1は、前記打撃面7が、表面の算術平均粗さRafが0.20〜0.55μmである粗面部7aを含むとともに、フェースライン8の表面の算術平均粗さRa1が、該粗面部7aの算術平均粗さRafよりも小さく形成される。
このように、フェース2に、フェースライン8と、表面粗さが大きい粗面部7aとを設けることにより、打撃時にボールとの摩擦力を高め、打球に十分なバックスピンを与えることができる。即ち、フェースライン8は、そのエッジをボールに喰い込ませ、これまで通りボールとの摩擦を高めることができる。また、粗面部7aは、表面粗さが大きいためボールとの接触時に大きな摩擦力を発生させることができる。
また、プレー中、フェースライン8の中には、水分、泥土、さらには芝などの異物が進入する。しかし、本発明のクラブヘッド1は、フェースライン8の表面粗さが小さく形成されているので、プレー中のスイング時の振動等により、異物がフェースライン8から比較的容易に滑り落ちるなど速やかに排出されやすくなる。従って、本発明のクラブヘッド1は、従来のものに比べて、フェースライン8の目詰まりが効果的に防止される。このように、本発明のクラブヘッド1では、プレー中に、打球のバックスピン量の低下を防止し、安定した飛距離を提供することができる。
特に、飛距離の安定性が重視されるアイアン型ゴルフクラブ、とりわけ打球のバックスピン量が多いショートアイアンに本発明を適用した場合には、より安定した飛距離を発揮できる点で望ましい。前記ショートアイアンとしては、具体的には、ロフト角が30度以上、より好ましくは35度以上、さらに好ましくは40度以上のものが好適である。ただし、ロフト角が著しい大きいクラブヘッドでは、ボールがフェース上を滑ってしまうことが多いので、前記ロフト角は、好ましくは70度以下、より好ましくは65度以下、さらに好ましくは60度以下が望ましい。
本明細書において、前記「算術平均粗さ」とは、JIS B0601:2001の「製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語、定義及び表面性状パラメータ」の4.2.1項に定義される”輪郭曲線を粗さ曲線とする算術平均粗さ”を意味する。
また、算術平均粗さRaの測定方法は、JIS B0633:2001の「製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−表面性状評価の方式及び手順」の7.「触針式表面粗さ測定機による評価の方式及び手順」に基づいて定められる。
また、前記粗面部7aの算術平均粗さRafが0.20μm未満の場合、打撃面7が平滑化されてしまい、打撃時にボールとの摩擦力が小さくなって打球に十分なバックスピンを与えることができない。よって、粗面部7aの算術平均粗さRafは、より好ましくは0.25μm以上、さらに好ましくは0.30μm以上が望ましい。
他方、粗面部7aの算術平均粗さRafが0.55μmを超えると、バックスピン量に関しては申し分ないが、摩擦力が過度に大きくなってボールに傷がつきやすくなる。よって、粗面部7aの算術平均粗さRafは、好ましくは0.50μm以下、より好ましくは0.45μm以下が望ましい。
粗面部7aは、フェース2の少なくとも一部に設けられていれば良い。本実施形態の粗面部7aは、打点として最も好ましいとされるスイートスポットSS(ヘッド重心Gからフェース2に下ろした法線Nとフェース2との交点)を含んだフェース2の中央領域に設けられる。これにより、粗面部7aとボールとの接触機会を効果的に増加させ、ひいては打球に十分なバックスピン量を与えることができる。
特に限定されるわけではないが、粗面部7aは、スイートスポットSSを通るフェース2と直角な垂直面CPからトウ、ヒール側にそれぞれ3mm以上、より好ましくは5mm以上、さらに好ましくは8mm以上、特に好ましくは10mm以上の領域X、Xに形成されるのが望ましい。
他方、本実施形態の打撃面7には、粗面部7aのトウ側及びヒール側に、それぞれ非粗面部7bが形成される。つまり、本実施形態のクラブヘッド1の打撃面7は、粗面部7aと、非粗面部7bとを含んで構成される。
非粗面部7bは、算術平均粗さRafが0.20μm未満に加工された例えば鏡面状の仕上げ面で構成される。非粗面部7bと粗面部7aとの表面粗さの違いにより、両者の間には、上下にのびるトウ側のバーチカルラインL1及びヒール側のバーチカルラインL2によって視覚的にも区分される。
このような非粗面部7bは、クラブヘッド1の意匠性を向上する他、バーチカルラインL1、L2間の領域が好ましい打球エリア(粗面部7a)であることをゴルファに認識させるのにも役立つ。なお、本実施形態では、フェースライン8が、前記バーチカルラインL1、L2間をはみ出すことなくのびているが、その外側に設けられても良いのは言うまでもない。
また、打撃面7は、全てが粗面部7aで構成されても良い。この実施形態では、ミスショット時などを含めてより広い領域でボールと粗面部7aとを接触させることができる点で望ましい。
なお、本実施形態では、粗面部7aの算術平均粗さRafは、スイートスポットSSを中心とする半径5mmの円Rの内側の領域を対象として測定されている。
図4(a)及び(b)には、フェースライン8の拡大断面図が示される。前記フェースライン8の表面とは、溝底8aと、その両側をのびる一対の溝壁8bの各表面を意味する。従って、フェースライン8の表面の算術平均粗さRa1は、溝底8aの算術平均粗さと、その両側をのびる一対の溝壁8bの算術平均粗さとをそれぞれ溝の長手方向に沿って測定し、それらの平均値として求められるものとする。
フェースライン8の表面の算術平均粗さRa1は、粗面部7aの算術平均粗さRafよりも小さければ特に限定されないが、小さすぎると加工が困難となって製造コストが上昇するおそれがある。よって、フェースライン8の表面の算術平均粗さRa1は、好ましくは0.05μm以上、より好ましくは0.08μm以上、さらに好ましくは0.10μm以上が望ましい。他方、フェースライン8の表面の算術平均粗さRa1が大きくなると、異物をフェースライン内に保持する摩擦力が大きくなり、異物が速やかに排出されないおそれがある。よって、フェースライン8の表面の算術平均粗さRa1は、好ましくは0.20μm以下、0.15μm以下、さらに好ましくは0.13μm以下が望ましい。
特に、フェースライン8の表面の算術平均粗さRa1と、前記粗面部7aの算術平均粗さRafとの比(Ra1/Raf)は、好ましくは0.80以下、より好ましくは0.50以下、さらに好ましくは0.40以下が望ましい。前記比(Ra1/Raf)を小さくすることにより、より一層フェースライン8からの異物の排出性を高めることができる。なお、前記比(Ra1/Raf)の下限は、好ましくは0.10以上、より好ましくは0.20以上、さらに好ましくは0.25以上が望ましい。前記比(Ra1/Raf)が0.10未満になると、フェースライン8の加工コストが増加し、生産性を悪化させるおそれがある。
フェースライン8の寸法等は、上記の通り定めることができるが、その溝深さGDが相対的に小さくなると、主に水分や泥といった異物をフェースライン8内に十分に収容しきれず、ひいては打球に十分なバックスピンが得られないおそれがある。よって、フェースライン8の溝深さGDは、好ましくは0.20mm以上、より好ましくは0.25mm以上、さらに好ましくは0.30mm以上が望ましい。逆に、フェースライン8の溝深さGDが相対的に大きくなると、加工が困難になって製造コストが上昇するおそれがある。よって、フェースライン8の溝深さGDは、好ましくは0.50mm以下、より好ましくは0.45mm以下、さらに好ましくは0.40mm以下が望ましい。
また、フェースライン8の溝幅GWが相対的に小さくなると、上記同様、主に水分や泥といった異物をフェースライン8内に十分に収容しきれず、ひいては打球に十分なバックスピンが得られないおそれがある。よって、フェースライン8の溝幅GWは、好ましくは0.30mm以上、より好ましくは0.40mm以上、さらに好ましくは0.50mm以上が望ましい。逆に、フェースライン8の溝幅GWが相対的に大きくなると、打撃面7の面積が低下するおそれがある。よって、フェースライン8の溝幅GWは、好ましくは0.90mm以下、より好ましくは0.80mm以下、さらに好ましくは0.70mm以下が望ましい。
さらに、隣り合うフェースライン8、8の溝間隔P(図3に示されるように、フェースライン8の溝幅GWの中心線8CL間の距離)が小さすぎると、打撃面7の面積が低下するおそれがある。よって、フェースライン8の溝間隔Pは、好ましくは1.8mm以上、より好ましくは1.9mm以上、さらに好ましくは2.0mm以上、特に好ましくは2.3mm以上、さらに好ましくは2.4mm以上、最も好ましくは2.5mm以上が望ましい。逆に、フェースライン8の溝間隔Pが大きくなると、排水効果が低下して雨天時のプレーにおいて、打球のバックスピン量が低下するおそれがある。よって、フェースライン8の溝間隔Pは、好ましくは4.3mm以下、より好ましくは4.1mm以下、さらに好ましくは4.0mm以下、特に好ましくは3.5mm以下、さらに好ましくは3.3mm以下、最も好ましくは3.2mm以下が望ましい。
フェースライン8の横断面積は、小さすぎるとフェース2上の排水効果が低下しやすく、逆に大きすぎると異物が詰まりやすくなる。このような観点より、フェースライン8の横断面積は、好ましくは0.08mm2以上、より好ましくは0.09mm2以上、さらに好ましくは0.10mm2以上が望ましく、また、好ましくは0.45mm2以下、より好ましくは0.40mm2以下、さらに好ましくは0.38mm2以下が望ましい。
図4に示されるように、フェースライン8の側壁8bの傾斜角度θは、好ましくは1度以上、より好ましくは3度以上、さらに好ましくは5度以上が望ましい。前記傾斜角度θが小さすぎると、ボールが傷つきやすくなる傾向がある。逆に、前記傾斜角度θが大きくなると、溝容積が低下する傾向がある。このような観点より、フェースライン8の側壁8bの傾斜角度θは、好ましくは30度以下、より好ましくは28度以下、さらに好ましくは25度以下が望ましい。
なお、図4(a)には、傾斜角度θが30度のもの、同図(b)には、傾斜角度θが1度の台形状の横断面を有するフェースライン8をそれぞれ示す。しかし、フェースライン8の横断面形状は、上述の台形状に限定されるものではなく、例えばV字状又は円弧状(ともに図示せず)など左右対称のものであれば種々の形状が採用できる。
また、図4に示されるように、フェースライン8の溝縁の丸み(円弧状の面取り)の曲率半径raは、好ましくは0.12mm以上、より好ましくは0.13mm以上、さらに好ましくは0.14mm以上が望ましい。該曲率半径raが小さくなると、ボールが傷つきやすくなる傾向がある。逆に、前記曲率半径raが大きくなると、ボールに対する摩擦力が低下するおそれがある。このような観点より、前記曲率半径raは、好ましくは0.40mm以下、より好ましくは0.38mm以下、さらに好ましくは0.36mm以下が望ましい。
なお、図4(a)に示されるように、フェースライン8の溝底8aと側壁8bとのコーナ部は鋭なままでも良いし、また図4(b)に示されるように、滑らかな円弧面で面取りされても良い。この場合、円弧の曲率半径rbも、好ましくは0.12mm以上、より好ましくは0.13mm以上、さらに好ましくは0.14mm以上が望ましい。該曲率半径rbが小さくなると、該コーナ部に異物が残存しやすくなる。逆に、前記曲率半径rbが大きくなると、フェースライン8の容積が低下して排水効果が低下するおそれがある。このような観点より、前記曲率半径rbは、好ましくは0.40mm以下、より好ましくは0.38mm以下、さらに好ましくは0.36mm以下が望ましい。
また、図5及びそのB−B拡大断面図である図6には、本発明の他の実施形態が示される。この実施形態において、前記フェース2は、打撃面7と、この打撃面7に凹設された少なくとも1本のフェースライン8とを含み、かつ、打撃面7には、フェースライン8よりも溝幅w及び溝深さdがともに小さい複数本の補助溝9がさらに設けられる。なお、図5には、理解しやすいように、補助溝9が誇張して描かれている。
本実施形態の補助溝9は、前記フェースライン8の表面を除いて、フェース2の実質的全域に設けられる。各補助溝9は、例えば一定の溝間隔でかつ互いに交差することなく設けられる。このような補助溝9は、インパクト時のボール表面(カバー)のひずみがフェースライン8付近に集中するのを防ぎ、該ひずみを広く分散させることによりボールへの傷付をより一層抑制しつつボールへの摩擦力を高めることができる。従って、打球に、より安定してバックスピンを与えることができる。
補助溝9の深さdは、0.005〜0.025mmが望ましい。該深さdが0.005mm未満の場合、打球時のボールのカバーに生じる歪を補助溝9に分散させ難くなる。とりわけ、補助溝9の深さdは、より好ましくは0.010mm以上、さらに好ましくは0.015mm以上が良い。他方、前記深さdが0.025mmを超えると、ゴルフ規則に違反するため好ましくない。
また、補助溝9の溝幅Wは、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.2mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.8mm以下が望ましい。該溝幅Wが小さくなると、ボールのカバーの歪を分散する効果が低下するおそれがあり、逆に溝幅Wが大きくなると、ボールが傷付きやすくなる。なお、補助溝9の縁に面取りがある場合、その溝幅Wは、面取りの円弧の外端間の距離として測定される。
本実施形態において、補助溝9は横断面が略円弧状で形成される。ただし、フェースライン8の横断面形状と同様に、溝底に向かって溝幅が小さくなる略台形状、V字状、円弧状又はこれらの組み合わせなど種々の形状が採用できる。また、本実施形態の補助溝9は、実質的に同心円をなす円弧状にのびているが、波状や直線状であっても良い。
次に、本実施形態のクラブヘッド1の製造方法の一例について述べる。
先ず、鍛造又は鋳造等により成形されたクラブヘッド1のフェース2に、前記粗面部7aを形成する工程が行われる。本実施形態では、図7(a)に示されるように、例えばミリーング等で仮仕上げされたフェース2に、金型D1を押圧するプレス工程が行われる。前記金型D1は、単一の平面をなす主面Cと、該主面Cから突出しかつ前記補助溝9の反転形状からなる凸部T1とを含む成形面を有する。そして、このような成形面を有する金型D1をフェース2に押し付けることにより、フェース2の表面には、補助溝9が凹設される。
次に、同図(b)に示されるように、補助溝9のみが形成されたフェース2に投射材pを照射するショットブラスト処理が行われる。これにより、フェース2の任意の領域を粗面部7aとして形成することができる。また、算術平均粗さRafは、投射材pの粒子径や投射時間及び/又は投射速度を変えることにより調節できる。なお、補助溝9の形成よりも先にショットブラスト処理を行うと、前記金型D1の主面Cによってフェース2の表面粗さが平滑化され粗面部7aが失われるため好ましくない。
次に、図8(a)に示されるように、粗面部7aに、刻印型D2を押し付けてフェースライン9を刻印する刻印工程が行われる。刻印型D2は、主面Cと、該主面Cから突出する凸部T2を含む成形面を有する。そして、刻印型D2の凸部T2をフェース2に対して垂直に押し込んでフェースライン8が刻印される。この際、刻印型D2は、凸部T2のみをフェース2に接触させる。即ち、刻印型D2の押し下げ量を規制することにより、刻印型D2の凸部T2、T2間の主面Cは、フェース2の表面と接触することなく該フェース2と隙間gを有した状態に保持される。
このような刻印工程により、フェースライン8を除いた粗面部7aの表面粗さを変えることなしにフェースライン8を刻印することができる。また、粗面部7aを形成した後にフェースライン8の刻印が行われることにより、該フェースライン8の縁やコーナ部のエッジなどを削ることなく見映え良く形成できる点でも好ましい。
また、刻印型D2の凸部T2の表面の算術平均粗さRatは、好ましくは0.03μm以上、より好ましくは0.05μm以上が望ましく、また、好ましくは0.2μm以下、より好ましくは0.15μm以下とするのが良い。このような表面粗さを有する凸部T2をフェース2に対して垂直に押し下げて刻印することにより、刻印と同時にフェースライン8の表面の算術平均粗さRa1を粗面部7aの算術平均粗さRafよりも小さくすることができる。
なお、刻印工程の後、フェースライン8の表面をさらに研磨して、その算術平均粗さRa1を調整しても良い。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は図示した具体的な実施形態に限定されるものではなく種々変形して実施しうるのは言うまでもない。例えば、刻印工程は、刻印型によるものではなく、例えばNC等の切削加工等で行われても良い。
図5及び表1に示す仕様に基づいて、ロフト角46度のアイアン型ゴルフクラブヘッド(ピッチングウエッジ)が試作され、それらについて性能がテストされた。また各クラブヘッドは、軟鉄(S25C)の鍛造により形成され、その後、先ずプレス加工にて補助溝を形成し、しかる後、ショットブラスト処理を行い、さらにその後、刻印型でフェースラインが刻印された。フェースライン及び補助溝の仕様は、次の通りであり、各例とも共通である。
<フェースラインの仕様>
溝深さGD:0.35mm
溝幅GW:0.70mm
溝間隔(溝中心線間の距離):3.5mm
横断面形状:台形状
横断面積:0.18mm2
側壁の傾斜角度:20度
溝の縁の円弧の曲率半径ra:0.14mm
<補助溝の仕様>
溝深さd:0.02mm
溝幅W:0.3mm
溝間隔(溝中心線間の距離):0.5mm
横断面形状:略半円状
補助溝の形状:図5に示す円弧状
<ショットブラスト>
投射材:平均粒径0.3mmの球状のスチールショット
吹き付け空気圧:0.3MPa
投射時間:10〜20秒(これにより、表面粗さの調節を行った)
<刻印工程>
刻印型の凸部の算術平均粗さ:0.05μm
また、テスト方法は次の通りである。
<打球のバックスピン量>
各クラブヘッドにスチールシャフトを装着してアイアン型のゴルフクラブを試作し、ハンディキャップ0〜9の10名のゴルファが各ゴルフクラブでそれぞれ芝長さ約15mmのフェアウエイ上に直接置かれた3ピースゴルフボールを30球ずつ打撃し、打球のバックスピン量が弾道追跡装置(ISGデンマーク社製の「トラックマン」)にて測定された。なお、各例とも、フェアウエイの乾燥状態と、湿潤状態(乾燥状態でのテスト後、フェースを洗浄し水分を拭き取らない状態)の双方のコンディションでテストが行われ、それぞれ最初の10球、次の10球、最後の10球と3つのパートに区分し、各パートのバックスピン量の平均値が計算された。30球の打撃を通してバックスピン量の低下が少ないものほど良好であることを示す。
<フェースラインへの異物の詰まり具合>
上記湿潤状態での打撃テストの後、フェースラインを肉眼で観察し、フェースライン内に泥が詰まっている部分の長さが測定された。評価基準は、次の通りである。
○:泥が詰まっている部分の合計長さが30mm未満
△:泥が詰まっている部分の合計長さが30mm以上かつ100mm未満
×:泥が詰まっている部分の合計長さが100mm以上
テストの結果等は表1に示される。
Figure 0005060408
テストの結果、実施例のクラブヘッドでは、バックスピン量の低下が少なくかつ異物の目詰まりも少ないことが確認できた。一方、比較例1では、バックスピン量の低下は少ないが、粗面部を有しないため、バックスピン量の絶対値自体が少ないことが分かる。このため、ピッチングウエッジに求められるコントロール性能に劣ることが分かる。また、比較例2では、フェースラインへの目詰まりがひどく、かつ、バックスピン量の低下も大きいことが確認できる。
本発明の一実施形態を示すゴルフクラブヘッドの正面図である。 そのA−A断面図である。 図2の要部拡大図である。 (a)及び(b)はフェースラインの実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示すゴルフクラブヘッドの正面図である。 そのフェースの拡大断面図である。 (a)及び(b)は本実施形態のゴルフクラブヘッドの製造方法を説明する断面図である。 (a)及び(b)は本実施形態のゴルフクラブヘッドの製造方法を説明する断面図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース
7 打撃面
7a 粗面部
7b 非粗面部
8 フェースライン

Claims (6)

  1. ボールを打撃するフェースを有するゴルフクラブヘッドであって、
    前記フェースは、打撃面と、この打撃面に凹設された少なくとも1本のフェースラインとを含み、
    前記打撃面は、表面の算術平均粗さRafが0.20〜0.55μmである粗面部を含むとともに、
    前記フェースラインの表面の算術平均粗さRa1が、前記粗面部の算術平均粗さRafよりも小さいことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記フェースラインの表面の算術平均粗さRa1が0.05〜0.20μmである請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記フェースラインの表面の算術平均粗さRa1と、前記粗面部の算術平均粗さRafとの比Ra1/Rafが0.10〜0.80である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. ロフト角が30〜70度のアイアン型である請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. ボールを打撃するフェースを有するゴルフクラブヘッドを製造する方法であって、
    前記フェースに、表面の算術平均粗さが0.20〜0.55μmをなす粗面部を形成する工程と、
    前記粗面部に、主面から突出する凸部を有する刻印型の前記凸部を押し込んで少なくとも1本のフェースラインを刻印する刻印工程とを含み、
    しかも前記刻印工程は、前記主面をフェースに接触させることなく前記凸部のみをフェースに押し込むことにより、フェースラインを除いて前記粗面部の表面粗さを変えることなくフェースラインを刻印することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  6. 前記凸部の表面の算術平均粗さRatが、0.03〜0.20μmである請求項5記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
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