JP2001327636A - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブヘッド及びその製造方法Info
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- JP2001327636A JP2001327636A JP2000151803A JP2000151803A JP2001327636A JP 2001327636 A JP2001327636 A JP 2001327636A JP 2000151803 A JP2000151803 A JP 2000151803A JP 2000151803 A JP2000151803 A JP 2000151803A JP 2001327636 A JP2001327636 A JP 2001327636A
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Abstract
とも一部に、気相コーティングによって形成されたコー
ティング層7により被覆されかつ十点平均粗さRzが
0.6〜35μmである粗面部9を具えることを特徴と
するゴルフクラブヘッド1である。
Description
を長期に亘って維持しうるゴルフクラブヘッドに関す
る。
クラブには、ボールを打球して遠くに飛ばすための飛距
離性能と目標位置に対して正確にボールを飛ばすコント
ロール性能とが要求される。中でも直接グリーンを狙う
機会の多いアイアン型のゴルフクラブにおいては、特に
かかる要求が強いものである。このような諸性能を向上
するための一つの手段として、打球に適度な量のバック
スピンを与えることが挙げられる。打球のバックスピン
量は、概ねゴルフクラブヘッドのフェース面の表面の性
状によってコントロールすることができる。例えばロフ
ト角の大きいいわゆるショートアイアンにあっては、フ
ェース面の表面粗さが大きいほど打球のバックスピン量
が大となり、グリーンに落下してからのボールの転がり
を減じ、コントロール性を向上しうる。
面に、研掃材を噴射、衝突させるショットブラスト等の
表面処理を施して微細な凹凸面を形成することにより、
該フェース面を所定の表面粗さで形成している。しかし
ながら、このようなフェース面では、繰り返してボール
を打球すると、その衝撃や打球時に土砂等の異物を噛む
ことなどにより、フェース面の前記微細な凹凸面が変形
してしまい、初期の表面粗さが失われ、継続して打球に
意図したバックスピン量を与えることができないという
問題がある。またフェース面にメッキや塗装を施しその
耐久性を向上させることも考えられるが、このようなメ
ッキ層や塗膜は一般的にその膜厚さが大となるため、フ
ェース面の前記凹凸部分を埋めてしまい表面粗さを維持
できないという問題がある。
研究を重ねた結果、気相コーティングによって形成され
るコーティング層が非常に薄膜でありかつ耐久性に優れ
る点を利用して、フェース面にこのコーティング層を施
しても該フェース面の所定の表面粗さが維持されうるこ
とを見出し本発明を完成させるに至った。以上のよう
に、本発明は、ボールを打撃するフェース面の少なくと
も一部に、気相コーティングによって形成されたコーテ
ィング層により被覆されかつ十点平均粗さRzが0.6
〜35μmである粗面部を形成することを基本として、
粗面部の表面粗さを長期に亘り維持しうるゴルフクラブ
ヘッドを提供することを目的としている。
載の発明は、ボールを打撃するフェース面の少なくとも
一部に、気相コーティングによって形成されたコーティ
ング層により被覆されかつ十点平均粗さRzが0.6〜
35μmである粗面部を具えることを特徴とするゴルフ
クラブヘッドである。特にアイアン型のゴルフクラブヘ
ッドにあっては、前記粗面部の十点平均粗さRzが3〜
35μmであることが望ましい。また前記気相コーティ
ングは、例えばCVD又はPVDを用いることが望まし
い。
−B−0601の規定に準拠して測定される。すなわ
ち、フェース面の粗さ曲線からその平均値の方向に基準
長さだけ抜き取り、この抜き取り部分の平均値から縦倍
率の方向に測定した最も高い山頂から5番目までの山頂
の標高の絶対値の平均と、最も低い谷底から5番目まで
の谷底の標高の絶対値の平均との和を求め、この値をマ
イクロメートルで表したものを十点平均粗さRzとして
いる。なお本例では測定個所は、フェース面の実質的な
打球部分であるバーチカルライン間の中央でかつフェー
ス溝を除いた粗面部上の位置としている。
13700〜35500HU(N/mm2 )であることが
望ましい。ここで、「ユニバーサル硬さ値」は、対面角
が136度をなす四角錐のダイヤモンド圧子を粗面部の
表面に所定の試験荷重をかけて押し込み、そのときの押
し込み深さを測定するとともに、試験荷重を、その試験
荷重で生じた圧痕(圧子の幾何学的形状から計算された
圧痕)の表面積で除した比率(式1参照)で表示する。 ユニバーサル硬さ値HU =試験荷重(N)/試験荷重下での圧痕の表面積(mm2 ) =F/26.43h2 …(1) ここで、Fは試験荷重(N)、hは試験荷重下での押し
込み深さ(mm)である。
測定には、(株)フィッシャー・インストルメンツの
「フィッシャースコープH100V(微小硬さ測定装
置)」を用い、試験荷重を0(N)から1Nまで60秒
かけて作用させ、試験荷重1N時の押し込み深さから計
算したものである。
硬さが良く知られている。しかしビッカース硬さは、ダ
イヤモンド圧子をフェース面の表面に所定の試験荷重を
かけて押し込んだ後、除荷した状態での圧子による圧痕
の表面積と前記試験荷重から求めた硬さである。このた
め、ビッカース硬さでは塑性変形しか考慮されておら
ず、とりわけコーティング層の弾性皮膜の弾性変形量な
どは考慮されない。本発明では、ビッカース硬さではな
くユニバーサル硬さ値を用いて荷重負荷状態での押し込
み深さを測定しているため、ビッカース硬さに比べて粗
面部、とりわけ小さい試験荷重としてコーティング層の
弾性硬さを含む粗面部の表面硬さをより正確に測定する
ことができる。なおビッカース硬さは、換言すれば傷付
きの硬さ値であるため、弾性変形及び塑性変形の双方の
要素を持っているユニバーサル硬さ値とは相関性がな
い。
ばボールを打撃するフェース面の少なくとも一部に、十
点平均粗さRzが0.6〜35μmの処理面を形成する
工程と、前記処理面に、この処理面の十点平均粗さRz
を実質的に維持する厚さのコーティング層を気相コーテ
ィングにより形成する工程とを含んで容易に製造するこ
とができる。
面に基づき説明する。図1は本実施形態のゴルフクラブ
ヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1
の正面図、図2は図1のA−A線端面図をそれぞれ示し
ている。図において、本実施形態のヘッド1は、前面に
ボールを打撃するフェース面2を有するヘッド本体部3
と、このヘッド本体部3のヒールh側に一体に形成され
図示しないシャフトが装着されるシャフト取付部4とを
含んで構成されている。
金からなる板状のフェース板5と、このフェース板5を
前面に配するフェース受け部6とを含んで構成したもの
を例示している。前記フェース板5を形成するチタン合
金には、本例ではTi−6Al−4Vを用いているがこ
れ以外のチタン合金、さらには他の合金等を用いること
もできる。またフェース板5は、略一定の厚さ、例えば
1mm以上、より好ましくは2mm以上の厚さを有する板状
をなし、前記フェース受け部6に接着、カシメ、溶接等
の適宜の固着手段にて配されている。そしてフェース板
5は、その表面により、前記フェース面2の実質的な有
効打球領域を含んでその主要部を構成している。なお前
記フェース受け部6は、本例では軟鉄或いはステンレス
鋼など前記フェース板5よりも比重が大の金属材料によ
り形成されており、ヘッド1の周辺に重量をより多く配
分することで慣性モーメントの増大を図っている。
側とヒールh側においてそれぞれ略垂直にのびるバーチ
カルラインL1、L2が設けられ、これらの間にて大凡
の打球エリアが視覚的に区画されている。そして、この
バーチカルラインL1、L2の間には、ヘッド1を規定
のライ角、ロフト角に合わせて水平面に載置した状態に
おいてトウt、ヒールh方向、すなわち略水平にのびる
フェース溝3が凹設されている。このフェース溝3は、
例えばフェース面2においてボール打撃時にボールとの
摩擦力を高めるのに役立つ。
撃するフェース部の少なくとも一部に、気相コーティン
グによって形成されたコーティング層7により被覆され
かつ十点平均粗さRzが0.6〜35μmである粗面部
9を具えている。本例では前記粗面部9が、前記バーチ
カルラインL1、L2、フェース面2の上縁2a、及び
フェース面2の下縁2bで囲まれる実質的な打球エリア
(ドットを付す)に形成されたものが例示され、通常に
打球した場合にはボールがこの粗面部9と確実に接触し
うるように形成される。
して製造しうる。先ず鋳造等により前記フェース板5、
前記フェース受け部6とをそれぞれ成形し両者を接合す
る。次に、フェース面2にバレル研磨、バフ研磨、サン
ドブラスト、ショットピーニング、グリットブラスト又
は液体ホーニング等を行い、フェース面2の打球エリア
に十点平均粗さRzが0.6〜35μmである処理面を
形成する。しかる後、この処理面に、該処理面の十点平
均粗さRzを実質的に維持する厚さの薄いコーティング
層7を気相コーティングにより形成して図3の如く前記
粗面部9を形成する。また必要により、フェース面2に
前記フェース溝3などを気相コーティングの前工程又は
後工程のいずれかで凹設する。
ティングや粉体コーティングなどでは困難である微細な
凹凸面へのコーティングを、この凹凸面を維持したまま
均一なコーティング厚さで行うことが可能であり、例え
ば、CVD(Chemical VaporDeposition 、化学的蒸着
法)、PVD(Physical Vapor Deposition 、物理的蒸
着法)等の蒸着法、拡散法といった気相法による表面改
質技術が挙げられる。前記CVDは、薄いコーティング
層を構成する材料の原料となるガス状の化合物をフェー
ス面2の表面で熱分解又は還元し析出被覆させて所望の
コーティング層を形成するもので、例えば化学反応を励
起させるエネルギーの相違によりプラズマCVD、レー
ザ励起CVD、光励起CVD等が挙げられ、さらには化
学反応が行われるチャンバー内の圧力の相違による常圧
CVDや減圧CVDなどが挙げられる。
ング、イオンプレーティング、イオンビーム蒸着、イオ
ン注入蒸着などが含まれうる。前記真空蒸着は、高真空
中で金属を加熱蒸発させ、蒸発原子をフェース面2に凝
固させてコーティング層7を形成する。またスパッタリ
ングは、不活性ガス(例えばアルゴンガス)を槽内に流
し、電極から数千ボルトの電圧をかけてグロー放電を起
こさせ、不活性ガスイオンを負に印加したターゲットに
衝突させ、飛散したターゲット物質をフェース面に凝固
させることによりコーティング層を形成しうる。さらに
イオンプレーティングは、加熱蒸発させた蒸発原子をア
ルゴングロー放電中でイオン化し負に印加したフェース
面に衝突させコーティング層を形成しうる。
うとする形状がフェース面2のように微細な凹凸を有し
ていると、該凹凸によって電荷がばらつくために均一な
めっき厚さを確保することが困難となり、かつ薄いコー
ティング層を形成するのが困難であるためフェース面に
意図的に形成した凹凸面がめっき層により埋められてし
まう。また無電解めっきにおいても液相であるため、本
実施形態のフェース面2の如く微細な凹凸面に均一にメ
ッキ層を形成することは困難である。これに対し、気相
コーティングでは、フェース面の凹凸に沿って均一な厚
さで薄膜を容易に形成できるため、例えばフェース面2
を所望の表面粗さとした後に気相コーティングを行って
も、前記表面粗さを維持しうる点で好ましい。また、気
相コーティングは、コーティング層7の厚さのコントロ
ールが容易で、防湿、防錆、防食等、数々の優れた特徴
を具える。
ェース面2に、気相コーティングによって形成されたコ
ーティング層7で被覆されかつ所定の表面粗さを有する
粗面部9が形成されているため、この粗面部9の表面粗
さをコーティング層7によって長期に亘って保護するこ
とができ、フェース面2の表面特性を長く維持すること
ができる。
0.6〜35μmであることが必要である。前記粗面部
9の十点平均粗さRzが0.6μm未満であると、フェ
ース面2が平滑化されてしまいボールとの十分な摩擦力
が得られ難く、十分なバックスピン量が得られない。逆
に粗面部9の十点平均粗さRzが35μmを超えると、
表面が過度に粗くなってボールを傷つける傾向があった
り、粗面部9に打撃痕が付き易くなるため好ましくな
い。特に直接グリーンを狙う機会の多いアイアン型のゴ
ルフクラブヘッドにあっては、より好ましいバックスピ
ン量を得るために、前記粗面部9の十点平均粗さRz
を、好ましくは3〜35μm、より好ましくは5〜35
μm、さらに好ましくは10〜35μm、より好ましく
は12〜35μm、特に好ましくは12〜20μmとす
ることが望ましい。
が13700〜35500HU(N/mm2 )、より好ま
しくは22400〜31100HU(N/mm2 )とする
ことが望ましい。前記コーティング層7のユニバーサル
硬さ値が13700HU(N/mm2 )未満であると、フ
ェース面の粗さ形状が塑性変形し易くスピン性能が変わ
り易いという不具合があり、逆に35500HU(N/
mm2 )を超えると、表面改質を行うベースの金属との硬
さが違いすぎる為、コーティング層7が剥がれ易くなる
傾向がある。
特に限定されるものではないが、該厚さが過小になる
と、摩耗によってコーティング層7が比較的早期に無く
なってしまい、フェース面2の表面粗さを長期に亘って
維持する効果が低下する傾向があり、逆に過大である
と、フェース面2の微細な凹凸を埋めてしまうなど所望
の表面粗さを維持できなくなる傾向がある。このような
観点より、前記コーティング層7の厚さは、例えば1〜
5μm、より好ましくは1.5〜4μm、さらに好まし
くは2〜3μmとするのが望ましいものである。また本
例ではコーティング層7を一層としているが、コーティ
ング材料が異なる複数の層で形成しても良い。
TiN、TiAlN、TiC、TiCN、CrN、Si
C、Si3 N4 、Al2 O3 、いわゆるDLC(ダイヤ
モンドライクカーボン)、BNなどを用いることがで
き、中でも、TiN、TiAlNなどが特に好ましい。
TiNは金属母材との密着性が良く、TiAlNは硬度
が大であり耐摩耗性に優れるためである。
2の全面積S2に占める粗面部9の全面積S1が小さす
ぎるとボールに十分なスピンを与え難くなる傾向があ
る。このような観点より、特に限定されるものではない
が、粗面部4の全面積S1とフェース面Fの全面積S2
との比(S1/S2)は、例えば0.5〜1.0、より
好ましくは0.6〜0.9、さらに好ましくは0.7〜
0.9とするのが望ましい。
ッド型のゴルフクラブのヘッド1を例示している。本例
では、ヘッド全体をチタン合金(Ti−6Al−4V)
により形成するとともに、フェース面2の略全域に前記
粗面部9を形成したものを例示している。ウッド型のゴ
ルフクラブの場合、アイアン型のゴルフクラブに比べて
バックスピン量が多すぎると、打球が吹け上がり飛距離
を失いやすく、逆に少な過ぎるとボールを十分に上げる
ことができないため、粗面部9の十点平均粗さRzは、
特に好ましくは3〜35μm、より好ましくは10〜2
5μm、さらに好ましくは12〜20μmであることが
望ましい。なお粗面部9のユニバーサル硬さ値HUなど
はアイアン型のゴルフクラブヘッドの場合と同様の範囲
で採用できる。
明する。Ti−6Al−4Vからなるフェース面を具え
るアイアン型のゴルフクラブヘッド(#5)に、ショッ
トブラストを行い、しかる後、CVDによりTiNのコ
ーティング層を形成し粗面部を有する複数種類のゴルフ
クラブヘッドを試作した(実施例1〜7)。そして、各
ヘッドに同一のシャフトを装着してアイアン型ゴルフク
ラブを試作するとともに、ヘッドスピードが36〜40
m/sのテスター5人により人工芝の上から各クラブで
100球づつ打球テストを行ない、打球前後の粗面部の
十点平均粗さを測定した。十点平均粗さの変化が少ない
ものほどフェース面の耐久性が高く良好である。また比
較のために、ショットブラストだけを行い、コーティン
グ層を形成していないヘッド(比較例1〜6)について
も併せて試作を行い性能を比較した。各ヘッドのフェー
ス面の十点平均粗さとテストの結果を表1に示す。
べて、打球前後の表面粗さが殆ど変化しておらず、優れ
た耐久性を維持していることが確認できた。
ブヘッドは、気相コーティングによって形成されたコー
ティング層で被覆されかつ所定の表面粗さを有する粗面
部が形成されている。このため、この粗面部の表面粗さ
をコーティング層によって保護することができ、フェー
ス面の耐久性を高めかつ長期に亘って打球に適度なスピ
ンを与えうる。
ーンを狙う機会の多いアイアン型のゴルフクラブヘッド
において粗面部の十点平均粗さを一定範囲に限定したと
きには、ボールにさらに最適なバックスピン量を与え、
打球のコントロール性能を向上できる。また請求項3記
載の発明の如く、粗面部のコーティング層のユニバーサ
ル硬さ値HUを一定範囲に限定したときには、粗面部の
耐久性をさらに向上でき、フェース面の表面粗さをより
長期に亘って維持することが可能となる。
フェース面の少なくとも一部に、十点平均粗さRzが
0.6〜35μmの処理面を形成する工程と、前記処理
面に、この処理面の十点平均粗さRzを実質的に維持す
る厚さのコーティング層を気相コーティングにより形成
する工程とを含んでゴルフクラブヘッドを製造すること
により、フェース面の耐久性に優れかつバックスピン量
を最適化しうるゴルフクラブヘッドを容易に形成でき
る。
例示する正面図である。
正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】ボールを打撃するフェース面の少なくとも
一部に、気相コーティングによって形成されたコーティ
ング層により被覆されかつ十点平均粗さRzが0.6〜
35μmである粗面部を具えることを特徴とするゴルフ
クラブヘッド。 - 【請求項2】前記粗面部は、十点平均粗さRzが3〜3
5μmであることを特徴とする請求項1記載のアイアン
型のゴルフクラブヘッド - 【請求項3】前記粗面部は、ユニバーサル硬さ値が13
700〜35500HU(N/mm2)であることを特徴
とする請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項4】前記気相コーティングが、CVD又はPV
Dである請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラ
ブヘッド。 - 【請求項5】ボールを打撃するフェース面の少なくとも
一部に、十点平均粗さRzが0.6〜35μmの処理面
を形成する工程と、 前記処理面に、この処理面の十点平均粗さRzを実質的
に維持する厚さのコーティング層を気相コーティングに
より形成する工程とを含むことを特徴とするゴルフクラ
ブヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000151803A JP2001327636A (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000151803A JP2001327636A (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001327636A true JP2001327636A (ja) | 2001-11-27 |
Family
ID=18657300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000151803A Pending JP2001327636A (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2001327636A (ja) |
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-
2000
- 2000-05-23 JP JP2000151803A patent/JP2001327636A/ja active Pending
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