JP5058623B2 - スピーカ装置、スピーカ駆動装置、およびそれらの制御方法 - Google Patents

スピーカ装置、スピーカ駆動装置、およびそれらの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、スピーカ装置とスピーカ駆動装置とからなる音響再生装置およびその制御方法に関し、詳しくは、スピーカ装置とスピーカ駆動装置とがスピーカ特性と電力を互いに送受信して音声信号を制御する音響再生装置およびその制御方法に関するものである。
従来、スピーカ装置の電気音響特性を補正する技術として、スピーカ装置の振動速度の検出信号を帰還して補正するモーショナルフィードバック(MFB)が知られている。
MFBを用いたスピーカ駆動装置では、帰還信号となる検出信号の位相回りによって発振を引き起こしやすい。下記特許文献1には、スピーカシステム内部に補正演算を行うDSP(Digital Signal Processor)とデジタルインターフェイスとを備えたスピーカシステムが開示されている。スピーカ装置の電気音響特性を補正するデータを予め入力信号に付加することによりMFBでの発信が解消される。
また従来、増幅回路の出力電流を許容以下に規制するスピーカ保護回路が知られている。スピーカ保護回路は、スピーカ装置を大音量で駆動した際のボイスコイルの発熱による断線等の事故を防止するための回路である。
従来のスピーカ保護回路においては、
抵抗器の降下電圧によってスピーカに印加される電流を検出しているため、電力が減少するという問題があった。また、効率の低下と共に歪み等が発生する恐れもある。
下記特許文献2では、音声増幅回路の出力段の出力抵抗に流れる信号電流を検出し、この検出された信号電流によって音量制御回路の音量を制御して出力電流を一定とするスピーカ駆動回路が開示されている。
特開平3−203498号公報 特開平8−172693号公報
しかしながら、特許文献1のスピーカ装置においては、スピーカ装置毎に電源供給する必要がある。そのため、例えば5.1チャネル構成のホームシアターシステムのようにスピーカ装置を複数構成にすると消費電力やコストが増加する。
また図11に示すように、信号源の出力信号はスピーカ装置を経由させてから増幅器へ入力する必要があるため信号の配線数が増加する。さらに、スピーカ装置内部の補正手段と入出力手段に電源供給する必要があるため電源の配線数が増加することにより配線が煩雑になる。
また、特許文献2に開示されたスピーカ保護回路においては、スピーカ駆動装置の出力に任意のスピーカ装置を接続した場合、スピーカ装置に最大入力電力を超えた電力を供給してしまう恐れがある。なぜなら、接続されたスピーカ装置の最大入力電力を認識する手段や出力電流の制限値を調節する手段が、スピーカ駆動回路にないためである。
上記課題を解決するため、本発明のスピーカ駆動装置は、
スピーカ装置に接続可能なスピーカ駆動装置であって、
入力音声信号に応じてパルス幅変調されたスイッチング信号を出力するデジタルアンプと、
前記デジタルアンプから出力されるスイッチング信号を低域濾波し、前記スピーカ装置に入力される出力音声信号を生成する低域濾波部と、
前記デジタルアンプに入力される入力音声信号の電気音響特性を補正する補正部と、
前記スピーカ装置から、前記スピーカ装置の電気音響特性データに係るデータ信号を受信する受信部と、
前記電気音響特性データにもとづいて前記デジタルアンプに入力される入力音声信号の電気音響特性を補正するように前記補正部を制御する制御部と、
前記デジタルアンプ、前記低域濾波部及び前記受信部の何れかと、前記スピーカ装置とを選択的に接続する選択部とを有し、
前記制御部は、
前記デジタルアンプと前記スピーカとを接続して、前記デジタルアンプから出力されるスイッチング信号を電源信号として前記スピーカ装置に供給するように、前記選択部を制御し、
前記受信部と前記スピーカ装置とを接続して、前記スピーカ装置から前記電気音響特性データに係るデータ信号を受信するように、前記選択部を制御し、
前記低域濾波部と前記スピーカ装置とを接続して、前記低域濾波部により生成される出力音声信号を前記スピーカ装置に供給するように、前記選択部を制御することを特徴とする。
本発明の音響再生装置によれば、
消費電力やコストの増加を抑えることができるとともに、配線数の増加を抑制することができる。
スピーカ装置の電気音響特性に応じた適正な特性補正をした忠実な再生や、最大入力電力を超えないよう出力制限した安全な再生をすることができる。
これらの効果は、スピーカ装置を複数構成にした場合やスピーカ装置を異なるものへ変更した場合に顕著になる。
以下、図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態における音響再生装置のブロック図である。
スピーカ駆動装置1とスピーカ装置2は、ケーブル7により接続される。スピーカ駆動装置1は、以下の構成を有する。音声入力部14には、信号源から音声信号が入力される。
入力された音声信号は、補正部13で所定の補正処理がなされる。
増幅部15は、補正部の出力をスピーカ装置2のスピーカ部16が駆動できるレベルに増幅する。
出力制限部27は、増幅部の出力電力を所定の制限値以下に制限する。
電源供給部6は、可聴帯域外の高周波の電源信号を出力する。
受信部12は、スピーカ装置2の送信部9が送信するデータ信号を受信する。
選択部4は、出力端子5(入出力部)に接続され、出力制限部、電力供給部、受信部と出力端子とを選択的に接続する。制御部3は、選択部4を制御するとともに、補正部13の補正特性や出力制限部27の制限値を設定する。
スピーカ装置2は以下の構成を有する。
スピーカ部16は、入力端子11から入力された音声信号を可聴音に変換する。
電気音響特性記憶部10は、スピーカ装置2自身の情報である電気音響特性データと最大入力電力データとを保存している。
記憶部10に保存された電気音響特性データと最大入力電力データの少なくとも何れかは、可聴帯域外の高周波成分からなるデータ信号に変換されて、送信部9よりスピーカ駆動部1に送信される。即ち、データ信号は、電気音響特性データと最大入力電力データに対応した信号である。
電源変換部8は、スピーカ駆動装置1の電源供給部6が出力する電源信号を送信部9の電源に変換する。電源変換部8は、フィルタ部としてのバンドパスフィルタ(BPF)、検波部及び蓄電部からなる。BPFを通して周波数帯が制限された電源信号は、検波部で直流信号に変換され、蓄積部に蓄積される。送信部9は、蓄積された直流信号を電源として、データ信号送信可能となる。
低域濾波部(LPF)17は、可聴帯域外の高周波を遮断する。
以下、図12に示す本実施形態における音響再生装置の処理フロー図を用いて、動作について詳細に説明する。
(第1のステップ)
スピーカ駆動装置1に電源投入開始(S101)されると、
制御部3は選択部4をBに接続するよう制御する。その結果、電源供給部6からケーブル7を介してスピーカ装置2の電源変換部8へ可聴帯域外の高周波の電源信号が供給される(電源信号供給処理(S102))。
スピーカ装置の電源変換部8は、入力された電源信号を濾波及び検波した後、電源信号の供給を示す直流信号として送信部9に供給する(検波出力処理(S104))。同時に、検波した直流信号を蓄電する(蓄電処理(S105))。このときスピーカ装置2に入力された高周波の電源信号は低域濾波部17により阻止されスピーカ部16へは入力されない。スピーカ部16の振動系による機械的もしくはインダクダンスによる電気的な高域阻止作用などにより、スピーカ部16へ高周波の電源信号を入力しても弊害が無い場合には低域濾波部17は不要である。
スピーカ駆動装置1は電源信号の供給を例えば1秒間保持する(電源供給保持処理(S103))。その結果、電源変換部8は、蓄電を完了させ、蓄電された電力は、送信部9へ電源として供給される。
(第2のステップ)
次に、制御部3は、選択部4をCに接続するよう制御し、電源信号の供給を終了するとともに受信部12がデータ信号の受信を開始する(電源供給終了処理(S204))。
このときスピーカ装置2の送信部9は、電源変換部8の検波出力が停止することにより電源信号の供給終了を検出する(電源供給終了検出処理(S205))。
スピーカ装置2は、電源信号の供給終了を検出すると、送信部9が電源変換部8の蓄電出力を電源として使用し、記憶部10に保存されたデータを読み出す。読み出されるデータには、スピーカ装置2の最大入力電力データが含まれる。さらに、読み出したデータを、可聴帯域外の高周波成分からなるデータ信号として入力端子11へ出力し、スピーカ駆動装置1にデータ信号を送信する(送信処理(S206))。
(第3のステップ)
スピーカ駆動装置はスピーカ装置2が送信処理(S206)により送信したデータ信号を、端子Cが選択されている選択部4を介して受信部12により受信する。受信部12は、受信したデータ信号をスピーカ装置2の電気音響特性データと最大入力電力データとして制御部3に出力する。制御部3は、取得したデータの有無や正当性を判断する(受信部受信完了(S307))。
受信完了を検出すると、制御部3は取得した電気音響特性データに対応する逆特性で音声信号を補正するよう補正部13の補正特性と設定する。また、制御部3は、最大入力電力データに対応しそれを超えないよう出力制限部27の制限値を設定する(受信完了後補正処理(S309))。
受信完了が検出されなかった場合は、制御部3は、例えば補正部13の補正特性を平坦特性とするように制御する(受信不可時補正処理(S308))。さらに、出力制限部27の制限値を増幅部15の最大出力電力とする(受信不可時出力制限処理(S312))。
制御部3は、受信完了後補正処理(S309)もしくは受信不可時補正処理(S308)により補正部13を制御したのち、選択部4が端子Aを選択するよう制御する。スピーカ駆動装置の音声入力部14へ入力された音声信号は、補正部13によりスピーカ装置2の電気音響特性に適した特性に補正され、増幅部15により増幅される。さらに、出力制限部27により最大入力電力を超えないよう出力制限されたのち、スピーカ装置2のスピーカ部16から放音される(音声出力処理(S311))。
以下の実施例において、上述した第1の実施形態と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
以下、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
図2は、第2実施形態における音響再生装置のブロックブロック図である。本実施形態は、スピーカ駆動装置1における出力制限部27は増幅部15への電源供給を制限することにより増幅部15の出力電力を制限することを特徴とする。
出力制限部27は、制御部3より指示されたスピーカ装置2の最大入力電力を超えないような増幅部15の出力電力の制限値に応じ、増幅部15に供給する電源電圧もしくは電源の過電流保護の制限値を決定する。これによりスピーカ装置2へ供給される電力が最大入力電力を超えないよう制限される。
以下、本発明に係る第3の実施形態について説明する。
図3は、第3実施形態における音響再生装置のブロックブロック図である。
本実施形態は、図1における出力制限部27により増幅部15の出力電力を制限する代わりに、補正部13による音量補正により増幅部15の出力電力を制限することを特徴とする。
制御部3は、補正部13を、スピーカ装置2の電気音響特性データに対応する逆特性で音声信号を補正するよう制御する。同時に、スピーカ装置2の最大入力電力データに対応して音量補正をすることにより増幅部15へ入力する音声信号の振幅を制限する。これにより増幅部15の出力信号がスピーカ装置2の最大入力電力を超えないよう制限される。
以下、本発明に係る第4の実施形態について説明する。
図4は、第4の実施形態における音響再生装置のブロックブロック図である。
本実施形態では、電源供給部6と選択部4の間にインピーダンス部29を配置し、電源信号出力にインピーダンスをもたせる。さらに、電源信号出力は、受信部12のデータ信号入力と接続されている。スピーカ装置2に配置されたスイッチング部28の動作により送信部9はデータ信号に応じて電源信号をスイッチングさせる。
制御部3は、スピーカ駆動装置1に電源が投入された後の所定時間、選択部4を端子Bの選択となるように制御する。出力端子5には、電源供給部6の出力にインピーダンスが付加された電源信号が出力され、ケーブル7を介してスピーカ装置2に電源信号が供給される。
スピーカ装置2に供給された電源信号は電源変換部8により蓄電され送信部9へ電源として供給される。送信部9は、送信可能な程度の電源が供給されると、スイッチング部28を記憶部10のデータに対応したON/OFF動作させることにより、記憶部10のデータ信号をデジタル信号としてスピーカ駆動装置1へ送信する。即ち、データ信号は、電源信号を電気音響特性データ及び/または最大入力電力データにもとづいて変換したパルス信号である。スピーカ駆動装置1の受信部がスイッチングされた電源信号で形成されたデータ信号を受信することにより、第1実施形態と同様に第3のステップが可能となる。本実施形態では、これまでの実施形態で用いられた、選択部4が端子Cを選択するよう制御する電源供給終了処理(S204)を省略し簡素化することができる。
以下、本発明に係る第5の実施形態について説明する。
図5は、第5の実施形態における音響再生装置のブロック図である。
増幅部15は、デジタルアンプであり、そのスイッチング出力信号は、選択部4の端子Bに出力される。スイッチング出力信号を低域濾波手段17により濾波して得た音声信号は、選択部4の端子Aに出力される。デジタルアンプにより構成された増幅部15は、可聴帯域外の高周波を音声信号によりパルス変調したスイッチング信号を出力する。
制御部3は、スピーカ駆動装置1に電源が投入された後の所定時間、選択部4を端子Bの選択となるよう制御する。出力端子5には、増幅部15が出力するスイッチング出力信号が可聴帯域外の高周波の電源信号として出力され、ケーブル7を介してスピーカ装置2に電源信号として供給される。
以下、第1実施形態と同様な動作が可能となり、図1におけるスピーカ駆動装置1の電源供給部6をなくし簡素化することができる。
以下、本発明に係る第6実施形態について説明する。
図6は、第6実施形態における音響再生装置のブロック図である。
スピーカ装置2における送信部は、スピーカ駆動装置1を操作する赤外線リモコン送信装置と同様の構成を有するリモコン送信部9であり、スピーカ駆動装置1における受信部は赤外線リモコン受信部12とする。
制御部3はスピーカ駆動装置1に電源が投入された後の所定時間、選択部4を端子Bぼ選択となるように制御する。出力端子5には、電源供給部6が出力する可聴帯域外の高周波の電源信号が出力されし、ケーブル7を介してスピーカ装置2に供給される。
スピーカ装置2に入力された高周波の電源信号は電源変換部8へ入力され、検波された出力が電源として送信部9に供給される。送信部9は電源が供給されると、記憶部10に保存されたスピーカ装置2の電気音響特性データおよび最大入力電力データを読み出して、データ信号として受信部12に赤外線送信する。このときデータ信号の送信はケーブル7を介さないため、電源変換部8の蓄電動作と通信の時分割制御が不要となる。
受信部12が受信したデータ信号は、スピーカ装置2の電気音響特性データおよび最大入力電力データとして制御部3に入力される。
制御部3は、電気音響特性データに対応する逆特性で入力音声信号を補正し、最大入力電力データに応じて増幅部15の出力電力を制限するよう補正部13を制御する。その後、制御部3は、選択部4を端子Aの選択状態となるように制御する。
以下、第1実施形態と同様に動作する。本実施形態では、図1におけるスピーカ駆動装置の選択部6およびスピーカ装置2の電源変換部8における蓄電部を省略でき、低コスト化することができる。
以下、本発明に係る第7の実施形態について説明する。
図7は、第7の実施形態における音響再生装置のブロック図である。マルチチャネル再生をするためにスピーカ装置2およびケーブル7を複数構成とするとともに、スピーカ駆動装置1における選択部4と増幅部12と出力端子5を複数構成としたことを特徴とする。
制御部3は、スピーカ駆動装置1に電源が投入された後の所定時間、選択部4(第1の選択部)および選択部18(第2の選択部)を、それぞれ端子B選択状態となるように制御する。出力端子5(第1の出力端子)および出力端子20(第2の出力端子)には、電源供給部6が出力する可聴帯域外の高周波の電源信号がそれぞれ出力される。ケーブル7(第1のケーブル)およびケーブル21(第2のケーブル)を介してスピーカ装置2(第1のスピーカ装置)およびスピーカ装置17(第2のスピーカ装置)にそれぞれ電源信号が供給される。
スピーカ装置2、17に入力された電源信号により電源変換部8、22への蓄電が完了する時期に、制御部3は、選択部4、18をそれぞれ端子Cの選択状態となるよう制御する。スピーカ装置2、17がそれぞれ送信する電気音響特性データおよび最大入力電力データに対応したデータ信号は、受信部12を介して電気音響特性制御部3に入力される。
制御部3は、スピーカ装置2、17の電気音響特性データに対応する逆特性で音声信号を補正し、最大入力電力データに応じて増幅部15の出力電力を制限するよう補正部13を制御する。選択部418は、それぞれ端子Aが選択されるように制御される。
以上により、スピーカ駆動装置1の音声入力部14、23へそれぞれ入力された音声信号は、補正部13によりスピーカ装置2、17のそれぞれの電気音響特性に適した特性に補正される。さらにそれぞれのスピーカ装置2、17の最大入力電力を超えないよう音量補正による出力制限されたのち、増幅部15、19により増幅され、スピーカ部16、24から放音される。
以下、本発明に係る第8の実施形態について説明する。
図8は、第8の実施形態における音響再生装置のブロック図である。出力端子5には、負荷となるスピーカ装置2が接続されたことを検出する接続検出部25が接続されている。
制御部3は、スピーカ駆動装置1に電源が投入された後の所定時間、もしくは接続検出部25により出力端子5にケーブル7を介して負荷となるスピーカ装置2が接続されたことが検出された後の所定時間、選択部4を端子Bの選択状態となるよう制御する。出力端子5には、電源供給部6が出力する可聴帯域外の高周波の電源信号が出力され、ケーブル7を介してスピーカ装置2に供給される。
以下、第1実施形態と同様な動作をする。
本実施形態によれば、スピーカ駆動装置1の電源を投入したままの状態でスピーカ装置2を交換した場合であっても、あらたに接続されたスピーカ装置の電気音響特性及び最大入力電力に適合した特性に入力音声信号を補正することができる。
以下、本発明に係る第9の実施形態について説明する。
図9は、第9の実施形態における音響再生装置のブロック図である。電源供給部6が出力する電源信号が可聴帯域外の低周波もしくは直流であることを特徴とする。
制御部3は、スピーカ駆動装置1に電源が投入された後の所定時間、選択部4を端子Bを選択するように制御する。出力端子5には、電源供給部6が出力する可聴帯域外の低周波もしくは直流の電源信号が出力され、ケーブル7を介してスピーカ装置2に供給される。
スピーカ装置2に入力された低周波の電源信号は、高域濾波部26により遮断されスピーカ部16へは入力されずに、電源変換部8へ入力される。電源変換部9で検波された出力が電源信号の供給を示す信号として送信部9に供給される。同時に、直流電圧に変換されて蓄電された出力が電源として送信部9に供給される。
以下、第1実施形態と同様な動作が行われる。
本発明に係る一実施形態における音響再生装置のブロック図である。 第2実施形態における音響再生装置のブロック図である。 第3実施形態における音響再生装置のブロック図である。 第4実施形態における音響再生装置のブロック図である。 第5実施形態における音響再生装置のブロック図である。 第6実施形態における音響再生装置のブロック図である。 第7実施形態における音響再生装置のブロック図である。 第8実施形態における音響再生装置のブロック図である。 第9実施形態における音響再生装置のブロック図である。 一般的な音響再生装置のブロック図である。 従来の音響再生装置のブロック図である。 本発明に係る一実施形態における音響再生装置の処理フロー図である。
符号の説明
1 スピーカ駆動装置
2 スピーカ装置
3 制御部
4 選択部
5 出力端子
6 電源供給部
7 ケーブル
8 電源変換部
9 送信部
10 記憶部
11 入力端子
12 受信部
13 補正部
14 音声入力部
15 増幅部
16 スピーカ部
17 低域濾波部
18 第2の選択部
19 第2の増幅部
20 第2の出力端子
21 第2のスピーカケーブル
22 第2の電源変換部
23 第2の音声入力部
24 第2のスピーカ部
25 接続検出部
26 高域濾波部
27 出力制限部
28 スイッチング部
29 インピーダンス部
S101 電源投入開始
S102 電源信号供給処理
S103 電源供給保持処理
S104 検波出力処理
S105 蓄電処理
S204 電源供給終了処理
S205 電源供給終了検出処理
S206 送信処理
S307 受信完了判断
S308 受信不可時補正処理
S309 受信完了後補正処理
S310 受信完了後出力制限処理
S311 音声出力処理
S312 受信不可時出力制限処理

Claims (4)

  1. スピーカ装置に接続可能なスピーカ駆動装置であって、
    入力音声信号に応じてパルス幅変調されたスイッチング信号を出力するデジタルアンプと、
    前記デジタルアンプから出力されるスイッチング信号を低域濾波し、前記スピーカ装置に入力される出力音声信号を生成する低域濾波部と、
    前記デジタルアンプに入力される入力音声信号の電気音響特性を補正する補正部と、
    前記スピーカ装置から、前記スピーカ装置の電気音響特性データに係るデータ信号を受信する受信部と、
    前記電気音響特性データにもとづいて前記デジタルアンプに入力される入力音声信号の電気音響特性を補正するように前記補正部を制御する制御部と、
    前記デジタルアンプ、前記低域濾波部及び前記受信部の何れかと、前記スピーカ装置とを選択的に接続する選択部とを有し、
    前記制御部は、
    前記デジタルアンプと前記スピーカとを接続して、前記デジタルアンプから出力されるスイッチング信号を電源信号として前記スピーカ装置に供給するように、前記選択部を制御し、
    前記受信部と前記スピーカ装置とを接続して、前記スピーカ装置から前記電気音響特性データに係るデータ信号を受信するように、前記選択部を制御し、
    前記低域濾波部と前記スピーカ装置とを接続して、前記低域濾波部により生成される出力音声信号を前記スピーカ装置に供給するように、前記選択部を制御することを特徴とするスピーカ駆動装置。
  2. 前記スピーカ装置が接続されたことを検出する接続検出部を有し、
    前記制御部は、前記接続検出部の出力にもとづいて、前記選択部を制御することを特徴とする請求項1記載のスピーカ駆動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスピーカ駆動装置に接続可能なスピーカ装置であって、
    前記スピーカ駆動装置から受信した電源信号を直流信号に変換する電源変換部と、
    前記スピーカ装置の電気音響特性データを記憶する記憶部と、
    前記直流信号を電源として、前記電気音響特性データを前記記憶部より読み出して、前記スピーカ駆動装置にデータ信号として送信する送信部とを有することを特徴とするスピーカ装置。
  4. 前記電源変換部は、前記電源信号の周波数帯を制限するフィルタ部、前記フィルタ部を通した電源信号を直流信号に変換する検波部及び該検波部を通した電源信号を蓄積する蓄電部とからなることを特徴とする請求項3に記載のスピーカ装置。
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